JPH03221414A - ハイブリッドプリプレグ及びその製造方法 - Google Patents
ハイブリッドプリプレグ及びその製造方法Info
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- JPH03221414A JPH03221414A JP2016708A JP1670890A JPH03221414A JP H03221414 A JPH03221414 A JP H03221414A JP 2016708 A JP2016708 A JP 2016708A JP 1670890 A JP1670890 A JP 1670890A JP H03221414 A JPH03221414 A JP H03221414A
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
の1
本発明は、炭素繊維及びガマトリクス樹脂と、有機繊維
と、これら繊維とは異なる、ボロン繊維、アルミナ繊維
、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維などの無機繊維とされる
異種繊維とを強化繊維として有したハイブリッドプリプ
レグ及びその製造方法に関するものである。
と、これら繊維とは異なる、ボロン繊維、アルミナ繊維
、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維などの無機繊維とされる
異種繊維とを強化繊維として有したハイブリッドプリプ
レグ及びその製造方法に関するものである。
虹監立且I
近年、炭素繊維を強化繊維として用いたプリプレグが種
々の技術分野にて広く使用されており、例えば、ゴルフ
シャフト、釣り竿の製造に際しても、軽量で且つ機械的
強度も高いという理由から多く利用されており、極めて
良好な成果を納めている。
々の技術分野にて広く使用されており、例えば、ゴルフ
シャフト、釣り竿の製造に際しても、軽量で且つ機械的
強度も高いという理由から多く利用されており、極めて
良好な成果を納めている。
しかしながら、更に、強度及び弾性率の点で、特にゴル
フシャフトなどにおいては飛距離の増大、粘りなどの改
良が望まれており、斯る要望に応えるべく、炭素繊維強
化プリプレグ間に、該プリプレグの強化繊維とは異なる
ボロン繊維を強化繊維として用いる使用法が提案され、
そのための研究が盛んに行われている。
フシャフトなどにおいては飛距離の増大、粘りなどの改
良が望まれており、斯る要望に応えるべく、炭素繊維強
化プリプレグ間に、該プリプレグの強化繊維とは異なる
ボロン繊維を強化繊維として用いる使用法が提案され、
そのための研究が盛んに行われている。
が しよ とする課
現在、この目的のためのハイブリッドプリプレグとして
は、第12図に図示するような構成のものが提案され又
使用されている。
は、第12図に図示するような構成のものが提案され又
使用されている。
つまり、第12図のハイブリッドプリプレグは、炭素繊
維2を強化繊維として使用したプリプレグ4の上に、該
炭素繊維2とは異なるボロン繊維8°を等間隔にて配列
することにより形成される。
維2を強化繊維として使用したプリプレグ4の上に、該
炭素繊維2とは異なるボロン繊維8°を等間隔にて配列
することにより形成される。
このようなハイブリッドプリプレグは簡単に製造し得て
、機械的強度の向上を達成し、ゴルフシャフトなどにお
いては飛距離の増大を実現し得るが、プリプレグ4とボ
ロン繊維8° との接合が十分でなく、場合によっては
所望の機械的強度を十分に発揮し得ないことがあり、問
題である。
、機械的強度の向上を達成し、ゴルフシャフトなどにお
いては飛距離の増大を実現し得るが、プリプレグ4とボ
ロン繊維8° との接合が十分でなく、場合によっては
所望の機械的強度を十分に発揮し得ないことがあり、問
題である。
更に、最近では、特にゴルフシャフトなどに使用する場
合においては、折損防止などのために耐衝撃性が要求さ
れる。
合においては、折損防止などのために耐衝撃性が要求さ
れる。
又、ボロン繊維8゛は直径が大であり、そのために、一
般にハイブリッドプリプレグの厚さも大とならざるをえ
ず、薄物のハイブリッドプリプレグを提供することが困
難であるという問題をも有していた。
般にハイブリッドプリプレグの厚さも大とならざるをえ
ず、薄物のハイブリッドプリプレグを提供することが困
難であるという問題をも有していた。
本発明者らは、これらの問題を解決するべく多くの研究
実験の結果、ハイブリッドプリプレグ中に、強化繊維と
して一側に炭素繊維を、又他側にガマトリクス樹脂を配
列し、更に、これら繊維間に有機繊維を含ませ、更に、
これら繊維とは異なる、ガマトリクス樹脂以外のボロン
繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維など
の無機繊維からなる異種繊維を強化繊維として含ませる
ことによって、該ハイブリッドプリプレグをゴルフシャ
フトなどに使用した場合には、機械的強度、飛距離を低
下させることなく、耐衝撃性が凡躍的に向上し、更には
成形加工性などが改善されることが分かった。
実験の結果、ハイブリッドプリプレグ中に、強化繊維と
して一側に炭素繊維を、又他側にガマトリクス樹脂を配
列し、更に、これら繊維間に有機繊維を含ませ、更に、
これら繊維とは異なる、ガマトリクス樹脂以外のボロン
繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維など
の無機繊維からなる異種繊維を強化繊維として含ませる
ことによって、該ハイブリッドプリプレグをゴルフシャ
フトなどに使用した場合には、機械的強度、飛距離を低
下させることなく、耐衝撃性が凡躍的に向上し、更には
成形加工性などが改善されることが分かった。
本発明は斯る新規な知見に基づきなされたものである。
従って、本発明の目的は、従来のハイブリッドプリプレ
グに比較して、引張強度、弾性率などの物性の向上を図
ることができ、特にゴルフシャフトなどに使用した場合
においては機械的強度、飛距離を低下させることなく、
耐衝撃性が向上し、更には成形加工性などが改善され、
且つ薄物のプリプレグを提供することのできるハイブリ
ッドプリプレグ及びその製造方法を提供することである
。
グに比較して、引張強度、弾性率などの物性の向上を図
ることができ、特にゴルフシャフトなどに使用した場合
においては機械的強度、飛距離を低下させることなく、
耐衝撃性が向上し、更には成形加工性などが改善され、
且つ薄物のプリプレグを提供することのできるハイブリ
ッドプリプレグ及びその製造方法を提供することである
。
更に、本発明の他の目的は、後で詳しく説明されるよう
に、各種強化繊維の長さ方向の乱れがなく配列し、プリ
プレグの機械的物性が良く、且つ、美感的にも好ましい
ハイブリッドプリプレグの製造方法を提供することであ
る。
に、各種強化繊維の長さ方向の乱れがなく配列し、プリ
プレグの機械的物性が良く、且つ、美感的にも好ましい
ハイブリッドプリプレグの製造方法を提供することであ
る。
を するための
上記諸国的は本発明に係るハイブリッドプリプレグ及び
その製造方法にて達成される。要約すれば本発明は、−
側に、強化繊維として一方向に配列された炭素繊維を有
し、他側に、強化繊維として、前記炭素繊維と同一方向
に配列されたガマトリクス樹脂を有したハイブリッドプ
リプレグであって、更に、有機繊維と、ガマトリクス樹
脂、炭素繊維及びガラス繊維とされる異種繊維とを、前
記炭素繊維及びガマトリクス樹脂と同一方向に配列した
ことを特徴とするハイブリッドプリプレグである。
その製造方法にて達成される。要約すれば本発明は、−
側に、強化繊維として一方向に配列された炭素繊維を有
し、他側に、強化繊維として、前記炭素繊維と同一方向
に配列されたガマトリクス樹脂を有したハイブリッドプ
リプレグであって、更に、有機繊維と、ガマトリクス樹
脂、炭素繊維及びガラス繊維とされる異種繊維とを、前
記炭素繊維及びガマトリクス樹脂と同一方向に配列した
ことを特徴とするハイブリッドプリプレグである。
このような本発明に係るハイブリッドプリプレグは、炭
素繊維を強化繊維として使用した一方向炭素繊維強化プ
リプレグと、前記炭素繊維と同一方向に配列されたガマ
トリクス樹脂を強化繊維として使用した一方向ガマトリ
クス樹脂強化プリプレグとによって、前記炭素繊維及び
ガマトリクス樹脂と同一方向に配列された、有機繊維と
、ガマトリクス樹脂、炭素繊維及びガラス繊維とされる
異種繊維とを挟持し、一体とすることを特徴とする製造
方法にて好適に製造され、特に、ドラムワインダを使用
して効率よく実現し得る。
素繊維を強化繊維として使用した一方向炭素繊維強化プ
リプレグと、前記炭素繊維と同一方向に配列されたガマ
トリクス樹脂を強化繊維として使用した一方向ガマトリ
クス樹脂強化プリプレグとによって、前記炭素繊維及び
ガマトリクス樹脂と同一方向に配列された、有機繊維と
、ガマトリクス樹脂、炭素繊維及びガラス繊維とされる
異種繊維とを挟持し、一体とすることを特徴とする製造
方法にて好適に製造され、特に、ドラムワインダを使用
して効率よく実現し得る。
つまり、本発明に係るハイブリッドプリプレグは、(a
)所定の直径を有したドラムの周面に、炭素繊維を強化
繊維として使用した一方向炭素繊維強化プリブレグを、
炭素繊維の配列方向がドラムの周方向に整列するように
して巻き付ける工程、(b)前記ドラムに巻き付けられ
た一方向炭素繊維強化プリプレグの周面上に、有機繊維
と、ガマトリクス樹脂、炭素繊維及びガラス繊維とされ
る異種繊維とを一定ピッチにて巻き付ける工程、(C)
前記ドラムに巻き付けた状態で、或は前記ドラムより外
した状態にて、更に、前記有機繊維及び異種繊維が整列
された一方向炭素繊維強化プリブレグの表面を覆って、
ガマトリクス樹脂を強化繊維として使用した他の一方向
ガマトリクス樹脂強化プリプレグを、ガマトリクス樹脂
の配列方向がドラムの周方向に整列するようにして重ね
合せる工程、を有することを特徴とする製造方法にて好
適に製造される。
)所定の直径を有したドラムの周面に、炭素繊維を強化
繊維として使用した一方向炭素繊維強化プリブレグを、
炭素繊維の配列方向がドラムの周方向に整列するように
して巻き付ける工程、(b)前記ドラムに巻き付けられ
た一方向炭素繊維強化プリプレグの周面上に、有機繊維
と、ガマトリクス樹脂、炭素繊維及びガラス繊維とされ
る異種繊維とを一定ピッチにて巻き付ける工程、(C)
前記ドラムに巻き付けた状態で、或は前記ドラムより外
した状態にて、更に、前記有機繊維及び異種繊維が整列
された一方向炭素繊維強化プリブレグの表面を覆って、
ガマトリクス樹脂を強化繊維として使用した他の一方向
ガマトリクス樹脂強化プリプレグを、ガマトリクス樹脂
の配列方向がドラムの周方向に整列するようにして重ね
合せる工程、を有することを特徴とする製造方法にて好
適に製造される。
更に、本発明の他の製造方法によれば、上記本発明に従
った構成の長尺のハイブリッドプリプレグが容易に製造
される。
った構成の長尺のハイブリッドプリプレグが容易に製造
される。
つまり、本発明に係る一つの製造方法は、−側にて強化
繊維として一方向に配列された該有機繊維及び異種繊維
にて強化繊維として、前記炭素繊維と同一方向に配列さ
れたガマトリクス樹脂との中に、有機繊維と、ガマトリ
クス樹脂、炭素繊維及びガラス繊維とされる異種繊維と
を、前記炭素繊維及びガマトリクス樹脂と同一方向に配
列した長尺のハイブリッドプリプレグの製造方法であっ
て、(a)有機繊維と前記異種繊維とを所定間隔に整に
添わせて連続的に供給すること、(b)前記有機繊維と
異種繊維とを挟持する態様で、炭素繊維及びガマトリク
ス樹脂がそれぞれ強化繊維として離型紙に保持された炭
素繊維強化プリプレグ及びガマトリクス樹脂強化プリプ
レグを、整列された前記有機繊維及び異種繊維の各側面
部からこれら繊維に添わせて連続的に供給すること、(
C)前記離型紙付炭素繊維強化プリプレグ、有機繊維、
異種繊維及び離型紙付ガマトリクス樹脂強化プリプレグ
を、前記離型紙付炭素繊維強化プリプレグ及び前記離型
紙付ガマトリクス樹脂強化プリプレグの合計厚みの0.
7〜0.8倍の厚みにまで押圧し、且つ前記炭素繊維強
化プリプレグ及び前記ガマトリクス樹脂強化プリプレグ
中のマトリクス樹脂の粘度が1000〜50000cp
となるまで加熱すること、を特徴とする長尺のハイブリ
ッドプリプレグの製造方法である。
繊維として一方向に配列された該有機繊維及び異種繊維
にて強化繊維として、前記炭素繊維と同一方向に配列さ
れたガマトリクス樹脂との中に、有機繊維と、ガマトリ
クス樹脂、炭素繊維及びガラス繊維とされる異種繊維と
を、前記炭素繊維及びガマトリクス樹脂と同一方向に配
列した長尺のハイブリッドプリプレグの製造方法であっ
て、(a)有機繊維と前記異種繊維とを所定間隔に整に
添わせて連続的に供給すること、(b)前記有機繊維と
異種繊維とを挟持する態様で、炭素繊維及びガマトリク
ス樹脂がそれぞれ強化繊維として離型紙に保持された炭
素繊維強化プリプレグ及びガマトリクス樹脂強化プリプ
レグを、整列された前記有機繊維及び異種繊維の各側面
部からこれら繊維に添わせて連続的に供給すること、(
C)前記離型紙付炭素繊維強化プリプレグ、有機繊維、
異種繊維及び離型紙付ガマトリクス樹脂強化プリプレグ
を、前記離型紙付炭素繊維強化プリプレグ及び前記離型
紙付ガマトリクス樹脂強化プリプレグの合計厚みの0.
7〜0.8倍の厚みにまで押圧し、且つ前記炭素繊維強
化プリプレグ及び前記ガマトリクス樹脂強化プリプレグ
中のマトリクス樹脂の粘度が1000〜50000cp
となるまで加熱すること、を特徴とする長尺のハイブリ
ッドプリプレグの製造方法である。
又、他の発明によれば、一側にて強化繊維として一方向
に配列された該有機繊維及び異種繊維にて強化繊維とし
て、前記炭素繊維と同一方向に配列されたガマトリクス
樹脂との中に、有機繊維と、ガマトリクス樹脂、炭素繊
維及びガラス繊維とされる異種繊維とを、前記炭素繊維
及びガマトリクス樹脂と同一方向に配列した長尺のハイ
ブリッドプリプレグの製造方法であって、(a)有機繊
維と前記異種繊維とを所定間隔に整に添わせて連続的に
供給すること、(b)開繊手段にて開繊した炭素繊維を
、整列された前記有機繊維及び異種繊維の一側へと、又
、開繊手段にて開繊したガマトリクス樹脂を、整列され
た前記有機繊維及び異種繊維の他側へと、両側から該有
機繊維及び異種繊維に添わせて連続的に供給すること、
(C)前記有機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガマトリ
クス樹脂を挟持する態様で、第1及び第2樹脂塗工紙を
前記有機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガマトリクス樹
脂に添わせて連続的に供給すること、(d)前記第1樹
脂塗工紙、有機繊維、異種繊維、炭素繊維、ガマトリク
ス樹脂及び第2樹脂塗工紙を加圧加熱して一体とし、前
記有機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガマトリクス樹脂
に前記第1及び第2樹脂塗工紙中のマトリクス樹脂を含
浸させること、を特徴とする長尺のハイブリッドプリプ
レグの製造方法が提供される。
に配列された該有機繊維及び異種繊維にて強化繊維とし
て、前記炭素繊維と同一方向に配列されたガマトリクス
樹脂との中に、有機繊維と、ガマトリクス樹脂、炭素繊
維及びガラス繊維とされる異種繊維とを、前記炭素繊維
及びガマトリクス樹脂と同一方向に配列した長尺のハイ
ブリッドプリプレグの製造方法であって、(a)有機繊
維と前記異種繊維とを所定間隔に整に添わせて連続的に
供給すること、(b)開繊手段にて開繊した炭素繊維を
、整列された前記有機繊維及び異種繊維の一側へと、又
、開繊手段にて開繊したガマトリクス樹脂を、整列され
た前記有機繊維及び異種繊維の他側へと、両側から該有
機繊維及び異種繊維に添わせて連続的に供給すること、
(C)前記有機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガマトリ
クス樹脂を挟持する態様で、第1及び第2樹脂塗工紙を
前記有機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガマトリクス樹
脂に添わせて連続的に供給すること、(d)前記第1樹
脂塗工紙、有機繊維、異種繊維、炭素繊維、ガマトリク
ス樹脂及び第2樹脂塗工紙を加圧加熱して一体とし、前
記有機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガマトリクス樹脂
に前記第1及び第2樹脂塗工紙中のマトリクス樹脂を含
浸させること、を特徴とする長尺のハイブリッドプリプ
レグの製造方法が提供される。
笈豊北
次に、本発明に係るハイブリッドプリプレグ及びその製
造方法について図面に即して更に詳しく説明する。
造方法について図面に即して更に詳しく説明する。
第1図に、本発明に係るハイブリッドプリプレグ1の一
実施例が示される。本実施例によると、ハイブリッドプ
リプレグ1は、−側に強化繊維として一方向に配列され
た炭素繊維2を有し、他側に、該炭素繊維と同一方向に
配列されたガマトリクス樹脂3を有し、更に、断る繊維
2.3中に、有機繊維6と、有機繊維6、炭素繊維2及
びガマトリクス樹脂3とは異なる無機繊維からなる異種
繊維8とが、炭素繊維2及びガマトリクス樹脂3と同一
方向に配に添わせて構成される。本実施例にて有機繊維
6と異種繊維8とは交互に配置されているが、有機繊維
6と異種繊維8との配置方法はこれに限定されるもので
はなく、所望に応じて任意の配置とし得る。
実施例が示される。本実施例によると、ハイブリッドプ
リプレグ1は、−側に強化繊維として一方向に配列され
た炭素繊維2を有し、他側に、該炭素繊維と同一方向に
配列されたガマトリクス樹脂3を有し、更に、断る繊維
2.3中に、有機繊維6と、有機繊維6、炭素繊維2及
びガマトリクス樹脂3とは異なる無機繊維からなる異種
繊維8とが、炭素繊維2及びガマトリクス樹脂3と同一
方向に配に添わせて構成される。本実施例にて有機繊維
6と異種繊維8とは交互に配置されているが、有機繊維
6と異種繊維8との配置方法はこれに限定されるもので
はなく、所望に応じて任意の配置とし得る。
又、有機繊維6及び異種繊維8は、第1図に図示される
ように、一方向繊維プリプレグ4の中央部に位置するの
が好ましいが、第2図のように僅かに中心部より偏って
配置されたとしても同等の作用効果を発揮し得る。
ように、一方向繊維プリプレグ4の中央部に位置するの
が好ましいが、第2図のように僅かに中心部より偏って
配置されたとしても同等の作用効果を発揮し得る。
更に、本発明によれば、ハイブリッドプリプレグ■中に
含まれる異種繊維8は、ガマトリクス樹脂以外の、例え
ばボロン繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素
繊維などとされる無機繊維とされる。無機繊維は、一種
類である必要はなく、複数種類の、例えば2.3種類の
互いに異なる繊維を含むことができる。例えば、第3図
には、異種繊維8として互いに異なる2種類の、例えば
ボロン繊維とアルミナ繊維といったような無機繊維8a
、8bを有する実施例が示される。
含まれる異種繊維8は、ガマトリクス樹脂以外の、例え
ばボロン繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素
繊維などとされる無機繊維とされる。無機繊維は、一種
類である必要はなく、複数種類の、例えば2.3種類の
互いに異なる繊維を含むことができる。例えば、第3図
には、異種繊維8として互いに異なる2種類の、例えば
ボロン繊維とアルミナ繊維といったような無機繊維8a
、8bを有する実施例が示される。
このように異種繊維8として複数種類の無機繊維8a、
8bを含む場合には、第3図のように、有機繊維6の間
に複数種類の無機繊維8a、8bを配置しても良く、又
、第4図に図示するように、有機繊維6を基準として複
数種類の無機繊維8a、8bを交互に配置するようにし
ても良い。斯る、異種繊維8(8a、8b)と有機繊維
6との配置関係は、上述したように所望に応じて任意に
選択されるであろう。
8bを含む場合には、第3図のように、有機繊維6の間
に複数種類の無機繊維8a、8bを配置しても良く、又
、第4図に図示するように、有機繊維6を基準として複
数種類の無機繊維8a、8bを交互に配置するようにし
ても良い。斯る、異種繊維8(8a、8b)と有機繊維
6との配置関係は、上述したように所望に応じて任意に
選択されるであろう。
本発明に使用される有機繊維6としては、ボリアリレー
ト繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維などが使用さ
れる。
ト繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維などが使用さ
れる。
又、本発明に使用される有機繊維6、更には、アルミナ
繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維などの無機繊維とさ
れる異種繊維8は、繊維径、即ち、モノフィラメントの
径(d)は5〜50umと小さいため、第5図に図示す
るようにモノフィラメントfを多数本束ねたストランド
(繊維束)の形態にて使用される。
繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維などの無機繊維とさ
れる異種繊維8は、繊維径、即ち、モノフィラメントの
径(d)は5〜50umと小さいため、第5図に図示す
るようにモノフィラメントfを多数本束ねたストランド
(繊維束)の形態にて使用される。
従って、このようなストランドの形態とされる場合の有
機繊維6及び異種繊維8の繊維径としては、本明細書で
は、次式で示される換算径D0を使用する。
機繊維6及び異種繊維8の繊維径としては、本明細書で
は、次式で示される換算径D0を使用する。
D o = FW−d
n:収束本数
d:繊維径
又、断るストランドを有機繊維6及び異種繊維8として
使用した場合には、撚りの有無に拘らず、第6図に図示
されるように、ハイブリッドプリプレグ1の中において
換算径り。を有した円形断面の形態で存在することはな
く、通常、偏平に変形された状態とされるであろう。従
って、上述したように異種繊維8として繊維径の大きい
な無機繊維、例えば繊維径が50〜150μmとされる
ボロン繊維などを使用した場合と同様の厚さ(T)を有
したハイブリッドプリプレグ1を製造するには、ストラ
ンドの形態で使用される有機繊維6及び異種繊維8の繊
維径、即ち、換算径D0は最小30μm、最大500L
Lmとされ、通常50〜400μmとされるのが好適で
ある。
使用した場合には、撚りの有無に拘らず、第6図に図示
されるように、ハイブリッドプリプレグ1の中において
換算径り。を有した円形断面の形態で存在することはな
く、通常、偏平に変形された状態とされるであろう。従
って、上述したように異種繊維8として繊維径の大きい
な無機繊維、例えば繊維径が50〜150μmとされる
ボロン繊維などを使用した場合と同様の厚さ(T)を有
したハイブリッドプリプレグ1を製造するには、ストラ
ンドの形態で使用される有機繊維6及び異種繊維8の繊
維径、即ち、換算径D0は最小30μm、最大500L
Lmとされ、通常50〜400μmとされるのが好適で
ある。
例えば、繊維径dが23μmとされるボリアリレート繊
維のような有機繊維6は、300本収束することにより
換算径D0は398μmとされ、又、繊維径dが10μ
mとされるアルミナ繊維8は、500本収束することに
より換算径り。は224μmとされ、第6図に図示され
るようなハイブリッドプリプレグ1を製造することがで
きる。
維のような有機繊維6は、300本収束することにより
換算径D0は398μmとされ、又、繊維径dが10μ
mとされるアルミナ繊維8は、500本収束することに
より換算径り。は224μmとされ、第6図に図示され
るようなハイブリッドプリプレグ1を製造することがで
きる。
本発明に従って構成されるハイブリッドプリプレグ1は
、種々の方法にて製造し得るが、特に、強化繊維として
炭素繊維を使用した一方向炭素繊維強化プリプレグと、
該炭素繊維と同一方向に配列されたガマトリクス樹脂を
強化繊維として使用した一方向ガマトリクス樹脂強化プ
リプレグとの間に、有機繊維及び異種繊維を炭素繊維及
びガマトリクス樹脂と同一方向に所定の間隔にて配列し
、押圧及び/又は加熱することにより一体とすることに
よって極めて好適に製造される。
、種々の方法にて製造し得るが、特に、強化繊維として
炭素繊維を使用した一方向炭素繊維強化プリプレグと、
該炭素繊維と同一方向に配列されたガマトリクス樹脂を
強化繊維として使用した一方向ガマトリクス樹脂強化プ
リプレグとの間に、有機繊維及び異種繊維を炭素繊維及
びガマトリクス樹脂と同一方向に所定の間隔にて配列し
、押圧及び/又は加熱することにより一体とすることに
よって極めて好適に製造される。
更に説明すると、第7図に図示するように、離型紙10
Aに保持された、繊維径が5〜30μmとされる炭素繊
維2を有した炭素繊維強化プリプレグ4Aの上に、該炭
素繊維強化プリプレグ4Aの炭素繊維2の配列方向と同
方向に配列された、繊維径が50〜500umとされる
有機繊維6及び異種繊維8を配置し、更に、該有機繊維
6及び異種繊維8を挟持する態様で、離型紙10Bに保
持された繊維径が5〜30μmとされるガマトリクス樹
脂3を有したガマトリクス樹脂強化プリプレグ4Bを重
ね合せ、前記炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマトリ
クス樹脂強化プリプレグ4Bを互いの方へと押圧及び/
又は加熱することにより炭素繊維強化プリプレグ4A、
有機繊維6及び異種繊維8、並びにガマトリクス樹脂強
化プリプレグ4Bは一体に接合されて、第1図〜第4図
、第6図などに図示するような本発明に従ったハイブリ
ッドプリプレグ1が形成される。
Aに保持された、繊維径が5〜30μmとされる炭素繊
維2を有した炭素繊維強化プリプレグ4Aの上に、該炭
素繊維強化プリプレグ4Aの炭素繊維2の配列方向と同
方向に配列された、繊維径が50〜500umとされる
有機繊維6及び異種繊維8を配置し、更に、該有機繊維
6及び異種繊維8を挟持する態様で、離型紙10Bに保
持された繊維径が5〜30μmとされるガマトリクス樹
脂3を有したガマトリクス樹脂強化プリプレグ4Bを重
ね合せ、前記炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマトリ
クス樹脂強化プリプレグ4Bを互いの方へと押圧及び/
又は加熱することにより炭素繊維強化プリプレグ4A、
有機繊維6及び異種繊維8、並びにガマトリクス樹脂強
化プリプレグ4Bは一体に接合されて、第1図〜第4図
、第6図などに図示するような本発明に従ったハイブリ
ッドプリプレグ1が形成される。
炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマトリクス樹脂強化
プリプレグ4Bの強化繊維としての炭素繊維2及びガマ
トリクス樹脂3は、通常、繊維径は、上述のように、5
〜30ALmとされるが、好ましくは6〜12μmとさ
れる。
プリプレグ4Bの強化繊維としての炭素繊維2及びガマ
トリクス樹脂3は、通常、繊維径は、上述のように、5
〜30ALmとされるが、好ましくは6〜12μmとさ
れる。
マトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、フェノール樹脂などの熱硬化性マトリクス樹脂が使
用可能である。又、更に、硬化温度が50〜500℃と
なるように硬化剤その他の付与剤、例えば可撓性付与剤
などが適当に添加される。
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、フェノール樹脂などの熱硬化性マトリクス樹脂が使
用可能である。又、更に、硬化温度が50〜500℃と
なるように硬化剤その他の付与剤、例えば可撓性付与剤
などが適当に添加される。
好ましい一例を挙げれば、マトリクス樹脂としてはエポ
キシ樹脂が好ましく、使用可能のエポキシ樹脂としては
、例えば、(1)グリシジルエーテル系エポキシ樹脂(
ビスフェノールA、F、S系エポキシ樹脂、ノボラック
系エポキシ樹脂、臭素化ビスフェノールA系エポキシ樹
脂);(2)31!J式脂肪族エポキシ樹脂: (3)
グリシジルエステル系エポキシ樹脂; (4)グリシジ
ルアミン系エポキシ樹脂; (5)複素環式エポキシ樹
脂:その他種々のエポキシ樹脂から選択される1種又は
複数種が使用され、特に、ビスフェノルA、F、Sグリ
シジルアミン系エポキシ樹脂が好適に使用される。又、
硬化剤としてはジアミノフェニルスルフォン(DDS)
、ジアミノジフェニルメタン(DDM)などが好適に使
用される。
キシ樹脂が好ましく、使用可能のエポキシ樹脂としては
、例えば、(1)グリシジルエーテル系エポキシ樹脂(
ビスフェノールA、F、S系エポキシ樹脂、ノボラック
系エポキシ樹脂、臭素化ビスフェノールA系エポキシ樹
脂);(2)31!J式脂肪族エポキシ樹脂: (3)
グリシジルエステル系エポキシ樹脂; (4)グリシジ
ルアミン系エポキシ樹脂; (5)複素環式エポキシ樹
脂:その他種々のエポキシ樹脂から選択される1種又は
複数種が使用され、特に、ビスフェノルA、F、Sグリ
シジルアミン系エポキシ樹脂が好適に使用される。又、
硬化剤としてはジアミノフェニルスルフォン(DDS)
、ジアミノジフェニルメタン(DDM)などが好適に使
用される。
又、本発明のハイブリッドにおける炭素繊維、ガマトリ
クス樹脂、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹脂の配合
割合は任意に調整し得るが、一般に、重量%で、炭素繊
維ニガマトリクス樹脂:有機繊維:異種繊維:マトリク
ス樹脂=(15〜40):(15〜40): (1〜2
0): (5〜30)(20〜50)とされるであろう
。又、本発明に従えば、プリプレグの厚さ(T)は、使
用される有機繊維及び異種繊維の繊維径によって種々に
作製し得るが、通常80〜200um程度とされるであ
ろう。
クス樹脂、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹脂の配合
割合は任意に調整し得るが、一般に、重量%で、炭素繊
維ニガマトリクス樹脂:有機繊維:異種繊維:マトリク
ス樹脂=(15〜40):(15〜40): (1〜2
0): (5〜30)(20〜50)とされるであろう
。又、本発明に従えば、プリプレグの厚さ(T)は、使
用される有機繊維及び異種繊維の繊維径によって種々に
作製し得るが、通常80〜200um程度とされるであ
ろう。
更に、本発明に従ったハイブリッドプリプレグは、第8
図に図示される方法にても製造し得る。
図に図示される方法にても製造し得る。
つまり、マトリクス樹脂12Aが塗布された第1の塗工
紙14A上に炭素繊維2、ガマトリクス樹脂3、有機繊
維6及び異種繊維8を所定間隔及び所定配置にて配列し
、次いで、この各種強化繊維2.3.6.8を覆って、
マトリクス樹脂12Bが塗布された第2の塗工紙14B
を重ね合せ、その後、両塗工紙14A、14Bを加圧加
熱することにより、本発明に係るハイブリッドプリプレ
グ1が製造される。
紙14A上に炭素繊維2、ガマトリクス樹脂3、有機繊
維6及び異種繊維8を所定間隔及び所定配置にて配列し
、次いで、この各種強化繊維2.3.6.8を覆って、
マトリクス樹脂12Bが塗布された第2の塗工紙14B
を重ね合せ、その後、両塗工紙14A、14Bを加圧加
熱することにより、本発明に係るハイブリッドプリプレ
グ1が製造される。
更に、本発明に係るハイブリッドプリプレグlは、ドラ
ムワインダにて極めて好適に製造し得る。
ムワインダにて極めて好適に製造し得る。
つまり、第9図において、所定の直径を有したドラム2
0の周面に、第7図に図示するような、離型紙10A上
に保持された、強化繊維として炭素繊維2を使用した一
方向炭素繊維強化プリプレグ4Aを巻き付ける。このと
き、炭素繊維2の配列方向はドラム20の周方向に整列
するようにされる。次いで、前記ドラム20には、ボビ
ン24から有機繊維6及び異種繊維8がトラバース装置
26を介して供給され、前記ドラム20上に、つまり、
該ドラムに巻き付けられた炭素繊維強化プリプレグ4A
の上に、一定ピツチにて巻き付けられる。
0の周面に、第7図に図示するような、離型紙10A上
に保持された、強化繊維として炭素繊維2を使用した一
方向炭素繊維強化プリプレグ4Aを巻き付ける。このと
き、炭素繊維2の配列方向はドラム20の周方向に整列
するようにされる。次いで、前記ドラム20には、ボビ
ン24から有機繊維6及び異種繊維8がトラバース装置
26を介して供給され、前記ドラム20上に、つまり、
該ドラムに巻き付けられた炭素繊維強化プリプレグ4A
の上に、一定ピツチにて巻き付けられる。
次に、有機繊維6及び異種繊維8が整列された一方向炭
素繊維強化プリプレグ4Aの表面を覆って、第7図に図
示されるように、離型紙10Bに保持された一方向ガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bが、繊維方向が周方向
に整列するようにして、ドラム20の表面に重ねられ、
有機繊維6及び異種繊維8を挟持した態様で前記炭素繊
維強化プリプレグ4Aと接合され、本発明に従った構成
のハイブリッドプリプレグ1が形成される。
素繊維強化プリプレグ4Aの表面を覆って、第7図に図
示されるように、離型紙10Bに保持された一方向ガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bが、繊維方向が周方向
に整列するようにして、ドラム20の表面に重ねられ、
有機繊維6及び異種繊維8を挟持した態様で前記炭素繊
維強化プリプレグ4Aと接合され、本発明に従った構成
のハイブリッドプリプレグ1が形成される。
なお、別法としては、炭素繊維強化プリプレグ4Bは、
炭素繊維強化プリプレグ4Aの上に有機繊維6及び異種
繊維8を配列したものをドラムより取り外した後に重ね
合せ、そして必要に応じて、ホットローラなどの間を通
すようにすることもできる。
炭素繊維強化プリプレグ4Aの上に有機繊維6及び異種
繊維8を配列したものをドラムより取り外した後に重ね
合せ、そして必要に応じて、ホットローラなどの間を通
すようにすることもできる。
使用した炭素繊維強化プリプレグ4Aは、離型紙10A
の上に厚み65μmにて形成されたものであった。強化
繊維としての炭素繊維2は、繊維径が6.5μmとされ
るPAN系の炭素繊維(東し株式会社製:商品名rM4
0J)を使用し、マトリクス樹脂はエポキシ樹脂を使用
した。又、マトリクス樹脂の含有量は33重量%であっ
た。
の上に厚み65μmにて形成されたものであった。強化
繊維としての炭素繊維2は、繊維径が6.5μmとされ
るPAN系の炭素繊維(東し株式会社製:商品名rM4
0J)を使用し、マトリクス樹脂はエポキシ樹脂を使用
した。又、マトリクス樹脂の含有量は33重量%であっ
た。
一方、使用したガマトリクス樹脂強化プリプレグ4Bは
、離型紙10Bの上に厚み70μmにて形成されたもの
であった。強化繊維としてのガマトリクス樹脂3は、繊
維径が13μmとされるEガラスを800本収束したも
のを使用し、マトリクス樹脂はエポキシ樹脂を使用した
。又、マトリクス樹脂の含有量は33重量%であった。
、離型紙10Bの上に厚み70μmにて形成されたもの
であった。強化繊維としてのガマトリクス樹脂3は、繊
維径が13μmとされるEガラスを800本収束したも
のを使用し、マトリクス樹脂はエポキシ樹脂を使用した
。又、マトリクス樹脂の含有量は33重量%であった。
有機繊維6としては、繊維径23μmのボリアリレート
繊維(ペクトラン)300フイラメントを収束したもの
を使用し、異種繊維8としては、繊維径15μmの炭化
珪素繊維500フイラメントを収束したものを使用し、
有機繊維6と異種繊維8とは2mmの間隔となるように
配置した。
繊維(ペクトラン)300フイラメントを収束したもの
を使用し、異種繊維8としては、繊維径15μmの炭化
珪素繊維500フイラメントを収束したものを使用し、
有機繊維6と異種繊維8とは2mmの間隔となるように
配置した。
このようにして製造したハイブリッドプリプレグ1は、
幅300mm、長さ1.7m、厚さ(T)179μmの
ハイブリッドプリプレグが得られた。本実施例のハイブ
リッドプリプレグにおける炭素繊維、ガマトリクス樹脂
、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹脂の配合割合は、
重量%で、炭素繊維ニガマトリクス樹脂:有機繊維:異
種繊維:マトリクス樹脂=21 :27:13:16:
23であった。
幅300mm、長さ1.7m、厚さ(T)179μmの
ハイブリッドプリプレグが得られた。本実施例のハイブ
リッドプリプレグにおける炭素繊維、ガマトリクス樹脂
、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹脂の配合割合は、
重量%で、炭素繊維ニガマトリクス樹脂:有機繊維:異
種繊維:マトリクス樹脂=21 :27:13:16:
23であった。
又、このようなハイブリッドプリプレグの機械的強度な
どを測定したが、本発明に係るハイブリッドプリプレグ
1は、厚みが薄いにち拘らず圧縮強度及び弾性率共に、
第12図に示す従来のハイブリッドプリプレグより優れ
ており、特にゴルフシャフトなどに使用した場合におい
ては機械的強度、飛距離を低下させることなく、耐衝撃
性が飛躍的に改善され、美感的にも好ましいものであっ
た。更に、成形加工性も優れたものであった。
どを測定したが、本発明に係るハイブリッドプリプレグ
1は、厚みが薄いにち拘らず圧縮強度及び弾性率共に、
第12図に示す従来のハイブリッドプリプレグより優れ
ており、特にゴルフシャフトなどに使用した場合におい
ては機械的強度、飛距離を低下させることなく、耐衝撃
性が飛躍的に改善され、美感的にも好ましいものであっ
た。更に、成形加工性も優れたものであった。
第1表に、有機繊維6及び異種繊維8の種類を変えて上
記方法に従って製造したハイブリッドプリプレグと、そ
の評価結果を示す。
記方法に従って製造したハイブリッドプリプレグと、そ
の評価結果を示す。
次に、長尺の本発明に係るハイブリッドプリプレグ1の
製造方法を図面を参照して説明する。
製造方法を図面を参照して説明する。
第10図に本発明に係る長尺のハイブリッドプリプレグ
1の製造方法を実施するための製造装置の一実施例が図
示される。
1の製造方法を実施するための製造装置の一実施例が図
示される。
本実施例にて、強化繊維としてそれぞれ炭素繊維2及び
ガマトリクス樹脂3を使用した炭素繊維強化プリプレグ
4A及びガマトリクス樹脂強化プリプレグ4Bが離型紙
10A、IOBに保持された状態にて、巻ロールの形態
でアンワインダ(巻出し部)32A、32Bに取付けら
れている。該巻出し部32A、32Bから引き出された
離型紙付炭素繊維強化プリプレグ4A及び離型紙付ガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bはプレスロール34A
、34Bの間へと送給される。
ガマトリクス樹脂3を使用した炭素繊維強化プリプレグ
4A及びガマトリクス樹脂強化プリプレグ4Bが離型紙
10A、IOBに保持された状態にて、巻ロールの形態
でアンワインダ(巻出し部)32A、32Bに取付けら
れている。該巻出し部32A、32Bから引き出された
離型紙付炭素繊維強化プリプレグ4A及び離型紙付ガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bはプレスロール34A
、34Bの間へと送給される。
一方、有機繊維6及び異種繊維8は、−平面内にて平行
に所定の間隔にて配列された状態にてプレスロール34
A、34Bの間に供給されており、従って、巻出し部3
2A、32Bから、引き出前型紙付ガマトリクス樹脂強
化プリプレグ4Bは、平面状に配列された有機繊維6及
び異種繊維8の各側面部から、有機繊維6及び異種繊維
8を間に挟持した態様にて、該有機繊維6及び異種繊維
8に添ってプレスロール34A、34Bの間を通ること
となる。
に所定の間隔にて配列された状態にてプレスロール34
A、34Bの間に供給されており、従って、巻出し部3
2A、32Bから、引き出前型紙付ガマトリクス樹脂強
化プリプレグ4Bは、平面状に配列された有機繊維6及
び異種繊維8の各側面部から、有機繊維6及び異種繊維
8を間に挟持した態様にて、該有機繊維6及び異種繊維
8に添ってプレスロール34A、34Bの間を通ること
となる。
炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマトリクス樹脂強化
プリプレグ4Bは、有機繊維6及び異種繊維8を挟み込
むようにしてプレスロール34A、34Bを通った後、
引き続いて、ホットプレート36及び第2段目のプレス
ロール38A、38Bへと通される。この過程で有機繊
維6及び異種繊維8は両繊維強化プリプレグ4A、4B
内へと埋没して含浸され、該両繊維強化プリプレグ4A
、4B並びに有機繊維6及び異種繊維8が一体となった
ハイブリッドの繊維強化複合樹脂層4が形成される。
プリプレグ4Bは、有機繊維6及び異種繊維8を挟み込
むようにしてプレスロール34A、34Bを通った後、
引き続いて、ホットプレート36及び第2段目のプレス
ロール38A、38Bへと通される。この過程で有機繊
維6及び異種繊維8は両繊維強化プリプレグ4A、4B
内へと埋没して含浸され、該両繊維強化プリプレグ4A
、4B並びに有機繊維6及び異種繊維8が一体となった
ハイブリッドの繊維強化複合樹脂層4が形成される。
次いで、該ハイブリッド繊維強化複合樹脂層4を挟持し
た両前型紙はコールドプレートなどの50によって、本
実施例では上側の離型紙10Bのみが繊維強化複合樹脂
層4がら剥離される。下側の離型紙10A上に付着して
いる繊維強化複合樹脂層4の表面には、アンワインダ5
2から供給されるカバーフィルム54が貼着され、その
後ハイブリッドプリプレグ製品としてワインダ56に巻
取られる。
た両前型紙はコールドプレートなどの50によって、本
実施例では上側の離型紙10Bのみが繊維強化複合樹脂
層4がら剥離される。下側の離型紙10A上に付着して
いる繊維強化複合樹脂層4の表面には、アンワインダ5
2から供給されるカバーフィルム54が貼着され、その
後ハイブリッドプリプレグ製品としてワインダ56に巻
取られる。
本実施例の製造法に従えば、上記構成の製造装置にて、
プレスロール34A、34B及び/又は38A、38B
の間隔は、離型紙付炭素繊維強化プリプレグ4A及びガ
マトリクス樹脂強化プリプレグ4Bの合計厚みの0.7
〜0.8倍の厚みに設定され、又、ホットプレート36
は、前記第1及び第2炭素繊維強化プリプレグ4A及び
ガマトリクス樹脂強化プリプレグ4B中のマトリクス樹
脂の粘度が1000〜50000cpとなるように該炭
素繊維強化プリプレグ4A及びガマトリクス樹脂強化1
2ノブレグ4Bを加熱する。これによって、有機繊維6
及び異種繊維8は炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bのマトリクス樹脂層内
へと極めて好適に埋没して含浸され、炭素繊維強化プリ
プレグ4A及びガマトリクス樹脂強化プリプレグ4B、
並びに有機繊維6及び異種繊維8が一体とされることが
分かった。斯る設定条件を外れた場合には、有機繊維6
及び異種繊維8が炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bの中心部へと進入する
のが好適に行われず、又、炭素繊維2、ガマトリクス樹
脂3、有機繊維6及び異種繊維8の長手方向への整列に
乱れが生じたり、更には、炭素繊維プリプレグ4A及び
ガマトリクス樹脂強化プリプレグ4Bの接合界面が十分
に融合せず、後でこの接合界面に剥離が見受けられるこ
とがあった。
プレスロール34A、34B及び/又は38A、38B
の間隔は、離型紙付炭素繊維強化プリプレグ4A及びガ
マトリクス樹脂強化プリプレグ4Bの合計厚みの0.7
〜0.8倍の厚みに設定され、又、ホットプレート36
は、前記第1及び第2炭素繊維強化プリプレグ4A及び
ガマトリクス樹脂強化プリプレグ4B中のマトリクス樹
脂の粘度が1000〜50000cpとなるように該炭
素繊維強化プリプレグ4A及びガマトリクス樹脂強化1
2ノブレグ4Bを加熱する。これによって、有機繊維6
及び異種繊維8は炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bのマトリクス樹脂層内
へと極めて好適に埋没して含浸され、炭素繊維強化プリ
プレグ4A及びガマトリクス樹脂強化プリプレグ4B、
並びに有機繊維6及び異種繊維8が一体とされることが
分かった。斯る設定条件を外れた場合には、有機繊維6
及び異種繊維8が炭素繊維強化プリプレグ4A及びガマ
トリクス樹脂強化プリプレグ4Bの中心部へと進入する
のが好適に行われず、又、炭素繊維2、ガマトリクス樹
脂3、有機繊維6及び異種繊維8の長手方向への整列に
乱れが生じたり、更には、炭素繊維プリプレグ4A及び
ガマトリクス樹脂強化プリプレグ4Bの接合界面が十分
に融合せず、後でこの接合界面に剥離が見受けられるこ
とがあった。
上記実施例の製造装置にて、長尺の本発明に係るハイブ
リッドプリプレグが連続的に効率よく製造される。
リッドプリプレグが連続的に効率よく製造される。
上記実施例の製造方法を更に具体的に数値を挙げてその
一実施例を説明すると次の通りである。
一実施例を説明すると次の通りである。
強化繊維として炭素繊維2を使用した炭素繊維強化プリ
プレグ4Aは、厚さ120μmの離型紙10Aの上に厚
み65μmにて形成されたものであった。炭素繊維2は
、繊維径が6.5μmとされるPAN系の炭素繊維(東
し株式会社製:商品名rM40J)を使用し、マトリク
ス樹脂はエポキシ樹脂を使用した。又、該プリプレグに
おけるマトリクス樹脂の含有量は35重量%であった。
プレグ4Aは、厚さ120μmの離型紙10Aの上に厚
み65μmにて形成されたものであった。炭素繊維2は
、繊維径が6.5μmとされるPAN系の炭素繊維(東
し株式会社製:商品名rM40J)を使用し、マトリク
ス樹脂はエポキシ樹脂を使用した。又、該プリプレグに
おけるマトリクス樹脂の含有量は35重量%であった。
一方、強化繊維としてガマトリクス樹脂3を使用したガ
マトリクス樹脂強化プリプレグ4Bは、厚さ120μm
の離型紙10Bの上に厚み70LLmにて形成されたも
のであった。ガマトリクス樹脂3は、繊維径が13um
とされるEガラスを800本収束したものを使用し、マ
トリクス樹脂はエポキシ樹脂を使用した。又、該プリプ
レグにおけるマトリクス樹脂の含有量は33重量%であ
った。
マトリクス樹脂強化プリプレグ4Bは、厚さ120μm
の離型紙10Bの上に厚み70LLmにて形成されたも
のであった。ガマトリクス樹脂3は、繊維径が13um
とされるEガラスを800本収束したものを使用し、マ
トリクス樹脂はエポキシ樹脂を使用した。又、該プリプ
レグにおけるマトリクス樹脂の含有量は33重量%であ
った。
有機繊維6としては、繊維径23μmのボリアリレート
繊維(ペクトラン)300フイラメントを収束したもの
を使用し、異種繊維8としては、繊維径10umの炭化
珪素繊維にカロン)500フイラメントを収束したもの
を使用し、有うに配置した。
繊維(ペクトラン)300フイラメントを収束したもの
を使用し、異種繊維8としては、繊維径10umの炭化
珪素繊維にカロン)500フイラメントを収束したもの
を使用し、有うに配置した。
プレスロール34A、34B及び38A、38Bの間隔
は300μmとされ、離型紙付炭素繊維強化プリプレグ
4A及び離型紙付ガマトリクス樹脂強化プリプレグ4B
の合計厚みの0.8倍の厚みに設定された。又、ホット
プレート36は100℃に加熱されており、炭素繊維強
化プリプレグ4A及びガマトリクス樹脂強化プリプレグ
4B中のマトリクス樹脂の粘度は2000cpとなって
いた。
は300μmとされ、離型紙付炭素繊維強化プリプレグ
4A及び離型紙付ガマトリクス樹脂強化プリプレグ4B
の合計厚みの0.8倍の厚みに設定された。又、ホット
プレート36は100℃に加熱されており、炭素繊維強
化プリプレグ4A及びガマトリクス樹脂強化プリプレグ
4B中のマトリクス樹脂の粘度は2000cpとなって
いた。
このようにして幅300mmの長尺のハイブリッドプリ
プレグ1を製造速度3m/分にて連続して製造すること
ができた。
プレグ1を製造速度3m/分にて連続して製造すること
ができた。
本実施例のハイブリッドプリプレグにおける炭素繊維、
ガマトリクス樹脂、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹
脂の配合割合は、重量%で、炭素繊維ニガマトリクス樹
脂:有機繊維:異種繊維:マトリクス樹脂=21:27
:13:16:23であった。
ガマトリクス樹脂、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹
脂の配合割合は、重量%で、炭素繊維ニガマトリクス樹
脂:有機繊維:異種繊維:マトリクス樹脂=21:27
:13:16:23であった。
又、このようなハイブリッドプリプレグの機械リッドプ
リプレグは、厚みが薄いにも拘らず圧縮強度及び弾性率
共に、第12図に示す従来のハイブリッドプリプレグよ
り優れており、特にゴルフシャフトなどに使用した場合
においては機械的強度、飛距離を低下させることなく、
耐衝撃性が飛躍的に改善され、美感的にも好ましいもの
であった。更に、成形加工性にも優れていた。
リプレグは、厚みが薄いにも拘らず圧縮強度及び弾性率
共に、第12図に示す従来のハイブリッドプリプレグよ
り優れており、特にゴルフシャフトなどに使用した場合
においては機械的強度、飛距離を低下させることなく、
耐衝撃性が飛躍的に改善され、美感的にも好ましいもの
であった。更に、成形加工性にも優れていた。
第11図は、長尺のハイブリッドプリプレグ1を製造す
るための他の実施例を示す。
るための他の実施例を示す。
本実施例にて、有機繊維6及び異種繊維8は、−平面内
にて平行に所定の間隔にて配列された状態にてプレスロ
ール34A、34Bの間に供給され、一方、本実施例で
強化繊維として使用される炭素繊維2は、一連の開繊バ
ーなどとされる開繊手段60にて開繊され、次いで、該
開繊された炭素繊維2は整列された前記有機繊維6及び
異種繊維8の一つの側から前記有機繊維6及び異種繊維
8に添わせてプレスロール34A、34Bの間へと連続
的に供給される。同時に、強化繊維として使用されるガ
マトリクス樹脂3が、一連の開繊バーなどとされる開繊
手段60にて開繊され、次いで、該開繊されたガマトリ
クス樹脂3は整列された前記有機繊維及び異種繊維8の
他の側から前記有機繊維6及び異種繊維8に添わせてプ
レスロール34A、34Bの間へと連続的に供給される
。
にて平行に所定の間隔にて配列された状態にてプレスロ
ール34A、34Bの間に供給され、一方、本実施例で
強化繊維として使用される炭素繊維2は、一連の開繊バ
ーなどとされる開繊手段60にて開繊され、次いで、該
開繊された炭素繊維2は整列された前記有機繊維6及び
異種繊維8の一つの側から前記有機繊維6及び異種繊維
8に添わせてプレスロール34A、34Bの間へと連続
的に供給される。同時に、強化繊維として使用されるガ
マトリクス樹脂3が、一連の開繊バーなどとされる開繊
手段60にて開繊され、次いで、該開繊されたガマトリ
クス樹脂3は整列された前記有機繊維及び異種繊維8の
他の側から前記有機繊維6及び異種繊維8に添わせてプ
レスロール34A、34Bの間へと連続的に供給される
。
又、離型紙10Aにマトリクス樹脂12Aが塗布されて
形成された第1樹脂塗工紙14Aが、巻ロールの形態で
アンワインダ(巻出し部)32Aに取付けられ、同様に
、離型紙10Bにマトリクス樹脂12Bが塗布されて形
成された第2樹脂塗工紙14Bが、巻ロールの形態でア
ンワインダ(巻出し部)32Bに取付けられている。
形成された第1樹脂塗工紙14Aが、巻ロールの形態で
アンワインダ(巻出し部)32Aに取付けられ、同様に
、離型紙10Bにマトリクス樹脂12Bが塗布されて形
成された第2樹脂塗工紙14Bが、巻ロールの形態でア
ンワインダ(巻出し部)32Bに取付けられている。
該巻出し部32A、32Bから引き出された樹脂塗工紙
14A、14Bは、有機繊維6、異種繊維8、炭素繊維
2及びガマトリクス樹脂3を挟持する態様で、プレスロ
ール34A、34Bの間へと送給される。
14A、14Bは、有機繊維6、異種繊維8、炭素繊維
2及びガマトリクス樹脂3を挟持する態様で、プレスロ
ール34A、34Bの間へと送給される。
従って、巻出し部32A、32Bから引き出された樹脂
塗工紙14A、14Bは、有機繊維6、異種繊維8、炭
素繊維2及びガマトリクス樹脂3を間に挟持した態様に
て、該有機繊維6、異種繊維8、炭素繊維2及びガマト
リクス樹脂3に添ってプレスロール34A、34Bの間
を通ることとなる。
塗工紙14A、14Bは、有機繊維6、異種繊維8、炭
素繊維2及びガマトリクス樹脂3を間に挟持した態様に
て、該有機繊維6、異種繊維8、炭素繊維2及びガマト
リクス樹脂3に添ってプレスロール34A、34Bの間
を通ることとなる。
第1及び第2樹脂塗工紙14A、14Bは、有機繊維6
、異種繊維8、炭素繊維2及びガマトリクス樹脂3を挟
み込むようにしてプレスロール34A、34Bを通った
後、引き続いて、ホットプレート36及び第2段目のプ
レスロール38A、38Bへと通される。この過程で有
機繊維6、異種繊維8、炭素繊維2及びガマトリクス樹
脂3は、第1及び第2樹脂塗工紙14A、14Bのマト
リクス樹脂12A、12B内へと埋没して含浸され、マ
トリクス樹脂12A、12B、炭素繊維2、ガマトリク
ス樹脂3、有機繊維6及び異種繊維8が一体となったハ
イブリッド、の繊維強化複合樹脂層4が形成される。
、異種繊維8、炭素繊維2及びガマトリクス樹脂3を挟
み込むようにしてプレスロール34A、34Bを通った
後、引き続いて、ホットプレート36及び第2段目のプ
レスロール38A、38Bへと通される。この過程で有
機繊維6、異種繊維8、炭素繊維2及びガマトリクス樹
脂3は、第1及び第2樹脂塗工紙14A、14Bのマト
リクス樹脂12A、12B内へと埋没して含浸され、マ
トリクス樹脂12A、12B、炭素繊維2、ガマトリク
ス樹脂3、有機繊維6及び異種繊維8が一体となったハ
イブリッド、の繊維強化複合樹脂層4が形成される。
次いで、該ハイブリッド繊維強化複合樹脂層4を挟持し
た両前型紙はコールドプレートなどの冷却手段(図示せ
ず)で冷却した後、ワインダ50L7上って、太車施伶
1でC士ト化11の窮仔只紙10Bのみが繊維強化複合
樹脂層4から剥離される。下側離型紙10A上に付着し
ている繊維強化複合樹脂層4の表面には、アンワインダ
52から供給されるカバーフィルム54が貼着され、そ
の後ハイブリッドプリプレグ製品としてワインダ56に
巻取られる。
た両前型紙はコールドプレートなどの冷却手段(図示せ
ず)で冷却した後、ワインダ50L7上って、太車施伶
1でC士ト化11の窮仔只紙10Bのみが繊維強化複合
樹脂層4から剥離される。下側離型紙10A上に付着し
ている繊維強化複合樹脂層4の表面には、アンワインダ
52から供給されるカバーフィルム54が貼着され、そ
の後ハイブリッドプリプレグ製品としてワインダ56に
巻取られる。
本実施例に従えば、上記構成の製造装置にて、プレスロ
ール34A、34B及び/又は38A、38Bの間隔は
、第1及び第2樹脂塗工紙14A、14Bの合計厚みの
0.7〜0.8倍の厚みに設定され、又、ホットプレー
ト36は、前記第1及び第2樹脂塗工紙14A、14B
中のマトリクス樹脂12の粘度がi ooo〜5000
0cpとなるように該第1及び第2樹脂塗工紙14A、
14Bを加熱するのが好ましい。これによって、有機繊
維6、異種繊維8、炭素繊維2及びガマトリクス樹脂3
は第1及び第2樹脂塗工紙14A、14Bのマトリクス
樹脂12A112B内へと極めて好適に埋没して含浸さ
れ、第1乃び第2樹脂塗T紙14A、14Bのマトリク
ス樹脂12A、12B、炭素繊維2、ガマトリクス樹脂
3、有機繊維6及び異種繊維8が一体とされる。
ール34A、34B及び/又は38A、38Bの間隔は
、第1及び第2樹脂塗工紙14A、14Bの合計厚みの
0.7〜0.8倍の厚みに設定され、又、ホットプレー
ト36は、前記第1及び第2樹脂塗工紙14A、14B
中のマトリクス樹脂12の粘度がi ooo〜5000
0cpとなるように該第1及び第2樹脂塗工紙14A、
14Bを加熱するのが好ましい。これによって、有機繊
維6、異種繊維8、炭素繊維2及びガマトリクス樹脂3
は第1及び第2樹脂塗工紙14A、14Bのマトリクス
樹脂12A112B内へと極めて好適に埋没して含浸さ
れ、第1乃び第2樹脂塗T紙14A、14Bのマトリク
ス樹脂12A、12B、炭素繊維2、ガマトリクス樹脂
3、有機繊維6及び異種繊維8が一体とされる。
斯る設定条件を選択することにより、炭素繊維2、ガマ
トリクス樹脂3、有機繊維6及び異種繊維8の長手方向
への整列に乱れが生じることなく、特に、有機繊維6及
び異種繊維8がマトリクス樹脂層の中心部へと好適に進
入することができる。更に、第1及び第2樹脂塗工紙1
4A、14Bのマトリクス樹脂12A、12Bの接合界
面が十分に融合することができ、後でこの接合界面から
剥離が生じるようなことはない。
トリクス樹脂3、有機繊維6及び異種繊維8の長手方向
への整列に乱れが生じることなく、特に、有機繊維6及
び異種繊維8がマトリクス樹脂層の中心部へと好適に進
入することができる。更に、第1及び第2樹脂塗工紙1
4A、14Bのマトリクス樹脂12A、12Bの接合界
面が十分に融合することができ、後でこの接合界面から
剥離が生じるようなことはない。
上記実施例の製造装置にて、ハイブリッドプリプレグを
連続的に効率よく製造することができる。
連続的に効率よく製造することができる。
上記実施例の製造方法を更に具体的に数値を挙げてその
一実施例を説明すると次の通りである。
一実施例を説明すると次の通りである。
使用した第1及び第2塗工紙14A、14Bは同じ構成
のものとされ、厚さ120jLmの離型紙10A、IO
Hの上に厚み35μmにてエポキシ樹脂が塗布されたも
のであった。強化繊維とじての炭素繊維2は、繊維径が
6.5μmとされるPAN系の炭素繊維(東し株式会社
製:商品名rM40J)を使用し、配列された有機繊維
及び異種繊維の一側に53本、平行に配置した。該炭素
繊維は、開繊手段60にて一様に幅方向に開繊され、3
00mm幅にわたって一様の密度にて整列された。又、
強化繊維としてのガマトリクス樹脂3は、繊維径が13
μmとされるEガラス800本を収束したものを使用し
、配列された有機繊維及び異種繊維の他側に85本、平
行に配置した。該ガマトリクス樹脂は、開繊手段60に
て一様に幅方向に開繊され、300mm幅にわたって一
様の密度にて整列された。
のものとされ、厚さ120jLmの離型紙10A、IO
Hの上に厚み35μmにてエポキシ樹脂が塗布されたも
のであった。強化繊維とじての炭素繊維2は、繊維径が
6.5μmとされるPAN系の炭素繊維(東し株式会社
製:商品名rM40J)を使用し、配列された有機繊維
及び異種繊維の一側に53本、平行に配置した。該炭素
繊維は、開繊手段60にて一様に幅方向に開繊され、3
00mm幅にわたって一様の密度にて整列された。又、
強化繊維としてのガマトリクス樹脂3は、繊維径が13
μmとされるEガラス800本を収束したものを使用し
、配列された有機繊維及び異種繊維の他側に85本、平
行に配置した。該ガマトリクス樹脂は、開繊手段60に
て一様に幅方向に開繊され、300mm幅にわたって一
様の密度にて整列された。
開繊手段60は、通常の開繊バーによる構成とされ、本
実施例では、直径30mmのステンレススチール製バー
62を60mm間隔にて、平行に3本配置したものであ
り、斯るバーを波状に、且つ張力500 g / 1ス
トランドを掛けて通すことにより開繊した。
実施例では、直径30mmのステンレススチール製バー
62を60mm間隔にて、平行に3本配置したものであ
り、斯るバーを波状に、且つ張力500 g / 1ス
トランドを掛けて通すことにより開繊した。
有機繊維6としては、繊維径23μmのボリアリレート
繊維(ペクトラン)300フイラメントを収束したもの
を使用し、異種繊維8としては、繊維径10ILmのア
ルミナ繊維500フイラメントを収束したものを使用し
、有機繊維6と異種繊維8とは2mmの間隔となるよう
に配置した。
繊維(ペクトラン)300フイラメントを収束したもの
を使用し、異種繊維8としては、繊維径10ILmのア
ルミナ繊維500フイラメントを収束したものを使用し
、有機繊維6と異種繊維8とは2mmの間隔となるよう
に配置した。
プレスロール34A、34B及び38A138Bの間隔
は3.0mmとされ、第1及び第2塗工紙14A、14
Bの合計厚みの0.8倍の厚みに設定された。又、ホッ
トプレート36は100℃に加熱されており、第1及び
第2塗工紙14A、14B中のマトリクス樹脂の粘度は
2000cpとなっていた。
は3.0mmとされ、第1及び第2塗工紙14A、14
Bの合計厚みの0.8倍の厚みに設定された。又、ホッ
トプレート36は100℃に加熱されており、第1及び
第2塗工紙14A、14B中のマトリクス樹脂の粘度は
2000cpとなっていた。
このようにして幅300mmの長尺のハイブリッドプリ
プレグ1を製造速度3m/分にて連続して製造すること
ができた。
プレグ1を製造速度3m/分にて連続して製造すること
ができた。
本実施例のハイブリッドプリプレグにおける炭素繊維、
ガマトリクス樹脂、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹
脂の配合割合は、重量%で、炭素繊維ニガマトリクス樹
脂:有機繊維:異種繊維:マトリクス樹Bじ〒つハ、つ
Q、i’)、+Q、9つ弔七−へ又、このようなハイブ
リッドプリプレグの機械的強度などを測定したが、本実
施例にて製造したハイブリッドプリプレグは、厚みが薄
いにも拘らず圧縮強度及び弾性率共に、第12図に示す
従来のハイブリッドプリプレグより優れており、特にゴ
ルフシャフトなどに使用した場合においては機械的強度
、飛距離を低下させることなく、耐衝撃性が飛躍的に改
善され、美感的にも好ましいものであった。更には、成
形加工性にも優れていた。
ガマトリクス樹脂、有機繊維、異種繊維、マトリクス樹
脂の配合割合は、重量%で、炭素繊維ニガマトリクス樹
脂:有機繊維:異種繊維:マトリクス樹Bじ〒つハ、つ
Q、i’)、+Q、9つ弔七−へ又、このようなハイブ
リッドプリプレグの機械的強度などを測定したが、本実
施例にて製造したハイブリッドプリプレグは、厚みが薄
いにも拘らず圧縮強度及び弾性率共に、第12図に示す
従来のハイブリッドプリプレグより優れており、特にゴ
ルフシャフトなどに使用した場合においては機械的強度
、飛距離を低下させることなく、耐衝撃性が飛躍的に改
善され、美感的にも好ましいものであった。更には、成
形加工性にも優れていた。
4杜立旦1
本発明に係るハイブリッドプリプレグは、以上説明した
ように構成されるために、機械的強度などの物性の向上
を図ることができ、従来のハイブリッドプリプレグに比
較して厚みが薄いにも拘らず圧縮強度及び弾性率共に優
れており、特にゴルフシャフトなどに使用した場合にお
いては機械的強度、飛距離を低下させることなく、耐衝
撃性が向上し、更には、成形加工性などが改善され、美
感的にも好ましいという特長を有している。更L:’
−に!a 日日 n)密す ニ尖 →; 辻
L−2t 号 ?ギ 8弓 豐 堪 餉f
右 慣繊維、異種繊維を繊維の長さ方向の乱れがな
く配列し、プリプレグの機械的物性が良(、且つ、美感
的にも好ましいハイブリッドプリプレグを提供すること
ができるという利点を有する。
ように構成されるために、機械的強度などの物性の向上
を図ることができ、従来のハイブリッドプリプレグに比
較して厚みが薄いにも拘らず圧縮強度及び弾性率共に優
れており、特にゴルフシャフトなどに使用した場合にお
いては機械的強度、飛距離を低下させることなく、耐衝
撃性が向上し、更には、成形加工性などが改善され、美
感的にも好ましいという特長を有している。更L:’
−に!a 日日 n)密す ニ尖 →; 辻
L−2t 号 ?ギ 8弓 豐 堪 餉f
右 慣繊維、異種繊維を繊維の長さ方向の乱れがな
く配列し、プリプレグの機械的物性が良(、且つ、美感
的にも好ましいハイブリッドプリプレグを提供すること
ができるという利点を有する。
第1図〜第4図は、本発明に係るハイブリッドプリプレ
グの断面構成図である。 第5図は、本発明に使用される有機繊維及び異種繊維の
一つの形態を示すストランドの断面図である。 第6図は、本発明に係るハイブリッドプリプレグの他の
実施例の断面構成図である。 第7図及び第8図は、本発明に係るハイブリッドプリプ
レグの製造方法を説明する断面図である。 第9図は、本発明に係るハイブリッドプリプレグの好ま
しい製造方法を説明する斜視図である。 第10図及び第11図は、本発明に係るハイブリッドプ
リプレグの他の実施例の製造方法を説明する断面構成図
である。 第12図は、従来のハイブリッドプリプレグの断面構成
図である。 l:ハイブリッドプリプレグ 2:炭素繊維 3ニガマトリクス樹脂 4A:炭素繊維強化プリプレグ 4Bニガマトリクス樹脂強化プリプレグ6:有機繊維 8:異種繊維 14A、14B:第′1、第2樹脂塗工紙34A、B、
38A、Bニブレスローラ36:ホットプレート 60:開繊手段 \≦乙/ 第 図 第2図 第3図 第4図 第5図 1”6図 第7図 第8図 第10図 2A 手続補正書(自発) 平成 2年 3月 9日
グの断面構成図である。 第5図は、本発明に使用される有機繊維及び異種繊維の
一つの形態を示すストランドの断面図である。 第6図は、本発明に係るハイブリッドプリプレグの他の
実施例の断面構成図である。 第7図及び第8図は、本発明に係るハイブリッドプリプ
レグの製造方法を説明する断面図である。 第9図は、本発明に係るハイブリッドプリプレグの好ま
しい製造方法を説明する斜視図である。 第10図及び第11図は、本発明に係るハイブリッドプ
リプレグの他の実施例の製造方法を説明する断面構成図
である。 第12図は、従来のハイブリッドプリプレグの断面構成
図である。 l:ハイブリッドプリプレグ 2:炭素繊維 3ニガマトリクス樹脂 4A:炭素繊維強化プリプレグ 4Bニガマトリクス樹脂強化プリプレグ6:有機繊維 8:異種繊維 14A、14B:第′1、第2樹脂塗工紙34A、B、
38A、Bニブレスローラ36:ホットプレート 60:開繊手段 \≦乙/ 第 図 第2図 第3図 第4図 第5図 1”6図 第7図 第8図 第10図 2A 手続補正書(自発) 平成 2年 3月 9日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一側に、強化繊維として一方向に配列された炭素繊
維を有し、他側に、強化繊維として、前記炭素繊維と同
一方向に配列されたガラス繊維を有したハイブリッドプ
リプレグであって、更に、有機繊維と、ガラス繊維以外
の無機繊維とされる異種繊維とを、前記炭素繊維及びガ
ラス繊維と同一方向に配列したことを特徴とするハイブ
リッドプリプレグ。 2)炭素繊維を強化繊維として使用した一方向炭素繊維
強化プリプレグと、前記炭素繊維と同一方向に配列され
たガラス繊維を強化繊維として使用した一方向ガラス繊
維強化プリプレグとによって、前記炭素繊維及びガラス
繊維と同一方向に配列された、有機繊維と、ガラス繊維
以外の無機繊維とされる異種繊維とを挟持し、一体とす
ることを特徴とするハイブリッドプリプレグの製造方法
。 3) (a)所定の直径を有したドラムの周面に、炭素
繊維を強化繊維として使用した一方向炭素繊維強化プリ
プレグを、炭素繊維の配列方向がドラムの周方向に整列
するようにして巻き付ける工程、 (b)前記ドラムに巻き付けられた一方向炭素繊維強化
プリプレグの周面上に、有機繊維と、ガラス繊維以外の
無機繊維とされる異種繊維とを一定ピッチにて巻き付け
る工程、 (c)前記ドラムに巻き付けた状態で、或は前記ドラム
より外した状態にて、更に、前記有機繊維及び異種繊維
が整列された一方向炭素繊維強化プリプレグの表面を覆
って、ガラス繊維を強化繊維として使用した他の一方向
ガラス繊維強化プリプレグを、ガラス繊維の配列方向が
ドラムの周方向に整列するようにして重ね合せる工程、 を有することを特徴とするハイブリッドプリプレグの製
造方法。 4)一側にて強化繊維として一方向に配列された炭素繊
維と、他側にて強化繊維として、前記炭素繊維と同一方
向に配列されたガラス繊維との中に、有機繊維と、ガラ
ス繊維以外の無機繊維とされる異種繊維とを、前記炭素
繊維及びガラス繊維と同一方向に配列した長尺のハイブ
リッドプリプレグの製造方法であって、 (a)有機繊維と前記異種繊維とを所定間隔に整列して
連続的に供給すること、 (b)前記有機繊維と異種繊維とを挟持する態様で、炭
素繊維及びガラス繊維がそれぞれ強化繊維として離型紙
に保持された炭素繊維強化プリプレグ及びガラス繊維強
化プリプレグを、整列された前記有機繊維及び異種繊維
の各側面部からこれら繊維に添わせて連続的に供給する
こと、 (c)前記離型紙付炭素繊維強化プリプレグ、有機繊維
、異種繊維及び離型紙付ガラス繊維強化プリプレグを、
前記離型紙付炭素繊維強化プリプレグ及び前記離型紙付
ガラス繊維強化プリプレグの該有機繊維及び異種繊維に
添わせて連続的に供給すること、 (c)前記有機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガラス繊
維を挟持する態様で、第1及び第2樹脂塗工紙を前記有
機繊維、異種繊維、炭素繊維及びガラス繊維に添わせて
連続的に供給すること、(d)前記第1樹脂塗工紙、有
機繊維、異種繊維、炭素繊維、ガラス繊維及び第2樹脂
塗工紙を加圧加熱して一体とし、前記有機繊維、異種繊
維、炭素繊維及びガラス繊維に前記第1及び第2樹脂塗
工紙中のマトリクス樹脂を含浸させること、 を特徴とする長尺のハイブリッドプリプレグの製造方法
。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016708A JPH03221414A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ハイブリッドプリプレグ及びその製造方法 |
US07/634,839 US5279879A (en) | 1989-12-28 | 1990-12-27 | Hybrid prepreg containing carbon fibers and at least one other reinforcing fiber in specific positions within the prepreg |
KR1019900022095A KR910012019A (ko) | 1989-12-28 | 1990-12-28 | 하이브리드 프리프레그(hybrid prepreg) 및 그의 제조방법 |
EP19900314338 EP0436391B1 (en) | 1989-12-28 | 1990-12-28 | Hybrid prepreg, manufacturing method therefor and articles incorporating such prepreg |
US08/127,928 US5512119A (en) | 1989-12-28 | 1993-09-27 | Method of making a hybrid prepreg |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016708A JPH03221414A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | ハイブリッドプリプレグ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03221414A true JPH03221414A (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=11923772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016708A Pending JPH03221414A (ja) | 1989-12-28 | 1990-01-26 | ハイブリッドプリプレグ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03221414A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100925485B1 (ko) * | 2008-01-24 | 2009-11-06 | 김연 | 양궁날개용 유리섬유판재 제조방법 |
JP2013501860A (ja) * | 2009-08-14 | 2013-01-17 | フェルラム・テクノロジーズ | ストリップに分割される延伸破断ケーブルから製作されたウェブの多軸積層体の製造方法及びその製造施設 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP2016708A patent/JPH03221414A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100925485B1 (ko) * | 2008-01-24 | 2009-11-06 | 김연 | 양궁날개용 유리섬유판재 제조방법 |
JP2013501860A (ja) * | 2009-08-14 | 2013-01-17 | フェルラム・テクノロジーズ | ストリップに分割される延伸破断ケーブルから製作されたウェブの多軸積層体の製造方法及びその製造施設 |
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