JPH03213829A - 広波長域動作導波型光分岐素子 - Google Patents

広波長域動作導波型光分岐素子

Info

Publication number
JPH03213829A
JPH03213829A JP1227449A JP22744989A JPH03213829A JP H03213829 A JPH03213829 A JP H03213829A JP 1227449 A JP1227449 A JP 1227449A JP 22744989 A JP22744989 A JP 22744989A JP H03213829 A JPH03213829 A JP H03213829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
wavelength
branching element
directional couplers
optical branching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1227449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2653883B2 (ja
Inventor
Masao Kawachi
河内 正夫
Kaname Jinguji
神宮寺 要
Akihiro Takagi
章宏 高木
Norio Takato
高戸 範夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP1227449A priority Critical patent/JP2653883B2/ja
Priority to US07/475,435 priority patent/US5044715A/en
Priority to CA002009352A priority patent/CA2009352C/en
Priority to KR1019900001397A priority patent/KR930005900B1/ko
Priority to EP90301204A priority patent/EP0382461B1/en
Priority to DE69018660T priority patent/DE69018660T2/de
Publication of JPH03213829A publication Critical patent/JPH03213829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2653883B2 publication Critical patent/JP2653883B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光通信分野等で用いて好適な導波型光分岐素
子に関するものであり、さらに詳細には、パワー結合率
の波長依存性を緩和した導波型光分岐素子に関するもの
である。
[従来の技術] 光フアイバ通信の普及のためには、光ファイバと受・発
光素子に加えて各種の光部品が必要である。なかでも、
光分岐素子は、最も基本的な光部品であり、50%分岐
、20%分岐、数%分岐等の分岐比(結合率)を持つ分
岐素子が要求されている。特に広い波長域にわたって波
長依存性が少ない光分岐素子に対する需要は大きい。
光分岐素子は、光カプラーとも呼ばれ、その形態により
、1)バルク型、2)ファイバ型、3)導波型に大別す
ることができる。バルク型は、マイクロレンズやプリズ
ム、干渉膜フィルタ等を組み合わせて構成するものであ
り、波長依存性の少ない分岐素子を提供でき、一応実用
のレヘルにあるものの、組立調整に長時間を要し、長期
信頼性や価格、サイズの点で問題を残している。ファイ
バ型は、光フアイバ自身を構成材料として研磨や融着・
延伸工程を経て構成されるものであり、波長依存性の低
減されたタイプも実現可能であるが、その作製工程には
職人芸を要し、再現性が不良で量産に適さないという欠
点がある。これらに対して、導波型は、フォトリソグラ
フィ工程により、平面基板上に一括大量生産できる利点
があり、再現性や小型集積可能性等の点で将来型の光分
岐素子として注目されている。
第8図は、従来の導波型光分岐素子の構成例を示す平面
図である。第8図において、平面基板21上に2本の光
導波路21aおよび21bが配置され、これら両光導波
路21aおよび21bの一部分は互いに近接して方向性
結合器21cを構成している。この方向性結合器21c
は、ボート23aから入射された信号光を、ボート23
bと24bに分岐して出力するように設計されている。
ここで、方向性結合器21cのパワー結合率を、希望す
る特定の波長で所望の値に設定することは可能であるが
、広い波長域で光分岐素子を使用する場合には、結合率
の波長依存性が問題であフた。
[発明が解決しようとする課題] 第9図は、第8図に示した方向性結合器型の導波型光分
岐素子についての結合率の波長依存性の一例であるが、
この例では、波長1.3μ麿において50%の結合率を
得た場合、波長1.55μmでは、100%近い結合率
となってしまい、波長1.3μmと波長1.55μmの
双方において同時に光分岐素子として動作させることが
できなかった。
−I’lQに、方向性結合器のパワー結合率Cは次式%
式% (1) ここで、ψは、方向性結合器の結合部の先導波路間隔や
結合部長さ、波長等に依存する。例えば、第9図の例で
は、ψは波長1.0μmでほぼτ、波長1.3μmでπ
/4.波長1.6μnでπ/2のように変化し、結果と
して、Cは波長に対してほぼ正弦波状に変化する。この
ことが、第9図において、50%結合率を広い波長域に
ゎたフて保持することができなかった理由である。
導波型光分岐素子の別の構成法としては、いわゆるY分
岐型が知られているが、この場合には、なるほど結合率
(分岐比)の波長依存性は小さいものの、Y分岐部で1
dBa度以上の光損失の発生が避けられないという本質
的な欠点があった。
そこで、本発明の目的は、上記の欠点を解決し、所望の
波長域、たとえば1.3μl〜1.55μmを含む波長
域において、結合率の波長依存性が、たとえば50%±
lθ%に緩和された低損失な導波型光分岐素子を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明では、2つの
方向性結合器で構成した広義のマツハ・ツエンダ光干渉
計回路を基板上に配置し、これら2つの方向性結合器を
連結する2本の光導波路の方向性結合器間の光路長の差
を、制御された微小量ΔLに定めて、マツハ・ツエンダ
光干渉計回路全体で光分岐素子を構成する。
すなわち、本発明は、基板と、前記基板上に配置された
少なくとも2本の光導波路と、前記少なくとも2木の光
導波路のうちの2木の光導波路を複数箇所で互いに近接
させて構成した複数個の方向性結合器とを具え、前記2
本の光導波路の各−方の端部を入力端、各他方の端部を
出力端とする光分岐素子であって、前記複数個の方向性
結合器のうちの隣合う任意の2個の方向性結合器の間を
連結する前記2木の光導波路の実効光路長に差を設け、
この実効光路長差を、光分岐素子の所望動作波長域の短
波長端波長値程度以下に設定したことを特徴とする。
さらに、2個の方向性結合器を具え、該2個の方向性結
合器の結合率を、前記所望動作波長域において単調に増
加するように設定することができる。
また、前記2個の方向性結合器の結合率を、互いに異な
るよう設定することもできる。
[作 用] 本発明では、2個の方向性結合器を連結し、その間にθ
の位相差を与えて、方向性結合器の波長依存性を緩和し
ている点で従来の方向性結合器型光分岐素子とは、大ぎ
く相違する。
本発明の光分岐素子は、見かけ上、マツハ・ツエンダ光
干渉計構成を呈しているが、従来のマツハ・ツエンダ光
干渉計との相違を以下に述べる。
従来のマツハ・ツエンダ光干渉計では、構成要素である
方向性結合器は、対象とする特定光波長で50%の結合
率を持つように設計されていた。この場合、例えば、方
向性結合器の間の2本の光導波路の光路長差ΔLを7に
設計し、必要に応じて、いずれか一方の先導波路に電気
光学効果や熱光学効果により2分の1波長相当の実効光
路長変化を可逆的に与えるようにしたマツハ・ツエンダ
光干渉計によれば、光スイツチ動作を営ませることがで
きることが知られていた。
また、特定信号光波長で50%結合率をもつ2個の方向
性結合器を長さが大きく異なる2木の光導波路で連結し
たマツハ・ツエンダ光干渉計は、光周波数多重用合分波
器(高密度波長多重用合分波器)として動作させること
ができることが知られていた。例えば、石英系ガラス先
導波路を用いて、光路長差ΔL〜10m111に設計さ
れたマツハ・ツエンダ光干渉計は、光周波数間隔10G
Hz(波長間隔に換算すると約0.1ナノメートル間隔
)の2チヤンネルの信号光を合波あるいは分波できる。
以上、従来のマツハ・ツエンダ光干渉計の設計例につい
て説明したが、従来のマツハ・・ツエンダ光干渉計は、
光スイツチ作用や、合分波作用を得ることを目的に設計
がなされており、本発明のように広波長域で波長依存性
が緩和された光分岐作用を創出しようという着想は皆無
であった。広波長域で波長依存性が緩和された光分岐作
用を営ませるためには、マツハ・ツエンダ光干渉計を構
成する2個の方向性結合器の波長依存性と実効光路長差
が本発明の特定の条件を満たさなければならず、従来の
マツハ・ツエンダ光干渉計構成をそのまま流用できるも
のではない。すなわち、本発明は、従来光スィッチや合
分波器分野等に限定されていたマツハ・ツエンダ光干渉
計構成を、広波長域動作光分岐素子としての全く新たな
発想で設計し、所望の広波長域で目的通りに動作させる
ことに成功した事実に基づいて完成したものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は、本発明導波型光分岐素子の基本的な構成例を
示す平面図であり、平面基板1の上に光導波路1aおよ
びlbを配置する。これら光導波路1aおよびlbを2
箇所で互いに近接させて方向性結合器2aおよび2bを
構成する。光導波路1aおよびlbの各一端3aおよび
4aを人力ボートとし、先導波路1aおよびlbの8他
i3bおよび4bを、それぞれ、主出力ボートおよび副
出力ボートとする。Pinは入力ボート3aに入来する
人力光であり、Pa+alnおよびPiubは、それぞ
れ、主および副出力ボート3bおよび4bから取り出さ
れる主および副出力光である。
ここで、2個の方向性結合器2aと2bとの間における
光導波路1aとlbの光路長差が微小量ΔLに設定され
ている。このように設定されたマツハ・ツエンダ光干渉
計回路では、2個の方向性結合器2aと2bとの間に、
光路長差ΔLによる位相差θ=2π・n・ΔL/λ  
     ・・・(2)(ここで、n=先導波路の屈折
率、λ=波長)カ存在し、第1図のマツハ・ツエンダ光
干渉計型光分岐素子全体としてのパワー結合率CklZ
は、次式で与えられる。
CMZ = 5in2(2ψ)・(l◆cosθ)/2
     ・・・(3)ここで、ψは方向性結合器単体
の結合率を規定する(1)式の変数である。
本発明は、(3)式かられかるように、この式における
sin”(2ψ)項の波長依存性を、(1+cosθ)
72項の波長依存性、すなわち、(2)式の位相差θの
波長依存性を利用して打ち消すことに原理を置いている
。もちろん、5in2(2ψ)項の波長依存性と(1+
cono)72項の波長依存性が、所望波長域で都合よ
く打ち消しあい、波長依存性の小さい所望の結合率を実
現するためには、(3)式を吟味して、方向性結合器2
a、2bの結合率Cの波長依存性やΔL値を適切に設定
することが必要である。
以下に、本発明の光分岐素子の設計指針を説明する。波
長域λ1〜λ2において結合率の波長依存性の小さい光
分岐素子を構成する場合には、この波長域において結合
率が単調増加するように各方向性結合器を設計し、しか
も方向性結合器間の(n・ΔL)値、すなわち実効光路
長差を波長域の短波長端λ1の値よりもやや短めの値λ
。に設定するとよい。このような設定下では、波長λ=
λ。においては、(2)式のθは2πとなり、(3)式
における(1+conθ)72項は最大値1となり、連
結された2個の方向性結合器の結合率がそのまま、光分
岐素子全体としての結合率となる。波長λがλ1を越え
て大きくなると、θの波長依存性により、(1+cos
θ)72項は次第に減少し、sin’(2ψ)項の増加
傾向を抑制するように作用する。
この抑制波長域が、長波長側へどこまで伸び、長波長端
λ2をどこにまで拡大できるかは、個々の方向性結合器
の詳細設計に依存する。
以下では、先導波路としてシリコン基板上に形成した石
英系単一モード導波路を使用した本発明の具体的実施例
について説明する。石英系単一モード先導波路は単一モ
ード光ファイRとの接続性に優れ、実用的な導波型光分
岐素子を提供できるが、本発明は、かかる石英系先導波
路にのみ限定されるものではないこと勿論である。
実施例1 第2図(A) 、 (B) 、 (C)および(DJは
、本発明の導波型光分岐素子の第1実施例として、波長
域λ。
=1.2EHzm 〜λ2=1.6 μtnで、50%
±lO%の結合率を有するよう設計した分岐素子の構成
を示す、それぞれ、平面図、およびこの平面図における
線分^A’ 、 BB’ およびCC′ にそれぞれ沿
った断面を示す拡大断面図である。
ここで、基板1としてはシリコン基板、光導波路1aお
よびibとしてはシリコン基板l上に石英系ガラス材料
により形成された石英系先導波路を用いた。光導波路1
aおよび1bは、2箇所で互いに近接させて方向性結合
器2aおよび2bを構成した。
光導波路1aおよびibは、膜厚50μm程度のSin
系ガラスによるクラッド層5に埋設された断面寸法8μ
mX8μm程度の5i(h−TiCh系ガラスコア部か
らなり、直線パターンと曲率半径50mmの円弧パター
ンとの組合せによりマツハ・ツエンダ光干渉計回路を構
成した。このような石英系光導波路laおよびlbは四
塩化シリコンや四塩化チタンの火炎加水分解反応を利用
したガラス膜堆積技術と反応性イオンエツチングによる
微細加工技術との公知の組合せで形成できる。
方向性結合器2aおよび2bの各結合部は、2本の光導
波路1aと1bとの間隔を4μmに保ち、0.3mmの
距離にわたって平行に配置することにより構成した。
人力ボート3aと4aとの間隔、出力ポート3bと4b
との間隔は、いずれも0.250nIIに定めた。光導
波路1aおよびlbのうち、2個の方向性結合器2aと
2bとを連結する部分の導波路長は、LおよびL+Δし
てあり、実効光路長差(n・ΔL)値は、1.15μm
に設定した。石英系先導波路の屈折率nは約1.45で
あるから、ΔLは0.79μmに設定されていることに
なる。ΔLは、第2図(^)における2個の方向性結合
器2aと2bとの間の曲線導波路と直線導波路との長さ
のわずかな差を利用してフォトマスクパターン段階で正
確に設定した。
第3図は、本実施例の光分岐素子についての結合率の波
長依存性を説明する図である。ここで、曲線(a)は、
構成要素である方向性結合器2a、2b自身の結合率特
性を示す。曲線(b)は、本発明によるマツハ・ツエン
ダ光干渉計型光分岐素子(n・ΔL = 1.15μm
)の結合率特性を示す。曲線(C)は、n・ΔL=0.
0μmに設定した場合、すなわち、(3)式がC,、=
 sin” (2ψ)の場合の結合率特性を示す。
曲線(a)および曲線(C)では、結合率が波長の増加
につれて単調に増加しているが、曲線(b)では、1.
4μl近傍にピークを持つなだらかな変化を示し、λ、
 =1.25μIからλ2=1.6μIの広い波長域に
わたって、50%±lO%の結合率の保たれている。こ
れは、適正に設定された(n・ΔL)値の作用により、
方向性結合器複合体の結合率の単調増加(曲線(C))
が抑制されているためである。すなわち、(2)式のθ
が決まり、(3)式の(Dcosθ)/2によりCN3
の値が抑制されるためである。ここで、λ。=n・ΔL
とすると、(2)式よりθ=2π・λ。/λとなる。し
たがって、波長λがλo=n・ΔLに等しくなるときに
θ工2πとなるから、(3)式はCN3 = sin”
 (2ψ)となる。
すなわち、このときに、第3図において、曲線(b) 
と(C)が一致する。λがλ。を越えて増加すると、(
1+cosθ)/2の項は、1の値から減少を開始し、
5in2(2ψ)項の増加分を抑制するように作用する
。ここで、λo=1.15μmは、波長域の短波長端λ
l =1.25μmよりもやや短い波長に設定しておく
のが適正であることがわかる。
換言すれば、本実施例では、波長とともに結合率が10
0%に向けて単調増加してしまう2個の方向性結合器の
間の光路長に位相差θ=2πλ0/λを与えることによ
り、これら方向性結合器の複合体に(n・ΔL)の非対
称性を与え、この非対称性により、方向性結合器複合体
の結合率が100%に達するのを抑制し、抑制された最
大結合率が得られる波長帯が所望波長域λ、〜λ2のほ
ぼ中間に位置するよう設定していることになる。
なお、方向性結合器単体の結合率(曲線(a))は、方
向性結合器複合体の結合率(曲線(C))を単調増加さ
せるためには、同様に単調増加である必要がある。
第3八図は、本実施例における実効光路長差(n・ΔL
)値の適正設定の重要性を説明する図であって、波長域
1.2μ国〜1.6μmにおける結合率C1の最大値C
MZmaxと最小値CM2sInを実効光路長差の関数
としてプロットした理論計算図である。同図から、CM
Z□8とCMZmInが所望結合率である50%に近づ
き、上記波長域での結合率波長依存性が緩和されるのは
、実効光路長差が1.15μm近傍の場合に限定されて
いることがよくわかる。実効光路長差が1.5μm程度
を越えて大きくなると、−数的にCMZmInはτ値に
近くなり、さらにCM2samとの差が増加し、光干渉
計回路は波長分離作用を示す分波器のような波長特性を
示し、本発明の目的には不適格となる。逆に実効光路長
差が零に近い領域では、光干渉計回路の構成要素である
方向性結合器自身の結合率波長依存性が顕著になり、や
はり不都合である。このように、n・ΔLあるいはΔL
の設定には、サブミクロン以下の精度が必要であるが、
これは前述したように今日のフォトリソグラフィ技術で
は容易に達成される。
ここで、本実施例の光分岐素子の寸法について述べてお
くと、長さ25■1幅2.51と小形であリ、例えば3
インチStウニへ基板上に一括して40個程度作製する
ことが可能であった。
また、本実施例の光分岐素子の損失値は0.2dB程度
と極めて小さかった。人出力ボートに接続した単一モー
ド光ファイバとの接続損を含めた光分岐素子の損失値も
0.5dB程度以下と小さく、十分実用に耐えるレベル
にあることを確認した。この損失値は、従来のY分岐型
光分岐素子では、ファイバ接続損を含めた過剰損が1.
5dB程度以上であったのに比べて対照的であるが、そ
の理由は、本発明の光分岐素子の構成には、Y分岐部の
ような特異点が含まれず、単体の方向性結合器と同様に
、なめらかなパターンのみで光素子が構成されているた
めである。
実施例2 第4図は、本発明の第2実施例として構成した波長域λ
H=1.25μm 〜λ2 =1.75μmにおいて2
0%±5%の結合率を有する光分岐素子の平面図である
。この光分岐素子の構成は、おおよそは、実施例1と同
様であるが、入力ボート3aと4a、出力ボート3bと
4bを上下対称的に配置した点が異なる(もちろん、第
2図(a)と同様に配置することもできる)。方向性結
合器2aおよび2bの結合部の導波路間隔は4μm、結
合部長さは0.1mmと、実施例1に比べて弱結合より
に設定した。(n・ΔL)値は実施例1と同様に!、1
5μ山に設定した0本実施例の素子長は、20mmであ
った。
第5図に示す曲! (b)は、本実施例の光分岐結合素
子における結合率の波長依存特性であり、同図には、比
較のために、方向性結合器単体の波長特性(曲線(a)
)、2個の方向性結合器を直結した場合(すなわち、n
・ΔL=0.0μl11)の波長特性(曲線(C))を
示した。曲線(a)および(C) においては、結合率
は波長増加とともに単調に増加しているが、曲#ji!
(b)では1.50μm近傍をピークとして、20%±
5%の結合域は1.25μmから1.75μmにまで延
びている。
友へ班ユ 第6図に示す曲線(b)は、本発明の第3実施例として
、波長域λ、 =1.25μm 〜λ2=1.6!Bz
mにおいて4%±1%の結合率を持つよう設計・製作さ
れた光分岐素子についての結合率の波長依存特性である
。同図には、比較のために、方向性結合器単体(曲線(
a))、2個の方向性結合器を直結した場合(n・ΔL
=0.0μm)の波長特性(曲線(C))をも示した。
本実施例は、実施例2とほぼ同一の外観を有するが、各
方向性結合器は、実施例2の場合よりもさらに弱結合に
なるように、結合部の導波路間隔を5μmに広げた。(
n・ΔL)値は、1.05μmに設定した。
以上の実施例において、方向性結合器の結合部の構造パ
ラメータについて記述したが、方向性結合器は極めて構
造敏感な光回路素子であるので、製造者はそれぞれの製
造工程の癖などを考慮して、パラメータを変更すること
ができる。要は、各実施例において、マツハ・ツエンダ
光干渉計回路の構成要素である方向性結合器が、それぞ
れ第3図の曲線(a)、第5図の曲線(a)および第6
図の曲M (a)に示した特性に近い波長特性を示すよ
うに設計・製作すればよい。
上記実施例では、いずれも2個の方向性結合器間におい
て、先導波路2aの方が光導波路1aよりもΔLだけ長
くなるようにしたが、逆に、光導波路1aの方を光導波
路2aよりもΔLだけ長くなるように設定しても、同一
の分岐特性が得られることを指摘しておく。
上記実施例においては、構成要素である方向性結合器の
結合率が1.3μI11〜1.55μmを含む所望の波
長域λ1〜λ2で単調増加し、これを、1.4μm程度
に設定したλo=n・ΔLの作用で緩和するように設計
した。これは、このような方向性結合器が最も設計・製
作が容易であるからである。しかし、本発明は、上記の
設定例に限定されるものではなく、要は、先に示した(
3)式の第1項と第2項の波長依存性が所望波長域で互
いに打ち消しあいさえすれば、敢えて他条件にも設定可
能であることを指摘しておく。
これは、上記実施例で扱った1、3μya −1,55
μmを含む波長域は光フアイバ通信応用分野において、
最重要な領域であることによっているが、光センサ応用
分野等においては、可視域を含む波長域に合わせて光分
岐素子を設計・製作することもできる。
上記実施例では、2個の方向性結合器2aおよび2bが
同一の結合率特性を有する場合を扱ったが、本発明は、
これに限定されるものではなく、2個の方向性結合器の
結合特性を必ずしも等しく選ぶ必要はない。この場合は
(3)式に対応する光干渉計型光分岐素子全体としての
パワー結合率CMZは次式で与えられる。
CMZ−5jn2(ψl+ψ2)・(1+cosθ)/
2+5in2(ψl−ψ2)・(1−cosθ)/2 
・(4)ここで、ψlおよびψ2は2個の方向性結合器
の結合特性を表わすパラメータであり、2個の方向性結
合器の結合率はそれぞれ5in2ψlおよび5in2ψ
2で規定される。
(4)式の第1項は(3)式に極似しており、既述した
原理により波長依存性が緩和されるような設定が可能で
あるが、(4)式ではψl≠ψ2の場合、第2項の存在
を利用して、波長依存性をさらに望ましい方向に調整す
ることが可能である。以下にψl≠ψ2の場合の実施例
を示す。
夫族廻1 第7図は本発明の第4実施例を示し、ここでは、第1図
または第4図に示した方向性結合器2aおよび2bを、
異なる特性の方向性結合器を用いて構成した光分岐素子
についての結合率の波長依存性を示す特性図である。第
7図において、曲線(a)は、一方の方向性結合器2a
の結合特性を示し、曲線(b)は、方向性結合器2aの
倍の結合強度をもつよう設定された他方の方向性結合器
2bの結合特性を示す。曲線(C)は、方向性結合器2
aと2bとの間の(n・ΔL)値を1μlに設定した際
に得られたマツハ・ツエンダ型光分岐素子全体としての
結合特性を表している。曲線(C)は、本実施例の分岐
素子が、波長域1.2μff1〜1.7μmもの広範囲
において、50%±5%という波長依存性の少ない結合
率を保持していることを示している。
なお、本実施例において、2つの方向性結合器2aおよ
び2bとして、上記特性のものを入れ替えても、同一結
合特性の光分岐素子が得られる。
実施例5 第7A図は、第1図または第4図に示した2個の方向性
結合器2aおよび2bとして、やはり異なる特性の方向
性結合器を用いて広波長域で20%結合率を有するよう
に構成した光分岐素子についての結合率の波長依存性を
示す特性図である。第7A図において、曲線(a)は一
方の方向性結合器2aの結合特性を示し、曲線(b)は
方向性結合器2aの倍の結合強度をもつように設定され
た他方の方向性結合器2bの結合特性を示す。曲線(C
)は方向性結合器2aと2bとの間の実効光路長差(n
・ΔL)値を09μmに設定した際に得られた本発明の
マツハ・ツエンダ型光分岐素子全体としての結合特性を
示している。曲線(c)は本発明の分岐素子が波長域1
.2μtn−1,7μmもの広波長範囲において20%
±2%という波長依存性の少ない結合率を保持している
ことを示している。ちなみに、曲線(d)は、故意に(
n・ΔL)=0μ騰に設定した場合の結合特性であり、
結合率の波長依存性が大きい。
第7B図は本実施例における実効光路長差(n・ΔL)
値の適正設定の重要性を説明する図であって、波長域1
.2μm〜1.8μmにおける結合率C2□の最大値6
2□□つと最小値CM2ainを実効光路長差の関数と
してプロットした理論計算図である。
同図からCMAIl、xとCM2mInが所望結合率で
ある20%に近づき、上記波長域での結合率波長依存性
が緩和されるのは実効光路長差が0.9μm近傍の場合
に限定されていることがよくわかる。
なお、以上の第1実施例(第3図)と第4実IJλ例(
第7図)との比較、および第2実施例(第5図)と第5
実施例(第7^図)との比較から、2個の方向性結合器
2aと2bの特性が同一の場合よりも異なる場合の方が
より平坦な結合特性が達成できて、より望ましいことが
わかる。
上記実施例では、2個の方向性結合器を、長さが互いに
Δしたけ異なる2本の光導波路で連結した場合を扱った
が、これをさらに拡張して、N個の方向性結合器を連結
して、各方向性結合器間にそれぞれΔL、(+・1,2
.・・・、N−1)の光路長差を与えることも可能であ
る。以下、N・3の場合についての実施例を示す。
実施例6 ′f17c図は、本発明の第6実施例としてN−3個の
方向性結合器を用いて構成した50%結合光分岐素子の
構成を示す平面図であり、第7D図はこの素子の結合特
性を示す特性図である。第7C図において、先導波路1
aと1bは3箇所で近接して3個の方向性結合器7a、
7bおよび7Cを構成している。本実施例では、3個の
方向性結合器の特性を等しく選び、第1実施例での方向
性結合12a、2bと同等の結合特性とした。方向性結
合器7aと7bとの間で先導波路1bの実効光路長を光
導波路1aに対してn・ΔL = 0.118μmだけ
長く設定し、逆に方向性結合器7bと7cとの間では、
光導波路1aの方を088μ■長く設定した。第7D図
から、この光分岐素子が1.2.171 N1.65μ
mの波長域で50%±10%の結合率を有していること
がわかる。特に波長域1.25μ11〜1.6μmにお
いては50%±5%の平坦な結合特性が達成されている
さらに段数(N)を増やした構成も可能である。
また、3個の方向性結合器の特性を異ならせて構成する
ことも可能である。
以上の実施例ではすべて2分岐素子を扱ったが、本発明
の構成は多分岐素子への拡張も可能である。次に4分岐
素子の実施例を説明する。
実施例7 第7E図は本発明の第7実施例としての4分岐素子の構
成を示す平面図である。第7E図において、8a、8b
および8cは基板1上に一括形成された2分岐素子であ
り、ここでは第4実施例(第7図)と同等の50%結合
光分岐素子とした。9は人力ボート、9a、9b、9c
および9dは出力ポートである。人力ボート9に入力さ
れた信号光は、光分岐素子8aでほぼ2等分され、さら
に光分岐素子8bと8Cで分割が進み、出力ボート9a
、9b、9c、9dから出力される。本構成により、波
長域1.25μmN1.6μmにおいて、各出力ポート
への結合率の変動は25%±5%と小ざく、波長依存性
の少ない所望の4分岐素子を提供することができた。な
お、実施例の基板寸法は50I×5ml11程度であり
、出力ポートのピッチは光フアイバアレイのピッチに合
わせて250μmとした。
実施例8 第7F図は本発明第8実施例としての広波長域動作導波
型光分岐素子アレイの構成例を示す平面図である。10
a、IOb、10c、lOdは第4実施例と同様の構成
をもつ50%結合分岐素子であり、これら素子10a−
10dを4個並列に配置する。 11.12は入出カポ
−ドアレイ、lla、12aは人出力ファイバアレイ、
11b、12bは入出力ファイバアレイ端子であり、ア
レイ端子11b、12b内のファイバアレイピッチと人
出カポ−ドアレイ11.12の導波路ピッチはいずれも
250μmに設定しである。本実施例の基板寸法は1ア
レイ当たり25mmx 5n+mと小さく、同一基板上
に多数個の素子を一括形成可能な導波型光部品の利点が
生かされている。
また、以上の実施例においては、シリコン基板上の石英
系(Si02−Ti02)光導波路により、光分岐素子
を構成したが、かかる基板はシリコン基板に限定される
ものではなく、石英ガラス基板に変更することも可能で
ある。さらにまた、コア部の主ドーパントとしてGem
、を用いたSin2−Gem2系光導波路を用いること
もできる。あるいはまた、前述したように、本発明はこ
れらの石英系先導波路に限定されるものではなく、他の
導波路材料系、例えば、多成分ガラス導波路系やニオブ
酸リチウム導波路系にも適用できる。
さらにまた、上記実施例では、(n・ΔL)を、2個の
方向性結合器を連結する2本の光導波路相互間の長さの
差として設定したが、場合によっては、光導波路長を同
一にしておき、2本の光導波路の屈折率値nにわずかな
差を与えることにより、実効的な光路長差を設定しても
よい。例えば、方向性結合器間の先導波路の上部に薄膜
ヒータを配設して、一方の先導波路の屈折率値を熱光学
効果により調整して上記光路長差を設定することにより
所望の光分岐素子を実現することもできる。予め設定し
ておいたΔL値に加えて、長い方あるいは短い方の先導
波路の上に予備的な薄膜ヒータを装荷しておき、その薄
膜ヒータをオン・オフすることにより結合率特性を、波
長依存性の小と大との間でスイッチングすることも可能
である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明では、少なくとも2個の方
向性結合器を連結してマツハ・ツエンダ光干渉計回路を
構成し、これら少なくとも2個の方向性結合器を連結す
る2木の光導波路の長さの差に制御されたわずかな光路
長差ΔLを与え、マツハ・ツエンダ光干渉計回路全体を
光分岐2に子として動作させることにより、方向性結合
器自体の結合率の波長依存性を緩和して、所望波長域に
わたって、波長依存性の少ない、低損失光分岐素子を提
供することができる。このような導波型光分岐素子は、
広い波長域に分布する光信号の分配用やモニタ用あるい
はタップ用として幅広い用途が期待される。さらにまた
、本発明光分岐素子は、逆に、2本の信号光を合流させ
る光合流素子としての用途も期待される。
また、平面基板上で本発明の光分岐素子を多段に連結す
ることにより、4分岐素子や8分岐素子へ拡張すること
も容易である。また、同一基板上に光分岐素子をアレイ
状に配置し、例えば250μmピッチの光フアイバアレ
イと接続して使用することも可能である。
本発明光分岐素子は平面基板上に大量に一括して製作す
ることができるから、低価格化も期待でき、本発明の光
分岐素子およびその応用素子は、光通信システムの普及
に大ぎく貢献するものと期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の導波型光分岐素子の基本的構成例を示
す平面図、 第2図(A) 、 (B) 、 (C)および(D)は
、本発明導波型光分岐素子の第1実施例の構成を示す、
それぞれ、平面図、AA’線断面図、BB’線断面図お
よびcc’線断面図、 第3図は第1実施例の光分岐素子における結合率の波長
依存性の説明図、 第3A図は第1実施例における実効光路長差(n・ΔL
)値の適正設定の重要性の説明図、第4図は本発明導波
型光分岐素子の第2実施例の構成を示す平面図、 第5図は第2実施例の光分岐素子における結合率の波長
依存性の説明図、 第6図は本発明導波型光分岐素子の第3実施例における
結合率の波長依存性の説明図、第7図は本発明第4実施
例の導波型光分岐素子における結合率の波長依存性の説
明図、第7八図は本発明第5実施例の導波型光分岐素子
における結合率の波長依存性の説明図、第7B図は第5
実施例における実効光路長差(n・ΔL)値の適正設定
の重要性の説明図、第7C図は本発明第6実施例の導波
型光分岐素子の構成を示す平面図、 第7D図は第7C図に示した素子の結合率の波長特性の
説明図、 第7E図は本発明第7実施例としての4分岐素子の構成
を示す平面図、 第7F図は本発明第8実施例としての導波型光分岐素子
アレイの構成を示す平面図、 第8図は従来の導波型光分岐素子の構成例を示す平面図
、 第9図は従来の導波型光分岐素子における結合率の波長
依存性を示す説明図である。 l・・・基板 la、lb・・・光導波路、 2a、2b・・・方向性結合器、 3a、4a・・・人力ボート、 3b、4b・・・出力ボート、 5・・・クラッド層、 7a、7b、7c・・・方向性結合器、8a、8b、8
c・・・広波長域動作50%分岐素子、9・・・人力ボ
ート、 9a、9b、9c、9d ・−・出力ボート、10a、
lOb、10c、10d −広波長域動作光分岐素子、
11.12・・・人出カポ−ドアレイ、11a、12a
・・・人出力ファイバアレイ、11b、12b・・・人
出力ファイバアレイ端子、21・・・基板、 21a、21b ・=光導波路、 21c・・・方向性結合器、 23a、24a・・・人力ボート、 23b、24b・・・出力ボート。 第 図 ′$ 1 裏方セ、イタ゛j(zおtする尖9力づ石←
阪、t (nイ直のmix又定の棄キ恨のまθH図 第3A因 ΔL) 0 b ズ叱イ列2/)千両口 第4図 第5亥J七イ列l:お一フる衷jか尤41にゑ(nイ直
の違正設定の1挙1まのび」8図 ΔL) 第 B 図 C b 1八を水1平頭図 第 C 図 本光I目隼7尖比イ列乙L?の4か峡凛)の溝へ訂1坪
り1ロ第7E図 42  、[ff’J  /)j@  へ t*N−’
ff1lc第8図 焚辰グリ/)秤令率の筬長代を柱み官も明図第9図 手続ネ甫IE書 平成1年10月 5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)基板と、 前記基板上に配置された少なくとも2本の光導波路と、 前記少なくとも2本の光導波路のうちの2本の光導波路
    を複数箇所で互いに近接させて構成した複数個の方向性
    結合器とを具え、 前記2本の光導波路の各一方の端部を入力端、各他方の
    端部を出力端とする光分岐素子であつて、 前記複数個の方向性結合器のうちの隣合う任意の2個の
    方向性結合器の間を連結する前記2本の光導波路の実効
    光路長に差を設け、この実効光路長差を、光分岐素子の
    所望動作波長域の短波長端波長値程度以下に設定したこ
    とを特徴とする広波長域動作導波型光分岐素子。 2)2個の方向性結合器を具え、該2個の方向性結合器
    の結合率を、前記所望動作波長域において単調に増加す
    るように設定したことを特徴とする請求項1記載の広波
    長域動作導波型光分岐素子。 3)前記2個の方向性結合器の結合率を、互いに異なる
    よう設定したことを特徴とする請求項3記載の広波長域
    動作導波型光分岐素子。
JP1227449A 1989-02-07 1989-09-04 広波長域動作導波型光分岐素子 Expired - Lifetime JP2653883B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1227449A JP2653883B2 (ja) 1989-02-07 1989-09-04 広波長域動作導波型光分岐素子
US07/475,435 US5044715A (en) 1989-02-07 1990-02-05 Guided-wave optical branching components and optical switches
CA002009352A CA2009352C (en) 1989-02-07 1990-02-05 Guided-wave optical branching components and optical switches
KR1019900001397A KR930005900B1 (ko) 1989-02-07 1990-02-06 도파형 광 분기 소자
EP90301204A EP0382461B1 (en) 1989-02-07 1990-02-06 Guided-wave optical branching components and optical switches
DE69018660T DE69018660T2 (de) 1989-02-07 1990-02-06 Optische Verzweigungskomponenten und Schalter mit geführten Wellen.

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-26542 1989-02-07
JP2654289 1989-02-07
JP1227449A JP2653883B2 (ja) 1989-02-07 1989-09-04 広波長域動作導波型光分岐素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03213829A true JPH03213829A (ja) 1991-09-19
JP2653883B2 JP2653883B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=26364336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1227449A Expired - Lifetime JP2653883B2 (ja) 1989-02-07 1989-09-04 広波長域動作導波型光分岐素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2653883B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050323A (ja) * 2001-05-30 2003-02-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 光合分波器
JP2009528557A (ja) * 2006-02-24 2009-08-06 ライトウェイブ マイクロシステムズ コーポレイション ブロードバンド2×2光スプリッタ
JP2010533894A (ja) * 2007-07-17 2010-10-28 インフィネラ コーポレイション 導波管の間の非対称性を軽減する複数区画結合器
JP2011221291A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Nec Corp 光導波回路及び光導波回路の製造方法
JP2012168404A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 導波型光カプラ
WO2013153589A1 (ja) * 2012-04-13 2013-10-17 古河電気工業株式会社 広帯域動作光カプラ
JP2013257354A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> モード合分波器、光送受信装置及び光通信システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148207A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Nec Corp 光多重分波素子
JPS6437507A (en) * 1987-08-03 1989-02-08 Nippon Telegraph & Telephone Waveguide type optical interferometer circuit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148207A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Nec Corp 光多重分波素子
JPS6437507A (en) * 1987-08-03 1989-02-08 Nippon Telegraph & Telephone Waveguide type optical interferometer circuit

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050323A (ja) * 2001-05-30 2003-02-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 光合分波器
JP2009528557A (ja) * 2006-02-24 2009-08-06 ライトウェイブ マイクロシステムズ コーポレイション ブロードバンド2×2光スプリッタ
JP2010533894A (ja) * 2007-07-17 2010-10-28 インフィネラ コーポレイション 導波管の間の非対称性を軽減する複数区画結合器
JP2011221291A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Nec Corp 光導波回路及び光導波回路の製造方法
JP2012168404A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 導波型光カプラ
WO2013153589A1 (ja) * 2012-04-13 2013-10-17 古河電気工業株式会社 広帯域動作光カプラ
JP2013257354A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> モード合分波器、光送受信装置及び光通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2653883B2 (ja) 1997-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Li et al. Multimode silicon photonics
KR930005900B1 (ko) 도파형 광 분기 소자
JP4494495B2 (ja) 位相生成機能を備えた光合分波回路
JP3537344B2 (ja) 光アッド−ドロップ・マルチプレクサ
KR20050097942A (ko) 간섭계형 광 스위치 및 가변 광 감쇠기
JP3467534B2 (ja) 光波長チャネルを空間的に分離及び/又は集合する装置
WO2000011508A1 (en) Array waveguide diffraction grating optical multiplexer/demultiplexer
JPH09189817A (ja) 光分岐器用光導波路
CN112817091A (zh) 一种马赫曾德尔干涉仪及多通道粗波分复用器
JP2001318253A (ja) 光導波路型方向性結合器およびこの光導波路型方向性結合器を用いた光導波回路
JPS62183406A (ja) 導波形光干渉計
JPH03213829A (ja) 広波長域動作導波型光分岐素子
JP4152869B2 (ja) 位相生成機能を備えた光合分波回路
US5526439A (en) Optical filter using electro-optic material
JPH0660982B2 (ja) 導波形マツハ・ツエンダ光干渉計
JP2009162933A (ja) 導波路型光回路
JP4263027B2 (ja) 導波路型光信号処理器
JP4197126B2 (ja) 光スイッチ及び光波長ルータ
JP3740357B2 (ja) 群遅延特性を改良した光合分波器
JP4934625B2 (ja) Plc型可変分散補償器
US6351586B1 (en) Wavelength dependent phase delay device
JP3894279B2 (ja) 光波長合分波回路
JP2625289B2 (ja) 導波型光分岐素子
JP2001189696A (ja) 分散スロープ補償器
JP2907844B2 (ja) 光分岐回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 13