JPH03223517A - コネクティングロッド - Google Patents
コネクティングロッドInfo
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- JPH03223517A JPH03223517A JP1818290A JP1818290A JPH03223517A JP H03223517 A JPH03223517 A JP H03223517A JP 1818290 A JP1818290 A JP 1818290A JP 1818290 A JP1818290 A JP 1818290A JP H03223517 A JPH03223517 A JP H03223517A
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- Japan
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- connecting rod
- rod body
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F2998/00—Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、内燃機関のピストンとクランクシャフトとを
接続するコネクティングロッドに関する。
接続するコネクティングロッドに関する。
「従来技術およびその問題点」
コネクティングロッドは、周知のように、コンロッド本
体の小端部にピストンピンな嵌合させ、コンロッド本体
の大端部とコネクテイングキャップの間に、クランクシ
ャフトを嵌合させる。その軸受部分には従来、コンロッ
ド本体およびコンロッドキャップとは別体からなる軸受
を装着していた。
体の小端部にピストンピンな嵌合させ、コンロッド本体
の大端部とコネクテイングキャップの間に、クランクシ
ャフトを嵌合させる。その軸受部分には従来、コンロッ
ド本体およびコンロッドキャップとは別体からなる軸受
を装着していた。
これに対し最近、別部材からなる軸受を省略し、コンロ
ッド本体およびコンロッドキャップに直接、メツキによ
り硬質層を形成し、この硬質層上に、軸受層となる軟質
摺動層を形成するコネクティングロッドが提案されてい
る(特開昭60−231010号)。この提案では、硬
質層は、Cuメツキ層からなり、軟質摺動層は、摺動特
性に優れたSn系合金から形成されている。
ッド本体およびコンロッドキャップに直接、メツキによ
り硬質層を形成し、この硬質層上に、軸受層となる軟質
摺動層を形成するコネクティングロッドが提案されてい
る(特開昭60−231010号)。この提案では、硬
質層は、Cuメツキ層からなり、軟質摺動層は、摺動特
性に優れたSn系合金から形成されている。
これらの軸受層を一体に有するコンロッド本体およびコ
ンロッドキャップは従来、鍛造や切削加工によって形成
されている。しかし、コンロッド本体とコンロッドキャ
ップ、特にコンロッド本体は、断面形状が複雑で、鍛造
や切削加工による加工が困難であり、加工コストが高い
。
ンロッドキャップは従来、鍛造や切削加工によって形成
されている。しかし、コンロッド本体とコンロッドキャ
ップ、特にコンロッド本体は、断面形状が複雑で、鍛造
や切削加工による加工が困難であり、加工コストが高い
。
「発明の目的」
本発明は、複雑な形状のコンロッド本体およびコンロッ
ドキャップを比較的簡単に形成でき、かつその軸受面に
直接軸受層を形成できるコネクティングロッドを得るこ
とを目的とする。
ドキャップを比較的簡単に形成でき、かつその軸受面に
直接軸受層を形成できるコネクティングロッドを得るこ
とを目的とする。
「発明の概要」
本発明は、コンロッド本体およびコンロッドキャップを
焼結材料から構成すれば、複雑な形状も簡単に加工がで
きることに着目し、一方、焼結材料にはメツキができな
いという不都合を解消するために、これを溶融金属また
は合成樹脂材料に含浸させて空孔な塞ぎ、その後に軸受
層を形成するという着想の基に完成されたものである。
焼結材料から構成すれば、複雑な形状も簡単に加工がで
きることに着目し、一方、焼結材料にはメツキができな
いという不都合を解消するために、これを溶融金属また
は合成樹脂材料に含浸させて空孔な塞ぎ、その後に軸受
層を形成するという着想の基に完成されたものである。
すなわち本発明は、両端部に大端部と小端部を有するコ
ンロッド本体と、このコンロッド本体の大端部に結合さ
れるコンロッドキャップとを有するコネクティングロッ
ドにおいて、コンロッド本体とコンロッドキャップを焼
結材料から形成し、この焼結コンロッド本体と焼結コン
ロッドキャップの空孔を、含浸させた溶融金属または合
成樹脂材料で塞ぎ、さらにコンロッド本体の大端部とコ
ンロッドキャップの軸受面に硬質層を介して軟質摺動層
を形成したことを特徴としている。
ンロッド本体と、このコンロッド本体の大端部に結合さ
れるコンロッドキャップとを有するコネクティングロッ
ドにおいて、コンロッド本体とコンロッドキャップを焼
結材料から形成し、この焼結コンロッド本体と焼結コン
ロッドキャップの空孔を、含浸させた溶融金属または合
成樹脂材料で塞ぎ、さらにコンロッド本体の大端部とコ
ンロッドキャップの軸受面に硬質層を介して軟質摺動層
を形成したことを特徴としている。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する。第1図ない
し第4図は本発明によるコネクティングロッド11を示
すもので、コンロッド本体12には、その一端部に小端
部13が形成され、他端部に大端部14が形成されてい
る。小端部13は、ピストンピンを挿入すべく環状をし
ており、大端部14は、半円状のコンロッドキャップ1
5との間に、クランクシャフトを嵌合させるべく半円状
をしている。コンロッド本体12には、薄肉部12aが
形成されている。
し第4図は本発明によるコネクティングロッド11を示
すもので、コンロッド本体12には、その一端部に小端
部13が形成され、他端部に大端部14が形成されてい
る。小端部13は、ピストンピンを挿入すべく環状をし
ており、大端部14は、半円状のコンロッドキャップ1
5との間に、クランクシャフトを嵌合させるべく半円状
をしている。コンロッド本体12には、薄肉部12aが
形成されている。
このコンロッド本体12とコンロッドキャップ15は、
ともに、鉄焼結材料による焼結晶として形成されている
。焼結によると、複雑な形状のものを安価に簡単に製造
することができる。
ともに、鉄焼結材料による焼結晶として形成されている
。焼結によると、複雑な形状のものを安価に簡単に製造
することができる。
焼結によって形成されたこのコンロッド本体12とコン
ロッドキャップ15は、内部に微細な連続気泡状の空孔
12° 15゛を有する。この空孔12° 15°
には、溶融金属または合成樹脂材料による閉塞材料16
が満たされている。焼結材料に、Cu等の溶融金属、あ
るいはアクリル樹脂、フェノール樹脂、フラノ樹脂等の
合成樹脂材料を含浸(溶浸)させると、これらの空孔1
2゜と15’は、閉塞材料16によって閉塞される。
ロッドキャップ15は、内部に微細な連続気泡状の空孔
12° 15゛を有する。この空孔12° 15°
には、溶融金属または合成樹脂材料による閉塞材料16
が満たされている。焼結材料に、Cu等の溶融金属、あ
るいはアクリル樹脂、フェノール樹脂、フラノ樹脂等の
合成樹脂材料を含浸(溶浸)させると、これらの空孔1
2゜と15’は、閉塞材料16によって閉塞される。
図ではこれらの空孔および閉塞材料の大きさを極めて誇
張して描いている。
張して描いている。
このようにして空孔12゛ と15°を漬したコンロッ
ド本体12の小端部13と大端部14、およびコンロッ
ドキャップ15の軸受面には、それぞれメツキによって
硬質層17が形成され、この硬質層17上に、さらにメ
ツキまたは溶射によって、軟質摺動層18が形成されて
いる。
ド本体12の小端部13と大端部14、およびコンロッ
ドキャップ15の軸受面には、それぞれメツキによって
硬質層17が形成され、この硬質層17上に、さらにメ
ツキまたは溶射によって、軟質摺動層18が形成されて
いる。
硬質層17は、例えばNi、 Ni合金、Cu、 Cu
合金、Cr、 Cr合金をメツキにより厚さ1〜20μ
m形成する。この硬質層17のメツキによる形成は、コ
ンロッド本体12とコンロッドキャップ15の空孔12
°と15°を閉塞材料16によって埋めたために、可能
となったものである。すなわち空孔12°と15°が残
されたままメツキをするとメツキ液がその空孔内に入っ
てしまい、メツキネ良が発生するが、これらの空孔12
゛と15゜を塞ぐことにより、良好なメツキを施すこと
ができる。
合金、Cr、 Cr合金をメツキにより厚さ1〜20μ
m形成する。この硬質層17のメツキによる形成は、コ
ンロッド本体12とコンロッドキャップ15の空孔12
°と15°を閉塞材料16によって埋めたために、可能
となったものである。すなわち空孔12°と15°が残
されたままメツキをするとメツキ液がその空孔内に入っ
てしまい、メツキネ良が発生するが、これらの空孔12
゛と15゜を塞ぐことにより、良好なメツキを施すこと
ができる。
軟質摺動層18は、メツキあるいは溶射により、pb系
合金やSn系合金、例えば、PB−Cu−3n。
合金やSn系合金、例えば、PB−Cu−3n。
Pb−5n、 Pb−Cu−In、 Pb−5n−In
を厚さ1〜20μm形成する。
を厚さ1〜20μm形成する。
第5図は本発明の別の実施例を示す。この実施例は、コ
ンロッド本体12の小端部13と大端部14、およびコ
ンロッドキャップ15の軸受面に摺動方向に向けて、断
面略円弧状の微細な条痕20を付したものである。すな
わち小端部13、大端部14およびコンロッドキャップ
15の軸受面には、ポーリング加工(条痕仕上)によっ
て、摺動方向に向く微細な断面略円弧状の条痕2oが付
されている。この条痕20の加工はコンロッド本体12
とコンロッドキャップ15の空孔12゜と15’ を閉
塞材料16で塞ぐ処理の前または後に行なう。
ンロッド本体12の小端部13と大端部14、およびコ
ンロッドキャップ15の軸受面に摺動方向に向けて、断
面略円弧状の微細な条痕20を付したものである。すな
わち小端部13、大端部14およびコンロッドキャップ
15の軸受面には、ポーリング加工(条痕仕上)によっ
て、摺動方向に向く微細な断面略円弧状の条痕2oが付
されている。この条痕20の加工はコンロッド本体12
とコンロッドキャップ15の空孔12゜と15’ を閉
塞材料16で塞ぐ処理の前または後に行なう。
この条痕20を付した小端部13、大端部14およびコ
ンロッドキャップ15には、第一の実施例と同様に、硬
質層17および軟質摺動層18が形成されている。
ンロッドキャップ15には、第一の実施例と同様に、硬
質層17および軟質摺動層18が形成されている。
このようにして軸受面(摺動面)に条痕2oを付すと、
軸(ピストンピンまたはクランク軸)21と接触する軟
質摺動層18にも、互いに平行な摺動方向に向(大凹部
20°と大凸部2o°゛が生じる。その結果、大凸部2
0”が軸21と実質的に接触しているとき、大凹部20
’は軸との非接触状態を保持する。別言すると、軸21
と、大凹部20°および大凸部20”との距離はそれぞ
れ異なる。このため軟質摺動層18の軸21との接触面
積が、軟質摺動層18全体が平滑面である場合に比較し
て、減少し、摩擦損失が低減する。
軸(ピストンピンまたはクランク軸)21と接触する軟
質摺動層18にも、互いに平行な摺動方向に向(大凹部
20°と大凸部2o°゛が生じる。その結果、大凸部2
0”が軸21と実質的に接触しているとき、大凹部20
’は軸との非接触状態を保持する。別言すると、軸21
と、大凹部20°および大凸部20”との距離はそれぞ
れ異なる。このため軟質摺動層18の軸21との接触面
積が、軟質摺動層18全体が平滑面である場合に比較し
て、減少し、摩擦損失が低減する。
また大凹部20“は軸21と軟質摺動層18の間の潤滑
油19の保持性を高める働きをし、その結果、ミニマム
のオイルクリアランスCm (大凸部20”と軸21と
のクリアランス)を従来品より小さ(しても、焼付が生
じない。またなじみ運転後は、軟質摺動層の一部が摩耗
し、軟質摺動層と硬質層が交互に摺動面に露出し、耐焼
付性を向上させる。
油19の保持性を高める働きをし、その結果、ミニマム
のオイルクリアランスCm (大凸部20”と軸21と
のクリアランス)を従来品より小さ(しても、焼付が生
じない。またなじみ運転後は、軟質摺動層の一部が摩耗
し、軟質摺動層と硬質層が交互に摺動面に露出し、耐焼
付性を向上させる。
条痕20の深さは、3〜15μm、ピッチは100〜8
00μmとすることが好ましい。深さが3μm未満では
潤滑油の保持が不十分で特に低温時の摩擦損失の低減効
果が十分でなく、15μmを越えると軸受としての耐荷
重性、耐久性が劣る。また条痕20のピッチが100μ
m未満では、同様に、潤滑油の保持が不十分であるとと
もに、接触面積の減少による低温時の摩擦損失低減の効
果が十分でなく、 800μmを越えると、耐荷重性、
耐久性が劣る。
00μmとすることが好ましい。深さが3μm未満では
潤滑油の保持が不十分で特に低温時の摩擦損失の低減効
果が十分でなく、15μmを越えると軸受としての耐荷
重性、耐久性が劣る。また条痕20のピッチが100μ
m未満では、同様に、潤滑油の保持が不十分であるとと
もに、接触面積の減少による低温時の摩擦損失低減の効
果が十分でなく、 800μmを越えると、耐荷重性、
耐久性が劣る。
硬質層17と軟質摺動層18についての条件は第一の実
施例と同様である。
施例と同様である。
次に試験例によって本発明を説明する。この試験は、下
記の5試料について、静荷重焼付試験機による焼付面圧
を測定した。結果を第6図に示す。
記の5試料について、静荷重焼付試験機による焼付面圧
を測定した。結果を第6図に示す。
「試験例」
試料1〜5の共通データ
コンロッド本体12とコンロッドキャップ15;鉄焼結
品 試料l (比較品) 軟質摺動層18 ; Pb−7Sn−6In、厚さ5μ
m(閉塞材料16および硬質層17を用いず)条痕20
;深さ5μm、ピッチ200μm、摺動力向に向けて形
成。
品 試料l (比較品) 軟質摺動層18 ; Pb−7Sn−6In、厚さ5μ
m(閉塞材料16および硬質層17を用いず)条痕20
;深さ5μm、ピッチ200μm、摺動力向に向けて形
成。
試料2(比較品)
閉塞材料16;アクリル樹脂を焼成温度180℃で含浸
軟質摺動層18 ; Pb−7Sn−6In、厚さ5μ
m(硬質層17を形成せず) 条痕20;深さ5μm、ピッチ200μm1摺動方向に
向けて形成。
m(硬質層17を形成せず) 条痕20;深さ5μm、ピッチ200μm1摺動方向に
向けて形成。
試料3(比較品)
閉塞材料16 ; Cu溶浸
軟質摺動層18 ; Pb−7Sn−6In、厚さ5μ
m(硬質層17を形成せず) 条痕20;深さ5μm1ピツチ200μm、摺動方向に
向けて形成。
m(硬質層17を形成せず) 条痕20;深さ5μm1ピツチ200μm、摺動方向に
向けて形成。
試料4(本発明品)
閉塞材料16;アクリル樹脂を焼成温度180℃で含浸
硬質層17;Cuメツキ、厚さ10μm軟質摺動層18
; Pb−7Sn−6In、厚さ5μm(条痕20を
形成せず) 試料5(本発明品) 閉塞材料16;アクリル樹脂を焼成温度180℃で含浸 硬質層17 ; Cuメツキ、厚さlOμm軟質摺動層
18 ; Pb−7Sn−6In、厚さ15μm条痕2
0;深さlOμa+、ピッチ200μm、摺動方向に向
けて形成。
; Pb−7Sn−6In、厚さ5μm(条痕20を
形成せず) 試料5(本発明品) 閉塞材料16;アクリル樹脂を焼成温度180℃で含浸 硬質層17 ; Cuメツキ、厚さlOμm軟質摺動層
18 ; Pb−7Sn−6In、厚さ15μm条痕2
0;深さlOμa+、ピッチ200μm、摺動方向に向
けて形成。
静荷重焼付試験機仕様;
軸回転数; 130Orpm
油 温; 140 ℃
荷 重;漸増法
軸材質 ;焼入鋼
第6図によれば、本発明品は、比較品に比して、明らか
に優れた耐焼付性を示すことが確認された。
に優れた耐焼付性を示すことが確認された。
「発明の効果」
以上のように本発明のコネクティングロッドは、コンロ
ッド本体およびコンロッドキャップを焼結材料から構成
したので、形状が複雑なものでも簡単かつ安価に形成で
きる。そして、この焼結材材料からなるコンロッド本体
およびコンロッドキャップに直接軸受層を形成するため
に、焼結によって生じる空孔を溶融金属または合成樹脂
材料で塞ぎ、その軸受面にメツキにより硬質層を形成し
て、さらに軟質摺動層を形成したので、別部材としての
軸受を用いる必要がない。よって全体として性能に優れ
たコネクティングロッドを安価に提供できる。
ッド本体およびコンロッドキャップを焼結材料から構成
したので、形状が複雑なものでも簡単かつ安価に形成で
きる。そして、この焼結材材料からなるコンロッド本体
およびコンロッドキャップに直接軸受層を形成するため
に、焼結によって生じる空孔を溶融金属または合成樹脂
材料で塞ぎ、その軸受面にメツキにより硬質層を形成し
て、さらに軟質摺動層を形成したので、別部材としての
軸受を用いる必要がない。よって全体として性能に優れ
たコネクティングロッドを安価に提供できる。
第1〜3図は本発明のコネクティングロッドの実施例を
示すもので、第1図は正面図、第2図、第3図、第4図
は第1図のn−n線、III−I[1線、IV −IV
線に沿う断面図である。 第5図は本発明の別の実施例を示す、第2図に対応する
断面図、 第6図は焼付試験の結果を示す図である。 11・・・コネクティングロッド、12・・・コンロッ
ド本体、12’ 15’・・・空孔、13・・・小
端部、14・・・大端部、15・・・コンロッドキャッ
プ、16・・・閉塞材料、17・・・硬質層、18・・
・軟質摺動層、20・・・条痕。
示すもので、第1図は正面図、第2図、第3図、第4図
は第1図のn−n線、III−I[1線、IV −IV
線に沿う断面図である。 第5図は本発明の別の実施例を示す、第2図に対応する
断面図、 第6図は焼付試験の結果を示す図である。 11・・・コネクティングロッド、12・・・コンロッ
ド本体、12’ 15’・・・空孔、13・・・小
端部、14・・・大端部、15・・・コンロッドキャッ
プ、16・・・閉塞材料、17・・・硬質層、18・・
・軟質摺動層、20・・・条痕。
Claims (1)
- (1)両端部に大端部と小端部を有するコンロッド本体
と、このコンロッド本体の大端部に結合されるコンロッ
ドキャップとを有するコネクティングロッドにおいて、 上記コンロッド本体とコンロッドキャップを焼結材料か
ら形成し、 この焼結コンロッド本体と焼結コンロッドキャップの空
孔を、含浸させた溶融金属または合成樹脂材料で塞ぎ、 さらにコンロッド本体の大端部とコンロッドキャップの
軸受面に硬質層を介して軟質摺動層を形成したことを特
徴とするコネクティングロッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018182A JP2989846B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | コネクティングロッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018182A JP2989846B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | コネクティングロッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223517A true JPH03223517A (ja) | 1991-10-02 |
JP2989846B2 JP2989846B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=11964471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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1990
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JP2010116961A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Daido Metal Co Ltd | 内燃機関用すべり軸受およびすべり軸受装置 |
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