JPH03222615A - 架空線弛度測定方法 - Google Patents

架空線弛度測定方法

Info

Publication number
JPH03222615A
JPH03222615A JP2016357A JP1635790A JPH03222615A JP H03222615 A JPH03222615 A JP H03222615A JP 2016357 A JP2016357 A JP 2016357A JP 1635790 A JP1635790 A JP 1635790A JP H03222615 A JPH03222615 A JP H03222615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
measurement
overhead
span
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016357A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ouchi
実 大内
Susumu Yoshizawa
吉沢 将
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2016357A priority Critical patent/JPH03222615A/ja
Publication of JPH03222615A publication Critical patent/JPH03222615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は架空線の弛度を測定する方法に関する。
[従来の技術] 架空線の弛度を測定する従来の方法は、第8図示のよう
に、弛度測定径間の両端の架空線支持鉄塔柱A、Bに登
って架空線Cの最低点が見通せるような場合に架空線支
持点のa点とb点から弛度dだけ垂直に下がったa′、
b′点を計尺テープで実測して目標板を取付はマークし
て弛度を測定する等長法や、前記のような等長法におけ
るa′−b’ラインの見通しができない場合の異長法に
よる弛度測定法があり、また、山岳地等において鉄塔間
距離が長く架空線の弛度が大きく鉄塔上では測定できな
い場合に、山の傾斜面を弛度に見合った量だけ順次に下
りた地点で順次測定する追出法等により弛度を測定する
方法がある。また、架空線の領力測定等により間接的に
弛度を測定する方法もある。
[発明が解決しようとする課題] 前記のような従来の弛度測定方法は、張力計を用いる測
定では高精度を得ることができない。
また、等長法や異長法では、を線支持点から垂直に下し
た点から観測をしなければならないので垂直に下す距離
が短くかつ鉄塔に上って観測できる場合は可能であるが
、これらの方法は架空線が伸びている線路方向での測定
が主であるために地形によっては正確な測定ができない
場合があり、しかも準備作業等に多くの時間と人数を要
し、高い山岳地形では作業が困難である。
また追出法による弛度測定では、山の斜面の樹木等の障
害物を伐り除かなければならないので手間がかかり、山
の急俊な傾斜面では作業がきわめて困難である。
殊に100万KV送電線の径間長は600〜1000m
と長いために従来の測定方法を適用することは困難であ
り精度の高い測定値を得ることができないという問題点
があった。
本発明は、山岳地等で見通しのわるい地形や急俊な地形
の場所においても、また線路方向以外の場所においても
、高精度で容易に弛度を測定することができる架空、線
強度測定方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の目的のために本発明の架空線弛度測定方法は、径
間内架空線の中間に反射鏡を取付けるとともに、この架
空線の両端の各支持点にもそれぞれ反射鏡を取付け、測
定点において前記の各反射鏡にレーザー光等を当ててそ
の反射光を受光し、その光波により測定点と反射鏡の間
の距離を測定するとともに、測定点から見た各反射鏡位
置の角度を測定して、架空線の弛度を測定することを特
徴とするものである。
[作用] 前記の径間内架空線両端の鉄塔等の各支持柱における架
空線端支持点に取付けた各反射鏡は、測定点からの光が
入射するとその反射光を測定点に受光させる6 測定点においては、前記の各反射鏡にそれぞれレーザー
光等を当てて反射光を受光する。
このレーザー光波により測定点と各反射鏡との間の距離
、すなわち反射鏡設置点の架空線両端の一方の支持点と
測定点との間の距離、および他方の支持点と測定点との
間の距離、および架空線の中間点と測定点との間の距離
をそれぞれ光波測定する。
また測定点から見た各反射鏡位置の垂直面における角度
(仰角、俯角)と反射鏡相互間の水平面における角度を
測定する。
前記の距離の測定値と角度の測定値から携帯電算機等を
利用して公知の弛度計算式により架空線の弛度を測定す
る。
U実施例コ 以下本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明により架空線の弛度を測定する方法を示
し、AおよびBは山積等に建設されて架空線を支持する
鉄塔等の支持柱、Cはこの支持柱A、Bにより架線され
た架空送電線や、山岳地において荷物の運搬に利用され
る索道やケーブルクレーン、リフト、ゴンドラ等の架空
索条の架空線であり、aは支持柱Aにおける架空線Cの
1端の支持点、bは支持柱Bにおける架空線Cの他端の
支持点である。
1は前記の支持柱A、Bで支持された架空線Cの両端の
一方の支持点aに取付けた反射鏡であり、2は他方の支
持点すに取付けた反射鏡である。
3は前記の支持柱A、B間に架空線Cが吊架されている
径間内において架空線Cの任意の位置に設置する中間の
反射鏡である。
この径間的中間に設置する反射鏡は、反射方向が調整可
能でありかつ架空線上を移動可能な構成にすることがで
きるものであり、これは移動可能保持装置4により反射
鏡3を保持させることにより架空線C上を移動可能にす
る。
この移動可能保持装置4は、たとえば架空IICに装着
する吊金車やリモコン操作が可能な自走機等の側面の架
空線位置に相当する箇所に反射鏡を取付けて反射鏡を移
動可能に構成する。
またこの中間の反射鏡3は、上下左右に動いて反射方向
を調整可能に構成し、架空線上のどの位置にあっても反
射光線を測定点に向けることができるようにし、この反
射方向の制御は地上の測定点からリモコン操作により行
なうことができるように構成する。
なお、架空送電線の導体数が多い場合には、作業員が宙
乗機等に乗って架空線を進んで反射鏡3を所望位置まで
持って行き、架空wACの所望位置にフックや吊金車等
を利用して反射鏡3を取付けてもよく、また同時に反射
方向の調整を行なうようにしてもよい。
前記の支持点a、bに取付る反射鏡1.2と架空線上に
移動自在に設置する中間の反射鏡3は、仰角、俯角とも
45度の範囲で作用する広範囲なものを用いる。
第3図は、前記の支持柱A、Bの支持点a、bに反射鏡
1.2を取付る取付装置の1例を示し、5は支持柱A、
Bの架空線支持アーム、6は架空線支持点、7は反射f
i1または2の取付杆、8は取付ボルトである。
第4図と第5図は、前記の反射鏡3を保持して架空ic
上を移動する移動可能保持装置4として用いる吊金車の
1例を示し、9は吊金車の固定枠、10は開閉枠、11
は開閉枠10の端部のボルト、12は架空線C上に乗る
滑車であり、この固定枠9に点線で示した反射鏡3を取
付ける。
第6図と第7図は、前記の反射鏡3を保持して架空線C
上を移動する移動可能保持装置4として用いる自走機の
1例を示し、13は本体、14は溝付車、15は駆動モ
ーター、16は脱落防止カバー、17は制御機器搭載部
、18はバッテリー、19は遠隔操作用無線機であり、
点線枠で示したように反射鏡3を取付ける。
前記のように第1図示の架空線両端の支持点a、支持点
すと径間架空線の中間点の3点に設置した反射鏡1.2
と反射鏡3を見通すことができる径間外の適宜の位置に
光波測距11DをスタンドEで設置してこの位置を測定
点とする。この測定点は前記3点の反射鏡を見通して光
波測距fiDを8置できる場所ならばどこでもよい。
この測定点の光波測距儀りにおいて、各反射鏡1.2.
34こ対してレーザー光等を投射してその反射光を受光
し、測定点と各反射鏡との間の距離を光波測量し、また
垂直面内における測定点と各反射鏡との角度と水平面内
における各反射鏡間の角度を測定する。この測定値から
つぎのようにして径間の架空線Cの弛度を求める。
第2図示のように、前記の測定点をQとし、支持点aに
おける反射鏡1の位置をqlとし、支持点すにおける反
射鏡2の位置を92とし、径間の架空線中間点に取付け
た反射鏡3の位置をq3とする。
測定点Qとql、q2.13間の直線距離を光波測量し
てQ−01間の直線距離をfll、q−qz間の直線距
離を旦2、Q−03間の直線距離をa3とする。
また、垂直面内におけるql−測定点Q−水平線のなす
角度を測定してこれをθ1とし、垂直面内におけるq2
−測定点Q−水平線のなす角度を測定してθ2とし、垂
直面内におけるq3−測定点Q−水平線のなす測定角度
をθ3とする。この垂直面内における各角度θは、光波
測距儀りを設置した測定点の位置が、ql、q2、q3
の反射鏡位置よりも低い位置にあれば仰角となり、高い
位置にあって測定点からql、q2、q3の位置の反射
鏡を見下す場合は俯角となる。
また、水平面内におけるql−測定点Q−Q3の角度を
測定してαとし、ql−測定点Q−02の角度を測定し
てβとする。
これらの各角度θ、α、β等の測定は、前記のレーザー
光線の投射とその反射光の受光により迅速に測定できる
が、適宜の角庫測定器を用いて測定することも可能であ
る。
Q点から11点の垂線までのQ−c+を間の水平距離を
81、同じ<Q−Q2間の水平距離を82.093間の
水平距離を83とすると、 S 1= u 1cosθ1    52=o2cos
θ2S3=u3CO5θ3   である。
径間長(支持点a−b間の距M)をSとするとにより径
間長を求めることができる。
支持点aから架空線中間の反射鏡3の位置q3まにより
求めることができる。
また、支持点a、bの高低差をhとすると、h=IL1
sinθ1  f12sInθ2   である。
径間の架空線の任意の中間位置すなわち93点における
弛度をdxとすると S× fl  sinθ +h−r= d x+ C! 3S
 ! nθ31 であるから、弛度d は Sx d  =l11sinθ1” h’ 「−u3 sin
θ3× により求めることができる。
この時の径間の架空線の張力T1は、反射鏡3と移動可
能保持装置4の合計′1jLJlをPとし、Sx 、−を位置係数にとすると、 である。
前記の反射鏡3を取付けた移動保持装置4の重量Pが無
い無負荷時の径間の架空線の張力Tは次式から求められ
る。Wを架空線Cの単位長当りの重量、Aを架空線Cの
断面積、Eを架空線Cの弾性係数、Rを荷重係数とする
と、 Sx    Sx R1=1 2P  (P  + WS)   (1−、
ミ;:−−−−−−−)  8.;、−一一一一−T2
 (T−K)=M   からTを求め、これから径間の
架空線Cの弛度dは 52 d=fT−により求めることができる。
前記の弛度dを求めるための各計算は、前記の測定点Q
で測定した距離旦、u  、11、角度1 2 3 θ1、θ2、θ3、およびα、βを測定点において携帯
電算機にイン1ツ卜することにより迅速に求めることが
できる。
なお、このようにして弛度を測定して架空線が所定の弛
度になるように緊線作業を行なうことになる。
[発明の効果] 前記のように本発明は、径間内架空線の中間と架空線両
端の支持点に反射鏡を取付けて径間外の任意の位置から
光線を利用して距離と角度を測定することにより弛度を
測定することができるので、従来のように観測場所に制
限されたり計尺テープで測量する繁雑な1!備作業をす
ることがなく、反射鏡を取付は作業も容易であって準備
作業や人員を軽減することができ、しかも従来のように
人の目で観測するのではないから正確、迅速に弛度を測
定することが可能となる。
また、架空線の中間に設置する反射鏡は、反射方向が調
整可能でかつ架空線上を移動可能にすることにより、測
定点を任意に選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の1実施例の説明図、第3
図は支持柱の反射鏡取付装置を示す図、第4図および第
5図は反射鏡の移動可能保持装置の1実施例の正面図と
側面図、第6図および第7図は移動可能保持装置の他の
実施例の正面図と側面図、第8図は従来方法を示す図で
ある。 C;架空線    a、b;架空線両端支持点1.2.
3;反射鏡  Q;測定点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 径間内架空線の中間に反射鏡を取付けるとともに、前記
    架空線の両端の各支持点にそれぞれ反射鏡を取付け、測
    定点と前記反射鏡との間の距離を光波測定するとともに
    、測定点から見た各反射鏡位置の角度を測定して架空線
    の弛度を測定することを特徴とする架空線弛度測定方法
JP2016357A 1990-01-27 1990-01-27 架空線弛度測定方法 Pending JPH03222615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016357A JPH03222615A (ja) 1990-01-27 1990-01-27 架空線弛度測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016357A JPH03222615A (ja) 1990-01-27 1990-01-27 架空線弛度測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03222615A true JPH03222615A (ja) 1991-10-01

Family

ID=11914101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016357A Pending JPH03222615A (ja) 1990-01-27 1990-01-27 架空線弛度測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03222615A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100694444B1 (ko) * 2005-07-15 2007-03-12 한국전력공사 전선이도 직접 측량방법
JP2010133953A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Kps Co Ltd 送電線路の弛度測定方法
JP6487983B1 (ja) * 2017-10-03 2019-03-20 東光電気工事株式会社 弛度地上観測システム、携帯端末、コンピュータおよび弛度地上観測方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100694444B1 (ko) * 2005-07-15 2007-03-12 한국전력공사 전선이도 직접 측량방법
JP2010133953A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Kps Co Ltd 送電線路の弛度測定方法
JP6487983B1 (ja) * 2017-10-03 2019-03-20 東光電気工事株式会社 弛度地上観測システム、携帯端末、コンピュータおよび弛度地上観測方法
JP2019066382A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 東光電気工事株式会社 弛度地上観測システム、携帯端末、コンピュータおよび弛度地上観測方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110850391B (zh) 一种激光雷达性能测试装置及测试方法
JP4231930B2 (ja) 変位計測方法、変位計測装置、変位計測用ターゲット及び構造物
US20020166248A1 (en) Method and apparatus for track geometry measurement
US5930904A (en) Catenary system measurement apparatus and method
JP5736260B2 (ja) 鉄塔の送電線支持点間の測量方法
JP2846950B2 (ja) 測定点の位置を形成又は画成するための装置
DE112005001760T5 (de) Positionsverfolgungs- und Steuersystem mit einem Kombinations-Laserdetektor- und Globalnavigationssatellitenempfänger-System
US20030006048A1 (en) Universal optical adapter for a three dimensional earthgrading system
JPH03222615A (ja) 架空線弛度測定方法
JPH07154909A (ja) 架空電線の線下物体距離測定装置
US3716923A (en) Surveying apparatus
JP2846447B2 (ja) 架空線弛度測定方法
US5141307A (en) Surveying method
ITMI940491A1 (it) Apparecchio di misura portatile per il rilevamento delle frecce di un binario
JPH10260039A (ja) Gps用測量機器
JPH0694416A (ja) レール変位計測装置
JP7418822B2 (ja) 建築限界確認治具
CN110031903A (zh) 一种地下空间瞬变电磁探测车及方法
JPS6160906A (ja) 軌道狂い検測装置
RU224232U1 (ru) Устройство для отражения излучения лазерного дальномера
JPH1068611A (ja) 変位計測装置
KR102609100B1 (ko) Gnss 좌표를 기반으로 한 지형지물 정보를 확보할 수 있는 측지측량시스템
JP2845647B2 (ja) 移動物体の自動位置測量方法
Gentile Deflection Measurement on Bridges by Radar Techniques
JP2005265597A (ja) 鉄道の建築限界測定方法及び装置