JPH03199011A - 長尺ハイブリッドプリプレグの製造方法 - Google Patents

長尺ハイブリッドプリプレグの製造方法

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JPH03199011A
JPH03199011A JP34244389A JP34244389A JPH03199011A JP H03199011 A JPH03199011 A JP H03199011A JP 34244389 A JP34244389 A JP 34244389A JP 34244389 A JP34244389 A JP 34244389A JP H03199011 A JPH03199011 A JP H03199011A
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fiber
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prepreg
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JP34244389A
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Kanji Miyao
巻治 宮尾
Makoto Takezawa
誠 竹澤
Hiroshi Inoue
寛 井上
Sadahisa Wada
和田 定久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の1 本発明は、繊維径の小さい炭素繊維などのような強化繊
維と、該強化繊維とは異なる、大きな繊維径(後述する
「換算径」をも含む)を有した、例えばチタン繊維、ア
モルファス繊維、ステンレススチール繊維などの金属繊
維;ボロン繊維、ガラス繊維などの無機繊維;或は種々
の有機繊維のような異種繊維とを強化繊維として有した
長尺のハイブリッドプリプレグの製造方法に関するもの
である。
従jJ口え逅 近年、炭素繊維その他各種の強化繊維を用いたプリプレ
グが種々の技術分野にて広く使用されており、例えば、
ゴルフシャフト、釣り竿の製造に際しても、軽量で且つ
機械的強度も高いという理由から多く利用されており、
極めて良好な成果を納めている。
しかしながら、更に、強度及び弾性率の点で、或は、使
用時の感触の点で改良が望まれており、斯る要望に応え
るべく、繊維強化プリプレグ間に、該プリプレグの強化
繊維とは異なる例えばボロン繊維、チタン繊維、アモル
ファス繊維、ステンレススチール繊維、ガラス繊維、種
々の有機繊維などの異種繊維を強化繊維として用いる使
用法が提案され、そのための研究が盛んに行われている
現在、この目的のためのハイブリッドプリプレグとして
は、第8図に図示するような構成のものが提案され又使
用されている。
つまり、第8図のハイブリッドプリプレグは、炭素繊維
などのような強化繊維2を使用したプリプレグ4の上に
、該強化繊維とは異なる異種繊維6を等間隔にて配列す
ることにより形成される。
このようなハイブリッドプリプレグは簡単に製造し得て
、機械的強度の向上及び感触の改善を達成し得るが、プ
リプレグ4と異種繊維6との接合が十分でなく、所望の
機械的強度を十分に発揮し得ないことがあり、問題であ
る。又、ボロン繊維、チタン繊維、アモルファス繊維、
ステンレススチール繊維などの異種繊維6は直径が大で
あり、そのために、一般にハイブリッドプリプレグの厚
さも大とならざるをえず、薄物のハイブリッドプリプレ
グを提供することが困難であるという問題をも有してい
た。
が ′しよ と 本発明者らは、上記従来のハイブリッドプリプレグを解
決するべく、第2図に図示するような、つまり、繊維径
が5〜30μmとされる強化繊維2を使用した一方向繊
維強化ブリブレグ4の中に、繊維径が50〜500μm
とされる異種繊維6を前記強化繊維と同一方向に所定の
間隔にて配列して構成されるハイブリッドプリプレグl
を考案した。このとき、異種繊維6は、第3図のように
僅かに中心部より偏って配置されたとしても同等の作用
効果を発揮し得るが、第2図に図示するように、一方向
繊維強化プリプレグ4の中央部に位置するのが好ましい
このような構成のハイブリッドプリプレグlは、第4図
に図示されるように、離型紙10に担持された、繊維径
の小さい強化繊維2を使用した2枚の一方向繊維強化ブ
リブレグ4A、4Bの間に、繊維径の大きい異種繊維6
を前記強化繊維2と同一方向に所定の間隔にて配列し、
押圧及び/又は加熱することにより一体とすることによ
って好適に形成される。最も好ましい方法としては、ド
ラムワインダを使用する方法がある。その−例が第5図
に図示される。
斯るドラム20上によれば、所定の直径を有したドラム
20の周面に、離型紙上に保持された一方向繊維強化ブ
リブレグ4Aが巻き付けられ、ドラム表面に固定される
。次いで、前記ドラム20には、ボビン24から異種繊
維6がトラバース装置26を介して供給され、前記ドラ
ム20上に、つまり、該ドラムに巻き付けられた繊維強
化プリプレグ4Aの上に、一定ピツチにて巻き付けられ
る。
次に、異種繊維6が整列された一方向繊維強化ブリブレ
グ4Aの表面を覆って、離型紙10に保持された第2の
一方向繊維強化ブリブレグ(図示せず)がドラム20の
表面に重ねられ、異種繊維を挟持した態様で前記第1の
繊維強化プリプレグと接合され、一体とされる。
このようにドラムワインダを使用すれば、第2図に図示
するようなハイブリッドプリプレグを極めて好適に製造
し得るが、プリプレグの長さはドラムの直径で決定され
る。しかしながら、ドラムの直径を大きくするにも限度
があり、通常は、せいぜい長くて数m程度であって、連
続した長尺のハイブリッドプリプレグを製造することが
不可能である。又、各製造毎に製造条件が僅かに異なる
ことがあり、製品の品質にバラツキが生じることがあっ
た。
従って、本発明の目的は、従来のハイブリッドプリプレ
グに比較して、機械的強度などの物性の向上を図ること
ができ、品質が一定した、且つ薄物のプリプレグを提供
することのできる、繊維径の小さな強化繊維と、繊維径
の大きな異種繊維とを使用した長尺のハイブリッドプリ
プレグの製造方法を提供することである。
更に、本発明の他の目的は、後で詳しく説明されるよう
に、繊維径の小さな強化繊維と、繊維径の大きな異種繊
維とを繊維の長さ方向の乱れがなく配列し、プリプレグ
の機械的物性が良く、且つ、美感的にも好ましい長尺の
ハイブリッドプリプレグの製造方法を提供することであ
る。
を   るための 上記諸層的は本発明に係る長尺ハイブリッドプリプレグ
の製造方法にて達成される。要約すれば本発明は、繊維
径が5〜30μmとされる強化繊維の中に、繊維径が5
0〜500μmとされる異種繊維を前記強化繊維と同一
方向に所定の間隔にて配列した長尺ハイブリッドプリプ
レグの製造方法であって、(a)繊維径が50〜500
umとされる異種繊維を所定間隔に整列して連続的に供
給すること、(b)開繊手段にて開繊した繊維径が5〜
30μmとされる強化繊維を、前記異種繊維の両側から
前記異種繊維に添わせて連続的に供給すること、(c)
前記異種繊維及び強化繊維を挟持する態様で、第1及び
第2樹脂塗工紙を前記異種繊維及び強化繊維に添わせて
連続的に供給すること、(d)前記第1樹脂塗工紙、異
種繊維及び強化繊維、並びに第2樹脂塗工紙を加圧加熱
して一体とし、前記異種繊維及び強化繊維に前記第1及
び第2樹脂塗工紙中のマトリクス樹脂を含浸させること
、を特徴とする長尺ハイブリッドプリプレグの製造方法
である。好ましくは、前記第1樹脂塗工紙、異種繊維及
び強化繊維、並びに第2樹脂塗工紙は互に、前記第1樹
脂塗工紙及び第2樹脂塗工紙の合計厚みの0.7〜0.
8倍の厚みにまで押圧され、且つ前記第1及び第2樹脂
塗工紙中のマトリクス樹脂の粘度が1000〜5000
0cpとなるまで加熱される。
実JL例 次に、本発明に係る長尺ハイブリッドプリプレグの製造
方法を図面に即して更に詳しく説明する。
第1図に本発明に係る長尺ハイブリッドプリプレグの製
造方法を実施するための製造装置の一実施例が図示され
る。
本実施例にて、異種繊維6は、−平面内にて平行に所定
の間隔にて配列された状態にてプレスロール34A、3
4Bの間に供給され、一方、本実施例で強化繊維2とし
て使用される炭素繊維は、一連の開繊バーなどとされる
開繊手段60にて開繊され、次いで、該開繊された炭素
繊維2は前記異種繊維6の両側から前記異種繊維に添わ
せてプレスロール34A、34Bの間へと連続的に供給
される。
又、離型紙10にマトリクス樹脂12が塗布されて形成
された第1及び第2の樹脂塗工紙14が、巻ロールの形
態でアンワインダ(巻出し部)32A、32Bに取付け
られている。該巻出し部32A、32Bから引き出され
た樹脂塗工紙14は、異種繊維6及び炭素繊維2を挟持
する態様で、プレスロール34A、34Bの間へと送給
される。
従って、巻出し部32A、32Bから引き出された樹脂
塗工紙14は、異種繊維6及び炭素繊維2を間に挟持し
た態様にて、該異種繊維6及び炭素繊維2に添ってプレ
スロール34A、34Bの間を通ることとなる。
第1及び第2樹脂塗工紙14は、異種繊維6及び炭素繊
維2を挟み込むようにしてプレスロール34A、34B
を通った後、引き続いて、ホットプレート36及び第2
段目のプレスロール38A、38Bへと通される。この
過程で異種繊維6及び炭素繊維2は、第1及び第2樹脂
塗工紙14のマトリクス樹脂12内へと埋没して含浸さ
れ、マトリクス樹脂12、炭素繊維2及び異種繊維6が
一体となったハイブリッドの繊維強化複合樹脂層4が形
成される。
次いで、該ハイブリッド繊維強化複合樹脂層4を挟持し
た両畦型紙はコールドプレートなどの冷却手段(図示せ
ず)で冷却した後、ワインダ50によって、本実施例で
は上側の離型紙10のみが繊維強化複合樹脂層4から剥
離される。下側離型紙10上に付着している繊維強化複
合樹脂層4の表面には、アンワインダ52から供給され
るカバーフィルム54が貼着され、その後ハイブリッド
プリプレグ製品としてワインダ56に巻取られる。
本発明に従えば、上記構成の製造装置にて、プレスロー
ル34A、34B及び/又は38A、38Bの間隔は、
第1及び第2樹脂塗工紙14の合計厚みの0.7〜0.
8倍の厚みに設定され、又、ホットプレート36は、前
記第1及び第2樹脂塗工紙14中のマトリクス樹脂12
の粘度が1000〜50000cpとなるように該第1
及び第2樹脂塗工紙14を加熱するのが好ましい。
これによって、異種繊維6及び炭素繊維2は第1及び第
2樹脂塗工紙14のマトリクス樹脂12内へと極めて好
適に埋没して含浸され、第1及び第2樹脂塗工紙14の
マトリクス樹脂12、炭素繊維2、及び異種繊維6が一
体とされる。斯る設定条件を選択することにより、炭素
繊維2及び異種繊維6の長手方向への整列に乱れが生じ
ることなく、特に、異種繊維6がマトリクス樹脂層の中
心部へと好適に進入することができる。更に、第1及び
第2樹脂塗工紙14のマトリクス樹脂12の接合界面が
十分に融合することができ、後でこの接合界面から剥離
が生じるようなことはない。
上記実施例の製造装置にて、第2図に図示されるような
ハイブリッドプリプレグ、即ち、繊維径が5〜30μm
とされる炭素繊維2中に、繊維径が50〜500μmと
される異種繊維6を前記炭素繊維と同一方向に所定の間
隔にて配列して構成されるハイブリッドプリプレグを連
続的に製造することができる。
本実施例によると、上述したように、異種繊維6は、第
1図に図示するように、一方向炭素繊維プリプレグ4の
中央部に位置しており、且つ異種繊維6及び炭素繊維2
共に長平方向に平行に整列していて、乱れはなかった。
本発明で使用される炭素繊維2は、異種繊維6の各側に
て、同じ炭素繊維を使用することもでき、又、強度の異
なる炭素繊維とすることもできる。
更には、異種繊維6の各側には、互いに異なる強化繊維
を配置することができる。
このように、異種繊維6の各個に配置される強化繊維2
は、炭素繊維に限定されるものではなく、他に、繊維径
の小さなボロン繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維、炭化
珪素繊維、窒化珪素繊維などの無機繊維;アラミド繊維
、ボリアリレート繊維、ポリエチレン繊維などの有機繊
維;或は、繊維径の小さなチタン繊維、アモルファス繊
維、ステンレススチール繊維などの金属繊維などを任意
に使用することができる。強化繊維2は繊維径が5〜3
0umとされ、好ましくは6〜12μmとされる。
異種繊維6としては、強化繊維2に比較して繊維径が大
きいボロン繊維などの無機繊維、及びチタン繊維、アモ
ルファス繊維、ステンレススチール繊維などの金属繊維
が好適に使用され、通常斯る繊維の径は50〜150μ
mとされ、好ましくは70〜120μmとさ、れる。
更に、本発明に従えば、異種繊維6としてガラス繊維、
アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維などの無機
繊維;アラミド繊維、ボリアリレート繊維、ポリエチレ
ン繊維などの有機繊維をも使用することができる。ただ
、一般にこれら繊維は、繊維径、即ち、モノフィラメン
トの径(d)は5〜50μmと小さいため、このように
繊維径の小さな繊維を異種繊維6として使用する場合に
は、第6図に図示するように繊維6aを多数本束ねたス
トランド(繊維束)6の形態にて使用される。
従って、金属繊維でも繊維径の小さいものをストランド
の形態として使用することも可能である。
このようなストランドの形態とされる場合の異種繊維6
の繊維径としては、本明細書では、次式で示される換算
径D0を意味するものとする。
D。=FW−d n:収束本数 d:繊維径 又、斯るストランドを異種繊維6として使用した場合に
は、該ストランドは、撚りの有無に拘らず、第7図に図
示されるように、ハイブリッドプリプレグlの中におい
て換算径り。を有した円形断面の形態で存在することは
なく、通常、偏平に変形された状態とされる。従って、
上述したように異種繊維6として繊維径の大きいなボロ
ン繊維、チタン繊維、アモルファス繊維、ステンレスス
チール繊維などを使用した場合と同様の厚さ(T)を有
したハイブリッドプリプレグlを製造するには、ストラ
ンドを異種繊維6として使用した場合の繊維径、即ち、
換算径D0は、最大500tLmとされるのが好適であ
る。
例えば、繊維径dが23μmとされるボリアリレート繊
維のような有機繊維は、300本収束することにより換
算径D0は398μmとされ、又、繊維径dが13μm
とされるガラス繊維は、800本収束することにより換
算径D0は368μmとされ、これら両ストランドも又
、異種繊維6として好適に使用し、第7図に図示される
ようなハイブリッドプリプレグ1を製造することができ
る。
第1及び第2塗工紙のマトリクス樹脂としては、エポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化
性マトリクス樹脂が使用可能である。又、更に、硬化温
度が50〜500℃となるように硬化剤その他の付与剤
、例えば可撓性付与剤などが適当に添加される。
好ましい一例を挙げれば、マトリクス樹脂としてはエポ
キシ樹脂が好ましく、使用可能のエポキシ樹脂としては
、例えば、(1)グリシジルエーテル系エポキシ樹脂(
ビスフェノールA、F。
S系エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂、臭素化
ビスフェノールA系エポキシ樹脂);(2)環式脂肪族
エポキシ樹脂; (3)グリシジルエステル系エポキシ
樹脂; (4)グリシジルアミン系エポキシ樹脂; (
5)複素環式エポキシ樹脂;その他種々のエポキシ樹脂
から選択される1種又は複数種が使用され、特に、ビス
フェノールA、F%Sグリシジルアミン系エポキシ樹脂
が好適に使用される。又、硬化剤としてはジアミノフェ
ニルスルフォン(DDS)  ジアミノジフェニルメタ
ン(DDM)などが好適に使用される。
又、本発明に従って製造されるハイブリッドプリプレグ
における強化繊維、異種繊維、マトリクス樹脂の配合割
合は任意に調整し得るが、一般に、重量%で、強化繊維
:異種繊維:マトリクス樹脂=(40〜80):  (
2〜20):  (20〜60)とされるであろう。又
、本発明に従えば、ブリブlノグの厚さ(T)は、使用
される異種繊維の繊維径程度のものを作製し得るが、通
常80〜200um程度とされるであろう。
上記実施例の製造方法を更に具体的に数値な挙げてその
一実施例を説明すると次の通りである。
使用した第1及び第2塗工紙14は同じ構成のものとさ
れ、厚さl 20 It mの離型紙lOの上に厚み3
5μmにてエポキシ樹脂が塗布されたものであった。強
化繊維としての炭素繊維2は、繊維径が6.5μmとさ
れるPAN系の炭素繊維(東し株式会社製:商品名rM
40J)を使用し、異種繊維の各側に53本ずつ平行に
配置した。該炭素繊維は、開繊手段60にて一様に幅方
向に開繊され、300mm幅にわたって一様の密度にて
整列された。
開繊手段60は、通常の開繊バーによる構成とされ、本
実施例では、直径30mmのステンレススチール製バー
62を60mm間隔にて、平行に3本配置したものであ
り、斯るバーを波状に、且ツ張力500 g / 1ス
トランドを掛けて通すことにより開繊した。
異種繊維6としては、ボロン繊維及びチタン繊維を使用
した。
ボロン繊維は、繊維径1100uとされるものを1mm
の間隔に配置して使用した。又、チタン繊維は、繊維径
lOOμmとされるものを2mmの間隔に配置して使用
した。
プレスロール34A、34B及び38A138Bの間隔
は3.0mmとされ、第1及び第2塗工紙14の合計厚
みの0.8倍の厚みに設定された。又、ホットプレート
36は100℃に加熱されており、第1及び第2塗工紙
14中のマトリクス樹脂の粘度は2000cpとなって
いた。
このようにして幅300mmの長尺のハイブリッドプリ
プレグlを製造速度3m/分にて連続して製造すること
ができた。
又、このようにして製造したハイブリッドプリプレグの
機械的強度などを測定したが、本発明に係るハイブリッ
ドプリプレグは、厚みが薄いにも拘らず圧縮強度及び弾
性率共に、第8図の従来のハイブリッドプリプレグより
優れており、使用時の感触も良好であった。
更に又、本発明に従ったハイブリッドプリプレグの製造
方法は、繊維径の大きな異種繊維を繊維径の小さな強化
繊維と平行に整列することが容易に達成されるので、作
業性が良く、又、繊維の長さ方向の乱れが発生せず、プ
リプレグの機械的物性がより良くなり、且つ、美感的に
も好ましいものであった。
免艶立激1 本発明に係る長尺ハイブリッドプリプレグの製造方法は
、以上説明したように構成されるために、従来のハイブ
リッドプリプレグに比較すると、機械的強度などの物性
の向上を図ることができ、品質が一定した、且つ薄物の
プリプレグを提供することができるという特長を有し、
更に、本発明の製造方法に従えば、繊維径の小さな強化
繊維と、繊維径の大きな異種繊維とを繊維の長さ方向の
乱れがなく配列し、プリプレグの機械的物性が良く、且
つ、美感的にも好ましいパイプリッドプリプレグを提供
することができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る長尺ハイブリッドプリプレグの
製造方法を説明する概略構成図である。 第2図及び第3図は、本発明に従って製造されるハイブ
リッドプリプレグの断面図である。 第4図及び第5図は、ハイブリッドプリプレグの製造方
法の例を説明する概略構成図及び斜視図である。 第6図は、本発明に使用される異種繊維の一つの形態を
示すストランドの断面図である。 第7図は、本発明に従って製造されるハイブリッドプリ
プレグの他の実施例の断面図である。 第8図は、従来のハイブリッドプリプレグの断面図であ
る。 60:開繊手段 1:ハイブリッドプリプレグ 2:強化繊維 6:異種繊維 14:第1、第2樹脂塗工紙 34A、B、38A、B ニブレスローラ36:ホット
プレート 第2図 1 第3図 第4図 a

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)繊維径が5〜30μmとされる強化繊維の中に、繊
    維径が50〜500μmとされる異種繊維を前記強化繊
    維と同一方向に所定の間隔にて配列した長尺ハイブリッ
    ドプリプレグの製造方法であって、 (a)繊維径が50〜500μmとされる異種繊維を所
    定間隔に整列して連続的に供給すること、 (b)開繊手段にて開繊した繊維径が5〜30μmとさ
    れる強化繊維を、前記異種繊維の両側から前記異種繊維
    に添わせて連続的に供給すること、 (c)前記異種繊維及び強化繊維を挟持する態様で、第
    1及び第2樹脂塗工紙を前記異種繊維及び強化繊維に添
    わせて連続的に供給すること、 (d)前記第1樹脂塗工紙、異種繊維及び強化繊維、並
    びに第2樹脂塗工紙を加圧加熱して一体とし、前記異種
    繊維及び強化繊維に前記第1及び第2樹脂塗工紙中のマ
    トリクス樹脂を含浸させること、 を特徴とする長尺ハイブリッドプリプレグの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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