JPH0321467Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321467Y2 JPH0321467Y2 JP1984052654U JP5265484U JPH0321467Y2 JP H0321467 Y2 JPH0321467 Y2 JP H0321467Y2 JP 1984052654 U JP1984052654 U JP 1984052654U JP 5265484 U JP5265484 U JP 5265484U JP H0321467 Y2 JPH0321467 Y2 JP H0321467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- specimen
- axis
- mounting plate
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 11
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 12
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000011056 performance test Methods 0.000 description 4
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は供試体を傾斜させてその性能試験を行
う傾斜性能テスタに関する。
う傾斜性能テスタに関する。
〈技術的背景と問題点〉
自動車のトランスミツシヨンやトランスアクス
ルのように実際の使用時に傾斜した状態で使用さ
れる可能性のあるもの、また例えば浚渫船(ドレ
ツジヤー船)において使用されるカツタモータの
ように傾斜した状態で使用されるものは、予め傾
斜させた状態で性能試験が行われること好まし
い。ところが、このような供試体を水平面に対し
て任意の方向に所要の角度に傾斜させるために
は、供試体を第1の軸まわりに傾動可能とすると
共にさらに第1の軸と直角をなす第2の軸まわり
にも傾動できるようにすることが必要である。こ
の動きを供試体、試験装置等が搭載されるベツド
の傾動で得ようとするときは、ベツドの支持機構
が複雑となり、装置が大型化すると共にコスト高
となるという問題がある。
ルのように実際の使用時に傾斜した状態で使用さ
れる可能性のあるもの、また例えば浚渫船(ドレ
ツジヤー船)において使用されるカツタモータの
ように傾斜した状態で使用されるものは、予め傾
斜させた状態で性能試験が行われること好まし
い。ところが、このような供試体を水平面に対し
て任意の方向に所要の角度に傾斜させるために
は、供試体を第1の軸まわりに傾動可能とすると
共にさらに第1の軸と直角をなす第2の軸まわり
にも傾動できるようにすることが必要である。こ
の動きを供試体、試験装置等が搭載されるベツド
の傾動で得ようとするときは、ベツドの支持機構
が複雑となり、装置が大型化すると共にコスト高
となるという問題がある。
〈考案の目的〉
本考案は上述の問題点に鑑みて成されたもので
あり、供試体を任意の方向に傾斜させて性能試験
を行うことができると共に、簡単な構造で小型、
低コスト化を図れる傾斜性能テスタを提供するこ
とを目的としている。
あり、供試体を任意の方向に傾斜させて性能試験
を行うことができると共に、簡単な構造で小型、
低コスト化を図れる傾斜性能テスタを提供するこ
とを目的としている。
〈考案の概要〉
この目的を達成するため本考案では、回転軸を
有する供試体を固定する架台及びその供試体の試
験装置が搭載されたベツドを単一の軸まわりに揺
動自在に支持してその傾斜角度を調整できるよう
にすると共に、供試体をベツド上の架台にベツド
の揺動中心軸と直角をなし且つ回転軸と一直線上
に配置された軸まわりに回動調節自在に取付ける
よにした。
有する供試体を固定する架台及びその供試体の試
験装置が搭載されたベツドを単一の軸まわりに揺
動自在に支持してその傾斜角度を調整できるよう
にすると共に、供試体をベツド上の架台にベツド
の揺動中心軸と直角をなし且つ回転軸と一直線上
に配置された軸まわりに回動調節自在に取付ける
よにした。
〈実施例〉
以下本考案を自動車のトランスミツシヨンのシ
ンクロ性能テスタに実施した一実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。第1図は本考案を実施
したトランスミツシヨンの傾斜性能テスタの一部
破断した正面図、第2図は供試体取付部の縦断面
図、第3図は取付板の正面図である。
ンクロ性能テスタに実施した一実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。第1図は本考案を実施
したトランスミツシヨンの傾斜性能テスタの一部
破断した正面図、第2図は供試体取付部の縦断面
図、第3図は取付板の正面図である。
第1図において、ベース上に対向して起立する
一対の支持台1の上面中央部にそれぞれ軸受2を
固定する一方、供試体、試験装置等が搭載される
ベツド3の側部中央両側に突設する揺動中心軸4
を両支持台1に掛渡して軸受2で支持し、ベツド
3両支持台1の間に位置させると共にベツド3を
揺動中心軸4を中心として揺動自在に支持する。
尚、本実施例ではベツド3は水平面から両方向に
それぞれ20〜30゜揺動可能とされる。そして、ベ
ツド3の一端側にコ字状の切欠部を形成し、前記
揺動中心軸4と同心の円弧状のラツクギヤ5をそ
の切欠部に臨ませてベツド3に固定すると共に、
ベースに対して固定した揺動駆動モータ6にギヤ
ボツクス7を介して回転駆動されるピニオン8を
そのラツクギヤ5に噛み合わせ、揺動駆動モータ
6の作動によりベツド3を揺動させるようにす
る。また、ベツド3の側部両端にはそれぞれ両側
に、前記揺動中心軸4と同心の円弧状長孔が穿設
されたクランプ板9を固定する一方、その長孔構
造に対応して支持台1の上面にクランプ軸10を
取付けてクランプ板9の長孔内に摺動自在に嵌入
しており、図示しないボルトによりクランプ板9
をクランプ軸10に固定することでベツド3を所
望の揺動角度位置でクランプできるようになつて
いる。
一対の支持台1の上面中央部にそれぞれ軸受2を
固定する一方、供試体、試験装置等が搭載される
ベツド3の側部中央両側に突設する揺動中心軸4
を両支持台1に掛渡して軸受2で支持し、ベツド
3両支持台1の間に位置させると共にベツド3を
揺動中心軸4を中心として揺動自在に支持する。
尚、本実施例ではベツド3は水平面から両方向に
それぞれ20〜30゜揺動可能とされる。そして、ベ
ツド3の一端側にコ字状の切欠部を形成し、前記
揺動中心軸4と同心の円弧状のラツクギヤ5をそ
の切欠部に臨ませてベツド3に固定すると共に、
ベースに対して固定した揺動駆動モータ6にギヤ
ボツクス7を介して回転駆動されるピニオン8を
そのラツクギヤ5に噛み合わせ、揺動駆動モータ
6の作動によりベツド3を揺動させるようにす
る。また、ベツド3の側部両端にはそれぞれ両側
に、前記揺動中心軸4と同心の円弧状長孔が穿設
されたクランプ板9を固定する一方、その長孔構
造に対応して支持台1の上面にクランプ軸10を
取付けてクランプ板9の長孔内に摺動自在に嵌入
しており、図示しないボルトによりクランプ板9
をクランプ軸10に固定することでベツド3を所
望の揺動角度位置でクランプできるようになつて
いる。
一方、ベツド3の上面には供試体であるトラン
スミツシヨン11を固定するための架台12及
び、駆動モータ13、ダイナモメータ14等より
なる試験装置が、前記揺動中心軸4と直角をなす
トランスミツシヨン11の図示しない回転軸の軸
方向に同軸上に配設され、それらは連結軸15,
16で連結されて所定の試験が行われるようにな
つている。
スミツシヨン11を固定するための架台12及
び、駆動モータ13、ダイナモメータ14等より
なる試験装置が、前記揺動中心軸4と直角をなす
トランスミツシヨン11の図示しない回転軸の軸
方向に同軸上に配設され、それらは連結軸15,
16で連結されて所定の試験が行われるようにな
つている。
また、第2図、第3図に示すように、トランス
ミツシヨン11が固定される取付板17を揺動中
心軸4と直角をなすと共にトランスミツシヨン1
1の回転軸と一直線上に配置された軸まわりに回
動できるように架台12に嵌入すると共に、取付
板17にはその回動軸と同心の円弧状ボルト取付
長孔17aを複数穿設しており、ボルトをその長
孔17aを通つて架台12に設けた図示しないね
じ穴に螺着させることで架台12に取付板17を
所望の回動角度位置で固定できるようになつてい
る。尚、本実施例では取付板17も両方向にそれ
ぞれ20〜30゜回動可能とされる。
ミツシヨン11が固定される取付板17を揺動中
心軸4と直角をなすと共にトランスミツシヨン1
1の回転軸と一直線上に配置された軸まわりに回
動できるように架台12に嵌入すると共に、取付
板17にはその回動軸と同心の円弧状ボルト取付
長孔17aを複数穿設しており、ボルトをその長
孔17aを通つて架台12に設けた図示しないね
じ穴に螺着させることで架台12に取付板17を
所望の回動角度位置で固定できるようになつてい
る。尚、本実施例では取付板17も両方向にそれ
ぞれ20〜30゜回動可能とされる。
このような構成を有する本考案の傾斜性能テス
タにおいては、ベツド3を支持台1に対して揺動
させて傾斜させると共に、さらにベツド3に搭載
された架台12に対して取付板17を回動させて
供試トランスミツシヨン11をベツド3の揺動中
心軸4と直角をなす軸まわりに回動させることに
より、供試トランスミツシヨン11を任意の角度
に回動させてその性能試験を行うことができる。
タにおいては、ベツド3を支持台1に対して揺動
させて傾斜させると共に、さらにベツド3に搭載
された架台12に対して取付板17を回動させて
供試トランスミツシヨン11をベツド3の揺動中
心軸4と直角をなす軸まわりに回動させることに
より、供試トランスミツシヨン11を任意の角度
に回動させてその性能試験を行うことができる。
尚、上述の実施例において架台12に対してト
ランスミツシヨン11が固定される取付板17を
ボルトにて取付ける例を説明したが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、モータを使用して
自動位置決めされるように構成することも可能で
ある。また、供試体もトランスミツシヨンに限ら
れるものではなく、前述の浚渫船におけるカツタ
モータ、その他の装置の傾斜性能試験に用いるこ
とができ、その場合性能試験の種類に応じて試験
装置も適宜選定されることは勿論である。
ランスミツシヨン11が固定される取付板17を
ボルトにて取付ける例を説明したが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、モータを使用して
自動位置決めされるように構成することも可能で
ある。また、供試体もトランスミツシヨンに限ら
れるものではなく、前述の浚渫船におけるカツタ
モータ、その他の装置の傾斜性能試験に用いるこ
とができ、その場合性能試験の種類に応じて試験
装置も適宜選定されることは勿論である。
〈考案の効果〉
以上一実施例を挙げて具体的に説明したように
本考案によれば、供試体を固定する架台及び試験
装置が搭載されたベツドを単一の軸まわりに揺動
調節自在に支持すると共に、供試体をベツド上の
架台にベツドの揺動中心軸と直角をなし且つ供試
体の回転軸と一直線上に配置された軸まわりに回
動調節自在に取付けるようにしたので、ベツドの
支持機構が簡略化され、装置の小型、低コスト化
を図ることができるという効果がある。
本考案によれば、供試体を固定する架台及び試験
装置が搭載されたベツドを単一の軸まわりに揺動
調節自在に支持すると共に、供試体をベツド上の
架台にベツドの揺動中心軸と直角をなし且つ供試
体の回転軸と一直線上に配置された軸まわりに回
動調節自在に取付けるようにしたので、ベツドの
支持機構が簡略化され、装置の小型、低コスト化
を図ることができるという効果がある。
図面は本考案の一実施例にかかり、第1図は本
考案の一実施例の一部破断した正面図、第2図は
その供試体取付部の縦断面図、第3図は取付板の
正面図である。 図面中、1は支持台、2は軸受、3はベツド、
4は揺動中心軸、11はトランスミツシヨン、1
2は架台、13は駆動モータ、14はダイナモメ
ータ、17は取付板である。
考案の一実施例の一部破断した正面図、第2図は
その供試体取付部の縦断面図、第3図は取付板の
正面図である。 図面中、1は支持台、2は軸受、3はベツド、
4は揺動中心軸、11はトランスミツシヨン、1
2は架台、13は駆動モータ、14はダイナモメ
ータ、17は取付板である。
Claims (1)
- 回転軸を有する供試体を固定する架台及び試験
装置が搭載されたベツドを単一の軸まわりに揺動
調節自在に支持すると共に、供試体を前記架台に
前記ベツドの揺動中心軸と直角をなし且つ前記回
転軸と一直線上に配置された軸まわりに回動調節
自在に取付けることを特徴とする傾斜性能テス
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265484U JPS60165839U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 傾斜性能テスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265484U JPS60165839U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 傾斜性能テスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60165839U JPS60165839U (ja) | 1985-11-02 |
JPH0321467Y2 true JPH0321467Y2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=30572801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5265484U Granted JPS60165839U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 傾斜性能テスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60165839U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6240539B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2017-11-29 | 東洋電機製造株式会社 | トランスミッション試験装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935850B2 (ja) * | 1974-05-10 | 1984-08-31 | エフ エル スミス アンド カンパニ− エ− エス | 粉状原料のか焼方法およびそのプラント装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935850U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-06 | 日野自動車株式会社 | 後車軸用オイルシ−ルの試験装置 |
-
1984
- 1984-04-12 JP JP5265484U patent/JPS60165839U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935850B2 (ja) * | 1974-05-10 | 1984-08-31 | エフ エル スミス アンド カンパニ− エ− エス | 粉状原料のか焼方法およびそのプラント装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60165839U (ja) | 1985-11-02 |
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