JPH03223664A - 内燃機関用酸素濃度センサのヒータ制御装置 - Google Patents
内燃機関用酸素濃度センサのヒータ制御装置Info
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- JPH03223664A JPH03223664A JP2018012A JP1801290A JPH03223664A JP H03223664 A JPH03223664 A JP H03223664A JP 2018012 A JP2018012 A JP 2018012A JP 1801290 A JP1801290 A JP 1801290A JP H03223664 A JPH03223664 A JP H03223664A
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Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関用酸素濃度センサのヒータ制御装置に
関する。
関する。
排気ガス中の酸素濃度を検出するための酸素濃度検出器
として例えばジルコニアからなり、検出素子を流れる電
流値が酸素濃度に応じて変化する、いわゆるリーンセン
サが公知である。ところがこのリーンセンサはリーンセ
ンサ素子温度を650℃から750℃程度に維持しない
と作動せず、従って通常リーンセンサはリーンセンサ素
子温度を650℃から750℃に維持するために例えば
白金からなるヒータを内蔵している。このようにヒータ
を具えたリーンセンサではヒータへの供給電力を増大す
ればリーンセンサ素子温度を高めることができ、斯<シ
てヒータへの供給電力を制御することによってリーンセ
ンサ素子温度を制御することができる。
として例えばジルコニアからなり、検出素子を流れる電
流値が酸素濃度に応じて変化する、いわゆるリーンセン
サが公知である。ところがこのリーンセンサはリーンセ
ンサ素子温度を650℃から750℃程度に維持しない
と作動せず、従って通常リーンセンサはリーンセンサ素
子温度を650℃から750℃に維持するために例えば
白金からなるヒータを内蔵している。このようにヒータ
を具えたリーンセンサではヒータへの供給電力を増大す
ればリーンセンサ素子温度を高めることができ、斯<シ
てヒータへの供給電力を制御することによってリーンセ
ンサ素子温度を制御することができる。
ところでリーンセンサは排気管内に設けられているので
リーンセンサはヒータから受ける熱に加えて排気ガスか
ら熱を受け、更に排気管を含む機開本体からの輻射熱を
受ける。従ってリーンセンサ素子の温度はヒータの温度
ばかりでなく、排気ガス温や機関本体の温度の影響を受
けることになる。即ち、機関低負荷運転時には排気ガス
温が低く、しかも機関本体の温度が低いためにリーンセ
ンサ素子温度を650℃から750℃に維持するために
はヒータへの供給電力を増大しなければならず、一方機
関高負荷運転時には排気ガス温が高く、しかも機関本体
の温度が高いためにリーンセンサ素子温度を650℃か
ら750℃に維持するためにはヒータへの供給電力を減
少させなければならない。
リーンセンサはヒータから受ける熱に加えて排気ガスか
ら熱を受け、更に排気管を含む機開本体からの輻射熱を
受ける。従ってリーンセンサ素子の温度はヒータの温度
ばかりでなく、排気ガス温や機関本体の温度の影響を受
けることになる。即ち、機関低負荷運転時には排気ガス
温が低く、しかも機関本体の温度が低いためにリーンセ
ンサ素子温度を650℃から750℃に維持するために
はヒータへの供給電力を増大しなければならず、一方機
関高負荷運転時には排気ガス温が高く、しかも機関本体
の温度が高いためにリーンセンサ素子温度を650℃か
ら750℃に維持するためにはヒータへの供給電力を減
少させなければならない。
そこで通常リーンセンサ素子温度を650℃から750
℃に維持するのに必要なヒータへの供給電力を機関の運
転状態毎に実験より求めてこれを基本電力として記憶し
ておき、機関運転状態に応じて記憶された基本電力をヒ
ータに供給することによりリーンセンサ素子温度を65
0℃から750℃に維持するようにしている。
℃に維持するのに必要なヒータへの供給電力を機関の運
転状態毎に実験より求めてこれを基本電力として記憶し
ておき、機関運転状態に応じて記憶された基本電力をヒ
ータに供給することによりリーンセンサ素子温度を65
0℃から750℃に維持するようにしている。
一方、白金からなるヒータは長時間に亘って過度に高温
、例えば1120℃以上に維持されると熱劣化を生じ、
従ってヒータは最も温度が上昇したときでも1100℃
程度となるように基本電力が定められている。ヒータの
温度を最も高くする必要があるのは機関低負荷運転時で
あり、従って機関低負荷運転時にはヒータの温度が11
00℃程度となるように基本電力が定められている。ま
た、機関始動時にはリーンセンサ素子温度をできるだけ
早<650℃から750℃に上昇させる必要があり、従
って機関始動時にもヒータの温度が1100℃程度とな
るように制御される。
、例えば1120℃以上に維持されると熱劣化を生じ、
従ってヒータは最も温度が上昇したときでも1100℃
程度となるように基本電力が定められている。ヒータの
温度を最も高くする必要があるのは機関低負荷運転時で
あり、従って機関低負荷運転時にはヒータの温度が11
00℃程度となるように基本電力が定められている。ま
た、機関始動時にはリーンセンサ素子温度をできるだけ
早<650℃から750℃に上昇させる必要があり、従
って機関始動時にもヒータの温度が1100℃程度とな
るように制御される。
ところで上述したように機関高負荷運転時には基本電力
は小さく、機関低負荷運転時には基本電力が大きいので
機関高負荷運転から機関低負荷運転に移行すると基本電
力が急激に増大せしめられることになる。しかしながら
機関高負荷運転から機関低負荷運転に移行しても暫らく
の間は機関本体の温度が高いためにリーンセンサ素子は
機関本体から受ける輻射熱によって高温に維持されてい
る。従ってこのような状態で基本電力が急激に増大せし
められるとヒータの温度が長時間に亘つて1120℃以
上となり、斯くしてヒータが劣化するという問題を生ず
る。
は小さく、機関低負荷運転時には基本電力が大きいので
機関高負荷運転から機関低負荷運転に移行すると基本電
力が急激に増大せしめられることになる。しかしながら
機関高負荷運転から機関低負荷運転に移行しても暫らく
の間は機関本体の温度が高いためにリーンセンサ素子は
機関本体から受ける輻射熱によって高温に維持されてい
る。従ってこのような状態で基本電力が急激に増大せし
められるとヒータの温度が長時間に亘つて1120℃以
上となり、斯くしてヒータが劣化するという問題を生ず
る。
ところでヒータの温度とヒータの抵抗値は比例し、従っ
てヒータの抵抗値からヒータの温度を知ることができる
。そこでヒータの抵抗値を検出し、機関高負荷運転から
機関低負荷運転に移行後所定期間にふいてヒータの抵抗
値がヒータ温度が例えば1100℃を越える限界抵抗値
よりも大きくなったときには基本電力を小さくするよう
にしたヒータ制御装置が公知である(特開平1−1!l
+8335号公報参照)。
てヒータの抵抗値からヒータの温度を知ることができる
。そこでヒータの抵抗値を検出し、機関高負荷運転から
機関低負荷運転に移行後所定期間にふいてヒータの抵抗
値がヒータ温度が例えば1100℃を越える限界抵抗値
よりも大きくなったときには基本電力を小さくするよう
にしたヒータ制御装置が公知である(特開平1−1!l
+8335号公報参照)。
ところがこのヒータ制御装置では暖機完了前においても
機関高負荷運転から機関低負荷運転に移行後ヒータの抵
抗値が限界抵抗値よりも大きくなれば基本電力が減少せ
しめられる。しかしながら暖機完了前は機関本体の温度
が低く、従ってIJ −ンセンサ素子が機関本体から受
ける輻射熱も少ないために基本電力が減少せしめられる
とリーンセンサ素子の温度がかなり低下してしまう。ま
た、ヒータの抵抗の検出値にはかなりばらつきがあり、
ヒータの抵抗値が実際には限界抵抗値を越えていないの
に限界抵抗値を越えていると判断された場合にも基本電
力が大巾に減少せしめられ、特にこの場合にはリーンセ
ンサ素子の温度がかなり低下してしまう。このようにリ
ーンセンサ素子の温度が一旦低下するとなかなか上昇せ
ず、斯くして機関始動後リーンセンサが作動するまでに
時間を要するという問題を生ずる。
機関高負荷運転から機関低負荷運転に移行後ヒータの抵
抗値が限界抵抗値よりも大きくなれば基本電力が減少せ
しめられる。しかしながら暖機完了前は機関本体の温度
が低く、従ってIJ −ンセンサ素子が機関本体から受
ける輻射熱も少ないために基本電力が減少せしめられる
とリーンセンサ素子の温度がかなり低下してしまう。ま
た、ヒータの抵抗の検出値にはかなりばらつきがあり、
ヒータの抵抗値が実際には限界抵抗値を越えていないの
に限界抵抗値を越えていると判断された場合にも基本電
力が大巾に減少せしめられ、特にこの場合にはリーンセ
ンサ素子の温度がかなり低下してしまう。このようにリ
ーンセンサ素子の温度が一旦低下するとなかなか上昇せ
ず、斯くして機関始動後リーンセンサが作動するまでに
時間を要するという問題を生ずる。
上記問題点を解決するために本発明によれば第1図の発
明の構成図に示されるように通常は機関運転状態により
定まる基本電力を酸素濃度センサ素子16加熱用ヒータ
17に供給する電力供給手段Aと、ヒータ17の抵抗値
を検出する抵抗値検出手段Bと、機関高負荷運転から低
負荷運転に移行後所定期間において抵抗値検出手段已に
より検出された抵抗値がヒータの劣化を招く限界抵抗値
を越えたときにはヒータ17に供給すべき電力を基本電
力よりも低下させる供給電力低下手段Cと、機関の暖機
状態を検出する暖機状態検出手段りと、暖機状態検出手
段りの検出結果に基いて所定期間を暖機完了前には暖機
完了後よりも短かくする所定期間制御手段Eとを具備し
ている。
明の構成図に示されるように通常は機関運転状態により
定まる基本電力を酸素濃度センサ素子16加熱用ヒータ
17に供給する電力供給手段Aと、ヒータ17の抵抗値
を検出する抵抗値検出手段Bと、機関高負荷運転から低
負荷運転に移行後所定期間において抵抗値検出手段已に
より検出された抵抗値がヒータの劣化を招く限界抵抗値
を越えたときにはヒータ17に供給すべき電力を基本電
力よりも低下させる供給電力低下手段Cと、機関の暖機
状態を検出する暖機状態検出手段りと、暖機状態検出手
段りの検出結果に基いて所定期間を暖機完了前には暖機
完了後よりも短かくする所定期間制御手段Eとを具備し
ている。
所定期間が暖機完了前には暖機完了後よりも短かくされ
るので基本電力が低下せしめられる機会が少なくなる。
るので基本電力が低下せしめられる機会が少なくなる。
また、所定期間が暖機完了前には@機完了後よりも短か
くされて所定期間が零になった場合には基本電力が全く
低下せしめられなくなる。
くされて所定期間が零になった場合には基本電力が全く
低下せしめられなくなる。
第2図を参照すると、1は機関本体、2はピストン、3
は燃焼室、4は点火栓、5は吸気弁、6は吸気ボート、
7は排気弁、8は排気ボートを夫々示す。吸気ボート6
は対応する枝管9を介してサージタンク10に連結され
、枝管9には対応する吸気ボート6内に向けて燃料噴射
を行うための燃料噴射弁11が取付けられる。点火栓4
による点火作用および燃料噴射弁11からの燃料噴射作
用は電子制御ユニット20の出力信号により制御される
。
は燃焼室、4は点火栓、5は吸気弁、6は吸気ボート、
7は排気弁、8は排気ボートを夫々示す。吸気ボート6
は対応する枝管9を介してサージタンク10に連結され
、枝管9には対応する吸気ボート6内に向けて燃料噴射
を行うための燃料噴射弁11が取付けられる。点火栓4
による点火作用および燃料噴射弁11からの燃料噴射作
用は電子制御ユニット20の出力信号により制御される
。
サージタンク10は吸気ダクト12を介して図示しない
エアクリーナに連結され、吸気ダクト12内にはスロッ
トル弁13が配置される。一方、排気ボート8は排気マ
ニホルド14に連結され、排気マニホルド14内には酸
素濃度センサの一種であるリーンセンサ15が配置され
る。第2図にはこのリーンセンサ15の拡大図も同時に
示しである。この拡大図かられかるようにリーンセンサ
15は例えばジルコニアからなるリーンセンサ素子16
と、このリーンセンサ素子16を加熱するためにリーン
センサ素子16に隣接配置されたヒータ17とを具備す
る。
エアクリーナに連結され、吸気ダクト12内にはスロッ
トル弁13が配置される。一方、排気ボート8は排気マ
ニホルド14に連結され、排気マニホルド14内には酸
素濃度センサの一種であるリーンセンサ15が配置され
る。第2図にはこのリーンセンサ15の拡大図も同時に
示しである。この拡大図かられかるようにリーンセンサ
15は例えばジルコニアからなるリーンセンサ素子16
と、このリーンセンサ素子16を加熱するためにリーン
センサ素子16に隣接配置されたヒータ17とを具備す
る。
電子制御ユニット20はディジクルコンピュータからな
り、双方向性バス21によって相互に接続されたROM
(リードオンリメモリ)22、RAM(ランダムアク
セスメモリ)23、CPU(マイクロプロセッサ)24
、人力ボート25および出力ボート26を具備する。C
PII 24にはバックアップRAM 27がバス28
を介して接続される。サージタンク10内にはサージタ
ンク10内の絶対圧PMに比例した出力電圧を発生する
圧力センサ18が配置され、圧力センサ18の出力電圧
はAD変換器29を介して入力ポート25に入力される
。スロットル弁13にはスロットル弁13がアイドリン
グ開度にあることを示す出力信号を発生するスロットル
スイッチ19が連結され、このスロットルスイッチ19
の出力信号が人力ボート25に人力される。リーンセン
サ15のり−ンセンサ素子16には排気ガス中の酸素濃
度に比例した、即ち混合気のリーンの程度に比例した電
流が流れ、この電流値に比例した電圧がAD変換器30
を介して人力ボート25に入力される。従ってこのAD
変換器30の出力電圧から混合気の空燃比を知ることが
できる。更に人力ボート25には機関回転数NEを表わ
す出力信号を発生する回転数センサ31、および車速S
を表わす出力信号を発生する車速センサ32が接続され
る。一方、出力ボート26はリーンセンサ15のヒータ
17への通電を制御する通電制御回路33が接続される
。このヒータ17への通電作用は出力ボート26から出
力される制御信号に基いてデニーティー比制御される。
り、双方向性バス21によって相互に接続されたROM
(リードオンリメモリ)22、RAM(ランダムアク
セスメモリ)23、CPU(マイクロプロセッサ)24
、人力ボート25および出力ボート26を具備する。C
PII 24にはバックアップRAM 27がバス28
を介して接続される。サージタンク10内にはサージタ
ンク10内の絶対圧PMに比例した出力電圧を発生する
圧力センサ18が配置され、圧力センサ18の出力電圧
はAD変換器29を介して入力ポート25に入力される
。スロットル弁13にはスロットル弁13がアイドリン
グ開度にあることを示す出力信号を発生するスロットル
スイッチ19が連結され、このスロットルスイッチ19
の出力信号が人力ボート25に人力される。リーンセン
サ15のり−ンセンサ素子16には排気ガス中の酸素濃
度に比例した、即ち混合気のリーンの程度に比例した電
流が流れ、この電流値に比例した電圧がAD変換器30
を介して人力ボート25に入力される。従ってこのAD
変換器30の出力電圧から混合気の空燃比を知ることが
できる。更に人力ボート25には機関回転数NEを表わ
す出力信号を発生する回転数センサ31、および車速S
を表わす出力信号を発生する車速センサ32が接続され
る。一方、出力ボート26はリーンセンサ15のヒータ
17への通電を制御する通電制御回路33が接続される
。このヒータ17への通電作用は出力ボート26から出
力される制御信号に基いてデニーティー比制御される。
また、ヒータ17と通電制御回路33との間にはヒータ
電圧検出回路34およびヒータ電流検出回路35が設け
られる。
電圧検出回路34およびヒータ電流検出回路35が設け
られる。
ヒータ電圧検出回路34はヒータ17の端子間電圧を表
わす出力電圧を発生し、この出力電圧が入力ポート25
に人力される。一方、ヒータ電流検出回路35はヒータ
17に供給される電流値を表わす出力電圧を発生し、こ
の出力電圧が人力ボート25に入力される。
わす出力電圧を発生し、この出力電圧が入力ポート25
に人力される。一方、ヒータ電流検出回路35はヒータ
17に供給される電流値を表わす出力電圧を発生し、こ
の出力電圧が人力ボート25に入力される。
次に第6図に示すタイムチャートを参照しつつ第3図か
ら第5図に示すフローチャートに基いて本発明によるヒ
ータ制御の一実施例について説明する。
ら第5図に示すフローチャートに基いて本発明によるヒ
ータ制御の一実施例について説明する。
第3図を参照するとまず初めにステップ40においてヒ
ータ17に供給すべき基本電力Po (w)が計算さ
れる。この基本電力P。 (W)は定常運転時において
リーンセンサ素子16の温度を650℃から75Or程
度に維持するのに必要な電力であって予め実験により定
められており、この基本電力P。
ータ17に供給すべき基本電力Po (w)が計算さ
れる。この基本電力P。 (W)は定常運転時において
リーンセンサ素子16の温度を650℃から75Or程
度に維持するのに必要な電力であって予め実験により定
められており、この基本電力P。
(W)は第7図(A>に示されるように機関回転数NE
およびサージタンク10内の絶対圧PMの関数として予
めR[1M 22内に記憶されている。第7図(A)か
られかるようにこの基本電力P、(W)は機関回転数N
Eが高くなるほど小さくなり、絶対圧PMが高くなるほ
ど、即ち機関負荷が高くなるほど小さくなる。
およびサージタンク10内の絶対圧PMの関数として予
めR[1M 22内に記憶されている。第7図(A)か
られかるようにこの基本電力P、(W)は機関回転数N
Eが高くなるほど小さくなり、絶対圧PMが高くなるほ
ど、即ち機関負荷が高くなるほど小さくなる。
次いでステップ41では基本電力P。が第7図(A)に
おいて破線で示す25 (W)よりも小さいか否か、即
ち機関低速低負荷運転時でないか否かが判別される。P
o <25 (W)のとき、即ち機関低速低負荷運転時
以外のときにはステップ42に進んでフラグXをセット
し、次いでステップ43において電力減少値PDTPが
零とされる。次いでステップ44に進む。一方、Pa
225 (W>のとき、即ち機関低速低負荷運転時には
ステップ45に進んでフラグXがリセットされる。
おいて破線で示す25 (W)よりも小さいか否か、即
ち機関低速低負荷運転時でないか否かが判別される。P
o <25 (W)のとき、即ち機関低速低負荷運転時
以外のときにはステップ42に進んでフラグXをセット
し、次いでステップ43において電力減少値PDTPが
零とされる。次いでステップ44に進む。一方、Pa
225 (W>のとき、即ち機関低速低負荷運転時には
ステップ45に進んでフラグXがリセットされる。
次にこのフラグXに基いて制御されるカウンタ制御ルー
チンについて第5図を参照して先に説明する。このカウ
ンタ制御ルーチンは一定時間毎、例えば4 sec毎の
割込みによって実行される。
チンについて第5図を参照して先に説明する。このカウ
ンタ制御ルーチンは一定時間毎、例えば4 sec毎の
割込みによって実行される。
第5図を参照するとまず初めにステップ60においてフ
ラグXがセットされているか否かが判別される。フラグ
Xがセットされているとき、即ちP。
ラグXがセットされているか否かが判別される。フラグ
Xがセットされているとき、即ちP。
<25 (W) :vときにはステップ61に進んでカ
ウント値C,Q(lだけインクリメントされる。次いで
ステップ62ではカウント値Cが予め定められた一定値
C11よ一つも大きいか否かが判別され、C2C。
ウント値C,Q(lだけインクリメントされる。次いで
ステップ62ではカウント値Cが予め定められた一定値
C11よ一つも大きいか否かが判別され、C2C。
になろとステップ63に進んでカウント値CがC6とさ
れる1、一方、フラグXがリセットされているとき、叩
ちP。≧25(W)のときにはステップ64に進んでカ
ウント値Cが1だけディクリメントされる。次いでステ
ップ65ではCく0になったか否かが判別される。CS
Oのときにはステップ66に進んでカウント値Cが零と
される。
れる1、一方、フラグXがリセットされているとき、叩
ちP。≧25(W)のときにはステップ64に進んでカ
ウント値Cが1だけディクリメントされる。次いでステ
ップ65ではCく0になったか否かが判別される。CS
Oのときにはステップ66に進んでカウント値Cが零と
される。
次に第6rgJを参照してカウント値Cの変化について
説明する。なお、第6図(A)は暖機完了前を示してお
り、第6図(B)は暖機完了後を示している。第6図(
A)および(B)かられかるように加速運転が行われて
車速Sが速くなり、その結果基本電力P。が25 (W
)よりも低くなると基本電力P。が25 (W)よりも
低くなっている間、フラグXがセットされる。フラグX
がセットされるとカウント値Cが増大せしめられる。そ
の後減速運転が開始されてフラグXがリセットされると
カウント値Cは零まで徐々に減少せしめられる。
説明する。なお、第6図(A)は暖機完了前を示してお
り、第6図(B)は暖機完了後を示している。第6図(
A)および(B)かられかるように加速運転が行われて
車速Sが速くなり、その結果基本電力P。が25 (W
)よりも低くなると基本電力P。が25 (W)よりも
低くなっている間、フラグXがセットされる。フラグX
がセットされるとカウント値Cが増大せしめられる。そ
の後減速運転が開始されてフラグXがリセットされると
カウント値Cは零まで徐々に減少せしめられる。
このようにカウント値Cは機関高負荷運転又は機関高速
運転又はその双方が行われるとC8を上限値として増大
せしめられ、次いで機関低速低負荷運転に移行するとカ
ウント値Cは減少せしめられる。
運転又はその双方が行われるとC8を上限値として増大
せしめられ、次いで機関低速低負荷運転に移行するとカ
ウント値Cは減少せしめられる。
再び第3図に戻るとステップ45においてフラグXがリ
セットされた後、ステップ46に進んで機関の運転状態
が第7図(B)に示すA領域であるか否かが判別される
。第7図(B)の縦軸Sは車速(km/ h )を表わ
しており、第7図(B)の横軸tは機関始動後からの経
過時間、例えば機関回転数NEが40Or、 p、 m
を越えてからの経過時間を表わしている。第7図(B)
かられかるようにA領域の限界経過時間tは車速Sが速
いほど短かくなる。
セットされた後、ステップ46に進んで機関の運転状態
が第7図(B)に示すA領域であるか否かが判別される
。第7図(B)の縦軸Sは車速(km/ h )を表わ
しており、第7図(B)の横軸tは機関始動後からの経
過時間、例えば機関回転数NEが40Or、 p、 m
を越えてからの経過時間を表わしている。第7図(B)
かられかるようにA領域の限界経過時間tは車速Sが速
いほど短かくなる。
概略的に云うと車速Sが極めて高速となる以外、経過時
間tが小さいとき、即ち暖機完了前には領域Aとなり、
暖機完了後には領域Bとなる。なお、第7図(B)に示
す関係は予めROM 22内に記憶されている。
間tが小さいとき、即ち暖機完了前には領域Aとなり、
暖機完了後には領域Bとなる。なお、第7図(B)に示
す関係は予めROM 22内に記憶されている。
ステップ46において領域へであると判別されるとステ
ップ47に進んでカウント値Cに対するしきい値りが第
1の値、例えば15とされ、次いでステップ49に進む
。一方、ステップ46にふいて領域Bであると判別され
るとステップ48に進んでカウント値Cに対するしきい
値りが第2の値、例えば4とされ、次いでステップ49
に進む。これらのしきい値りを第6図に示す。
ップ47に進んでカウント値Cに対するしきい値りが第
1の値、例えば15とされ、次いでステップ49に進む
。一方、ステップ46にふいて領域Bであると判別され
るとステップ48に進んでカウント値Cに対するしきい
値りが第2の値、例えば4とされ、次いでステップ49
に進む。これらのしきい値りを第6図に示す。
ステップ49ではカウント値Cがしきい値しよりも大き
いか否かが判別され、CくLのときにはステップ50に
進んでリーンセンサ15が活性化されているか否か、即
ち作動状態にあるか否かが判別される。例えば車両減速
運転時において燃料の供給が停止されているときに、即
ち機関ンリンダから排気マニホルド14内に空気のみが
排出されているときにリーンセンサ素子16に酸素量に
応じた電流が流れているか否かによってリーンセンサ1
5が活性化されているか否かが判別される。リーンセン
サ15が活性化されでいろ或きにはステップ51に進ん
でヒータ17の抵抗4.TRT’Nが学習抵抗値R8と
さt’iる。即ち、ヒ・−り17に電力が供給されてい
るときのし−タ17の端子間電圧およびヒータ17への
供給電流はヒータ電、[)検出回路34J、iよびヒー
タ電流検出回路35により夫々検出されており、これら
の端子間電圧および電流からヒータ17の抵抗値RHが
計算される。この抵抗値RHを示す学習抵抗値RQはバ
ックアップRAM 27に記憶される。次いでステップ
52では電力減少値POTPが零とされ、ステップ44
に進む。
いか否かが判別され、CくLのときにはステップ50に
進んでリーンセンサ15が活性化されているか否か、即
ち作動状態にあるか否かが判別される。例えば車両減速
運転時において燃料の供給が停止されているときに、即
ち機関ンリンダから排気マニホルド14内に空気のみが
排出されているときにリーンセンサ素子16に酸素量に
応じた電流が流れているか否かによってリーンセンサ1
5が活性化されているか否かが判別される。リーンセン
サ15が活性化されでいろ或きにはステップ51に進ん
でヒータ17の抵抗4.TRT’Nが学習抵抗値R8と
さt’iる。即ち、ヒ・−り17に電力が供給されてい
るときのし−タ17の端子間電圧およびヒータ17への
供給電流はヒータ電、[)検出回路34J、iよびヒー
タ電流検出回路35により夫々検出されており、これら
の端子間電圧および電流からヒータ17の抵抗値RHが
計算される。この抵抗値RHを示す学習抵抗値RQはバ
ックアップRAM 27に記憶される。次いでステップ
52では電力減少値POTPが零とされ、ステップ44
に進む。
一方、ステップ49においでC> 1.、、と判別され
たときにはステップ53に進んで第7図(C)に示す関
係から電力減少値POTPが計算される。第7図(C)
に示されるように電力減少値POTPは現在の抵抗値R
Hと学習抵抗値R6との抵抗値差(RHR,)の関数で
あり、電力減少値POTPは抵抗値差(RHRo)が大
きくなるほど増大せしめられる。なお、第7図(C)に
示す関係は予めRUM22内に記憶されている。ステッ
プ53において電力減少値POTPが計算されるとステ
ップ44に進む。
たときにはステップ53に進んで第7図(C)に示す関
係から電力減少値POTPが計算される。第7図(C)
に示されるように電力減少値POTPは現在の抵抗値R
Hと学習抵抗値R6との抵抗値差(RHR,)の関数で
あり、電力減少値POTPは抵抗値差(RHRo)が大
きくなるほど増大せしめられる。なお、第7図(C)に
示す関係は予めRUM22内に記憶されている。ステッ
プ53において電力減少値POTPが計算されるとステ
ップ44に進む。
ステップ44では基本電力Paから電力減少値POTP
を減算することによってヒータ17に供給すべき基本電
力P。が計算される。次いでステップ54では例えばヒ
ータ17に電力が供給されているときのヒータ17への
供給電流と電源36の電圧、或いはヒータ17に電力が
供給されているときのヒータ17への供給電力とヒータ
17の端子間電圧からヒータ17に電力を供給し続けた
ときの最大電力PAが計算される。次いでステップ55
では基本電力P。を最大電力PAで割算することによっ
てヒータ17への電力供給作用のデユーティ−比DTが
計算される。次いでステップ56ではこのデユーティ比
DTが出力ポート26に出力され、このデコーティー比
DTに基いてヒータ17への電力の供給がデユーティ−
制御される。
を減算することによってヒータ17に供給すべき基本電
力P。が計算される。次いでステップ54では例えばヒ
ータ17に電力が供給されているときのヒータ17への
供給電流と電源36の電圧、或いはヒータ17に電力が
供給されているときのヒータ17への供給電力とヒータ
17の端子間電圧からヒータ17に電力を供給し続けた
ときの最大電力PAが計算される。次いでステップ55
では基本電力P。を最大電力PAで割算することによっ
てヒータ17への電力供給作用のデユーティ−比DTが
計算される。次いでステップ56ではこのデユーティ比
DTが出力ポート26に出力され、このデコーティー比
DTに基いてヒータ17への電力の供給がデユーティ−
制御される。
機関高負荷運転が行われると排気ガス温が上昇して機関
本体1および排気マ;、ホルト14の温度が上昇する。
本体1および排気マ;、ホルト14の温度が上昇する。
また、機関高速運転が行われると排気ガス量が増大する
ために機関本体1および排気マニホルド14の温度が上
昇する。ところが機関高負荷運転成いは高速運転から低
速低負荷運転に移行し、でも暫らくの間、機関本体1お
よび排気マニホルド14の温度は高いまま維持されるの
でリーンセンサ素子16の温度は機関本体1および排気
マニホルド14からの輻射熱によって高温に保持される
。
ために機関本体1および排気マニホルド14の温度が上
昇する。ところが機関高負荷運転成いは高速運転から低
速低負荷運転に移行し、でも暫らくの間、機関本体1お
よび排気マニホルド14の温度は高いまま維持されるの
でリーンセンサ素子16の温度は機関本体1および排気
マニホルド14からの輻射熱によって高温に保持される
。
しかしながら機関高負荷運転成いは高速運転から低速低
負荷運転に移行すると第7図(A)に示されるように基
本電力Poが大きくなり、従ってこの基本電力P。をそ
のままヒータ17に供給するとヒータ17の温度がヒー
タ17の熱劣化を促進する限界温度よりも高くなってし
まう。ところでヒータ17の温度はヒータ17の抵抗値
RHに比例するのでヒータ17の温度が限界温度よりも
高くなったか否かはヒータ17の抵抗値RHが限界温度
に対応する限界抵抗値よりも高くなったか否かによって
判断することができる。
負荷運転に移行すると第7図(A)に示されるように基
本電力Poが大きくなり、従ってこの基本電力P。をそ
のままヒータ17に供給するとヒータ17の温度がヒー
タ17の熱劣化を促進する限界温度よりも高くなってし
まう。ところでヒータ17の温度はヒータ17の抵抗値
RHに比例するのでヒータ17の温度が限界温度よりも
高くなったか否かはヒータ17の抵抗値RHが限界温度
に対応する限界抵抗値よりも高くなったか否かによって
判断することができる。
そこで機関高負荷運転又は高速運転から低負荷運転に移
行してカウント値Cがしきい値りまで減少する間の所定
期間Δt (第6図(B))において抵抗値RHと限界
抵抗値を比較して基本電力Paを制御するようにしてい
る。なお、本発明による一実施例ではこの限界抵抗値と
して学習抵抗値R8が使用されている。即ち、暖機完了
後には第6図(B)に示すように所定期間Δを内におい
て抵抗値RHが学習抵抗値R8よりも大きくなったとき
には抵抗値差(RH−RO)にほぼ比例した電力減少値
POTPだけ基本電力P0を減少せしめるようにしてい
る。このように基本電力P。を減少させることによって
ヒータ17の温度が限界温度を越えることなく、しかも
リーンセンサ素子16の温度を650℃から750℃の
間に維持することができる。
行してカウント値Cがしきい値りまで減少する間の所定
期間Δt (第6図(B))において抵抗値RHと限界
抵抗値を比較して基本電力Paを制御するようにしてい
る。なお、本発明による一実施例ではこの限界抵抗値と
して学習抵抗値R8が使用されている。即ち、暖機完了
後には第6図(B)に示すように所定期間Δを内におい
て抵抗値RHが学習抵抗値R8よりも大きくなったとき
には抵抗値差(RH−RO)にほぼ比例した電力減少値
POTPだけ基本電力P0を減少せしめるようにしてい
る。このように基本電力P。を減少させることによって
ヒータ17の温度が限界温度を越えることなく、しかも
リーンセンサ素子16の温度を650℃から750℃の
間に維持することができる。
しかしながら暖機完了前は若干事情が異なる。
即ち、暖機完了前には機関本体1および排気マニホルド
14の温度はさほど高くなく、従ってリーンセンサ素子
16が機関本体1および排気マニホルド14から受ける
輻射熱もさほど多くない。従ってこの場合には機関高負
荷運転成いは高速運転が行われているときにもリーンセ
ンサ素子16の温度はさほど高くなく、従ってこのとき
第7図(A)に示す基本電力P。がヒータ17に供給さ
れていてもヒータ17の温度は暖機完了後に比べて低く
なっている。次いで機関高負荷運転又は高速運転から低
速低負荷運転に移行するとヒータ17に供給されるべき
基本電力P。が増大せしめられる。このときリーンセン
サ素子16の温度はさほど高くないためにヒータ17の
温度は暖機完了後はど高くならないが第6図(A)に示
されるようにヒータ17の抵抗値RHが学習抵抗値R8
を越えてしまう。このとき暖機完了後と同様に基本電力
P。が減少せしめられるとリーンセンサ素子16の温度
が600℃以下まで低下してしまう。また、ヒータ電圧
検出回路34およびヒータ電流検出回路35から計算さ
れる抵抗値RHの精度はあまり高くなく、ヒータ17の
温度が実際には限界温度を越えていないのにヒータ17
の抵抗値RHが学習抵抗値R6を越えていると判断され
る場合もある。このような場合には基本電力P。が低下
せしめられるとリーンセンサ素子16の温度が極度に低
下してしまう。リーンセンサ素子16の温度は一旦低下
するとなかなか上昇しない。
14の温度はさほど高くなく、従ってリーンセンサ素子
16が機関本体1および排気マニホルド14から受ける
輻射熱もさほど多くない。従ってこの場合には機関高負
荷運転成いは高速運転が行われているときにもリーンセ
ンサ素子16の温度はさほど高くなく、従ってこのとき
第7図(A)に示す基本電力P。がヒータ17に供給さ
れていてもヒータ17の温度は暖機完了後に比べて低く
なっている。次いで機関高負荷運転又は高速運転から低
速低負荷運転に移行するとヒータ17に供給されるべき
基本電力P。が増大せしめられる。このときリーンセン
サ素子16の温度はさほど高くないためにヒータ17の
温度は暖機完了後はど高くならないが第6図(A)に示
されるようにヒータ17の抵抗値RHが学習抵抗値R8
を越えてしまう。このとき暖機完了後と同様に基本電力
P。が減少せしめられるとリーンセンサ素子16の温度
が600℃以下まで低下してしまう。また、ヒータ電圧
検出回路34およびヒータ電流検出回路35から計算さ
れる抵抗値RHの精度はあまり高くなく、ヒータ17の
温度が実際には限界温度を越えていないのにヒータ17
の抵抗値RHが学習抵抗値R6を越えていると判断され
る場合もある。このような場合には基本電力P。が低下
せしめられるとリーンセンサ素子16の温度が極度に低
下してしまう。リーンセンサ素子16の温度は一旦低下
するとなかなか上昇しない。
リーンセンサザ15による空燃比のフィードバック制御
はリーンセンサ素子16の温度が十分に高くなった後に
開始されるのでリーンセンサ素子16の温度がなかなか
上昇[7、ないと空燃比のフィー・ドパツク制御をなか
なか開始できないという問題を生ずる。
はリーンセンサ素子16の温度が十分に高くなった後に
開始されるのでリーンセンサ素子16の温度がなかなか
上昇[7、ないと空燃比のフィー・ドパツク制御をなか
なか開始できないという問題を生ずる。
そこで本発明による一実施例では暖機完了前には暖機完
了後に比べてし、きい値りを大きくするようにしている
。しきい値りを大きくするということは所定時間Δtを
短かくすることを意味しており、第6図に示されるよう
に所定時間Δtが零になることもある。所定時間△tが
短かくなると抵抗値RHが学習抵抗値R8よりも大きく
なったと判断される頻度は少くなり、基本電力P。が減
少せしめられる頻度および時間が短かくなる。その結果
、第6図(A)に示されるようにリーンセンサ素子16
の温度を650℃以上に維持できることになる。なお、
この場合、たとえヒータ17の抵抗値RHが学習抵抗値
Roを越えたとしてもヒータ17の温度が極度に高くな
ることもなく、また暖機完了前は暖機完了後に比べて機
関高負荷運転成いは高速運転から低速低負荷運転に移行
する頻度がかなり少ないのでヒータ17の抵抗値RHが
学習抵抗値R8を越えてもそれによってヒータ17が熱
劣化を生ずることはない。なお、第7図(B)に示す実
施例では機関高速運転が行われれば機関本体1および排
気マニホルド14の温度がかなり高くなるので所定期間
Δtを暖機後の所定期間とするまでの経過時間tを短か
くするようにしている。しかしながら前述したように機
関高負荷運転成いは高速運転から低速低負荷運転に移行
する頻度が暖機完了後に比べて暖機完了前には少ないこ
とを考えると車速Sにかかわらず暖機完了前は所定時間
Δtを常に短かくすることもできる。
了後に比べてし、きい値りを大きくするようにしている
。しきい値りを大きくするということは所定時間Δtを
短かくすることを意味しており、第6図に示されるよう
に所定時間Δtが零になることもある。所定時間△tが
短かくなると抵抗値RHが学習抵抗値R8よりも大きく
なったと判断される頻度は少くなり、基本電力P。が減
少せしめられる頻度および時間が短かくなる。その結果
、第6図(A)に示されるようにリーンセンサ素子16
の温度を650℃以上に維持できることになる。なお、
この場合、たとえヒータ17の抵抗値RHが学習抵抗値
Roを越えたとしてもヒータ17の温度が極度に高くな
ることもなく、また暖機完了前は暖機完了後に比べて機
関高負荷運転成いは高速運転から低速低負荷運転に移行
する頻度がかなり少ないのでヒータ17の抵抗値RHが
学習抵抗値R8を越えてもそれによってヒータ17が熱
劣化を生ずることはない。なお、第7図(B)に示す実
施例では機関高速運転が行われれば機関本体1および排
気マニホルド14の温度がかなり高くなるので所定期間
Δtを暖機後の所定期間とするまでの経過時間tを短か
くするようにしている。しかしながら前述したように機
関高負荷運転成いは高速運転から低速低負荷運転に移行
する頻度が暖機完了後に比べて暖機完了前には少ないこ
とを考えると車速Sにかかわらず暖機完了前は所定時間
Δtを常に短かくすることもできる。
機関暖機完了後におけるヒータの過熱を防止しつつ機関
暖機完了前には酸素濃度検出器をすみやかに作動可能な
温度まで上昇させて作動可能な温度に維持することがで
きる。
暖機完了前には酸素濃度検出器をすみやかに作動可能な
温度まで上昇させて作動可能な温度に維持することがで
きる。
第1図は発明の構成図、第2図は内燃機関の全体図、第
3図および第4図はヒータを制御するた必のフローチャ
ート、第5図はカウンタを制御するためのフローチャー
ト、第6図はタイムチャート、第7図は基本電力等を示
す線図である。 13・・・スロットル弁、14・・・排気マニホルド、
15・・・リーンセンサ、16・・・リーンセンサ素子
、17・・・ヒータ。 異1 図 13・・・スローントル弁 14・・・邦tう−?二−ボ・(、(ミ15・・・酸素
製置センサ 16・・・酸素濃2セノ−′T素子 築 図 第 図 (A) (8)
3図および第4図はヒータを制御するた必のフローチャ
ート、第5図はカウンタを制御するためのフローチャー
ト、第6図はタイムチャート、第7図は基本電力等を示
す線図である。 13・・・スロットル弁、14・・・排気マニホルド、
15・・・リーンセンサ、16・・・リーンセンサ素子
、17・・・ヒータ。 異1 図 13・・・スローントル弁 14・・・邦tう−?二−ボ・(、(ミ15・・・酸素
製置センサ 16・・・酸素濃2セノ−′T素子 築 図 第 図 (A) (8)
Claims (1)
- 通常は機関運転状態により定まる基本電力を酸素濃度セ
ンサ素子加熱用ヒータに供給する電力供給手段と、ヒー
タの抵抗値を検出する抵抗値検出手段と、機関高負荷運
転から低負荷運転に移行後所定期間において抵抗値検出
手段により検出された抵抗値がヒータの劣化を招く限界
抵抗値を越えたときにはヒータに供給すべき電力を上記
基本電力よりも低下させる供給電力低下手段と、機関の
暖機状態を検出する暖機状態検出手段と、暖機状態検出
手段の検出結果に基いて上記所定期間を暖機完了前には
暖機完了後よりも短かくする所定期間制御手段とを具備
した内燃機関用酸素濃度センサのヒータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018012A JPH03223664A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 内燃機関用酸素濃度センサのヒータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018012A JPH03223664A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 内燃機関用酸素濃度センサのヒータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223664A true JPH03223664A (ja) | 1991-10-02 |
Family
ID=11959760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018012A Pending JPH03223664A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 内燃機関用酸素濃度センサのヒータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03223664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5656190A (en) * | 1995-02-20 | 1997-08-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Controller for a heater for an air-fuel ratio sensor and a method thereof |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2018012A patent/JPH03223664A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5656190A (en) * | 1995-02-20 | 1997-08-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Controller for a heater for an air-fuel ratio sensor and a method thereof |
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