JP2001189696A - 分散スロープ補償器 - Google Patents

分散スロープ補償器

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JP2001189696A
JP2001189696A JP2000315638A JP2000315638A JP2001189696A JP 2001189696 A JP2001189696 A JP 2001189696A JP 2000315638 A JP2000315638 A JP 2000315638A JP 2000315638 A JP2000315638 A JP 2000315638A JP 2001189696 A JP2001189696 A JP 2001189696A
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JP
Japan
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wavelength
dispersion
waveguides
dispersion slope
slope compensator
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JP2000315638A
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Inventor
Koichi Takiguchi
浩一 瀧口
Katsunari Okamoto
勝就 岡本
Takashi Go
隆司 郷
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイバの分散スロープによる歪を受けたW
DM信号を小型の構成で波形整形可能とし、異なる分散
値を有する様々なファイバ伝送路の分散補償、あるいは
温度変動などによる分散変動の補償も一素子で実現でき
ること。 【解決手段】 入力導波路から入射した分散による歪み
を受けたWDM信号光は波長分離素子でそれぞれの波長
成分に分離され、それぞれの波長成分に対応した分散補
償値を生成可能なラティス型光素子、トランスバーサル
光素子あるいは両素子を混在したものを通過する。通過
した各信号光は波長多重素子で合波され、合波光は出力
導波路から出力される。波長分離素子、波長多重素子と
してはアレイ導波路格子を使用可能な他、多段マッハツ
ェンダ型干渉計、バルク型光フィルタ、あるいはファイ
バ型(または導波路型)グレーティングを多段接続した
光フィルタ等の使用も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ中の分
散特性(群遅延時間が波長によって異なる特性)によっ
て歪みを受けた波長多重(Wavelength Division Multip
lexing:WDM)信号を一括して波形整形する分散スロ
ープ補償器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、世界各地で、波長λ=1.55μ
m帯(ファイバの最低損失波長帯)で零分散を有するフ
ァイバ(分散シフトファイバ)、あるいは分散値が数p
sec/nm/kmとなるファイバ(ノンゼロ分散シフ
トファイバ)を用いて、大容量光伝送を実現するための
検討が行われている。
【0003】しかしながら、大容量化を目的としてWD
M伝送を行う場合には、分散シフトファイバを用いた場
合でも分散スロープ(3次分散、2次分散(遅延時間特
性を波長で微分した値)を波長で微分した値、0.07
psec/nm2/km程度)の存在により、各波長チ
ャネルの2次分散が、図20の相対遅延時間特性から分
かるように零ではない異なった値になる。このため、各
波長チャネルにおいて信号パルスに異なった歪が生じ、
当該歪に起因して伝送容量、あるいは伝送(中継)距離
が制限される。これはノンゼロ分散シフトファイバを用
いた場合にも同様である。
【0004】従来、分散を有するファイバ伝搬中に歪を
受けたWDM信号を波形整形する分散スロープ補償器と
しては、図21に示すように、分散補償ファイバ44を
ファイバ伝送路43の後段に挿入する構成が知られてい
る。この構成によれば、分散補償ファイバの分散特性が
ファイバ伝送路とは絶対値が等しく符号が逆の特性を有
するように当該分散補償ファイバを設計することによっ
てファイバ伝送路の分散特性を補償することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構成の分散スロープ補償器では、(1)1.3
μm帯零分散ファイバの1.55μm帯での分散スロー
プ補償は可能であるが、分散シフトファイバあるいはノ
ンゼロ分散シフトファイバの1.55μm帯での分散ス
ロープの補償は本質的に不可能である、(2)構成が煩
雑でサイズが大きくなる、(3)補償量が固定され、異
なる分散値を有する他のファイバ伝送路の分散補償には
適用困難である。また、温度変動等による分散値の変動
に対応することはできない、等の問題がある。
【0006】そこで本発明は、上記の各課題に鑑みて成
されたものであり、ラティス型光素子あるいはトランス
バーサル型光素子を備えた、あるいは両者を混在させた
群遅延制御手段により、分散を有するファイバ中を伝搬
して分散による歪を受けたWDM信号を小型の構成で波
形整形することを可能とし、異なる分散値を有する様々
なファイバ伝送路の分散補償、あるいは温度変動などに
よる分散値の変動の補償も一素子で実現することがで
き、かつ、分散シフトファイバあるいはノンゼロ分散シ
フトファイバの1.55μm帯での分散スロープをも補
償可能な分散スロープ補償器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、光伝送路に複数の波長
の光を伝送する際に該伝送路の分散特性によって生じる
信号の歪みを補償する分散スロープ補償器であって、N
(N:自然数)本の導波路と、N出力波長分離素子及び
/又はN入力波長多重素子と、K個(K:自然数、K≦
N)の群遅延制御器からなり、前記N本の導波路は、前
記波長分離素子の出力及び/又は波長多重素子の入力に
接続され、前記群遅延制御器は、ラティス型光素子の入
出力部の各々一方あるいは両方を前記N本の導波路上に
介在させたものであり、前記ラティス型光素子は、2本
の導波路の中間に少なくとも2箇所の方向性結合器を配
し、各方向性結合器間で前記2本の導波路は光路長が異
なるよう構成されていることを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記波長分離素子及び前記波長
多重素子が、アレイ導波路格子であることを特徴とす
る。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記群遅延制御器はN入力波長
多重素子に接続され、前記N本の導波路は前記波長多重
素子の入力のみに接続されていることを特徴とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記波長多重素子がアレイ導波
路格子であることを特徴とする。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記群遅延制御器はN出力波長
分離素子に接続され、前記N本の導波路は前記波長分離
素子の出力のみに接続されていることを特徴とする。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、前記波長分離素子がアレイ導波
路格子であることを特徴とする。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記群遅延制御器は、前記ラテ
ィス型光素子以外にトランスバーサル型光素子を混在さ
せたことを特徴とする。
【0014】また、請求項8に記載の発明は、光伝送路
に複数の波長の光を伝送する際に該伝送路の分散特性に
よって生じる信号の歪みを補償する分散スロープ補償器
であって、N(N:自然数)本の導波路と、N出力波長
分離素子及び/又はN入力波長多重素子と、N個の群遅
延制御器からなり、前記N本の導波路は、前記波長分離
素子の出力及び/又は波長多重素子の入力に接続され、
前記群遅延制御器は、トランスバーサル型光素子の入力
部の一方と出力部とを前記N本の光導波路上に介在させ
たものであり、前記トランスバーサル型光素子は、一方
の入力部分となる第1の1本の導波路と、M本(M:自
然数、M≧2)の導波路をMか所の異なる位置で結合さ
せるM個の方向性結合器を有し、前記M本の導波路は前
記第1の1本の導波路と結合した後、合波器によって出
力部分となる第2の1本の導波路にまとめられよう構成
されていることを特徴とする。
【0015】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の発明において、前記波長分離素子及び前記波長
多重素子が、アレイ導波路格子であることを特徴とす
る。
【0016】また、請求項10に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記群遅延制御器はN入力波
長多重素子に接続され、前記N本の導波路は、前記波長
多重素子の入力のみに接続されていることを特徴とす
る。
【0017】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載の発明において、波長多重素子がアレイ導波
路格子であることを特徴とする。
【0018】また、請求項12に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記群遅延制御器はN出力波
長分離素子に接続され、前記N本の導波路は前記波長分
離素子の出力のみに接続されていることを特徴とする。
【0019】また、請求項13に記載の発明は、請求項
12に記載の発明において、前記波長分離素子がアレイ
導波路格子であることを特徴とする。
【0020】また、請求項14に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記群遅延制御器は、前記ト
ランスバーサル型光素子以外にラティス型光素子を混在
させたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
に係る分散スロープ補償器の第1実施形態の構成を示す
図で、本実施形態の分散スロープ補償器は、入力導波路
1、波長分離素子2、導波路3−1〜3−N、ラティス
型光素子4−1〜4−N、波長多重素子5、出力導波路
6を備える。
【0022】入力導波路1から入射した分散による歪み
を受けたWDM信号光λ1〜λNは波長分離素子2でそ
れぞれの波長成分に分離され、それぞれの波長成分に対
応した分散補償値を生成可能なラティス型光素子4−1
〜4−Nを通過する。通過した各信号光は波長多重素子
5で合波され、合波光は出力導波路6から出力され、分
散スロープ補償器が実現される。
【0023】波長分離素子2、波長多重素子5として
は、後述のようにアレイ導波路格子を使用可能な他、マ
ッハツェンダ型干渉計、バルク型光フィルタ、あるいは
ファイバ型(あるいは導波路型)グレーティングを多段
に接続した光フィルタ等の使用も可能である。
【0024】図2は、ラティス型光素子4−1〜4−N
の構成例を示す図である。このラティス型光素子は5つ
の非対称アーム対が方向性結合器を用いて縦続接続され
ている構造(非対称マッハツェンダ型干渉計が多段に縦
続接続されている構造)を有し、7a〜7fは導波路
(導波路7a,7bは入力部分、導波路7e,7fは出
力部分)、8a〜8fは方向性結合器、9a〜9eは導
波路屈折率の制御部分である。
【0025】図1中の4つのラティス型光素子4−1〜
4−Nは、それぞれ導波路7a,7bのいずれか一方と
導波路7e,7fのいずれか一方とを用いて導波路3−
1〜3−Nのいずれか1つと接続される。
【0026】方向性結合器8a〜8fは、図3のように
二つの導波路10a,10bを近接させる構成、あるい
は多モード干渉(MMI)カプラ構成をとることができ
る。この場合、結合率を固定値とすることができる。導
波路屈折率の制御部分9a〜9eを用いて導波路の位相
制御を行うことにより、非対称マッハツェンダ型干渉計
上で周波数の増加に伴い光波がより多くの光路長を通過
するような設定、あるいはより少ない光路長を通過する
ような設定が可能である。このため、周波数の増加に伴
い群遅延時間が増加する構成の分散補償器、あるいは減
少する構成の分散補償器を実施することができる。
【0027】図4は、図2におけるラティス型光素子の
群遅延特性計算例を示す特性図である。ここでは、ラテ
ィス型光素子の伝達関数を求め、当該伝達関数の虚部を
角周波数で微分する遅延時間計算法を用いた。
【0028】この計算例は、図2の左から順に非対称マ
ッハツェンダ型干渉計の光路長差が4.276mm、
7.483mm、7.483mm、7.483mm、
3.207mmで、導波路の屈折率が1.45の場合を
示している。
【0029】本実施形態での上記パラメータ値での分散
値の計算結果は、830psec/nm及び−830p
sec/nmとなった。
【0030】なお、非対称マッハツェンダ型干渉計の光
路長差を別の値に設定することによって、異なった値の
分散値を得ることができる。具体的には、光路長差をL
倍に設定した場合、帯域が1/L、遅延間がL倍となる
ので、分散値はL2倍となる。
【0031】また、非対称マッハツェンダ型干渉計の段
数を増減させた場合も、それぞれ分散値の絶対値を増減
させることができる。これは、光路長差の増減によって
遅延時間が増減することによる。
【0032】このようにしてラティス型光素子4−1〜
4−Nをそれぞれの波長に対応した分散補償値を有する
ように設計することができる。
【0033】導波路屈折率の制御部分9a〜9eの位相
制御を行う手段としては、例えばガラス導波路を用いた
場合には熱光学効果を用いて屈折率変化を誘起する現象
を、強誘電体導波路を用いた場合には電気光学効果を用
いて屈折率変化を誘起する現象を用いることができる。
また、導波路屈折率の制御部分9a〜9eでは、ガラス
導波路を用いた場合、光弾性効果を用いて位相トリミン
グを行うことによって半永久的に無電力で位相シフトを
達成することができ、図2結局は図1の構成で無電力で
分散補償機能を達成することができる。
【0034】図5は、図2の方向性結合器8a〜8fを
対称マッハツェンダ型干渉計とした場合の別の構成例を
示す図である。
【0035】11a〜11fは導波路(導波路11a,
11bは入力部分、導波路11e,11fは出力部
分)、12a,12bは各導波路を近接させて構成する
方向性結合器、13は導波路屈折率の制御部分である。
方向性結合器12a,12bをMMIカプラ構成とする
ことも可能である。
【0036】導波路屈折率の制御部分13を用いて導波
路の位相を0から2πまで変化させた場合、スイッチン
グ特性を用いて結合率を0から1の間の任意の値に設定
することができる。図5では対称マッハツェンダ型干渉
計を一段としているが、多段とする構成に置き換えるこ
とも可能である。
【0037】導波路屈折率の制御部分13を用いて方向
性結合器8a〜8fの結合率を調整し、導波路屈折率の
制御部分9a〜9eを用いて導波路の位相制御を行うこ
とにより、周波数の増加に伴い群遅延時間が任意の傾き
で増加し、あるいは逆に減少する分散補償器を構成する
ことができる。
【0038】図6は、図5の方向性結合器を用いた場合
の図2におけるラティス型光素子の群遅延特性計算例を
示す特性図である。
【0039】ここでは非対称マッハツェンダ型干渉計の
個数を6とし、光路長差がすべて2.759mm、導波
路の屈折率が1.45の場合を示す。この場合も、図4
の場合と同様にラティス型光素子の伝達関数を求め、当
該伝達関数の虚部を角周波数で微分することで遅延時間
特性を計算した。
【0040】方向性結合器8a〜8fの結合率を調整
し、導波路屈折率の制御部分9a〜9eを用いて導波路
の位相制御を行うことにより、上記パラメータ値での分
散値を−584psec/nmから584psec/n
mの範囲で任意に設定可能であることが求められた。
【0041】この場合、方向性結合器の結合率を0〜1
の範囲で任意に設定可能であり自由度が大きいため、図
4に示した固定結合率の方向性結合器を用いた計算例と
異なり、絶対値が等しく符号が異なる2値以外の値も実
現することができる。
【0042】このように方向性結合器8a〜8fを図5
の構成とすることによって、複数の異なる波長それぞれ
に対応した分散補償値を有し、かつ様々な分散値を有す
る伝送路を一素子で補償可能に、あるいは温度変動など
による分散値の変動にも対応するようにラティス型光素
子4−1〜4−Nを設定できる効果がある。
【0043】また前述したように、ガラス導波路を用い
た場合、光弾性効果を用いて位相トリミングを行うこと
で半永久的に無電力で位相シフトを達成することがで
き、図2結局は図1の構成によって無電力で分散補償機
能を達成できる効果がある。
【0044】なお、図1,7,8に示した本実施形態の
構成は、伝送路中で分散補償を行う場合を想定してい
る。分散スロープ補償器を伝送路の前段に配置する場合
は、図7に示すように、波長多重信号を分離する必要は
なく、データ変調された波長の異なる信号光をそれぞれ
導波路3−1〜3−Nに入射し、その後分散補償および
波長多重を行って伝送路に接続すればよい。したがっ
て、このような用途においては波長分離素子2を設ける
必要がない。
【0045】一方、分散スロープ補償器を伝送路の後段
に配置する場合は、図8に示すように、伝送路からの波
長多重信号を分離した後に再多重する必要はなく、波長
の異なる光波に対応した受光器をそれぞれラティス型光
素子4−1〜4−Nの後段に接続するだけでよい。した
がって、このような用途においては波長多重素子5を設
ける必要がない。
【0046】なお、図1の要素4−1〜4−N中に、ラ
ティス型光素子の他にトランスバーサル型光素子を混在
させる構成も考えられる。
【0047】(第2実施形態)図9は、本発明に係る分
散スロープ補償器の第2実施形態の構成を示す図で、本
実施形態の分散スロープ補償器は、入力導波路14、波
長分離素子15、導波路16a〜16h、ラティス型光
素子17a,17b、波長多重素子18、出力導波路1
9を備える。図2の導波路7a,7bの両方と導波路1
6a〜16dのうちの二つ、導波路7e,7fの両方と
導波路16e〜16hのうちの二つとが接続される。
【0048】図2のラティス型光素子において、2組の
入出力ポート間の分散特性、例えば入力の導波路7a、
出力の導波路7e間と入力の導波路7b、出力の導波路
7f間の分散特性は、絶対値が等しく符号が逆であるこ
とが確かめられている。この確認は、ラティス型光素子
の伝達行列が計算によりユニタリ性を示すことで実行さ
れている。
【0049】本実施形態の構成によれば、図10に示す
ように、零分散波長λ0近傍で、λ0を中心に対称配置
されているλ1とλ4の波長、あるいはλ2とλ3の波
長におけるファイバ分散値はそれぞれ絶対値がほぼ等し
く符号が逆である。このため、波長λ1とλ4の分散補
償用に1個のラティス型光素子の入出力ポートを相反的
に用い、かつ、波長λ2とλ3の分散補償用に他の1個
のラティス型光素子の入出力ポートを相反的に用いるこ
とで、分散補償を可能とすることができる。
【0050】したがってこの場合、図9に示したよう
に、図1の構成で例えば4波長を補償することを考えた
場合は、図1の構成よりも少ない数のラティス型光素子
の構成(すなわち、図1に示す構成の半分のラティス型
光素子数を備える構成)でWDM信号の分散スロープ補
償を可能とすることができる。
【0051】なお、図9の1つのラティス型光素子17
bを2つのトランスバーサル型光素子にして、導波路1
6b→第1のトランスバーサル型光素子→導波路16
g、導波路16c→第2のトランスバーサル型光素子→
導波路16hと接続することにより、素子数を3つに減
らすことができる。
【0052】図11は、図1に示した分散スロープ補償
器の波長分離素子及び波長多重素子をアレイ導波路格子
とし、同一基板上にモノリシック集積した構成を示す図
で、基板51a上に、波長分離機能を有する第1のアレ
イ導波路格子2a(AWG1)と、波長合波機能を有す
る第2のアレイ導波路格子5a(AWG2)と、ラティ
ス型光素子レイ50(50−1〜50−N)を備えてい
る。
【0053】このように、同一基板上にモノリシック集
積することにより、均一の導波路パラメータ値が得やす
く導波路の屈折率制御等が容易になる。また、作製プロ
セスおよび実装の容易さやサイズの低減といった観点か
らもその作用効果が優れている。また、ラティス型光素
子をすべて同一基板上に集積化する、あるいはいくつか
のラティス型光素子をまとめて同一基板上に集積化して
複数の基板を用意するか、あるいは個々のラティス型光
素子を別々に用意し、ファイバ等の接続手段を用いてア
レイ導波路格子と接続する構成も可能である。
【0054】図12は、図7に示した分散スロープ補償
器の波長多重素子をアレイ導波路格子とし、同一基板上
にモノリシック集積した構成を示す図で、基板51b上
に、波長合波機能を有するアレイ導波路格子5a(AW
G)と、ラティス型光素子アレイ50(50−1〜50
−N)を備えている。このような構成により、送信器か
らの各波長光にラティス型光素子を用いてあらかじめ分
散補償を行い、アレイ導波路格子5aで各波長光を合波
した後に伝送路に送出する構成、すなわち伝送路の前段
に設置する構成とした場合には、波長分離用のアレイ導
波路格子2aは不要となる。この場合にも、同一基板上
にモノリシック集積することにより、均一の導波路パラ
メータ値が得やすく導波路の屈折率制御等が容易にな
る。
【0055】図13は、図8に示した分散スロープ補償
器の波長分離素子をアレイ導波路格子とし、同一基板上
にモノリシック集積した構成を示す図で、基板51c上
に、波長分離機能を有するアレイ導波路格子2a(AW
G)と、ラティス型光素子アレイ50(50−1〜50
−N)を備えている。このような構成により、分散スロ
ープ補償器を伝送路の後段に設置する構成とした場合に
は、伝送路からの波長多重信号を分離した後に再多重す
る必要はなくなるので、波長合波用のアレイ導波路格子
5aは不要となる。この場合にも、同一基板上にモノリ
シック集積することにより、均一の導波路パラメータ値
が得やすく導波路の屈折率制御等が容易になる。
【0056】なお、図11〜図13に示した実施例にお
いては、ラティス型光素子アレイのみを用いた場合につ
いて説明したが、トランスバーサル型光素子アレイのみ
を用いて構成することや、ラティス型光素子アレイとト
ランスバーサル型光素子アレイとを混在させて構成する
ことも可能である。
【0057】(第3実施形態)図14は、本発明に係る
分散スロープ補償器の第3実施形態の構成を示す図で、
本実施形態の分散スロープ補償器は、入力導波路20、
波長分離素子21、導波路22−1〜22−N、トラン
スバーサル型光素子23−1〜23−N、波長多重素子
24、出力導波路25を備えている。
【0058】図15は、トランスバーサル型光素子23
−1〜23−Nの構成例を示す図で、トランスバーサル
型光素子23−1〜23−Nは、入力部分の導波路26
a又は26bからの入力光が8つのタップ27a〜27
hによって分岐された後、合波器29によって出力導波
路30に合波される構成を有する。26a〜26iは導
波路、28a〜28hは導波路屈折率の制御部分であ
る。導波路26a,26bのいずれか一方と出力導波路
30とを用いて、図14中の導波路22−1〜22−N
のいずれか一つと接続される。
【0059】タップ27a〜27hには、例えば図3に
示した構成の方向性結合器、MMIカプラあるいは図5
に示した構成の方向性結合器を使用することができる。
また、合波器29としては、スターカプラ、MMIカプ
ラ、2×2の方向性結合器を多段に縦続接続する構成、
Y分岐導波路を多段に縦続接続する構成等を使用するこ
とが考えられる。
【0060】図15において、タップ27a〜27hの
結合率を適切な値に設定し、且つ導波路屈折率の制御部
分28a〜28hを用いて導波路の位相調整を適切に行
うことによって、導波路26aと出力導波路30間の特
性、あるいは導波路26bと出力導波路30間の特性と
して、群遅延時間を任意の周波数の関数に近似すること
ができる(例えば、K.Sasayama他による"Coherent opti
cal transversal filter using silicabased waveguide
s for highspeed signal processing" Journalof Light
wave Technology,vol.9,no.10,pp.12251230,Octobe
r 1991参照)。したがって、図4あるいは図6に示した
特性を本実施形態の構成によって得ることも可能であ
る。
【0061】このため、図14に示した構成によっても
同様にWDM信号の分散スロープ補償を可能とすること
ができる。
【0062】本実施形態の構成によれば、様々な分散値
を有する、あるいは時間的に分散値が変動するファイバ
伝送路の分散値を一素子で補償することができる。また
前述したように、ガラス導波路を用いた場合には、光弾
性効果を用いて位相トリミングを行うことで半永久的に
無電力で位相シフトを達成することができ、これにより
無電力で分散補償機能を達成できる効果がある。
【0063】なお、図14に示した構成は、伝送路中で
分散補償を行う場合を想定している。分散スロープ補償
器を伝送路の前段に配置する場合は、図16に示すよう
に、波長多重信号を分離する必要はなく、データ変調さ
れた波長の異なる信号光をそれぞれ導波路22−1〜2
2−Nに入射し、その後分散補償および波長多重を行っ
て伝送路に接続すればよい。したがって、このような用
途においては波長分離素子21を設ける必要がない。
【0064】一方、分散スロープ補償器を伝送路の後段
に配置する場合は、図17に示すように、伝送路からの
波長多重信号を分離した後に再多重する必要はなく、波
長の異なる光波に対応した受光器をそれぞれトランスバ
ーサル型光素子23−1〜23−Nの後段に接続するだ
けでよい。したがって、このような用途においては波長
多重素子24を設ける必要がない。
【0065】(第4実施形態)図18は、本発明に係る
分散スロープ補償器の第4実施形態の構成を示す図で、
本実施形態の分散スロープ補償器は、入力導波路31、
アレイ導波路格子37a,37b、導波路34a〜34
d、ラティス型あるいはトランスバーサル型光素子35
a〜35d、出力導波路36を備えている。アレイ導波
路格子37a,37bは、スラブ導波路32a〜32
d、アレイ導波路33a,33bにより構成されてい
る。
【0066】図18の構成は、図1、図9、図14に示
した分散スロープ補償器の波長分離素子2,15,21
および波長多重素子5,18,24をアレイ導波路格子
としたものである。ここで、要素35a〜35dを図2
のラティス型光素子、あるいは図15のトランスバーサ
ル型光素子、あるいは両者を混在させて構成することに
より、完全集積型の分散スロープ補償器を構成すること
ができる。
【0067】本発明に係る上記各実施形態における分散
スロープ補償器の導波路部分は、図19に示す通り石英
系ガラス導波路40a,40bを用いて形成することが
できる。
【0068】図19は導波路の断面図であり、同図を参
照して第1〜第4実施形態の導波路形成法について説明
する。まず、Si基板38上に火炎堆積法によってSi
O2下部クラッド層39を堆積する。次に、GeO2を
ドーパントとして添加したSiO2ガラスのコア層をS
iO2下部クラッド層39上に堆積した後、電気炉で透
明ガラス化する。
【0069】続いて、図1〜図3、図5、図7〜図9、
図11〜図18に示したようなパターンを用いて当該コ
ア層をエッチングすることで、コア部分(石英導波路)
40a,40bを形成する。
【0070】そして、コア部分40a,40bが形成さ
れたSiO2下部クラッド層39上に再びSiO2上部
クラッド層41を堆積し、再度電気炉で透明ガラス化す
る。そして最後に、所定の光導波路上に薄膜ヒータ42
および電気配線を蒸着法により形成する。
【0071】上記の通りに形成した導波路を備える第1
〜第4実施形態の分散スロープ補償器では、薄膜ヒータ
42を駆動し、その熱光学効果によって光導波路の位相
制御を行うことができる。
【0072】なお、本発明に係る分散スロープ補償器を
構成する導波路部分はガラス導波路に限るものではな
く、強誘電体導波路、半導体導波路、ポリマ導波路、光
ファイバ等を用いて実現できることは自明である。ま
た、異なる幾つかの種類の導波路を組み合わせたハイブ
リッド構成を用いて実現できることも自明である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る分散ス
ロープ補償器によれば、集積型の波長分離素子及び/又
は波長多重素子と、ラティス型光素子及び/又はトラン
スバーサル型光素子とを組み合わせることにより、異な
る分散値を有する様々なファイバ伝送路の分散補償、あ
るいは温度変動などによる分散値の変動の補償にも一素
子で対応可能で、かつ分散シフトファイバあるいはノン
ゼロ分散シフトファイバの1.55μm帯での分散補償
も可能な、WDM信号用分散スロープ補償器を小型な構
成で実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分散スロープ補償器の第1実施形
態の構成を示す構成図である。
【図2】図1に示した第1実施形態におけるラティス型
光素子の構成例を示す構成図である。
【図3】図2に示した方向性結合器の構成例を示す構成
図である。
【図4】図2に示したラティス型光素子の特性計算例を
示す特性図である。
【図5】図2に示した方向性結合器の別の構成例を示す
構成図である。
【図6】図2に示したラティス型光素子の別の特性計算
例を示す特性図である。
【図7】分散スロープ補償器を伝送路の前段に配置する
場合の説明図である。
【図8】分散スロープ補償器を伝送路の後段に配置する
場合の説明図である。
【図9】本発明に係る分散スロープ補償器の第2実施形
態の構成を示す構成図である。
【図10】光ファイバの群遅延時間特性例を示す特性図
である。
【図11】図1に示した分散スロープ補償器の波長分離
素子及び波長多重素子をアレイ導波路格子とし、同一基
板上にモノリシック集積した構成を示す図である。
【図12】図7に示した分散スロープ補償器の波長多重
素子をアレイ導波路格子とし、同一基板上にモノリシッ
ク集積した構成を示す図である。
【図13】図8に示した分散スロープ補償器の波長分離
素子をアレイ導波路格子とし、同一基板上にモノリシッ
ク集積した構成を示す図である。
【図14】本発明に係る分散スロープ補償器の第3実施
形態の構成を示す構成図である。
【図15】図14に示したトランスバーサル型光素子の
構成例を示す構成図である。
【図16】分散スロープ補償器を伝送路の前段に配置す
る場合の説明図である。
【図17】分散スロープ補償器を伝送路の後段に配置す
る場合の説明図である。
【図18】本発明に係る分散スロープ補償器の第4実施
形態の構成を示す構成図である。
【図19】第1〜第4実施形態に用いる石英系ガラス導
波路の断面構造を示す断面図である。
【図20】光ファイバの群遅延時間特性の一例を示す特
性図である。
【図21】従来の分散スロープ補償器の一構成例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1,14,20,31 入力導波路 2,2a,15,21 波長分離素子 3−1〜3−N,7a〜7f,10a,10b,11a
〜11f,16a〜16h,22−1〜22−N,26
a〜26i,34a〜34d 導波路 4−1〜4−N,17a,17b ラティス型光素子 5,5a,18,24 波長多重素子 6,19,25,30,36 出力導波路 8a〜8f,12a,12b 方向性結合器 9a〜9e,13,28a〜28h 導波路屈折率の制
御部分 23−1〜23−N トランスバーサル型光素子 27a〜27h タップ 29 合波器 32a〜32d スラブ導波路 33a,33b アレイ導波路 35a〜35d ラティス型光素子あるいはトランスバ
ーサル型光素子 37a,37b アレイ導波路格子 38 シリコン基板 39 アンダークラッド(SiO2下部クラッド層) 40a,40b 石英導波路 41 オーバークラッド(SiO2上部クラッド層) 42 薄膜ヒータ 43 伝送路ファイバ 44 分散補償ファイバ 50 ラティス型光素子アレイ 51a,51b,51c 基板

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送路に複数の波長の光を伝送する際
    に該伝送路の分散特性によって生じる信号の歪みを補償
    する分散スロープ補償器であって、N(N:自然数)本
    の導波路と、N出力波長分離素子及び/又はN入力波長
    多重素子と、K個(K:自然数、K≦N)の群遅延制御
    器からなり、 前記N本の導波路は、前記波長分離素子の出力及び/又
    は波長多重素子の入力に接続され、 前記群遅延制御器は、ラティス型光素子の入出力部の各
    々一方あるいは両方を前記N本の導波路上に介在させた
    ものであり、 前記ラティス型光素子は、2本の導波路の中間に少なく
    とも2箇所の方向性結合器を配し、各方向性結合器間で
    前記2本の導波路は光路長が異なるよう構成されている
    ことを特徴とする分散スロープ補償器。
  2. 【請求項2】 前記波長分離素子及び前記波長多重素子
    が、アレイ導波路格子であることを特徴とする請求項1
    に記載の分散スロープ補償器。
  3. 【請求項3】 前記群遅延制御器はN入力波長多重素子
    に接続され、前記N本の導波路は前記波長多重素子の入
    力のみに接続されていることを特徴とする請求項1に記
    載の分散スロープ補償器。
  4. 【請求項4】 前記波長多重素子がアレイ導波路格子で
    あることを特徴とする請求項3に記載の分散スロープ補
    償器。
  5. 【請求項5】 前記群遅延制御器はN出力波長分離素子
    に接続され、前記N本の導波路は前記波長分離素子の出
    力のみに接続されていることを特徴とする請求項1に記
    載の分散スロープ補償器。
  6. 【請求項6】 前記波長分離素子がアレイ導波路格子で
    あることを特徴とする請求項5に記載の分散スロープ補
    償器。
  7. 【請求項7】 前記群遅延制御器は、前記ラティス型光
    素子以外にトランスバーサル型光素子を混在させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の分散スロープ補償器。
  8. 【請求項8】 光伝送路に複数の波長の光を伝送する際
    に該伝送路の分散特性によって生じる信号の歪みを補償
    する分散スロープ補償器であって、 N(N:自然数)本の導波路と、N出力波長分離素子及
    び/又はN入力波長多重素子と、N個の群遅延制御器か
    らなり、 前記N本の導波路は、前記波長分離素子の出力及び/又
    は波長多重素子の入力に接続され、 前記群遅延制御器は、トランスバーサル型光素子の入力
    部の一方と出力部とを前記N本の光導波路上に介在させ
    たものであり、 前記トランスバーサル型光素子は、一方の入力部分とな
    る第1の1本の導波路と、M本(M:自然数、M≧2)
    の導波路をMか所の異なる位置で結合させるM個の方向
    性結合器を有し、前記M本の導波路は前記第1の1本の
    導波路と結合した後、合波器によって出力部分となる第
    2の1本の導波路にまとめられよう構成されていること
    を特徴とする分散スロープ補償器。
  9. 【請求項9】 前記波長分離素子及び前記波長多重素子
    が、アレイ導波路格子であることを特徴とする請求項8
    に記載の分散スロープ補償器。
  10. 【請求項10】 前記群遅延制御器はN入力波長多重素
    子に接続され、前記N本の導波路は、前記波長多重素子
    の入力のみに接続されていることを特徴とする請求項8
    に記載の分散スロープ補償器。
  11. 【請求項11】 前記波長多重素子がアレイ導波路格子
    であることを特徴とする請求項10に記載の分散スロー
    プ補償器。
  12. 【請求項12】 前記群遅延制御器はN出力波長分離素
    子に接続され、前記N本の導波路は前記波長分離素子の
    出力のみに接続されていることを特徴とする請求項8に
    記載の分散スロープ補償器。
  13. 【請求項13】 前記波長分離素子がアレイ導波路格子
    であることを特徴とする請求項12に記載の分散スロー
    プ補償器。
  14. 【請求項14】 前記群遅延制御器は、前記トランスバ
    ーサル型光素子以外にラティス型光素子を混在させたこ
    とを特徴とする請求項8に記載の分散スロープ補償器。
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