JPH03226553A - 高耐用性を有する交流プラズマトーチ - Google Patents
高耐用性を有する交流プラズマトーチInfo
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- JPH03226553A JPH03226553A JP2018987A JP1898790A JPH03226553A JP H03226553 A JPH03226553 A JP H03226553A JP 2018987 A JP2018987 A JP 2018987A JP 1898790 A JP1898790 A JP 1898790A JP H03226553 A JPH03226553 A JP H03226553A
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Landscapes
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
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- Furnace Details (AREA)
- Plasma Technology (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、高耐用性の交流プラズマトーチに関するも
のである。
のである。
[従来の技術]
近年、溶鋼の二次精錬にプラズマ加熱が多用されるよう
になってきた。即ち、交流プラズマ加熱を取鍋又はタン
デイツシュ内の溶鋼に適用して溶鋼の二次精錬を行うこ
とが、例えば特開昭61−95766号、特開昭61−
95755号によって提案されている。このプラズマ加
熱に使用される交流プラズマトーチは、一般に内部水冷
式のもので取鍋又はタンデイツシュ上に加熱室を形成し
て輻射熱を溶鋼の加熱に利用する場合、トーチ自体から
の抜熱量は無視できず、熱効率を低下させてぃた。この
問題を解決するためにトーチ外面にAQ203 、 Z
rO2等のセラミック溶射による断熱層を設けたプラズ
マトーチが実開昭60−140397号によって提案さ
れている。
になってきた。即ち、交流プラズマ加熱を取鍋又はタン
デイツシュ内の溶鋼に適用して溶鋼の二次精錬を行うこ
とが、例えば特開昭61−95766号、特開昭61−
95755号によって提案されている。このプラズマ加
熱に使用される交流プラズマトーチは、一般に内部水冷
式のもので取鍋又はタンデイツシュ上に加熱室を形成し
て輻射熱を溶鋼の加熱に利用する場合、トーチ自体から
の抜熱量は無視できず、熱効率を低下させてぃた。この
問題を解決するためにトーチ外面にAQ203 、 Z
rO2等のセラミック溶射による断熱層を設けたプラズ
マトーチが実開昭60−140397号によって提案さ
れている。
[発明が解決しようとする課題]
三相交流プラズマでは、プラズマトーチ外筒を金属製の
SO5で構成するのが一般的であり、プラズマ加熱時に
外周部で二次アーク放電が発生しSUSに局部溶損等が
発生し、トーチ肉厚の減少、トーチ垂れ下がり(曲がり
)等の損傷を与え、ト−チ寿命が短命であるという問題
点かあった。上記実開昭60−140397号提案のセ
ラミック溶射被膜では、断熱による熱効率の向上は可能
であるが、−次アーク放電は防止できない。
SO5で構成するのが一般的であり、プラズマ加熱時に
外周部で二次アーク放電が発生しSUSに局部溶損等が
発生し、トーチ肉厚の減少、トーチ垂れ下がり(曲がり
)等の損傷を与え、ト−チ寿命が短命であるという問題
点かあった。上記実開昭60−140397号提案のセ
ラミック溶射被膜では、断熱による熱効率の向上は可能
であるが、−次アーク放電は防止できない。
本発明は、このような状況に対応すべく被覆の構成を検
討した結果、交流プラズマトーチ外筒の絶縁性熱遮蔽被
膜として最適な溶射被膜を提供することを目的としてい
る。
討した結果、交流プラズマトーチ外筒の絶縁性熱遮蔽被
膜として最適な溶射被膜を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するための本発明の交流プラズマトーチ
は、交流プラズマトーチ外筒を構成する耐熱金属の表面
に、前記金属より高耐熱性を有する金属被覆層を施し、
更に該金属被覆層上に強制冷却することなく微細な割れ
を有する耐熱衝繋性耐絶縁性セラミック被覆層か形成さ
れ、更にこのセラミック被覆層上に溶融金属にたいして
高耐食性を有するセラミック被覆層を形成していること
である。
は、交流プラズマトーチ外筒を構成する耐熱金属の表面
に、前記金属より高耐熱性を有する金属被覆層を施し、
更に該金属被覆層上に強制冷却することなく微細な割れ
を有する耐熱衝繋性耐絶縁性セラミック被覆層か形成さ
れ、更にこのセラミック被覆層上に溶融金属にたいして
高耐食性を有するセラミック被覆層を形成していること
である。
すなわち本発明の構成は、交流プラズマトーチ外筒を構
成する耐熱金属に、前記耐熱金属より高耐熱性を有する
金属被覆の下層と、CaO・zr02が5〜40重量%
残部がγ型2 CaO・SiO2からなる酸化物材料の
溶射被覆の中間層と、A1203が20〜80重量%残
部がCr2O3からなるAQ203−Cr203固溶体
の溶射被覆の上層を有することを特徴とする絶縁被膜を
有する交流プラズマトーチである。
成する耐熱金属に、前記耐熱金属より高耐熱性を有する
金属被覆の下層と、CaO・zr02が5〜40重量%
残部がγ型2 CaO・SiO2からなる酸化物材料の
溶射被覆の中間層と、A1203が20〜80重量%残
部がCr2O3からなるAQ203−Cr203固溶体
の溶射被覆の上層を有することを特徴とする絶縁被膜を
有する交流プラズマトーチである。
以下に本発明の種々の実験例について説明する。寿命低
下の主因であるセラミック層の剥離は、金属とセラミッ
ク層の熱膨張係数の相違に基づく熱応力により引き起さ
れるため、これを緩和するために比較的大きな熱膨張係
数を有するセラミックを種々選択して耐熱衝7性試験を
実施した。尚、2 (:aO・SiO2に関しては種々
の結晶形があるが、耐スレ−キング性等を考慮してγ型
2 CaO・SiO2を選択した。
下の主因であるセラミック層の剥離は、金属とセラミッ
ク層の熱膨張係数の相違に基づく熱応力により引き起さ
れるため、これを緩和するために比較的大きな熱膨張係
数を有するセラミックを種々選択して耐熱衝7性試験を
実施した。尚、2 (:aO・SiO2に関しては種々
の結晶形があるが、耐スレ−キング性等を考慮してγ型
2 CaO・SiO2を選択した。
基材は5LIS 304を用い、アルミナ粉てサンドブ
ラスト処理した後、まず高温耐食性に富む金属として例
えばNiCrAgLY合金を ]OOIJmプラズマ溶
射し、更にその上に第1表に示す各種セラミ・ンクを1
50μmプラズマ溶射した。
ラスト処理した後、まず高温耐食性に富む金属として例
えばNiCrAgLY合金を ]OOIJmプラズマ溶
射し、更にその上に第1表に示す各種セラミ・ンクを1
50μmプラズマ溶射した。
得られた試験片を1100℃て10分間加熱、室温で1
0分間冷却という熱衝撃試験を繰り返し、亀裂発生まで
の熱サイクル回数を調査した。結果を第1表に示す。
0分間冷却という熱衝撃試験を繰り返し、亀裂発生まで
の熱サイクル回数を調査した。結果を第1表に示す。
第1表
耐熱衝撃性試験結果
本試験結果より、No、5のCaO−ZrO2、No、
7のZr02896Y20:+、 No、9(7)y型
2 Cao−5j02、No、 10のγ型2 CaO
−5102−3wt%CaO−7,r02− No、
17のγ型2CaO−5iO□−45wt’t; Ca
O・ZrO2が10回以上の耐用性を示し、良好な耐熱
衝撃性を有することか判明した。
7のZr02896Y20:+、 No、9(7)y型
2 Cao−5j02、No、 10のγ型2 CaO
−5102−3wt%CaO−7,r02− No、
17のγ型2CaO−5iO□−45wt’t; Ca
O・ZrO2が10回以上の耐用性を示し、良好な耐熱
衝撃性を有することか判明した。
特ニNo、IOノy型2 C:aO−5i02−3wt
!kca04r02〜No、17のγ型2 Cab−S
iO2−45wt96Cr2034r02が優れている
。
!kca04r02〜No、17のγ型2 Cab−S
iO2−45wt96Cr2034r02が優れている
。
尚、γ型2 CaO・5i02− (:a04r02系
原料に関しては、複合物か最も良好で、次いで化合物、
混合物の順で耐熱衝撃性に優れていることか本試験て判
明した。
原料に関しては、複合物か最も良好で、次いで化合物、
混合物の順で耐熱衝撃性に優れていることか本試験て判
明した。
γ型2 CaO・5i02− CaO・ZrO2系か良
好な耐熱衝撃性を示したのて、その内、No、 13の
γ型2 CaO・SiO2−25wt% Ca04r0
2(複合物)を代表例として被膜の断面観察を行った結
果、被膜内に微細な垂直亀裂か多数存在しているのが確
認できた。この微細垂直亀裂生成の原因としては、プラ
ズマフレーム中てのγ12caO・SiO□とCaO・
ZrO□の反応に起因すると考えられるアモルファス相
が生成し、基板に付着後冷却時のアモルファス相の収縮
によると考えられる。この微細垂直亀裂により熱応力か
緩和され耐熱衝撃性か向上したものと推定される。
好な耐熱衝撃性を示したのて、その内、No、 13の
γ型2 CaO・SiO2−25wt% Ca04r0
2(複合物)を代表例として被膜の断面観察を行った結
果、被膜内に微細な垂直亀裂か多数存在しているのが確
認できた。この微細垂直亀裂生成の原因としては、プラ
ズマフレーム中てのγ12caO・SiO□とCaO・
ZrO□の反応に起因すると考えられるアモルファス相
が生成し、基板に付着後冷却時のアモルファス相の収縮
によると考えられる。この微細垂直亀裂により熱応力か
緩和され耐熱衝撃性か向上したものと推定される。
次いで、耐熱衝撃性に優れた試料、No、5.7.9〜
+3.16.17を用いて、高温比抵抗の測定を実施し
た。測定に際しては、150 x 10x 8mmのS
O5304基板上に上記試料を5mll1以上厚膜溶射
をし、その後SUSを削り、セラミックの厚膜溶射体の
みを取り出し、+50 X IOX 5mmになるよう
にセラミックを加工し比抵抗測定用試料とした。この試
料を1200℃に保持した電気炉内に設置し、4端子法
により、セラミック溶射体の1200℃における比抵抗
を測定した。結果を第2表に示す。
+3.16.17を用いて、高温比抵抗の測定を実施し
た。測定に際しては、150 x 10x 8mmのS
O5304基板上に上記試料を5mll1以上厚膜溶射
をし、その後SUSを削り、セラミックの厚膜溶射体の
みを取り出し、+50 X IOX 5mmになるよう
にセラミックを加工し比抵抗測定用試料とした。この試
料を1200℃に保持した電気炉内に設置し、4端子法
により、セラミック溶射体の1200℃における比抵抗
を測定した。結果を第2表に示す。
第2表
比抵抗測定結果
No、7のZr02−8%Yz03は、酸素イオン導電
体であり、絶縁能かないことか判明した。一方、No、
5゜q=o、+7は比抵抗か102Ω・cmで発熱体領
域であり、&f!、縁能は不易していることか判明した
。しがし、No、]I 〜16のγ型2 CaO−5i
02−5〜40wt!lli CaO・ZrO2系ては
、10’Ω・cmと絶縁体であることが判明した。これ
は、前述の微細垂直亀裂により導電パスが分断されてい
るためと推定される。
体であり、絶縁能かないことか判明した。一方、No、
5゜q=o、+7は比抵抗か102Ω・cmで発熱体領
域であり、&f!、縁能は不易していることか判明した
。しがし、No、]I 〜16のγ型2 CaO−5i
02−5〜40wt!lli CaO・ZrO2系ては
、10’Ω・cmと絶縁体であることが判明した。これ
は、前述の微細垂直亀裂により導電パスが分断されてい
るためと推定される。
以上の両テストの結果より、CaO・ZrO2か5〜4
0wt*残部がγ型2 CaO・SiO2からなる酸化
物材料を溶射した被膜は高絶縁性高耐熱衝撃性を有する
ことが判明した。
0wt*残部がγ型2 CaO・SiO2からなる酸化
物材料を溶射した被膜は高絶縁性高耐熱衝撃性を有する
ことが判明した。
次に、三相交流プラズマトーチ外筒にてNo、13のγ
型2 CaO−5j02−25wt!k Ca04r0
2系被膜の実機確性試験を実施した。
型2 CaO−5j02−25wt!k Ca04r0
2系被膜の実機確性試験を実施した。
母材は SO5304金属で、ポンドコートとしてN1
CrA4Yを100μm溶射し、セラミックの膜厚を第
3表に示すように変更し実機にて使用した。結果を第3
表に示す。実機試験でのプラズマ操作条件を第4表に示
す。
CrA4Yを100μm溶射し、セラミックの膜厚を第
3表に示すように変更し実機にて使用した。結果を第3
表に示す。実機試験でのプラズマ操作条件を第4表に示
す。
第4表に示す条件で約30分プラズマ加熱し、二次アー
クの発生状況を調査した。NO,13−1,13−2の
ようにセラミック溶射膜厚が150umより薄ければ二
次アーク放電が発生し使用に適さないことが判明した。
クの発生状況を調査した。NO,13−1,13−2の
ようにセラミック溶射膜厚が150umより薄ければ二
次アーク放電が発生し使用に適さないことが判明した。
これは、二次アーク発生を防止するのに必要な総抵抗が
150μm以上で達成するからと考えられる。
150μm以上で達成するからと考えられる。
次に、二次アークの発生しなかったNo、13−3〜N
o、13−6を用いて約10時間のプラズマ加熱を実施
したが、いずれのトーチにも溶鋼の付着によりセラミッ
ク溶射膜の剥離が認められた。
o、13−6を用いて約10時間のプラズマ加熱を実施
したが、いずれのトーチにも溶鋼の付着によりセラミッ
ク溶射膜の剥離が認められた。
そこて、このトーチ上に耐溶鋼付着性の優れたセラミッ
ク膜を更に溶射施工することを考えた。
ク膜を更に溶射施工することを考えた。
溶射膜の組成としては、耐溶鋼付着性及び絶縁性を考慮
し、第5表に示す試料を検討した。
し、第5表に示す試料を検討した。
基材はSO53月を用い、アルミナ粉てサンドブラスト
処理した後、まず高温耐食性に富む金属として例えばN
iCrlY合金を 100μmプラズマ溶射し、更にそ
の上にγ型2 Cab−SiO2−25wtk CaO
−Zr02(No、13)を 150umプラズマ溶射
した。更にその上に第5表に示す試料を50μl溶射し
試験片とした。得られた試験片を1600℃の溶鋼中に
1分間浸漬し室温で冷却という試験を行い、溶鋼付着状
況、剥離発生状況を調査した。結果を第5表に示す。
処理した後、まず高温耐食性に富む金属として例えばN
iCrlY合金を 100μmプラズマ溶射し、更にそ
の上にγ型2 Cab−SiO2−25wtk CaO
−Zr02(No、13)を 150umプラズマ溶射
した。更にその上に第5表に示す試料を50μl溶射し
試験片とした。得られた試験片を1600℃の溶鋼中に
1分間浸漬し室温で冷却という試験を行い、溶鋼付着状
況、剥離発生状況を調査した。結果を第5表に示す。
第5表 溶鋼中への浸漬試験結果
No、+8〜No、]9.No、25〜No、26は、
溶射被膜が剥離し実用に供し得ないことか判明した。一
方、No、20〜No、24のAi、03−Cr2O3
固溶体(へ2203含有量80%〜20%)は、剥離も
溶鋼付着もなく実用に供し得ることが判明した。つまり
、こわらの被膜では、剥離しなければ溶鋼付着も起こら
ないことが判明した。
溶射被膜が剥離し実用に供し得ないことか判明した。一
方、No、20〜No、24のAi、03−Cr2O3
固溶体(へ2203含有量80%〜20%)は、剥離も
溶鋼付着もなく実用に供し得ることが判明した。つまり
、こわらの被膜では、剥離しなければ溶鋼付着も起こら
ないことが判明した。
次に、これらの試料の代表組成としてNo、22の材料
を選択し、適用しつる最大膜厚の検討を実施した。実験
は、前述の溶鋼浸漬試験と同様の方法で行った。
を選択し、適用しつる最大膜厚の検討を実施した。実験
は、前述の溶鋼浸漬試験と同様の方法で行った。
基材はSO5304を用い、アルミナ粉でサンドブラス
ト処理した後、まず高温耐食性に富む金属として例えば
Ni[:rAiY合金を 100μmプラズマ溶射し、
更にその上にγ型2 Cab−SiO2−25wt1
CaO−7、rO2(No、13 >を350umプラ
ズマ溶射した。更にその上に第6表に示す膜厚を変えた
試料を溶射し試験片とした。得られた試験片を、160
0℃の溶鋼中に1分間浸漬し室温で冷却という試験を行
い、剥離発生状況を調査した。結果を第6表に示す。
ト処理した後、まず高温耐食性に富む金属として例えば
Ni[:rAiY合金を 100μmプラズマ溶射し、
更にその上にγ型2 Cab−SiO2−25wt1
CaO−7、rO2(No、13 >を350umプラ
ズマ溶射した。更にその上に第6表に示す膜厚を変えた
試料を溶射し試験片とした。得られた試験片を、160
0℃の溶鋼中に1分間浸漬し室温で冷却という試験を行
い、剥離発生状況を調査した。結果を第6表に示す。
第6表
セラミック溶射被膜の膜厚と剥離性調査結果向、プラズ
マ溶射の場合、膜厚を204I11以下にコントロール
しようとして溶射試作を試みたか、溶射した試料の詳細
な表面観察を行うと一部に下地層が検出され、20叶以
下ては今回の目的の溶鋼との耐食性を発現させることか
不可能であることが判明した。
マ溶射の場合、膜厚を204I11以下にコントロール
しようとして溶射試作を試みたか、溶射した試料の詳細
な表面観察を行うと一部に下地層が検出され、20叶以
下ては今回の目的の溶鋼との耐食性を発現させることか
不可能であることが判明した。
第6表の結果からもわかるように、50%AQz035
0%1Cr203溶射被1漠では膜厚か20um以下、
80IJIT1以上では、溶射膜の剥離か発生し実用に
供しえないことか判明した。
0%1Cr203溶射被1漠では膜厚か20um以下、
80IJIT1以上では、溶射膜の剥離か発生し実用に
供しえないことか判明した。
尚、耐熱金属材料に被膜する金属被覆層に関しては、前
述のN1CrAiY以外にCoCrARY、CoN1C
rAQY。
述のN1CrAiY以外にCoCrARY、CoN1C
rAQY。
N1CoCrAQY等を用いても同等の効果を有するこ
とが判明した。
とが判明した。
尚、第1図は取鍋内の溶鋼を3相交流プラズマトーチを
用いて加熱している説明図で、1は取鍋、2はカバー、
3は加熱室、4はプラズマトーチ、5は溶鋼、6はスラ
グ層、7はガスバブリングを示している。
用いて加熱している説明図で、1は取鍋、2はカバー、
3は加熱室、4はプラズマトーチ、5は溶鋼、6はスラ
グ層、7はガスバブリングを示している。
第2図は、本発明の絶縁被膜を有する交流プラズマトー
チの一例を示したもので、8は先端ノズル、9はCu外
筒、10はSUS外筒、11は本発明における溶射被膜
である。
チの一例を示したもので、8は先端ノズル、9はCu外
筒、10はSUS外筒、11は本発明における溶射被膜
である。
[実施例コ
5115304からなるプラズマトーチ外筒に、CoC
rAQYをO,1mm溶射し、更にその上にγ型2 C
aO・SiO2−15wL%i Ca0−ZrO□を0
.15mm溶射し、更にその上に70’4 A(h03
−3096Cr203を0.05mm溶射した三相交流
プラズマトーチを用いて、プラズマ出力6000A、2
78Vで延べ約300時間の稼働でもプラズマトーチ外
筒には損傷が認められなか〕だ。一方、従来のSUS
304外筒単体ては延へ約100時間の稼働て次アーク
起因で5tlS 304に損傷か発生しトーチを取り替
えざるをえなかった。
rAQYをO,1mm溶射し、更にその上にγ型2 C
aO・SiO2−15wL%i Ca0−ZrO□を0
.15mm溶射し、更にその上に70’4 A(h03
−3096Cr203を0.05mm溶射した三相交流
プラズマトーチを用いて、プラズマ出力6000A、2
78Vで延べ約300時間の稼働でもプラズマトーチ外
筒には損傷が認められなか〕だ。一方、従来のSUS
304外筒単体ては延へ約100時間の稼働て次アーク
起因で5tlS 304に損傷か発生しトーチを取り替
えざるをえなかった。
[発明の効果コ
上記の結果から明らかなごとく、本発明に係わる高絶縁
性高耐食性被膜を溶射施工したプラズマトーチ外筒は、
優れた熱遮蔽効果、二次アーク発生防止、溶鋼にたいす
る高耐食性を付与でき信頼性の高い高耐用性プラズマト
ーチ外筒を得ることかできる。
性高耐食性被膜を溶射施工したプラズマトーチ外筒は、
優れた熱遮蔽効果、二次アーク発生防止、溶鋼にたいす
る高耐食性を付与でき信頼性の高い高耐用性プラズマト
ーチ外筒を得ることかできる。
第1図は取鍋自溶鋼の3相交流プラズマ加熱装置の説明
図、第2図は本発明の交流プラズマトーチの説明図であ
る。 1・・・取鍋、2・・・カバー、3・・・加熱室、4・
・・プラズマトーチ、5・・・溶鋼、6・・・スラグ層
、7・・・ガスハブリンク、8・・・先端ノズル、9・
・・Cu外筒、I O−・・5LiS外筒、11・・・
溶射被膜
図、第2図は本発明の交流プラズマトーチの説明図であ
る。 1・・・取鍋、2・・・カバー、3・・・加熱室、4・
・・プラズマトーチ、5・・・溶鋼、6・・・スラグ層
、7・・・ガスハブリンク、8・・・先端ノズル、9・
・・Cu外筒、I O−・・5LiS外筒、11・・・
溶射被膜
Claims (2)
- 1.交流プラズマトーチ外筒を構成する耐熱金属に、前
記耐熱金属より高耐熱性を有する金属被覆の下層と、C
aO・ZrO_2が5〜40重量%残部がγ型2CaO
・SiO_2からなる酸化物材料の溶射被覆の中間層と
、Al_2O_3が20〜80重量%残部がCr_2O
_3からなるAl_2O_3−Cr_2O_3固溶体の
溶射被覆の上層を有することを特徴とする絶縁被膜を有
する交流プラズマトーチ。 - 2.溶射被覆の中間層の厚みが150μm以上、溶射被
覆の上層の厚みが30〜70μmである請求項1記載の
絶縁被膜を有する交流プラズマトーチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018987A JPH03226553A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 高耐用性を有する交流プラズマトーチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018987A JPH03226553A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 高耐用性を有する交流プラズマトーチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03226553A true JPH03226553A (ja) | 1991-10-07 |
Family
ID=11986936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018987A Pending JPH03226553A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 高耐用性を有する交流プラズマトーチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03226553A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999023271A1 (de) * | 1997-11-03 | 1999-05-14 | Siemens Aktiengesellschaft | Erzeugnis, insbesondere bauteil einer gasturbine, mit keramischer wärmedämmschicht |
US6416882B1 (en) | 1997-11-03 | 2002-07-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Protective layer system for gas turbine engine component |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2018987A patent/JPH03226553A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999023271A1 (de) * | 1997-11-03 | 1999-05-14 | Siemens Aktiengesellschaft | Erzeugnis, insbesondere bauteil einer gasturbine, mit keramischer wärmedämmschicht |
US6416882B1 (en) | 1997-11-03 | 2002-07-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Protective layer system for gas turbine engine component |
US6440575B1 (en) | 1997-11-03 | 2002-08-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Ceramic thermal barrier layer for gas turbine engine component |
US6602553B2 (en) | 1997-11-03 | 2003-08-05 | Siemens Aktiengesellshaft | Process for producing a ceramic thermal barrier layer for gas turbine engine component |
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