JPH03213706A

JPH03213706A - カード読取装置の取付構造

Info

Publication number: JPH03213706A
Application number: JP2006855A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Maruyama; 浩史丸山; Masahito Nishida; 西田　雅人
Original assignee: Hitachi Maxell Ltd
Current assignee: Maxell Ltd
Priority date: 1990-01-16
Filing date: 1990-01-16
Publication date: 1991-09-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、カード読取装置の取付構造に関し、詳しく
は、ビルとか、会社や工場、研究所などの建物や館、こ
れらの内部の各室などでの大退室をＩＣカードを鍵とし
て用いて管理する管理システムにおいて、ＩＣカードを
受けてドア開閉制御を行うＩＣカード読取装置（ＩＣカ
ード読取端末を含む。この明細書において同じ）の壁面
への取付構造に関する。

［従来の技術］従来から、会社やマンシジン等の建物や館、そして、そ
れらの室、部屋などの入退の際に鍵としてＩＣカード等
のカードを使用してドアの開閉を行うシステムが知られ
ている。これは、出入口としてのドアに隣接してカード
読取装置ｔ（カード読取端末を含む。この明細書におい
て同じ）が設けられていて、これに暗証番号が記憶され
、これとカードに記録された暗証番号とを照合すること
によって解錠手段を動作させてドアの鍵を開け、人の入
室等を許可するものである。

この種の入退管理システムでは、カードの情報を読取る
カード読取装置を人が操作し易い高さで、ドアに隣接し
て壁面等に設けなければならない。

［解決しようとする課題］このようなカード読取装置は、ＩＣ等の素子の高密度化
により内部回路が小型化され、薄型で小型のものとなっ
てきているが、ホストコンピュータ等と接続されて使用
される関係から信号線や電源ラインとの接続をする必要
がある。また、壁面へ取付た場合には保守や修理、交換
等を容易にするために取付け、取外しが容易であること
が必要である。しかし、その反面、ドアに出入りする人
や一般の人が容易に取り外せる構造では機器としてセキ
ュリティキーが保てないのでしっかりと壁面に固定され
ていることが必要である。したがって、このよな場合に
は保守や修理、交換が難しくなる。

この発明は、このような問題点を解決するものであって
、保守等を行うような特定の人には壁面から装置が取り
外し易く、シかも一般の人には取り外し難い構造のカー
ド読取装置の取付構造を提供することを目的とする。

［解決しようとする課題］このような目的を達成するためのこの発明のカード読取
装置の取付構造の構成は、壁面に埋設された配線のため
の箱に設けられたねじ孔にねじにて取付けられる取付金
具と、この取付金具に設けられた係止爪及び取付ねし孔
と、この係止爪に係止されて壁面から離れる方向に外れ
ないように係止されるカード読取装置とを備えていて、
カード読取装置が係止爪により係止され、さらに、取付
金具の取付ねじ孔に装置取付ねじを介して固定され、こ
の装置取付ねじがカード読取装置の筐体の一部を構成す
る筐体に着脱可能な部材により目隠しされているもので
ある。

［作用コこのように、壁面に埋設された配線のための箱に設けら
れたねじ孔にねじにて取付けられる取付金具を設けて、
これに装置を係止し、さらにねし固定することでこの取
付金具を媒介として壁面にカード読取装置をねじ固定す
るようにし、さらに取付金具に装置をねじ固定したねじ
を目隠し状態にすることで、一般の人には取り外し難く
、かつ、保守サービスをする者には簡単に取り外せる構
造にすることができる。

［実施例コ以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。

第１図は、この発明のカード読取装置の取付構造を示す
内部状態の分解説明図であり、第２図は、その取付は状
態の部分切欠き説明図、第３図は、その部分拡大図であ
る。

第１図において、ｌは、カード読取装置であって、第２
図に示すように、壁面１１に埋め込まれた配線等をする
ためのボックス（以下配線ボックス）２の前面から取付
金具４を介して取付けねじ３により取付られる。

取付金具４は、第１図に示すように、ホストコンピュー
タや電源ラインと接続するための配線が挿通される開口
４ａを有していて、これが配線ボックス２の配線引出し
口２ａに対応するようになっている。そして、この開口
４ａを挟んで上下方向に延びた取付部４　ｂ　＋　４　
ｃに取付は用ねじ挿通の長孔４ｄ、４ｅが設けられてい
て、この長孔４ｄ、４ｅに金具取付ねじ５，５を挿入し
て配線ボックス２側に設けられた蓋取付用の雌ねじが形
成された蓋取付ねじ孔２　ｂ　ｙ　２　ｃにそれぞれ金
具取付ねし５．５を螺合させて取付金具４が配線ボック
ス２に取付けられる。このことで取付金具４は壁面１１
に対してねじ固定されるとともに、配線ボックス２の配
線引出し口２ａの一部が覆われ、カード読取装置１に対
する配線は、開口４ａを通して行われる。

取付金具４には、下側に突き出した部分に装置取付ねじ
孔４ｆが設けられていてこれが取付けねじ３の雌ねじと
なっている。また、取付金具４には、平行にかつ上下に
所定間隔離れて分散して配置された４つの係止爪ｅ、ｅ
、ｅ、ｅが設けられている。この爪には、それぞれが上
方向に開口する直線状に切り込まれた溝６ａが設けられ
ている。

ここで、この取付金具４の外形に接する矩形の大きさは
、第２図に示すように、カード読取装置１の裏面側の而
による作られる矩形の大きさよりも小さい形状となって
いる。したがって、カード読取装置１が第１図に示した
矢印Ａのように壁面１１に前面から接触させて上から下
へと降ろすことで、取付金具４に前記係止爪６を介して
係止されれたときには取付金具４が覆われて外から見え
ない状態になる。また、そのような位置に係止爪６．６
，６．８の位置とカード読取装置１のこれに係止される
部材の位置が配置されている。

カード読取装置１と取付金具４との取付関係は、第２図
に示されるように、カード読取装置１の筐体７の内側に
おいて係止爪６の上下の間隔と同様な間隔で配置された
上下２本の横断支柱８と係止爪６との係合によりなされ
る。その保合は、図示するように、それぞれの係止爪６
の溝６ａに上側から横断支柱８が挿入されて嵌合するこ
とによる。

この取付状態において、第１図に示す取付ねし３が装置
取付ねじ孔４ｆに一致するように位置付けられ、取付ね
じ３が装置取付ねじ孔４ｆに螺合することで装置が取付
金具４にねし固定され、そのことでカード読取装置１は
、取付金具４を介して壁面１１にねじ固定される。

ここで、第３図に示されるように、取付ねじ３の部分に
は、この取付ねじ３を受は入れる孔部分を除いてその外
側に化粧板９（第１図参照）の大きさに対応してこれを
受は入れる受は穴１０が設けられていて、その受は穴１
０に化粧板９がその爪９ａを介して装着される。なお、
受は穴１０の爪９ａに対応する位置には、それを受は入
れる矩形の貫通孔が設けられている。

したがって、カード読取装置１は、取付ねじ３により取
付られた後に化粧板９が受は穴１０に装着されることに
よりその部分が目隠しされて外側からはこの取付ねじ３
が発見できないようになる。

以上のようにすることにより保守等を行う特定の人には
取付ねじ３の位置と化粧板９の取り外し方を教えておけ
ば、容易にカード読取装置１を壁面１１から外せ、しか
も一般の人には装置が壁面１１に埋め込まれた配線ボッ
クス２にねじにて固定されているので容易には取り外せ
ない構造となる。

以上説明してきたが、実施例では、取付ねじを１木とし
ているがこれは複数本あってもよく、また、カード読取
装置の筐体の下側に設ける必要はない。

実施例では、配線ボックスの蓋取付用のねし孔を利用し
ているが、取付金具の取付けは、これに限定されるもの
ではない。

また、配線ボックスは、壁に埋め込まれた箱であれば、
スイッチボックスやその他の箱であってもよいことはも
ちろんである。さらに、ねじを目隠しする方法の実施例
に示すものに限定されるものではなく、種々の方法があ
る。

［発明の効果］以上のことから理解できるように、この発明にあっては
、壁面に埋設された配線のための箱に設けられたねじ孔
にねじにて取付けられる取付金具を設けて、これに装置
を係止し、さらにねじ固定することでこの取付金具を媒
介として壁面にカード読取装置をねじ固定するようにし
、さらに取付金具に装置をねし固定したねじを目隠し状
態にすることで、一般の人には取り外し難（、かつ、保
守サービスをする者には簡単に取り外せる構造にするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明のカード読取装置の取付構造を示す
内部状態の分解説明図、第２図は、その取付は状態の部
分切欠き説明図、第３図は、その部分拡大図である。ｌ・・・カード読取装置、２・・・配線ボックス、３・
・・取付けねじ、４・・・取付金具、５・・・金具取付
ねじ、６・・・係止爪、７・・・筐体、８・・・横断支
柱、９・・・化粧板、１０・・・受は穴。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）壁面に埋設された配線のための箱に設けられたね
じ孔にねじにて取付けられる取付金具と、この取付金具
に設けられた係止爪及び取付ねじ孔と、この係止爪に係
止されて前記壁面から離れる方向に外れないように係止
されるカード読取装置とを備え、前記カード読取装置は
、前記係止爪により係止され、さらに、前記取付金具の
取付ねじ孔に装置取付ねじを介して固定され、この装置
取付ねじが前記カード読取装置の筐体の一部を構成する
前記筐体に着脱可能な部材により目隠しされていること
を特徴とするカード読取装置の取付構造。