JPH03216129A - 水棲動物飼育水槽の水の浄化方法 - Google Patents

水棲動物飼育水槽の水の浄化方法

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JPH03216129A
JPH03216129A JP2008496A JP849690A JPH03216129A JP H03216129 A JPH03216129 A JP H03216129A JP 2008496 A JP2008496 A JP 2008496A JP 849690 A JP849690 A JP 849690A JP H03216129 A JPH03216129 A JP H03216129A
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JP
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water
tank
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aeration
filled
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JP2008496A
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Takayuki Suzuki
隆幸 鈴木
Takaaki Suzuki
孝明 鈴木
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Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
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Ebara Research Co Ltd
Ebara Infilco Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水棲動物飼育水槽の水の浄化方法に関するも
のである。
(従来の技術) 水棲動物飼育水槽(以下、水槽と略記する。)では、例
えば、魚類の水槽では魚類の排泄物がら生ずる有害なN
H.を排除するため、水槽に砂濾過設備を付設して水槽
の水を循環し、砂層中の硝化菌の作用を利用してNH3
をNo,−にまで酸化分解している。
(発明が解決しようとする課題) この方法では、NH,は除去されるがNO3−が次第に
蓄積するのでNO3−によって悪影響を受ける水槽では
、槽内水の交換が頻繁に行われている。
その海水の量は、例えば通常の水族館でも大量であるた
め、海水の運送費が嵩み、憂慮すべき問題になっている
本発明は水槽のNo3−を脱窒する工程を合理的に利用
ことによって、水槽におけるNO3−の上昇を防止する
ことを目的として想到したものであり、水棲動物飼育水
槽の水を浄化する方法において、該水槽の水を好気的条
件にある微生物付着媒体充填槽に導入してエアレーショ
ンすることからなるエアレーション工程、該エアレーシ
ョンされた水の大分を濾過することにより該水に含有さ
れたSSを除去すると共に該水に含有されたNH3をN
O、に硝化することからなる濾過工程、該濾過工程にて
処理された該水を前記飼育水槽に返送することからなる
返送工程、および該エアレーションされた水の残部を嫌
気的条件にある微生物付着媒体充填脱窒塔に通してNo
Xを除去した後、前記好気的条件にある微生物媒体充填
槽に導入することからなる脱窒工程からなることを特徴
とする水棲動物飼育水槽の水の浄化方法である。
該エアレーション工程において、水槽の水からの汚染成
分は、微生物、例えば、硝化菌、BOD酸化菌等と接触
せしめられることにより処理される。例えば、NH3は
硝化され、BOD成分等は酸化分解される。
又、該エアレーション工程において、水槽の水は微生物
処理されると共に空気中の酸素が水自体に溶解せしめら
れる。この場合の水と空気の微生物付着媒体充填槽への
導入法は、特に限定されず、公知の手段が採用できる。
例えば、導入空気と水を共に同一方向に導入すること、
導入空気と水を互いに対向するように導入すること、導
入空気と水の導入方向をランダムに設定すること等が挙
げられる。
本発明においてエアレーションされた水は、所定の割合
で分けて該濾過工程または脱窒工程にて処理され、該濾
過工程で処理された水は水槽を経てエアレーション工程
へ、該脱窒工程で処理された水は該エアレーション工程
に戻されるという一連の工程がリサイクルされる。
即ち、本発明は該リサイクル工程により、従来NOxの
蓄積による水棲生物(特に軟体動物)の死亡等の弊害を
効果的に防止することができたものである。
本発明において、水槽水の濾過工程または脱窒工程への
導入割合は、濾過工程への導入水:脱窒工程への導入水
=100:0.5〜5、好ましく?、100:0.5〜
2である。
該濾過工程における具体的な濾過手段は公知のものが使
用でき、重力方向でも反重力方向でもよく、更に、該濾
過手段は好適な洗浄手段が配備されたものでもよい。ま
た、濾剤としては、硝化菌を自生または付着せしめた砂
、アンスラサイト、ゼオライト、セラミック、スポンジ
などの合成樹脂濾材、活性炭等が挙げられるが、該エア
レーション工程に使用される微生物付着媒体と同一のも
のを用いることもできる。
該脱窒工程において、NOx即ちNO■−またはNO3
等は、微生物付着媒体の脱窒菌等の微生物により被処理
水中の還元物質および/または所望により添加される還
元物質の存在下にN2に還元される。
この場合、該添加される還元物質としては、エタノール
、イソプロパール、ブドウ糖、メタノール等が挙げられ
る。
該還元物質を添加する場合、その添加量は、過不足なく
添加されることが理想的であるが、仮に過剰に添加され
てもエアレーション工程で還元物質を酸化する微生物を
付着せしめることにより還元物質の残留を防止すること
ができる。
該脱窒工程において、微生物付着媒体充填脱窒塔に通す
手段としては、該水を重力方向でも反重力方向でも通し
てよく、更に、該脱窒工程は好適な洗浄手段が配備され
たものでもよい。又、微生物付着媒体の担体である媒体
としては、上記エアレーション工程、濾過工程のものと
同様のものが用いられるが、好ましくは、砂、活性炭で
ある。
(作用) 次に本発明の一実施態様について第1図を参照して説明
する。
水槽1の水は循環ラインI2、曝気槽5、循環ライン■
3、砂濾過塔4を経由して循環される。
導入水中のSSは砂濾過塔4の濾層4fで濾過され、N
H3 (アンモニア)は濾N4fに(付着)生息してい
る硝化菌によってNO3− (硝酸イオン)に硝化され
、水槽1に循環される。硝化に必要な酸素は曝気槽5に
おいて空気6によって供給される。
曝気槽5から出た液の一部は、循環ライン■7を経由し
、脱窒用のエタノールなどの還元剤8とともに微生物付
着媒体が充填され、嫌気的条件にある脱窒槽9に導入さ
れ、液中のNO3−はN2にまで還元分解(脱窒)され
る。脱窒処理水10は微生物付着媒体Mが充填された好
気的条件下にある曝気槽5の前段部11、中段部12、
さらに媒体の充填されていない後段部13を経由し、大
部分は砂濾過塔4を経由して水槽1に返送される。曝気
槽5前段11、中段12の媒体には脱窒槽9で残留した
未反応の還元剤を酸化分解する微生物が付着し、残留還
元剤が砂濾過塔4に流入するのが防止される。微生物付
着媒体Mには一部硝化菌も付着しており、循環ラインI
2からの流入水および脱窒処理水10中のNH3の一部
が硝化される。該媒体Mは曝気槽5の後段部13に充填
してよい。
尚、前記還元剤8が残留するのは還元剤の生物学的酸化
により酸素が消費されるためエアレーション工程及び濾
過工程における硝化が阻害されるので好ましくなく、ま
た砂濾過塔4へ流入すると還元剤を利用する微生物が砂
層中に増殖するため砂濾過塔4が閉塞するので好ましく
ない。
5、9は本発明に反しない限り公知の微生物付着媒体を
充填しているものならいがなるものでもよい。
(実施例) マダコ(約500g)を3尾、あじ6kgを飼育してい
る2Mの水槽の海水を第1回に示した方法で浄化した。
装置の仕様及び浄化条件は次の通りである。
脱窒槽 φ0.1m、高さ 2m(媒体充填層厚lm) 充填材 2〜3mmのアンスラサイト 曝気槽 前段部 5l、中段部 5!、後段部 50j
2 (全体) 媒体非充填部 50! 媒体 φ10mmのハニカムチューブ 充填率70χ (前段部、中段部とも3.5 1) 砂濾過塔 0.6m幅X0.6m長さX0.8m高さ×
2塔循環ラインI水量 48  ボ/日 循環ライン■水量 48  ボ/日 循環ライン■水量 0.4 ボ/日 還元剤エタノール注入量 5g/日 曝気槽送気量    43ボ/日 また比較のため、従来法としてマダコ3尾、アジ6 k
gの飼育水槽の浄化を砂濾過塔(0.6+n幅×0.6
m長さX0.8m高さ×2塔)のみで行った。
実施の結果、従来法では飼育開始後13日、18日、2
1日にそれぞれマダコが一尾死亡した。
本発明の方法では、マダコ3尾いずれも2カ月以上生存
した。
(発明の効果) 以上のように本発明により、NO,−によって悪影響を
受ける水棲生物でも水槽の水を頻繁に交換することなく
長期間生存せしめることができる。
また、本法では、脱窒用の還元剤、例えばエタノールな
どを添加しても、エタノールが砂濾過塔、さらには飼育
水槽に流入することがないので、砂濾過塔の閉塞、水槽
中の動物に対する影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を説明するためのフローシ
一トである。 符号の説明 1:水槽       2:循環ラインI3:循環ライ
ン■   4:砂濾過塔 4f:濾層      5:曝気槽 6:空気       7:循環ライン■8:還元剤 
     9:脱窒槽 10:脱窒処理水   11:前段部 12:中段部     13:後段部 M:微生物付着媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水棲動物飼育水槽の水を浄化する方法において、該水槽
    の水を好気的条件にある微生物付着媒体充填槽に導入し
    てエアレーションすることからなるエアレーション工程
    、該エアレーションされた水の大部を濾過することによ
    り該水に含有されたSSを除去すると共に該水に含有さ
    れたNH_3をNO_xに硝化することからなる濾過工
    程、該濾過工程にて処理された該水を前記飼育水槽に返
    送することからなる返送工程、および該エアレーション
    された水の残部を嫌気的条件にある微生物付着媒体充填
    脱窒塔に通してNO_xを除去した後、前記好気的条件
    にある微生物媒体充填槽に導入することからなる脱窒工
    程からなることを特徴とする水棲動物飼育水槽の水の浄
    化方法。
JP2008496A 1990-01-19 1990-01-19 水棲動物飼育水槽の水の浄化方法 Granted JPH03216129A (ja)

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JP2011177619A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Taisei Corp 水処理装置および水処理方法
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