JPH032230Y2 - - Google Patents

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JPH032230Y2
JPH032230Y2 JP15917784U JP15917784U JPH032230Y2 JP H032230 Y2 JPH032230 Y2 JP H032230Y2 JP 15917784 U JP15917784 U JP 15917784U JP 15917784 U JP15917784 U JP 15917784U JP H032230 Y2 JPH032230 Y2 JP H032230Y2
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JP
Japan
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pad
frame
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headrest
outer periphery
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JP15917784U
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の技術分野》 本考案は、中央に窓部が形成された車両用ヘツ
ドレストに関し、特に表装材の取付け構造の改良
に関する。
《従来技術とその問題点》 従来、中空窓部を形成した車両用ヘツドレスト
として、実開昭58−34653号公報に示すものがあ
る。この車両用ヘツドレストは、表装材をパツド
の内周部より外周部に折り返し、この表装材の両
端周縁部をジツパ等の接続部により接合する構成
となつている。
この車両用ヘツドレストは、表装材を略ロ字状
のパツドに適正にフイツトさせるため、パツドの
形状に対応した内周部、側面部、および外周面部
を有する表装材を設けることが必要となる。
従つて、この構造では縫い合わせ部の多い表装
材となり、製造も煩雑であるうえ、美観も損うと
いう欠点があつた。
そこで、表装材を可撓性のあるもので形成し、
パツドを包囲するようにした場合に、外周部は適
正な張力によつてパツドにフイツトするものの、
特に内周面部に弛みや浮きが生じる問題点があつ
た。従つて、例えば窓部にネツトを張り込んだ場
合にも弛みが生じる欠点があつた。
《考案の目的》 そこで本考案は、表装材のパツド内周部を覆う
部分をパツドに容易かつ適正にフイツトさせるこ
とができ、製作容易で、美観を向上することを目
的とする。
《考案の構成》 すなわち、本考案の車両用ヘツドレストは、ロ
字状のフレームの外周をパツドおよび表装材によ
り包囲することにより中央に窓部を開口したヘツ
ドレストであつて、上記表装材はパツドに形成さ
れた窓部の内周部に嵌合される枠体と、枠体の両
側に縫着され、かつ外周部に接続部が配装された
表装材本体とからなり、上記枠体を窓部の内周に
嵌合し、表装材本体を折り返してパツドを覆い、
接続部により接合することを特徴とするものであ
る。
《実施例の説明》 第1図は本考案に係る車両用ヘツドレストの一
実施例を示す一部省略分解斜視図であり、第2図
はその断面図である。
この車両用ヘツドレストは、ロ字状のフレーム
1の外周にパツド2を一体化し、このパツド2を
表装材3により包囲したものであり、中央に窓部
4が開口されている。なお、フレーム1の下側部
には、一対の脚片5が設けられている。この脚片
5は車両用ヘツドレストを図示しないシートバツ
クに取付けるためのものである。
表装材3は、枠体6と、この枠体6の内周部に
縫着された一対の表装材3a,3bとからなつて
いる。
上記枠体6は、合成樹脂の成形体よりなり、可
撓性を有するものである。この枠体6は、窓部4
の内周形状に対応してロ字状に形成されている。
この枠体6の内周部には、ネツト部8が一体成
形により張り亘され、また外周部にはフランジ部
9が一体成形により形成されている。
上記フランジ部9は、周縁部がフレーム1の内
周に対応する方形状に形成されたものであり、こ
の縁部より複数の嵌合ピン10が突設されてい
る。
表装材本体3a,3bは、可撓性を有するもの
で形成され伸縮可能となつている。これら表装材
本体3a,3bは筒状に形成され、それぞれの基
端部を上記枠体6の両側部に形成された縁部6a
に縫着されている。
これら表装材本体3a,3bは先端開口部に向
つて漸次拡開されており、この開口縁部には互い
に接合するジツパ7が全周に亘つて配装されてい
る。
表装材本体3aはパツド2の前面側を覆い、表
装材本体3bはパツド2の背面側を覆う。そし
て、パツド2の外周部にてジツパ7により接合さ
れる。
一方、上記パツド2の内周部には、上記フラン
ジ部9が挿入されるスリツト11が形成されてお
り、上記フレーム1の内周部には、嵌合ピン10
が嵌入する嵌合孔12が形成されている。
上記表装材3を窓部4に取付けるには、枠体6
を適宜屈曲させ、フランジ部9をスリツト11に
挿入し、嵌合ピン10と嵌合孔12とを嵌合させ
る。そして、上記表装材3の各表装材本体3a,
3bをパツド2の内周部から外周部側に折り返
し、この外周部にてジツパ7により接合する。こ
れにより、第2図に示す車両用ヘツドレストが完
成する。
なお、表装材本体の先端開口部に配装された接
続部は、ジツパに限らず、凹部と凸部を嵌合する
ような部材を配装してもよく、表装材本体の先端
開口部を互いに接続できるものであればよい。
このようにして装着された表装材3は、パツド
2の内周部を覆う部分が、枠体6によつて固定さ
れることから、パツド2に適正にフイツトしたも
のとなる。
なお、この実施例では、ネツト部8を一体成形
することによつて、ネツト部8の張り方の困難さ
を克服している。
《考案の効果》 上述した説明により明らかなように、本考案に
よれば、表装材のパツド内周部を覆う部分が枠体
によつて固定されることから、この部分に弛みや
浮き等が生じない。従つて、表装材をパツドにフ
イツトさせるため、縫目の多い複雑な形状のもの
を用いることも不要となるので、その製造も容易
となる。また、縫目のすくない表装材を用いるこ
とで美観の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部省略分解
斜視図、第2図はその断面図である。 1……フレーム、2……パツド、3……表装
材、3a,3b……表装材本体、4……窓部、6
……枠体、7……ジツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロ字状のフレームの外周をパツドおよび表装材
    により包囲することにより中央に窓部を開口した
    ヘツドレストであつて、上記表装材はパツドに形
    成された窓部の内周部に嵌合される枠体と、枠体
    の両側に縫着され、かつ外周部に接続部が配装さ
    れた表装材本体とからなり、上記枠体を窓部の内
    周に嵌合し、表装材本体を折り返してパツドを覆
    い、接続部により結合することを特徴とする車両
    用ヘツドレスト。
JP15917784U 1984-10-23 1984-10-23 Expired JPH032230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15917784U JPH032230Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

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JP15917784U JPH032230Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6175796U JPS6175796U (ja) 1986-05-22
JPH032230Y2 true JPH032230Y2 (ja) 1991-01-22

Family

ID=30717137

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JPS6175796U (ja) 1986-05-22

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