JPS5852218Y2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

Info

Publication number
JPS5852218Y2
JPS5852218Y2 JP14268580U JP14268580U JPS5852218Y2 JP S5852218 Y2 JPS5852218 Y2 JP S5852218Y2 JP 14268580 U JP14268580 U JP 14268580U JP 14268580 U JP14268580 U JP 14268580U JP S5852218 Y2 JPS5852218 Y2 JP S5852218Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
flap
packaged
opening
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14268580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5767969U (ja
Inventor
武 恒川
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP14268580U priority Critical patent/JPS5852218Y2/ja
Publication of JPS5767969U publication Critical patent/JPS5767969U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5852218Y2 publication Critical patent/JPS5852218Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は包装体積層時におけるケースの変形に起因する
荷くずれ等を防止できるようにした包装装置に関する。
従来、たとえばテレビジョン受像機のような被包装体を
倉庫等に保管する場合、第4図ないし第6図に示すよう
にまず製品aの保護袋すを被冠させたのち、あらかじめ
組立てられた包装ケースC内に緩衝材aを介して収納し
、ケースC上面の内フラツプC1と外フラツプC2とを
開して包装体Aを構成し、この包装体Aを第6図に示す
ように倉庫等にパレツ)eを利用してその多数個を積み
上げていた。
しかしながら、第6図に示すように最上段に積まれた包
装体Aの高さ寸法をHとした場合、最下段の包装体A′
は上部の全重量を受けているためその高さ寸法はH−α
となりこの沈み量αが大きくなると側面にふくらみやへ
こみが生じる。
この沈み量αは緩衝材dの沈みや、包装ケースCの材質
が弱く圧縮強度の低い場合に大となるが、特に倉庫内の
湿度が高くなる梅雨時期には極端に圧縮強度が低下して
劣化を起こし易くする。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、被包装体
と包装ケースとの間で被包装体の少なくとも肩部を保護
する緩衝体において、ケースのフラップ部と隣接する稜
部の稜角を除去してなる切除部を設けるとともに、フラ
ップ部には上記切除部に沿って当接する折り曲げ部を設
けることにより、上記ケースを多段重ねして長期間存庫
させた場合でも折り曲げ部を除くケースの側面に直接荷
重が加わることなくふくらみ、へこみ等の変形防止が可
能となる包装装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の詳細を実施例について第1図ないし第3
図および第7図を参照して説明する。
1は四角筒体状に形成され上面に開口部2を有した箱形
ケースで、開口部2の端縁には開口部2を閉そくするお
それぞれ相対する内フラップ3,3および外フラップ4
,4からなるフラップ部3,4が設けられ、内フラツプ
3には切込み部5,5、外フラツプ4の外縁には上記切
込み孔5に嵌合する保合片6゜6が形成され、被包装体
7を収納したのち各フラップ3,4を内方に折り曲げて
第2図のように包装体Bを構成する。
被包装体7はたとえばテレビジョン受像機からなり第1
図に示すようにポリエチレン等からなる透明カバー8に
よって覆われている。
9は被包装体7の肩部を保護する上部側緩衝体、10は
被包装体7の底縁を保護する下部側緩衝体である。
そして、上部側緩衝体9は細長に形成され一側には下方
へ開口する凹欠部11が設けられて被包装体7の肩部に
嵌合し、またケース1内へ収納したときケース1のフラ
ップ部3,4と隣接する外側の稜部には稜角を除去して
傾斜状の切除部12が設けられている。
13は折れ線で、ケース1の側面から一体に延出するフ
ラップ部3,4にそれぞれ設けられこれらフラップ部の
折曲基部14と折れ線13との間で折り曲げ部15が形
成され、フラップ部3,4による開口部閉そく時に上記
折り曲げ部15が切除部12に沿って当接できるように
なっている。
次に作用について述べる。
まず、包装体Bの構成に際しては、あらかじめケース1
内の底部に下部側緩衝体10を配置したのち、透明カバ
ー8で覆った被包装体7を収納して緩衝体10上に載置
する。
次に上部側緩衝体9をその凹欠部11が被包装体7の肩
部に嵌合するようにしてケース1内に収納するとともに
内フラップ3,3を折曲基部14および折れ線13を介
して折り曲げ、さらに外フラツプ4.4を内フラップ3
,3と同様に折り曲げてその保合片6,6を内フラップ
3,3の切込み孔5,5に嵌合させてケース1の上面開
口部を閉そくする。
すなわち、各フラップ3,4はいずれも折曲基部11と
折れ線13との間に形成される折り曲げ部15が上部側
緩衝体9に形成された切除部12に当接して第2図の形
状に包装される。
したがって、このような包装体B、B・・・・・・を第
7図示にのように多段重ねして最下段の包装体B′に荷
重が加わって沈み量αが生じても折り曲げ部15を斜辺
としたせつ頭角すい部の高さhが沈み量αより大であれ
ばケース1の4側面に直接荷重が加わることなく被包装
体7で受けるので、4側面がふくらんだりへこんだりす
る変形を防止することができる。
なお、被包装体7を構成する外枠が特に堅ろうである場
合はケース自体の材質を若干低下させても変形を生じさ
せない。
本考案は以上詳述したように、上面にフラップ部を設け
たケースと、ケース内に収納される被包装体と、少なく
とも被包装体の肩部を保護するようにケース内に配置さ
れるとともにフラップ部に隣接する稜部の稜角を除去し
てなる切除部を設けた緩衝体と、上記フラップ部に設け
られ開口部を閉そくする時に上記切除部に沿って当接す
る折り曲げ部とを設けてなる包装装置であるから、この
ような包装体を多段に重ねた場合、折り曲げ部を斜辺と
したせつ頭角すい形部によって沈み量が吸収されてケー
スの4側面に変形を生じさせることのない利点を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す包装体の分解斜視図、第
2図は組立状態を示す斜視図、第3図は第2図のA−A
線に沿った断面図、第4図は従来例の分解斜視図、第5
図は同じく組立状態を示す斜視図、第6図は従来例を示
す多段重ね状態の正面図、第7図は本考案による多段重
ね状態を示す正面図である。 1・・・・・・ケース、3,4・・・・・・フラップ部
、7・・・・・・被包装体、9,10・・・・・・緩衝
体、12・・・・・・切除部、15・・・・・・折り曲
げ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四角筒体状に形成されたケースの両開口部にそれぞれ形
    成された開口部閉塞用の内フラツプと外フラツプとから
    なるフラップ部を設けたケースと、上記ケースに収納さ
    れる被包装体と、少なくとも被包装体の肩部を保護する
    ようにケース内に配置されるとともに上記フラップ部に
    隣接する稜部の稜角を除去してなる切除部を設けた緩衝
    体と、上記フラップ部に設けられ開口部を閉そくする時
    に上記切除部に沿って当接する折り曲げ部とを具備した
    ことを特徴とする包装装置。
JP14268580U 1980-10-08 1980-10-08 包装装置 Expired JPS5852218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14268580U JPS5852218Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14268580U JPS5852218Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5767969U JPS5767969U (ja) 1982-04-23
JPS5852218Y2 true JPS5852218Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29502463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14268580U Expired JPS5852218Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 包装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5852218Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5767969U (ja) 1982-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5263612A (en) Fibreboard container for fresh produce
US4226327A (en) Composite package
JP3046010B2 (ja) 収納容器および収納方法
EP1776290B1 (en) Protective packaging
JPH0741933B2 (ja) 包装組立体
US3445051A (en) Container
US5848699A (en) Package for fragile goods
US3286834A (en) Protective packaging apparatus for easily damaged objects
US4098400A (en) Returnable packaging system
US4407898A (en) Corner pad
US4008804A (en) Bathtub container and method
US5183155A (en) Packaging system for a toilet water tank and cover
JPS5852218Y2 (ja) 包装装置
US5096060A (en) Packaging system for a basin, lavatory or sink
JPS6119094Y2 (ja)
JPS5855132Y2 (ja) 梱包装置
US5076435A (en) Packaging for food
HU177620B (en) From pressed profile pieces assembled,superimposable box with cover
JPH057137Y2 (ja)
JPH0427809Y2 (ja)
JPS5923695Y2 (ja) 包装箱
US6458396B1 (en) Hard taco shell protective packaging
JPH0352714Y2 (ja)
JPS5849970Y2 (ja) 梱包装置
JPS6014701Y2 (ja) 緩衝材