JPH03215324A - 光学素子成形用型 - Google Patents

光学素子成形用型

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JPH03215324A
JPH03215324A JP1067890A JP1067890A JPH03215324A JP H03215324 A JPH03215324 A JP H03215324A JP 1067890 A JP1067890 A JP 1067890A JP 1067890 A JP1067890 A JP 1067890A JP H03215324 A JPH03215324 A JP H03215324A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はガラスよりなる光学素子のプレス成形に用いる
光学素子成形用型に関し、特に、容易に高精度を実現で
き且つ耐久性良好な光学素子成形用型に関する。この様
な光学素子成形用型は例えば直接光学面を形成する高精
度成形のための型として好適に利用される。
[従来の技術] 一般に、レンズ、プリズム、ミラー及びフィルタ等の光
学素子は、ガラス等の素材を研削して外形を所望の形状
とした後に、機能面即ち光が透過及びまたは反射する面
を研磨して光学面とすることにより製造されている。
以上の様な光学素子の製造においては、研削及び研磨に
より所望の表面精度を得るためには、熟練した作業者が
相当の時間加工を行なうことが必要であった。また、機
能面が非球面である光学素子を製造する場合には、一層
高度な研削及び研磨の技術が要求され且つ加工時間も長
くならざるを得なかった。
そこで最近では、上記の様な伝統的な光学素子製造方法
に代って所定の表面精度を有する成形用金型内に光学素
子材料を収容して加熱しながら加圧することによりプレ
ス成形にて直ちに機能面を含む全体的形状を形成する方
法が行なわれる様になってきている。これによれば、機
能面が非球面である場合でさえも比較的簡単かつ短時間
で光学素子を製造することができる。この様なプレス成
形法は光学素子の連続製造に適する。
以上の様なプレス成形において使用される型に要求され
る性質としては、十分な硬度、良好な耐熱性、耐酸化性
、良好な鏡面加工性及び成形時において光学素子材料と
融看を起さず、反応析出物を生じにくいこと等があげら
れる。
そこで、従来、この様なプレス成形用型としては金属、
セラミックス、及びこれらに適宜の材料をコーティング
した材料等数多《の種類が提案されている。
たとえば、特開昭49− 51112号公報には1 3
Crマルテンサイト鋼を用いた型が開示されており、特
開昭52− 45613号公報には炭化ケイ素(SiC
)を用いた型及び窒化ケイ素(SL3N4)を用いた型
が開示されており、特開昭60− 246230号公報
には超硬合金に貴金属をコーティングした型が開示され
ている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記13crマルテンサイト鋼は酸化し
やす《更に高温のプレス成形時においてFeがガラス材
料中に拡散してガラスが着色する難点がある。また、上
記SiCやSisN4は一般的には酸化されにくいので
あるが,高温ではある程度の酸化が生じ型表面にSin
sの膜が形成されるためガラスとの融看を生じやすく更
に硬度が高すぎるため加工性が極めて悪いという難点が
ある。
更に、表面に貴金属をコーティングした材料は硬度が低
いために傷付きやす《且つ変形しやすいという難点があ
る。
そこで、本発明は、上記従来技術に鑑み、容易に高精度
で製造でき且つプレス成形に際し精度劣化の少ない長寿
命の光学素子成形用型を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に従って、ガラスよりなる光学素子のプレス成形
に用いる光学素子成形用型において、型母材の少なくと
も成形面に、窒化膜を介して、該窒化膜を構成する金属
と同一の金属から構成される酸化膜が被覆されているこ
とを特徴とする光学素子成形用型が提供される。
窒化膜を構成する金属としては、例えばチタン(Ti)
、アルミニウム(A1)、クロム(Cr)、タンタル(
Ta)、ハフニウム(Hf)、ニオブ(Nb)が挙げら
れる。
型母材の材料としては、例えば超硬合金や焼結SiCを
用いることができる。これらの材料を切削、研削、研摩
等の加工により所望の外形とし、特に成形面は所望の表
面精度に仕上げて型母材に用いる。
型母材の表面に窒化膜を被覆するには、例えばスパッタ
リング法、イオンブレーティング法等の物理蒸着法(P
VD法)やプラズマCVD法等の化学蒸着法( CVO
法)を用いる。
窒化膜は、型母材との密着性を向上させる上で、金属か
らなる中間層を介して被覆されることが好ましく、また
この中間層が窒化膜を構成する金属と同一の金属からな
ることがより好ましい。
本発明においては型母材の表面に、窒化膜を介して、該
窒化膜を構成する金属と同一の金属から構成される酸化
膜を被覆するには、上記のようにして既に被覆されてい
る窒化膜の表面部分を酸化する方法が好まし《用いられ
、例えば、空気等の酸化雰囲気で加熱処理をすればよい
窒化膜および酸化膜の膜厚は製造条件により適宜設定さ
れるが、使用時の所望の特性に鑑みて十分な耐久性が得
られる様な膜厚とすればよく、好ましくは窒化膜の膜厚
が0.5〜10μmで酸化膜の膜厚が0.05〜1μm
、より好ましくは窒化膜の膿厚が1〜2μmで酸化膜の
膜厚が0.1〜0.2μmである。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図及び第2図は本発明に係る光学素子成形用型の1
つの実施態様を示すものである。
第1図は光学素子のプレス成形前の状態を示し、第2図
は光学素子成形後の状態を示す。第1図中1.2は型母
材、la,2aは該型母材のガラス素材の接触する成形
面に形成された窒化膜、lb,2bは酸化膜、3はガラ
ス素材であり、第2図中4は光学素子である。第1図に
示すように型の間に置かれたガラス素材3をプレス成形
することによって、第2図に示すようにレンズ等の光学
素子4が成形される。
十     が   された の  ゛1:型母材は、
超硬合金(WC(90%) + Co(10%)1,焼
結SiCからなり、所定の形状に加工され、レンズ成形
面が鏡面加工されている。該型母材の成形面に窒化膜+
酸化膜を被覆して、以下の通り本発明による型を製造し
た。また、比較のために上記型母材の成形面に被覆を行
なわない型及び該成形面にSiC層を形成した型を製造
した。製造した型の一覧表を表1に示す。尚、表1にお
いて、Nal及びk2は本発明実施例であり、NllL
3、隘4及びN(L 5は比較例である。
表  1 上記No. 1及びNo. 2については、第3図に示
す装置を用いて反応性スパッタリング法により型母材の
成形面上に窒化チタン(TiN)膜を形成し、次いで大
気中の加熱処理により窒化チタン膜の表面を酸化チタン
(Tie.)膜に変えた。
第3図において、20はスパッタリング装置の気密室で
ある。気密室20には排気口21が接続されており、排
気口21は不図示の減圧源に接続されている。気密室2
0内の上部には加熱ヒータ22が配置されており、該ヒ
ータにはヒータ電源23が接続されている。ヒータ22
の下方に型母材支持体24が配置されており、該支持体
には型母材バイアス電源25が接続されている。支持体
24には型母材26が成形面を下向きにして支持される
。支持体24の下方に窒素ガスあるいはアンモニア導入
用バイブ27、グロー放電発生用コイル28が配置され
ており、該コイルには整合回路29を介して高周波電源
30が接続されている。気密室20の下部にはカソード
電極3lが配置されている。電極31の上部にはチタン
ターゲット32が設けられており、下部には冷却水用バ
イブ33が接続されている。電極31の上方にアルゴン
ガス導入用バイブ34が配置されており、ターゲット3
2の上方の近傍にはシャター35が配置されている。
窒化チタン(TiN)膜の形成時には、上前の様にして
得られた型母材26をアセトンで洗浄し、支持体24に
より支持した後、気密室20内を1×10−’Torr
まで減圧した。次に、パイブ34がらアルゴンガスな3
 X 10−”Torrまで導入し、コイル28に高周
波電界(13.56MHz, 0.2kLhr)を印加
しアルゴンのグロー放電を発生させ、バイアス電源25
により型母材26に負バイアス(−50V)を印加して
アルゴンイオンによるスパッタクリーニングを行う。そ
の後、パイブ34からアルゴンガスを導入しながらカソ
ード電極31に高周波電界(13.56 MHz 、0
.5kLhr)を印加しチタンターゲット32の近傍に
アルゴンのグロー放電を発生させ、チタンターゲットに
アルゴンイオンの衝撃を与えてスパッタリングを行う。
シャッター35を開いて、同時にパイブ27により窒素
ガスを5X 10−’Torr導入し型母材26の近傍
に吹きつけ、コイル28に高周波電界(13. 56M
Hz, 0. 5kW−hr)を印加して窒素プラズマ
を形成させ、バイアス電極25により型母材26に負バ
イアス( − 50V )を印加して窒素イオンを型母
材26に引込みながらチタンの反応性スパッタリングを
行って型母材26の表面に窒化チタン層を形成した。こ
のとき型母材の温度は500℃であった。得られた窒化
チタン層の厚さは1.5μmであった。前記実施例にお
いて、窒素ガスの代りにアンモニアガス、あるいはカソ
ード電極に高周波電界の代りにDC電圧を印加しても同
様な窒化チタン層が得られた。
次いで、大気中で500℃、1時間の加熱処理を行ない
窒化チタン層の表面を酸化−チタン(TiO*)に変え
た。得られた窒化チタン層の厚さは0.15μmであっ
た。
また、比較例のk5については、第3図に示される装置
を用いて同様にして型母材の成形面上に炭化ケイ素層を
形成した。この際に、窒素ガスの導入を行わず同じ量の
CH4ガスを導入し、かつチタンターゲットの代りにケ
イ素ターゲットを用いた。得られた炭化ケイ素層の厚さ
は1μmであった。
十   が  された によるレンズのこのよにして得
られた型を用いて第4図に示す成形装置によりレンズの
成形試験を行なった。
レンズを製作する工程を次に述べる。
第4図は本発明による光学素子の製造方法の実施される
装置の一例の概略構成を示す縦断面模式図であり、第5
図はそのA−B−C−D−E−F断面模式図である。
図において、102はケーシングであり、104a,1
04bはその支持脚である。上記ケーシングにより外気
と遮断可能に成形室106及び置換室108が形成され
ている。成形室106と置換室108とはその間に設け
られた密閉可能なゲートバルブ110により区画されて
おり、ちょうど成形室106の側方に置換室108が付
設された形態とされている。該置換室108の下部には
外部との間に密閉可能なゲートバルブ112が設けられ
ている。
該ゲートバルブ112の下方には、外部から置換室10
8内へと成形用素材を送入し更に該置換室108内から
外部へと成形済光学素子を取出すための送入取出し手段
120が配置されている。
上記置換室108の近傍には、該置換室108内の成形
用素材を上記成形室106内へと搬送し更に該成形室1
06内から置換室108内へと成形済光学素子を搬送す
る搬送手段122が配置されている。
上記成形室106内には、加熱部124,移送部126
及びプレス部128が配設されている。
尚、本実施例では、第5図に示されている様に、2つの
同等なプレス部P+.Piが設けられている。
上記加熱部124は、上記搬送手段122により成形室
106内に搬送される成形用素材を受取り該素材を適宜
の温度に加熱し、更に上記移送部126から成形済光学
素子を受取る。
上記移送部126は、上記加熱部124にある成形用素
材を上記プレス部128へと移送し、更に該プレス部に
ある成形済光学素子を上記加熱部124へと移送する。
上記プレス部128は、上記移送部126により移送さ
れてきた成形用素材を適宜の温度にまで加熱した上で成
形用型部材によりプレスする。
以下、各部の詳細につき説明する。
上記送入取出し手段120において、シリンダ132が
支持脚134a,134bにより支持されて上下方向に
配置されている。136はシリンダ136により上下移
動せしめられるピストンロッドであり、その上端には成
形用素材または成形済光学素子を載置するための載置台
138が取付けられている。該載置台138は、上配成
形室106内に2つのプレス部128 (P+ ,P2
)が設けられてていることに対応して、成形用素材また
は成形済光学素子が2つ載置される様に第4図の紙面に
垂直の方向に2つの載置部が併設されている。
上記載置台138は、その上下移動ストロークの上下両
端位置が上記置換室108内及び該置換室外となる様に
設定されている。もちろん、載置台138の上下移動の
際には、置換室108に付設されたゲートバルブ112
が開状態とされる。
上記搬送手段122において、ロッドレスシリンダ14
2がロッドレスシリンダ支持脚144a,144bによ
り支持されて上記置換室108の方を向いて水平方向に
配置されている。146は上記口ッドレスシリンダ14
2により水平往復移動せしめられる軸受け部材であり、
該軸受け部材にはその移動方向と平行な水平方向の搬送
軸l48の一端部が該軸方向のまわりに回動可能に取付
けられている。該搬送軸の他端部は上記置換室108内
まで延びており、その先端には成形用素材または成形済
光学素子を吸看するための吸着手段150が取付けられ
ている。一方、上記軸受け部材146には回転シリンダ
152が取付けられており、154はその出力ギヤであ
る。また、上記搬送軸148の先端部には、上記ギャ1
54と噛み合うギャ156が固定されており、従って上
記回転シリンダ152により搬送軸148を回動させる
ことができる。
上記吸着手段150には上下両面にそれぞれ2つづつ吸
着部が設けられており、その配置は上記載置台138の
2つの載置部の配置と対応している(第5図参照)。該
上下各面の吸着部は、上記搬送軸148の180°回動
により、上下反転せしめられる。尚、吸着手段150に
はヒータが内蔵されている。
上記搬送軸148に取付けられた吸着手段150の水平
方向移動は、上記載置台138の上方の置換室108内
の位置(第4図に示される位置)から上記成形室106
内の加熱部124の位置まで行う。もちろん、吸着手段
150の水平移動の際には、置換室108と成形室10
6との間のゲートバルブ110が開状態とされる。
上記加熱部124において、シリンダ162が成形室1
06外にてケーシング102に取付けられており、上下
方向に配置されている。164はシリンダ162により
上下移動せしめられるピストンロッドであり、ケーシン
グ102を貫通して成形室106内まで延びており、そ
の上端には成形用素材または成形済光学素子を載置する
ための載置台166が取付けられている。該載置台16
6は成形用素材または成形済光学素子が2つ載置される
様に第4図の紙面に垂直の方向に2つの載置部が併設さ
れている(第5図参照)。
上記載置台166の上方には加熱筒体168が支持部材
170により吊されて配置されている。
該筒体168は下方が開放されており、その内面にはヒ
ータ172が取付けられている。
上記載置台166の上下移動は、上記吸着手段150が
到来する位置より下方の位置(第4図に示される位置)
から上記加熱筒体168内の位置まで行う。
上記移送部126において、シリンダ182が成形室1
06外にてケーシング102に取付けられており、上下
方向に配置されている。184はシリンダ182により
上下移動せしめられるピストンロッドであり、ケーシン
グ102を貫通して成形室106内まで延びており、そ
の外面には上下方向のまわりに相対回動自在に回転スリ
ーブ186が取付けられている。該スリーブはケーシン
グ102を貫通しており、その上端には水平方向に延び
た2股のアーム188a,188bが付設されている。
これらアームの先端には、それぞれ吸着手段190a,
190bが取付けられている。一方の吸着手段190a
はプレス部P,に対応しており、他方の吸着手段190
bはプレス部P2に対応している。各吸着手段の下面に
は吸着部が設けられている。また、192は上記スリー
ブ186をピストンロッド184に対し回動させるため
の駆動手段である. 該スリーブ186の回動に基づ《上記吸着手段190a
の回動は上記加熱部124の載置台166上方の位置か
ら第5図に示される中間位置を含む上記プレス部128
 (P+ )の位置まで行うことが必要であり、上記吸
着手段1 90bの回動は上記加熱部124の載置台1
66上方の位置から第5図に示される中間位置を含む上
記プレス部128(P2)の位置まで行うことが必要で
ある.上記プレス部128には、上下方向の固定筒20
2がケーシング102に固定されている。シリンダ20
4が成形室106外において上記固定筒202の下端部
に取付けられており、上下方向に配置されている。20
6はシリンダ204のピストンロッドに接続され上下移
動せしめられる下軸であり、該下軸は上記固定筒202
内に上下方向に摺動可能な様に収容されている。
上記固定筒202の上端上にはリング状のヒータプレー
ト208を介して筒状の胴型部材210の下端が載置さ
れており、該下端が押えリング212により上記固定筒
202に対し固定されている。また、上記下軸206の
上端上には下型部材214が配置されている。該下型部
材は胴型部材210内に収容されており、該胴型部材に
対し上下方向に摺動可能である。
また、シリンダ222が成形室106外においてケーシ
ング102に対し取付けられており、上下方向に配置さ
れている。224はシリンダ222のピストンロッドに
接続され上下移動せしめられる上軸であり、該上軸は上
記下軸202の上方において該下軸と同軸状に配置され
ている。上軸224の下端面は凸球面形状とされており
、226は該凸球面形状に対応する凹球面形状の上面を
有する球面座である。該球面座226はプレスの際の自
動調心の機能を発揮する。該球面座226の下側には上
型部材228の上端フランジ部が配置されており、該上
端フランジ部が上軸固定の押えリング230により係止
されている。上型部材228は胴型部材210内に収容
されており、該胴型部材に対し上下方向に摺動可能であ
る。
尚、上記下型部材214の上端面及び上記上型部材22
8の下端面は成形すべき光学素子の光学機能面形成のた
めの転写面であり、所望の表面精度に仕上げられている
上記下軸206及び上軸224内にはそれぞれ冷媒流通
経路C1,Ctが設けられている。また、上記ヒータプ
レート208、胴型部材210及び上軸224下部には
それぞれヒータHl,H*,Haが内蔵されている。
次に、上記の装置の動作について説明する。第6図は各
部の動作タイミングを示す図である。
不図示の窒素ガス供給系により成形室106内を窒素雰
囲気で満たしておく。当初、ゲートバルブ110,11
2は閉じている。
先ず、ゲートバルブ112を開き(’r.) 、第4図
に示される下方位置にある載置台138上に2つの成形
用素材を載置して、該載置台138をシリンダ132に
より上昇させ、ゲートバルブ112を通って置換室10
8内へと導入する(TI)−該置換室内において、上記
成形用素材は吸着手段150の下面側吸着部により吸看
される.この時の吸着手段150の回動位置を基準状態
とし、これから180゜回動した状態を反転状態とする
。該吸着は不図示のエアー吸引手段によりなされる. 次に、載置台138を少し下降させ、回転シリンダ15
2により搬送軸148を180゜回転させ、置換室10
8内において吸着手段150を上下反転させる(T2 
) .これにより、成形用素材は吸着手段150の上面
側に位置することになる。
次いで、上記載置台138を置換室108内の位置から
該置換室外の下方位置まで下降させる(T3)。
次に、ゲートバルブ112を閉じ(T.) 、不図示の
減圧手段により置換室“108内を減圧し、吸着手段1
50に内蔵されているヒータにより成形用素材を予備加
熱する。
この予備加熱は、真空度をたとえば10Torr以下、
好まし《はITorr以下、より好ましくは0.ITo
rr以下で行う。更に、該予備加熱は、たとえば100
℃以上の温度で行う。また、該予備加熱は、たとえば1
0秒間以上、好ましくは30秒間以上、より好まし《は
1分間以上行う。
この予備加熱により、成形用素材の表面に吸看されてい
る異物を除去する。
次いで、置換室108内に不図示の窒素ガス供給系によ
り窒素ガスを供給し、該置換室108内を窒素雰囲気で
満たした後、ゲートバルブ110を開<(T.t)。
そして、シリンダ142により搬送軸148を成形室1
06の方へと移動させ、吸着手段150を成形室106
内の加熱部124の下限位置の載置台166の上方に位
置させる(T6)。
次に、この位置で、回転シリンダ152により搬送軸1
48を180°回転させ、吸着手段150を上下反転さ
せる(Tフ)。
そして、加熱部のシリンダ162により載置台166を
少し上昇させ、上記吸着手段150の下面側に吸着され
ている成形用素材を吸着解除により載置台166上に置
く。
尚、該載置台166は上記吸着手段150の到来に先立
って、シリンダ162により上限位置まで上昇せしめら
れ(T.) 、加熱筒体168内に適宜の時間配置され
ることにより、適宜の温度まで加熱され、しかる後に第
4図で示される下方位置まで下降せしめられ(T5)で
いる.従って、該載置台166上に成形用素材が置かれ
た時に、該素材が温度ショックで割れる様なことがない
次に、載置台166を下限位置まで少し下降させて搬送
軸148を水平方向に移動させることにより吸着手段1
50を置換室108まで後退させ(”re)、ゲートバ
ルブ110を閉じる(T.)。
尚、成形用素材の載!された載置台166は上記T.よ
り後且つT9より前において、シリンダ162により上
限位置まで上昇せしめられ(Tc) 、加熱筒体168
内に適宜の時間配置されることにより、適宜の温度まで
加熱され、T,より後において第4図で示される下方位
置まで下降せしめられる(T6)。
次いで、回動駆動手段192によりアーム188a,1
88bを回動させて、先ず吸着手段190aを上記載置
台166の上方に位置させ(T.o)、加熱部のシリン
ダ162により載置台166を少し上昇させ、該載置台
166上の第1の成形用素材を上記吸着手段190aに
吸着させ、再び載置台166を少し下降させる。該吸着
は不図示のエアー吸引手段によりなされる。
次に、回動駆動手段192によりアーム188a,18
8bを回動させて、吸着手段190aを第1のプレス部
PIへと移動させる(T,,)。ここで、吸着手段19
0aにより吸着されている成形用素材G,は胴型部材2
10の側部に設けられた開口211を通って胴型部材内
部へと導入され(第7図(a)) 、ここで移送部のシ
リンダ182により吸着手段1 90aが少し下降せし
められ(第7図(b)) 、下型部材214上に成形用
素材が置かれる(第7図(C))。
尚、上記T,。においで吸着手段190bは上記第2の
プレス部P2へと移動せしめられ、上記T IIにおい
て吸着手段190bは上記載置台166の上方に位置せ
しめられる.そして、Tl1において加熱部のシリンダ
162により載置台166を少し上昇させ、該載置台1
66上の第2の成形用素材を上記吸着手段190bに吸
着させ、再び載置台166を少し下降させる. 続いて、上記アーム188a,188bを回動させて、
吸着手段190bを第2のプレス部P8へと移動させる
(TI.)。ここで、上記第1のプレス部P1の場合と
同様に,吸着手段190bにより吸着されている成形用
素材は胴型部材210の側面に設けられた開口を通って
胴型部材内部へと導入され、ここでシリンダ182によ
り吸着手段190bが少し下降せしめられ、下型部材2
14上に成形用素材が置かれる. 次に、アーム188a.188bを回動させて、吸着手
段190bを第2のプレス部から中間位置に戻す(T+
4)。尚、上記T+sにおいて吸着手段1 90aは上
記載置台166の上方に位置せしめられ、上記Tl4に
おいて吸着手段1・90aは中間位置に戻る。
かくして第5図に示される状態とする。
次に、2つのプレス部128 (P.,P.)において
、プレス成形が実行される。
尚、上記胴型部材210内への成形用素材G1の導入時
には、上軸224はシリンダ222により上方へと引き
上げられており、これにより、上記第7図(a)〜(c
)に示される様に、上型部材22、8が胴型部材210
内で上方位置へと移動しており、これにより上記胴型部
材側部の開口211が型部材内のキャビティと連通して
いて、ここからキャビティ内に成形用素材G,が導入さ
れる。
プレス時には、上記シリンダ222により上軸224が
下方へと移動せしめられ、上型部材228が上記胴型部
材210の開口211をふさぎ、キャビティが閉塞され
、更に上型部材228が下方へと押圧されることにより
キャビティ内の成形用素材がプレス成形され、光学素子
G2が形成される(第7図(d)》。尚、上型部材22
8は押えリング230の下端が胴型部材210の上端に
当接するまで下方に移動する。
該プレス成形は、ヒータH.,Ha ,H.により成形
用素材を成形可能な粘度となるまで加熱した上で適宜の
時間行い、キャビティ形状に成形した後に、冷媒流通経
路C+,Czに冷媒を通して、成形済光学素子を冷却す
る。該冷却過程では、シリンダ204により下型部材2
14を上方へと適度の圧力(但し、シリンダ222によ
る上型部材228の下方への押圧力より小さい圧力)で
押圧して、光学素子の収縮に伴うヒケの発生を防止する
しかる後に、上軸224を上昇させ、胴型部材側部の開
口211を開く。
そして、上記プレス部128への成形用素材の導入時と
ほぼ逆の順序で、移送部126の吸着手段190a,1
90bを移動させ、第1のプレス部P1及び第2のプレ
ス部P2の成形済光学素子をそれぞれ吸着して取出し、
順次加熱部124の載置台166上に置き、最後に吸着
手段190a.190bを第5図に示される中間位置に
置く(T16〜T..). 尚、上記T ISより後且つT+sより前において、シ
リンダ162により載置台166を上昇させ(T.)て
加熱筒体168内に移動させ、適宜の温度に加熱を行っ
た後に、第4図に示される下方位置へと移動させ(Tr
)でおく。これは、上記T.〜Tゎと同様の工程である
他方、上記T。−T6と同様にして、ゲートバルブ11
2を開き、載置台138上の新たな成形用素材を置換室
108内にて吸着手段150により吸着し、予備加熱し
て、成形室106内の加熱部124へと搬送する( T
 *o〜T *a)。
尚、上記Tzsは上記TI.より後となる様にタイミン
グが調整されている. そして、上記載置台166を少し上昇させ、該載置台上
にある成形済光学素子を吸着手段150の下側吸着部に
より吸着し、上記載置台166を少し下降させた後に、
上記吸着手段150を反転?せ(T■)、次いで上記載
置台166を少し上昇させ、新たに下側となった吸着部
に吸着されている成形用素材を載置台166上に置く。
そして、上記T8〜T,と同様にして、吸着手段150
を加熱部124から置換室108内へと移動させ(T.
)だ後に、ゲートバルブ110を閉じる( Tas)。
尚、上記Tc−T,と同様にして、成形用素材の載置さ
れた載置台166は上記T 2Mより後且つT toよ
り前において、シリンダ162により上限位置まで上昇
せしめられ(Tg)、加熱筒体168内に適宜の時間配
置されることにより、適宜の温度まで加熱され、”ls
より後において第4図で示される下方位置まで下降せし
められる(Th). 以下、移送部126及びプレス部128において、上記
T1。〜T1。と同様の工程が実行される。
一方、ゲートバルブ112を開き(T,。)、更なる新
たな成形用素材を載置した載置台138を上昇させ(T
31)、置換室108内にて吸着手段150の下側吸着
部により吸着した後に、該載置台138を少し下降させ
、次に回転シリンダ152により搬送軸148を180
’回転させ、吸着手段150を上下反転させ(’r.i
)、載置台138を少し上昇させ、新たに下側となった
吸着部に吸着されている成形済光学素子を載置台138
上に置《。次に、該載置台138を置換室108外まで
下降させ(T.3) 、ゲートバルブ112を閉じる(
T.4)。
以上により、載置台138上に置いた成形用素材がプレ
ス成形されて、該載置台上に回収される。
以下、同様に繰り返すことにより、連続的にプレス成形
を行うことができる。
上記置換室108内での予備加熱処理は、成形用素材の
表面に吸着されている水分、有機物等の異物を揮敗させ
除去するために行うのであり、減圧下で加熱するもので
ある。
上記置換室108内での予備加熱条件を変化させて直径
26mmのレンズを製造した.ここで用いた成形用素材
はSF8であり、また成形用型部材として超硬合金製母
材の表面にスパッタリングで窒化チタン(T i N)
の薄膜(厚さ1μm)を付与したものを用いた。プレス
時の温度は520℃であり、プレス圧力(全圧)は60
0Kgとした。
上記置換室108内での予備加熱処理を、以下の4条件
で行った(各100個)。
(1)真空度:10−’Torr 加熱温度:300℃ 加熱時間:3分間 (2)真空度:10−’Torr 加熱温度=400℃ 加熱時間:1分間 (3)真空度:5X10−”Torr 加熱温度:300℃ 加熱時間:3分間 (4)真空度: 5x1 0−”Torr加熱温度:4
00℃ 加熱時間=1分間 その結果、本発明の実施例N(LL,2及び3では、い
ずれの条件を用いた場合も、光学素子のヒビ、ワレ等の
破損や融着等の発生はなかった。
尚、上記本発明実施例においては置換室108内での予
備加熱処理を吸着手段150に内蔵されているヒータを
用いて行っているが、置換室108自体にヒータを備え
ておき、これにより予備加熱処理を行うこともできる。
以上の様なプレス成形の前後における型部材228(上
型),214(下型)の成形面の表面粗さ及び成型され
た光学素子の光学面の表面粗さ、ならびに成形光学素子
と型部材214,228との離型性について表2に示す
表 2 次に、融着発生のない嵐1、Ik2及びIk3について
,同一型部材を用いて、10000回のプレス成形を行
ない、200回、1000回、5000回、10000
回後における型部材214,228の成形面の表面粗さ
及び成形された光学素子の光学面の表面粗さについ表3
に示す。
以上の様に、本発明実施例においては、繰返しプレス成
形に使用しても良好な表面精度を十分に維持でき、良好
な表面精度の光学素子が形成できた。
上記実施例では成形される光学ガラスとしてフリント系
のものが用いられているが、その他のクラウン系等のガ
ラスについても同様に良好な精度での成形が可能である
上記実施例では型母材として超硬合金及び焼結SLCを
用いているが、型母材はこの2つに限定されることなく
高温高強度な材料であればよい。
上記実施例では、PVD法や、−CVD法で、型母材上
に形成された窒化チタン層をそのまま用いているが、該
方法により窒化チタン層を比較的厚く形成しておき、そ
の後表面を鏡面研摩した上で酸化処理しで用いることも
できる。また、多数回のプレスにより表面に欠陥が生じ
た場合にも、この様な研摩により良好な表面を再生する
ことができる。
他!ILIL例 上記実施例では、酸化処理をする窒化物膜を窒化チタン
としたが、高硬度で酸化可能な膜であれば良く、窒化ア
ルミニウム(AIN) ,窒化クロム(CrN) .窒
化タンタル (TaN)、窒化八フニウム(HfN).
窒化ニオブ(NbN)でもよい。また上記の2種以上の
窒化物の複合膜や多層膜でもよい。酸化処理温度はTi
Nの場合には、500℃としたが、この桿度は窒化物の
種類に変える必要がある。例えば窒化アルミニウムの場
合には、750℃程度である。もちろん酸化処理温度は
、上記の値には、限定されない。なお、上記の窒化物膜
は実施例1と同様の方法で作成できる。また、複合膜の
場合にはターゲットを2種以上用いるか、混合物のター
ゲットを用いれば良《、多層膜の場合には成膜をくりか
えせば良い。
[発明の効果] 以上の様な本発明によれば、単一の金属の窒化膜に比較
して耐酸化性が良好な酸化膜で成形面が被覆されている
ので、繰返しプレス成形に際し精度劣化が少な光学素子
成形用型が提供される。
更に、酸化膜(例えば酸化チタン層)のヌーブ硬さHk
が1500kg/mm”程度であり、ヌープ硬さ200
0kg/mm”程度の窒化膜(例えば窒化チタン層)に
比較し低硬度であるものの、酸化膜は薄くその層の下に
高硬度の窒化膜が形成されているため使用時においてク
リーニングを繰返しても傷付きにく《、それ故に良好な
表面精度の光学素子を長期にわたって製造することがで
きる。
また、本発明の型は型母材として加工性の良好なものを
幅広く選択することができるので、製造が容易である。
また、酸化物はガラス中の酸化鉛を還元しないため、窒
化物コートの型でみられた折出した酸化鉛によって型と
ガラスが白《くもるという不良が発生しなくなった。
また、酸化膜が窒化膜の表面部分を酸化して形成される
場合には、酸化チタンを直接膜づけした場合に比べて、
窒化膜と酸化膜の密着性が更に高《型の耐久性も更に優
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る光学素子成形用型の
一実施態様を示す断面図で、第1図はプレス成形前の状
態、第2図はプレス成形後の状態を示す。 第3図は本発明の型を製造するため使用したスパッタリ
ング装置の模式図である。 第4図は本発明による光学素子の製造方法の実施される
装置の一例の概略構成を示す縦断面模式図であり、第5
図はそのA−B−C−D−E−F断面模式図である。 第6図は本発明による光学素子の製造方法の実施される
装置の各部の動作タイミングを示す図である。 第7図(a)〜(d)はいずれも本発明による光学素子
の製造方法の実施される装置のプレス部の断面概略図で
ある。 1,2:型母材、 la,2a:窒化膜、 lb,2b:酸化膜、  3:ガラス素材、4・・・成
形されたレンズ、  20:気密室、21:排気口、 
  22;加熱ヒータ、23:ヒータ電源、  24:
型母材支持体、25:バイアス電源、  26:型母材
、27:アンモニア導入用パイプ、 28:グロー放電発生用コイル、 29:整合回路、   30:高周波電源、31:カソ
ード電極、 32:アルミハフニウムタンタルチタンターゲット、 33:冷却水用パイプ、 34:アルゴンガス導入用パイプ、 35:シャッター 106:成形室、   108:置換室、110,11
2:ゲートバルブ、 120:送入取出し手段、 l22:搬送手段、  124:加熱部、126:移送
部、  l28:プレス部、138:載置台、   1
48:搬送軸、150:吸着手段、   166;載置
台、168:加熱筒体、 190a,190b:吸着手段、 206:下軸、   21o:胴型部材、214:下型
部材、  224:上軸、228:上型部材、 H1〜H,:ヒータ、 C.,C,.:冷媒流通経路、 P1,Pm:ブレス部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラスよりなる光学素子のプレス成形に用いる光
    学素子成形用型において、型母材の少なくとも成形面に
    、窒化膜を介して、該窒化膜を構成する金属と同一の金
    属から構成される酸化膜が被覆されていることを特徴と
    する光学素子成形用型。
  2. (2)窒化膜を構成する金属が、チタン(Ti)、アル
    ミニウム(Al)、クロム(Cr)、タンタル(Ta)
    、ハフニウム(Hf)、ニオブ(Nb)からなる群より
    選ばれた少なくとも1種である請求項1記載の光学素子
    成形用型。
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