JPH03215617A - 難還元性鉱石使用の高炉操業方法 - Google Patents
難還元性鉱石使用の高炉操業方法Info
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- JPH03215617A JPH03215617A JP1088990A JP1088990A JPH03215617A JP H03215617 A JPH03215617 A JP H03215617A JP 1088990 A JP1088990 A JP 1088990A JP 1088990 A JP1088990 A JP 1088990A JP H03215617 A JPH03215617 A JP H03215617A
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
?産業上の利用分野]
この発明は、難還元性鉱石使用の高炉操業方法に関する
。
。
[従来の技術]
製銑〜製鋼間のトータルミニマムコストの追及および高
級鋼製造のニーズから、銑中Siを低下させるための操
業技術の開発が行われている.鉱石等の装入方法を改善
することによって、銑中Siを低下させるものに、小塊
鉄鉱石を炉周辺近傍に重点装入し、炉周辺近傍の層厚を
薄くすると共に、羽目前温度を高めて操業することによ
り、軟化融着帯の高さを低くし、銑中Siを低下させる
もの(特公昭59−41482号公報)や高炉装入物堆
積層の塩基度分布を、炉中心部よりも炉壁寄りの方がよ
り高い塩基度となるように調節して操業を行うことによ
り銑中Stを低下させるもの(特開昭59−15003
号公報)がある.一方、従来、高炉原料としてあまり使
用されなかった難還元性の鉱石(還元率が30%以下で
、ロメラル鉱石等がある。)が、原料事情の悪化により
使用されるようになった。
級鋼製造のニーズから、銑中Siを低下させるための操
業技術の開発が行われている.鉱石等の装入方法を改善
することによって、銑中Siを低下させるものに、小塊
鉄鉱石を炉周辺近傍に重点装入し、炉周辺近傍の層厚を
薄くすると共に、羽目前温度を高めて操業することによ
り、軟化融着帯の高さを低くし、銑中Siを低下させる
もの(特公昭59−41482号公報)や高炉装入物堆
積層の塩基度分布を、炉中心部よりも炉壁寄りの方がよ
り高い塩基度となるように調節して操業を行うことによ
り銑中Stを低下させるもの(特開昭59−15003
号公報)がある.一方、従来、高炉原料としてあまり使
用されなかった難還元性の鉱石(還元率が30%以下で
、ロメラル鉱石等がある。)が、原料事情の悪化により
使用されるようになった。
[発明が解決しようとする課題]
発明者等は、難還元性鉱石の配合を増加してゆくと、銑
中Siがどのように変化するかを確認するため、実高炉
で試験を行った。このとき、難還元性鉱石と焼結鉱の置
換えによって不足する石灰石の装入は、第5図に示すよ
うに、炉の中心1がら炉壁2に渡って分布させる通常の
装入方法で行った.なお、図中Oは鉱石、Lは石灰石、
Cはコークスの装入層を表す.第2図は試験の結果を示
したもので、難還元性鉱石の配合割合が10%までは、
銑中81は横這いで変化はないが、10%を越えると直
線的に上昇し、配合割合30%では銑中Siは0,55
となった.第3図は難還元性鉱石を30%配合したとき
、レースウエーのスラグの塩基度の分布を調査した結果
を整理して示したもので、羽口から1mのところで0.
50、最大のところ(羽口から2mのところ》で0.8
0であった. 上記のように、難還元性鉱石を配合率で10%以上使用
すると、還元性の悪化により、溶融帯が上昇し、銑中S
iが上昇するという問題点がある.本発明は、難還元性
鉱石を配合率で10%以上使用する場合、銑中SLの上
昇を抑制することのできる操業方法を提供することを目
的とする.[課題を解決するための手段] 本発明は上記のような目的を達成しようとするもので、
還元率が30%以上の難還元性鉱石を配合割合で10%
以上使用する際、溶銑原単位当たり30kg/T以上の
石灰石を炉周辺に装入することを特徴とする難還元性鉱
石使用の高炉操業方法である. [作用〕 石灰石の炉周辺に装入する量を3 0 kg/ T以上
としたのは、3 0 kg/ T未満だと羽目近傍の塩
基度が充分上昇せず、銑中Siが上昇するからである. [実施例コ 本発明の実施例を以下に詳細に説明する.前記したよう
に、難還元性鉱石を10%以上配合すると、銑中Siが
上昇することが分かったこと、また発明者等が、以前実
施した高炉へのCao系フラックスの吹込み試験でレー
スウエーのスラグの塩基度を上昇させると、SiOガス
の発生が抑制され、銑中Siを下げることができるとの
知見を得ていたことから、装入する石灰石を第4図に示
すように、炉壁周辺に偏分布させ、レースウエーのスラ
グの塩基度を増加できれば、銑中Siの増加を抑制する
ことができるのではないかと想定し、石灰石を炉壁周辺
に装入する試験を実施した。
中Siがどのように変化するかを確認するため、実高炉
で試験を行った。このとき、難還元性鉱石と焼結鉱の置
換えによって不足する石灰石の装入は、第5図に示すよ
うに、炉の中心1がら炉壁2に渡って分布させる通常の
装入方法で行った.なお、図中Oは鉱石、Lは石灰石、
Cはコークスの装入層を表す.第2図は試験の結果を示
したもので、難還元性鉱石の配合割合が10%までは、
銑中81は横這いで変化はないが、10%を越えると直
線的に上昇し、配合割合30%では銑中Siは0,55
となった.第3図は難還元性鉱石を30%配合したとき
、レースウエーのスラグの塩基度の分布を調査した結果
を整理して示したもので、羽口から1mのところで0.
50、最大のところ(羽口から2mのところ》で0.8
0であった. 上記のように、難還元性鉱石を配合率で10%以上使用
すると、還元性の悪化により、溶融帯が上昇し、銑中S
iが上昇するという問題点がある.本発明は、難還元性
鉱石を配合率で10%以上使用する場合、銑中SLの上
昇を抑制することのできる操業方法を提供することを目
的とする.[課題を解決するための手段] 本発明は上記のような目的を達成しようとするもので、
還元率が30%以上の難還元性鉱石を配合割合で10%
以上使用する際、溶銑原単位当たり30kg/T以上の
石灰石を炉周辺に装入することを特徴とする難還元性鉱
石使用の高炉操業方法である. [作用〕 石灰石の炉周辺に装入する量を3 0 kg/ T以上
としたのは、3 0 kg/ T未満だと羽目近傍の塩
基度が充分上昇せず、銑中Siが上昇するからである. [実施例コ 本発明の実施例を以下に詳細に説明する.前記したよう
に、難還元性鉱石を10%以上配合すると、銑中Siが
上昇することが分かったこと、また発明者等が、以前実
施した高炉へのCao系フラックスの吹込み試験でレー
スウエーのスラグの塩基度を上昇させると、SiOガス
の発生が抑制され、銑中Siを下げることができるとの
知見を得ていたことから、装入する石灰石を第4図に示
すように、炉壁周辺に偏分布させ、レースウエーのスラ
グの塩基度を増加できれば、銑中Siの増加を抑制する
ことができるのではないかと想定し、石灰石を炉壁周辺
に装入する試験を実施した。
第1図は、装入する石灰石を炉壁周辺に偏分布させ、難
還元性鉱石配合割合を5から30%まで増加したときの
銑中Siの変化を調査した結果を示したもので、石灰石
を炉壁周辺に偏分布させると、難還元性鉱石配合割合を
増加しても、銑中Siは殆ど増加しないことが分かった
.また、石灰石の従来装入方法のときのレースウエーの
スラグの塩基度分布と比較するため、難還元性鉱石を3
0%配合したときの本発明方法におけるレースウエーの
スラグの塩基度分布を調査した。その結果を示したのが
、第3図の破線で示す分布曲線である。グラフから分か
るように、本発明方法によると羽目から1mのところで
0.7Cl.最大のところ(羽口から2.2mのところ
)で1.10となり、従来方法による場合より0.20
〜0,30だけ塩基度が上昇していることが分かった.
すなわち、難還元性鉱石を10%以上配合するとき、炉
壁周辺に石灰を偏装入すると、該石灰石がレースウエー
に降下し、レースウエーのスラグの塩基度を上昇させ、
これによりSi○ガスの発生が抑制されて、銑中Stの
上昇が無くなり、本発明の方法は難還元性鉱石を配合す
るとき、銑中Siの上昇を抑制するのに、非常に有効な
方法であることが判明した. [発明の効果] 本発明の方法は上記のように構成されているから、簡単
な方法で難還元性鉱石の増配合による銑中Siの上昇を
確実に防止することができるという効果がある.
還元性鉱石配合割合を5から30%まで増加したときの
銑中Siの変化を調査した結果を示したもので、石灰石
を炉壁周辺に偏分布させると、難還元性鉱石配合割合を
増加しても、銑中Siは殆ど増加しないことが分かった
.また、石灰石の従来装入方法のときのレースウエーの
スラグの塩基度分布と比較するため、難還元性鉱石を3
0%配合したときの本発明方法におけるレースウエーの
スラグの塩基度分布を調査した。その結果を示したのが
、第3図の破線で示す分布曲線である。グラフから分か
るように、本発明方法によると羽目から1mのところで
0.7Cl.最大のところ(羽口から2.2mのところ
)で1.10となり、従来方法による場合より0.20
〜0,30だけ塩基度が上昇していることが分かった.
すなわち、難還元性鉱石を10%以上配合するとき、炉
壁周辺に石灰を偏装入すると、該石灰石がレースウエー
に降下し、レースウエーのスラグの塩基度を上昇させ、
これによりSi○ガスの発生が抑制されて、銑中Stの
上昇が無くなり、本発明の方法は難還元性鉱石を配合す
るとき、銑中Siの上昇を抑制するのに、非常に有効な
方法であることが判明した. [発明の効果] 本発明の方法は上記のように構成されているから、簡単
な方法で難還元性鉱石の増配合による銑中Siの上昇を
確実に防止することができるという効果がある.
第1図は本発明方法に係る難還元性鉱石の配合割合と銑
中Siの関係を示すグラフ図、第2図は従来方法に係る
難還元性鉱石の配合割合と銑中Siの関係示すグラフ図
、第3図は本発明方法と従来方法のレースウエーのスラ
グの塩基度分布を示すグラフ図、第4図は本発明方法の
石灰石の装人分布を示す図、第5図は従来方法の石灰石
の装入分布を示す図である. 1・・高炉中心、2・・・高炉炉壁、0・・・鉱石、L
・・石灰石、C・・コークス.
中Siの関係を示すグラフ図、第2図は従来方法に係る
難還元性鉱石の配合割合と銑中Siの関係示すグラフ図
、第3図は本発明方法と従来方法のレースウエーのスラ
グの塩基度分布を示すグラフ図、第4図は本発明方法の
石灰石の装人分布を示す図、第5図は従来方法の石灰石
の装入分布を示す図である. 1・・高炉中心、2・・・高炉炉壁、0・・・鉱石、L
・・石灰石、C・・コークス.
Claims (1)
- 還元率が30%以下の難還元性鉱石を配合割合で10%
以上使用する際、溶銑原単位当たり30kg/T以上の
石灰石を炉周辺に装入することを特徴とする難還元性鉱
石使用の高炉操業方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1088990A JPH03215617A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 難還元性鉱石使用の高炉操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1088990A JPH03215617A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 難還元性鉱石使用の高炉操業方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03215617A true JPH03215617A (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=11762889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1088990A Pending JPH03215617A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 難還元性鉱石使用の高炉操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03215617A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030055531A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 주식회사 포스코 | 고로 노벽부에 국부 혼합층 형성시 장입물 장입방법 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1088990A patent/JPH03215617A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030055531A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 주식회사 포스코 | 고로 노벽부에 국부 혼합층 형성시 장입물 장입방법 |
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