JPH03213722A - 車両のクラッチ装置 - Google Patents

車両のクラッチ装置

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JPH03213722A
JPH03213722A JP913690A JP913690A JPH03213722A JP H03213722 A JPH03213722 A JP H03213722A JP 913690 A JP913690 A JP 913690A JP 913690 A JP913690 A JP 913690A JP H03213722 A JPH03213722 A JP H03213722A
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piping
pipe
clutch
vehicle
way connector
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Hitoshi Takagi
均 高木
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のクラッチ装置に関し、特に、液体の共
鳴現象を利用してクラッチ配管中の脈圧を抑制する車両
のクラッチ装置に関する。
(従来の技術) 一般に、手動変速機付き車両のクラッチ装置では、第5
図に示すように、クラッチペダル20の踏力に応じた液
圧Pをマスタシリンダ21で発生し、この液圧Pをクラ
ッチ配管22を介してオペレーティングシリンダ23に
伝え、オペレーティングシリンダ23の作動力によって
フライホイール24からクラッチディスク25を切り離
し、エンジンから変速機構に伝達する動力の切断を行う
ようになっている。なお、第5図において、26はウィ
ズトロアルレバー、27はクラッチスリーブ、28はタ
ラソチレリーズベアリング、29はリターンスプリング
、30はエンジンのクランクシャフトである。
ところで、かかる車両のクラッチ装置にあっては、以下
に述べる不具合があった。
すなわち、エンジン回転中の上記クランクシャフト30
には、爆発圧力による曲げ力が加わるのでクランクシャ
フト30が僅かに曲げられ、これにより、クランクシャ
フト30の端部に取り付けられたフライホイール24に
、エンジン回転に同期した「すりこぎ運動」が発生し、
この運動により、タラノチレリーズヘアリング28およ
びクラッチスリーブ27が往復動して、ウィズトロアル
レバー26をポンピングさせ、オペレーティングシリン
ダ23内に脈圧を生しさせる。そして、この脈圧が、ク
ラッチ配管22を介してマスタシリンダ21に伝えられ
る結果、クラッチペダル20に脈動を生しさせるといっ
た不具合があった。
こうした不具合を解消するものとして、例えば第6〜8
図に示す車両のクラッチ装置が知られている。なお、第
5図と同一の部分には同一の番号を付す。
第6.7図において、この従来装置は、マスタシリンダ
2Iとオペレーティングシリンダ23との間を連結する
クラッチ配管22の途中に、3方向コネクタ31を介し
てサブ配管32を接続するとともに、このサブ配管32
の端末に2方向コネクタ33を接続し、2方向コネクタ
33に取り付けたプラグ34によって、サブ配管32の
端末を閉鎖して構成する。この構成を模式的に表したの
が第8図である。すなわち、クラッチ配管22の途中に
、端末を閉鎖したサブ配管32を接続している。
このようにすると、サブ配管32内に充填された液体(
クラッチ作動油)の共鳴現象(いわゆるレゾネータ効果
)によって、クラッチ配管22内の脈圧を減少でき、上
記不具合を解消できる。
ここで、共鳴周波数toは、サブ配管32の断面積S3
□や管長132、および液体の弾性などによって決まり
、例えば、クラッチ配管22と同じ断面積の配管をサブ
配管32に使用し、且つ、管長I23□をおよそ1〜1
.5 m程度にすると、fOを300H2付近に設定す
ることができ、特に、脈圧に伴って聴取される異音(い
わゆるゴー音)を効果的に抑制できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来装置にあっては、クラッチ配
管22の途中に、管長がおよそ1〜1.5m程度のサブ
配管32を接続する構成となっていたため、サブ配管3
2の配索がレイアウト的に容易でなく、また、サブ配管
32の分だけクラッチ油圧の経路長が増大し、油圧失陥
等の故障対策を行い難くなるといった問題点がある。
(発明の目的) そこで、本発明は、クラッチ配管とサブ配管とを一体化
させることにより、配索を簡単化するとともに、故障対
策の容易化を図ることを目的としている。
(課題を解決するだめの手段) 本発明に係る車両のクラッチ装置は上記目的達成のため
その概念構成図を第1図に示すように、マスタシリンダ
で発生するクラッチペダルの踏力に応しだ液圧を、オペ
レーティングシリンダに伝えるクラッチ配管を有する車
両のクラッチ装置において、前記クラッチ配管をマスタ
シリンダ側の第1配管(10a)とオペレーティングシ
リンダ側の第2配管(10b)とに分離し、断面積が該
第2配管(lob)よりも大きい第3配管(11)の一
端を第1配管(10a)の端末に接続するとともに、該
第3配管(11)の他端を閉鎖して、該閉鎖端側から前
記第2配管(10b)を所定の長さにわたって挿入し、
該挿入した第2配管(10b)の端末と前記第1配管(
10a)の端末との間に配管の間隙を設けて構成したこ
とを特徴としている。
(作用) 本発明では、 (I)クラッチペダルの踏み込み操作に伴ってゆっくり
とした圧力変動がマスタシリンダに発生すると、この圧
力変動が第1配管10aおよび第2配管10b内の流体
を介して、支障なくオペレーティングシリンダに伝えら
れる一方、 (II)7ライホイールのすりこぎ運動に伴って、所定
の周波数成分を有する脈圧が、オペレーティングシリン
ダに発生すると、この脈圧が第3配管11内の流体の共
鳴現象により吸収され、クラッチペダルの脈動や異音の
抑制が図られる。すなわち、従来装置と同様な作用が得
られる。
また、第1配管10aおよび第2配管10bと第3配管
11とが一体化され、配索の簡単化が図られるとともに
、クラッチ作動油の経路長が従来装置よりも短縮化され
、故障対策の容易化が図られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2〜4図は本発明に係る車両のクラッチ装置の一実施
例を示す図である。
まず、構成を説明する。第2図において、40はタラノ
チペダル(第5図のタラノチペダル20を参照)の踏力
に応しだ液圧を発生するマスタシリンダ、41は供給液
圧に応じた作動力を発生してウィズトロアルレバー(第
5圓のウィズトロアルレバー26を参照)を操作するオ
ペレーティングシリンダであり、これらマスタシリンダ
40とオペレーティングシリンダ41との間には、配管
A1配管B、配管Cおよび配管りが敷設されている。
各配管の断面積は、配管Aの断面積(以下、S、)、配
管Cの断面積(以下、SC)および配管Cの断面積(以
下、SD)をほぼ同一に設定するとともに、配管Bの断
面積(以下、SR)を上記S、よりも数倍(例えば3倍
)大きくなるように設定する。
配管Aの一端末Aaと配管Bの一端末Baは、それぞれ
2方向コネクタ42の一方孔42aおよび他方孔42b
にフレア結合され、これにより、配管Aと配管Bが2方
向コネクタ42内に形成された第1通路42cを介して
相互に連通している。
配管Bの他端末Bbは、3方向コネクタ43の一方孔4
3aにフレア結合され、また、配管Cは、3方向コネク
タ43に形成された第2通路43b内に若干の遊びdを
持たせて挿通され、この配管Cの一端末Caと、配管り
の一端末Daとを3方向コネクタ43の他方孔43c内
部で連結し、相互に連通している。
すなわち、上記の配管Aおよび2方向コネクク42の第
1通路42cはマスタシリンダ40側の第1配管として
機能し、また、上記の配管Cおよび配管りはオペレーテ
ィングシリンダ41側O第2配管として機能する。換言
すれば、配管Aは第6図のクラ7・ヂ配管22の分離一
方何に相当し、配管Cおよび配管りはクラッチ配管22
の分離他方側に相当する。また、配管Bは断面積が第2
配管よりも大きい第3配管として機能し、且つ、配管B
の一端Baを第1通路42cの端末42dに接続すると
ともに、該配管Bの他端Bbを閉鎖して、該閉鎖端Bb
側から配管Cを所定の長さにわたって挿入し、該挿入し
た配管Cの端末cbと第1通路42cの端末42dとの
間に配管の間隙Fを設けて構成している。
なお、44は配管Aの一端末Aaを2方向コネクタ42
の一方孔42aに取り付けるための第17レアナノト、
45は配管Bの一端末Baを2方向コネクタ42の他方
孔42bに取り付けるための第2フレアナツト、46は
配管Bの他端末Bbを3方向コネクタ43の一方孔43
aに取り付けるための第3フレアナンド、47は配管C
の一端末Caと配管りの一端末Daとを3方向コネクタ
43の他方孔43c内部で連結するための第4フレアナ
ンド、48は3方向コネクタ43の空気抜き孔43dに
螺合して、配管Bの他端末Bbを閉鎖するプラグである
第3図は、第2図に対応する組立図であり、組立は、 ■配管Aと第1フレアナツト44を組合せ、また、配管
Bと第2、第3フレアナツト45.46を組合せ、そし
て、配管りと第4フレアナツト47を組合せた後、 ■3方向コネクタ43の他方孔43cから第2通路43
bを通して、配管B内部に配管Cを挿入し、■第4フレ
アナツト47を3方向コネクク43の他方孔43cに締
め付けることで、配管りと配管Cとを連結するとともに
、その連結点を3方向コネクタ43に固定し、 ■第3フレアナツト46を3方向コネクタ43の一方孔
43aに締め付けることで、配管Bの他端末Bbを3方
向コネクタ43に固定し、 ■第2フレアナツト45を2方向コネクタ42の他方孔
42bに締め付けることで、配管Bの一端末Baを2方
向コネクタ42に固定し、 ■第1フレアナツト44を2方向コネクタ42の一方孔
42aに締め付けることで、配管Aを2方向コネクタ4
2に固定し、 ■配管A、配管B、配管Cおよび配管りにクラッチ作動
油を充填しつつ、3方向コネクタ43の空気抜き孔43
dがら空気抜きを行い、 ■空気抜き孔43dをプラグ48で閉鎖して、組立を完
了する。
次に、作用を説明する。
クラッチペダルを踏み込むと、マスタシリンダて踏力に
応した液圧が発生し、この液圧を配管A、配管Cおよび
配管りを介してオペレーティングシリンダに伝え、オペ
レーティングシリンダで発生した作動力によりウィズト
ロアルレバーを揺動して、クラッチディスク25をフラ
イホイール24から引き離し、エンジンから変速機構へ
の動力伝達を切断する。このときの液圧変動は、クラッ
チペダルの踏み込み速度に対応してそれほど急激なもの
ではない。したがって、ゆっくりとしだ液圧変化である
から、配管B、C間に充填された液体(クラッチ作動油
)に共鳴吸収が起こらず、上記通常のフランチ動作を支
障なく行うことができる。
一方、フライホイールのすりこぎ運動に伴う脈圧がオペ
レーティングシリンダに発生すると、この脈圧は、エン
ジン回転乙こ同期し、所定の周波数成分を有するから、
配管B、C間に充填された液体(クラッチ作動油)に共
鳴吸収が生し、この共鳴吸収効果によって上記脈圧を吸
収できる結果、クラッチペダルの脈動や異音を抑制する
ことができ、従来装置と同様な効果が得られる。
また、本実施例では、クラッチ配管としての配管A、配
管Cおよび配管りと、配管Bとを一体化したので、配索
の簡単化を図ることができるとともに、クラッチ作動油
の経路長を従来装置よりも短縮化でき、故障対策の容易
化を図ることができるといった効果が得られる。
ちなみに、第4図は本実施例における共鳴吸収効果を示
すグラフで、実線Xは脈圧対策を行わない場合の伝達率
を表し、破線Yは配管Bの断面積S、を配管Cの断面積
Scよりも3倍程度大きく(したがって、SRSC−2
X Sc ) した場合の伝達率を表し、また、−点鎖
+rfAZは配管Bの断面積SRを配管Cの断面積S、
よりも2倍程度太きく(シたがって、5BSc = l
 X Sc ) シた場合の伝達率を表している。
対策前のXでは、いくつかの周波数点f1、f2、f、
3、f4に伝達率のピークが生している。特に、約30
0Hz付近に生じるf2ピークは、異音(ゴー音)発生
の原因ともなるので、抑制する必要がある。本実施例で
は、配管Cと配管Bとの断面積比を例えば1対3(ある
いは1対2)に設定するとともに、配管Cの配管Bへの
挿入長を例えば1〜1.5m程度に設定したので、同グ
ラフ中破線Y(あるいは−点鎖線Z)で示すように、3
00Hz付近で大きく伝達率を減少させることができ、
異音を抑制することができる。もちろん、断面積比およ
び挿入長を適宜に変更すれば、他の伝達率ピークを抑制
できることはいうまでもない。
(効果) 本発明によれば、クラッチ配管とサブ配管(実施例では
配管Bに相当)とを一体止させたので、配索を簡単化で
きるとともに、故障対策の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念構成図、第2〜4図は本発明に係
る車両のクラッチ装置の一実施例を示す図であり、第2
図はその要部を示す部分断面図、第3図はその組立説明
図、第4図はその共鳴吸収特性を示すグラフである。第
5〜8図は従来の車両のクラッチ装置を示す図であり、
第5図はその全体構成図、第6図はその共鳴吸収を応用
した例の要部構成図、第7図は第6図の具体的構成図、
第8図はその概念構成図である。 10a・・・・・・第1配管、 10b・・・・・・第2配管、 11・・・・・・第3配管、 20・・・・・・クラッチペダル、 40・・・・・・マスタシリンダ、 41・・・・・・オペレーティングシリンダ、42c・
・・・・・第1通路(第1配管)、A・・・・・・配管
(第1配管)、 B・・・・・・配管(第3配管) C・・・・・・配管(第2配管) D・・・・・・配管(第2配管)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  マスタシリンダで発生するクラッチペダルの踏力に応
    じた液圧を、オペレーティングシリンダに伝えるクラッ
    チ配管を有する車両のクラッチ装置において、前記クラ
    ッチ配管をマスタシリンダ側の第1配管(10a)とオ
    ペレーティングシリンダ側の第2配管(10b)とに分
    離し、断面積が該第2配管(10b)よりも大きい第3
    配管(11)の一端を第1配管(10a)の端末に接続
    するとともに、該第3配管(11)の他端を閉鎖して、
    該閉鎖端側から前記第2配管(10b)を所定の長さに
    わたって挿入し、該挿入した第2配管(10b)の端末
    と前記第1配管(10a)の端末との間に配管の間隙を
    設けて構成したことを特徴とする車両のクラッチ装置。
JP2009136A 1990-01-17 1990-01-17 車両のクラッチ装置 Expired - Lifetime JP2697220B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103759094A (zh) * 2014-02-10 2014-04-30 安徽江淮汽车股份有限公司 一种离合系统用管路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5967628U (ja) * 1982-10-29 1984-05-08 トヨタ自動車株式会社 油圧式クラツチ操作装置
JPS6297392A (ja) * 1985-10-24 1987-05-06 三井東圧化学株式会社 セラミツクス配線板の製造方法

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