JPH0321623Y2 - - Google Patents

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JPH0321623Y2
JPH0321623Y2 JP1985158479U JP15847985U JPH0321623Y2 JP H0321623 Y2 JPH0321623 Y2 JP H0321623Y2 JP 1985158479 U JP1985158479 U JP 1985158479U JP 15847985 U JP15847985 U JP 15847985U JP H0321623 Y2 JPH0321623 Y2 JP H0321623Y2
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JP
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shelf
rail
auxiliary shelf
auxiliary
hanging
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JP1985158479U
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JPS6266526U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は上棚の下側に引出し式に取付ける着
脱自在な引出し補助棚に関するものである。
「従来の技術」 従来公知となつているこの種の補助棚として、
例えば実公昭49−3239号公報で紹介された「補助
棚付組立棚」は、平板製組立棚の両側に設けた棚
受用袖板下部に溝型金具を固定してレール部材と
し、同金具の中に同形の溝型金具を摺動自在に嵌
合し、その内部溝型金具の中に補助棚板の左右端
縁を前後方向に摺動し得るように差入れたもの
で、この組立棚は書籍等の整理棚として棚本体と
補助棚とを一体的に連結構成したものであつて、
その構造上、補助棚とレール部材だけを取外し任
意の棚に取付けて利用することはできなく、その
用途が限定されたものである。
「考案が解決しようとする問題点」 そこで本考案においては、台所用水切棚やその
他各種の整理棚等、いか様な既設の棚にも取付け
られて引出し式に操作できる取付け取外しが自由
な補助棚を提供しようとするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記問題点解決の手段として、任意形状の棚板
の下面に沿つて摺動溝を形成した吊レールを左右
一対取付けるために、挾持板を上端に挿着した吊
杆を取付対象の棚板上から下方に挿通して之を吊
レールの上壁に螺着するものであり、棚板上の挾
持板と吊レールとで棚板を挾んで吊杆で締付け固
定する。
又、補助棚の両側端にも夫夫前記吊レールの摺
動溝と同様な摺動溝を有するレール部材を夫夫設
け、両レール間を連結して補助棚を支承するため
にレール部材の長さより少し短かい支承連結板を
設け、その支承連結板の側面部で前半部と後半部
とに、両レールが上下に重なつて前後摺動できる
程度の上下段差を設けて各段複数個一組づつの回
転子を階段状横列に軸支し、その高段部に設けた
回転子を吊レールの摺動溝内に、低段部に設けた
回転子を補助棚側端の摺動溝内に左右両側で夫夫
遊嵌することにより、前記支承連結板を介して補
助棚が吊レール下側部とその前方部との間で前後
摺動自在な様に両者を可動連繋するものであり、
尚、吊レール及び補助棚側端レールの各摺動溝内
前後端には夫夫回転子の摺動制御装置として止片
を付設して回転子がレール上から外れるのを防止
する。
「作用」 支承連結板の高段部両回転子を吊レールの摺動
溝内に遊嵌し、低段部両回転子を補助棚側端の摺
動溝内に遊嵌し、該連結板の低段部で補助棚側端
を支承させていて、高段部回転子は吊レール摺動
溝内で、低段部回転子は補助棚側端摺動溝内で夫
夫前後摺動自在であるから、吊レールの下側に収
まつた補助棚を前方へ引くと、先ず低段部回転子
と補助棚側端摺動溝との間で互に摺動が起ること
により補助棚の前半分が吊レール前端下側から前
方へ突出した時点において、補助棚摺動溝後端の
止片が低段部の後側回転子に当つて支承連結板を
前方へ引くようになる。続いで之を引けば次に高
段部回転子が吊レール摺動溝内を前進摺動して支
承連結板の前半分が吊レール前端から前方へ突出
して停止するので、結局補助棚の全幅が吊レール
下側から前方へ突出した状態になり、引出し式に
上棚から引出され、その時点において吊レール摺
動溝前端の止片により高段部回転子の前進が制御
され支承連結板がそれ以上前進しない。
又、引出された補助棚を後方へ押すと、先ず支
承連結板の低段部回転子と補助棚側端摺動溝との
間で摺動が起り補助棚が半分幅だけ後退した時点
で同摺動溝前端の止片により支承連結板前端の回
転子を後方へ押すから、次には高段部回転子が吊
レール摺動溝内を後退摺動して該支承連結板後端
の回転子が吊レール後端の止片に当るまで移動
し、補助棚が吊レール下側に沿つて後退し上棚下
側に収まる。
「実施例」 本考案の一実施例として示した添付図面中の第
1図は、引出し補助棚をパイプ棚(上棚)に取付
けて之を前方へ引出した状態を示してあり、第2
図以降においてその各部各様の詳細図を示してあ
る。
前記パイプ棚Aは並列させた数本のパイプ1…
…の両側端を夫夫連結具2で上下から挾着連結し
之を両吊枠3により吊持させて所要部に吊設す
る。
補助棚Bは網板4(例えばパンチングメタル)
の前後両端縁を夫夫上向きに折曲げその両端に横
棧5,5′を添着し、側面形を低いU形状に形成
し、その左右両側端に同様なU形の側枠6,6′
を添着結合し、尚同側枠に沿つて前後方向にC形
レール7を付設するため、C形レールの背面にL
形棧8の一片を背合わせに添着した該L形棧の水
平状となつた他片を前記側枠6,6′の下面に重
合し、重合両片をビス9、ナツト10で螺着結合
させてあり、尚、後述する回転子をレール摺動溝
内に遊嵌した後において、前記レール7の摺動溝
7a内の前後両端に夫夫止片11を嵌入し之をレ
ール背壁に螺着するように設けてある。
又、前記パイプ棚Aの下側に沿つて取付ける両
吊レール12は、前記レール7と同形のC形レー
ルに対し、不等辺L形棧13の短片13aを分厚
くしたものの分厚い短片13aをレール上側へ水
平状にして突出させ分薄い長片13bをレール背
面に重合させて該重合両片を溶着してなり、尚分
厚い短片13aの前後両端部に夫夫螺孔13cを
対設してあり、挾持板14を挿着した吊杆15を
前記両螺孔13cに螺挿するようにしてあり、
尚、摺動溝12aの前後両端には前記補助棚レー
ル7と同様に止片11を回転子の遊嵌後に嵌入し
之をレール背壁に螺着するよう設けている。
尚又、支承連結板16は前記レール7,12よ
り少し短かくし、その前半部と後半部とを上下段
差を設けて前低い側面形階段状に形成したもので
あつて、その内側面において高段部と低段部とに
夫夫二個一対づつの回転子17……を軸具17a
により等間隔横列に軸支してあり、前記支承連結
板の前後部段差形状に従つて前後両対で高低段差
を生じており、その段差は前記両レールを上下に
重合させた時点において両レール間に少し間隙が
生じ両者が互に前後摺動するに支障がない程度と
する。(第3図参照)。
そして、前記支承連結板16に軸支した高段両
回転子を吊レール12の摺動溝12a内に、低段
両回転子を補助棚側端レール7の摺動溝7a内に
夫夫左右両側において遊嵌することにより、両側
吊レール12,12と補助棚Bとを互に前後摺動
自在に可動連繋するものであり、その後において
各レール摺動溝内前後両端に夫夫止片11を嵌入
螺着して各回転子の摺動制御装置とする。
尚、本実施例における吊レール、支承連結板及
び補助棚相互の作用については、前記「作用」の
項の記述と共通するものであるから、重複説明を
省略するが、吊レールの取付装置である挾持板及
び吊杆の作用について説明をつけ加えると、挾持
板を上棚板上に置いて棚板に吊杆を貫通させそれ
を下側の吊レール上壁に螺挿することにより、挾
持板と吊レール上壁とで棚板を挾持するから吊レ
ールが棚板下面に沿つて固着する。尚、前記吊杆
は上棚板の構造がパイプ連結板、格子状又は簀子
状、あるいは又網状のものでもその棚板の適所に
容易に挿通でき、又、平板製棚板の場合にはそれ
に吊杆挿通孔を穿孔してから吊杆挿通を行うこと
も可能であり、いか様の棚板にも本考案の引出し
補助棚を取付けることが可能である。
「考案の効果」 前述のように、本考案の補助棚は既設棚の構造
に抱りなく既設棚の下面に一対の吊レールを取付
けることにより引出し式の棚が設けられ、要、不
要に応じて之を出入れして適宜便利に利用するこ
とができ、レール部材の摺動溝内における各回転
子の摺動によりその作動が至つて軽快に行われる
から、補助棚の出入れ操作が迅速である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案補助棚の一実施例取付状態を示
す斜視図、第2図はその要部の分解斜視図、第3
図は第1図の正面縦断面図、第4図は同補助棚を
上棚下側に収めた状態を示す側面図、第5図は同
じく補助棚を引出した状態を示す側面図である。 A……パイプ棚、B……補助棚、1……パイ
プ、2……連結具、3……吊枠、4……網板、
5,5′……横棧、6,6′……側枠、7……C形
レール、8……L形棧、9……ビス、10……ナ
ツト、11……止片、12……吊レール、13…
…不等辺L形棧、14……挾持板、15……吊
杆、16……支承連結板、17……回転子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後部で上下段差を設けて二階段状に形成した
    前半低段部と後半高段部との同一面側に夫夫二個
    一対宛の回転子を軸支した支承連結板を設け、高
    段部回転子を主棚下側に挾着吊持したC形吊レー
    ルに遊嵌し、低段部回転子を補助棚側枠に添設し
    たC形レール内に遊嵌することにより、前記支承
    連結板を介して補助棚を前後摺動自在に主棚下側
    に吊設した引出し補助棚。
JP1985158479U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0321623Y2 (ja)

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JP1985158479U JPH0321623Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JP1985158479U JPH0321623Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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Publication Number Publication Date
JPS6266526U JPS6266526U (ja) 1987-04-24
JPH0321623Y2 true JPH0321623Y2 (ja) 1991-05-10

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JPS493239U (ja) * 1972-04-10 1974-01-12
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JPS57124235U (ja) * 1981-01-28 1982-08-03

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JPS6266526U (ja) 1987-04-24

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