JPH03215757A - 自動車の電気的負荷の検査装置および検査方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、請求項ｌおよび２の上位概念に記載の検査装
置および検査方法、すなわち自動車においで直流電源に
接続された電気的負荷の検査装置および検査方法に関す
る。

従来の技術 本発明は、ＤＩＮ／１５０９　１　４　１、１９８７年
９月発行の、路面車両に対する診断装置から出発する。

この規格は、路面車両の竃子制御ユニット（ＥＣＵ一電
子コントロールユニット）間のデジタル情報交換および
適切な診断検査装置を定める。この情報交換は車両、装
置および電子制御ユニットの制御、検査、診断および調
整を容易にするものである。第１図はこの関連において
車両の要素を示し、第２図は相応の診断ユニットを示す
。第１図で車両は点線枠ｌで象徴されている。本発明に
重要な車両部材として、２によりバッテリにより形成さ
れた直流電源を、電気的負荷（駆動モータ、調整モータ
、電磁石、調整機構等）全部を１５により、既存の測定
、検出およびその他の捕捉検出機構を全体としてｌ４に
より、および電子制御ユニットをＥＣＵにより示してあ
る。電子制御ユニットＥＣＵは相応の信号をセンサｌ４
から相応の信号線路３を介して受け取る。負荷１５はそ
の動作命令を電子制御ユニッｌ−ＥＣＵから相応の制御
線路４を介して受け取る。

その他電子制御ユニットＥＣＵには直流電源２が相応の
接続線路５、６を介して接続されている。接続線路６に
は主線路を保護するために、取り外し可能な安全器７が
挿入接続されている。その他電子制御ユニットＥＣＵは
、ＤＩＮ／１５０９１４１の要求に応じて、コミュニケ
ーション端子Ｋのみか、または２つのコミュニケーショ
ン端子を有しており、このコミュニケーション端子を介
して、検査目的のために診断ユニット８、１６との診断
接続ないし検査接続を形成することができる。診断ユニ
ットは一般的に診断コンピュータ１６と、それぞれの適
用例に応じて１つのコミュニケーション線路Ｋ，ないし
２つのコミュニケーション線路Ｋ，Ｌと、電子制御ユニ
ットＥＣＵと、診断コミュニケ一ション１６かまたは同
じデータ伝送方式に属さない場合には、直列インターフ
ェース９（例えばＲＳ２３２）を有するインターフェー
スアダプタ８とを有する。ＤＩＮ／１５０９１４１の４
．１章によれば、電子制御ユニットＥＣＵは、検査およ
び診断の制御のための１つのコミュニケーション端子Ｋ
または２つのコミュニケーション端子Ｋ，Ｌを有してい
なければならない。さらに診断検査装置に対するバッテ
リ電圧および共通の帰還線路は、電子制御ユニットＥＣ
Ｕまたは車両ｌに備えられなければならない。線路Ｋお
よびＬが２つまたは複数の電子制御ユニットＥＣＵによ
り統合接続されている場合そこから形成される方式をバ
ス方式と称する。線路Ｋは情報をデジタル形態で電子制
御ユニットＥＣＵから診断コンピュータへ直列で送出す
る線路であると定義することができる。この場合、線路
は診断コンピュータ１６からの命令またはデータを竃子
制御ユニットＥＣＵへ伝送することができる。さらに線
路Ｋは、シリアルコミニュケーションを初期化するのに
使用することができる。線路Ｌは診断コンピュータ１６
から電子制御ユニットＥＣＵへの単一方向線路として定
義される。もしこの線路が備わっていれは、この線路を
、シリアルコミニュケーションを初期化し、および／ま
たは命令および／またはデータを伝送するのに使用する
ことができる。以上のことから以下の４つの仕様しか使
用できないことがわかる。というのは線路Ｋは単一方向
性または双方向性であり、線路Ｌは備えられているか、
または備えられていないからである。

１、単一方向性線路Ｌを備えた双方向性線路Ｋ２．単一
方向性線路Ｌを備えた単一方向性線路Ｋ ３．線路Ｌのない双方向性線路Ｋ ４，線路Ｌのない単一方向性線路Ｋ ４つのそれぞれの場合で、他方の初期化を適用すること
ができる。すなわち、線路Ｋおよび線路Ｌの選択的使用
である。ＤＩＮ／ＩＳＯ９１４１の４頁には、装置の種
々の構成が示されており、コミュニケーション線路Ｋお
よびＬの作用についての説明が含まれている。Ｄ　Ｉ　
Ｎ／ＩＳ０９１４１の４．２章（５頁）には検査例に対
する基本的構成が示されている。

検査方法ないし診断方法、相応の機器および車両側での
手段の標準化はそれ自体通常の場合には十分であるけれ
ども、電子制御ユニットＥＣＵの構成および機能に起因
する以下の問題がある。すなわち、この種の電子制御ユ
ニットＥＣＵは備えているハードウェアおよびプログラ
ムされたソフトウエアに基づいて、エラーの不揮発性記
憶、およびエラー頻度の検出により自己検査を行うこと
ができるが、しかし電子制御ユニットＥＣＵは個々の電
気的負荷１５の電力消費量を検出することはできない。

つまり、電子制御ユニｙ　｝ＥＣＵは黒一白法に従い、
電気的負荷１５の機能または機能不全を検出することが
できるだけである。しかしまさに、該当する電気的負荷
の損傷の゛程度ないし大きさ”をまた該負荷の機能にお
ける欠陥の種類を知ることが、目的とする損傷ないし欠
陥を正確かつ迅速に除去する上で非常に重要なこととな
るのである。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、自動車の直流電源に接続された電気的
負荷の検査に際し、比較的簡単な手段により確実かつ明
白に損傷、欠陥または誤機能を、ＤＩＮ／１５０９１４
１の規格に従った方法で、被検電気的負荷において検出
することができるように構成することである。

課題を解決するための手段 上記課題は請求項ｌおよび２に記載の本発明による装置
および方法により、測定抵抗（シャント）が設けられて
おり、該抵抗は検査時に、直流電源（２）と電気的負荷
（１５）との間の電流分岐路（５、６）に挿入接続され
、診断コンピュータ（１６）による被検査負荷の作動後
に、前記負荷の電流消費量に依存した電圧降下が発生さ
れ、一該電圧降下が測定され、診断ユニット（８、１６
）にて負荷固有の目標値と比較され、差が生じている場
合にその大きさは、負荷に実際に存在している損傷ない
し誤機能の正確な指示として作用するように構成して解
決される。

この解決手段の有利な構成が引用項に記載されている。

基本的に本発明による解決策は、測定抵抗（シャント）
を設けることにある。測定抵抗は検査のために直流電源
と負荷との間の電流分岐に挿入接続される。被検査負荷
の作動後に診断コンピュータにより、当該負荷の電流消
費量に依存した電圧降下を生ぜしめる。この電圧降下が
測定され、診断ユニットにて負荷固有の目標値と比較さ
れる。この比較により差が生じている限り、その大きさ
が負荷において実際に存在する損傷ないし負荷の該機能
に対する正確な指示として作用し、当該指示が視覚的に
診断コンピュータの画像面上に、または出力プロトコル
としてプリントされた形で、例えば”〜での短絡″また
は“〜部の接触抵抗″または“〜の完全欠落”または“
コイル〜の巻き線短絡”等の報告の形で明示される。

この測定抵抗（シャント）は比較的簡単で安価な付加構
成部材である。これは金額的には殆ど負担とならないが
、効果の点から見て非常に大きな利点をもたらす。

以下本発明の解決策を第３図〜第５図に示された実施例
に基づきさらに詳細に説明する。

第３図は第２図の変形例に相応する診断ユニット８、１
６を示す。ユニットは第１図に示したように自動車の構
成要素と接続されている。

車両一安全器７の代わりに、それを取り外した後の端子
に本発明の測定抵抗（シャント）が接続されている。こ
の測定抵抗（シャント）は、高抵抗定数、従って高精度
の測定値の送出を特徴とする。第３図の場合、測定抵抗
（シャント）は自立型構成部材を形成し、測定抵抗によ
って測定値が相応の信号経路１０を介してインタフェー
スアダプタ８へ伝送され、そこで評価される。第４図の
場合では、本発明の測定抵抗（シャント）はインタフェ
ースアダプタ８と共に１つの構成部材を形成しており、
この構成部材から、検出された測定値が、図示していな
い端子ないしチヤ不ルを介してインタフェースアダプタ
８内の評価回路に導かれる。第５図には、診断コンピュ
ータが軍両ｌの電子制御ユニットと同じ系に属する場合
の解決策が示されている。そのためこの場合はインタフ
ェースアダプタを省略することができ、電子制御ユニッ
トＥＣＵの相応の端子Ｋと診断コンピュータ１６との間
のデータ伝送路Ｋが必要なだけである本発明の測定抵抗
（シャント）はこの場合、検出した測定値を、信号線路
１１を介して直接診断コンピュータ１６に伝送する。

車両一安全器７を取り外す代わりに、本発明の測定抵抗
（シャント）をその２つの端子ｌ２ｌ３により、直流電
源２と電子制御ユニ・ソトＥＣＵとの間の電流供給部の
別の区間セクションに接続することができる。

診断コンピュータ１６内では相応の検査ソフトウェアが
相応の担体、例えば７口・ノビーディスクに記憶されて
いる。検査の場合には、診断コンピュータ１６から被検
査負荷の制御のための命令が電子制御ユニットＥＣＵを
介して当該被検査負荷に送出され、電流が直流電源２か
ら本発明の測定抵抗（シャント）を介して被検査負荷に
流れる。その際本発明の測定抵抗（シャント）にて当該
負荷の電流消費量に依存した電圧降下が生じ、この電圧
降下が端子１２、１３間で測定され、評価のため診断ユ
ニノトにさらに導通される。この評価のために、既に述
べたように、インター７エースアダプタ８または診断コ
ンピュータ内に相応の手段が設けられている。その際、
測定抵抗（シャント）にて発生した電圧降下は負荷固有
の目標値と比較される。

異なる場合、その大きさは被検査負荷内に実際に存在す
る損傷ないし該ふかの誤機能の正確な指示を生ぜしめる
。この差の値から直接得られた診断結果か、検査実施者
に直接、診断コンピュータ１６の画面上に視覚的に、ま
たは所属のプリンタによりプリントアウトされた検査プ
ロトコルの形で示されるので、指示された損傷ないしエ
ラーに相応して直接、相応の救済措置をとることができ
る。

実際の欠陥を正確に検出するための、損傷または誤機能
のある電気的負荷を取り外すことは（従来必要であった
が）、本発明の測定抵抗（シャント）を導入することに
よりもはや必要なくなる。さらに比較的小さな欠陥は電
気的負荷を組み付けたままで場合によっては除去するこ
とができる。

発明の効果 本発明により、自動車の直流電源に接続された電気的負
荷の検査に際し、比較的簡単な手段４ により確実かつ明白に損傷、欠陥または誤機能を、Ｄ　
ＩＮ／Ｉ　５０９　１　４　１の規格に従った方法で、
被検電気的負荷において検出することができる。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図から第５図は本発明による診断装置の実施例の説
明図である。 ２・・・直流電源、７・・・安全器、８・・・インター
フェースアダプタ、１５・・・電気的負荷シャントー測
定抵抗 ■ ＱＱＩ　− ６．１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、直流電源に接続された、自動車の電気的負荷の検査
   装置であって、該負荷はその作動命令を電子制御ユニッ
   ト（ＥＣＵ）から受信し、該ユニットは検査のために、
   診断コンピュータと接続されるように構成されており、
   該コンピュータでは検査ソフトウェアが相応の担体に記
   憶されている検査装置において、 測定抵抗（シャント）が設けられており、 該抵抗は検査時に、直流電源（２）と電気的負荷（１５
   ）との間の電流路（５、６）に挿入接続され、被検査負
   荷の作動後に、診断コンピュータ（１６）により前記負
   荷の電流消費量に依存した電圧降下が発生され、該電圧
   降下が測定され、診断ユニット（８、１６）にて負荷固
   有の目標値と比較され、差が生じている場合にその大き
   さは、負荷に実際に存在している損傷ないし誤機能の正
   確な指示として作用することを特徴とする検査装置。 ２、直流電源に接続された、自動車の電気的負荷の検査
   方法であって、該負荷はその作動命令を電子制御ユニッ
   ト（ＥＣＵ）から受信し、該ユニットは検査のために、
   −場合によってはインターフェースアダプタを介して−
   診断コンピュータと接続されており、該コンピュータで
   は検査ソフトウェアが相応の担体に記憶されている検査
   方法において、 検査のために、直流電源（２）と電気的負荷（１５）と
   の間の電流路（５、６）の測定抵抗（シャント）を挿入
   接続し、該測定抵抗は被検査負荷の作動後、診断コンピ
   ュータ（１６）により当該負荷の電流消費量に依存した
   電圧降下を生ぜしめ、該電圧降下を測定し、診断ユニッ
   ト（８、１６）にて負荷固有の目標値と比較し、差が生
   じた場合にその大きさによって、負荷に実際に存在して
   いる損傷ないし誤機能の正確な指示を行わせることを特
   徴とする検査方法。 ３、高抵抗定数と、従って高精度測定値を特徴とする測
   定抵抗（シャント）を使用する請求項１記載の装置。 ４、測定抵抗（シャント）は、前以て取り外した車両主
   安全器（７）の端子と接続されている請求項１記載の装
   置。 ５、測定抵抗（シャント）は自立的構成部材を形成する
   請求項１、３または４記載の装置。 ６、測定抵抗（シャント）はインターフェースアダプタ
   （８）と共に構成ユニットを形成している請求項１、３
   から５いずれか１に記載の装置。 ７、測定抵抗（シャント）はインターフェースアダプタ
   （８）内に集積化されており、インターフェースアダプ
   タはその通常の端子（Ｋ，Ｌ，９）に加えてさらに測定
   抵抗（シャント）の端子（１２、１３）を有している請
   求項１、３から６いずれか１に記載の装置。