JPH03220336A - 絡紐体並びにその製造ノズル - Google Patents

絡紐体並びにその製造ノズル

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JPH03220336A
JPH03220336A JP1202990A JP1202990A JPH03220336A JP H03220336 A JPH03220336 A JP H03220336A JP 1202990 A JP1202990 A JP 1202990A JP 1202990 A JP1202990 A JP 1202990A JP H03220336 A JPH03220336 A JP H03220336A
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JP
Japan
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hole
nozzle
gas
tangled
feeding hole
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JP1202990A
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English (en)
Inventor
Toshio Minoda
箕田 敏雄
Sadao Nakanishi
中西 定雄
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本゛発明は、糸条流体加工における例えばガラス繊維の
絡紐体と、その製造ノズルに関するものである。
(従来技術) 圧縮気体を制限された空間より噴出して擾乱区域を作り
、この流れの中に糸条を給送してループや絡みを付与す
るものとして特公昭35−1673号公報には、空気等
の流れを噴出する為のノズルと流体導入管と導糸管とで
流体室を構成し且つ前記のノズルを外に向って漸次大き
く開口する流線型の形状とし、必要に応じて該流線型ノ
ズルの前方に邪魔板を設けたバルキーヤーンの製造用ジ
ェットが開示されており、この基本的構造に改良が加え
られた一例として、特開昭59−9236号公報には、
中心に孔を有し側部に該中心孔と連通した気体導入孔を
有する胴部と、胴部の糸条入り口側から胴部の中心孔に
嵌合した中心に糸道孔を有するニードルと、胴部の糸条
出口側から胴部の中心孔に嵌合したベンチュリーとから
なり、胴部内局面とニードルの外周面とで環状室を形成
し、かつニードル先端外部テーパー面とベンチュリー内
部テーパー面とで環状流体径路を形成した糸条処理ノズ
ルにおいて、前記環状流体径路の巾を流体進行方向に沿
って漸次拡大した糸条処理ノズルが開示されている。
また、特開昭63−12733号公報には、糸条を挿通
させる導糸路を有し、前記導糸路内の糸条に対して斜め
方向から加圧流体を噴射させて前記糸条に推進力を付与
するとともに、前記加圧流体の噴射力によって前記糸条
に嵩高性を持たせるための糸条加工ノズルであって、前
記導糸路の断面形状を長形とするとともに、前記加圧流
体を前記導糸路内に噴射させるための加圧流体噴射孔を
、前記導糸路の断面の長軸方向に成分を有する向きに設
けた糸条加工ノズルが提案され、さらにまた、特開昭6
2−177249号公報には、導糸孔とノズル孔からな
る絡合ノズルにおいて、導糸孔は頭B流路と足部流路か
らなり、足部流路はノズル孔側にあってその巾はノズル
孔径より小さく、導糸孔断面積とノズル孔断面積の比が
1.3〜5.0であり、かつ導糸孔に対するノズル孔の
噴射角が20〜70度である絡合ノズルが開示されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記先行技術において、特公昭35−1673号公報あ
るいは特開昭59−9236号公報のものは、糸条に嵩
高なループを形成させるものであるが、得られた糸条に
糸軸方向に張力をかけると形成されたループが解けやす
くなる欠点をもち、絡みを主体とした特開昭63−12
733号公報、特開昭62−177249号公報のもの
は、糸条を通す導糸路(あるいは導糸孔)の断面形状を
長形とすることとにより加圧流体の回転流を阻止するよ
うにしたものであるが、特殊な形状の穿設は加工に多く
の手間を必要とし、同一寸法でノズルを製作しても加工
誤差から同一ノズルの製作が難しく、また圧力流体の圧
力調整と送りスピードのコントロールだけで同一形状の
製品を生産することは極めて難しいものであった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、従来のかかる問題点に鑑みてなしたもので、
緊張により伸び率の小さい新たな組紐体として、ストラ
ンド郡の繊維を圧力流体により開繊交絡せしめた組紐体
において、該繊維l; の交絡が波状!形成せしめられている組紐体、また、前
記組紐体が内層部と外層部との絡み合いで一体形成せし
められている絡U体を提供し、さらに側面に気体導入孔
を設けた筒状の胴部に糸導孔を中心に設けたインナーを
密封状に嵌着し、該糸導孔の途中にベンチュリーの絞り
孔を設け、該絞り孔と前記気体導入孔開に前記糸導孔の
出口側に向かって傾斜しかつ該絞り孔側をレジュサー状
にして連通ずる通気孔を穿設し、該糸導孔の出口側にパ
イプを連設した組紐体の製造ノズルを提供する。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図の(イ)、(ロ)は本発明のノズルで製造したそ
れぞれの組紐体の外形図、(ハ)は他の態様の絡紐体外
層部の一部を切欠した外形図を示し、第2図は製造工程
の一部を説明する概略図を示し、第3図は本発明のノズ
ル組立縦断面図を示し、第4図は第3図のA−A視切断
断面図を示すものである。
圧力流体で組紐体1112.13を製造するノズル10
は、片端に鍔部1を有し側面に気体導入孔2を設けた筒
状の胴部3に、中心に糸導孔4を有するインナー5を遊
嵌状に嵌着し、前記胴部3端縁部の螺刻に螺合する蓋状
のインナーホルダー6を締めつけて、該ホルダーとイン
ナー5の端部との間に介在する図示されないパツキン、
また前記鍔部lとインナー5の端部との間に介在する図
示されないパツキンとを押圧し、インナー5の両端を密
封状態にして胴部3に嵌着するが、インナー5の中心に
穿設する糸導孔4はその途中において、該糸導孔より小
孔径なベンチュリーの絞り孔7を設け、該絞り孔と前記
気休場入孔2間に前記糸導A4の出口側に向かって傾斜
し、該絞り孔側にレジューサ−状にて連通する通気孔8
を穿設するが、該通気孔の傾斜角度は糸導孔4の中心線
に対して85°程度とする。また通気孔8の先端部、す
なわち絞り孔7の内壁と連通ずる箇所は、レジューサ−
状に絞り、その中心線の延長は絞り孔7の中心線とほぼ
一致するよう穿設するものであり、また気体導入孔2よ
り見た該通気孔8の位置は、第4図に示すようにA−A
視切断面より見て気体導入孔2の中心線より偏芯させる
ようにするものであり、これにより糸導孔4の入口側に
おける吸引力の強弱と絡み状態の調整を行うものであっ
て、気体圧、処理量等を考慮して任意に決定するもので
ある。
鍔部1側、すなわち糸導孔4の出口側には、該糸導孔と
ほぼ同内径のパイプ9をインナー5に連設するが、その
取付けは該インナーと螺着、もしくは溶着してもよく、
インナーホルダー6を緩めてパイプ9、あるいは気体導
入孔2を僅かに回すことにより、前述した気体導入孔2
より見た通気孔8の位置を容易に31整することができ
る。
気体導入孔2には、図示されないホースで例えば圧縮空
気源と連結し、圧縮空気を注入すれば絡紐体の製造ノズ
ル10となる。
ストランド16、あるいはおよび他のストランド17を
糸導孔4の人口に差し込み前記圧縮空気を気体導入孔2
より注入すれば、パイプ9より絡紐体を吐出するが、該
ノズルの前後に配設する供給ロール18.18.19.
19、あるいは引き取りロール20.20の回転スピー
ド、ストランド16の供給量、他のストランド17の供
給量等により、第1図に示す複合鎖編み状の絡紐体11
、鎮状バルキー絡み状の絡紐体12、内層部14と外層
部15を一体に絡ましたカバード状の絡紐体13等の各
と 種絡み紐を形成さlることかできる。
以下、本発明のノズル10の作動を説明する。
糸導孔4の入口側に配設する供給ロール18.18に挟
まれて来るストランド16を、糸導孔4に差し込み気体
導入孔2より圧縮空気を注入すると、該空気は通気孔8
を通過し絞り孔7へと流入し、パイプ9内を経由して該
パイプ端より絡紐体と共に吐出するが、該絡紐体はパイ
プ9の出口側に配設する引き取りロール20.20に挟
持されつつ移動し巻き取られる。気体導入孔2より通気
孔8を通過した圧縮空気は、絞り孔7において旋回流と
なり、該絞り孔7内を螺旋状に旋回しながらパイプ9内
へと流れるが、該旋回流は絞り孔7でストランド16を
移動せしめ、かつ移動中の該ストランドに捩じり作用を
付加し、その捩じりはストランド16に通気孔8と絞り
孔7との交差点、すなわち噴射点を境として糸導孔4の
入口側に例えばS撚り、パイプ9側にZ撚りの仮撚とな
り、糸導孔4の注入側のストランド16は仮撚状態が目
視され、その仮撚現象は絞り孔7内の移動をスムースに
助長せしめるものである。S撚りのストランド16が噴
射点を通過するとZ撚と合撚して仮撚状態を解撚し、解
撚したストランド16の繊維中に圧縮空気を吹き込み、
次々と生じるその繰り返しにより波状の絡みを形成せし
め、絞り孔7を通過した高圧空気は絡紐体と共にパイプ
9に沿って移動し先端より吐出する。
通気孔8のレジュシサー状部分より噴出する圧縮空気は
、拡散せしめられ絞り孔7の内壁に沿って旋回し開繊の
ストランド16に交絡作用として働き、さらにパイプ9
内へと移行する圧縮空気は、該パイプ内で僅かな拡散現
象を生ずるが、その後はパイプ9に沿って流れ、交絡し
た絡紐体の搬出移動に寄与するもので、パイプ9より絡
紐体と共に吐出する空気は拡散をすることなく直進する
ため、拡散乱流により生じる嵩高現象を付与することは
ない。
例えばストランド16の処理量は、糸導孔4を8■■φ
、絞り孔7を3IIIIIφ、通気孔8の噴射口を1.
5−φとし、1〜4気圧の高圧空気を気体導入孔2より
注入して300〜1000テツクスのガラス繊維を15
0〜400■/分のスピードで絡綬体11を製造し、該
絡紐体について1000テックス当たり10kgのF4
重を掛けて測定すると、その伸び率は大気中で1.5%
、100%水中で2.0%、100%のスチレン液中で
3.4%と極めて低い値を示し、何れにおいても解絡状
態は見られなかった。
糸導孔4にフィードするストランド16は、単数本にお
いて第1図の(イ)に示すような3〜6+smピッチの
細かい複数鎖編み紐状の絡紐体11となり、給送するス
トランド16を複数本とすれば第1図の(ロ)に示すよ
うな僅かにバルキー化した7〜20a+mピッチの鎖状
組紐体12となり、第1図の(ハ)に示す絡紐体13は
、ストランド16のフィードに加え供給ローラー19.
19を介してストランド16より36%増しの供給スピ
ードでストランド17を糸導孔4に給送することにより
、絡みピッチの異なる内層部14と外層部15が互いに
絡み一体形成したカバード状となり、ピッチの調整は流
体の圧力、ストランドの送りスピードにより行うもので
ある。
ストランド16.17を異なる材質で組み合わせるど、
例えばストランド16をアラミド繊維としストランド1
7をガラス繊維、あるいはストランド16をガラス繊維
としストランド17をカーボン繊維とすれば、両者の特
性を生かした絡み紐となる。また、ストランド16.1
7のフィード比を1対1とし、ストランド16を金属細
線、例えばピアノ線としストランド17をガラス繊維と
すれば芯糸となるピアノ線をバイパスしてカバードのガ
ラス繊維同士が堅く締まりメタル入り絡紐体を形成する
ことができる。
絡みに主体をおき絡紐体を生産すれば、織物用撚糸品の
代替となり、これをクロスにすれば石綿代替品とするこ
ともできる。
通常、集束剤は0.3%以下でバルキー加工も極めて困
難であるが、本発明のノズル10に関しては0.5%で
も充分対応することができるものである。
(発明の効果) 本発明のノズルを使用して形成された絡紐体は、供給繊
維のスピード、組み合わせなどで多品種のものとするこ
とができ、その用途も広く、性状はし羽の少ない堅い紐
状で伸び率が低く変形もなく、通気孔の設定位置を調整
可能にしたことなどによりガラス繊維集束剤の塗布量に
よる品質格差を矯正することができ、その生産性も極め
て高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図の(イ)、(ロ)は本発明のノズルで製造したそ
れぞれの絡紐体の外形図、(ハ)は他の態様の絡紐体外
層部の一部を切欠した外形図を示し、第2図は製造工程
の一部を説明する概略図を示し、第3図は本発明のノズ
ル組立縦断面図を示し、第4図は第3図のA−A視切断
断面図を示すものである。 2・・気体導入孔 3・・胴部 4・・糸導孔5・・イ
ンナー 7・・絞り孔 8・・通気孔9・・パイプ  
10・・ノズル 11.12.13・・絡紐体 16.17・・ストラン
ド鴫1図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ストランド郡の繊維を圧力流体により開繊交絡せ
    しめた絡紐体において、該繊維の交絡が波状に形成せし
    められていることを特徴とする絡紐体。
  2. (2)前記絡紐体が内層部と外層部との絡み合いで一体
    形成せしめられていることを特徴とする絡紐体。
  3. (3)側面に気体導入孔を設けた筒状の胴部に糸導孔を
    中心に設けたインナーを密封状に嵌着し、該糸導孔の途
    中にベンチュリーの絞り孔を設け、該絞り孔と前記気体
    導入孔開に前記糸導孔の出口側に向かって傾斜しかつ該
    絞り孔側をレジュサー状にして連通する通気孔を穿設し
    、該糸導孔の出口側にパイプを連設したことを特徴とす
    る絡紐体の製造ノズル。
JP1202990A 1990-01-22 1990-01-22 絡紐体並びにその製造ノズル Pending JPH03220336A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62110935A (ja) * 1985-11-01 1987-05-22 三菱レイヨン株式会社 複合加工糸及びその製造方法
JPH01266232A (ja) * 1988-04-12 1989-10-24 Toyobo Co Ltd 抗張力体成形用糸条及び抗張力体

Patent Citations (2)

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