JPH03228458A - 通信パラメータの統計処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ蓄積交換装置から出力される通信
パラメータの統計処理を行う通信パラメータの統計処理
装置に関する。

（従来の技術） 従来、第７図に示すようなこの種のファクシミリ蓄積交
換装置２は、回線保有時間やエラーの有無等の通信パラ
メータの統計処理を本装置とは別の演算処理装置を用い
て行わせるべく、第３図に示すような通信パラメータを
一覧とした通信ジャーナルリストをプリンタ装置３から
出力したり、成るいはフロッピーディスク７へ出力する
機能を持っていた。このため、オペレータは前記通信ジ
ャーナルリストを見て通信パラメータを拾い出し、これ
を別置の演算処理装置５に入力して前記統計処理を行わ
せ、その処理結果をプリンタ装置６に出力させなければ
、前記通信パラメータの統計処理結果を得ることが出来
ず、通信パラメータの統計処理に手間及び時間がかかる
という欠点があった。又、通信パラメータをフロッピー
ディスク７へ出力させる場合にも、オペレータは前記フ
ロッピーディスク７を前記演算処理装置５のフロッピー
ディスクドライブ（図示せず）に装着して前記通信パラ
メータを装置５に読み込ませた後、所定の統計処理を行
なわせるべく、装置５の操作を行わなければならず、や
はり通信パラメータの統計処理に手間及び時間がかかる
という欠点があった。

そこで、上記欠点を回避すべく、ファクシミリ蓄積交換
装置自体に統計処理用のプログラムを組込む方法や、又
は他の方法として専用のハードウェアを組込んみ、ここ
に通信パラメータ等のデータを送り込んで、前記統計処
理を装置自体にやらせてしまうということも考えられる
が、前者の方法ではファクシミリ蓄積交換装置のＣＰＵ
の負担が増加するという問題が生じ、後者の方法ではハ
ードウェアを付加すると共に、これに対応したソフトウ
ェアの改造を行わなければならないという問題があった
。

（発明が解決しようとする課題） 上記の如〈従来のファクシミリ蓄積交換装置では、通信
パラメータの統計処理を自身で行うことができないため
、この装置から出力される通信パラメータを一覧とした
通信ジャーナルをオペレータが見て、前記通信パラメー
タを別設の演算処理装置に入力して統計処理を行わなけ
ればならず、手間及び時間がかかるという欠点があった
。成るいは、前記ファクシミリ蓄積交換装置からフロッ
ピーディスクに出力される通信パラメータを、このフロ
ッピーディスクを前記演算処理装置のフロッピーディス
クドライブに装着して、前記通信パラメータをこの演算
処理装置に読み込ませた後に、前記統計処理を行わせな
ければならず、やはり手間及び時間がかかるという欠点
があった。

そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、オペレー
タに負担をかけることなく且つ既存の装置を改造するこ
となく、通信パラメータの統計処理を容易且つ短時間に
行うことができる通信パラメータの統計処理装置を提供
することを目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の通信パラメータの統計処理装置は、ファクシミ
リ蓄積交換装置から出力される印字データを情報処理し
得る形に変換する第１のデータ変換手段と、本装置によ
る演算処理結果を記憶する記憶手段と、前記第１のデー
タ変換手段から出力されたデータから通信パラメータを
切り分けて抽出するデータ切り分け手段と、このデータ
切り分け手段により抽出された通信パラメータと前記記
憶手段から読み出した既存の演算処理結果とに所定の統
計的演算処理を施して新たな演算結果を算出する演算手
段と、この演算手段によって算出された演算結果を前記
記憶手段に所定の形で書き込むデータ書き込み手段と、
前記記憶手段から前記演算処理結果を所定のタイミング
又は別途与えられる指示に従って読み出すデータ読み出
し手段と、このデータ読み出し手段によって前記記憶手
段から読み出された演算処理結果を出力する出力手段と
を具備した構成を有する。

（作用） 本発明の通信パラメータの統計処理装置において、第１
のデータ変換手段はファクシミリ蓄積交換装置から出力
される印字データを情報処理し得る形に変換する。記憶
手段は本装置による演算処理結果を記憶する。データ切
り分け手段は前記第１のデータ変換手段から出力された
データから通信パラメータを切り分けて抽出する。演算
手段は前記データ切り分け手段により抽出された通信パ
ラメータと前記記憶手段から読み出した既存の演算処理
結果とに所定の統計的演算処理を施して新たな演算結果
を算出する。データ書き込み手段は前記演算手段によっ
て算出された演算結果を前記記憶手段に所定の形で書き
込む。データ読み出し手段は前記記憶手段から前記演算
処理結果を所定のタイミング又は別途与えられる指示に
従って読み出す。出力手段は前記データ読み出し手段に
よって読み出された演算処理結果を出力する。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の通信パラメータの統計処理装置の一実施
例を示したブロック図である。

１は通信パラメータの統計処理装置で、通信パラメータ
の統計処理及び装置全体の制御を行う中央処理装置（Ｃ
ＰＵ）１１、このＣＰＵＩＩに各種データ及び機能指定
等を入力するキー人力部１２、ファクシミリ蓄積交換装
置２から入力される通信ジャーナル等の印字データをＣ
ＰＵＩＩ等で処理し得るような元の意味のあるデータに
変換してＣＦＵＬＬに出力するインターフェース１３、
ｃｐＵｌｌにて処理されるデータ及びその処理結果等を
表示する表示装置１４、ＣＰＵＩＩにて処理された統計
処理結果及びインターフェース１３を介して入力された
データ等を記憶する記憶装置１５、ＣＰＵＩＩから出力
されるデータを画像データに変換するデータ変換部１６
、このデータ変換部１６から入力される画像データを任
意のファクシミリ端末装置に回線８を介して送信するフ
ァクシミリ送信装置１７、ＣＰＵ１１から出力されるデ
ータをプリンタ装置３にて印字し得る文字列データに変
換してプリンタ装置３に出力するインターフェース１８
を有している。２は通信パラメータの統計処理装置１に
文字列データの形で通信パラメータを出力するファクシ
ミリ蓄積交換装置、３は通信パラメータの統計処理装置
１から出力される統計処理結果等を印字して出力するプ
リンタ装置、４はファクシミリ蓄積交換装置２に付設さ
れるファクシミリ端末装置である。

ここで、インターフェース１３は第１のデータ変換手段
を、記憶装置１５は記憶手段を、ＣＰＵ１１はデータ切
り分け手段、演算手段、データ書き込み手段及びデータ
読み出し手段を、インターフェース１８とプリンタ装置
３又はデータ変換部１６とファクシミリ送信装置１７は
出力手段を構成している。又、インターフェース１８は
第２のデータ変換手段を、プリンタ装置３は印字手段を
、データ変換部６は第３のデータ変換手段を、ファクシ
ミリ送信装置１７はファクシミリ送信手段を構成してい
る。

次に本実施例の動作について説明する。ファクシミリ蓄
積交換装置２は第３図に示すような各種通信パラメータ
を例えばこの図のような通信ジャナルの形（文字列デー
タ）にしてインターフェース１３に出力する。インター
フェース１３は入力される文字列データをＣＰｔ、’１
１にとって意味のある元のデータに変換してＣＰＵ１１
に出力する。ＣＰＵ１１は入力されたデータを記憶装置
１５に記憶すると共に、この入力されたデータを切り分
けて抽出した通信パラメータと記憶装置１５に記憶され
ている既存の統計処理結果を用いて、・例えばエラーの
時間別発生率、チャネル別の通信数及びエラーコード別
の発生数等を求める統計処理を行い、その結果を記憶装
置１５に所定の形で記憶する。更に、ＣＰＵＩＩはキー
人力部１２からの指示等により、前記統計処理結果を第
４図乃至第６図に示すようなグラフ化若しくは作表化す
る処理を行って、これらグラフ化又は作表化データを記
憶装置１５に出力する。

ＣＰＵＩＩは上記のような統計処理を終了すると、予め
キー人力部１２から指示された統計処理結果を記憶装置
１５から読み出し、これをインターフェース１８により
文字列データに変換してプリンタ装置３に出力する。プ
リンタ装置３は入力された前記統計処理結果を記録紙に
印字して出力する。又、ＣＰＵＩＩはキー人力部１２よ
り予め指定された宛先の端末装置にファクシミリ送信袋
２１７を介して電話をかけ、回線が接続されると記憶装
置１５から前記統計処理結果を読み出してデータ変換部
１６に出力する。データ変換部１６は入力された統計処
理結果データを画像データに変換した後、これらデータ
をファクシミリ送信装置１７に供給する。ファクシミリ
送信装置１７は入力された画像データを宛先の端末装置
（例えば他のセンタのファクシミリ端末装置４〉に送信
する。この場合他のセンタのファクシミリ端末装置４は
受信した前記統計処理結果を記録紙に印字して出力する
。この場合における他のセンタのオペレータは出力され
た統計処理結果をみてこれを確認し、必要があれば自セ
ンタの諸種の設定変更等を行なう。尚、上記ＣＰＵ１１
は、インターフェース１３から入力されるデータ、統計
処理対象データ、統計処理結果及び出力対象データ等を
漸次表示装置１４に表示する制御をも行うものとする。

通常は、通信パラメータの統計処理装置１及びプリンタ
装置３はファクシミリ蓄積交換装置２の近辺に置くため
、ファクシミリ蓄積交換装置２（ＩＩのオペレータはプ
リンタ装置３から出力される前述の統計処理結果を見て
、ファクシミリ蓄積交換装置２側の各種設定変更等を行
うことができる。

尚、ＣＰＵＩＩはキー人力部１２がらの指示により、イ
ンターフェース１３から入力される生データをインター
フェース１８を介してプリンタ装置３に出力させるが、
これに代って、あるいはこれに加えて、データ変換部１
６及びファクシミリ装置１７を介して自らのセンタのフ
ァクシミリ端末４へ出力させることもできる。自らのセ
ンタのファクシミリ端末４を宛先として送信すればよい
。

第２図は第１図に示したＣＰＵＩＩの動作の概略を示し
たフローチャートである。先ず、ステップ２０１にて印
字データをインターフェース１３を介して元の意味ある
データに変換して入力した後、ステップ２０２にて入力
されたデータの認識及び切り分け処理（通信パラメータ
等を拾い出す）を行うと共に記憶装置１５から既存の統
計処理結果を読み出した後、ステップ２０３にて前記通
信パラメータと既存の統計処理結果に基づいてグラフ化
を含めた各種統計処理を行い、その結果を記憶装置１５
に記憶する。次にステップ２０４にて記憶装置１５に記
憶されている統計処理結果をプリンタ装置３又はファク
シミリ端末装置４等に出力して、処理を終了する。

本実施例によれば、ファクシミリ蓄積交換装置２は通信
ジャーナル等を印字データの形で通信パラメータ統計処
理袋７１Ｆ１に出力すれば、以降、この通信処理パラメ
ータ統計処理装２１は自動的に各種統計処理を行ってそ
の結果を記憶装置１５に保存すると共に、更に前記統計
処理結果をプリンタ装置３に出力したり成るいはファク
シミリ端末装置４に出力するため、オペレータは従来の
ように通信パラメータを別の演算処理装置に入力したり
、成るいは通信パラメータが保持されているフロッピー
ディスクを前記演算処理装置に装着する等の作業を行う
必要がなくなり、通信パラメータの統計処理を迅速且つ
容易に行うことができる。

又、文字データを出力するプリンタ装置３に第４図乃至
第６図に示すようなグラフ化した統計情報を出力するの
は従来から困難であったが、本装置はファクシミリ端末
４に前記グラフ化した統計情報を送信して出力させるこ
とができる。更に、ファクシミリ蓄積交換装置２からみ
れば従来接続していたプリンタの代わりに前記通信パラ
メータ統計処理装置１を接続するだけで、前記統計処理
を行わせることができるため、ファクシミリ蓄積交換装
置２自体に対するソフトウェア上及びハードウェア上に
て基本的に何等の改変を行う必要がなく、既存のシステ
ムに容易に適用して、上記効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上記述した如く本発明の通信パラメータの統計処理装
置によれば、オペレータに負担をかけることなく且つ既
存の装置を改造することなく、通信パラメータの統計処
理を容易且つ短時間に行うことができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の通信パラメータの統計処理装置の一実
施例を示したブロック図、第２図は第１図に示したＣＰ
Ｕの動作手順を示したフローチャート、第３図は第１図
に示したファクシミリ蓄積交換装置から出力される通信
ジャーナルの一例を示した図、第４図乃至第６図は第１
図に示したＣＰＵにて行われる統計処理結果をグラフ化
した例を示した図、第７図は従来の統計処理システムを
説明する図である。 １・・・通信パラメータの統計処理装置２・・・ファク
シミリ蓄積交換装置 ３・・・プリンタ装置 ４・・・ファクシミリ端末装置 １１・・・ＣＰＵ　　　　　１２・・・キー人力部１３
．１８・・・インターフェース １５・・・記憶装置　　　１６・・・データ変換部１７
・・・ファクシミリ送信装置

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファクシミリ蓄積交換装置から出力される印字デ
   ータを情報処理し得る形に変換する第１のデータ変換手
   段と、本装置による演算処理結果を記憶する記憶手段と
   、前記第１のデータ変換手段から出力されたデータから
   通信パラメータを切り分けて抽出するデータ切り分け手
   段と、このデータ切り分け手段により抽出された通信パ
   ラメータと前記記憶手段から読み出した既存の演算処理
   結果とに所定の統計的演算処理を施して新たな演算結果
   を算出する演算手段と、この演算手段によつて算出され
   た演算結果を前記記憶手段に所定の形で書き込むデータ
   書き込み手段と、前記記憶手段から前記演算処理結果を
   所定のタイミング又は別途与えられる指示に従って読み
   出すデータ読み出し手段と、このデータ読み出し手段に
   よって前記記憶手段から読み出された演算処理結果を出
   力する出力手段とを具備して成ることを特徴とする通信
   パラメータの統計処理装置。
2. （２）出力手段は、読み出し手段によって読み出された
   演算処理結果を印字データに変換する第２のデータ変換
   手段と、この第２のデータ変換手段から出力される印字
   データを用紙に印字して出力する印字手段を具備して成
   ることを特徴とする請求項（１）記載の通信パラメータ
   の統計処理装置。
3. （３）出力手段は、読み出し手段によって読み出された
   演算処理結果を画像データに変換する第３のデータ変換
   手段と、この第３のデータ変換手段から出力されるデー
   タを回線を介して任意のファクシミリ装置に送信するフ
   ァクシミリ送信手段とを具備して成ることを特徴とする
   請求項（１）記載の通信パラメータの統計処理装置。