JPH03227776A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JPH03227776A
JPH03227776A JP2022652A JP2265290A JPH03227776A JP H03227776 A JPH03227776 A JP H03227776A JP 2022652 A JP2022652 A JP 2022652A JP 2265290 A JP2265290 A JP 2265290A JP H03227776 A JPH03227776 A JP H03227776A
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JP
Japan
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motor current
steering
motor
voltage
power steering
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JP2022652A
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English (en)
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Takashi Nakajima
隆志 中島
Hiroshi Omura
博志 大村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電動式パワーステアリング装置に関し、特にバ
ッテリ電圧急低下時にモータ電流を制限するようにした
ものに関する。
〔従来技術〕
従来より、車両のステアリングホイールの操作力を軽減
する種々の機構のパワーステアリング装置が実用化され
ている。
従来より油圧式パワーステアリング装置が広く実用化さ
れて来たが、油圧式パワーステアリング装置では複雑な
コントロールバルブや油圧をシールする種々のシール機
構が必要であるうえ、全体の部品数も多く全体として高
価なものになる。
そこで、最近では、トルクセンサで検出された操舵トル
クに応じたアシスト力を電動モータで発生させるように
した電動式パワーステアリング装置が特に軽口・動車を
対象として実用に供されつつある。
上記電動式パワーステアリング装置においては、ステア
リングホイール軸に舵角センサとトルクセンサとを組込
むとともに、ステアリングホイール軸の出力軸部をウオ
ームギヤ機構を介して回転駆動する電動クラッチ付きの
直流電動モータを設け、操舵トルクと車速と舵角と舵角
速度と舵角加速度などをパラメータとしてアシストトル
クを求めてそのアシストトルクが発生するように直流電
動モータの駆動電流の方向・と大きさを制御装置で制御
するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記直流モータの消費電力はかなり大きく、
低速走行時程モータ電流が大きいことから、−停車状態
のとき或いは低速走行時などにおいて頻繁に操舵を繰返
すような場合に、バッテリの電圧低下速度が大きくなっ
て、短時間のうちにバッテリ電圧が低下してバッテリか
ら供給可能な電力が不足し、電動式パワーステアリング
装置以外の他のシステムの機能低下を招(という問題が
ある。
そこで、例えば実開昭62−156080号公報に記載
の電動式パワーステアリング装置においては、バッテリ
電圧が所定電圧以下になったときに電動式パワーステア
リング装置によるアシストを停止するようになっている
。しかし、走行中にバッテリ電圧の低下に応じて突然ア
シストを停止したり、またバッテリへの充電に伴なって
突然アシストを再開したりすることは操縦者の操舵フィ
ーリングを狂わせるので好ましくない。
本発明の目的は、アシストを停止することなくバッテリ
電圧の急激な低下を防止できるような電動式パワーステ
アリング装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1請求項に係る電動式パワーステアリング装置は、ス
テアリング操舵に応じてモータ電流を制御する制御手段
と、上記モータ電流を供給するバッテリの電圧の低下速
度を検出する電圧低下速度検出手段とを備え、上記制御
手段は、上記電圧低下速度検出手段で検出されたバッテ
リ電圧低下速度が所定値以上のときにモータ電流に制限
を加える電流制限手段を備えているものである。
第2請求項に係る電動式パワーステアリング装置は、第
1請求項の電動式パワーステアリング装置において、電
流制限手段がモータ電流の上限値に制限を加えるように
構成されているものである。
第3請求項に係る電動式パワーステアリング装置は、第
1請求項の電動式パワーステアリング装置において、電
流制限手段がモータ電流の増加速度に制限を加えるよう
に構成されているものである。
〔作用〕
第1請求項に係る電動式パワーステアリング装置におい
ては、制御手段はステアリング操舵に応してモータ電流
を制御し、電圧低下速度検出手段は、モータ電流を供給
するバッテリの電圧の低下速度を検出する。上記制御手
段に設けられる電流制限手段は、電圧低下速度検出手段
で検出されたバッテリ電圧低下速度が所定値以上のとき
にモータ電流に制限を加える。
このように、バッテリ電圧低下速度が所定値以上のとき
にモータ電流に制限を加えるので、電動式パワーステア
リング装置の機能を停止することなく、バッテリ電圧の
急激な低下を防ぎ、バッテリ電圧低下による他のシステ
ムの機能低下を防止することが出来る。
第2請求項に係る電動式パワーステアリング装置におい
ては、基本的に第1請求項のものと同様の作用が得られ
る。加えて、電流制限手段はモータ電流の上限値に制限
を加えるように構成されているので、電流制御手段は簡
単な構成のものでよい。
第3請求項に係る電動式パワーステアリング装置におい
ては、基本的に第1請求項のものと同様の作用が得られ
る。加えて、電流制限手段はモータ電流の増加速度に制
限を加えるように構成されているので、電動式パワース
テアリング装置のアシスト力を幾分低下させた形でその
アシスト機能を最大限維持することが出来る。
〔発明の効果〕
第1請求項に係る電動式パワーステアリング装置によれ
ば、上記〔作用〕の項で説明したように、バッテリ電動
低下速度が所定値以上のときに、電動式パワーステアリ
ング装置の機能を停止することなく、バッテリ電圧の急
激な低下を防ぎ、バッテリ電圧低下による他のシステム
の機能低下を防止することが出来る。
第2請求項に係る電動式パワーステアリング装置によれ
ば、上記〔作用〕の項で説明したように、基本的に第1
請求項と同様の効果が得られる。加えて、電流制限手段
の構成が簡栄化する。
第3請求項に係る電動式パワーステアリング装置によれ
ば、上記〔作用〕の項で説明したように、基本的に第1
請求項と同様の効果が得られる。加えて、電動式パワー
ステアリング装置のアシスト力を幾分低下させた形でそ
のアシスト機能を最大限維持することが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は、軽自動車の電動式パワーステアリング装置
に本発明を適用した場合の一例である。
第1図・第2図に示すように、自動車Mの電動式パワー
ステアリング装置1には、操舵の為のステアリングホイ
ール2と、このステアリングホイール2から下方へ延び
るステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3
の下端部に相当する出力軸部3Aと、出力軸部3Aに自
在継手5を介して連結された下部ステアリングシャフト
3Bと、下部ステアリングシャフト3Bの下端に自在継
手6を介して連結されギヤボックス7内に収容されてい
るピニオン(図示略)と、このピニオンに噛合するラン
ク軸9であってギヤボックス7と一体的に固定されたラ
ック軸ケース8内に収容されているランク軸9と、ラン
ク軸9の両端部に夫々ポールジョイトを介して連結され
た左右1対のタイロッド10であって夫々の外端部が前
輪支持部材のナックルアームに連結されたタイロッド1
0とが設けられ、更に次のようなセンサ類及びアシスト
力発生の為の直流モータ11などが設けられている。
ステアリングシャフト3の下部には、ステアリングシャ
フト3の舵角を摺動抵抗型トランジューサにより電気的
に検出する2組の公知の舵角センサ20 (これを、第
1舵角センサ21と第2舵角センサ22とする)がステ
アリングコラム4に固定して設けられ、出力軸部3Aと
その上方のステアリングシャフト3の下端近傍部とに亙
って、ステアリングホイール2から加える操舵トルクを
トーションバーと摺動抵抗型トランジューサにより電気
的に検出する2組の公知のトルクセンサ23(これを、
メイントルクセンサ24とサブトルクセンサ25とする
)が設けられている。このトルクセンサ23においては
、ステアリングシャフト3の下端近傍部と出力軸部3A
とがトーションバーを介して連結され、操舵トルクによ
るトーションバーの弾性捩り変形を介して上記下端近傍
部と出力軸部3A間に相対的回転変位が発生するので、
その角変位を摺動抵抗型のトランジューサにより電気的
に検出するように構成しである。
更に、後述のコントロールユニットCにより制御されて
ステアリングシャフト3の出力軸部3Aにアシストトル
クATを付加する直流モータ11及び電磁クラッチ12
がステアリングコラム4の下端側のケーシング4Aに取
付けて設けられ、直流モータ11により電磁クラッチ1
2を介して回転駆動されるウオームギヤ13が出力軸部
3Aに外嵌固定されたウオームホイール14に噛合連結
されている。従って、電磁クラッチ12をONした状態
でモータ11を正転又は逆転駆動することによりウオー
ムギヤ13とウオームホイール14を介して出力軸部3
Aを右旋回方向又は左旋回方向へ回動させるアシストト
ルクATを付加することが出来る。
次に、上記電動パワーステアリング装置lの制御系につ
いて説明する。
第3図に示すように、マイクロコンピュータを内蔵した
コントロールユニットCへ各種信秀を入力する為のセン
サ類・スイッチ類として、前記第1及び第2舵角センサ
21・22、メイン及びすブトルクセンサ24・25以
外に、少なくとも車速センサ26と、クランク角センサ
27と、リバーススイッチ28が設けられている。
上記車速センサ26は、例えば自動変速機出力軸の回転
速度(つまり、プロペラシャフトの回転速度)を電気的
に検出するセンサであるが、前輪又は後輪の回転速度を
検出するものでもよい。
上記リバーススイッチ28は、自動変速機に設けられそ
の変速段が「リバース」に切換えられたときにONとな
るスイッチである。上記クランク角センサ27は、エン
ジンのディストリビュータ又はクランク軸に連係させて
設けられクランク軸の回転速度を電気的に検出するもの
である。
上記リバーススイッチ28からのリバース信号はディジ
タルバッファ3.oを介して波形整形回路31へ入力さ
れ、この波形整形回路31でパルス信号に変換されてC
PU33へ入力され、またオルタネータの出力側り端子
29からの発電電圧信号はディジタルバッファ30を介
して波形整形回路32へ入力され、この波形整形回路3
2でパルス信号に変換されてCPU33へ入力され、車
速センサ26からの車速信号及びクランク角センサ27
のクランク角信号はディジタルバッファ30を経てCP
U33へ入力される。
第1及び第2舵角センサ21・22の舵角信号と、メイ
ン及びサブトルクセンサ24・25のトルク信号とはア
ナログバッファ36を介してA/Dコアバー 937へ
入力すれ、このA/Dコンバータ37でディジタル信号
に変換されてCPU33へ入力される。
上記CPU33はバスを介してROM34とRAM35
に接続され、ROM34には直流モータ11と電磁クラ
ッチ12を制御する後述の制御プログラムが予め入力格
納され、RAM35にはその制御の演算処理上必要な種
々のメモリ (レジスタ、フラグメモリ、ソフトカウン
タメモリなど)が設けられている。
電源としてのバッテリ38はイグニションスイッチ39
を介して定電圧回路40に接続され、この定電圧回路4
0からCPU33へ所定の定電圧(例えば、5V)が供
給され、またバッテリ38の電圧を検出する為バッテリ
38の十出力端子の出力電圧がA/Dコンバータ37で
ディジタル信号に変換されてCPU33へ入力されてい
る。
直流モータ11へ供給する直流電流の方向と大きさを制
御する為、CPU33からディジタルのモータ電流制御
信号を受けてそれをD/A変換するD/A変換器41と
、このD/A変換器41から供給されるアナログの制御
信号と電流検出器45から供給されるアナログの電流検
出信号を受けて制御信号で指示された方向と大きさの電
流となるようにモータ電流をPWM方式でフィードバッ
ク制御する電流制御回路42と、電流制御回路42から
供給されるアナログの指令信号を受けてそれを増幅する
ドライバー43と、バッテリ38の出力端子に給電ライ
ン46にて接続されるとともにモータ11に接続され且
つドライバー43から供給される増幅された指令信号に
応じたモータ電流をモータ11に供給するパワー回路4
4とが設けられている。尚、iJ流横出器45はパワー
回路44からグランドへの接地ラインに介装され、モニ
タ電流の方向と大きさを検出し、そのアナログの検出信
号を電流制御回路42とA/Dコンバータ37へ供給す
る。
上記モータ11に組込まれた電磁クラッチ12へ供給す
る励磁電流のON10 F Fと大きさを制御する為、
CPU33から制御信号を受けるとともに給電ライン4
7を介して定電圧回路400Åカライン51に接続され
且つ電磁クラッチ12のソレノイド12aの入力端子に
接続された電流制御回路48、CPU33から制御信号
を受けるとともにソレノイド12aの出力端子に接続さ
れ制御信号に応じて励磁電流をONまたはOFFする駆
動回路49と、ソレノイド12aの励磁電流をモニタし
てモニター信号をCPU33へ供給するモニタ回路50
とが設けられている。尚、バッテリ電圧の低下などよっ
て定電圧回路40で所定の定電圧が出力不能になたっと
きCPU33の作動が保証されなくなるので、この場合
定電圧回路40から電流制御回路48へリセット信号R
5Tが出力されて励磁電流がOFFに切換えられ、電磁
クラッチ12がOFF (分断状態)に切換えられるよ
うになっている。
次に、上記コントロールユニットCのROM34に格納
されている制御プログラムにより実行される制御のルー
チンについて第4図のフローチャートに基いて説明する
。尚、図中Si  (i=正の整数)は各ルーチン或い
は各ステップを示すものである。
先ず、イグニションスイッチ39の投入とともに制御が
開始されると、必要な初期設定が実行され(Sl)、車
速信号■と舵角信号θ□とトルク信号Tmとが読込まれ
(S2)、次に基本アシストトルクに+ XTmが演算
される(S3)。上記基本アシストトルクに、XTmは
、車速■と検出操舵トルクTmとをパラメータとして第
5図のような特性に予め設定され、K、は車速■とトル
クTmの関数KI (V、Tm)であり、その間数K(
V、Tm)が例えばマツプの形でROM34に格納され
ているので、そのマツプから読出した値を用いて基本ア
シストトルクに+ XTmが演算される。ここで、第5
図に示すように、基本アシストトルクKr XTmは車
速Vの増大に応じて小さくなるようにまたトルクTmの
増大に応じて大きくなるように設定されている。
次に、今回の舵角θ9と前回の舵角θ、を用いて舵角速
度θ工が演算され、その舵角速度θ9を用いて舵角速度
補正項に、Xθ工が演算される(S4)。この補正項に
、Xθ8は、車速■と舵角速度θ、とをパラメータとし
て第6図のような特性に予め設定され、K2は車速Vと
舵角速度θHの関数に、(V、  θ7)であり、その
間数に2(V、  θN)が例えばマツプの形でROM
34に格納されているので、そのマツプから読出した値
を用いて舵角速度補正項に2×08が演算される。
尚、この補正項に、XθHは特に舵角速度θ工が大きい
ときにアシストトルクATを減少側へ補正して操舵の安
定性を確保しようとするものである。
次に、今回の舵角速度θ8と前回の舵角速度θ。
を用いて舵角加速度θ8が演算され、その舵角加速度補
正項に3×θ、が演算される(S5)。この補正項に、
Xθ8は舵角加速度θ8をパラメータとして第7図のよ
うな特性に設定され、上記に3は所定の定数である。尚
、この補正項に、Xθ□は操舵開始時にモータ11のロ
ータのイナーシャによる応答遅れを補正しようとするも
のである。
次に、舵角信号θ、で与えられる舵角θ、を用いて舵角
補正項に4Xθ、が演算される(S6)。
この補正項に4×θ工は舵角θ、をパラメータとして第
8図のような特性に設定され、所定の演算式で演算され
る。尚、この補正項に4×θ工はステアリングホイール
2をセンターポジションへ復帰させる復帰トルクを付加
する為のものであり、不感帯(第8図参照)を設けるこ
とによりハンチング防止が図られている。
次に、基本アシストトルクに、XTmと4つの補正項に
、Xθ□、K3×θIl、K4Xθ8を用いてモータ1
1でステアリングシャフト3をアシストするアシストト
ルクATが、AT=に、XTm−に、Xθ、+に、、X
θHK4 ×θ、の演算式で演算され(S7)、次に上
記アシストトルクATに対応するモータ電流AIが所定
の演算的により演算される(S7)。
次に、A/Dコンバータ37を介してバッテリ電圧BV
が読込まれ(S8)、今回読込んだバッテリ電圧BVと
RAMのメモリに更新しつつ記憶されていた前回のバッ
テリ電圧BVとに基いてバッテリ電圧低下速度DVが演
算され(S9)、次に上記DCが所定値C1以上か否か
判定され(S10)、YesのときにはSllへまたN
oのときにはS12へ夫々移行する。DV≧C1のとき
にはモータ電流AIの上限値を制限する為、Stlにお
いてモータ電流AIが所定値02以上か否か判定され、
YesのときにはAIとして所定値C2が与えられる(
S13)。このように、SlO〜S13のステップによ
りバッテリ電圧以下速度DVが所定値C1以上のときに
はモータ電流AIの上限値が所定値C2に制限される。
一方、DV<C1又はAI<C2のときには、S12に
おいてモータ電流AIとしてS7で求めた電流AIが与
えられる。S13又はS12の後、S14においてモー
タ電流AIに対応するモータ電流制御信号(これは、電
流の方向と大きさを指令する信号である)がD/A変換
器41へ出力されるとともに、クラッチ12をONに切
換える為のクラッチON制御信号が駆動回路49へ出力
され(S 14) 、その後5l−314が微小時間毎
に繰返し実行される。
ここで、上記電動パワーステアリング装置1の作用につ
いて説明する。
バッテリ38に対する他の機器の電気負荷が大きく、且
つ低速走行しながら頻繁に操舵を繰返すような走行状態
のときには、オルタネータの発電電力よりも消費電力の
方が多くなり、バッテリ電圧低下速度がかなり大きくな
る。そして、バッテリ電圧低下速度DVがある程度大き
な所定値01以上のときに、第9図の実線折線に示すよ
うにモータ電流AIの上限値も余り大きくない所定値C
2に制限するので、バッテリ電圧BVの急激の低下を確
実に防止し、バッテリ電圧BVの低下による他のシステ
ムの機能低下を防止することが出来る。しかも、このと
き所定の上限値以下のモータ電流AIを必要に応じて供
給するので電動式パワーステアリング装置lの機能を停
止することなく、制限された範囲のアシスト力を付加す
ることが出来る。そして、モータ電流AIを所定の上限
値に制限する為の制m(S12及び513)は極めて簡
単である。
次に、上記実施例の変形例について第10図・第11図
に基いて説明する。尚、第10図のフローチャートにお
いて5l−39については第4図のフローチャートと同
様なので説明を省略する。
S20において、バッテリ電圧低下速度DVがある程度
大きな所定値03以上か否かの判定がなされ、Yesの
ときにはS21へ移行しまたNOのときには324へ移
行する。バッテリ電圧低下速度が所定値C3より大きい
ときにはモータ電流AIの増加速度に制限を加える為、
S21において今回演算されたモータ電流AIとRAM
のメモリに更新しつつ記憶されている前回のモータ電流
AIとに基いてモータ電流増加速度AIVが演算され、
次にその増加速度A[Vがある程度小さな所定値05以
上か否か判定され(S22) 、Yesのときにはモー
タ電流AIから小さな所定値ΔIが減算され(S23)
 、521−323を繰返し、AIV<C5になると3
24へ移行する。
S24においてはモータ電流AIとしてS7で求められ
たモータ電流AI  (但し、DV<C3のとき)又は
S23で減算を繰返してAIV<C5となるように設定
されたモータ電流AIが与えられ、次に325において
前記S14と同様にモータ電流制御信号及びクラッチ0
NIIIJ信号が出力される。
このように、バッテリ電圧低下速度DVがある程度大き
な所定値03以上のときに、第11図の実線折線に示す
ように、モータ電流AIの増加速度AIVがある程度小
さな所定値05以下になるようにモータ電流AIを制限
するので、バッテリ電圧BYの急激な低下を確実に防止
し、バッテリ電圧BVの低下による他のシステムの機能
低下を防止することが出来る。しかも、このとき、モー
タ電流AIの増加速度を制限するので、電動式パワース
テアリング装置lの機能を可能な範囲で最大限発揮させ
ることが出来る。
尚、直流モータ11によりステアリングシャフト3にア
シストトルクATを付加する機構としては、第12図に
示すような構造を採用してもよい。
即ち、ロワーステアリングシャフト3Bに自在継手を介
して連結された最下段ステアリングシャフト3Cに舵角
センサ20とトルクセンサ23とが組付けられ、シャフ
ト3Cにトーシヨンバーを介して連結された出力軸3D
には円板部材15とラック9に噛合するピニオン16と
が固着され、円板部材15の上面のギヤに噛合するピニ
オン17が直流モータ11により電磁クラッチ12を介
して回動駆動される。尚、これ以外の構造については前
記実施例と同様なので説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は電動式パ
ワーステアリング装置を組込んだ自動車の斜視図、第2
図は電動式パワーステアリング装置の要部斜視図、第3
図は同装置の制御系のブロック図、第4図は同装置を制
御するルーチンのフローチャート、第5図は基本アシス
トトルクの特性図、第6図は舵角速度補正項の特性図、
第7図は舵角加速度補正項の特性図、第8図は舵角補正
項の特性図、第9図はモータ電流の一例の線図、第1θ
図は変形例に係る第4図相当図、第11図は同変形例に
係るモータ電流の一例の線図、第12図は変形例の要部
斜視図である。 1・・電動式パワーステアリング装置、11・・直流モ
ータ、  12・・電磁クラッチ、20・・舵角センサ
、  23・・トルクセンサ、C・・コントロールユニ
ット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動式パワーステアリング装置において、ステア
    リング操舵に応じてモータ電流を制御する制御手段と、 上記モータ電流を供給するバッテリの電圧の低下速度を
    検出する電圧低下速度検出手段とを備え、上記制御手段
    は、上記電圧低下速度検出手段で検出されたバッテリ電
    圧低下速度が所定値以上のときにモータ電流に制限を加
    える電流制限手段を備えていることを特許とする電動式
    パワーステアリング装置。
  2. (2)上記電流制限手段は、モータ電流の上限値に制限
    を加えるように構成されていることを特徴とする第1請
    求項に記載の電動式パワーステアリング装置。
  3. (3)上記電流制限手段は、モータ電流の増加速度に制
    限を加えるように構成されていることを特徴とする電動
    式パワーステアリング装置。
JP2022652A 1990-01-31 1990-01-31 電動式パワーステアリング装置 Pending JPH03227776A (ja)

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