JPH03215752A

JPH03215752A - 電流・電圧波形監視装置

Info

Publication number: JPH03215752A
Application number: JP2008213A
Authority: JP
Inventors: Shinji Asakawa; 浅川　真司
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-01-19
Filing date: 1990-01-19
Publication date: 1991-09-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、多数の波形測定器を使用しなくても、通常時
や事故時の電流・電圧波形を測定できる電流・電圧波形
監視装置に関する。

（従来の技術）高電圧を配電する閉鎖配電盤において、事故を早急に発
見したり、事故解析のために通常時及び事故時の電流・
電圧波形を常に監視する必要がある。

従来、閉鎖配電盤の通常時及び事故時の電流・電圧波形
を監視する場合は、計器用変圧器（ＰＴ）２次側・変流
器（ＣＴ）２次側に接続されたテストターミナルの端子
にシンクロスコープなどを接続して波形を測定すること
により監視していた。

（発明が解決しようとする課題）従来のようにテストターミナルの端子にシンクロスコー
プなどを誤配線で接続した場合、ＰＴ２次側の短絡など
の恐れがある。また、負荷回路の短絡事故時の電流・電
圧波形を監視する場合は、負荷回路数だけ波形測定器が
必要となる。

本発明の目的は、通常時及び事故時の電流・電圧波形を
容易に測定できる電流・電圧波形監視装置を提供するこ
とにある。

［発明の構成］（課題を解決するだめの手段）上記目的を達成するために本発明は、主回路母線に接続
される外部機器を介して配電され、主回路母線の負荷電
流・電圧を検出して主回路の電流・電圧波形を表示する
表示手段と、外部機器の状態に対応して変化する主回路
の電流・電圧波形についての所望の波形を監視するため
の設定を行う設定手段と、設定手段からの設定信号に応
じて分の波形を記憶する記憶手段で構成する。

（作　用）このように構成したものにおいて、設定手段で外部機器
状態に応じて主回路の電流・電圧波形を監視するかを設
定すると、制御手段はこの設定情報に応じた外部機器の
状態を示す信号を入力した場合に設定情報の所定周期の
主回路の電流・電圧波形を出力することにより、主回路
の電流・電圧波形を容易に監視することができる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明による監視装置のブロック図である。

１は主回路母線である。２は計器用変圧器（ＰＴ）で主
回路母線１に流れる電圧を変成比に応じた信号に変換す
る。３は変流器（ＣＴ）で主回路母線１に流れる電流を
変成比に応じた信号に変換する。４は遮断器で、この遮
断器４に対するＯＮ信号出力時点を起動電流開始、トリ
ップ信号出力時点を事故電流開始とする。

５は電圧／電圧変換回路でＰＴ２の出力信号を監視装置
２０で処理できる信号に変換する。６は電３流／電圧変換回路でＣＴＩの出力信号を監視装置２０で
処理できる信号に変換する。

電流・電圧波形監視装置２０中の設定回路７は、遮断器
４に対するＯＮ信号及びトリップ信号の出力時点をそれ
ぞれ起動電流開始及び事故電流開始として、遮断器４の
起動時、事故時及び通常時のうち、どの時点の主回路の
電流・電圧波形を監視するかを設定する。また、同時に
所定周期分の主回路の電流・電圧波形を監視するかを設
定する（例えば、所定の５周期とする）。

８は制御回路で、主回路の電流・電圧波形に相当する電
圧／電圧変換回路５及び電流／電圧変換回路６からの信
号を人力する。また遮断器４からの信号も入力し、この
信号が設定回路７の設定情報に応じた信号になると、そ
の時点から所定周期分、例えば５周期分の電圧／電圧変
換回路５及び電流／電圧変換回路６からの信号を出力す
る。

次に第２図を参照して、所定周期内の電流・電圧波形に
ついて説明する。起動時（ａ）はＣＴ３の出力信号を受
けて遮断器４がＯＮ信号を出力した時を起動開始とする
。この時点を基準にして５周期分の主回路の電流・電圧
波形信号を出力する。

同様に通常時（ｂ）の場合は、基準時は任意であり、こ
の基準時から５周期分の主回路の電流・電圧波形信号を
出力する。また事故時（Ｃ）の場合はＣＴ３の出力信号
をうけて遮断器４がトリップ信号よりＯＦＦ状態になっ
た時を事故開始とし、この時を基準にして、５周期分の
主回路の電流・電圧波形信号を出力する。９は記憶回路
で、演算処理回路８か出力した所定周期、例えば５周期
分の主回路の電流・電圧波形を記憶する。１０は表示回
路で、記憶回路９の内容からその電流・電圧波形を表示
する。

［発明の効果］本発明によれば、設定手段の内容に従って制御手段が常
時電流・電圧波形を判別しているので、多数の波形測定
器を使用しなくても起動時・事故時及び通電時の電流・
電圧波形を容昌に測定できる電流・電圧波形監視装置を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は起
動時・事故時及び通常時の波形図である。４・・・遮断器　　７・・・設定回路　８・・・演算回
路９・・記憶回路１０・・表示回路

Claims

【特許請求の範囲】主回路母線に接続される外部機器を介して配電され、前
記主回路母線の負荷電流・電圧を検出して主回路の電流
・電圧波形を表示する表示手段と、前記外部機器の状態に対応して変化する前記主回路の電
流・電圧波形について所望の波形を監視するための設定
を行う設定手段と、この設定手段からの設定信号に応じて前記外部機器の状
態に基づき前記主回路の所定周期分の電流・電圧波形を
出力する制御手段と、この制御手段からの所定周期分の波形を記憶する記憶手
段と、を有する電流・電圧波形監視装置。