JPH0322152Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322152Y2 JPH0322152Y2 JP1986074118U JP7411886U JPH0322152Y2 JP H0322152 Y2 JPH0322152 Y2 JP H0322152Y2 JP 1986074118 U JP1986074118 U JP 1986074118U JP 7411886 U JP7411886 U JP 7411886U JP H0322152 Y2 JPH0322152 Y2 JP H0322152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- bathtub
- box
- box body
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 5
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
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- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、浴槽を梱包し、衝撃等から浴槽を保
護する浴槽の梱包装置に関する。
護する浴槽の梱包装置に関する。
(従来の技術)
従来の浴槽の梱包装置としては、第3図に示す
ようなものが知られている。
ようなものが知られている。
この従来装置は、浴槽01を梱包するダンボー
ル箱02と、浴槽01の上端周縁に形成されたフ
ランジ部03と前記ダンボール箱02の蓋部内面
との間に介在されるパツド04と、を備えたもの
で、このパツド04で浴槽01のフランジ部03
を上方及び側方から覆つて最も破損の危険が大き
いフランジ部03を外部からの衝撃等から保護し
ようとしたものであつた。
ル箱02と、浴槽01の上端周縁に形成されたフ
ランジ部03と前記ダンボール箱02の蓋部内面
との間に介在されるパツド04と、を備えたもの
で、このパツド04で浴槽01のフランジ部03
を上方及び側方から覆つて最も破損の危険が大き
いフランジ部03を外部からの衝撃等から保護し
ようとしたものであつた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来のような浴槽の梱包装置に
あつては、1つのパツドの変形のみで外部からの
衝撃を緩衝しようとしていたために、衝撃を十分
に緩衝することができず、フランジ部がたびたび
損傷を招いていた。
あつては、1つのパツドの変形のみで外部からの
衝撃を緩衝しようとしていたために、衝撃を十分
に緩衝することができず、フランジ部がたびたび
損傷を招いていた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的として成されたもので、この目的達成のた
めに本考案では、浴槽を格納する箱体と、浴槽格
納状態で浴槽の上端周縁に形成されたフランジ部
と前記箱体との間に介在されるパツドと、を備え
た浴槽の梱包装置において、前記パツドを上下に
2つ積み重ねて二重構造にし、下側のパツドを、
浴槽のフランジ部を上方及び側方から覆う位置に
配置させ、上側のパツドを、下のパツドの上の側
面と前記箱体の上板との間に配置させ、上側のパ
ツドの側面と箱体の側面との間に空〓を設けた。
を目的として成されたもので、この目的達成のた
めに本考案では、浴槽を格納する箱体と、浴槽格
納状態で浴槽の上端周縁に形成されたフランジ部
と前記箱体との間に介在されるパツドと、を備え
た浴槽の梱包装置において、前記パツドを上下に
2つ積み重ねて二重構造にし、下側のパツドを、
浴槽のフランジ部を上方及び側方から覆う位置に
配置させ、上側のパツドを、下のパツドの上の側
面と前記箱体の上板との間に配置させ、上側のパ
ツドの側面と箱体の側面との間に空〓を設けた。
(作用)
従つて、本考案の浴槽の梱包装置では、上述の
ように、パツドを上下に積み重ねて二重構造にし
たために、外力によるパツドの変形量を従来の2
倍かせぐことができる。そしてこの2倍量の変形
に加えて、上側のパツドと箱体の側面との間に空
〓を設けたことによる上側のパツドの横移動によ
るクツシヨン効果により外部からの衝撃を緩衝す
ることができる。
ように、パツドを上下に積み重ねて二重構造にし
たために、外力によるパツドの変形量を従来の2
倍かせぐことができる。そしてこの2倍量の変形
に加えて、上側のパツドと箱体の側面との間に空
〓を設けたことによる上側のパツドの横移動によ
るクツシヨン効果により外部からの衝撃を緩衝す
ることができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図及び第2図に示す実施例について
その構成を説明する。
その構成を説明する。
本考案実施例の浴槽の梱包装置は、浴槽1が格
納可能なダンボール箱10と、発泡スチロールを
素材としたパツド20と、で構成されている。
納可能なダンボール箱10と、発泡スチロールを
素材としたパツド20と、で構成されている。
前記浴槽1は、ガラス繊維、強化ポリエステル
樹脂等を素材として成形されており、底盤2には
脚部3が設けられ、上端周縁には、外方向にフラ
ンジ部4が延設されている。
樹脂等を素材として成形されており、底盤2には
脚部3が設けられ、上端周縁には、外方向にフラ
ンジ部4が延設されている。
前記ダンボール箱10は、上面が開口された箱
本体11と、該箱本体11の上面開口部13を閉
鎖・開放する蓋体12とで構成されている。
本体11と、該箱本体11の上面開口部13を閉
鎖・開放する蓋体12とで構成されている。
前記パツド20は、浴槽1に対する外部からの
衝撃を緩衝して、特にフランジ部4を保護するも
ので、このパツド20は、ダンボール箱10内部
への浴槽格納時、浴槽1のフランジ部4とダンボ
ール箱10の蓋体12との間に配置される。
衝撃を緩衝して、特にフランジ部4を保護するも
ので、このパツド20は、ダンボール箱10内部
への浴槽格納時、浴槽1のフランジ部4とダンボ
ール箱10の蓋体12との間に配置される。
このパツド20は、上下に積み重ねて配置され
た第1パツド21と第2パツド22とで構成され
ており、上側の第1パツド21は、箱本体11の
側面111に対し空〓5を介して配置され、ダン
ボール板14の下面側周縁に接着により固定され
ている。
た第1パツド21と第2パツド22とで構成され
ており、上側の第1パツド21は、箱本体11の
側面111に対し空〓5を介して配置され、ダン
ボール板14の下面側周縁に接着により固定され
ている。
尚、ダンボール板14は、箱本体11の上面開
口部13とほぼ等しい大きさに形成されている。
また、下側の第2パツド22は、浴槽1のフラン
ジ部4を上方及び側方から覆うと共に、箱本体1
1の側面111に当接する位置に配置されてお
り、ダンボール箱10から取り出し可能に設けら
れている。
口部13とほぼ等しい大きさに形成されている。
また、下側の第2パツド22は、浴槽1のフラン
ジ部4を上方及び側方から覆うと共に、箱本体1
1の側面111に当接する位置に配置されてお
り、ダンボール箱10から取り出し可能に設けら
れている。
次に、実施例の作用を説明する。
浴槽梱包時、ダンボール箱10の上端隅部に斜
め上方から衝撃が加わつた場合におけるパツド2
0の緩衝機能について説明する。
め上方から衝撃が加わつた場合におけるパツド2
0の緩衝機能について説明する。
ダンボール箱10に斜め上方から物体6の衝突
により衝撃が加わると、第2図に示すように、ま
ず、ダンボール箱10の隅部のうち空〓5と接す
る部分がへこんで変形し、次に、第1パツド21
及び第2パツド22が変形すると共に、第1パツ
ド21が内側にズレ動く。
により衝撃が加わると、第2図に示すように、ま
ず、ダンボール箱10の隅部のうち空〓5と接す
る部分がへこんで変形し、次に、第1パツド21
及び第2パツド22が変形すると共に、第1パツ
ド21が内側にズレ動く。
即ち外部からの衝撃は、ダンボール箱10の変
形と第1パツド21及び第2パツド22の変形、
そして、第1パツド21の移動によるクツシヨン
効果により緩衝される。
形と第1パツド21及び第2パツド22の変形、
そして、第1パツド21の移動によるクツシヨン
効果により緩衝される。
尚、パツド20の変形量は、パツド20の厚さに
比例するものであり、本実施例では、パツド20
を第1パツド21と第2パツド22とを上下に積
み重ねて構成したために、従来のように、パツド
が1つしか用いられていないものに比べてその変
形量も2倍になり、よりクツシヨン効果が高ま
る。
比例するものであり、本実施例では、パツド20
を第1パツド21と第2パツド22とを上下に積
み重ねて構成したために、従来のように、パツド
が1つしか用いられていないものに比べてその変
形量も2倍になり、よりクツシヨン効果が高ま
る。
従つて、物体6の衝突による衝撃はクツシヨン
効果により浴槽1のフランジ部4に到達するまで
に十分緩衝されるため最も強度的に心配されてい
るフランジ部4の損傷は第1パツド21及び第2
パツド22による十分な保護で防止できる。
効果により浴槽1のフランジ部4に到達するまで
に十分緩衝されるため最も強度的に心配されてい
るフランジ部4の損傷は第1パツド21及び第2
パツド22による十分な保護で防止できる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では下側のパツドをダンボール
箱の側面に対し空〓を介して配置したが、側面に
当接させて配置してもよいし、また、上側のパツ
ドは蓋体の裏側に固定させてもよい。
箱の側面に対し空〓を介して配置したが、側面に
当接させて配置してもよいし、また、上側のパツ
ドは蓋体の裏側に固定させてもよい。
また、実施例ではパツドを浴槽の全周縁に亘つ
て設けたが部分的に設けてもよい。
て設けたが部分的に設けてもよい。
更に箱体及びパツドの素材は実施例で示したも
のに限られず、例えば、箱体の素材を合成樹脂に
したり、パツドの素材をゴムにしたりしてもよ
い。
のに限られず、例えば、箱体の素材を合成樹脂に
したり、パツドの素材をゴムにしたりしてもよ
い。
(考案の効果)
以上説明してきたように、本考案の浴槽の梱包
装置にあつては、パツドを上下に積み重ねて二重
構造にし、上側のパツドを下側のパツドの上面と
箱体の上板との間に配置させ、上側のパツド側面
と箱体側面との間に空〓を設けたために、特に箱
体の上端隅部に斜め上方から衝撃が加わつた場
合、箱体の上方隅部の空〓部分のへこみにより、
前記衝撃を吸収し、次に上側のパツドが下側のパ
ツドの上面に沿つて、上側パツドと下側パツドの
変形と共に、移動するので、外部の衝撃からフラ
ンジ部を保護できるだけの十分な緩衝機能を得る
ことができ、フランジ部の損傷を防止することが
できる。
装置にあつては、パツドを上下に積み重ねて二重
構造にし、上側のパツドを下側のパツドの上面と
箱体の上板との間に配置させ、上側のパツド側面
と箱体側面との間に空〓を設けたために、特に箱
体の上端隅部に斜め上方から衝撃が加わつた場
合、箱体の上方隅部の空〓部分のへこみにより、
前記衝撃を吸収し、次に上側のパツドが下側のパ
ツドの上面に沿つて、上側パツドと下側パツドの
変形と共に、移動するので、外部の衝撃からフラ
ンジ部を保護できるだけの十分な緩衝機能を得る
ことができ、フランジ部の損傷を防止することが
できる。
更に実施例にあつては、上側のパツドをダンボ
ール板に固定させたために、外部からの衝撃等に
より上側のパツドが下方にズレ落ちることがな
く、パツドの上下二重構造を保持できるという効
果が得られる。
ール板に固定させたために、外部からの衝撃等に
より上側のパツドが下方にズレ落ちることがな
く、パツドの上下二重構造を保持できるという効
果が得られる。
第1図は本考案実施例の浴槽の梱包装置の使用
状態を示す縦断面図、第2図は実施例装置の作用
説明図、第3図は従来の浴槽の梱包装置を示す縦
断面図である。 1……浴槽、4……フランジ部、5……空〓、
10……ダンボール箱(箱体)、12……蓋体
(上板)、21……第1パツド(パツド)、22…
…第2パツド(パツド)。
状態を示す縦断面図、第2図は実施例装置の作用
説明図、第3図は従来の浴槽の梱包装置を示す縦
断面図である。 1……浴槽、4……フランジ部、5……空〓、
10……ダンボール箱(箱体)、12……蓋体
(上板)、21……第1パツド(パツド)、22…
…第2パツド(パツド)。
Claims (1)
- 浴槽を格納する箱体と、浴槽格納状態で浴槽の
上端周縁に形成されたフランジ部と前記箱体との
間に介在されるパツドと、を備えた浴槽の梱包装
置において、前記パツドを上下に2つ積み重ねて
二重構造にし、下側のパツドを、浴槽のフランジ
部を上方及び側方から覆う位置に配置させ、上側
のパツドを下側のパツドの上面と前記箱体の上板
との間に配置させ、上側のパツドの側面と箱体の
側面との間に空〓を設けたことを特徴とする浴槽
の梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986074118U JPH0322152Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986074118U JPH0322152Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62185290U JPS62185290U (ja) | 1987-11-25 |
JPH0322152Y2 true JPH0322152Y2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=30919049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986074118U Expired JPH0322152Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322152Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842287U (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-19 | 村上 俊次 | 管口仕上枠 |
JPS60158077A (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-19 | 三菱電機株式会社 | 磁気デイスク記憶装置の梱包構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5113336Y2 (ja) * | 1971-04-22 | 1976-04-09 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP1986074118U patent/JPH0322152Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842287U (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-19 | 村上 俊次 | 管口仕上枠 |
JPS60158077A (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-19 | 三菱電機株式会社 | 磁気デイスク記憶装置の梱包構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62185290U (ja) | 1987-11-25 |
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