JPH03216756A - タイムシェアリング計算機システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機システムのプロセス管理に利用する。本
発明は計算機システムのもとてタイムシェアリングシス
テムを使用する場合のプロセス管理に関する。

〔概要〕

本発明は中央処理装置に複数の端末が接続されプロセス
を実行するタイムシェアリング計算機システムにおいて
、 利用者が入力したコマンドの実行プロセスを端未対応に
作成し、そのプロセスに対応するエントリを登録して実
行優先度の値が大きいプロセスから優先して実行するこ
とにより、 高い優先度を望む端末に対してコマンドを優先的に実行
できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のタイムシェアリングシステムのプロセス
管理方式では、コマンドを入力する端末やプロセス上で
実行中のコマンドとは無関係にプロセスの実行優先度の
高い順に優先的に実行され、低い順にスワップアウトす
る候補を決定していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のタイムシェアリングシステムにおけるプ
ロセス管理方式では、特定の端末から入力する特定のコ
マンドを一般の端末から入力するコマンドよりも優先さ
せて実行したい場合に、端末やコマンドの種類に依存せ
ずに均一にプロセス管理され、一般の端末から入力する
コマンドが実行するプロセスと同等に実行される可能性
があり、端末利用者の要求するコマンド毎の実行優先度
制御ができない欠点がある。

本発明はこのような欠点を除去するもので、特定端末か
ら投入される特定コマンドを優先的に実行できるシステ
ムを提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、接続される複数の端末と１対１に対応し前記
端末から入力されたコマンドにより対応するプロセスを
実行するプロセス実行手段を備え、前記端未対応のプロ
セスの状態を保持するプロセス状態テーブルと、前記端
末から入力されたコマンドの属性を定義するコマンドテ
ーブルと、前記端末の属性を定義する端末テーブルとを
設け、前記プロセスの状態を管理するプロセス管理手段
と、前記端末テーブルと前記コマンドテーブルとを検索
するテーブル検索手段と、前記プロセス状態テーブルを
更新するプロセス状態テーブル変更手段とを備えたタイ
ムシェアリング計算機システムにおいて、タイムシェア
リングシステムのシステムジェネレーション（ＳＧ）時
にＳＧパラメータを解析するＳＧパラメータ解析手段と
、このＳＧパラメータ解析手段の指示により前記コマン
ドテーブルと前記端末テーブルとに実行優先度制御の指
示を与える実行優先度制御指示手段とを備え、前記実行
優先度制御指示手段は、前記端末から入力されたコマン
ドを実行するプロセスの実行優先度制御の指示をタイム
シェアリングシステムのシステムジェネレーション時に
コマンドとコマンドを端末毎に入力し、実行優先度を設
定する手段を含むことを特徴する。

前記プロセス管理手段に、前記端末から入力されたコマ
ンドにより実行されるプロセスを前記プロセス状態テー
ブルに登録し、実行優先度の値が大きいプロセスから優
先して実行させ、実行優先度の値が小さいプロセスから
順にスワップアウトの候補とし、プロセス上でコマンド
を起動するタイミングが到来したときには前記テーブル
検索手段に通知する手段を含むことができる。

〔作用〕 端末から入力されたコマンドを実行するプロセスの実行
優先度制御の指示をタイムシェアリングシステムのＳＧ
時にコマンドとコマンドを入力する端末毎に指示し、端
末識別名に対応する実行優先度とコマンド名に対応する
実行優先度を設定する。設定された実行優先度の値が大
きいプロセスから優先して実行し、値の小さいプロセス
から順にスワップアウトの候補にする。

これにより、特定端末から投入される特定コマンドを優
先的に実行することができる。

本発明のシステムでは、高い料金を支払って優先順を端
末の側で希望することができるシステム利用形態を契約
できる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、接続される複数の端末１００と１対１
に対応し前記端末１００から入力されたコマンドにより
対応するプロセス１０１ａを実行するプロセス実行手段
１０１を備え、端末１００対応のプロセス１０１ａの状
態を保持するプロセス状態テーブル１０４と、端末１０
０から入力されたコマンドの属性を定義するコマンドテ
ーブル１０３　と、端末１００の属性を定義する端末テ
ーブル１０２とを設け、プロセス１０１ａの状態を管理
するプロセス管理手段１０７と、端末テーブル１０２と
コマンドテーブル１０３　とを検索するテーブル検索手
段１０８と、プロセス状態テーブル１０４を更新するプ
ロセス状態テーブル変更手段１０９とを備え、さらに、
タイムシェアリング計算機システム１０のシステムジェ
ネレーション（ＳＧ）時にＳＧパラメータを解析するＳ
Ｇパラメータ解析手段１０５と、このＳＧパラメータ解
析手段１０５の指示によりコマンドテーブル１０３と端
末テーブル１０２とに実行優先度制御の指示を与える実
行優先度制御指示手段１０６とを備え、実行優先度制御
指示手段１０６は、端末１００から入力されたコマンド
を実行するプロセスの実行優先度制御の指示ヲタイムシ
ェアリング計算機システム１０のシステムジェネレーシ
ョン時にコマンドとコマンドを端末１００毎に入力し、
実行優先度を設定する手段を含む。

また、プロセス管理手段１０７には、端末１００から入
力されたコマンドにより実行されるプロセス１０１ａを
プロセス状態テーブル１０４に登録し、実行優先度の値
が大きいプロセス１０１ａから優先して実行させ、実行
優先度の値が小さいプロセス１０１ａから順にスワップ
アウトの候補とし、プロセス１０１ａ上でコマンドを起
動するタイミングが到来したときにはテーブル検索手段
１０８に通知する手段を含む。

第２図（ａ）は端末テーブル１０２の構成を示す図であ
る。端末テーブル１０２は端末識別名２０４と実行優先
度２０５とからなるエン｝　ＩＪで構成され、端末識別
名２０４で示される端末１００から入力されるコマンド
が実行するプロセス１０１ａの実行優先度を定義する。

第２図（ｂ）はコマンドテーブル１０３の構成を示す図
である。コマンドテーブル１０３はコマンド名２００と
実行優先度２０１とからなるエントリで構成され、コマ
ンド名２００に対応するコマンドが実行するプロセス１
０１ａの実行優先度を定義する。

第２図（Ｃ）はプロセス状態テーブル１０４の構成を示
す図である。プロセス状態テーブル１０４はプロセス識
別名２０２と実行優先度２０３とからなるエントリで構
成され、プロセス識別名２０２はプロセス１０１ａを一
意に識別するために付加された名前であり、実行優先度
２０３はプロセス１０１ａの実行順番を決定するための
値である。

次に、このように構成された本発明実施例の動作につい
て説明する。

先ずタイムシェアリングシステムのＳＧ時にコマンドと
コマンドを投入する端末毎の実行優先度の指示を行う過
程について説明する。

タイムシェアリングシステムのＳＧ時にＳＧパラメータ
解析手段１０５はＳＧパラメータを読み出し解析を行う
。このとき端末１００とコマンドの実行優先度指示パラ
メータが存在すれば、実行優先度制御指示手段１０６に
通知する。

実行優先度制御指示手段１０６はＳＧパラメータ解析手
段１０５から端末識別名および対応する実行優先度とを
受け取り端末テーブル１０２内の該当エントリに実行優
先度を設定する。また、ＳＧパラメータ解析手段１０５
からコマンド名および対応する実行優先度とを受け取り
コマンドテーブル１０３内の該当エントリに実行優先度
を設定する。

次に本発明実施例のタイムシェアリングシステムのプロ
セスの実行優先度制御の過程について説明する。

利用者が端末１００からコマンドを入力すると、プロセ
ス管理手段１０７はコマンドの実行するプロセス１０１
ａを端末１００対応に作成し、作成したプロセス１０１
ａに対応するエントリをプロセス状態テーブル１０４に
登録して実行優先度２０３の値が大きいプロセス１０１
ａから優先して実行し、実行優先度２０３の値が小さい
プロセス１０１ａから順にスワップアウトの候補とする
。また、プロセス１０１ａ上でコマンドを起動するタイ
ミングが到来した場合には、テーブル検索手段１０８に
通知する。

テーブル検索手段１０８はプロセス管理手段１０７から
プロセス識別名を受け取る。このプロセス識別名を持つ
プロセス１０１ａに対応する端末１００の端末識別名を
キーにして端末テーブル１０２を検索する。さらにこの
プロセス識別名に対応するプロセス１０１ａ上で起動さ
れるコマンドのコマンド名をキーにしてコマンドテーブ
ル１０３を検索する。検索した結果、端末テーブル１０
２とコマンドテーブル１０２の両方で実行優先度の指示
があれば端末テーブル１０２で指示された実行優先度２
０５とコマンドテーブル１０３で指示された実行優先度
２０１とを比較して小さいほうの値をプロセス状態テー
ブル変更手段１０９へ通知する。

また、端末テーブル１０２とコマンドテーブル１０３の
いずれか一方で実行優先度の指示があればその値をプロ
セス状態テーブル変更手段１０９へ通知する。

プロセス状態テーブル変更手段１０９はテーブル検索手
段１０８から実行優先度を受け取りプロセス状態テーブ
ル１０４の該当するエントリに設定する。

プロセス管理手段１０７はプロセス状態テーブル１０４
を検索し、実行優先度２０３の値の大きいプロセスから
優先して実行する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、利用者がタイムシ
ェアリングシステムのＳＧ時に実行優先度を指示するこ
とにより、特定端末から投入される特定コマンドを優先
的に実行することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の全体構成を示すプロ，ソク図。 第２図（ａ）は本発明実施例の端末テーブルの構成を示
す図。 第２図（ｂ）は本発明実施例のコマンドテーブルの構成
を示す図。 第２図（Ｃ）は本発明実施例のプロセス状態テーブルの
構成を示す図。 １０・・・タイムシェアリング計算機システム、１００
・・・端末、１０１・・・プロセス実行手段、１０１ａ
・・・プロセス、１０２・・・端末テーブノペ１０３・
・コマンドテーブノベ１０４・・・プロセス状態テーブ
ノペ１０５・・・ＳＧノイラメータ解析手段、１０６・
・・実行優先度制御指示手段、１０７・・・プロセス管
理手段、１０８・・・テーブル検索手段、１０９・・・
プロセス状態テーブル変更手段、２００・・・コマンド
名、２０１　、２０３　、２０５・・・実行優先度、２
０２・・・プロセス識別名、２０４・・・端末識別名。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、接続される複数の端末と１対１に対応し前記端末か
   ら入力されたコマンドにより対応するプロセスを実行す
   るプロセス実行手段を備え、 前記端未対応のプロセスの状態を保持するプロセス状態
   テーブルと、 前記端末から入力されたコマンドの属性を定義するコマ
   ンドテーブルと、 前記端末の属性を定義する端末テーブルと を設け、 前記プロセスの状態を管理するプロセス管理手段と、 前記端末テーブルと前記コマンドテーブルとを検索する
   テーブル検索手段と、 前記プロセス状態テーブルを更新するプロセス状態テー
   ブル変更手段と を備えたタイムシエアリング計算機システムにおいて、 タイムシエアリングシステムのシステムジェネレーショ
   ン（ＳＧ）時にＳＧパラメータを解析するＳＧパラメー
   タ解析手段と、 このＳＧパラメータ解析手段の指示により前記コマンド
   テーブルと前記端末テーブルとに実行優先度制御の指示
   を与える実行優先度制御指示手段と を備え、 前記実行優先度制御指示手段は、前記端末から入力され
   たコマンドを実行するプロセスの実行優先度制御の指示
   をタイムシエアリングシステムのシステムジェネレーシ
   ョン時にコマンドとコマンドを端末毎に入力し、実行優
   先度を設定する手段を含む ことを特徴するタイムシエアリング計算機システム。 ２、前記プロセス管理手段に、前記端末から入力された
   コマンドにより実行されるプロセスを前記プロセス状態
   テーブルに登録し、実行優先度の値が大きいプロセスか
   ら優先して実行させ、実行優先度の値が小さいプロセス
   から順にスワップアウトの候補とし、プロセス上でコマ
   ンドを起動するタイミングが到来したときには前記テー
   ブル検索手段に通知する手段を含む請求項１記載のタイ
   ムシエアリング計算機システム。