JPH03223521A - 繊維強化軸の継手構造 - Google Patents
繊維強化軸の継手構造Info
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- JPH03223521A JPH03223521A JP2018036A JP1803690A JPH03223521A JP H03223521 A JPH03223521 A JP H03223521A JP 2018036 A JP2018036 A JP 2018036A JP 1803690 A JP1803690 A JP 1803690A JP H03223521 A JPH03223521 A JP H03223521A
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- flange
- shaft
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Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
繊維強化軸(以下FRP軸という)をフイラメントワイ
ンダで成形した後、これを他の部材に結合する場合、ボ
ルト結合或いは摩擦力に依存することが多いが、いずれ
も二次加工が必要である。
ンダで成形した後、これを他の部材に結合する場合、ボ
ルト結合或いは摩擦力に依存することが多いが、いずれ
も二次加工が必要である。
本発明は二次加工を要しないフランジ付FRP軸の継手
構造に関するものである。
構造に関するものである。
(従来技術)
第6図と第7図はFRP軸の公知継手構造を示す(NA
VAL ENGINEIER3JOURNAL、JUL
1986)。第6図ではFRP軸1の端部に鋼製フラ
ンジ2aと2bを内と外に嵌挿し、ボルト挿通孔を機械
加工で明け。
VAL ENGINEIER3JOURNAL、JUL
1986)。第6図ではFRP軸1の端部に鋼製フラ
ンジ2aと2bを内と外に嵌挿し、ボルト挿通孔を機械
加工で明け。
これにボルト3を通して固着している。
この構造ではFRP軸に機械的に孔加工を施すというこ
の種材料に於て最も避けたい加工をせざるを得ないとい
う問題がある。
の種材料に於て最も避けたい加工をせざるを得ないとい
う問題がある。
又第7図はFRP軸の別の継手構造を示す(実開昭61
−184121号公報参照)。これは中空のFRP軸4
と金属製ヨーク5との結合構造に関るものである。金属
製ヨーク5の一端が円筒部6をなし、これにFRP軸4
が挿入されている。FRP軸4の端は外側の円筒部6と
内側の円筒状模7とて挟まれ、さらに円筒状模7の内側
に円筒状楔7と同一テーパー面を有する芯金8を挿入し
、該芯金8を金属製ヨーク5の円筒部6の底部に取付け
たボルト9で引込んで摩擦結合させるものである。この
構造は円筒状11!7とFRP軸4、円筒部6とFRP
軸4rJJの摩擦によってFRP軸4と金属製ヨーク5
とが結合され、トルクを伝達可能にしたものである。
−184121号公報参照)。これは中空のFRP軸4
と金属製ヨーク5との結合構造に関るものである。金属
製ヨーク5の一端が円筒部6をなし、これにFRP軸4
が挿入されている。FRP軸4の端は外側の円筒部6と
内側の円筒状模7とて挟まれ、さらに円筒状模7の内側
に円筒状楔7と同一テーパー面を有する芯金8を挿入し
、該芯金8を金属製ヨーク5の円筒部6の底部に取付け
たボルト9で引込んで摩擦結合させるものである。この
構造は円筒状11!7とFRP軸4、円筒部6とFRP
軸4rJJの摩擦によってFRP軸4と金属製ヨーク5
とが結合され、トルクを伝達可能にしたものである。
しかしこの構造ではFRP軸4の端が金属製ヨーク5の
底部から動かないことが条件であるが、摩擦力のみによ
る結合の為、使用によりFRP軸4とヨーク5間の密着
性が悪化し、遂には継手構造がすベリ破壊する恐れがあ
る。
底部から動かないことが条件であるが、摩擦力のみによ
る結合の為、使用によりFRP軸4とヨーク5間の密着
性が悪化し、遂には継手構造がすベリ破壊する恐れがあ
る。
(発明が解決しようとする課題)
接合に当りFRP軸の切断やFRP軸への穴明は等の二
次機械加工なしでトルクを伝達可能なFRP軸の軸継手
構造を提供することを目的とする。
次機械加工なしでトルクを伝達可能なFRP軸の軸継手
構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
中空のFRP軸と、該中空のFRP軸の内径と略等しい
外径のアタッチメントと、外径が中空のFRP軸の内径
と略等しいボスを中心部に備えたフランジとからなり、
アタッチメントに一体に設けた偏心ピンとフランジ側に
設けたピン穴を嵌合させ、冷し嵌めすることによってF
RP軸とフランジを結合し、継手を構成した。
外径のアタッチメントと、外径が中空のFRP軸の内径
と略等しいボスを中心部に備えたフランジとからなり、
アタッチメントに一体に設けた偏心ピンとフランジ側に
設けたピン穴を嵌合させ、冷し嵌めすることによってF
RP軸とフランジを結合し、継手を構成した。
又フランジに仮止め用穴を、又アタッチメント側に仮止
め用穴と整合する仮止め用ねじ穴を設けて、中空のFR
P軸に嵌入するとき仮止めして結合できるようにした。
め用穴と整合する仮止め用ねじ穴を設けて、中空のFR
P軸に嵌入するとき仮止めして結合できるようにした。
(実施例)
第1図〜第5図に基いて説明する。第1図で、10は中
空のFRP軸、11はフランジである。
空のFRP軸、11はフランジである。
12はフランジ11をFRP軸10と接合する為のアタ
ッチメントである。
ッチメントである。
フランジ11は第2図及び第3図に示すように、中心に
同心一体のボス13を備え、該ボスには偏心位置にピン
穴14が設けられている。15はフランジに設けた仮止
め穴である。16はフランジ11に設けた取付穴で、こ
の穴にボルトを挿通し、他のフランジ等に接合される。
同心一体のボス13を備え、該ボスには偏心位置にピン
穴14が設けられている。15はフランジに設けた仮止
め穴である。16はフランジ11に設けた取付穴で、こ
の穴にボルトを挿通し、他のフランジ等に接合される。
アタッチメント12はその外径が中空のFRP軸10の
内径に等しく、偏心ピン17が一体に設けられている。
内径に等しく、偏心ピン17が一体に設けられている。
この偏心ピン17はフランジ11のピン穴14に対応し
た位置に設けられている。
た位置に設けられている。
18は仮止め用ねじ穴でこれ又前記フランジ11の仮止
め穴15に対応した位置に設けられている。
め穴15に対応した位置に設けられている。
FRP軸10とフランジ11の取付けは次のようにして
行う。まずフランジ11のピン穴14にアタッチメント
12の偏心ピン17を嵌め、仮止め穴15と仮止め用ね
じ穴18を揃え、ねじボルト(図示しない)によってア
タッチメント12とフランジ11を仮止めする。仮止め
されたフランジ11とアタッチメント12をFRP軸に
挿入する。
行う。まずフランジ11のピン穴14にアタッチメント
12の偏心ピン17を嵌め、仮止め穴15と仮止め用ね
じ穴18を揃え、ねじボルト(図示しない)によってア
タッチメント12とフランジ11を仮止めする。仮止め
されたフランジ11とアタッチメント12をFRP軸に
挿入する。
次にFRP軸lOを液体窒素等を用いて冷却して冷し嵌
めする。冷し嵌め完了後仮止めを外し、フランジ11の
取付穴16・・・を用いて他の軸や機器等に接続する。
めする。冷し嵌め完了後仮止めを外し、フランジ11の
取付穴16・・・を用いて他の軸や機器等に接続する。
以上の如き継手構造であって、外部よりフランジ11に
トルクが作用すると、フランジ11とアタッチメント1
2は偏心ピン17によって接続されているので、フラン
ジ11が軸心まわりに回転しようとすると偏心ピン17
のまわりにモーメントが作用する。するとフランジのボ
ス13及びアタッチメント12にFRP軸10の内壁を
押しつけるような力が発生する。この力によって、ボス
13とFRP軸10、及びアタッチメント12とFRP
軸10との間に摩擦力が生じ、この摩擦力によってフラ
ンジ11に作用したトルクがFRP軸10に伝達される
。
トルクが作用すると、フランジ11とアタッチメント1
2は偏心ピン17によって接続されているので、フラン
ジ11が軸心まわりに回転しようとすると偏心ピン17
のまわりにモーメントが作用する。するとフランジのボ
ス13及びアタッチメント12にFRP軸10の内壁を
押しつけるような力が発生する。この力によって、ボス
13とFRP軸10、及びアタッチメント12とFRP
軸10との間に摩擦力が生じ、この摩擦力によってフラ
ンジ11に作用したトルクがFRP軸10に伝達される
。
偏心ピン17はトルクの方向に関係なくモーメントを生
じるので、正逆いずれの方向のトルク伝達も可能である
。更にFRP軸10には内圧が作用するので、FRP強
度特性の面からも高強度が得られ好ましい。
じるので、正逆いずれの方向のトルク伝達も可能である
。更にFRP軸10には内圧が作用するので、FRP強
度特性の面からも高強度が得られ好ましい。
(効果)
中空F RP軸とフランジをアタッチメントを介し結合
し冷し嵌めによって一体化した。そしてフランジが回転
すると、アタッチメントの偏心ピンがフランジ側のピン
穴を介し力を受はモーメントが発生し、このモーメント
によりアタッチメント及びフランジのボスとFRP軸と
の間に押圧力が発生する結果トルクがFRP軸に伝達さ
れる。
し冷し嵌めによって一体化した。そしてフランジが回転
すると、アタッチメントの偏心ピンがフランジ側のピン
穴を介し力を受はモーメントが発生し、このモーメント
によりアタッチメント及びフランジのボスとFRP軸と
の間に押圧力が発生する結果トルクがFRP軸に伝達さ
れる。
このようにFRP軸とアタッチメント及びフランジのボ
スは圧着のみで、機械的手段による結合手段を講じてい
ない。この結果、機械的2次加工によるFRP軸の強度
劣化の問題がなくなった。
スは圧着のみで、機械的手段による結合手段を講じてい
ない。この結果、機械的2次加工によるFRP軸の強度
劣化の問題がなくなった。
第1図は本発明の軸継手を示す。
第2図はフランジの側面図、第3図は第2図の右側面図
。 第4図はアタッチメントの側面図、第5図は第4図の右
側面図。 第6図及び第7図は公知のFRP軸継手を示す。 図において; l FRP軸 2a 、 2b 鋼製フラン
ジ3 ボルト 4 FRP軸5 金属製ヨ
ーク 6 円筒部 7 円筒状楔 8 芯金 9 ボルト 10 FRP軸11 フラ
ンジ 12 アタッチメント13 ボス
14 ピン穴15 仮止め穴 16
取付穴17 偏心ピン 18 仮止め用
ねじ六以上
。 第4図はアタッチメントの側面図、第5図は第4図の右
側面図。 第6図及び第7図は公知のFRP軸継手を示す。 図において; l FRP軸 2a 、 2b 鋼製フラン
ジ3 ボルト 4 FRP軸5 金属製ヨ
ーク 6 円筒部 7 円筒状楔 8 芯金 9 ボルト 10 FRP軸11 フラ
ンジ 12 アタッチメント13 ボス
14 ピン穴15 仮止め穴 16
取付穴17 偏心ピン 18 仮止め用
ねじ六以上
Claims (2)
- (1)中空の繊維強化軸と、該中空の繊維強化軸の内径
と略等しい外径のアタッチメントと、外径が中空の繊維
強化軸の内径と略等しいボスを中心部に備えたフランジ
とからなり、前記アタッチメントに一体に設けた偏心ピ
ンと、フランジ側に設けたピン穴を嵌合させ、冷し嵌め
することによって結合したことを特徴とする繊維強化軸
の継手構造。 - (2)前記フランジに仮止め用穴が、又アタッチメント
側に仮止め用穴と整合する仮止め用ねじ部が設けられて
いて、中空の繊維強化軸に嵌入するとき仮止め可能にし
たことを特徴とする請求項(1)記載の繊維強化軸の継
手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018036A JP2695503B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 繊維強化軸の継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018036A JP2695503B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 繊維強化軸の継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223521A true JPH03223521A (ja) | 1991-10-02 |
JP2695503B2 JP2695503B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=11960447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018036A Expired - Lifetime JP2695503B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 繊維強化軸の継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695503B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003067125A1 (fr) * | 2002-02-07 | 2003-08-14 | Nsk Ltd. | Actionneur oscillant |
WO2008123726A1 (en) * | 2007-04-10 | 2008-10-16 | Choong O Ryu | Connection joint and composite drive shaft assembly having them |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2018036A patent/JP2695503B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003067125A1 (fr) * | 2002-02-07 | 2003-08-14 | Nsk Ltd. | Actionneur oscillant |
WO2008123726A1 (en) * | 2007-04-10 | 2008-10-16 | Choong O Ryu | Connection joint and composite drive shaft assembly having them |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2695503B2 (ja) | 1997-12-24 |
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