JPH03226703A - 光ファイバカプラの製造方法 - Google Patents

光ファイバカプラの製造方法

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JPH03226703A
JPH03226703A JP2142890A JP2142890A JPH03226703A JP H03226703 A JPH03226703 A JP H03226703A JP 2142890 A JP2142890 A JP 2142890A JP 2142890 A JP2142890 A JP 2142890A JP H03226703 A JPH03226703 A JP H03226703A
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JP
Japan
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optical fiber
coating
fiber coupler
optical fibers
integrated
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Masumi Fukuma
眞澄 福間
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光フアイバ中を伝搬する光を分岐合流もしく
は、分波合波を行なう光ファイバカプラの製造方法に関
するものである。
(従来の技術) 従来、光ファイバカプラの製造゛方法として、複数本の
光ファイバの長手方向の一部の被覆を除去し、その部分
をねじり合わせて、加熱延伸する方法が行なわれている
。加熱方法としては、石英バイブ中に光ファイバを通し
、石英パイプを加熱し、延伸を行なう方法が採用されて
いる。
このようなねじりを加えて加熱延伸する光ファイバカプ
ラの製造方法においては、ねじりの状態を一定にするこ
とが困難である。その理由は、−定量のねじりを加えて
も、そのねじりが、必ずしも被覆を除去したガラス部分
に加わらず、被覆のある部分にも加わり、それが一定で
ないため、カブラとなる部分のねじれの状態が、製造の
度にばらつくためである。したがって、この方法で製造
される光ファイバカプラは、分岐比、過剰損失のばらつ
きが生じ、偏波依存性のばらつきの原因ともなっている
また、複数本の光ファイバをねじり合わせる作業は、手
作業によるしかなく、機械化することが極めて難しいこ
とも問題点となっている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、複数本の光ファイバに、ねじりを加えて、加
熱延伸する光ファイバカプラの製造方法において、被覆
を除去したガラス部分のみにねじりを加えることができ
るようにして、再現性のよい光ファイバカプラを製造で
きるとともに、ねじりを自動的に加えることができる光
ファイバカプラの製造方法を提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、光ファイバカプラの製造方法において、被覆
を施した光ファイバの複数本を一体化し、その被覆の一
部を所定の長さにわたって除去したのち、被覆の除去を
行なった部分の両端部において断面周方向に一定角度の
回転を与え、ついで、被覆の除去を行なった部分を加熱
延伸することを特徴とするものである。
被覆を除去した部分の両端部において与えるねじりの角
度を、90〜180度の範囲の一定量とすることができ
る。
加熱延伸に際しては、被覆を除去した部分を石英などの
部材で覆い、該部材を加熱することにより、延伸部を加
熱するようにしてもよい。
第1図は本発明の一具体例である。被覆を施した光ファ
イバを26平行に配置した光フアイバ心線の長手方向の
被覆の一部を除去したのち、被覆した部分を図に示すよ
うに、縦溝及び横溝を有する延伸ステージ上のクランパ
に取り付けたのち、長手方向に連続した溝を有するパイ
プに入れたのち、バーナ等で加熱延伸する。
(作 用) 本発明は、光ファイバカプラの製造方法において、被覆
を施した光ファイバの複数本を一体化し、その被覆の一
部を所定の長さにわたって除去したことにより、被覆の
除去された長さを一定でき、その被覆の除去を行なった
部分の両端部において断面周方向に一定角度の回転を与
えることにより、被覆の除去を行なった部分に与えるね
じりを、常に一定にすることができるものである。
ついで、被覆の除去を行なった部分を加熱延伸すること
により、再現性のよい光ファイバカプラを得ることがで
きる。
(実施例) 第1図は、本発明の光ファイバカプラの製造方法の一実
施例を説明するための概略図である。図中、1,2は一
体化した光ファイバの被覆部、3は被覆を除去したガラ
ス部、4,5は延伸ステージ、6は半割バイブ、7はバ
ーナ、8は火炎である。
この実施例では、2本の光ファイバを用いた2X2カブ
ラの製造方法を説明するものである。2本の光ファイバ
は、外径125μm、コアとクラッドとの屈折率差△n
が0.4%、カットオフ波長が0.75μmの、波長が
0685μmの単一モード光ファイバである。これを用
いて、波長が0.85μmにおいて、分岐比が50%と
なる光ファイバカプラを製造するものである。
先ず、それぞれの光ファイバに、直径0.25mmとな
る紫外線硬化樹脂による被覆をした。次に、同じく、紫
外線硬化樹脂を用いて、2本の光ファイバを一体化した
。断面を第2図に示す1aは光ファイバのガラス部、1
bは紫外線硬化樹脂による被覆で、直径が上述したよう
に、0.25mmである。この2本を並べ、紫外線硬化
樹脂により一体化した。縦は0.3mm、横は1.1m
mである。
一体化した2本の光ファイバの被覆を長さ方向に25m
mにわたって除去したのち、一方の被覆部1を延伸ステ
ージの4のクランパに、他方の被覆部2を延伸ステージ
5のクランパにセットした。
延伸ステージの4のクランパには、一体化した被覆部1
が、横方向に納まる溝が設けられ、延伸ステージ5には
、一体化した被覆部2が、縦方向に納まる溝が設けられ
ているから、被覆を除去したガラス部3は、クランパの
WJ側で心線が90度ねじれる状態にセットされる。両
側の被覆部は、体化されているから、ねじれは加わらな
い。
被覆を除去したガラス部3に、0.5mmの溝を設けた
内径8mm、肉厚0.8mmの石英の半割バイブをかぶ
せ、アセチレン−酸素ガスのバーナ7により、加熱する
とともに、延伸ステージに張力を加えて、光ファイバの
ガラス部を延伸した。
延伸過程において、半導体レーザ光を光ファイバのうち
の一方に入射させ、他方の出力光をパワメータでモニタ
しながら、分岐比が所望の値となるよう延伸を行なった
。延伸張力は、3gで一定とした。
試作した光ファイバカプラの20本について、0.85
μmのLD光源により、偏光子と1/2波長板を用いて
偏波依存性を測定したが、ばらつきは、4.2%±2%
であり、従来の2本の光ファイバのばらばらの素線を用
いて製造した場合に比べて安定した特性の光ファイバカ
プラが得られた。
なお、延伸ステージ4.5におけるクランパの溝を同じ
方向とすれば、光ファイバの被覆を除去したガラス部に
は、正確に、180度のねじれ角を与えることができる
。このねじれ角は、上述した実施例のように、90度ま
たは180度に限るものではなく、クランパの溝の角度
を設定しておくことにより、適宜の角度とすることがで
きる。
しかし、必ずしも多くの角度にねじる必要はなく、正確
なねじり角を与えることができる本発明によれば、90
〜180度で、所望の特性を得ることができる。
また、加熱方法としては、上述した実施例のように、比
較的大きな石英バイブに光ファイバを側面より通す程度
の溝を設けたもの等を用いて、光ファイバのガラス部を
間接的に加熱し、延伸する方法を採用する方が好結果が
得られた。火炎等により直接加熱する方法では、過剰損
失が増加しやすいことが分かった。また、この場合、第
3図に示すように、光ファイバのガラス部3が、半割バ
イブロの底面に近づく方が、バーナ7の火炎8による熱
量が増加するため、使用するガス流量が小さくて済む利
点がある。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明の光ファイバカ
プラ製造方法によれば、あらかじめ複数本の光ファイバ
を一体化したのち、ねじりを加えるので、作業が簡単で
あり、かつ、ねじりのばらつきを軽減することができ、
特性の安定した光ファイバカプラを製造できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光ファイバカプラの製造方法の一実
施例を説明するための概略図、第2図は、一体化した光
ファイバの被覆部の断面図、第3図は、加熱部の断面図
である。 1.2・・・一体化した光ファイバの被覆部、3・・・
被覆を除去したガラス部、4,5・・・延伸ステージ、
6・・・半割バイブ、7・・・バーナ、8・・・火炎。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  被覆を施した光ファイバの複数本を一体化し、その被
    覆の一部を所定の長さにわたって除去したのち、被覆の
    除去を行なった部分の両端部において断面周方向に一定
    角度の回転を与え、ついで、被覆の除去を行なった部分
    を加熱延伸することを特徴とする光ファイバカプラの製
    造方法。
JP2021428A 1990-01-31 1990-01-31 光ファイバカプラの製造方法 Expired - Lifetime JP2864614B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63205615A (ja) * 1987-02-21 1988-08-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバカツプラならびにその製造方法および製造装置
JPS643610A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Fujitsu Ltd Production of optical directional coupler

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63205615A (ja) * 1987-02-21 1988-08-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバカツプラならびにその製造方法および製造装置
JPS643610A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Fujitsu Ltd Production of optical directional coupler

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