JPH03221309A - 鋼棒切断プロセスとその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ローリンクミルから出て来た鋼棒を市販長さ
に切断するプロセスとその鋼棒切断プロセス用装置に関
する。ここで、鋼棒とは連続ローノンクプロセスにより
ロールされた鋼棒を意味し、その断面形状は問わない。

（従来の技術） 鋼棒をローリングするためのローリングミルは、従来既
知である。最後のローリングスタンドの下流には、切断
手段か設けてあって、ロールされた材料を市販長さの倍
数で通常４０ｍから１００ｍの範囲の長さに切断する。

伝統的なローリングミルでは、ロールされた材料を自然
循環的空気冷却するか、強制的冷却をするかにかかわら
ず、最後のローリングスタンドの下流には、切断手段か
設けてあって、ロールされた材料を市販長さの倍数の長
さに切断する。前記切断機の下流には、供給テーブルが
設けてあって、供給テーブルは、切断された鋼棒を冷却
ベットに供給する。冷却ベツドは、切断された鋼棒か摺
動する平面と切断された鋼棒の摩擦力により制動するこ
とのできる長さである。前記長さは、最大ローリング速
度の関数であるか３５ｍから６０ｍの範囲にある。

供給テーブルの下流には、冷却テーブルか設置されてい
る。冷却テーブルは、４０ｍから１００　ｍの長さて、
８ｍから１２ｍの幅の範囲にある。

鋼棒か冷却テーブルを離れると、鋼棒はローラエプロン
を通って切断機に供給され、そこで複数の冷却された鋼
棒を同時的に市販長さに切断する（前記長さは、一般に
８ｍから２４ｍの範囲にある）次いで、鋼棒を束にし、
結束し、続いて前記鋼棒束を材料倉庫に送出する装置か
続く。

この種の装置は、次の欠点を有する。即ち、相当の場所
を要することである。その場所の長さは、仕上げスタン
ドと冷却ベツドの端部との間の長さは、７５ｍから約１
６０　ｍの範囲になり、それは、建屋、基礎、機械、据
え付けの労力の高負担及び結果として非常に高い運転と
保守コストを意味する。

更に、選択的に次の処理装置に供給し同時に冷却する装
置のチャンネル形状チャンバーに、仕上げスタンドの下
流に据えつけられた切断機により市販長さの倍数の長さ
に切断された鋼棒を供給するローリングミルか既知であ
る。

この種類の装置は、ダニエル＆　シー　オフィス機械社
により１９８４年１月１７日に出願された欧州特許出願
Ｎｏ、１１４．７９１に開示されている。

この種類の機器は、ローリングミルの全体的寸法を減少
させることかできるか、市販長さに切断された鋼棒を受
容するようにはなっていない。更に、所要の制動サイク
ルも長く、限られた範囲の鋼棒直径にしか適用できない
。

（発明か解決しようとする課題） 本発明の目的は、従来装置に比較して狭い所要場所の鋼
棒切断プロセス用装置を提供することにより、従来技術
の装置に付随する上述の欠点を軽減することである。

（課題を解決するための手段） 前記目的を達成するために、本発明に係る鋼棒切断プロ
セスは、次の特徴を有している。即ち、−切断された鋼
棒を制動し、かつ分配するＩＩ動／分配装置の一部をな
し、かつ鋼棒の切断に同調して次々と段階的に動く複数
のチャンバーからなる第１収集チャンバーに連続的にロ
ールされた製品を供給する工程と、 −第１鋼棒を市販長さに切断し、第１鋼捧に続いて第２
鋼捧の先導端部を第２収集チャンバーに導入し、並びに −前記第２鋼棒を市販長さに切断し、前記収集チャンバ
ーを移動することにより、前記制動された第１鋼棒をコ
ンベヤー手段に送出する工程とを、備える、ことを特徴
としている。

鋼棒切断プロセスを実施する装置は、次の特徴を有して
いる。即ち、 −ローリングミルから出て来た鋼棒（１７）を市販長さ
に切断するための、少なくとも１個の回転式切断機（１
０）と、 −切断された鋼棒を受容し、かつ下流の処理装置に前記
鋼棒を供給する機能を有するコンベヤー手段に前記切断
された鋼棒を送出する、制動／分配装置（１１）、 とを有する、ことを特徴とする鋼棒切断プロセス用装置
である。

前記抑止／分配装置（１１）は、回転式切断機（１０）
と同調して段階的に回転する複数の回転同軸ドラム（１
３）により構成され、各回転同軸ドラム（１３）には、
市販長さに切断された鋼棒を受容し、かつ前記コンベヤ
ー手段に前記鋼棒を送出する円周配置チャンバー（１６
）が設けてあり、前記鋼棒（１７）を制動する制動手段
（２０）は、前記回転同軸ドラム（１３）と協働し、か
つ制動手段（２０）は前記円周配置チャンバー（１６）
の内部に面している。

添付図面を参照して、実施例に基づいて本発明をより詳
細に以下に説明する。

（実施例） 図面に示すように、本発明に係る装置は、少なくとも１
個の回転式切断機１０と切断された鋼棒を制動しかつコ
ンベヤー手段に送出する制動／分配装置（１１）との組
合せにより形成されている。切断機ＩＯは、ローリング
ミルから出て来た鋼棒を市販長さに切断する。コンベヤ
ー手段は、前記鋼棒を束ね、結わえ、かつ保管する装置
に供給すると同時に冷却する機能を有する。

切断機１０の下流には、ローリングミルの仕上げスタン
ドから出て来た鋼棒のオンライン熱処理を行うための装
置１２か設けである（第２図）。装置１２は、従来技術
、例えば１９８２年５月１３日の欧州特許出願Ｎｏ、Ｅ
Ｕ　８２１０４１９３の主題である装置であるから、こ
こでは詳細には記載も図示もしない。

切断機１０は、既知の種類でもので、例えばフランス国
特許Ｎｏ、　ｌ、　４５１．９２７の主題である切断機
１０と同様であるから、ここでは概略図示し記載するに
止める。詳細には、上記明細書を参照すること。

第１図から第４図に示すとおり、制動／分配装置ｔｉは
、相互に短い間隔をおいて次々に隣合わせに並び、かつ
駆動モータ１５と連結されて動作するシャフト１４に結
合された複数のドラム１３により構成されている。尚、
モータは、段階的にドラムを回転させる。

各トラム１３は、内部に鋼棒１７を受容する複数のチャ
ンバー、即ち円周配置チャンバー１６を有している。尚
、鋼棒１７は、上流の切断機１０により市販長さに切断
されている。

ロール１８．１８ａは、それぞれモータ手段１９．１９
ａに駆動されて前記トラＡ１３と協働する（第２図と第
３図）。ロール１８．１８ａは、鋼棒１７を前進させて
トラム１３のチャンバー１６の内部に進める機能を有す
る。鋼棒１７を制動する磁気制動手段２０は、協働して
鋼棒１７を適当な速度でかつ設定位置て下に敷設された
コンベヤー手段に送出する。

磁気制動手段２０は、意図する目的に適合する他の手段
、機械式手段と交換することもてきる。

機械的制動手段は、対のロール、制動ブロック等により
、又は支持面での自然的摩擦により形成することかでき
る。

切断工程の前後てロール１８は、鋼棒１７を駆動する。

ロール１８ａは、切断された鋼棒を前記ドラムの前記チ
ャンバー１６の内部に前進させる機能を有する。

前記コンベヤー手段は、チェーンコンベヤー手段２１に
より従動される所謂ラック２１から構成されている。チ
ェーンコンベヤー手段２２の下には、ブロワ−２３（第
１図）を設置することかできる。その目的は、市販長さ
に切断された鋼棒１７の冷却である。

ラック２１（第１図、第４図及び第５図）は、本来既知
の種類のラッつて、鋸歯状静止ベツド２４を備えている
。鋸歯状静止ベツド２４は、−組の可動鋸歯状レーキ２
５と一組の円錐形モータ駆動ロール２６により交差され
る。

レーキ２５はフレーム２７に取り付けてあり、カム駆動
システム２９により矢印２８の方向に回転運動で動く。

切断機１０（第７図から第１０図）は、１対のブレード
３０．３１により構成されている。上部ブレード３０と
下部ブレード３１は、シャフト３３の回りに回転する回
転アーム３２にそれそて取り付けである。

上述の装置は、次のように運転される。

切断機１０のブレード３０．３１は、第７図に示すよう
にそれぞれの位置で通常静止した状態に保持されている
。切断命令信号か制菌プロセッサー（図示してない）か
ら発信されたとき、ブレードは運動を開始し、鋼棒を切
断する前に（第６図）、鋼棒１７の速度に到達する。

切断か開始されると（第９図）、上部ブレード３０は、
鋼棒１７の末端部を下降させ、下部プレート３１は、続
いて来る鋼棒１７ａの先導端部を上昇させ０ 市販長さに切断された鋼棒１７とローリングミルから出
て来た鋼棒１７ａのそれぞれの軌道に関し第１改変例を
得ることかてきる。鋼棒１７は、第１Ｆラム１３の円周
配置チャンバー１６の１個に装填される。

第１０図に示すように、ブレード３１を支持するアーム
３２に固定された円形隔壁３４は、ローリングミルによ
り供給された鋼棒１７ａの先導端部を更に上方に動かし
て、前記先導端部を円周配置チャンバー１６に続いて第
１Ｆラム１３の円周配置チャンバー１６ａに入れる。

プレート３０．３１の回転と、ドラム１３の回転は、相
互に同調して行われ、市販長さに切断された各鋼棒は、
上述の方法でかつ第７図から第１Ｏ図に図示するように
次々にドラム１３の円周配置チャンバーの１個に装填さ
れる。

各切断サイクルにおいて鋼棒かドラム１３の回転により
駆動ロール１８ａとの係合し、次いて制動磁石２０と係
合するかか、理解できるてあろう。制動磁石２０は、鋼
棒を減速させて、鋼棒か、シュート３６を通ってドラム
１３の下に据えつけた鋸歯状ラック２１に鋼棒の送出か
計画された領域で正確に送出されるようにする。

ラック２１に位置した鋼棒は矢印（第５図）の方向にロ
ール２６により前進し、レーキ２５の偏心的回転運動に
より矢印３８の方向に段階的に動いて、チェーンコンベ
ヤー装置２２と係合する。チェーンコンベヤー装置２２
は、鋼棒をブロワ−２３の場所に先ず前進させ、次いて
装置の出口に向かわせる。装置の出口ては、従来技術か
ら既知の装置が設けてあって鋼棒を結束して束の形にし
、その鋼棒束を保管する。

当業者には明白なことであるか、本発明に係る装置の占
める場所は、従来技術から既知の種類の装置か必要とす
る場所よりかなり小さくて良く、冷却ヘッドと鋼棒を冷
却ベツドに供給する供給テーブルは全く存在しない。そ
れは、市販長さに鋼棒を切断する切断機１０の特殊な配
置、即ちローリングミルの下流直後て、かつ回転ドラム
装置の上流と言う特殊な配置により、冷却ベツドと鋼棒
を冷却ベツドに供給する供給テーブルは不要である。

回転ドラム装置は、切断された鋼棒を制動し、かつ結束
及び保管装置に鋼棒を分配する。鋼棒か切断機から装置
出口に走行する間に、切断された鋼棒は、回りの空気に
より、又はブロワ−２３により更に冷却される。

開示されている鋼棒制動／分配装置１１は、単に例示的
に、非制限的に開示されており、本発明の本旨から逸脱
することなく改変することがてきる。

トラム１３を第１２図に図解的に示す種類のチェーンコ
ンベヤー装置１１３と交換することか可能である。更に
、ドラム１３、又はチェーンコンベヤー装置１１３を時
計回りから反時計回りに回転させることかできる。

鋼棒を市販長さに切断するために、同しく２個の切断機
をオンラインに配置することかできる。

その場合、１個の切断サイクルか１個の鋼棒を市販長さ
に切断するのに対応する一方、２個の切断機を設置した
とき、切断サイクルを２個毎の鋼棒を市販長さに切断す
る。

同時に、１個の鋼棒の代わりに２個又は３個以上の鋼棒
を切断することもできる。

上述のように、鋼棒か縦方向に動く代わりに、鋼棒か水
平に動く制動／分配装置を設けることもてきる。

このようにして、本発明の目的は達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る装置の部分的断面立面図 第２図は、平面図； 第３図は、第２図の線ｌｌｌ−ｌ１１の平面での断面図 第４図は、第２図の線ＩＶ−ＩＶの平面での断面図。 第５図は、鋼棒を移動するラックの平面図；第６図は、
第１図の線Ｖｌ−ＶＩの平面の断面図：第７図から第１
０図は、切断機の種々の運転段階を示す。 第１１図は、変形例を示す。 １０・・・回転式切断機 １１・・・制動／分配装置 １２・・・装置 ３・・・ドラム ４・・・シャフト ５・・・駆動モータ手段 ６・・・円周配置チャンバー ７・・・鋼棒 １８．１８ａ・・・ロール １９．１９ａ・・・モータ手段 ２０・・・制動手段 ２１・・・ラック ２２・・・コンベヤー手段 ２３・・・ブロワ− ２４・・・静止ベツド ２５・・・レーキ ２６・・・ロール ２７・・・フレーム ２９・・・カム駆動システム ３０、３１・・・ブレード ３６・・・シュート １１３・・・コンベヤー装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ローリングミルから出て来た鋼棒を市販長さに切断
   するプロセスであって、 −切断された鋼棒を制動し、かつ分配する制動／分配装
   置の一部をなし、かつ鋼棒の切断に同調して次々と段階
   的に動く複数のチャンバーからなる第１収集チャンバー
   に連続的にロールされた製品を供給する工程と、 −第１鋼棒を市販長さに切断し、第１鋼棒に続いて第２
   鋼棒の先導端部を第２収集チャンバーに導入し、並びに −前記第２鋼棒を市販長さに切断し、前記収集チャンバ
   ーを移動することにより、 前記制動された第１鋼棒をコンベヤー手段に送出する工
   程とを、 備える、ことを特徴とする鋼棒切断プロセス。 ２、請求項１に記載の鋼棒切断プロセスを実施する装置
   であって、 −ローリングミルから出て来た鋼棒（１７）を市販長さ
   に切断するための、少なくとも １個の回転式切断機（１０）と、 −切断された鋼棒を受容し、かつ下流の処理装置に前記
   鋼棒を供給する機能を有するコンベヤー手段に前記切断
   された鋼棒を送出する、制動／分配装置（１１）、 とを有する、ことを特徴とする鋼棒切断プロセス用装置
   。 ３、前記抑止／分配装置（１１）は、回転式切断機（１
   ０）と同調して段階的に回転する複数の回転同軸ドラム
   （１３）により構成され、各回転同軸ドラム（１３）に
   は、市販長さに切断された鋼棒を受容し、かつ前記コン
   ベヤー手段に前記鋼棒を送出する円周配置チャンバー（
   １６）が設けてあり、前記鋼棒（１７）を制動する制動
   手段（２０）は、前記回転同軸ドラム（１３）と協働し
   、かつ制動手段（２０）は前記円周配置チャンバー（１
   ６）の内部に面している、ことを特徴とする請求項２に
   記載の鋼棒切断プロセス用装置。４、前記コンベヤー手
   段は、チェーンコンベヤー装置（２２）により従動され
   るラック（２１）から構成され、チェーンコンベヤー装
   置（２２）の下にはブロワー（２３）が設置されている
   、ことを特徴とする請求項２に記載の鋼棒切断プロセス
   用装置。 ５、鋼棒（１７）を前進させる鋼棒前進ロール（１８、
   １８ａ）は、前記回転同軸ドラム（１３）と協働し、鋼
   棒前進ロール（１８、１８ａ）は、前記円周配置チャン
   バー（１６）の内部に向いている、ことを特徴とする請
   求項３に記載の鋼棒切断プロセス用装置。 ６、前記制動手段（２０）は、磁気テープである、こと
   を特徴とする請求項３に記載の鋼棒切断プロセス用装置
   。 ７、前記制動／分配装置（１１）は、チェーンコンベヤ
   ー装置（１１３）を備える、ことを特徴とする請求項２
   に記載の鋼棒切断プロセス用装置。 ８、前記制動手段（２０）は、機械的テープである、こ
   とを特徴とする請求項３に記載の鋼棒切断プロセス用装
   置。 ９、前記制動手段（２０）は、制動ブロックから構成さ
   れている、ことを特徴とする請求項８に記載の鋼棒切断
   プロセス用装置。 １０、前記制動手段（２０）は、ロールから構成されて
   いる、ことを特徴とする請求項８に記載の鋼棒切断プロ
   セス用装置。 １１、前記制動手段（２０）は、鋼棒が摩擦力により走
   行する支持床により構成されている、ことを特徴とする
   請求項８に記載の鋼棒切断プロセス用装置。