JPH0322386A - 面状採暖具の接着方法 - Google Patents

面状採暖具の接着方法

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Publication number
JPH0322386A
JPH0322386A JP15922689A JP15922689A JPH0322386A JP H0322386 A JPH0322386 A JP H0322386A JP 15922689 A JP15922689 A JP 15922689A JP 15922689 A JP15922689 A JP 15922689A JP H0322386 A JPH0322386 A JP H0322386A
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
adhesive
planar heating
heater unit
heating tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP15922689A
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English (en)
Inventor
Akimasa Onishi
大西 章雅
Isao Matsuda
功 松田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電気カーペット等として使用する面状採暖
具の接着方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電気カーペット等に用いる表布は、ニードルパン
チフェルトなどの不織布やフレンチパイルなどを使用し
ており、比較的表面は平潤で、クッシjン性の無い硬質
のものであった。
このようなニードルパンチフェルト等の平潤表布では、
ホットメルト接着剤を用いた熱プレス接着が容易で合理
的であったのに対し、一般カーペットのようなクソシゴ
ン性の良い立毛表布は、熱プレス工程で立毛が倒れるこ
とから、中にヒータを組み込んだ電気カーベ7}に立毛
表布を使用することには多くの難しさと制約があった。
具体的に立毛表布にヒータユニットを組み込んで接着す
る方法として、(1)熱ブレスによりホノトメルト接着
剤を融着させる方法。(2)ホントメルト接着剤を塗布
と同時に接着させる方法。(3)溶剤系または水性エマ
ルジョン系接着剤を塗布後はり合わせ、時間をかけて接
着する方法。(4)接着剤塗布後短時間で化学架橋し硬
化させ接着する方法等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、(1)の方法は立毛が倒れ、風合を損ね
るという課題があり、また厚手の表布の場合は接着加熱
時間も長く要す。(2)の方法では工程的に難しく、工
程ロスが大きい。また(3)の方法は溶剤系の場合にお
いて、溶剤臭がひどく、また水1f1エマルジョン系で
は長い接着時間を要す。さらに(4)の方法は材料が限
られており、種々の性能を満足する材料はきわめて少な
いという課題がある。
この発明の目的は、これら従来の課題を解決するもので
、時間的にもコスト的にも効率的で、かつ風合の良い面
状採暖具の接着方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段] この発明の面状採暖具の接着方法は、熱可塑性樹脂を固
形分とした水性エマルジョン接着剤層を表布材の裏面に
形成し、この接着剤層を講電加熱し、この読電加熱した
接着剤層の一部が浸透可能な素材からなるヒータユニッ
トを前記誘電加熱した接着剤層に重ね、さらに前記ヒー
タユニットに’JjAAを重ねて加圧接着するものであ
る。
〔作用〕 この発明の面状採暖具の接着方法は、誘電t員失の大き
い水性エマルジヲン接着剤層を表布材の裏面に形成し、
誘電加熱によって接着剤層の水分を蒸発させると同時に
固形分を加熱軟化させ、その上に接着剤層が浸透可能な
基材からなるヒータユニノトを重ね、さらに裏打を重ね
て一体に加圧することにより、軟化した接着剤が基材お
よび裏月に浸透して一体に固化接着させるものである。
〔実施例] この発明の一実施例を第1図および第3図に基づいて説
明する。1は立毛表布材で、クフト、ボア、モケット、
マイヤ等がある。この立毛表布材1の裏面はSBR等の
ラテックスを300〜500 g/%’!布したもので
、この面」一に100〜120゜Cの融点をもつエチレ
ン酢酸ビニル共重合体を固形分とした水性エマルジゴン
接着剤2をロールコータ3によって連続的に塗布し、水
外エマルジョン接着剤2の接着剤層l2を形成している
4は誘電加熱する電極板で、この電極仮4に高周波電源
5により1 3. 5 6 M+Izの高周波電界を印
加し、接着剤層12を誘電加熱する。6は可撓性線状発
熱線で、15g/nf程度の不織布を用いた基材7に固
定されヒータユニット11を形成し、裏材としての断熱
フェルト8の上に積載して、立毛表布材1裏面の接着剤
層l2を誘電加熱した直後に、断熱フェルト8にヒータ
ユニット1tll載した面と接着材層12とを合わセて
積載し、順次加圧ロール9で加圧し一体に接着する。
上記構戒において、接着剤層l2中の水分が特に3M 
Ti損失が高く、高周波電界を受けて短時間で誘電加熱
され沸騰蒸発するとともに、固形分中の熱可塑性である
エチレン酢酸ビニル共重合体も加熱され軟化する。軟化
した接着剤層l2は、ヒータユニッ1・11の一部を構
成する基材7の風維の隙間を浸透し断熱フエルト8とと
も固化接着して一体になる。
第2図は水性エマルジョン接着剤2を浸透させるために
多数の孔10を設けた基材7を使用したヒータユニット
11の他の例で、このヒータユニット11を用いて同様
に一体或形ずれば、断熱フエルト8と立毛表布材1は、
間に挟んだ基材7の多数の孔10より軟化した接着剤層
12が直接浸透して固化接着することにより、さらに強
固な接着強度を得ることができる。このようにして製造
された面状採暖具を第3図に示す。
なお、上記実施例では加圧接着の方法として加圧ロール
により連続的に端部より順次加圧する力法を採用したが
、プレスによる全面同時加圧でも同様の効果が得られる
〔発明の効果〕
この発明の面状採暖具の接着方法は、熱プレス接着のよ
うに面状採暖具全体を加熱してし接着するものでなく、
接着剤のみを加熱して接着するので立毛表布を使用して
も毛倒れがなく、コス;・的にも時間的にも非常に効率
的で、かつ高品質な面状採暖具を提供できるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の面状採暖具の接着方法を
示す工程説明図、第2図は多数の孔を持った基材を使用
したヒータユニットの斜視図、第3図は面状採暖具の構
造を示す斜視図である。 1・・・立毛表布材、2・・・水性エマルジョン接着剤
、3・・・ロールコータ、4・・・電極板、5・・・高
周波fm、6・・・可撓性線状発熱線、7・・・基材、
8・・・断熱フエ 第 1 図 ルト、9・・・加圧ロール、10・・・孔、1 1・・・ヒータ ユニッ1・、12・・・接着剤層、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂を固形分とした水性エマルジョン接着剤層
    を表布材の裏面に形成し、この接着剤層を誘電加熱し、
    この誘電加熱した接着剤層の一部が浸透可能な素材から
    なるヒータユニットを前記誘電加熱した接着剤層に重ね
    、さらに前記ヒータユニットに裏材を重ねて加圧接着す
    ることを特徴とする面状採暖具の接着方法。
JP15922689A 1989-06-19 1989-06-19 面状採暖具の接着方法 Pending JPH0322386A (ja)

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