JPH03222210A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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JPH03222210A
JPH03222210A JP1625890A JP1625890A JPH03222210A JP H03222210 A JPH03222210 A JP H03222210A JP 1625890 A JP1625890 A JP 1625890A JP 1625890 A JP1625890 A JP 1625890A JP H03222210 A JPH03222210 A JP H03222210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching treatment
conductor
insulating layer
baking
electric wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP1625890A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Mesaki
目崎 正和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特に耐絶縁破壊特性に優れた絶縁電線を提供せ
んとするものである。
(従来の技術) 従来電気機器等に使用される絶縁電線は、コイル巻線加
工を行ってコイル状に成型された後使用されているもの
である。
又機器の形状、電気容量にもよるが、コイルの各電線間
には機器相応の電圧が印加されているのである。従って
絶縁電線の長さ方向に沿っての絶縁皮膜に耐絶縁破壊特
性に弱い部分があると該部分から絶縁破壊を生じ機器と
しての特性が低下したシ或は使用不可能になるという問
題を生ずるものであった。即ちこの1酎絶縁破壊電圧特
性の優劣により絶縁電線の特性が左右され、耐絶縁破壊
電圧が絶縁電線の特性の内置も重要な特性につながって
いるものなのである。
而して従来この絶縁破壊電圧特性を向上せしめるために
絶縁電線の絶縁皮膜を厚くするとか或は、導体表面の均
一性の向上などの手段が行なわれているものであるが、
前者の如く絶縁皮膜を厚くすると絶縁破壊電圧特性は向
上するが、その反面絶縁皮膜を厚くすることによシ機器
内にかける電線の占める割合が大きくなシ、必然的に機
器が大型化し、機器を小型化にするという時代の流れに
逆行するものであった。又後者の如く導体表面を均一化
することによう絶縁破壊電圧特性は向上しうるもその効
果は薄いものであった。例えば導体を所望の線径に伸線
加工を行った後、該導体の表面を電解研磨することによ
シその表面に生成されているとげ状突起物を除去して平
滑化にしたとしても絶縁破壊電圧特性に大きな変化は見
られないものであった。
(発明が解決しようとする課M) 本発明はかかる現状に鑑み鋭意研究を行った結果表面金
プラズマエツチング処理した電気導体上に従来通りに絶
縁塗料の塗布、焼付による絶縁層を設けることにより耐
絶縁破壊電圧特性に優れた絶縁電線が得られることを見
いだしたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の絶縁電線は表面をプラズマエツチング処理した
電気導体上に絶縁塗料の塗布焼付による絶縁層を設けた
ことを特徴とするものである。
本発明にていうプラズマエツチング処理とは、電子回路
部分の製造等に使用されるものと同様の方法によう行わ
れるものであシ、その代表的なものとしては真空容器中
に釦いて円筒型或は平行平板型の電極により被エブチン
グの電気導体との間に電位差を設け、該容器中に反応ガ
スを導入し減圧下にてエツチング処理を行うものである
なシ、反応ガスとしてはCCA4C1,2+H(、sc
/−3+C12等を単独、或は他の気体と混合して使用
する。
又電気導体の電位を浮動電位或はアース電位とし、tT
Jp、は通常の工業用周波数である13.56MHzを
使用する。
又本発明はプラズマエツチング処理を導体の如く長尺物
に適用するため、従来の如く個別処理法によることなく
真空容器中にて真空を保持しながら、そこに電位位差を
設けた導体を連続的にえ行せしめながら行うものである
而して本発明は導体の表面にプラズマエツチング処理を
行うことにより絶縁電線として耐破壊電圧特性が著しく
向上するものであるが、その理由は、プラズマエツチン
グ処理を行うと、導体の表面に一様の模様を有する起伏
からなる凹突部が形成されるため、その外側に絶縁塗料
を撒布焼付けて絶縁層を設けることにより、該絶縁層と
よく密着するためと考えられる。
なシ絶縁層としては上記の如く絶縁塗料例えばポリエス
テル、ポリウレタン、/リビニルホルマール、/リエス
テルイミド、ポリエステルアミドイミド、ポリアミド等
の絶縁塗料を撒布焼付けして設けるものである。
(実施例) 実施例(1) 第1図及び第2図に示す如き真空容器2内を直径1.0
 wmφの銅線1を連続的に走行せしめて銅線の表面を
プラズマエツチング処理した。なか該真空容器2の外側
には高周波電極3を取付けられ、該容器内は真空度10
”−2torr 4で減圧にすると共にガス導入口4か
らCCl2を29 、’ll/ mi nづつ流入せし
めこれを排気孔5から排出した。
筐た電極3の放電電力Fi3QW、鋼線の電位は浮動電
位とした。
上記@置によう表面をプラズマエツチングした導体上に
市販のポリアミトイ□ド樹脂塗料(HI406−30.
日立化成(株)製産品名)の塗布、暁付けを6回繰返し
施して絶縁皮膜厚さ40Arnの絶縁層を設けた本発明
絶縁電線をえた。
比較例(1) プラズマエツチング処理を施さない直径1.0謹φの1
14線上に実施例(1)と同一ポリアミドイミド樹脂塗
料の塗布、焼付けを6回繰返し施して皮膜厚さ40μm
の絶縁層を設けて比較例絶縁電線をえた。
実施例(2) 実施列(1)と同様の装置を使用し、真空度を1O−1
torr tで減圧し、電極に高周波電圧を印加しなが
ら該真空容器内に直径10+mφの鋼lI!を連続的に
走行せしめプラズマエツチング処理t−施した。なシ放
電電力は30Wで反応ガスとしてcj12yスを20 
Ill/rn i n キャリアーガスとしてArガス
t−30d/rn t口づつ流入せしめた。
なシこの時の鋼線のt位は浮動電位とした次いでプラズ
マエツチング処理金施した銅線上に市販のポリエステル
絶縁塗料(Liton −334oJ特塗料(株)商品
名)の撒布焼付は金6回繰返し施して皮膜厚さ25μm
の絶縁層を設けて本発明絶縁電線をえた。
比較例(2) プラズマエツチング処理金施さない直径1、Omφの鋼
線上に実施例(2)で用いたと同一のポリエステル絶縁
塗料(Liton 3340商品名)の童布、・尭付け
を繰返し施して絶縁皮膜厚さ25μmの絶縁電線を得た
斯くしてえた実施列1及び2の本発明絶縁電線及び比較
例1及び2絶徽電線について、J I S 3003に
記載の絶縁破壊試験(2コ撚り法)音用いて絶縁破壊電
圧を測定した。結果は第1表に示す通うである。
第  1  表 実施例(1)    平均18.0 kv実施例(2)
     #  15.5 kv比較例(1)#  1
3.5 kV (2)     #   c+、5kV(発明の効果) 以上詳述した如く本発明絶縁電線は絶縁1l11の特性
にかける最重要とする絶縁破壊電圧が従来品に比較して
著しく向上してかり、電気機器等に使用し極めて有用な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用したプラズマエツチング処理装置
の概略説明図、第2図は第1図装置に)ける電極位置を
示す説明図である。 1・・・4気導体、 2・・・真空容器、 3・・・高層、it極、 4・・・反応ガス、キャ リアガスの供給口、 5・・・排気口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面をプラズマエッチング処理した電気導体上に絶縁塗
    料の塗布焼付による絶縁層を設けたことを特徴とする絶
    縁電線
JP1625890A 1990-01-29 1990-01-29 絶縁電線 Pending JPH03222210A (ja)

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