JPH03224603A - 多孔質セラミックフィルタの洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

多孔質セラミックフィルタの洗浄方法および洗浄装置

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JPH03224603A
JPH03224603A JP2035029A JP3502990A JPH03224603A JP H03224603 A JPH03224603 A JP H03224603A JP 2035029 A JP2035029 A JP 2035029A JP 3502990 A JP3502990 A JP 3502990A JP H03224603 A JPH03224603 A JP H03224603A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プール等の、特に有機物、無機物等により汚
染された水から前記有機物等の不純物を好適に取り除く
ことのできる濾過装置に適用される、多孔質セラミック
フィルタの洗浄方式に関する。
〈従来の技術〉 近年のフィットネスブームに伴い、健康増進やストレス
解消に適した全身運動として水泳を行うものが増え、老
若男女を問わずプールに親しむものが増えている。
これに伴い、水泳をより安全かつ衛生的に楽しむために
、プールの衛生状況、特に水質に対する関心が高まって
おり、このプールの水質を決定する浄水設備に対する要
求はますます厳しいものとなってきている。
このような状況の中、プールの浄水設備の濾過装置とし
て、多孔質セラミックフィルタを適用するものが注目さ
れている。
多孔質セラミックフィルタは、プール、特に温水プール
の濾過に好ましい極めて微細な濾過空間を立体的に有し
、従来のフィルタでは濾過することが不可能であった、
人体より放出される油分等の有機物も好適に濾過するこ
とが可能である。
第7図に、このような多孔質セラミックフィルタを適用
するプールの濾過装置が概念的に示される。
図示例の濾過装置において、円筒状の多孔質セラミック
フィルタ100(以下、セラミックフィルタ100とす
る。)は、上端面を蓋体102で閉塞されて中空円柱状
のハウジング104の中央部に固定される。
このハウジング1040図中左側の側面にはプール10
6より水を導入するインライン108が、また、底面中
央には濾過後の水をプール106に戻すためのアウトラ
イン110がそれぞれ接続される。 また、ハウジング
104の図中右側の側面には濾過助剤を導入するための
ライン112が、上面にはエア抜き114が、さらに下
面のセラミックフィルタ100の外側には排水ライン1
16が配されている。 さらに、アウトライン110に
は、セラミックフィルタ100を洗浄するための逆洗ラ
イン118が枝別れして配されている。
このような濾過装置によってプール106の水を濾過す
る際には、先ず、エア抜き114、逆洗ライン118の
バルブ120および配水ライン116のバルブ122を
閉塞する。 次いで、インライン108のバルブ124
およびアウトライン110のバルブ126を開放し、循
環ポンプ128を駆動させることにより、プール106
より、インライン108、ハウジング104、アウトラ
イン110の順で水を循環する。 つまり、水は黒矢印
a方向にセラミックフィルタ100を通過することによ
り、セラミックフィルタ100によって不純物を濾過さ
れて、清浄な水となってプール106に戻される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、このような水の濾過を続けると、セラミック
フィルタ100の外側面には濾滓が蓄積し、セラミック
フィルタ100の有する橿めて微細な穴をふさいでしま
う。 このような状態になると、濾過効率が低下するの
みならず、ひどい場合には高価なセラミックフィルタ1
00を交換する必要まで生じてしまう。 しかもセラミ
ックフィルタ100は通常多数枚用いられるので、極め
てコストの高いものとなってしまう。
従って、一定期間ごとに外側面に堆積した濾滓を除去し
、セラミックフィルタ100を洗浄する必要がある。
通常、このようなセラミックフィルタ100の洗浄は、
洗浄水と空気とを混合して高速度で噴出する、いわゆる
ジェット水流を用い、逆洗ライン118よりこのジェッ
ト水流を白矢印すで示されるようにセラミックフィルタ
100の内側面から外側面に噴射する逆洗によって行わ
れる。
このような逆洗ライン118は、例えば特開昭48−2
252号公報に示されるように、高圧圧縮空気が充填さ
れたエアタンク129および洗浄水Aが1/3程度充填
されたフラッシュタンク130を有するものであり、両
者の間に配されるバルブ132を開放することにより、
エアタンク129から高圧圧縮空気をフラッシュタンク
130に噴射して、ジェット水流を発生する。
第7図に示される装置において、セラミックフィルタ1
00を逆洗によって洗浄する際には、先ず、循環ポンプ
128を停止して、バルブ124および126を閉塞し
、次いでバルブ120および122を開放し、準備が終
了する。
最後にバルブ132を開放することにより、エアタンク
129より高圧圧縮空気がフラッシュタンク130に噴
射され、その圧力によってジェット水流となって逆洗ラ
イン118を矢印方向に進み、セラミックフィルタ10
0内部より、白矢印す方向にその側壁を通過しく逆洗し
)、セラミックフィルタ100の外側面に付着した濾滓
等を落として排出ライン116より排出される。
ところが、セラミックフィルタ100の有する穴は非常
に微細であるため、良好な洗浄を行うためには、逆洗に
用いられるジェット水流には非常に高い流速、すなわち
高い洗浄圧が要求される。 そのため、エアタンク12
9には非常に高圧の圧縮空気を大量に充填する必要があ
るため、エアタンク129が大型化し濾過設備全体を大
型化してしまい、設備全体の高コスト化を招いている。
しかも、セラミックフィルタ100を確実に洗浄するた
めには、十分な洗浄圧での比較的長い時間の洗浄が必要
である。
しかし、このような従来の逆洗装置は、前述のように一
定容量のエアタンク129に充填された高圧圧縮空気を
用いてジェット水流を形成するものであるので、その洗
浄圧は第8図に示されるように、ピークに達した後、極
めて短時間で低下してしまう。 そのため、必要な洗浄
圧を所望の時間維持するためには非常に大型のエアタン
ク129および高性能な高圧空気の充填システムが必要
であり、また、洗浄水も大量に必要となるので、さらな
る設備のコストアップおよびランニングコストの高騰を
招いてしまう。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決すること
にあり、多孔質セラミックフィルタを適用する液体の濾
過装置において、安価かつ小型の設備で、確実かつ良好
にこの多孔質セラミックフィルタの逆洗洗浄を行うこと
が出来る多孔質セラミックフィルタの洗浄方式を提供す
ることにある。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明の多孔質セラミック
フィルタの洗浄方式は、筒状の多孔質セラミックフィル
タを用い、この多孔質セラミックフィルタ側壁の外側面
から内側面を通過するように液体を循環させることによ
り、前記液体に含まれる不純物を濾過する濾過装置にお
ける前記多孔質セラミックフィルタの洗浄方式であって
、洗浄液の供給手段と、この供給手段を含む前記洗浄液
の循環経路と、高圧空気の供給手段と、前記循環経路の
下流に配され、前記高圧空気を噴射させて前記洗浄液と
空気とを混合し2相流を発生させる混合手段とを用い、
前記多孔質セラミックフィルタ側壁の内側面から外側面
を通過するように、前記高圧空気と洗浄液との2相流を
供給することにより、この多孔質セラミックフィルタを
洗浄することを特徴とする多孔質セラミックフィルタの
洗浄方式を提供する。
また、前記混合手段が前記洗浄液の流れに対して外周方
向から高圧空気を噴射して前記2相流を発生するもので
あるのが好ましい。
また、前記混合手段が前記洗浄液の流れの内部より前記
洗浄液の流れの方向に高圧空気を噴射して前記2相流を
発生するものであるのが好ましい。
また、前記混合手段に供給される高圧空気が、あらかじ
め洗浄液と空気とが混合された2相流によるものであっ
てもよい。
また、前記混合手段における空気の導入は、前記洗浄水
の流れと略同方向に行うのが好ましい。
また、前記洗浄方式は、粉末状および/または繊維状の
濾過助剤の供給手段を有するのが好ましい。
〈実施態様〉 以下、本発明に係る多孔質セラミックフィルタの洗浄方
式について、添付の図面に示される好適実施例を基に詳
細に説明する。
第1図に、本発明の多孔質セラミックフィルタの洗浄方
式(以下、洗浄方式とする。)を適用するブールの水の
濾過システムの一例が概念的に示される。
第1図に示される濾過システムは、多孔質セラミックフ
ィルタ(以下、セラミックフィルタとする。)10の側
壁の外側面から内側面に、ブール12の水(以下、本明
細書において、単に水とは濾過対象である、ブールに使
用されている水を示すものとする。)を通過させること
により、この水をセラミックフィルタ10で濾過し清浄
化するものである。
セラミックフィルタ10は円筒状の形状を有するもので
、上端面が蓋体14で閉塞され中空円柱状のハウジング
18の底部中央に固定される。
図示例の濾過システムにおいて、このハウジング18の
図中左側面には、ブール12の水を導入するインライン
20が、右側面には濾過助剤を供給する助剤供給システ
ム22が、上面にはエア抜き24が、底面には排出ライ
ン26、ブール12に水を戻すアウトライン28、およ
びこのアウトライン28から枝別れして配される、本発
明の洗浄方式によってセラミックフィルタ10を逆洗す
る逆洗ライン30が、それぞれ接続される。
インライン20は、バルブ32およびプレフィルタ34
が配されて構成され、ブール2゜の一部とハウジング1
8とを接続する。 なお、プレフィルタ34はセラミッ
クフィルタ10によって水を濾過する前に、大きなゴミ
等を濾過するものである。
一方2アウトライン28はバルブ36と水の循環駆動源
である循環ポンプ38とを有するものであり、ハウジン
グ18の底面中央部、つまり、セラミックフィルタ10
の円筒内に対応する部分とブール12とを接続する。
従って、この濾過システムにおいては、循環ポンプ38
によって、水をプール12→インライン20→ハウジン
グ18(セラミックフィルタ10)→アウトライン28
→ブール12と循環させることにより、ハウジング18
内で黒矢印aで示されるように水をセラミックフィルタ
10の側壁を外側面から内側面へと通過させ、濾過を行
う。
図示例の濾過システムは、好ましい態様として、助剤供
給システム22を有する。
助剤供給システム22は、濾過助剤としての粉末状濾過
助剤および繊維状濾過助剤をハウジング18内に供給す
るもので、いわゆるスラリー状物を液送可能なスラリー
ポンプ40と、ケイソウ土や石灰等の粉末濾過助剤と水
との混合物42を充填するタンク44と、バルブ繊維や
アスベスト等の繊維状濾過助剤と水との混合物46を充
填するタンク48、および各タンクに対応するバルブ5
0および52が配されて構成される。 なお、各タンク
には、充填される混合物を撹拌するための攪拌装置44
aおよび48aがそれぞれ配される。
前述のようにセラミックフィルタ10は、人体から放出
される油分等も濾過することが可能な、非常に微細な孔
を三次元的に有するものである。 従って、このセラミ
ックフィルタ10を直に使用して濾過を行うと、この微
細な孔が目詰まりして洗浄が非常に困難になってしまう
恐れがある。
そのため、このような濾過助剤を用い、セラミックフィ
ルタ10の外側面に、除去が容易である粉末濾過助剤層
からなる剥離層と、その上層に繊維状濾過助剤層からな
る濾過層とを形成し、この各助剤層を用いて濾過を行う
のが好ましい。 このような構成とすることにより、セ
ラミックフィルタ10の逆洗が容易となり、本発明の洗
浄方式の効果をより一層高めることができる。
このような各濾過助剤層を形成する際には、混合物を攪
拌装置よって十分に混合した後、形成する濾過助剤層に
対応するバルブを開放し、スラリーポンプ40によって
必要量の混合物42または46をハウジング18内に供
給し、スラリーポンプ40を停止してバルブを閉塞した
後、循環ポンプ38を駆動して水を濾過する際と同様に
循環を行えばよい。
なお、このような濾過助剤層を適用する濾過方法は、特
開昭63−143917号公報に詳述されている。
基本的にこのような構成を有する図示例の濾過システム
において、セラミックフィルタ10の側壁に積層した濾
滓やさらには前述の濾過助剤を取り除く、本発明の洗浄
方式を行う逆洗ライン30は、前述のアウトライン28
から枝別れして配される。
図示例の濾過システムにおいて、逆洗ライン30は基本
的に、水と空気とを混合して高速度で噴射する、いわゆ
る2相流であるジェット水流によって、白矢印すで示さ
れる方向にセラミックフィルタ10を逆洗する事により
、これを洗浄するものであり、洗浄液が充填される洗浄
液供給タンク54と、洗浄液を供給する洗浄液ポンプ5
6と、この洗浄液ポンプ56を含む循環経路58と、空
気供給手段60と、洗浄水と空気とを混合して気液2相
流からなるジェット水流とする混合ユニット62とから
構成される。
洗浄液供給タンク54は2層ジェット水流を形成する洗
浄液を充填するものであり、通常の各種のタンクである
。 なお、本発明の洗浄方式に適用される洗浄液には特
に限定はなく、プールの水等、適用する濾過システムの
使用目的に応じて、通常の水、水道水、および洗浄効果
のあるアルカリなどの洗剤を少量含有する水であっても
良(、各種の洗浄液が適用可能である。
循環経路58は洗浄液ポンプ56を含むものであり、洗
浄液供給タンク54から所定量の洗浄液を供給した後、
バルブ61および64を閉塞し、バルブ63を開放して
洗浄液ポンプ56を駆動することにより、この閉回路内
で洗浄液を循環させることができる。
前述のように、セラミックフィルタ10の逆洗を行う際
には、洗浄液(ジェット水流)流速および洗浄圧は高い
方が好ましい。 本発明の洗浄方式においては、このよ
うな洗浄液の循環経路58を有することにより、洗浄開
始前にこの循環経路58で洗浄液を循環させて・おくこ
とで洗浄液ポンプ56を完全に立ち上げて、セラミック
フィルタ10の逆洗時にその最大能力を発揮させること
が可能である。
空気供給手段60は、洗浄液と混合してジェット水流を
形成するための空気を混合ユニット62に供給するもの
である。
本発明に適用される空気供給手段60としては、必要に
して十分な量および圧力の空気を混合ユニット62に供
給できる各種のコンプレッサー、空気ボンベ等の空気供
給手段、好ましくは高圧空気供給手段がいずれも適用可
能であり、特に限定はない。 なお、高圧の空気をより
安定して供給するために、高圧圧縮空気を充填すること
ができるリザーブタンク等を有していてもよい。
混合ユニット62は、このようにして供給された洗浄液
および空気を混合してジェット水流を形成するものであ
る。
第2図に、この混合ユニット62の洗浄液進行方向断面
図が、第3図に同垂直方向(m−m線)断面図がそれぞ
れ概略的に示される。
図示例の混合ユニット62は、円筒状の形状を有するも
のであり、洗浄液流入口65と、空気流入口66と、形
成されたジェット水流の排出口67とを有するものであ
る。
洗浄液ポンプ56によって供給された洗浄液は、洗浄液
流入口65より流入し、貫通孔69を矢印X方向に進行
する。 一方、空気供給手段60からの高圧空気は、矢
印yで示されるように空気流入口66より供給され、貫
通孔69を被嵌するように形成される円筒状の空間71
を経て、貫通孔69を囲むように8個形成されるノズル
73より、矢印方向に貫通孔69内に噴射される。
従って、図示例の混合ユニット62においては、洗浄液
と高圧空気とは、貫通孔69内の矢印X方向中間部付近
で高圧空気が外周部より洗浄液中に噴射されることによ
り混合され、気液2相からなるジェット水流が形成され
て排出口67より排出されてハウジング18へと噴射さ
れる。
貫通孔69内への高圧空気の噴射方向は、図示例の矢印
方向に以外にも各種の方向が適用可能である。 ただし
、前述のように、良好な洗浄を行うためにはジェット水
流の流速および洗浄圧は高いほうが好ましいので、少な
くとも洗浄液の進行を妨害しない方向、つまり洗浄液の
進行方向である矢印X方向と略同方向であるのが好まし
い。 また、同様の理由で、空気の噴射方向が前記矢印
X方向と略同方向である際には、貫通孔69内に噴射さ
れる空気は、洗浄液の速度を加速することができる噴射
圧で噴射されるのが好ましい。
第4図に本発明に適用される混合ユニットの別の例が、
また第5図にそのv−v線断面図が示される。
第2図に示される混合ユニット62は、貫通孔69の円
周方向より、つまり洗浄液の流れに対して外周部より高
圧空気を噴射するものであったが、第4図に示される混
合ユニット80は、洗浄液の内部より、その流れと同方
向に高圧空気を噴射してジェット水流を形成するもので
ある。
第4図に示される混合ユニット80は、前述の混合ユニ
ット62と同様に基本的に円筒状の形状を有するもので
あり、洗浄液流入口82と、空気流入口84と、形成さ
れたジェット水流の排出口86とを有するものである。
混合ユニット80において、洗浄液ポンプ56によって
供給された洗浄液は、洗浄液流入口82より流入し、貫
通孔88を矢印X方向に進行する。 一方、空気供給手
段60からの高圧空気は、矢印yで示されるように空気
流入口84より供給され、貫通孔88と中心線を一致さ
せる、すなわち洗浄液の流れと同方向にその中心線に高
圧空気を噴射するノズル90より貫通孔88内に噴射さ
れてジェット水流が形成され、排出口86よりハウジン
グ18内へ供給される。
ここで、混合ユニット80においても前述の混合ユニッ
ト62と同様、洗浄効果をより良好なものとするために
、貫通孔88内に噴射される空気は洗浄液の速度を加速
することができる圧力で噴射されるのが好ましい。
なお、本発明に適用される洗浄液と空気との混合手段は
、図示例の混合ユニット62および80に限定されるも
のではな(、各種の公知の気液混合手段がいずれも適用
可能である。
基本的に上記構成を有する本発明の洗浄方式によれば、
能力を最大限に引き出された洗浄液ポンプ56より供給
される洗浄液および、空気供給手段60より供給される
高圧空気を用い、混合ユニット62によってジェット水
流を形成するものである。 従って、第8図に点線で示
されるように十分な洗浄圧を有するジェット水流を連続
的に供給することができ、従来のような高圧空気や洗浄
液を大量に充填するための大型、あるいは多数のエアタ
ンクや洗浄液タンクを用いなくても、良好かつ確実にセ
ラミックフィルタ10を洗浄することができる。 また
、同様の理由で、洗浄液および高圧空気共に従来に比べ
て少量ですむので、濾過システムのランニングコストも
大幅に低減する事ができる。
上記の例においては、混合ユニット62(80)におい
て洗浄液ポンプ56より送られた洗浄液と混合されるの
は高圧空気のみであったが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば第6図に示されるように、空気供
給手段60と共に第2の洗浄液供給タンク92および高
圧ポンプ94を設け、空気供給手段60から高圧空気を
供給すると共に、高圧ポンプ94によって洗浄液を供給
し、あらかじめ空気と洗浄液とが混合された2相流であ
るジェット水流を混合ユニット62に噴射して洗浄液ポ
ンプ56によって送られる洗浄液と混合してもよい。
図示例の逆洗ライン30によってセラミックフィルタを
洗浄する際には、先ずバルブ64を閉塞、バルブ61お
よび63を開放し、洗浄液ポンプ56を駆動する事によ
り循環経路58内で、洗浄液を循環する。 なお、循環
経路58内に十分な洗浄液が供給されたら、バルブ61
は閉塞しても良い。
この間に、バルブ32.36、およびエア抜き24を閉
塞し、さらに排出ライン26のバルブ68を開放する。
次いで、循環経路58内における洗浄液の循環が、洗浄
液ポンプ56の最高出力で行われていることが確認され
たら、混合ユニット62の下流に配されるバルブ70を
開放して逆洗ライン30を開放し、続いてバルブ61.
64を開放、バルブ63を閉塞して、さらに空気供給手
段60のバルブ72を開放して高圧空気を混合ユニット
62に供給して、混合ユニット62でジェット水流を形
成してこれをセラミックフィルタ10の内部に噴射する
セラミックフィルタ10内に噴射されたジェット水流は
、白矢印すに示されるようにセラミックフィルタ10の
内側面から外側面を通過して、濾滓等をセラミックフィ
ルタ10の外側面から落とし、これらと共に排出ライン
26から外部へ排出される。
以上、本発明に係る多孔質セラミックフィルタの洗浄方
式について詳細に説明したが、本発明はこれに限定はさ
れな(、本発明の要旨を逸脱しない範囲において各種の
変更および改良を行ってもよいのは勿論のことである。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したとおり、本発明の多孔質セラミック
フィルタの洗浄方式によれば、多孔質セラミックフィル
タを適用する液体の濾過装置において、安価かつ小型の
設備で、確実かつ良好にこの多孔質セラミックフィルタ
の逆洗洗浄を行うことができるので、プールの水等、あ
るいは微細な汚染物、特に有機物や無機物等により汚染
された水等の濾過システム全体のコストを大幅に低減す
る事ができる。 しかも、ジェット水流を形成するため
の洗浄水、高圧空気も、従来の濾過システムに比べて大
幅に少なくすることができるので、濾過システムのラン
ニングコストも大幅に低減する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の多孔質セラミックフィルタの洗浄方
式を採用するプールの濾過システムを概念的に示す図で
ある。 第2図および第3図は、第1図に示される濾過システム
に適用される混合ユニットの概略断面図である。 第4図および第5図は、第1図に示される濾過システム
に適用される混合ユニットの別の例の概略断面図である
。 第6図は、本発明の多孔質セラミックフィル夕の洗浄方
式を採用するプールの濾過システムの空気供給手段の別
の例を概念的に示す図である。 第7図は、従来の多孔質セラミックフィルタの洗浄方式
を採用するプールの濾過システムを概念的に示す図であ
る。 第8図は、多孔質セラミックフィルタの洗浄圧の時間変
化を示すグラフである。 符号の説明 to、100・・・多孔質セラミックフィルタ、12.
106・・・プール、 14.102・・・蓋体、 18.104・・・ハウジング、 20.108・・・インライン、 22・・・助剤供給システム、 24.114・・・エア抜き、 26.116・・・排出ライン、 28.110・・・アウトライン、 30.118・・・逆洗ライン、 32、 36. 50. 52. 61. 63゜64
、 68. 70. 72. 120. 122゜12
4.128,132・・・バルブ、34・・・プレフィ
ルタ、 38.128・・・循環ポンプ、 40・・・スラリーポンプ、 42.46・・・混合物、 44.48・・・タンク、 44a、48a・・・撹拌機、 54.92・・・洗浄液供給タンク、 56・・・洗浄液ポンプ、 58・・・循環経路、 60・・・空気供給手段、 62.80・・・混合ユニット、 65.82・・・洗浄液流入口、 66.84・・・空気流入口、 67.86・・・排出口、 69.88・・・貫通孔、 71・・・空間、 73.90・・・ノズル、 94・・・高圧ポンプ、 129・・・エアタンク、 130・・・フラッシュタンク FIG、6

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒状の多孔質セラミックフィルタを用い、この多
    孔質セラミックフィルタ側壁の外側面から内側面を通過
    するように液体を循環させることにより、前記液体に含
    まれる不純物を濾過する濾過装置における、前記多孔質
    セラミックフィルタの洗浄方式であって、 洗浄液の供給手段と、この供給手段を含む前記洗浄液の
    循環経路と、高圧空気の供給手段と、前記循環経路の下
    流に配され前記高圧空気を噴射させて前記洗浄液と空気
    とを混合し2相流を発生させる混合手段とを用い、 前記多孔質セラミックフィルタ側壁の内側面から外側面
    を通過するように、前記高圧空気と洗浄液との2相流を
    供給することにより、この多孔質セラミックフィルタを
    洗浄することを特徴とする多孔質セラミックフィルタの
    洗浄方式。
  2. (2)前記混合手段が前記洗浄液の流れに対して外周方
    向から高圧空気を噴射して前記2相流を発生するもので
    ある請求項1に記載の多孔質セラミックフィルタの洗浄
    方式。
  3. (3)前記混合手段が前記洗浄液の流れの内部より前記
    洗浄液の流れの方向に高圧空気を噴射して前記2相流を
    発生するものである請求項1に記載の多孔質セラミック
    フィルタの洗浄方式。
  4. (4)前記混合手段に供給される高圧空気が、あらかじ
    め洗浄液と空気とが混合された2相流によるものである
    請求項1〜3のいずれかに記載の多孔質セラミックフィ
    ルタの洗浄方式。
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