JPH03221381A - 回転工具のトルク調整装置 - Google Patents

回転工具のトルク調整装置

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JPH03221381A
JPH03221381A JP1717690A JP1717690A JPH03221381A JP H03221381 A JPH03221381 A JP H03221381A JP 1717690 A JP1717690 A JP 1717690A JP 1717690 A JP1717690 A JP 1717690A JP H03221381 A JPH03221381 A JP H03221381A
Authority
JP
Japan
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clutch
torque
speed
motor
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP1717690A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hongo
本郷 彰一
Toshiharu Ohashi
敏治 大橋
Takemi Yoshihara
吉原 武己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 本発明は電動ドリルやドライバー等の回転工具に使用さ
れて締め付けのトルクを設定された所定値に保つトルク
調整装置に関するものである。 【従来の技術】 この種のトルク調整装置として、従来よりクラッチを利
用したものが提供されている。第11図に一例を示す、
この回転工具は、モータ2の出力軸20に取り付けられ
た太陽ギア31と、インターナルギア33、この両者に
噛み合う複数個の遊星ギア32、各遊星ギア32を支持
する軸を備えたキャリア34、このキャリア34に一体
に形成された太陽ギア35、太陽ギア35とインターナ
ルギア33との両者に噛み合う複数個の遊星ギア36、
そして各遊星ギア36を支持するキャリアを兼ねた出力
軸7を備えており、そして回転自在に配されたインター
ナルギア33の前端外周部に周方向において等間隔に複
数個の係止突起が突設されており、ギアケース6に形成
された軸方向の孔内には鋼球74が配設され、この鋼球
74は前記クラッチハンドル78の内部に配されたクラ
ッチ板77との間に配されたクラッチばね76によって
上記インターナルギア33の係止突起との係合方向側に
付勢されている。 クラッチハンドル78はギアケース6に対して所定角度
内における回転が自在となるようにされたもので、その
内面にはクラッチ板77との係合部を備え、クラッチハ
ンドル78を回転させれば、ギアケース6の異形部との
嵌合で回転することがないようにされているクラッチ板
77が軸方向に移動するようにされている。 インターナルギア33は、通常時、上記鋼球7/1との
係合によってその回転が阻止されているために、2段の
遊星減速8!楕による減速を受けた動力を出力軸7側に
伝達するが、負荷トルクが設定トルクを越えたならば、
インターナルギア33はクラッチばわ76に抗して鋼球
74を押し出して自転を始めるために、つまり遊星機構
部分が空転を始めるために、出力軸7への動力伝達が遮
断される。そして、上記設定トルクは、クラッチハンド
ル78を回転させてクラッチばね76の圧縮量を変える
ことによって調整することができる。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記クラッチを利用したものでは、そのトルク
精度は±10〜20%程度しかとることができなかった
。この要因としては、クラッチが作動する時の回転があ
る。回転数か高いと、どうしても回転慣性の影響か大き
く働くからである。 しかし、回転数を低くした状態で使用したのでは、トル
ク精度が高くなっても作業能率が大きく低下してしまう
。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは作業能率を低下させることなく、ク
ラッチの作動トルクを高精度なものとすることかできる
回転工具のトルク′tA整装置を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、所定のトルクに達した時に作動して
動力伝達を遮断するクラッチを備えるとともに、トルク
検出手段と変速手段とから形成されて上記クラッチの作
動トルクよりも低いトルクで出力を低速側に切り換える
切換手段を備えていることに特徴を有している。 [作用コ 本発明によれば、回転数が高い状態で使用していても、
負荷l・ルクが大きくなれば、クラッチが作動する前に
出力が低速側に切り換えられるために、クラッチ作動時
には慣性の影響が少なくなっているものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、クリ
ップ部に電池電源バック13が着脱自在に装着される本
体1は、スイッチハンドル11と回路ユニッl−10と
を備えるとともに、動力系アセンブリが組み込まれたも
のとなっている。このアセンブリは、モータ2、ソレノ
イド25、ギアケース6、並びに締め付はトルク調整用
のクラッチハンドル78、出力軸7、そしてチャック8
とから構成されており、ギアケース6内には、減速比が
可変となっている減速機構と、締め付け)ヘルツ1!]
整用のクラッチ部とが配設されている。 ギアケース6内に設置されている減速機構は、二段の遊
星81横によって構成されたもので、−段目の遊星機楕
番まモータ2の出力軸20に固着された太陽ギア31と
、ケース61内面に固着されたインターナルギア33、
この両者に噛み合う複数個の遊星ギア32、そして各遊
星ギア32を支持する軸を備えたキャリア34とからな
り、二段目の遊星機構はキャリア34に一体に形成され
た太陽ギア35、インターナルギア37、複数個の遊星
ギア36、そして各遊星ギア36を支持するキャリア3
8によって構成されている。 ここにおいて、インターナルギア33は上述のようにケ
ース61に固着されているのに対して、インターナルギ
ア37はその軸方向に摺動自在且つ軸まわりに回転自在
とされており、そして切換ハンドル22とこれにレバー
27を介して連結された変速レバー55とによる軸方向
移動によって、減速比を切り換えるのであるが、本実施
例においてはこの変速についての説明は省略する。 トルク調整用のクラッチ4は、ケース62内に配設され
る遊星機構、つまり上記キャリア38に一体に形成され
ている太陽ギア40、インターナルギア42、この両者
に噛み合う複数個の遊星ギア41、各遊星ギア4】を支
持するキャリアを兼わた出力軸7とで槽底された遊星機
構におけるインターナルギア42を利用している以外は
、前記従来例と同じであって、軸回りの回転が自在とさ
れているインターナルギア42の前端外周部に周方向に
おいて等間隔に複数個の係止突起が突設されており、こ
の係止突起にクラッチばね76で付勢された鋼球74が
係合している。図中77はクラッチ板であり、クラッチ
ハンドル78の回転に伴って軸方向移動を行い、クラッ
チばね76の圧縮量を変化させて、インターナルギア4
2が空転を始めるトルクをrA整する。 さて、この回転工具におけるモータ2であるが、これは
第2図に示すように、フリークエンシージェネレータ2
1が取り付けられたものとなっているとともに、フリー
クエンシージェネレータ21の出力波形を整形する波形
成形回路90、積分回路91、サンプルホールド回路9
2、サンプルホールド回路92と可変速度設定電圧発生
回路96とが入力側に接続された差動増幅回路93、差
動増幅回路93の出力と基準三角波発生回路97とが接
続された第1コンパレータ94a、そしてスイッチング
回路95による速度制御がなされるものとなっており、
可変速度設定電圧発生回路96の出力電圧を変えること
で、モータ2の速度を調節することができるようになっ
ている。 また、上記サンプルホールド回路92の出力は、クラッ
チ設定電圧発生回路98の出力が反転入力に接続されて
いる第2コンパレータ94bの正転入力側にも接続され
ており、そして第2コンパレータ94bの出力側は、ト
ランジスタQ、とツェナーダイオードDzとを介して、
上記差動増幅回路93の出力側に接続されている。 今、モータ2の回転速度を高速に設定して作業を開始す
るとともに、作業開始後に負荷トルクが増大してモータ
2の速度調節能力範囲を越えることでモータ2の回転数
が所要回転数まで低下すれば、第2コンパレータ94b
の出力がハイレベルとなって、トランジスタQ1がオン
するために、第1コンパレータ94aの入力はツェナー
ダイオードDzの電圧にクランプされるものであり、こ
の結果、モータ2はその出力が小さくなるために回転速
度も低下する。従って、負荷トルクが更に増大すること
で上記クラッチ4の設定トルクに達して、クラッチ4が
作動する時には、回転速度が低速に落とされてしまって
おり、このために、回転慣性がクラッチ4の作動トルク
精度に及ぼす影響が少なくなっているものである。 上記実施例では、トルク検出をモータ2の回転数で行っ
ているが、第3図に示すように、モータ2の負荷電流を
検出することで行ってもよい0図111Rはスイッチン
グ回l11895に接続された電流検出用抵抗であり、
この抵抗Rの電圧を第2コンパレータ94Bの正転入力
に入力している。大きなモータ電流が流れれば、前記実
施例と同様にモータ2の出力が小さくなり、回転速度が
低速となる。 尚、クラッチハンドル78によってクラッチ4の1i″
動トルクを調整することができるために、クラッチ設定
電圧発生回路98で発生する電圧も、本体1に設けた調
整ボリューム23で調整することができるようにしであ
る。クラッチハンドル78の操作によって上記電圧も調
整することができるユうにすれば、更に好ましいものと
なる。また、クラ・・lチ設定電圧の決定にあたっては
、クラッチ4の設定トルクの70〜90%のトルクに相
当するレベルに設定することが望ましい。 第4図以下に更に他の実施例を示す、これは上記二つの
実施例が変速をモータ2自体の回転数を低下させる電気
的処理で行っていたのに対して、機械的な変速で行うよ
うにしたものであって、減速機構における減速比の切換
部分についてまず説明すると、前記インターナルギア3
7はその軸方向に摺動自在且つ軸まわりに回転自在とさ
れているとともに、外周面に環状の溝が形成され、外周
面一端側には複数個の係合歯51が周方向において等間
隔に設けられたものとなっている。 このインターナルギア37の軸方向移動は、インターナ
ルギア37外周面の溝に夫々ローラ56゜56を介して
画先端を係合させている変速レバー55によってなされ
る。コ字型であり且つ中央部にハンドル58が連結され
る変速レバー55は、第5図及び第6図に示すように、
ケース61の外面に軸65によって両側片が回動自在に
支持され、そして両側片の各先端に上記ローラ56,5
6が夫々装着されて、ケース61に形成された長孔を通
じてインターナルギア37と係合している。 一方、第1段目の遊星機構におけるキャリア34の外周
面には係合突起54が、ケース61の内周面には複数個
の係合突起53が設けられている。 これら係合突起54.53+よ、インターナルギア37
が軸方向に摺動した時に、インターナルギア37の内周
面の歯と保合歯51とに夫々選択的に係合するものであ
って、変速レバー55の中央部を後退させることによっ
てインターナルギア37を前進させて、第9図及び第1
0図に示すように、係合歯51をケース61に設けられ
た係合突起53とf県会させた時には、インターナルギ
ア37はその回転が阻止される。 逆に変速レバー55の中央部を前進させることによりイ
ンターナルギア37を後退させて、第7図及び第8図に
示すように、キャリア34の係合突起54にインターナ
ルギア37を係合させた時には、インターナルギア37
とキャリア34に一体に設けられている太陽ギア35と
が結合する。 尚、いずれの場合も、インターナルギア37と遊星ギア
36との噛み合いは保たれている。 前者の場合には、二段目の遊星機構においてら減速が有
効に行なわれることから、大減速比となり、後者の場合
には遊星キア36がその軸まわりの回転(自転)を行な
うことがなく、太陽ギア35とキャリア38とが直結さ
れたかたちとなるために、第1段目の遊星機構の減速の
みが有効となり、従って減速比が小さくなる。 上記変速レバー55は、ここではモータ2上に設置され
たソレノイド25によって駆動される。 このソレノイド25は、そのアクチエエータ26と、上
記変速レバー55とが駆動レバー27によって連結され
たものであり、第2図あるい4J第3図に示した!・ラ
ンジスタQ1に接続されて、負d:j hルクが増大す
ることでトランジスタQ、がオンとなった時に作動して
変速レバー55を介し、前記減速機構の減速比の切り替
えを行い、クラッチ11が作動する直前に低速に変速す
る。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、作業能率の高い回転数
で作業を行っていてし、クラッチが作動して動力伝達を
遮断する時には、回転速度が低速になっているために、
クラッチが作動するトルク精度を回転慣性の影響の少な
い高精度なものとすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の縦断面図、第2図は同上のブ
ロック回路図、第3図は他側のブロック回路図、第4図
は池の実施例の縦断面図、第5[謂は同上の斜視図、第
6図は第4図中のX−Xa断面図、第7図及び第8図は
減速比を小とした時の縦断面図と横断面図、第9図及び
第10図は減速比を大とした時の縦断面図と横断面図、
第11図は従来例の断面図であって、2(まモータ、4
(まクラッチを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定のトルクに達した時に作動して動力伝達を遮
    断するクラッチを備えるとともに、トルク検出手段と変
    速手段とから形成されて上記クラッチの作動トルクより
    も低いトルクで出力を低速側に切り換える切換手段を備
    えていることを特徴とする回転工具のトルク調整装置。
JP1717690A 1990-01-26 1990-01-26 回転工具のトルク調整装置 Pending JPH03221381A (ja)

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JP1717690A JPH03221381A (ja) 1990-01-26 1990-01-26 回転工具のトルク調整装置

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JP1717690A JPH03221381A (ja) 1990-01-26 1990-01-26 回転工具のトルク調整装置

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JPH03221381A true JPH03221381A (ja) 1991-09-30

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ID=11936648

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