JPH03224856A - 車両の車体側面乾燥装置 - Google Patents

車両の車体側面乾燥装置

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JPH03224856A
JPH03224856A JP1669590A JP1669590A JPH03224856A JP H03224856 A JPH03224856 A JP H03224856A JP 1669590 A JP1669590 A JP 1669590A JP 1669590 A JP1669590 A JP 1669590A JP H03224856 A JPH03224856 A JP H03224856A
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Shigeo Takeuchi
竹内 茂夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は自動車等の車両の洗浄後の濡れた車体の側面を
乾燥するようにした、車両の車体側面乾燥装置に関する
ものである。
(2)従来の技術 従来前記車両の車体側面乾燥装置は、たとえば実公昭4
9−32464号公報、特公昭52−11783号公報
に開示される。
このような従来の車体側面乾燥装置は、車両の前後方向
に相対移動可能なフレームに圧力エアを噴出し得る噴口
を有するサイドノズル本体が固着されるか、あるいは折
たーみ可能に設けられる。
(3)  発明が解決しようとする課題ところが自動車
等の車両は、車種によって車体の側面形状が異なってお
り、たとえば乗用車タイプの車両では、下部より上部に
向って車幅が漸減しているため、車体側面形状は上方に
向って内方に傾斜しており、またワゴン車タイプの車両
では、上下にわたって車幅が略一定であるため車体側面
形状も略垂直面に近い。また乗用車タイプ、ワゴン車タ
イプを問わず大型車、小型車によって車幅にかなりの差
異がある。
したがって前記従来の車体側面乾燥装置では、車両の型
式、大きさに関係なくその車体側面を能率よく乾燥させ
るのは困難であるという課題があった。
本発明の第1の目的は、車体側面形状が異なっていても
、該車体側面を能率よ(乾燥できるようにすることであ
る。
また本発明の第2の目的は、車体側面形状が異なり、か
つ車両に大小があっても該車体側面を能率よく乾燥でき
るようにすることである。
B0発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明は、前記第1の目的達成のため、フレームに、車
両の車体側面に向けて圧力エアを噴出し得る噴口を有す
る、サイドノズル本体を設けてなる、車両の車体側面乾
燥装置において、前記サイドノズル本体は、前記フレー
ムに、前記車体側面に対して傾倒可能に支持されること
を第1の特徴とする。
また本発明は前記第2の目的達成のためフレームに、車
両の車体側面に向けて圧力エアを噴出し得る噴口を有す
るサイドノズル本体を設けてなる、車両の車体側面乾燥
装置において、前記サイドノズル本体は、前記フレーム
に、車体側面に対して進退可能で、かつ傾倒可能に支持
されることを第2の特徴とする。
前記フレームは車両の前後方向に走行可能な移5− 動式であってもよくまた固定式でもよい。固定式の場合
には車両を前後方向に移動させる。
(2)作 用 本発明の第1の特徴によれば、サイドノズル本体は、車
体側面に対して傾倒可能にフレームに支持されるので、
該サイドノズル本体の噴口を車体側面に対して傾倒制御
させることができ、車種により車体側面の形状が異なる
場合にも該車体側面の乾燥能率が高められる。
また本発明の第2の特徴によれば、サイドノズル本体は
車体側面に対して傾倒可□能でかつ進退可能にフレーム
に支持されるので、サイドノズル本体の噴口を車体側面
に対して傾倒、かつ進退制御することができ、車種によ
り車体側面の形状に差異があり、かつ車両に大小があっ
ても該車体側面を効率よく乾−することができる。
(3)実施例 6 以下、第1〜3図(A)、(B)、(C)を参照して本
発明の第1実施例を説明する。
以下の説明において、走行フレームFの走行方向を前後
方向、それと直交する方向を左右方向という。
第1図は本発明車体側面乾燥装置の正面図、第2図は第
1図■−■線に沿う部分側面図、第3図(A)、(B)
、および(C)は、第1図m−m線に沿う部分平面図で
、サイドノズル本体の作動状態を示す図である。
第1図において、車両を跨ぎ得るように門型に形成した
走行フレームFは、地上に敷設される案内レールR上を
走行輪Wを介して往復走行可能に支持される。
走行フレームFの左右両側部1には、洗車後の濡れた車
両Vの車体側面を乾燥するための一対の車体側面乾燥装
置りが設けられる。一対の乾燥装置りは何れも同一の構
造を有するので、以下にその1つについて詳細に説明す
る。
走行フレームFの側部1には、ブロワ−2が固設され、
このブロワ−2の下向きに開口する吐出口には伸縮可撓
性の導風管3の一端が接続される。
前記導風管3は、走行フレームFの内側に向って湾曲し
ており、その他端に正面視台形状のサイドノズル本体N
の入口が接続されており、このノズル本体Nの噴口4が
走行フレームFの内側に向けて開口される。サイドノズ
ル本体Nは走行フレームFに傾倒可能に支持される。
次にサイドノズル本体Nの支持構造について説明すると
、第1.2図において、走行フレームFの側部1下端に
は、支持軸5をもって直状の傾倒アーム6が左右方向、
すなわち走行フレームFの走行方向と直交する方向に傾
倒可能に軸支7され、この傾倒アーム6の中間部には、
基端を走行フレームFに枢支される傾倒シリンダ8の他
端が連結される。そしてこの傾倒シリンダ8の伸長作動
により傾倒アーム6は第1図2点鎖線に示すように傾倒
される。また傾倒アーム6と走行フレームF間には戻し
ばね9が連結され、この戻しばね9の弾発力は傾倒アー
ム6を第1図実線に示す直立位置に戻すように付勢する
。走行フレームFには、傾倒アーム6を挟んでその左右
両側に一対のストッパ10.11が固着され、傾倒アー
ム6は、これらのストッパ10.11に係合して傾倒位
置と直立位置とに規制される。傾倒アーム6には、上下
に間隔を存して上、下支持腕12.13が固着され、こ
れらの支持腕12.13には、サイドノズル本体Nが、
上、下部回動軸14,15を介して前後方向すなわち走
行フレームFの走行方向に揺動自在に支承される。
傾倒アーム6の上端とサイドノズル本体N間に=9 は、該サイドノズル本体Nを中立位置、すなわち走行フ
レームFの走行方向と略直交する方向に保持するための
中立位置戻し装置N、lが設けられる。
この装置NRは前記上部回動軸14に固着される平面四
角形の中立駒16と、この中立駒16の両側を挟むよう
にして傾倒アーム6の上端に固着される一対の板ばね片
17.17とより構成され、一対の板ばね片17.17
と中立駒16とは協働してサイドノズル本体Nを第3図
(A)に示すように中立位置に保つ。そして第3図(A
)において、サイドノズル本体Nに矢印(ロ)、あるい
は矢印(C)方向に外力が作用すれば、サイドノズル本
体Nは第3図(B)、あるいは第3図(C)に示すよう
に揺動するが、前記外力が解除されれば、サイドノズル
本体Nは中立位置に戻る。
またサイドノズル本体Nと傾倒アーム6間にはサイドノ
ズル本体Nの中立位置を検出するための=10 中立位置検出装置Noが設けられる。この装置Nゎは、
前記上部回動軸14に固着される検出片18と、この検
出片18と対向して前記傾倒アーム6に設けられる近接
スイッチ19とより構成されており、前記検出片18と
近接スイッチ19は協働してサイドノズル本体Nが中立
位置、あるいは揺動位置にあるかを検出することができ
る。
次に第1実施例の作用について説明する。
門型走行フレームFの走行による車両Vの洗浄行程では
、通常のように車体面の乾燥行程に先立って、前記走行
フレームFに設けられる図示しない回転ブラシにより車
体面のブラシング洗浄が行われるが、このブラシング洗
浄行程では、傾倒シリンダ8の不作動による戻しばね9
のばね力で、サイドノズル本体Nは第1図実線に示すよ
うに後退した直立位置に保持されて、サイドノズル本体
Nがブラシング洗浄の邪魔にならないようにする。
なお走行フレームFが待機位置にあるときもサイドノズ
ル本体Nが後退した直立位置に保持されることは勿論で
ある。
ブラシング洗浄後の濡れた車体側面を乾燥する場合に、
車両の形状、大きさ等に応じてサイドノズル本体Nは、
車両の車体側面に対して傾倒制御される。
たとえば、乗用車タイプの車両vAの場合には、第1図
2点鎖線に示すようにその車幅が下部より上部にいくに
つれて漸次幅狭になっており、その車体側面は下部より
上部に向けて内方に傾斜しているので、サイドノズル本
体Nは傾倒シリンダ8の伸長作動により第1図2点鎖線
に示すように傾倒制御させる。これによりサイドノズル
本体Nの噴口4を車体側面に略沿わせることができる。
次いでプロワ−2の駆動により前記噴口4より圧力空気
を噴出させつ\走行フレームFを走行させれば、該車体
側面をその全域にわたって効率よく乾燥することができ
、特にサイドウィンド部分の乾燥効率がよくなる。
またパンタイプの車両vIlの場合には、その車幅が第
1図実線に示すように上部から下部にわたって殆ど変わ
らないので、傾倒シリンダ8の不作動による戻しばね9
の弾発力でサイドノズル本体Nを第1図実線に示すよう
に直立位置まで後退させ、その噴口4を略直立位置に保
持して車両V。
の車体側面に沿わせる。
そして前述のようにプロワ−2の駆動により、前記噴口
4より圧力空気を噴出させつ\走行フレームFを走行さ
せれば、該車体側面をその全域にわたって効率よく乾燥
することができる。
なお乗用車タイプの車両vAでもその車幅が広い場合に
は、サイドノズル本体Nを後退させて直立位置に保持さ
せたま\車体乾燥作業を行っても13 よく、また前記車両■、が門型走行フレームFの一側方
に偏って停車しているときは、左右一対のサイドノズル
本体Nの一方を傾倒位置に、また他方を直立位置にそれ
ぞれ保持して車体乾燥作業を行ってもよく、またパンタ
イ・プの車両vlでも、その車幅が狭い場合には左右の
サイドノズル本体Nを傾倒位置に保持し、車体乾燥作業
を行ってもよい。
要するに左右一対のサイドノズル本体Nは車両Vの車体
側□面の形状に応じて適宜傾倒制御することにより、そ
の噴口4を車体側面に沿わせることができ、該車体側面
を効率よく乾燥することが可能である。
なお車両の上面は、走行フレームに設けた図示しない従
来公知のトップノズルからの圧力空気によって乾燥され
る。
次に第4.5図を参照して本発明の第2実施例 4− について説明する。この第2実施例において第1実施例
と同一部材には同一符号が付される。
第4図は車体側面乾燥装置の正面図であり、第5図は、
第4図V−V線に沿う部分平面図である。
この第2実施例では門型走行フレームFの両側部1に設
けられるサイドノズル本体Nは、伸縮可撓性導風管3の
連通されるダクト部分221と、噴口204を開口した
ノズル部分222とそれら両部分221,222を気密
状に伸縮可能に連結する蛇腹状伸縮部分223とより構
成される。ダクト部分221およびノズル部分222の
下端よりそれぞれ突設される腕体224.225は枢軸
226を以て相互に枢支連結され、またそれら両部分2
21.222の上端よりそれぞれ突設される腕体227
,228間には複動式傾倒シリンダ208が連結される
。そして傾倒シリンダ208の伸長作動によれば、ノズ
ル部分222は第4図実線位置から鎖線位置に示すよう
に前方に傾倒し、またその収縮作動によればノズル部分
222は第4図実線位置に示すように後方に起立する。
前記サイドノズル本体Nのダクト部分221は、走行フ
レームFにその走行方向に沿って前後に揺動できるよう
に支持される。すなわち走行フレームFの側部には支持
部材229が固着され、該支持部材229に上下部回動
輪214,215が鉛直軸回りに回動自在に支承され、
これら上下部回動輪214,215に前記ダクト部分2
21の背部が固着される。前記支持部材229と走行フ
レームF間には、前記第1実施例における前記中立位買
戻し装置NRおよび中立位置検出装置Noが設けられる 傾倒シリンダ208の伸縮作動によりノズル部分222
をダクト部分221に対して枢軸226回りに任意に傾
倒制御して乾燥すべき車体側面の形状に沿わせることが
でき、前記第1実施例と同じく車体側面の乾燥能率が高
められる。
第6,7図には、本発明の第3実施例が示される。この
第3実施例は、サイドノズル本体Nの構造のみが前記第
2実施例のものと若干相違しており、第6図は車体側面
乾燥装置の正面図であり、第7図は、第6図■−■線に
沿う部分断面図であり、第2実施例と同一部材には同一
符号が付される。
この第3実施例において、サイドノズル本体Nは、ダク
ト部分333と、このダクト部分333に伸縮可能に気
密に嵌挿されるノズル部分334とよりなり、ダクト部
分333の背面は、導風管3を介してブロワ−に連通さ
れる。またノズル部分334の前面に噴口304が開口
される。ダクト部分333とノズル部分334の上端間
を連結する複動式傾倒シリンダ308の伸縮作動によれ
17− ば、両部分333,334は枢軸326回りに傾倒制御
され、その際ノズル部分334はダクト部分3′33に
対して気密に伸縮される。そして前記第1実施例と同じ
作用効果が得られる。
第8.9図には、本発明の第4実施例が示される。
この実施例はサイドノズル本体Nとブロワ−2とがユニ
ット化されて共に傾倒制御されるようにしたもので、第
8図は車体側面乾燥装置の正面図、第9図は、第8図I
X−IX線に沿う側面図であり、前記第1実施例と同一
部材には同一符号が付される。
サイドノズル本体Nとブロワ−2とを一体化したユニッ
ト体Uは、走行フレームFの側部1に、その走行方向と
略直交する方向、すなわち左右方向に傾倒可能であり、
かつ走行フレームFの走行方向、すなわち前後方向に揺
動可能に支持される。
8 走行フレームFの下部に支持軸405をもって該走行フ
レームFの走行方向と略直交する方向に揺動可能に軸支
407される傾倒アーム406には、直状の回動軸41
4が回転自在に支承され、この回動軸414に、前記ユ
ニット体Uの背面下部に固着したブラケット436が固
着支持される。傾倒アーム406と走行フレームF間に
は傾倒シリンダ408および戻しばね409が連結され
る。
傾倒シリンダ408の伸長作動によりユニット体Uを傾
倒位置に前進させ、また傾倒シリンダ408を不作動に
すれば、ユニット体Uは戻しばね409のばね力により
直立位置に後退される。
ユニット体Uと傾倒アーム406間には、前記第1実施
例と同一構造の中立位置戻し装置Ntiおよび中立位置
検出装置Noがそれぞれ設けられる。
この第4実施例では、サイドノズル本体Nとブロワ−2
とを一体化したユニット体Uを傾倒制御することにより
、サイドノズル本体Nの噴口404を車体側面に沿わせ
ることができる。
第10.11図には、本発明の第5実施例が示される。
この第5実施例において、第1実施例と同一部材には同
一符号が付される。
第10図は車体側面乾燥装置りの正面図であり、第11
図は第4図X I −X I線に沿う部分断面図である
この第5実施例では、門型走行フレームFの両側部1に
それぞれ設けられる、車体側面乾燥装置りのサイドノズ
ル本体Nは、車両の車体側面に対して、傾倒可能であり
、かつ平行に進退可能である。
走行フレームFの両側部1に設けられる車体側面乾燥装
置りは全く同じ構造であって、走行フレームFの側部1
には、サイドノズル本体Nが平行リンク機構りを介して
車両に対して平行に進退可能に設けられる。すなわち走
行フレームFの側部1には、互いに平行な第1リンク5
40と第21Jンク541が左右に揺動可能に枢支54
2,543され、これらのリンク540,541の下端
に第3リンクとなるL字状の可動フレーム544が枢支
連結される。前記第2リンク541と走行フレームF間
には、単動の進退シリンダ545と戻しばね546が連
結される。そして進退シリンダ545が収縮作動すると
き、平行リンク機構りは内方に揺動され、また進退シリ
ンダ545を不作動にすれば、戻しばね546の引張力
により平行リンク機構りは外方に揺動される。
なお進退シリンダ545としてシリンダロッドを任意の
位置に停止させることのできる停止位置付シリンダを用
いてもよい。
可動フレーム544の鉛直部分には軸受部材を介して略
鉛直な回動軸514が回動自在に支承さ21− れ、この回動軸514に揺動アーム547が固着される
。この揺動アーム547は走行フレームFの内方に向っ
て略水平に延びており、回動軸514の回動により走行
フレームFの走行方向に揺動可能である。
前記揺動アーム547の内端には、枢軸548をもって
サイドノズル本体Nが傾倒可能に軸支され、さらに該サ
イドノズル本体Nの背面に固着される支持アーム549
と、前記揺動アーム547間には、傾倒シリンダ508
および戻しばね509が連結され、傾倒シリンダ508
の伸長作動によりサイドノズル本体Nを第10図実線位
置から鎖線位置に傾倒することができ、また傾倒シリン
ダ508の不作動による戻しばね509のばね力で第4
図2点鎖線位置から実線位置に仰起することができる。
なお、前記可動フレーム544と回動軸51422− 間には前記第1実施例と同一構造の中立位置戻し装置N
Rおよび中立位置検出装置N、が設けられる。
次に第5実施例の作用について説明する。車両の乾燥行
程において、サイドノズル本体Nは車両の車体側面に対
して傾倒制御され、かつ平行に進退制御される。たとえ
ば大型乗用車のように全体の車幅が広くかつその車幅が
下部から上部にいくにつれて漸次幅狭に変わるものでは
、サイドノズル本体Nは後退位置のま\傾倒制御を行い
、また小型乗用車のように全体の車幅が狭くしかもその
車幅が下部から上部にいくにつれて漸次幅狭に変わるも
のではサイドノズル本体Nを平行に前進制御させ、かつ
傾倒制御をも行うようにする。
また大型パン型車のように全体の車幅が広く、かつその
車幅が上下方向に殆ど変わらないものではサイドノズル
本体Nは後退位置も傾倒制御も行わず後退位置に直立保
持し、また小型パン型車のように全体の車幅が狭く、か
つその車幅が上下方向に殆ど変わらないものでは、サイ
ドノズル本体Nは平行前進制御のみを行う。
以上のようにサイドノズル本体Nは平行前後進制御およ
び傾倒制御を選択的に行うことにより、大きさ、形状の
異なる車両でも常にサイドノズル本体Nの噴口504を
車体側面に対して適正位置に保持して車体側面の乾燥能
率を高めることができる。
第12.13図には、本発明の第6実施例が示される。
この第6実施例は、前記第5実施例と同じくサイドノズ
ル本体Nを車体側面に対して傾倒、かつ進退制御できる
ようにしたものであり、第12図はその正面図、第13
図は、第12図X■−X■線に沿う部分断面図で、前記
第1実施例と同一部材には同一符号が付される。
第12図において、走行フレームFの側部1には、断面
チャンネル型フレーム610が固設され、このフレーム
610に複数の案内ローラ611を介して移動部材61
2が、走行フレームFの走行方向と略直交する方向に移
動可能に支持される。
この移動部材612と走行フレームF間には複動式進退
シリンダ645が連結され、該進退シリンダ645の伸
縮作動により移動部材612は進退移動制御される。こ
の移動部材612の中間部には、略鉛直方向に延びる回
動軸614が回転自在に支承され、該回動軸614の下
端に支持部材613が固着される。該支持部材613に
は枢軸615をもってサイドノズル本体Nが傾倒可能に
吊設され、さらに支持部材613とサイドノズル本体N
の背部間には複動式傾倒シリンダ608が連結され、該
シリンダ608の伸縮作動によりサイドノズル本体Nは
枢軸615回りに傾倒制御され5− る。
この第6実施例も前記第5実施例と同じように傾倒シリ
ンダ608および進退シリンダ645の伸縮制御により
サイドノズル本体Nは車体側面に対して傾動、あるいは
進退させることができ、該サイドノズル本体Nの噴口6
04を車体側面に対して適正位置に移動制御して該側面
の乾燥能率が高められる。
以上第1〜第6実施例では、走行フレームFに本発明車
体側面乾燥装置りを設けた場合を説明したが固定フレー
ムに前記装置りを設けてもよく、この場合には車両■を
固定フレームに対して移動させる。また前記走行フレー
ムまたは固定フレームは門型のはかどのような形状に形
成してもよい。
またサイドノズル本体を傾倒、あるいは進退制御するの
に、シリンダのほかに他の適宜の駆動装置の使用が可能
である。
6 また前記第1〜第6実施例の構成部分を適宜置換するこ
とが可能であって、たとえば前記第5実施例におけるサ
イドノズル本体とブロワ−を、第4実施例のようにユニ
ット化してもよい。また第5実施例におけるサイドノズ
ル本体の傾倒手段を前記第1.第3実施例におけるサイ
ドノズル本体の如くダクト部分とノズル部分とに分はノ
ズル部分のみを傾倒できるようにしてもよい。
C0発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴によれば、サイドノズ
ル本体は車体側面に対して傾倒可能にフレームに支持さ
れるので、サイドノズル本体の噴口を車体側面に対して
傾倒制御させることができ、車体側面の形状の如何にか
\わらず該車体側面を効率よく乾燥することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、サイドノズル本体は
車体側面に対して傾倒可能でかつ進退可能にフレームに
支持されるので、サイドノズル本体の噴口を車体側面に
対して傾倒かつ進退制御することができ、車体側面の形
状の如何にか−わらず、また車両に大小があっても該車
体側面を効率よく乾燥することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜第3図(A)、(B)および(C)は、本発明の
第1実施例を示すもので、第1図は、本第1発明装置の
全体正面図、第2図は、第1図■−ロ線に沿う側面図、
第3図(A)、(B)および(C)は第1図■−■線に
沿う部分断面図、第4.5図は本発明装置の第2実施例
を示すもので、第4図は本発明装置の正面図、第5図は
、第4図■−■線に沿う部分図、第6.7図は本発明の
第3実施例を示すもので、第6図は本発明装置の正面図
、第7図は、第6図の■−■線に沿う部分断面図、第8
.9図は本発明装置の第4実施例を示すもので、第8図
は本発明装置の正面図、第9図は、第8図IX−IX線
に沿う側面図、第10.11図は本発明装置の第5実施
例を示すもので、第10図は本発明装置の正面図、第1
1図は、第10図のX I −X I線に沿う断面図、
第12.13図は本発明装置の第6実施例を示すもので
、第12図は本発明装置の正面図、第13図はそのX■
X■線に沿う部分断面図である。 F・・・走行フレーム、N・・・サイドノズル本体、■
・・・車両

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレーム(F)に、車両(V)の車体側面に向け
    て圧力エアを噴出し得る噴口を有する、サイドノズル本
    体(N)を設けてなる、車両の車体側面乾燥装置におい
    て、前記サイドノズル本体(N)は、前記フレーム(F
    )に、前記車体側面に対して傾倒可能に支持されること
    を特徴とする車両の車体側面乾燥装置。
  2. (2)フレーム(F)に、車両(V)の車体側面に向け
    て圧力エアを噴出し得る噴口を有するサイドノズル本体
    (N)を設けてなる、車両の車体側面乾燥装置において
    、前記サイドノズル本体(N)は、前記フレーム(F)
    に、車体側面に対して進退可能で、かつ傾倒可能に支持
    されることを特徴とする車両の車体側面乾燥装置。
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