JPH03218796A - 洗濯機の表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マンコン等の電子制御回路で予約運転可能な
全自動洗濯機の表示方法に関する。

〔従来の技術〕

第３図は、かかる洗濯機の一例として一槽弐の全自動洗
濯機を示すもので、これは外箱（１）内に水受け槽（図
示せず）を設け、この内部に洗濯兼脱水槽（２）を回動
自在に吊下げ、この洗濯兼脱水槽（２）内に攪拌翼（３
ａ）を放射状に設けたアジテータ（３）を正反転動作可
能に立設し、また水受け槽下方にはモーター（図示せず
）やモーターの回転を伝える■ベルト、プーリー、減速
機構等を備えてある。

外箱（１）の上部には洗濯物を出入れするためのフタ（
４）と、洗濯運転内容の設定や表示を行う操作パネル（
５）とを設ける。

この操作パネル（５）は、従来、例えば第４図に示すよ
うに各種押釦式の多数のスイッチ類と多数の表示ランプ
類とを表面に顕出したもので、スイッチ類は時計セット
スイッチ（８）、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の設
定を行う工程設定スイッチ（９）、使用水位の設定を行
う水位スイッチ（１０）　、予め設定されている標準、
スピーディーなどのコースのうちから希望のものを選定
する全自動コーススイッチ（１ｌ）、一時停止／解除ス
イッチ（１２）　、予約運転の設定を行う予約スイッチ
（ｌ３）及び電源スイッチ（ｌ４）としての入スイッチ
（１４ａ）、切スイッチ（１４ｂ）により構成される。

このうち前記時計セットスイッチ（８）は「時」「分」
の設定を行う時間スイッチ（８ａ）、分スイッチ（８ｂ
）、現在時刻の設定を行う時計スイッチ（８ｃ）、予約
運転終了時刻の設定を行う予約スイッチ（８ｄ）とによ
り構成される。

また、表示ランプ類は、現在時刻や予約運転終了時刻を
表示する時計表示器（６）、前記工程設定スイッチ（９
）に対応して設定内容表示や進行表示を行うＬＥＤラン
プを用いる表示ランプ（７）により構成される。

第５図は制御系のブロック回路図で、マイクロコンピュ
ータなどを用いる制御装置（３３）の入力端子側に水位
センサー、フタ・アンバランスセンサーなどのセンサ一
部（３５）、発振回路（３６）　（３７）、入スイッチ
（１４ａ）　、切スイッチ（１４ｂ　）が接続され、出
力端子側に時刻表示器（６）、表示ランプ（７）また、
モーター（１Ｇ）の右回転用の駆動回路（１９ａ）左回
転用の駆動回路（１９ｂ）　、給水弁（ｌ７）の駆動回
路（１９ｃ）　、排水弁（１８）の駆動回路（１９ｄ）
が接続されるそれぞれのフォトトライアック（２０ａ）
　（２０ｂ）（２０ｃ）　（２０ｄ）及び接点（２３ａ
）を有する自己保持リレー（２３）が増幅器（２ｌ）を
介して接続され、これら駆動回路（１９ａ）　〜（１９
ｄ）は、交流電源（１５）に対して並列に接続されるモ
ーター（１６）　、給水弁（ｌ７）、排水弁（ｌ８）に
直列的に接続され、、接点（２３ａ）はこれらモーター
（１６）　、給水弁（ｌ７）、排水弁（ｌ８）の前段位
置で配設される。図中（２２）はブザーを示す。

次に制御装置（３３）への給電回路について説明すると
、前記交流電源（１５）に対し前記駆動回路（１９ａ）
〜（１９ｄ）　と並列に接続されるトランス（２４）に
より１００ボルトの交流は約１０分の１の電圧（約１２
ボルト）に降圧され、さらに整流器であるダイオードブ
リッジ（２５）により整流されて直流となり、この直流
は平滑コンデンサ（２６）　、平滑リアクトル（２７）
、ツェナーダイオード（２８）、平滑コンデンサ（２９
）により平滑、かつ降圧されて約５ボルトの直流電流と
して制御装置（３３）に供給される。

以上のようにして洗濯の運転予約の設定を行うには、ま
ず時計セットスイッチ（８）のうち時計スイッチ（８ｃ
）、時間スイッチ（８ａ）、分スインチ（８ｂ）を押し
て現在の時刻を入力設定し、これを時計表示器（６）に
表示した後、続いて同じく時計セットスイッチ（８）の
うちの予約スイッチ（８ｄ）、時間スイッチ（８ａ）、
分スイッチ（８ｂ）を押して予約運転の終了時刻である
予約時刻を入力設定してこれを時計表示器（６）に表示
し、その後洗濯運転の内容を設定する。

洗濯運転の内容設定は、「標準」　「スピーディ」「デ
リケート」　「念入り」などのように予め洗濯内容が設
定されているコースのうちから希望のものを選定するに
は、全自動コーススイッチ（１１）を押して希望のコー
スに対応する表示ランプ（７）を点灯させる。また、マ
ニュアルにより洗濯内容を設定するには、洗いスイッチ
、すすぎスイッチ、脱水スイッチなどの工程設定スイッ
チ（９）を押して、それぞれ希望の洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間に対応する表示ランプ（７）を点灯させ、
さらに水位スイッチ（１０）を押して使用水位に対応す
る表示ランプ（７）を点灯させ、最後に予約スイッチ（
ｌ３）を押して予約終了時刻に運転が終了するよう運転
が開始するように計時を開始する。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように運転予約の設定は、現在の時刻の入力設定及
びその表示、予約運転の終了時刻の入力、設定及びその
表示を行い、その上で洗濯内容の設定とその表示を行っ
ているため、多くのキースイッチ操作を要し面倒である
のみならず、予約時刻の設定と洗濯内容の設定とは異な
る種類のスイッチにより行い、しかも異なる表示部に表
示するようにしているため、スイッチ操作が煩雑となっ
て貢えにく《設定しづらいものとなるのみならず、表示
内容も一目ではわかりにくく、設定ミスが生じやすく予
約運転が実行されないこともある。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、運転予約
の設定を行うに際し、時間と洗濯内容との予約設定が簡
単に行え、しかも設定した時間と洗濯内容との設定表示
をはっきりと一目で区別でき、設定内容がわかりやすく
、入力操作ミスを防ぐことができて予約運転を確実に実
行できる洗濯機の表示方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、マイコン等の電子制
御回路で予約運転可能な全自動洗濯機において、予約運
転が終了するまでの時間を表示するとともに洗濯内容を
表示する共用のランプを設け、時間表示時と洗濯内容表
示時とでランプの発光色を異ならせることを要旨とする
ものである。

〔作用〕

本発明によれば、運転予約の設定に当たり、時間と洗濯
内容との設定内容を共用の表示ランプで表示するので、
一個所でまとめて内容を知ることができ見易く、しかも
時間と洗濯内容との表示は、ランプの発光色を異ならせ
るようにしたので、両者の設定内容を混同して誤認する
こともなく、正確に入力設定でき、設定後も見誤るおそ
れがない。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の洗濯機の表示方法の実施例を示す操作
パネルの正面図で、洗濯機の全体構成は第３図について
既に説明したものと同様であるからここでの詳細な説明
は省略する。

本発明でも表示装置は操作パネル（５）を外箱（１）の
上部に設けるものであるが、この操作パネル（５）には
各種押和式のスイッチと表示ランプとを表面に顕出した
。

スイッチとしては、洗濯内容としての洗い時間、すすぎ
回数、脱水時間の設定を行う工程設定スイッチ（９）、
使用水位の設定を行う水位スイッチ（１０）、予め設定
されている標準、スピーディなどのコースのうちから希
望のものを選定する全自動コーススイッチ（１１）、予
約運転の設定や現時刻から予約運転の終了時刻までの時
間設定を行う予約スイッチ（１３）、スタート／停止ス
イッチ（３８）及び電源スイッチ（１４）としての入ス
イッチ（１４ａ）、切スイッチ（１４ｂ）を設け、この
うち工程設定スイッチ（９）、全自動コーススイッチ（
１１）は横方向に一列に並べた。

表示ランプとしては、前記工程設定スイッチ（９）、全
自動コーススイッチ（１１）の上方にＬＥＤ（発光ダイ
オード）ランプを用いる単独で点発光する複数（図示の
例では１４個）の表示ランプ（７ａ）〜（７ｎ）を連続
的に横一列に並べて設け、これら１４個の表示ランプ（
７ａ）〜（７ｎ）を現時刻から予約運転終了時刻までの
時間を１時間単位で表示するランプとして該表示ランプ
（７）の上方に時間を示す「１」〜「１４」までの数字
を記すとともに、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の設
定内容及びコース示すランプとして該表示ランプ（７）
の下方には「ｌ５」「１１」「７」「３」分の洗い時間
の数字、ｒ２，ｒ１」回、「注水」のすすぎ回数と注水
すすぎを示す数字及び文字、「５」　「３Ｊ　「ｌ」分
の脱水時間の数字、「標準」「スピーディ」　「念入り
」　「デリケート」のコースを示す文字をそれぞれ記し
た。

また、水位スイッチ（１０）の上方には前記表示ランプ
（７ａ）〜（７ｎ）とは別個に使用水位「高」　「中」
　「低」を示す文字とランプ（３９）とを設ける。

そして、第２図に示すように前記表示ランプ（７ａ）〜
（７ｎ）には、予約時間用のものと洗濯内容工程用のも
のと別個のラインＡ，Ｂを増巾器（４０）を介して制御
装置（３３）に接続し、ラインＡに通電した場合とライ
ンＢに通電した場合とでは表示ランプ（７ａ）〜（７ｎ
）の発光色が異なるように構成した。

次に運転予約を行う方法を説明すると、まず予約運転の
終了時の設定として、今から何時間後に洗濯運転が終了
してほしいか、現時刻から予約運転終了時までの時間を
「時間」単位で入力設定する。この入力設定は例えば予
約スイッチ（１３）を１回押す毎に、表示ランプ（７ａ
）〜（７ｎ）が「１時間から「１４」時間の方に向かっ
て順次１個ずつスキップ点灯していくから、希望の時間
、例えば今から１０時間後に運転をスタートさせたい場
合は、「１０」の数字の下方に位置する表示ランプ（７
ｊ）が点灯したところで予約スイッチ（ｌ３）の操作を
停止する。この場合、ランプ（７ｊ）にはラインＡを通
って通電され、ランプ（７ｊ）は例えば赤色に発光する
。

」 次に、洗濯内容の設定として、洗い時間、すすぎ回数、
脱水時間を工程設定スイッチ（９）を用いて行う。この
時は、運転開始時までの時間表示として点灯していた「
１０」時間を示す位置の表示ランプ（７ｊ）は消え、設
定した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間に対応する位置
の表示ランプのみが点灯する。

この場合、例えば洗い時間「１１分」、すすぎ回数「２
回」、脱水時間「３分」に設定すると、表示ランプ（７
ｍ）（７　ｊ）（７　ｆ）が点灯するが、これら表示ラ
ンプ（７ｍ）（７ｊ）（７ｆ）にはランプを通って通電
されるので予約時間を表示する場合とは異なる色、例え
ば青色に発光する。

さらに、水位スイッチ（１０）により使用水位の設定を
行った後、スタート／停止スイッチ（３８）を押せば、
１０時間後に運転が終了するよう計時が開始される。

この間の予約運転開始までは、表示ランプ（７ｊ）〜（
７ａ）がスキップ点灯して終了するまでの残り時間を赤
色の発光で表示し、開始時刻が到来して運転開始後は設
定した洗い、すすぎ、脱水の工程を青色の発光で表示す
る。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の洗濯機の表示方法は、運転予
約の設定を行う場合に、設定した予約時間と洗濯内容と
を同一の表示ランプで共用して表示できるので同じ場所
で見ることができ見易く、しかもこの場合に予約時間と
洗濯内容との表示は異なる色で行うようにしたので混同
して見誤るおそれもなく設定内容がわかりやすく入力操
作ミスも防げて予約運転を確実に実行できるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機の表示方法の実施例を示す操作
パネルの正面図、第２図は同上表示ランプの通電回路図
、第３図は洗濯機の全体斜視図、第４図は操作パネルの
従来例を示す正面図、第５図は制御系の従来例を示すブ
ロック図である。 （１）・・・外箱　　　　　（２）・・・洗濯兼脱水槽
（３）・・・アジテータ　　（３ａ）・・・攪拌翼（４
）・・・フタ　　　　　（５）・・・操作パネル（６）
・・・時計表示器 （７）（７ａ）〜（７ｎ）・・・表示ランプ（８）・・
・時計セットスイッチ （８ａ）・・・時間スイッチ（８ｂ）・・・分スイッチ
（８Ｃ）・・・時計スイッチ（８ｄ）・・・予約スイッ
チ（９）・・・工程設定スイッチ （ｌＯ）・・・水位スイソチ （１１）・・・全自動コーススイッチ （１２）・・・一時停止／解除スイッチ（ｌ３）・・・
予約スイッチ　（１４）・・・電源スイッチ（１４ａ）
・・・人スイッチ　　（１４ｂ）・・・切スイ・ソチ（
ｌ５）・・・電源　　　　　　（１６）・・・モーター
（ｌ７）・・・給水弁　　　　（１８）・・・排水弁（
１９ａ）・・・モーターの右回転用の駆動回路（ｌ９ｂ
）・・・モーターの左回転用の駆動回路（１９ｃ）・・
・給水弁の駆動回路 （１９ｄ）・・・排水弁の駆動回路 （２０ａ　）　　（２０ｂ　）　　（２０ｃ　）　　（
２０ｄ　）　−フォトトライアック （２ｌ）・・・増巾器　　　　　（２２）・・・ブザー
（２３）・・・自己保持リレー　（２３　ａ　）・・・
接点（２４）・・・トランス （２５）・・・ダイオードブリッジ （２６）　（２９）・・・平滑コンデンサ（２７）・・
・リアクトル　　　（２８）・・・ツエナーダイオード
（３３）・・・制御装置　　　　　（３５）・・・セン
サ一部（３６）　（３７）・・・発振回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マイコン等の電子制御回路で予約運転可能な全自動洗濯
   機において、予約運転が終了するまでの時間を表示する
   とともに洗濯内容を表示する共用のランプを設け、時間
   表示時と洗濯内容表示時とでランプの発光色を異ならせ
   ることを特徴とする洗濯機の表示方法。