JPH0322730B2 - - Google Patents
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- JPH0322730B2 JPH0322730B2 JP57075298A JP7529882A JPH0322730B2 JP H0322730 B2 JPH0322730 B2 JP H0322730B2 JP 57075298 A JP57075298 A JP 57075298A JP 7529882 A JP7529882 A JP 7529882A JP H0322730 B2 JPH0322730 B2 JP H0322730B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- misfetq
- circuit
- delay
- node
- output
- Prior art date
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- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 19
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/13—Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Pulse Circuits (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、MIS集積回路における遅延回路に
関し、特に、相補型MIS集積回路(CMOS回路)
に適した遅延回路に関する。
関し、特に、相補型MIS集積回路(CMOS回路)
に適した遅延回路に関する。
例えば、IC製造工程中に使用するマスクにデ
ータを書き込んで記憶の固定が行なわれるマスク
ROM(リード・オンリ・メモリ)においては、
第1図に示すように、制御回路1から出力バツフ
ア2に対して適当な制御信号を供給する。これに
よつて、メモリ・セル・アレイ3内から続み出さ
れたデータを出力バツフア2内にラツチさせるよ
うにされている。
ータを書き込んで記憶の固定が行なわれるマスク
ROM(リード・オンリ・メモリ)においては、
第1図に示すように、制御回路1から出力バツフ
ア2に対して適当な制御信号を供給する。これに
よつて、メモリ・セル・アレイ3内から続み出さ
れたデータを出力バツフア2内にラツチさせるよ
うにされている。
つまり、ROMに供給されるアドレス信号A0〜
Aoをデコーダ4によつてデコードして、所望の
メモリ・セルをメモリ・セル・アレイ3の中から
選択してデータを続み出す。この場合、アドレス
が指定されてからデータが出てくるまでに、ある
時間だけ遅延が生じる。そのため、この遅延時間
をやり過ごしてから、出力バツフア2内のラツチ
回路にメモリ・セルから続み出されたデータをラ
ツチさせる必要がある。従つて、制御回路1はチ
ツプイネーブル信号を適当に遅延して、出力
バツフア2の動作タイミングを作り出してやらな
ければならなかつた。
Aoをデコーダ4によつてデコードして、所望の
メモリ・セルをメモリ・セル・アレイ3の中から
選択してデータを続み出す。この場合、アドレス
が指定されてからデータが出てくるまでに、ある
時間だけ遅延が生じる。そのため、この遅延時間
をやり過ごしてから、出力バツフア2内のラツチ
回路にメモリ・セルから続み出されたデータをラ
ツチさせる必要がある。従つて、制御回路1はチ
ツプイネーブル信号を適当に遅延して、出力
バツフア2の動作タイミングを作り出してやらな
ければならなかつた。
この発明は、このようなマスクROMの制御回
路に特に適した遅延回路を提供することを目的と
する。
路に特に適した遅延回路を提供することを目的と
する。
以下図面に基づいてこの発明を説明する。
第2図は、一例として、マスクROMの制御回
路に適した遅延回路を含むパルス発生回路を示
す。
路に適した遅延回路を含むパルス発生回路を示
す。
時定数回路を構成する第1の遅延抵抗R1は、
チツプイネーブル信号と逆相信号CEによつて
それぞれ、オン,オフされるスイツチ
MISFETQ1とQ2の間に直列接続されている。こ
のスイツチMISFETQ1およびQ2は、特に制限さ
れないが、ともにnチヤンネル型に形成されてい
る。そして、MISFETQ1のドレインはグランド
ライン(0V)に、またMISFETQ2のソースは電
源電圧−Vssに接続されている。
チツプイネーブル信号と逆相信号CEによつて
それぞれ、オン,オフされるスイツチ
MISFETQ1とQ2の間に直列接続されている。こ
のスイツチMISFETQ1およびQ2は、特に制限さ
れないが、ともにnチヤンネル型に形成されてい
る。そして、MISFETQ1のドレインはグランド
ライン(0V)に、またMISFETQ2のソースは電
源電圧−Vssに接続されている。
上記スイツチMISFETQ1のソースと遅延回路
R1との接続ノードN1には、第1の遅延容量C1が
グランドとの間に接続されている。さらに、この
遅延容量C1と並列に、第2の遅延容量C2が抵抗
R2を介して接続されている。
R1との接続ノードN1には、第1の遅延容量C1が
グランドとの間に接続されている。さらに、この
遅延容量C1と並列に、第2の遅延容量C2が抵抗
R2を介して接続されている。
この第2の遅延容量C2と遅延抵抗R2との接続
ノードN2と、グランドラインとの間には、チツ
プイネーブル信号CEによつてオン,オフされる
スイツチMISFETQ3が接続されている。
ノードN2と、グランドラインとの間には、チツ
プイネーブル信号CEによつてオン,オフされる
スイツチMISFETQ3が接続されている。
そして、上記遅延抵抗R1,R2および遅延容量
C1,C2からなる時定数回路の出力ノードN2の電
位は、pチヤンネル型MISFETQ4のゲート電極
に供給されるようにされている。この
MISFETQ4は、グランドラインに接続された
MISFETQ4と、電源電圧−Vssに接続された
MISFETQ6との間に、直列に接続されており、
MISFETQ4,Q5,Q6によつて一種の波形成形回
路が構成されている。上記MISFETQ5は
MISFETQ4と同一の導電型すなわちpチヤンネ
ル型に、また、上記MISFETQ6はMISFETQ4と
逆の導電型すなわちnチヤンネル型に形成されて
いる。そして、MISFETQ5とQ6のゲートにはそ
れぞれチツプイネーブル信号が印加されて、
この信号によつて相補的にオン,オフされるよう
にされている。
C1,C2からなる時定数回路の出力ノードN2の電
位は、pチヤンネル型MISFETQ4のゲート電極
に供給されるようにされている。この
MISFETQ4は、グランドラインに接続された
MISFETQ4と、電源電圧−Vssに接続された
MISFETQ6との間に、直列に接続されており、
MISFETQ4,Q5,Q6によつて一種の波形成形回
路が構成されている。上記MISFETQ5は
MISFETQ4と同一の導電型すなわちpチヤンネ
ル型に、また、上記MISFETQ6はMISFETQ4と
逆の導電型すなわちnチヤンネル型に形成されて
いる。そして、MISFETQ5とQ6のゲートにはそ
れぞれチツプイネーブル信号が印加されて、
この信号によつて相補的にオン,オフされるよう
にされている。
上記波形成形回路の出力ノードすなわち
MISFETQ4とQ6との接続ノードN3の電位は、グ
ランドラインと電源電圧−Vssとの間であり、
CMOSインバータを構成するMISFETQ7とQ8の
ゲートに供給されている。
MISFETQ4とQ6との接続ノードN3の電位は、グ
ランドラインと電源電圧−Vssとの間であり、
CMOSインバータを構成するMISFETQ7とQ8の
ゲートに供給されている。
さらに、上記MISFETQ7とQ8とからなるイン
バータの出力ノードN4には、第3の遅延回路R3
の一端が接続され、この遅延抵抗R3とグランド
との間には、第3の遅延容量C3が接続されてい
る。上記遅延抵抗R3と遅延容量C3との接続ノー
ドN5の電位は、pチヤンネル型MISFETQ9のゲ
ート電極に供給されるようにされている。
バータの出力ノードN4には、第3の遅延回路R3
の一端が接続され、この遅延抵抗R3とグランド
との間には、第3の遅延容量C3が接続されてい
る。上記遅延抵抗R3と遅延容量C3との接続ノー
ドN5の電位は、pチヤンネル型MISFETQ9のゲ
ート電極に供給されるようにされている。
上記MISFETQ9は、グランドラインに接続さ
れたpチヤンネル型MISFETQ10と、電源電圧−
Vssに接続されたnチヤンネル型MISFETQ11と
の間に、直列に接続されている。MISFETQ10と
Q11のゲートには、チツプイネーブル信号が印
加され、相補的にオン,オフされる。つまり、こ
れらのMISFETQ9〜Q11によつて、前記
MISFETQ4〜Q6からなる波形成形回路と同様の
第2の波形成形回路が構成されている。
れたpチヤンネル型MISFETQ10と、電源電圧−
Vssに接続されたnチヤンネル型MISFETQ11と
の間に、直列に接続されている。MISFETQ10と
Q11のゲートには、チツプイネーブル信号が印
加され、相補的にオン,オフされる。つまり、こ
れらのMISFETQ9〜Q11によつて、前記
MISFETQ4〜Q6からなる波形成形回路と同様の
第2の波形成形回路が構成されている。
さらに、この第2の波形成形回路の出力ノード
N6の電位は、グランドラインと電源電圧−Vssと
の間にあり、第のCMOSインバータを構成する
MISFETQ12とQ13のゲートに供給されるように
されている。
N6の電位は、グランドラインと電源電圧−Vssと
の間にあり、第のCMOSインバータを構成する
MISFETQ12とQ13のゲートに供給されるように
されている。
そして、この第2のCMOSインバータの出力
ノードN7の電位は、前記第1の波形成形回路の
出力ノードN3の電位と、チツプイネーブル信号
CEとともに、NAND回路5に入力されている。
ノードN7の電位は、前記第1の波形成形回路の
出力ノードN3の電位と、チツプイネーブル信号
CEとともに、NAND回路5に入力されている。
次に、上記回路の動作を、第3図のタイミング
チヤートを用いて説明する。
チヤートを用いて説明する。
初めに、チツプイネーブル信号がハイレベ
ル、CEがロウレベルの状態を考える。このとき、
スイツチMISFETQ1はオン、またはMISFETQ2
はオフされるため、ノードN1はハイレベル(グ
ランドレベル)にされている。また、チツプイネ
ーブル信号CEのロウレベルによつて、
MISFETQ3はオンされて、ノードN2もハイレベ
ルにされている。さらに、2つの波形成形回路に
おいては、それぞれチツプイネーブル信号に
よつて、MISFETQ5とQ10とがオフされ、かつ
MISFETQ6とQ11とがオンされている。従つて、
ノードN3とノードN6は初めにロウレベル(−
Vss)にされている。これによつて、NAND回路
5の出力はハイレベルにされている。
ル、CEがロウレベルの状態を考える。このとき、
スイツチMISFETQ1はオン、またはMISFETQ2
はオフされるため、ノードN1はハイレベル(グ
ランドレベル)にされている。また、チツプイネ
ーブル信号CEのロウレベルによつて、
MISFETQ3はオンされて、ノードN2もハイレベ
ルにされている。さらに、2つの波形成形回路に
おいては、それぞれチツプイネーブル信号に
よつて、MISFETQ5とQ10とがオフされ、かつ
MISFETQ6とQ11とがオンされている。従つて、
ノードN3とノードN6は初めにロウレベル(−
Vss)にされている。これによつて、NAND回路
5の出力はハイレベルにされている。
次に、チツプイネーブル信号がハイからロ
ウに、また、CEがロウからハイに変化すると、
スイツチMISFETQ1がオフ、Q2がオンされて、
遅延容量C1が抵抗R1を介して、C1とR1との時定
数によつて決定される速度で、−Vssに向かつてデ
イスチヤージされる。また、チツプイネーブル信
号CEによつて、MISFETQ3がオフされるため、
第2の遅延容量C2が、抵抗R1とR2を介して−Vss
に向かつてデイスチヤージされる。これによつ
て、ノードN2の電位は、C1,C2およびR1,R2の
時定数によつて定まる速度で、第3図のごとく、
ノードN1よりもゆつくりと−Vssに向かつて降下
して行く。
ウに、また、CEがロウからハイに変化すると、
スイツチMISFETQ1がオフ、Q2がオンされて、
遅延容量C1が抵抗R1を介して、C1とR1との時定
数によつて決定される速度で、−Vssに向かつてデ
イスチヤージされる。また、チツプイネーブル信
号CEによつて、MISFETQ3がオフされるため、
第2の遅延容量C2が、抵抗R1とR2を介して−Vss
に向かつてデイスチヤージされる。これによつ
て、ノードN2の電位は、C1,C2およびR1,R2の
時定数によつて定まる速度で、第3図のごとく、
ノードN1よりもゆつくりと−Vssに向かつて降下
して行く。
そして、ノードN2の電位がMISFETQ4のしき
い値電圧よりも低くなると、MISFETQ4がオン
される。しかして、このとき既に、チツプイネー
ブル信号のハイレベルによつて、MISFETQ5
がオンされ、Q6がオフされている。そのため、
上記MISFETQ4がオンされると、ノードN3の電
位は速やかにハイレベルにされる。このとき、
MISFETQ5,Q4,Q6に貫通電流が流されること
はない。
い値電圧よりも低くなると、MISFETQ4がオン
される。しかして、このとき既に、チツプイネー
ブル信号のハイレベルによつて、MISFETQ5
がオンされ、Q6がオフされている。そのため、
上記MISFETQ4がオンされると、ノードN3の電
位は速やかにハイレベルにされる。このとき、
MISFETQ5,Q4,Q6に貫通電流が流されること
はない。
つまり、MISFETQ4〜Q6からなる波形成形回
路が、仮に、CMOSインバータで構成されてい
る場合には、CMOSインバータの論理しきい値
電圧(ほぼ−Vss/2)の近傍で、入力電圧の遷
移時に貫通電流が流される。そのため、入力電圧
たるノードN2の電位が、第3図のごとく、ゆつ
くりと降下されると、それだけ貫通電流も多くさ
れてしまう。
路が、仮に、CMOSインバータで構成されてい
る場合には、CMOSインバータの論理しきい値
電圧(ほぼ−Vss/2)の近傍で、入力電圧の遷
移時に貫通電流が流される。そのため、入力電圧
たるノードN2の電位が、第3図のごとく、ゆつ
くりと降下されると、それだけ貫通電流も多くさ
れてしまう。
これに対し、本実施例の回路では、波形成形回
路が、MISFETQ4,Q5,Q6によつて構成されて
いるので、時定数回路の出力(N2の電位)を受
けるMISFETQ4と素子しきい値電圧によつて波
形成形が行なわれるようになる。そのため、出力
が変化するときに、MISFETQ4〜Q6に流される
貫通電流が減少される。
路が、MISFETQ4,Q5,Q6によつて構成されて
いるので、時定数回路の出力(N2の電位)を受
けるMISFETQ4と素子しきい値電圧によつて波
形成形が行なわれるようになる。そのため、出力
が変化するときに、MISFETQ4〜Q6に流される
貫通電流が減少される。
次に、この波形成形回路の出力ノードN3の電
位は、CMOSインバータを構成するMISFETQ7
とQ8のゲートに供給される。すると、ノードN4
に電位はハイレベルからロウレベルに向かつて変
化させられる。その結果、抵抗R3を介して第3
の遅延容量C3がデイスチヤージされ、ノードN5
の電位がR3とC3の時定数によつて定まる速度で、
ゆつくりと−Vssに向かつて降下される。
位は、CMOSインバータを構成するMISFETQ7
とQ8のゲートに供給される。すると、ノードN4
に電位はハイレベルからロウレベルに向かつて変
化させられる。その結果、抵抗R3を介して第3
の遅延容量C3がデイスチヤージされ、ノードN5
の電位がR3とC3の時定数によつて定まる速度で、
ゆつくりと−Vssに向かつて降下される。
そして、ノードN5の電位が、第2の波形成形
回路を構成するMISFETQ9のしきい値電圧より
も下がるとMISFETQ9がオンされる。このとき、
チツプイネーブル信号によつて既に、
MISFETQ10がオンされ、Q11がオフされている。
そのため、MISFETQ9がノードN5の電位によつ
てオンされると、ノードN6電位がロウレベルか
らハイレベルに変化させられる。この場合にも、
前記第1の波形成形回路(Q4〜Q6)と同様に、
MISFETQ9の素子しきい値電圧によつて波形成
形が行なわれるため、MISFETQ10,Q9,Q11に
流される貫通電流が減少される。
回路を構成するMISFETQ9のしきい値電圧より
も下がるとMISFETQ9がオンされる。このとき、
チツプイネーブル信号によつて既に、
MISFETQ10がオンされ、Q11がオフされている。
そのため、MISFETQ9がノードN5の電位によつ
てオンされると、ノードN6電位がロウレベルか
らハイレベルに変化させられる。この場合にも、
前記第1の波形成形回路(Q4〜Q6)と同様に、
MISFETQ9の素子しきい値電圧によつて波形成
形が行なわれるため、MISFETQ10,Q9,Q11に
流される貫通電流が減少される。
上記第2の波形成形回路のノードN6の電位は、
第2のCMOSインバータ(Q12,Q13)に供給さ
れる。その結果、出力ノードN7の電位はハイレ
ベルからロウレベルに変化させられる。
第2のCMOSインバータ(Q12,Q13)に供給さ
れる。その結果、出力ノードN7の電位はハイレ
ベルからロウレベルに変化させられる。
上記第2のCMOSインバータ(Q12,Q13)の
出力ノードN7の電位は、ノードN6の電位によつ
てロウレベルに変化される前は、ずつとハイレベ
ルである。そのため、前記第1の波形成形回路
(Q4〜Q6)の出力ノードN3の電位がロウレベル
からハイレベルに変化された時点において、
NAND回路5の3つの入力(N7,N3,CE)が
すべてハイレベルになつて、出力φputが第3図の
ごとく、ノードN3の電位の立がりに同期してロ
ウレベルに変化させられている。
出力ノードN7の電位は、ノードN6の電位によつ
てロウレベルに変化される前は、ずつとハイレベ
ルである。そのため、前記第1の波形成形回路
(Q4〜Q6)の出力ノードN3の電位がロウレベル
からハイレベルに変化された時点において、
NAND回路5の3つの入力(N7,N3,CE)が
すべてハイレベルになつて、出力φputが第3図の
ごとく、ノードN3の電位の立がりに同期してロ
ウレベルに変化させられている。
従つて、NAND回路5の出力は、ノードN7の
電位がハイレベルからロウレベルに変化されるの
に同期してロウレベルからハイレベルに変化させ
られる。つまり、この実施例においては、チツプ
イネーブル信号の立下がりから、第1の時定
数回路(R1,R2,C1,C2)によつて決まる遅延
時間td後に、第2の時定数回路(R3,C3)によつ
て決まるパルス幅γを有するワンシヨツトパルス
が、NAND回路5から出力される。
電位がハイレベルからロウレベルに変化されるの
に同期してロウレベルからハイレベルに変化させ
られる。つまり、この実施例においては、チツプ
イネーブル信号の立下がりから、第1の時定
数回路(R1,R2,C1,C2)によつて決まる遅延
時間td後に、第2の時定数回路(R3,C3)によつ
て決まるパルス幅γを有するワンシヨツトパルス
が、NAND回路5から出力される。
なお、前記実施例では、時定数回路の出力
(N3およびN6の電位)を受けるMISFETQ4およ
びQ9が、それぞれMISFETQ5,Q10のドレインと
ノードN3,N6の間に接続されている。しかし、
このMISFETQ4とQ9は、それぞれMISFETQ5と
Q10のソースとグランドラインとの間に接続させ
ることも可可能である。
(N3およびN6の電位)を受けるMISFETQ4およ
びQ9が、それぞれMISFETQ5,Q10のドレインと
ノードN3,N6の間に接続されている。しかし、
このMISFETQ4とQ9は、それぞれMISFETQ5と
Q10のソースとグランドラインとの間に接続させ
ることも可可能である。
以上説明したごとくこの発明は、時定数回路の
出力を受けるCMOS構成の波形成形回路が、回
路を構成するMISFETの有する素子しきい値電
圧によつて動作されて波形成形を行なうようにさ
れている。そのため、時定数回路の出力がゆつく
りと変化しても、この出力を受ける波形成形回路
に貫通電流が流されなくなる。その結果、遅延回
路全体の消費電力が減少され、CMOS回路の特
徴とするロウパワー特性を充分に活かすことがで
きるようになる。
出力を受けるCMOS構成の波形成形回路が、回
路を構成するMISFETの有する素子しきい値電
圧によつて動作されて波形成形を行なうようにさ
れている。そのため、時定数回路の出力がゆつく
りと変化しても、この出力を受ける波形成形回路
に貫通電流が流されなくなる。その結果、遅延回
路全体の消費電力が減少され、CMOS回路の特
徴とするロウパワー特性を充分に活かすことがで
きるようになる。
従つて、この発明は、特にCMOSマスクROM
のような装置に適用された場合に、その効果が大
きい。
のような装置に適用された場合に、その効果が大
きい。
第1図は本発明に係る遅延回路が適用されるマ
スクROMの構成を示すブロツク図、第2図は本
発明に係る遅延回路を含むパルス発生回路の一例
を示す回路図、第3図はそのタイミングチヤート
である。 ,CE…チツプイネーブル信号、A0〜Ao…
アドレス信号、Dput…メモリデータ出力、Q1〜
Q13…MISFET、R,C…時定数回路、N〜N7…
ノード、φput…出力。
スクROMの構成を示すブロツク図、第2図は本
発明に係る遅延回路を含むパルス発生回路の一例
を示す回路図、第3図はそのタイミングチヤート
である。 ,CE…チツプイネーブル信号、A0〜Ao…
アドレス信号、Dput…メモリデータ出力、Q1〜
Q13…MISFET、R,C…時定数回路、N〜N7…
ノード、φput…出力。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 遅延抵抗素子と遅延容量素子とを備え入力信
号に対し遅延された信号を形成する回路手段と、 上記入力信号によつてスイツチ動作される第1
導電型の第1のMISFETと、 上記回路手段の出力がゲートに供給されかつソ
ース・ドレインが上記第1MISFETのソース・ド
レインと直列接続されて電源の一方の端子と出力
点との間に接続された第1導電型の第2MISFET
と、 上記出力点と電源の他方の端子との間に接続さ
れかつ上記入力信号によつて上記第1の
MISFETに対し相補的にスイツチ動作される第
2導電型の第3MISFETと、 を備えてなり、上記入力信号に対し遅延された信
号を上記出力点に得るようにしてなることを特徴
とする遅延回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57075298A JPS58194422A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 遅延回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57075298A JPS58194422A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 遅延回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58194422A JPS58194422A (ja) | 1983-11-12 |
JPH0322730B2 true JPH0322730B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=13572195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57075298A Granted JPS58194422A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 遅延回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58194422A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104852710A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-08-19 | 张维秀 | 一种振荡信号生成电路及方法 |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP57075298A patent/JPS58194422A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58194422A (ja) | 1983-11-12 |
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