JPH03226459A - 可食性、可溶性フィルム及び包装フィルム袋 - Google Patents

可食性、可溶性フィルム及び包装フィルム袋

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JPH03226459A
JPH03226459A JP2020104A JP2010490A JPH03226459A JP H03226459 A JPH03226459 A JP H03226459A JP 2020104 A JP2020104 A JP 2020104A JP 2010490 A JP2010490 A JP 2010490A JP H03226459 A JPH03226459 A JP H03226459A
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JP
Japan
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film
coating film
soluble
water
base film
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Pending
Application number
JP2020104A
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English (en)
Inventor
Shiko Kato
至康 加藤
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FUJI KAPUSERU KK
Original Assignee
FUJI KAPUSERU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水溶性コラーゲン、高ブルームゼラチン、グリ
セリン等を主成分とする可食性、可溶性フィルムに関す
るものである。
(従来の技術) 従来の可食性フィルムは天然高分子、ポリサブカライド
系の原料を主体とするものであった。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の可食性フィルムにあっては低湿度から高湿度
まで安定した柔軟性を保持することが出来ないという欠
点があった。
即ち、低湿度下においてはフィルム本体にひび割れが入
り易くバリ7と割れて損傷し易く又、高湿度下において
は水分を吸収し柔軟になり過ぎてしまい、時にはベト付
き状態にもなりかねないという欠点があった。
(課題を解決するための手段) しかして1本発明は従来技術の欠点に鑑みなされたもの
でベースフィルム体の表面及び裏面に水溶性コラーゲン
をコーティング(塗布、塗着)又はラミネーティング(
貼着)しである、 尚、以後使用するコーティング(塗
着)又はラミネーティング(貼着)してjる。 尚、以
後使用するコーチインブト言う用語t:広く解釈するも
のとし、塗布、塗着、貼着(ラミ調−テイング)等を含
むものとする。
(作 用) 予め、所定の処方によりコーティングフィルム液趨作成
しておき、これをスプレー式フィルム成形機シスリット
よりカーテン状に放出し、エンドレスベルトに載せてト
ンネル型の加熱乾燥機内を通過せしぺて下側コーティン
グフィルムを作る第一工程と。
予め所定の処方により可食性ベースフィルム液を作成し
ておき、これを前記スプレッダ−式フィルム成形機のス
リットよりカーテン状に前記下側のコーティングフィル
ム上に放出してベースフィルム体を下側のコーティング
フィルム上に塗着乾燥して形成する第二工程と、 前記コーティングフィルム液を再びスプレ−2ダー式フ
ィルム成形機のスリー、トよりカーテン状に放出し前記
第二工程で成形したベースフィルム体の上側に塗着乾燥
してベースフィルム体の表面及び裏面にコーティングフ
ィルムを形成しT可食性可溶性フィルムを得るものであ
る。
(実施例) 第1図乃至第7図に於いて、lは可食性、可溶性のベー
スフィルム体で厚みTが約0.05mm位であり、その
表面及び裏面に厚みtl及びt2が約0゜001mm−
0,008mm位の水溶性コラーゲンを主成分とするコ
ーティングフィルム体2及び3をコーティングしである
コーティングフィルム体2及び3は第2図に示す如く水
溶性コラーゲン(コラーゲンモノマー)ノ分子がヘリカ
ルコイル状にrA成されており、外表面から湿気水分を
吸収し難い性質を発揮し、溌水的である。
次に、本発明品の作り方について説明する。
Oコーティングフィルム液4の処方について、(第3図
) 水溶性コラーゲン(コラーゲンモノマー20%溶液)5
.高ブルーム水溶性ゼラチン6、グリセリン7を夫々2
0:3:0.1の割合で予め用意しておき、高ブルーム
水溶性ゼラチン6と適宜量の水8とグリセリン7を混合
9し、約10分程度膨WRtoさせ、約70’Cまでの
温度で加熱llし、溶解12せしめる。 然る後、この
溶液を約350C〜37’Cまで冷却13L、予め用意
した水溶性コラーゲン5を添加することによりコーティ
ングフィルム液4を作る。 尚、水溶性コラーゲン5に
37°C以上の熱を加えると物性が変化しゼラチンに変
わってしまうので、前記した温度範囲で冷却13するも
のである。 又、ブルームとはブルーム強度のことであ
って日本工業規格(1970年)で定められたゼリー強
度に従って採用された単位である。
○可食性ベースフィルム液14の処方について、(第4
図) 高ブルームゼラチン15、グリセリン16、水L7を夫
々50 : 22 : 473の割合で予め用意してお
き、前記高ブルームゼラチン15とグリセリン16と水
17とを混合18L、約1時間程度膨潤滑19させ溶解
20L、可食性ベースフィルム液14を作る。
○本発明フィルムの製造機について、(実験4Iり(第
5図乃至第7図) 21は々液タンクでスプレー式フィルム成形機22と接
続してあり、該黒液タンク21内の試料Pはスプレー式
フィルム成形機22のスリット23よりカーテン状に放
出せしめられる。
このスリット23はスリット輻d1.d2  d3が0
゜01mm、0.2mm、0.06mmに適宜調節すべ
く成しである。 該スリット23の下側にはエンドレス
ベルト24が矢標A方向に架台25上を所定速度で走行
し、トンネル型の加熱乾燥機26内を移動すべく成しで
ある。
27は加熱空気を送り込む送風ダクト、28は排風ダク
ト、29は遊動ローラー、30はベルト駆動ローラーで
駆動モーター31により駆動せしめられ、ピンチローラ
−31とにより前記エンドレスベルト24を移動せしめ
る。
32はフィルム捲取り装置でコーティング処理済みの完
成フィルムQ即ち本発明品を捲き取るものである。
次いで、本発明フィルムの実験機に基く製造方法につい
て説明する。
先ず、原料タンク21内に試料Pとして前記したコーテ
ィングフィルム液4を充填し、スプレー式フィルム成形
機22のスリット23のスリット幅d、を約0.01m
mにセットし該コーティングフィルム液4をスリット2
3よりカーテン状に、矢標A方向に走行しているエンド
レスベルト24上に放出せしめる。 然る時、コーティ
ングフィルム液4はエンドレスベルト24上に薄膜とな
って載せられて加熱乾燥機26内に送り込まれ、ここで
20分位乾燥されて厚みt2 =0.001mm位のコ
ーティングフィルム3となってエンドレスベルト24と
共に送り出されて来る。 この加熱乾燥機26は風量2
0■3/■in 、湿度RH20%程度で風温30°C
位にしである。 次に、原料タンク21内に試料Pとし
て前記した可食性ベースフィルム液14を充填し、スプ
レー式フィルム成形機22のスリット23のスリット@
d2を約0.2mmにセットし該可食性ベースフィルム
液14をスリット23よりカーテン状に放出し、前記エ
ンドレスベルト24上に載っているコーティングフィル
ム3上に塗着塗布し該エンドレスベルト24の矢標A方
向への移動と共に前記加熱乾燥機26内へ送り込むと厚
みT=0.05mm位のベースフィルム体1とコーティ
ングフィルム体3とが一体的となってエンドレスベルト
24の移動と共に出来て来る。 次いで、原料タンク2
1内に今度は試料Pとして前記したコーティングフィル
ム液4を再度充填し、スプレー式フィルム成形檄22の
スリー、ト23のスリット幅d3を約0.06mmにセ
ットし該コーテイング液4をスリット23よりカーテン
状に、前記エンドレスベルト24上に載っているベース
フィルム体l上に塗着塗布し該エンドレスベルト24の
矢標A方向への移動と共に前記加熱乾燥l1126内へ
送り込み、約5分位乾燥するとベースフィルム体1の表
面にはコーティングフィルム体2が又裏面にはコーティ
ングフィルム体3が一体的にコーティングされて本発明
のフィルムQが形成される。 従って、この製品たるフ
ィルムQをエンドレスベルト24よりフィルム捲取り装
置32により捲き取ればよい。
(発明の効果) 而して、本発明ではベースフィルム体の表面及び裏面に
、水溶性コラーゲンを主成分とするコーティングフィル
ム体をコーティングしてあり、該水溶性コラーゲンの分
子がヘリカルコイル状に編成されるので外表面からの湿
気の侵入を防ぎ、水分を吸収し難く、會発水的であって
低湿度(20%)〜高湿度(80%)の範囲にわたって
柔軟性の安定したフィルムを得ることが出来る。
(本発明品の応用例) (a)本発明フィルムを利用し、インスタントラーメン
等に使用されている調味粉末や、ら−油等を包装しその
ままお湯をかけて食することが可能となった。
従来では調味粉末などを入れるとフィルム内の水分が、
内容物に奪われバリツキ、割れなどを起こしたり、フィ
ルム包装する段階でヒートシールするが、その熱により
フィルム内の水分が奪われヒートシール面の割れを生ず
るが、水溶性コラーゲンのコーティングにより上記した
欠点が改良された。
(b)その他の食品に、包装フィルムとして使用するこ
とにより内容物を湿気から守り安定した状態を長く維持
できる。
(c)更に、溶剤などに利用することにより粉末状のも
のも、油液状のものも定量した物をそのままフィルム包
装し、浴槽内に投下し容易に溶解せしめて使用すること
も出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明品の拡大縦断正面図、第2図はコーティ
ングフィルム体の要部の拡大縦断正面図、第3図はコー
ティングフィルム液の処方を示すブロックダイヤグラム
、第4図は可食性ベースフィルム液の処方を示すブロッ
クダイヤグラム、第5図はスプレー式フィルム成形機の
拡大概略斜視図、第6図(a)〜(c)はスリットの拡
大縦断側面図、第7図はフィルム製造装置の概略全体側
面図である。 @8図は包装フィルム袋の斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可食性のベースフィルム体の表面及び裏面に、水溶
    性コラーゲンを主成分とするコーティングフィルム体を
    コーティングした可食性、可溶性フィルム 2、高ブルームゼラチン、グリセリン等を主成分とする
    可食性のベースフィルム体の表面及び裏面に、少なくと
    も水溶性コラーゲン、高ブルーム水溶性ゼラチン、グリ
    セリン等の成分から成るコーティングフィルム体をコー
    ティングした可食性、可溶性フィルム 3、可食性のベースフィルム体の表面及び裏面に、水溶
    性コラーゲンを主成分とするコーティングフィルム体を
    コーティングした可食性、可溶性フィルムにより食品又
    は浴剤を被覆包装した包装フィルム袋
JP2020104A 1990-01-30 1990-01-30 可食性、可溶性フィルム及び包装フィルム袋 Pending JPH03226459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110273A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Toshihiro Nakamura 食品への印刷方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626267B2 (ja) * 1978-09-14 1987-02-09 Kyatsuto Aiboo
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