JPH03225539A - レコード管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はデータベース管理システムに関し、特にレコー
ド管理方式に関する。

［従来の技術］ 従来のデータベース管理システムにおけるレコード管理
方式では、レコードの構成が変更された場合、データベ
ースを一旦利用者から切り離して構成が変更されたレコ
ードと同一種類の全レコードを新構成世代へ変換するよ
うに管理されている。

［発明が解決しようとする課Ｈ］ しかし、上記従来のレコード管理方式ではレコードの構
成が変更された場合、全レコードを新構成世代に変換す
るためにはデータベースサービスを一旦中止してレコー
ドを書き換える必要があった。そのため、レコード書換
え期間中はデータベースを利用することができないとい
う欠点があった。

本発明はデータベースサービスを中断することなくレコ
ードの構成世代を変換することができるレコード管理方
式を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、本発明においては、レコ
ードの集合を記憶するデータベースと、レコード構成情
報を記憶するディレクトリとを備え、前記レコードのヘ
ッダ部にレコード構成世代を示す情報をもたせ、かつ、
前記ディレクトリに旧構成世代のレコードを新構成世代
のレコードへ変換するための変換コードをもたせること
によって、前記データベースにアクセスしたときに読み
出したレコードの構成世代が旧構成世代のレコードであ
れば、前記変換コードに従って新構成世代のレコードへ
変換することを特徴とするレコード管理方式を提供する
ものである。

［作　用］ したがって、本発明によれば、利用者がデータベースに
アクセスしたときに、アクセスされたレコードが旧構成
世代のものであれば新構成世代に変換されるという作用
がある。

［実施例１ 以下本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明のレコード管理方式の一実施例における
構成を示すブロック図である。第１図において、１はレ
コードの集合を記憶するデータベース、２はレコード構
成情報およびレコード構成を変換するための変換コード
を記憶するディレクトリ、３は利用者からの要求に基づ
いてディレクトリ２のレコード構成の定義および変更を
行うレコード定義部、４は利用者または利用者プログラ
ムからのレコードの検索、更新および追加の要求を処理
するレコード処理部、５はレコード処理のためのレコー
ドバッファ、６はデータベース１へのレコード書き込み
手段、７はデータベース１からのレコード読み出し手段
、８はディレクトリ２から前記変換コードを変換コード
領域９ヘロードするロード手段、９は主記憶領域中に設
けた変換コード領域である。

第２図は変換コードおよびレコード構成の世代変化の一
例を説明する図である。第２図において、１１はレコー
ドの世代番号「１」を有するヘッダ部１１−１、フィー
ルドＡ１フィールドＢ、フィールドＣから成る世代１の
レコード、１２はレコードの世代番号「２」を有するヘ
ッダ部１２−１、フィールドＡ１フィールドＢ、フィー
ルドＣ、フィールドＤから成る世代２のレコード、１３
はレコードの世代番号「３」を有するヘッダ部１３−１
、フィールドＡ１フィールドＣ１フィールドＤから成る
世代３のレコードである。ここで、世代２のレコード１
２は世代１のレコード１１にフィールドＤが追加された
もの、また、世代３のレコード１３は世代２のレコード
１２からフィールドＢが削除されたものである。

次に、１０はディレクトリ２に格納されている変換コー
ドで、変換コード「１→２」は世代１のレコード１１に
フィールドＤを追加して世代２のレコード１２に変換す
るための手続きから成り、変換コード「２→３」は世代
２のレコード１２からフィールドＢを削除して世代３の
レコード１３に変換するための手続きから成っている。

変換コード「１→２」、「２→３」は利用者からレコー
ド構成変更の要求がレコード定義部３に対して行われる
と、レコード定義部３において、それぞれ、変化コード
「１→２」、「２→３」を生成してディレクトリ２に格
納する。

次に、第２図のレコード構成の例に従い、第３図のフロ
ーチャートを参照して上記実施例の動作について説明す
る。レコード処理部４は利用者または利用者プログラム
からレコードの検索または更新の要求を受けると、ロー
ド手段８を起動してディレクトリ２から変換コード「１
→２」、「２→３」を読み出して変換コード領域９ヘロ
ードする（ステップ２０）。次に、要求レコードをデー
タベース１から読み出し手段７を介してレコードバッフ
ァ５へ読み出しくステップ２１）、レコード処理部４は
レコードのヘッダ部の番号を調べて読み出されたレコー
ドの構成世代を特定する（ステップ２２）。

第２図の例では、世代１のレコード１１が読み出された
場合はヘッダ部１１−１からこのレコードの構成世代が
世代１であることが特定され、変換コード領域９の変換
コードを調べて最新の世代が３であることから、いま読
み出した世代１のしコード１１が変換対象であると判断
しくステップ２３）、変換コード「１→２」によって世
代２のレコード１２に変換する。このとき、同時に、ヘ
ッダ部１１−１をヘッダ部１２−１のように世代番号を
２に変更する０次に変換コード「２→３」によって世代
３のレコード１３に変換し、ヘッダ部１２−１を１３−
１のように世代番号３に変更する（ステップ２４）。も
し、読み出されたレコードが世代２のレコード１２であ
れば、変換コード「２→３」のみが作用する。また、読
み出されたレコードが既に世代３のレコード１３であれ
ば、変換の必要がないものと判断する（ステップ２３）
変換の必要がなかった場合、または変換が終了した場合
、利用者の要求が検索であれば、検索要求処理を実行し
て（ステップ２５）終了する。利用者の要求が更新であ
れば、レコード処理部４は利用者から指示されたフィー
ルド内容の更新処理を行い（ステップ２６）、データベ
ース１上へのレコード書き込み位置を決定して書き込み
手段６を介してデータベース１へ書き込み （ステップ２７）、終了する。

なお、レコードの追加要求があった場合は、従来と同様
にディレクトリ２の最新のレコード構成情報に基づいて
レコードを追加する。

このように、上記実施例によれば、利用者からの検索要
求に対しては要求されたレコードが旧構成世代のもので
あれば最新の構成世代のレコードに変換して利用者に提
供し、更新要求に対しては要求されたレコードが旧構成
世代のものであれば最新の構成世代のレコードに変換し
てデータベースに書き込むことができる。

［発明の効果］ 本発明によれば、利用者から検索要求があると、要求さ
れたレコードが旧構成世代のものであればディレクトリ
の情報に基づいて最新の構成世代のレコードに変換して
利用者に出力し、利用者から検索要求があると、要求さ
れたレコードが旧構成世代のものであれば、ディレクト
リの情報の基づいて最新の構成世代のレコードに変換し
た上で、レコードを更新してデータベースを書き換える
。

したがって、レコードの構成世代を更新するためにデー
タベースサービスを一時中止することなく、データベー
スの利用時には常に最新の構成世代のレコードを提供す
ることができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のレコード管理方式の一実施例における
構成を示すブロック図、第２図はレコードの構成を説明
する説明図、第３図はフローチャートである。 １・・・データベース、２・・・ディレクトリ、３・・
・レコード定義部、４・・・レコード処理部、５・・・
レコードバッファ、６・・・書き込み手段、７・・・読
み出し手段、８・・・ロード手段、９・・・変換コード
頭載、１０・・・変換コード、１１・・・世代ｌのレコ
ード、１２・・・世代２のレコード、１３・・・世代３
のレコード、１１−１．１１−２．１１−３・・・ヘッ
ダ部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レコードの集合を記憶するデータベースと、レコード構
   成情報を記憶するディレクトリとを備え、前記レコード
   構成情報に従って前記レコードの更新を行うデータベー
   ス管理システムにおいて、前記レコードのヘッダ部にレ
   コード構成世代を示す情報をもたせ、かつ、前記ディレ
   クトリに旧構成世代のレコードを新構成世代のレコード
   へ変換するための変換コードをもたせることによって、
   前記データベースにアクセスしたときに読み出したレコ
   ードの構成世代が旧構成世代のレコードであれば、前記
   変換コードに従って新構成世代のレコードへ変換するこ
   とを特徴とするレコード管理方式。