JPH0321592Y2 - - Google Patents

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JPH0321592Y2
JPH0321592Y2 JP6048385U JP6048385U JPH0321592Y2 JP H0321592 Y2 JPH0321592 Y2 JP H0321592Y2 JP 6048385 U JP6048385 U JP 6048385U JP 6048385 U JP6048385 U JP 6048385U JP H0321592 Y2 JPH0321592 Y2 JP H0321592Y2
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JP
Japan
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latch
receiver
tightened
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operating lever
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JP6048385U
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JPS61176375U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、受金と掛金間の締付強度を調整でき
る掛止め金具に関するものである。
(従来の技術) 従来、受金と掛金間の締付強度の調整は、掛金
の基端枢軸部を螺子送り機構によつて受金に対し
て進退させることによつて行われている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような方式では、受金と掛
金間の締付力が螺子送り機構に直接作用するた
め、螺子山が損傷する等して掛け金具全体の寿命
を短くしてしまう傾向にある。また、該機構の機
械的強度を大きく設定するには使用材料の選択及
び製作加工に慎重な配慮が必要であり、掛け金具
の製作コストが高くならざるを得なかつた。
従つて、本考案の目的は、受金と掛金間の締付
強度の調整機構が簡略化され、製作が簡単かつコ
スト安く行なえる掛止め金具を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案の掛止め金具は、被緊締体方Aに取付け
られる受金1と、被緊締体Bに固着される本体2
と、該本体2に枢軸3によつて連結される操作レ
バー4と、基端部5a,5bが操作レバー4に連
結される掛金5とから成り、掛金先端部5cと係
合する受金1の主体部分1aを偏心輪に形成し、
被緊締体Aに対する受金1の取付角度を変更する
ことより、受金1と掛金5間の締付強度を調整す
るものである。
(作用) 受金1の主体部分1aと掛金5の先端部5cが
係合している状態では、掛金5の基端部5a,5
bが枢軸3よりも被緊締体B正面に近接配置され
ているため、掛金5と受金1の間には充分な緊張
力が働いている。
枢軸3を中心に操作レバー4の先端部4aを被
緊締体Bより遠ざける方向に回転させると、掛金
基端部5a,5bが被緊締体B正面より遠ざかる
方向に動く。掛金基端部5a,5bが掛金先端部
5cと枢軸3を通る直線を越えたとき、受金の主
体部分1aと掛金先端部5cとの係合が解除され
る。
(実施例) 図示の実施例において受金1はボルト状に構成
されており、主体部分1aの横断面がボルト軸部
1dに対して偏心した円形に形成されている。主
体部分1aの正面側には主体部分1aと同心に鍔
部1cが設けられ、該鍔部1cは掛金先端部5c
が主体部分1aより滑つて外れるのを阻止する。
主体部分1aの背面に突出したボルト軸部1dの
根元部には、六角形断面の位置決め軸部1bが形
成され、主体部分1aの外周面は位置決め軸部1
bの外接円となつている。
円形座板6の中央部には前記位置決め軸部1b
が嵌合される六角形の透孔7を設けてあり、円形
座板6の背面には被緊締体A側の受孔13,13
に嵌挿される回転止めボス12,12を突設して
ある。受金1の位置決めボルト軸部1bの一部は
は被緊締体A側の軸孔14に嵌合され、受金1と
座金板6は前記ボルト部1dに螺合したナツト8
によつて、被緊締体Aに締付固着される。
受金1と掛金5間の締付強度の調整は、前記ナ
ツト8を緩めて位置決め軸部1bを座板6の透孔
7から抜き取り、受金1を適当角度回転させてか
ら再度透孔7に嵌挿し、ナツト8で締付け固定す
ることによつてなされる。この透孔7に対する位
置決め軸部1bの嵌め方は6通りあり、受金の主
体部分1aと本体2と枢軸3間の距離は、主体部
分1aの偏心距離の2倍の長さの範囲内において
6段階に変更でき、これによつて締付力が増減調
整される。
尚、位置決め軸部1bと透孔7の断面形状は正
6角形に限定されず、正多角形であればいずれも
使用可能である。また、透孔7に相当する開口部
を、被緊締体A自体に形成することもできる。
掛金5は金属棒を折曲加工したものであり、操
作レバー4の側壁坂4b,4cの小孔9a,9b
に差込まれた基端部5a,5bは、外れないよう
に圧縮変形されている。本体2の側壁板2a,2
bと操作レバー4の側壁坂4b,4cには、掛金
5と受金1が係合したとき符合する位置に、南京
錠用孔10a,10bと11a,11bを各々設
けてある。
(考案の効果) 以上のように本考案では、掛金先端部5cと係
合する受金1の主体部分1aを偏心輪に形成し、
被緊締体Aに対する受金1の取付角度を変更する
ことより、主体部分1aと本体2間の距離を変更
し、これによつて受金1と掛金5間の締付強度を
調整するものであり、損傷を受け易い螺子送り機
構等を用いていないため、掛け金具全体の製作を
簡単かつ低コストに行なうことができ、また、長
寿命の掛止め金具が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係る掛け金具を示
し、第1図は該掛け金具の使用状態の正面図、第
2図は該掛け金具の使用状態の底面図、第3図は
第1図のA−A線断面図である。第4図は該掛け
金具に用いた受金の背面図、第5図は該掛け金具
に用いた座板と被緊締体の位置関係を示す斜視図
である。 1……受金、1a……主体部分、1b……位置
決め軸部、2……本体、3……枢軸、4……操作
レバー、5……掛金、6……座板、7……透孔、
8……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被緊締体方Aに取付けられる受金1と、被緊締
    体Bに固着される本体2と、該本体2に枢軸3に
    よつて連結される操作レバー4と、基端部5a,
    5bが操作レバー4に連結される掛金5とから成
    り、掛金先端部5cと係合する受金1の主体部分
    1aを偏心輪に形成し、被緊締体Aに対する受金
    1の取付角度を変更することより、受金1と掛金
    5間の締付強度を調整する掛止め金具。
JP6048385U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPH0321592Y2 (ja)

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JP6048385U JPH0321592Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JP6048385U JPH0321592Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JPS61176375U JPS61176375U (ja) 1986-11-04
JPH0321592Y2 true JPH0321592Y2 (ja) 1991-05-10

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JP6048385U Expired JPH0321592Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4721371B2 (ja) * 2008-10-17 2011-07-13 タキゲン製造株式会社 ファスナー金具用調整受金具

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Publication number Publication date
JPS61176375U (ja) 1986-11-04

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