JPH03224178A - 媒体欠陥検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は媒体欠陥検出装置に関し、特に欠陥検出レベル
の校正を自動的に行う媒体欠陥検出装置に間する。

〔従来の技術〕

従来、この種の媒体欠陥検出袋！では、記憶媒体の欠陥
検出レベルの校正を行う場合、予め校正の基準となる基
準欠陥波形を入力し、この基準欠陥波形に対して適切な
スライスレベルで欠陥部を検出できるように作業者が媒
体欠陥検出装置に設けられている検出レベル設定用の調
整つまみ等で調整していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の媒体欠陥検出装置は人手によって欠陥検
出レベルの校正を行うので作業者の技量によって校正値
が左右されことがあり、誤差を生じる恐れがある。また
、調整つまみ等の操作による調整のために調整値に経時
変化が生じて正しい欠陥検出を行うことができないとい
う欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、記録媒体に情報を記録すると共にその情報を
読み出して前記記録媒体の欠陥を検出する媒体欠陥検出
装置において、波形発生器の出力信号又は、前記記録媒
体を読み出し信号を一定の振幅に増幅するＡＧＣ回路（
オートマチイック・ゲイン・コントロール回路）と、検
出レベル設定部より与えられた検出レベル設定信号をア
ナログ信号に変換する第１のＤ／Ａ変換回路と、前記記
録媒体の欠陥検出レベルの補正値データを格納するメモ
リ回路と、前記メモリ回路に格納された補正値情報を入
力してアナログ信号に変換する第２のＤ／Ａ変換回路と
、前記第１のＤ／Ａ変換回路、前記第２のＤ／Ａ変換回
路の出力信号を加算する加算器と、前記ＡＧＣ回路の出
力信号と前記加算器の出力信号とを入力して比較し、欠
陥検出信号を送出する比較器と、前記欠陥検出信号と前
記検出レベル設定信号とを入力し、前記検出レベル設定
信号に対応して所定の補正値を設定すると共にこの補正
値を前記メモリ回路に補正値データとして格納し、且つ
、格納した補正値データを出力させる制御回路とを備え
たことを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の媒体欠陥検出装置の一実施例を示す基
本構成図である。第１図において、ＡＧＣ回路１は媒体
欠陥検出装置に搭載されている波形発生器（図示せず）
又は被検査用記憶媒体の読出し回路（図示せず）に接続
されている。Ｄ／Ａ変換回路２は媒体欠陥検出装置の媒
体欠陥を検出するための検出レベル設定部（図示せず）
に接続され、且つ、その出力は加算器７に接続されてい
る。そして加算器７及びＡＧＣ回路１の出力はそれぞれ
比較回路３に接続され、且つ、その出力は媒体欠陥記録
部（図示せず）に接続されると共に制御回路４に接続さ
れている。また、制御回路４は検出レベル設定部にも接
続され、その出力はメモリ回路５に接続されている。更
に、メモリ回路５はＤ／Ａ変換回路６に接続され、Ｄ／
Ａ変換回路６は加算器７に接続されている。

続いて、本実施例の機能及び動作について説明する。ま
ず、媒体欠陥検出装置の検出レベルを求める場合、ＡＧ
Ｃ回路１は波形発生器から送出される実際の媒体欠陥部
の読み出し波形と同等な波形を有した基準波形となる入
力信号ｌＯを受けて所定の一定振幅のアナログ信号に増
幅し、また、Ｄ／Ａ変換回路２は検出レベル設定部で設
定されたディジタル信号で送出される検出レベル設定信
号１１を入力し、アナログ信号に変換して加算器７に送
出する。このとき加算器７にはＤ／Ａ変換回路６からの
入力信号は無いため、Ｄ／Ａ変換回路２からの出力信号
はそのまま加算器７から出力される。比較回路３はＡＧ
Ｃ回路１及び加算器７から出力信号を入力し、その比較
値は制御回路４に送出される。この検出レベルの校正時
には波形発生器から複数の基準波形が送出され、また、
検出レベル設定部からはそれらの基準波形に対して所定
の検出レベルが設定されるため、制御回路４では検出レ
ベル設定信号１１に対応した比較値出力を基にして設定
した補正値をメモリ回路５へ送出して格納する。

そして、この検出レベルの設定後に記憶媒体の欠陥検出
を行うが、その場合、ＡＧＣ回路１は読出し回路から送
出された被検査用記憶媒体の読出し信号である入力信号
１０を受けて前述と同様に所定の一定振幅のアナログ信
号に増幅される。

また、Ｄ／Ａ変換回路２は検出レベル設定部で所定の検
出レベルで設定されたディジタル信号で送出される検出
レベル設定信号１１が入力される。

更に、制御回路４ではこの検出レベル設定信号１１にに
対応した補正値がメモリ回路５から読み出され、Ｄ／Ａ
変換回路６に入力される。加算器７はＤ／Ａ変換回路２
及びＤ／Ａ変換回路６でそれぞれ変換されたアナログ信
号が入力されて加算される。すなわち、欠陥検出のスラ
イスレベルの補正が行われる。比較回路３はＡＧＣ回路
１及び加算器７からの出力信号を入力して比較すると共
に、被検査用記憶媒体に欠陥部を検出すれば媒体欠陥記
録部に対して欠陥検出信号１２を送出され、欠陥数が記
録される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の媒体欠陥検出装置によれば
、予めメモリ回路に欠陥検出レベルの補正値を格納して
おくことができるので、作業者が直接調整する必要もな
く、しかも補正（校正）が電気的に行われるため、校正
値に経時変化を生じることもなくなり、精度の良い欠陥
検出が可能になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の媒体欠陥検出装置の一実施例を示す基
本構成図である。 １・・・ＡＧＣ回路、２．６・・・Ｄ／Ａ変換回路、３
・・・比較回路、４・・・制御回路、５・・・メモリ回
路、７・・・加算器、１０・・・入力信号、１１・・・
検出レベル設定信号、１２・・・欠陥検出信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体に情報を記録すると共にその情報を読み出して
   前記記録媒体の欠陥を検出する媒体欠陥検出装置におい
   て、波形発生器の出力信号又は、前記記録媒体を読み出
   し信号を一定の振幅に増幅するＡＧＣ回路と、検出レベ
   ル設定部より与えられた検出レベル設定信号をアナログ
   信号に変換する第１のＤ／Ａ変換回路と、前記記録媒体
   の欠陥検出レベルの補正値データを格納するメモリ回路
   と、前記メモリ回路に格納された補正値情報を入力して
   アナログ信号に変換する第２のＤ／Ａ変換回路と、前記
   第１のＤ／Ａ変換回路、前記第２のＤ／Ａ変換回路の出
   力信号を加算する加算器と、前記ＡＧＣ回路の出力信号
   と前記加算器の出力信号とを入力して比較し、欠陥検出
   信号を送出する比較器と、前記欠陥検出信号と前記検出
   レベル設定信号とを入力し、前記検出レベル設定信号に
   対応して所定の補正値を設定すると共にこの補正値を前
   記メモリ回路に補正値データとして格納し、且つ、格納
   した補正値データを出力させる制御回路とを備えたこと
   を特徴とする媒体欠陥検出装置。