JPH0322815Y2 - - Google Patents

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JPH0322815Y2
JPH0322815Y2 JP1987059096U JP5909687U JPH0322815Y2 JP H0322815 Y2 JPH0322815 Y2 JP H0322815Y2 JP 1987059096 U JP1987059096 U JP 1987059096U JP 5909687 U JP5909687 U JP 5909687U JP H0322815 Y2 JPH0322815 Y2 JP H0322815Y2
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JP
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power line
lamp
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wire
flange
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JP1987059096U
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、投光器等の照明器具に関するもの
である。
〔背景技術〕
第6図に示すように、一端に開口50を有する
筒状の器具本体51と、この器具本体51内に設
けられてランプ52が装着されることにより前記
開口50を閉塞させるランプソケツト53とを備
えた照明器具は、使用時に内部が防水密閉または
閉塞された状態になるため、器具本体51の内部
の温度上昇が大きくなる。とくにワツト数の割に
器具本体51の容積が小さい照明器具は顕著であ
る。
この場合、この照明器具は、電源線54を防水
パツキン55を介して器具本体51の底部より内
部に引込みランプソケツト53に直接接続してい
るため、点灯時の温度上昇により器具本体51内
の温度が電源線54の許容温度を越えて電源線5
4が劣化し、安全性に欠けるという問題があつ
た。
これに対して、器具本体51の容積を大きくし
たり、器具本体51の外部に放熱フインを付けて
も大きな効果が得られない反面、照明器具が必要
以上に大きくなつたり、外観上の見栄えが悪くな
るという欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、器具外観を損なうことなく
また必要以上に大きくすることなく電源線の温度
上昇を抑えることができる照明器具を提供するこ
とである。
〔考案の開示〕
この考案の照明器具は、一端に開口を有する筒
状であつて電源線引込用の孔を底部に形成した器
具本体と、この器具本体内に設けられてランプが
装着されることにより前記ランプで前記開口を閉
塞させるランプソケツトと、前記器具本体の前記
孔を貫通する筒部を有し前記器具本体の底部の内
面に取付けられるフランジを有し前記ランプソケ
ツトの引出線が通る挿通孔を前記筒部の前記フラ
ンジ側に形成するとともに電源線引込口を前記筒
部の外端側に形成しかつ前記挿通孔と前記電源線
引込口との間に前記引出線と電源線の結線部を収
納した断熱性かつ絶縁性で硬質の被覆部材と、前
記電源線引込口を挿通させる電源線挿通孔を底部
に有して前記筒部を被覆した筒状の放熱カバー
と、前記フランジと前記器具本体の前記底部との
間および前記筒部の外端と前記放熱カバーの前記
電源線挿通孔の縁部との間にそれぞれ介在された
パツキンとを備えたものである。
この考案の構成によれば、被覆部材のフランジ
と器具本体の底部との間および被覆部材の筒部の
外端と放熱カバーの電源線挿通孔の縁部との間に
それぞれパツキンを介在したため、容易に防水性
を確保できる。また被覆部材に電源線と引出線と
の結線部を収納した被覆部材の筒部を外部に突出
するとともに筒部を放熱カバーで被覆したため、
放熱性を高めることができ、電源線の温度上昇を
抑制することができる。さらに断熱性かつ絶縁性
で硬質の被覆部材と放熱カバーとで二重絶縁構造
となるのでアースを取る必要がなくなる。しか
も、器具外観を損なうことがなく、また器具を必
要以上に大きくすることもない。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基
づいて説明する。すなわち、この照明器具は、一
端に開口1を有する筒状であつて電源線引込用の
孔12を形成した器具本体2と、この器具本体2
内に設けられてランプ3が装着されることにより
ランプ3で開口1を閉塞させるランプソケツト4
と、器具本体2の孔12を閉塞する状態に取付け
られてランプソケツト4の引出線6が通ることに
より閉じられる挿通孔7を器具本体2内に臨ませ
るとともに電源線引込口8を器具本体2の外部に
露出して挿通孔7と電源線引込口8との間に引出
線6と電源線9の結線部23を収納した断熱性の
被覆部材10とを備えている。
前記器具本体2は、照射方向可変可能な接手1
1を側面に設けて、被取付部材(図示せず)に取
付けられる投光器を実施例としている。また器具
本体2の開口1の縁部にランプパツキン17が取
付けられ、器具本体2の底部5の中心に前記孔1
2を形成している。
前記ランプソケツト4は、ソケツト保持板13
の穴部に摺動自在に嵌合され、ソケツト保持板1
3とランプソケツト4の底部に設けたばね受け1
4との間にコイルばねで構成したばね15を介在
して、ランプソケツト4のランプ挿入側の係止部
16をソケツト保持板13に係止している。ソケ
ツト保持板13が器具本体2内の所定位置にねじ
(図示せず)等により固定され、開口1よりラン
プ3が挿入されてランプソケツト4にねじ込まれ
る途中でランプ3がランプパツキン17に当接
し、この状態でさらにねじ込むとばね15が圧縮
されてランプ3がランプパツキン17に密着し、
このため器具本体2の開口1がランプ3により閉
塞されかつ防水される。またランプソケツト4の
底部側よりばね受け14を通して引出線6が引き
出されている。
前記被覆部材10は、樹脂等の伝熱性の低いす
なわち断熱性の絶縁材料で形成され、第4図およ
び第5図に示すように、一端にフランジ18を有
する筒状体であつて、筒部19のフランジ18側
の外周に雄ねじ20を形成している。またフラン
ジ18に複数の取付孔21を形成するとともに、
筒部19のフランジ18側の端部に引出線6のシ
リコンチユーブを実施例とする絶縁被覆22を剥
がした心線24の径にほぼ等しい内径を有する一
対の挿通孔7を形成し、他端側の電源線引込口8
はやや大径に形成され、電源線引込口8に一対の
ワツシヤ27の間にはさまれた電源線パツキン2
5を挿入している。フランジ18は器具本体2の
底部5の内面にパツキン28を介して当接され、
固定用ねじ31により底部5に固定され、筒部1
9は器具本体2の外部に突出する。また筒部19
を被覆する放熱カバー29がその内面の雌ねじ2
6を雄ねじ20に螺合することにより筒部19に
取付けられ、同時に放熱カバー29の電源線挿通
孔30の縁部でワツシヤ27を押すことにより電
源線パツキン25を圧縮して電源線9に密着す
る。
前記電源線9はビニルコード、キヤブタイヤコ
ード、ゴムキヤブタイヤコード等を実施例として
いる。
この照明器具の組み立てについて説明すると、
第2図に示すように、ランプソケツト4の引出線
6の心線24を挿通孔7に通して電源線引込口8
より外部に引出す一方、パツキン28、放熱カバ
ー29、ワツシヤ27および電源線パツキン25
を通した電源線9と心線24とを接続金具を実施
例とする結線部23により接続した後、心線24
をランプソケツト4側に引き出して結線部23を
被覆部材10内に収納し、筒部19に放熱カバー
29をねじ込むことによりワツシヤ27を押して
電源線パツキン25を圧縮する。さらに第3図に
示すように、電源線9に通された器具本体2に被
覆部材10を開口1側から挿入して放熱カバー2
9を孔12から突出しパツキン28およびフラン
ジ18を器具本体2の底部5の内面に密着し固定
用ねじ31で固着する。また器具本体2内にラン
プソケツト4を固定する。
この実施例によれば、被覆部材10のフランジ
18と器具本体2の底部5との間および被覆部材
10の筒部19の外端と放熱カバー29の電源線
挿通孔30の縁部との間にそれぞれパツキン2
5,28を介在したため、容易に防水性を確保で
きる。また被覆部材10に電源線9と引出線6と
の結線部23を収納した被覆部材10の筒部19
を外部に突出するとともに筒部19を放熱カバー
29で被覆したため、放熱性を高めることがで
き、電源線9の温度上昇を抑制することができ、
たとえば一般の電線を使用することができる。さ
らに断熱性かつ絶縁性で硬質の被覆部材10と放
熱カバー29とで二重絶縁構造となるのでアース
を取ることなく、安全を図れる。しかも、器具外
観を損なうことがなく、また器具を必要以上に大
きくすることもない。
さらに電源線9、被覆部材10、放熱カバー2
4およびランプソケツト4を接続した状態でユニ
ツトとして器具本体2の開口1側より挿入してフ
ランジ18を器具本体2に取付けることにより固
定することができるため、組立容易になる。
前記実施例は、ランプ3が器具本体2の開口1
に密着したが、単に閉塞するものでもよい。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具によれば、断熱性の被覆部
材にランプソケツトの引出線が通ることにより閉
じられる挿通孔を形成するとともに被覆部材の内
部に引出線と電源線の結線部を収納したため、器
具本体内が温度上昇しても被覆部材の断熱作用に
より電源線の温度上昇を抑えることができる。し
かも、器具外観を損なうことがなくまた器具を必
要以上に大きくすることもないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の半断面図、第2
図および第3図は内部部品の分解斜視図、第4図
は被覆部材の断面図、第5図はその斜視図、第6
図は従来例の破断面図である。 1……開口、2……器具本体、3……ランプ、
4……ランプソケツト、5……底部、6……引出
線、7……挿通孔、8……電源線引込口、9……
電源線、10……被覆部材、12……孔、18…
…フランジ、19……筒部、23……結線部、2
5,28……パツキン、29……放熱カバー、3
0……電源線挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に開口を有する筒状であつて電源線引込用
    の孔を底部に形成した器具本体と、この器具本体
    内に設けられてランプが装着されることにより前
    記ランプで前記開口を閉塞させるランプソケツト
    と、前記器具本体の前記孔を貫通する筒部を有し
    前記器具本体の底部の内面に取付けられるフラン
    ジを有し前記ランプソケツトの引出線が通る挿通
    孔を前記筒部の前記フランジ側に形成するととも
    に電源線引込口を前記筒部の外端側に形成しかつ
    前記挿通孔と前記電源線引込口との間に前記引出
    線と電源線の結線部を収納した断熱性かつ絶縁性
    で硬質の被覆部材と、前記電源線引込口を挿通さ
    せる電源線挿通孔を底部に有して前記筒部を被覆
    した筒状の放熱カバーと、前記フランジと前記器
    具本体の前記底部との間および前記筒部の外端と
    前記放熱カバーの前記電源線挿通孔の縁部との間
    にそれぞれ介在されたパツキンとを備えた照明器
    具。
JP1987059096U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0322815Y2 (ja)

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JPS63165711U JPS63165711U (ja) 1988-10-28
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ID=30890271

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044493A (ja) * 1973-08-01 1975-04-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50113283U (ja) * 1974-02-22 1975-09-16
JPS5525127Y2 (ja) * 1976-11-22 1980-06-17

Patent Citations (1)

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JPS5044493A (ja) * 1973-08-01 1975-04-21

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JPS63165711U (ja) 1988-10-28

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