JPH0322448Y2 - - Google Patents

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JPH0322448Y2
JPH0322448Y2 JP17336085U JP17336085U JPH0322448Y2 JP H0322448 Y2 JPH0322448 Y2 JP H0322448Y2 JP 17336085 U JP17336085 U JP 17336085U JP 17336085 U JP17336085 U JP 17336085U JP H0322448 Y2 JPH0322448 Y2 JP H0322448Y2
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membrane
plate
tension
edge
rope
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はサスペンシヨン膜構造に於ける鋼管
枠での膜端部張力導入機構に関する。
「従来の技術」 サスペンシヨン膜構造にあつて、膜材端部を張
力調整可能に止める手段として、一般的には、第
2図a,bに示す如く、膜材1の端部を折り返し
のうえ溶着2して袋3状にし、当該袋3内にパイ
プ4等を通して補強縁枠を構成し、さらに、適当
なピツチで設けた切欠6に引き込み具5を取付
け、当該引き込み具5に於けるネジ5aによる張
力調整機能によるものとして成る。
膜材端部の止め部が鋼管枠である場合には、当
該鋼管上に該ネジ5aの取合部を構成することで
なされる。
「考案が解決しようとする問題点」 しかるに、叙上構成にあつては、以下の如き難
点がある。
パイプ4を引き込む度合が強い程(膜張力が
大きい程)、Aの部分において溶着された膜材
1を引き離そうとする力が発生する。この場
合、溶着部2はピーリングによる破壊性状を示
すが、ポリテトロフロワエチレンコーテイング
ガラス繊維布の場合、溶着部のピーリング強度
が極度に低い為、この方法は、膜張力の大きい
時は問題となる。
切欠6の存在のため雨仕舞がやりにくい欠点
がある。
「問題点を解決するための手段」、「作用」 本案は叙上の事情に鑑みなされたもので、その
要旨とするところは、鋼管枠の接線に沿う態様に
滑走用プレートを持ち出し配設し、当該プレート
上に張力導入方向に伸設の締結ボルト貫通用のル
ーズホールと押えプレートを組付けたスタツドボ
ルト並びに引込用掛止部とを有する膜端止着用プ
レートを載置し、両プレートを締結ボルトを介し
て位置調整可に締結固定するものとし、一方膜端
は折り返しのうえ袋部を形成させて溶着し、この
袋部にロープを封入してロープドエツジとなし、
かかる膜端部を前記スタツドボルトと押えプレー
ト間に挟着させるとして、膜端溶着部がピーリン
グによつて破壊するが如き事態を無くすと共に雨
仕舞に苦慮しなければならぬ事態をも解消した点
にある。
「実施例」 以下、これを図に基づいて詳細に説明する。
第1図は本案の実施態様を示し、図中7は膜端
止着部となる軒先パイプ等の鋼管枠で、膜材1は
その端部をここで止着することとなる。
鋼管枠7にはその接線に沿う態様に滑走用プレ
ート8がリブプレート9を介して持ち出し配設さ
れている。
プレート8には締結ボルト10が取付いてい
る。図中11は膜上1の端部を止める基盤として
の膜端止着用プレートで、これには、張力導入方
向に沿つて伸設のルーズホール11aとスタツド
ボルト11bと引込用掛止部11cとが具備さ
れ、該ルーズホール11aに該締結ボルト10が
遊嵌する。
しかして、膜端止着用プレート11の締結固定
位置はルーズホール11aの範囲内で任意に設定
することが出来る。
一方膜材1の端部は折り返しのうえ袋部を形成
させて溶着し、この袋部にロープを封入して切欠
部の無いロープドエツジ1aとなす。
かかるロープドエツジ1aの溶着部に該スタツ
ドボルト11b貫通用孔を穿孔してはめ込み、さ
らに同じく穿孔を有する押えプレート12で袋ナ
ツト13締め付けにより押え付けて、溶着部が挟
み付けられ、ロープドエツジ1aが係止した止め
構造としている。
以上の構成によるならば、溶着部には何んらの
ピーリングが作用しないので、これによる破壊の
心配は皆無となると共に膜端には切欠が存在しな
いうえに圧着シールしているので、雨仕舞の心配
も皆無である。
又、膜端止着用プレート11はルーズホール1
1aをガイドに固定位置の移動が可能であり、こ
れによつて、膜材1の張力微調整、張力再導入が
可能である。
尚、膜端止着用プレート11の移動はプレート
上に付設の引込用掛止部11cを介して小型ジヤ
ツキ、チエーンブロツク等で行なわれる。
尚、図中14は膜端止着部のクロロプレンゴム
シールカバーで、押えプレート12で一端を止め
られると共に他端を滑走用プレート8先端に付設
の縁取り用パイプ15に巻き付けのうえビス止め
16してなる。
又、17は膜材1と鋼管枠7との接触部に介装
されるを良しとするクロロプレンゴムのクツシヨ
ンである。
「考案の効果」 以上の如く、本案によるならば膜材端部を張力
調整可能に止めるのに際し、端部の破壊を伴なう
ことが無く、雨仕舞も完全であり、さらには、膜
端部止着部並びに張力導入構成がプレート材の裁
断、溶接等の簡単な加工のみでなし得るので、極
めてコストが安く仕上がり、好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案機構の縦断図、第2図a,bは従
来の止め構造の平面、側面図である。 7……鋼管枠、8……滑走用プレート、9……
リブプレート、10……締結ボルト、11……膜
端止着用プレート、12……押えプレート、13
……袋ナツト、14……クロロプレンゴムシール
カバー、15……縁取り用パイプ、16……ビス
止め、17……クツシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼管枠の接線に沿う態様に滑走用プレートを持
    ち出し配設し、当該プレート上に張力導入方向に
    伸設の締結ボルト貫通用のルーズホールと押えプ
    レートを組付けたスタツドボルト並びに引込用掛
    止部とを有する膜端止着用プレートを載置し、両
    プレートを締結ボルトを介して位置調整可に締結
    固定するものとし、一方膜端は折り返しのうえ袋
    部を形成させて溶着し、この袋部にロープを封入
    してロープドエツジとなし、かかる膜端部を前記
    スタツドボルトと押えプレート間に挟着させると
    してなることを特徴とするサスペンシヨン膜構造
    に於ける膜端部張力導入機構。
JP17336085U 1985-11-11 1985-11-11 Expired JPH0322448Y2 (ja)

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JP17336085U JPH0322448Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JP17336085U JPH0322448Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JPS6280952U JPS6280952U (ja) 1987-05-23
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JP17336085U Expired JPH0322448Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JPS62185979A (ja) * 1986-02-07 1987-08-14 小川テント株式会社 膜状体の張力導入方法

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JPS6280952U (ja) 1987-05-23

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