JPH03226565A - レーザ蒸着装置 - Google Patents

レーザ蒸着装置

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JPH03226565A
JPH03226565A JP2022529A JP2252990A JPH03226565A JP H03226565 A JPH03226565 A JP H03226565A JP 2022529 A JP2022529 A JP 2022529A JP 2252990 A JP2252990 A JP 2252990A JP H03226565 A JPH03226565 A JP H03226565A
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JP
Japan
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target
particles
support rod
vapor deposition
substrate
Prior art date
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Application number
JP2022529A
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English (en)
Inventor
Kazunori Onabe
和憲 尾鍋
Nobuyuki Sadakata
伸行 定方
Tsukasa Kono
河野 宰
Hisayoshi Sano
佐野 久義
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Shimadzu Corp
Fujikura Ltd
Original Assignee
Shimadzu Corp
Fujikura Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、超電導マグネット、超電導送電、医療用機
器、超電導エネルギー貯蔵、超電導素子用などとして応
用開発が進められている酸化物超電導体製造用などのレ
ーザ蒸着装置に関する。
「従来の技術」 従来、酸化物系の超電導体を製造する方法として、真空
蒸着法、スパッタリング法、レーザ蒸着法、M 13 
E法(分子線エピタキシー法)、CV I)法(化学気
相成長法)、I’Vl)法(イオン気相成長法)などの
成膜性が知られている。また、これらの各種の成膜方法
において、均質で超電導特性の良好な酸化物超電導膜を
製造できる方法として、真空成膜プロセスを用い、熱あ
るいは高周波プラズマ、イオンビームなどのエネルギー
をターゲットに照射してターゲットから叩き出された粒
子を基板」二に堆積させる技術が主流となっている。
このような各種の成膜法において、緻密な膜の生成が可
能であって、成膜速度の速い技術としてレーザ蒸着法が
注目されている。このレーザ蒸着法は、目的とする酸化
物超電導体の組成と同一・あるいは近似した組成のター
ゲットを用い、このターゲットにレーザビームを照射し
てターゲブ:〜の表面部分をえぐり取り、発生させた粒
子を基材1・。
に堆積させることで酸化物超電導体を製造4°ろ方法で
あり、他の成膜法に比較して以下に説明4”る利点があ
ることで知られている。
■通常のスパッタリング法ではターゲット組成と生成膜
の組成がかなりずれる傾向があるが、レーザ蒸着法にお
いては、用いたターゲットの組成と生成膜の組成とのず
れが少ないので、目的の組成の酸化物超電導体の膜を得
やすい利点がある。
■通常のスパッタリング法においては、厚さ1μlI程
度の酸化物超電導体の膜を製造するためにIO時間程度
の処理時間を必要とするが、レーザ蒸着法においては厚
さ数μm程度の酸化物超電導膜をi時間程度で製造でき
る利点がある。
■蒸着法やスパッタリング法においては、蒸発源や電極
などを真空雰囲気中に配置する必要があるが、レーザ蒸
着法では、レーザ光を処理装置の外部から導くことがで
き、レーザ売先装置などを処理装置の外部に設けること
ができるので、処理装置の内部を質の良い真空条件に保
つことが容易であって、種々の気相雰囲気で成膜できる
(り点がある。
[発明が解決しようとする課題」 +”+;i述のレーザ蒸着法で基材上に酸化物超電導体
の模を形成する場合、ターゲット表面の1箇所にレーザ
を集光照射してその照射部分から粒子を叩き出すので、
叩き出された粒子はターゲットから放射状に広がりつつ
拡散して基材に接近し、屑材の表面に衝突して堆積する
。従って基材表面において、ターゲットから遠い部分と
近い部分で堆積4〜ろ粒子数に差異が生じ、基材上に形
成されろ模の質や厚さに不均一性を引き起こす問題があ
った。
そして、このように膜質と膜厚が不均一になると、超電
導特性の優れた膜を基材上の狭い範囲にしか形成できな
い問題がある。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、基
材表面の広い範囲にわたり膜質や膜!9の安定した酸化
物超電導体の膜を形成することができるレーザ蒸着装置
を提供することを目的と4°ろ。
「課題を解決するための手段」 本発明は前記課題を解決するために、酸化物超電導体ま
たは酸化物超電導体と近似組成のターゲートにレーザビ
ームを照射してターゲットの表面部分から粒子を発生さ
せ、この拉Tをターゲットの近傍に設置した基材上に堆
積させて酸化物超電導体を製造するレーザ魚骨装置にお
いて、前記レーザビームの光路に対するターゲットの傾
斜角度を調節自在な移動機構で前記ターゲットを支持し
てなり、前記移動411構が、蒸着処理室に連通して設
けられた収納体と、この収納体を挿通して基材近傍に延
出された支持ロッドと、支持ロッドの先端に設けられた
ターゲット支持部と、支持ロッドの途中部分の外周面と
収納体の内面とに固着されて収納体を気密に仕切る蛇腹
部材と、収納体の外壁に回転自在に設けられた調整ノブ
と、調整ノブに接続されたねじ軸に螺合されろとともに
前記支持【lラドに係合させて設けられ、ねじ軸の回転
によって移動して支持ロッドを傾斜させる調整駒を具備
してなるしのである。
「作用 」 調整ノブを回転させることで支持[Iラドを傾斜させて
ターゲットを傾斜させることができ、これによってター
ゲット表面から発生する粒子を基材の広い範囲に振り分
けつつ堆積さUろことかでき、基材上には厚さと質の均
一化した酸化物超電導体の模か生成する。まr;、ター
ゲットから出された粒子が基材上の広い範囲に堆積する
ので、膜P)が均一で膜質の整った大面積の酸化物超電
導体の唖を生成できる。更に、レーザ蒸れ法であるので
、成膜時間が短くなるとともに、緻密な酸化物超電導体
の膜が得られる。
「実施例」 第1図ないし第6図は、本発明のレーザ蒸着装置の一実
施例を示す乙ので、この例の蒸着装置mAは、第2図に
示すように、蒸着処理容器型と真空排気装置2とレーザ
ビームの発光装置3を備えている。
蒸着処理容器!の内部には、第4図に示すように、基台
5に支持されて塙仮(部材)6が設置されるとともに、
蒸着処理室lの天井部を貫通して設置された支持aラド
7によって円板状のターゲット8が基板6の斜めl―方
に傾斜状態で支持されている。
0り記ターゲット8は以Fに説明°4′ろ第1移動機構
10によって移動自在に支持されている。
第1移動機構IOは、第2図に示すように蒸着処理室l
の大1F壁をrt通して設けられた筒部1tlIに取り
付けられている。即ち、筒部材11の先端側に形成され
たフランジ板12に、フランジ板12を貫通して蒸着処
理容器型の内部に通じる筒体(収納体)13が固定され
、この筒体I3を挿通した支持ロッド7が蒸着処理室1
の内部に延出されている。この支持ロッド7の途中部分
には支持ロッド7の外周面と筒体鳳3の内周面とに固着
された蛇腹部材15が設けられている。この蛇腹部耐重
5は、支持ロッド7の途中部分の外周面に固着されたド
ーナツ板状の仕切部1t16と、仕切部材I6に接続さ
れたステンレスなどの金属からなる蛇11g17と、蛇
腹I7に接続されて筒体13の内周面に固着された仕切
板18とから構成されている。即ち、蛇腹部材I5によ
って、筒体13が気密に仕切られている。
更に、支持ロッド7の上端部側(筒体13の]を端部側
)には、筒装置3に装着されて支持Cllラドの上端部
を移動させる機構が設けられている。
叩ら、筒体13の周壁を貫通して一対の調整ノブ20.
21が個々に回動自在に設けられ、調整ノブ20.21
に接続されたねじ軸22に螺合された調整駒23が支持
ロッド7に係合されている。
調整ノブ20.21は第3図に示すように互いに直角に
向くように設けられ、調整ノブ20.21は調整駒23
.23に形成された長孔23mに支持ロッド7を挿通し
て支持ロッド7に係合されている。そして、R整ノブ2
0.21の回転操作を行うことで、調整駒23.23を
ねじ軸22.22の各長さ方向に移動させて支持ロッド
7を押圧することでターゲット8を所要角度上下左右方
向に傾斜させることができるようになっている。
また、第3図に示すばね部材28は、筒体!3の外周壁
に回転自在に設けられたねじ軸29aと支持ロッド7の
端部とに接続され、互いに直交゛4゛る長孔23a、2
3aのつくり出す空間と支持(7ツド7の径の差によっ
て生じるあそびをなくすためのばね部材である。
一方、ターゲット8に対向する蒸着処理容装置の側面側
に接続口29が形成されていて、この接続口29とレー
ザビームの発光装v!L3とが第1図と第5図に示す接
続管30により接続されている。
前記接続管30は角部を2箇所有する曲り管からなり、
上方の角部内には移動装fiu31と集光レンズ32が
設けられ、下方の角部には第2移動機横33が設けられ
ている。
接続管30の上方の角部内には、支持部材35に支持さ
れた第1反射#136が傾斜状態で固定されている。ま
た、第1反射m36の周囲には接続管30の管壁に固定
された支持枠37がねじ軸38と調節ノブ39により上
下に移動自在に設けられ、支持枠37の下端部に集光レ
ンズ32が取り付けられている。
接続管30の下方の角部の第2移動機横33は、接続管
30の管壁を貫通して設けられた筒体40を興備してい
る。この筒体40の先端部側(接続管30の内部側)に
は第2反射鏡41を装着した支持部材42が設けられ、
支持部材42には筒体40の後部側に延出する支持ロッ
ド43が固定されている。前記支持部材42は、筒体4
0内で傾斜自在に支持されてtCる。前記支持ロッド4
3の途中部分には支持ロッド43の外周面と筒体40の
内周面とに固着された蛇腹部材44が設けられている。
この蛇腹部材44は、支持ロッド43の外周面に固着さ
れたドーナツ板状の仕切部材45と、仕切部材45に接
続された蛇腹46と、蛇腹46に接続されて筒体40の
内周面に固着された仕切板47から構成されている。即
ち、蛇腹部材44によって、筒体40が、接続管30の
内部側に通じる先端部側と、反対側の後端部側とに気密
に仕切られている。
更に、支持ロッド43の後端部側(筒体40の後端部側
)には、筒体40に装管されて支持ロッド43の後端部
を移動させる機構が設けられている。即ち、筒体40の
周壁を貫通して一対の調整ノブ50.51が個々に回転
自在に設けられ、調整ノブ50.51に接続されたねじ
軸52に螺合された調整駒53が支持ロッド43に係合
されている。調整ノブ50.51は第6図に示すように
互いに直角に向くように設けられ、調整ノブ50゜51
は調整駒53.53に斤ニ成された長孔53aに支持ロ
ッド43を挿通して支持ロッド43に係合されている。
そして、調整ノブ50.51の回転操作を行うことで、
調整駒53.53をねじ軸52.52の各長さ方向に移
動させて支持ロッド43を押圧することで反射ミラー4
1を所要角度回動させることができるようになっている
また、第5図と第6図に示すばね部材48は、筒体40
の外周壁に回転自在に取り付けられたねし軸49と支持
ロッド43の端部とに接続されていて、Jj、いに直交
する長孔53a、53aのつ(り出ず空間と支持【1ツ
ド7の径の差によって生じるあそびをなくするためのら
のである。
一方、7421処理容器l内のターゲット8は、形成し
ようとする酸化物超電導体の膜と同等または近似した組
成、あるいは、成膜中に逃避しやすい成分を多く合資さ
仕た複合酸化物の焼結体、または、酸化物超電導体のバ
ルクなどから形成されている。現在知られている臨界温
度の高い酸化物超電導体として具体的には、Y −[3
a−Cu−0系、13iS r−Ca−Cu−0系、T
I−B a−Ca−Cu−0系などがあるので、ターゲ
ット8としてこれらの系のらのなどを用いろことができ
る。なお、酸化物超電導体を構成する元素の中で蒸気圧
が高く、蒸着の際に飛散しやすい元素らあるので、この
ような元素を含むターゲット8を使用する場合は、蒸気
圧の高い元素を目的とする所定の割合よりも多く含むタ
ーゲットを用いれば良い。
蒸着処理容器l内の基台5は加熱ヒータを内蔵したしの
で、基板6を所望の温度に加熱できるようになっている
また、レーザ発光装置3はターゲット8から構1i12
拉子を発生させろことができるものであれば、YAGレ
ーザ、CO,レーザ、エキシマレーザなどのいずれのら
のを使用しても良い。
次に前記構造のレーザ蒸着装置を用いて基板6の表面に
酸化物超電導体の膜を形成する場合について説明する。
基板6とターゲット8を蒸着処理容器!内に第4図に示
4°ようにセットしたならば、真空排気装置2を作動さ
せて蒸着処理容′a1の内部を真空排気する。ここで必
要に応じて蒸着処理容器【内に酸素ガスを導入して蒸着
処理容器!内を酸素雰囲気としても良い。
次に、壜台5の加熱ヒータを作動させて基板6を所望の
温度に加熱する。なおここで、蒸着処理室■の天井部に
、第4図に示すように形成されている接続ボート60を
利用してこの接続ボート60に加熱用のCOtレーザな
どの発生装置を接続し、このレーザ発生装置から発生さ
せたレーザビームで基板6を加熱するようにしても良い
次にレーザビームの発光装置3から発生さU゛だレーザ
ビームを第7図に示すように、第1反射鏡36と集光レ
ンズ32と第2反射[41を介して蒸着処理容器l内に
導き、ターゲット8の表面に集光照射する。この際に、
調整ノブ39を回転させて集光レンズ32の上下位置調
節を行い、ターゲット8の表面にレーザビームの焦点を
合わUろ、。
レーザビームが照射されたターゲット8は表面部分がえ
ぐり取られるか蒸発されて構成粒子が第7図に示すよう
に叩き出され、その粒子は基板6上に堆積する。粒子が
堆積される基板6は加熱されているので、堆積された膜
は堆積と同時に熱処理される。
基板6上に粒子の堆積を行っている間、調整ノブ20.
21を回転させて支持ロッド7を所要角度傾斜させるこ
とで、ターゲット8をレーザビームのき路に対して傾斜
させる。この操作によりターゲット8から発生した粒子
の流れが異なる方向に広がってJ&板6の−1−の別の
範囲に粒子が堆積する。また、調整ノブ20.21の回
転を調整してターゲット8を所定の角度で往復揺動さ□
°っつ粒子の堆積を行うことでJ&板6の表面全部に均
一に粒子の堆積を行うことができ、17さと質の均一な
堆積層を形成できる。
前述のように堆積がなされた粒子の層は熱処理によって
酸化物超電導体の模となる。また、ターゲット8からレ
ーザビー!、により発生された粒子は十分に活性化され
た状態であるので、基板6上に緻密に堆積し、熱処理に
よ−1て緻密な酸化物超電導体の模となる。
ところで、レーザビームの照射を所定時間続行するとタ
ーゲット8の表面部分のI箇所のみが厚さ方向に消耗す
るので、叩き出される粒子の組成に変動を生じるおそれ
がある。
このような場合、所定時間、レーザビームの照射を行っ
たならば、調整ノブ50.51を回転させて第2反射鏡
4Iを数°程度傾斜させる。この操作により第2反射鏡
4■よレーザビームの光路に対して傾斜するので、レー
ザビームは第7図に示すようにターゲット8の表面の他
の部分に照射され、ターゲット8の他の部分から再び粒
子を叩き出してこの粒子を基板6上に堆積させることが
できる。また、この後、所定時間毎にターゲット8に対
するレーザビームの照射位置を変更して順次粒子の叩き
出しを行って基板6上に粒子の堆積を行うことが好まし
い。
このようにターゲット8に対するレーザビームの照射位
置を適宜変えることで、ターゲット8の表面の種々の部
分から粒子を発生させることができるので、ターゲット
8の表面部分の全体から常に均一な組成の粒子を発生さ
せることができる。
このように発生された粒子は、十分に活性化された状態
にあるので、基板6上に堆積して緻密な模を形成する。
また、堆積された膜は順次加熱されて熱処理されるので
、結晶構造の調整がなされ、緻密で結晶構造の整った優
れた酸化物超電導体の膜が得られる。
なお、基台5の左右に送出ローラと巻取ローラを設け、
送出ローラから送り出したテープ状の基材を基台5に送
り、巻取ローラで巻き取りっつレーザ蒸着を行うように
するならば、長尺の基材上に酸化物超電導体の膜を何す
る超電導導体を製造することができる。
前記長尺の超電導導体を製造する場合、ターゲット8を
揺動させて前述の場合と同様に発生粒子の方向を変更す
るか、または、第2反射m21を傾斜さU゛てレーザビ
ームのターゲット8に対する照射位置を適宜変更し、長
時間にわたって安定した組成の粒子を発生させつつ蒸着
することで、長尺の基材の全長にわたり厚さと質の均一
な酸化物超電導体の膜をaオる超電導導体を製造するこ
とができろ。
「製造例」 第1図ないし第6図に示す構成の蒸着装置を用厚さ0.
5smの基板を用いるとともに、ターゲットとしてY 
o、s[3a+、、c us、oo 7−sなる組成の
酸化物超電導体からなる円板状ターゲットを用いた。
また、蒸む処理室の内部をI O−’Torrに排気し
、基板を640℃に加熱しっつレーザ蒸着を行った。
ターゲット照射用のレーザビームには波長1931−の
八「Fレーザを用いた。また、成膜中に、ターゲットを
上下方向に±3°  IQs/回で揺動させつつ成膜処
理を行った。
以上の処理によって基板上に厚さ1.0μmの酸化物超
電導体の膜を形成した酸化物超電導体を得ることができ
た。
得られた酸化物超電導体について、臨界温度を測定する
とと6に、液体窒素で冷却して臨界電流密度を測定した
臨界温度     88に 臨界電流密度 2.0XIO’  ^/cm”(77に
%O,ST)以上のように本発明方法を実施することで
優れた臨界温度と臨界電流密度を示す酸化物超電導体「
発明の効果」 以」−説明したように本発明は、レーザビームをターゲ
ットに照射してターゲットの表面の粒子の叩き出しを行
って基材上に酸化物超電導体の唖の堆積を行う際に、調
整ノブを回転させることでターゲットを揺動させること
ができる構成であるので、成膜中にターゲットから発生
させた粒子のlll1:れを基材表面の広い範囲に衝突
さ仕ることができ広い範囲に粒子を堆積させることがで
きる。従って基材上の広い範囲に、厚さと質の均一な緻
密な酸化物超m導体の模を形1戊できろ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの発明の一実施例を示4“らの
で、第1図は側面図、第2図は第18動機構の断面図、
第3図は第2図の13−B線断面図、第4図は蒸着処理
容器の断面図、第5図は第21動機構の断面図、第6図
は第5図のA−A線断irj図である。 1・・・蒸着処理容器、3・・・レーザ発光装置、6・
・・基板(基材)、7・・・支持ロッド、10・・・第
1移動機構、+3・・・筒体(収納体)、15・・・蛇
腹部材、17・・・蛇腹、20.21・・・!Ill整
ノブ、23・・・調整駒、23a・・・長孔。 2・・・ねじ軸、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 酸化物超電導体または酸化物超電導体と近似の組成など
    のターゲットにレーザビームを照射してターゲットの表
    面部分から粒子を発生させ、この粒子をターゲットの近
    傍に設置した基材上に堆積させて酸化物超電導体などを
    製造するレーザ蒸着装置において、前記レーザビームの
    光路に対するターゲットの傾斜角度を調節自在な移動機
    構で前記ターゲットを支持してなり、 前記移動機構が、蒸着処理室に連通して設けられた収納
    体と、この収納体を挿通して基材近傍に延出された支持
    ロッドと、支持ロッドの先端に設けられたターゲット支
    持部と、支持ロッドの途中部分の外周面と収納体の内面
    とに固着されて収納体を気密に仕切る蛇腹部材と、収納
    体の外壁に回転自在に設けられた調整ノブと、調整ノブ
    に接続されたねじ軸に螺合されるとともに前記支持ロッ
    ドに係合させて設けられ、ねじ軸の回転によって移動し
    て支持ロッドを傾斜させる調整駒を具備してなることを
    特徴とするレーザ蒸着装置。
JP2022529A 1990-02-01 1990-02-01 レーザ蒸着装置 Pending JPH03226565A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2716462A1 (fr) * 1994-02-22 1995-08-25 Deutsche Forsch Luft Raumfahrt Procédé pour revêtir un substrat, et dispositif de revêtement pour la mise en Óoeuvre dudit procédé.
CN103820757A (zh) * 2014-03-19 2014-05-28 沈阳慧宇真空技术有限公司 一种激光分子束蒸发系统变向传动定位机构

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