JP2007107629A - 取付金具の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】応力集中によるフランジ片の変形が防止される取付金具の固定構造を提供し、もって、フランジ片が引掛爪に接近する方向に変形して、機器の掛着が不完全となったり、不能となったりすることの防止を図ることを目的とする。
【解決手段】引掛爪31hを有し、この引掛爪31hを介して機器21が掛着される取付金具31を、被着体100に穿設した取付穴100aに固定する取付金具31の固定構造であって、取付金具31には、取付穴100aの周縁100bに当接するフランジ片31kと、被着体100側へ螺着するための螺子挿通穴31gが穿設され、螺子挿通穴31gの近傍には、機器21側に膨出し、フランジ片31kと螺子挿通穴31gとの間の螺子締め付け応力を吸収する凸部91が形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、引掛爪を有し、この引掛爪を介して機器が掛着される取付金具を、被着体に穿設した取付穴に固定する取付金具の固定構造に関する。
機器類の被着体への取付け構造には、被着体へ機器が直接固定できない場合、被着体に取付金具を取付け、この取付金具に対して機器を間接的に取り付ける構造が採用されることがある。例えば、防火扉の表裏に二つの機器を一体に取り付ける場合、防火扉に取付穴が形成され、この取付穴の室外側から挿入した室外側機器に、室内側から挿入した室内側機器が固定される。この取付構造の場合、防火扉の室外側から挿入した室外側機器に対して、防火扉の室内側から挿入した取付金具が螺着される。これにより、防火扉の室内側には、螺着された取付金具が取付穴に嵌合された状態で表出される。この取付金具には、取付穴の周縁に当接して取付金具を固定するフランジ片と、室内側機器を掛着するための引掛爪とが設けられている。フランジ片は、取付金具が螺着されることにより、取付穴の周縁に押し当てられる。フランジ片に間隙を有して設けられた引掛爪は、フランジ片より手前に配置され、機器との掛着を可能としている。この引掛爪に上部背面の掛着された機器は、さらに下部が取付金具に螺着されることで、取付金具を介して防火扉の室内側で、室外側機器と一体となって取り付けられることとなる。
しかしながら、室外側機器に対して、防火扉の室内側の取付穴から挿入した取付金具を螺着する場合、形状的な制約や形成スペースの制約からフランジ片の強度が大きく確保できないと、取付金具を螺子によって室外側機器へ締め付けて行った際、取付金具の螺子挿通穴とフランジ片とに作用する応力が、フランジ片に集中し、フランジ片が変形する場合があった。このような変形では、フランジ片が取付金具の周縁からの反力を受けるため、取付金具全体が取付穴へと沈み込むと同時に、フランジ片が、手前に配置されている引掛爪に接近する方向へと屈曲する。その結果、フランジ片と引掛爪との間隙が小さくなり、機器の掛着が不完全となったり、機器の掛着が不能となったりする問題が発生した。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、応力集中によるフランジ片の変形が防止される取付金具の固定構造を提供し、もって、フランジ片が引掛爪に接近する方向に変形して、機器の掛着が不完全となったり、不能となったりすることの防止を図ることを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の取付金具の固定構造は、引掛爪31hを有し、該引掛爪31hを介して機器21が掛着される取付金具31を、被着体100に穿設した取付穴100aに固定する取付金具31の固定構造であって、
前記取付金具31には、前記取付穴100aの周縁100bに当接するフランジ片31kと、前記被着体100側へ螺着するための螺子挿通穴31gが穿設され、
該螺子挿通穴31gの近傍には、前記機器21側に膨出し、前記フランジ片31kと前記螺子挿通穴31gとの間の螺子締め付け応力を吸収する凸部91が形成されたことを特徴とする。
この取付金具の固定構造では、螺子挿通穴31gに螺子61が挿通されて、被着体100側へ取付金具31が締め付け固定されると、螺子頭部が当接する螺子挿通穴31gの周縁31pと、取付穴100aの周縁100bに当接するフランジ片31kとの間の取付金具31に、締め付け力に伴う応力が発生する。この応力は、構造的に強度の小さいフランジ片31kに集中しようとするが、その前に螺子挿通穴31gの周囲に膨出形成、例えばプレス機による絞り加工にて形成した凸部91の変形によって吸収され、その結果、フランジ片31kの応力集中による変形が防止される。
請求項2記載の取付金具の固定構造は、前記凸部91Aが、少なくとも一つの分断部93cを有して前記螺子挿通穴31gを包囲して形成されたことを特徴とする。
この取付金具の固定構造では、螺子頭部の当接する螺子挿通穴31gの周縁31p部分が、分断部93cを介して他の取付金具31の面31mと同一平面となった連続平坦部となる。これにより、螺子挿通穴31gが連続した凸部によって包囲される場合に比べ、すなわち、連続平坦部が無い場合に比べ、面31mに対する変形を起こさない部分を備え、かつ、螺子頭部からの締め付け力が加わったときの凸部91Aでの変形が生じ易くなる。
本発明に係る請求項1記載の取付金具の固定構造によれば、取付金具には、取付穴の周縁に当接するフランジ片と、被着体側へ螺着するための螺子挿通穴が穿設され、この螺子挿通穴の近傍には、機器側に膨出し、フランジ片と螺子挿通穴との間の螺子締め付け応力を吸収する凸部が形成されたので、螺子挿通穴に螺子が挿通されて、被着体側へ取付金具が締め付け固定されると、螺子頭部が当接する螺子挿通穴の周縁と、取付穴の周縁に当接するフランジ片との間の取付金具に、締め付け力に伴う応力が発生し、フランジ片に応力が加わるが、その応力が凸部の変形によって吸収され、応力集中によるフランジ片の変形が防止される。この結果、フランジ片が引掛爪に接近する方向に変形して、機器の掛着が不完全となったり、不能となったりすることを防止できる。
請求項2記載の取付金具の固定構造によれば、凸部が、少なくとも一つの分断部を有して螺子挿通穴を包囲して形成されたので、換言すれば、螺子頭部の当接する螺子挿通穴の周縁部分が、分断部を介して他の取付金具の面と同一平面となった連続平坦部となる。したがって、この連続平坦部が無い場合に比べて、螺子頭部からの締め付け力が加わったときの凸部での変形を生じ易くし、応力をより吸収し易くさせることができる。
以下、本発明に係る取付金具の固定構造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の概略構成を示す分解斜視図、図2は本発明に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の部品構成の詳細を示す分解斜視図、図3(a)は出入管理用受信機を図1のA−A線で切断した際の断面図、図3(b)は出入管理用受信機を図1のB−B線で切断した際の断面図、図4は取付金具の拡大斜視図、図5は取付金具の正面図、図6は取付金具を図5のC−C線で切断した際の断面図である。
本実施の形態による取付金具の固定構造は、防火扉の表裏面に一体となって取り付けられる出入管理用受信機に採用される場合を例に説明する。なお、本発明に係る取付金具の固定構造は、被着体へ機器が直接固定できない場合、被着体に取付金具を取付け、この取付金具に対して機器を間接的に取り付けるその他機器類の取付構造であっても好適に適用できるものである。
機器である出入管理用受信機は、建物内への不審者の不正侵入を防止するための出入管理システムに用いられ、送信機から送信される特定のパスワードやIDなどの施解錠情報を受信するための受信機である。そして、本例では、建物内に設置した防火扉(被着体)における室外、室内の表裏面側にそれぞれ室外側受信機と室内側受信機とを対向して配設し、火災発生時の炎の熱を利用して受信機の可燃部分のみを脱落させ、受信機からの発火を未然に防止することができる出入管理用受信機を提供している。
まず、出入管理用受信機について図1〜図3を参照しながら説明する。図1に示すように、出入管理用受信機1は、室外用の室外側受信機11と室内用の室内側受信機21とで大略構成され、建物内に設置した防火扉100の所定箇所に形成された受信機設置用の貫通穴(取付穴)100aに対し、取付金具31を介して室外側受信機11と室内側受信機21とがそれぞれ対面して対向配設される。また、室外側受信機11と室内側受信機21との間は、各種信号の送受信を行うための接続ケーブル41を介して受信機同士が電気的に接続される。さらに、室外側受信機11は、制御盤用ケーブル42と電気錠用ケーブル43を具備し、これらケーブル42,43が不図示の電気錠制御盤と電気錠とにそれぞれコネクタ接続される。
次に、出入管理用受信機1(11,21)の各構成について図2及び図3を参照しながら詳細に説明する。
まず、室外側受信機11について説明する。図2や図3(a)に示すように、室外側受信機11は、底部をなす室外側裏板12と、室外側制御基板13と、室外側アンテナホルダー14と、室外側パッキン15と、室外側べース板16と、室外側カバー17とで概略構成される。なお、室外側べース板16側には、本体側部品として、室外側制御基板13、室外側アンテナホルダー14、室外側パッキン15、室外側カバー17が所定位置に設けられる。
室外側裏板12は、例えばSPCCなどの金属板を用いて矩形の箱型形状に形成されている。室外側裏板12の開口部分の周囲には所定幅の鍔が形成されている。鍔の四隅部分には、後述する室外側パッキン15と室外側べース板16とを固定するための合成樹脂螺子51が螺合される取付穴12aが形成されている。また、室外側裏板12の上下2箇所には、防火扉100の板厚に応じた長さの取付柱(スペーサ部材)71を挿入保持するための取付穴12bが形成されている。さらに、図2に示すように、室外側裏板12において、底部の中心から所定距離上方にずらした位置には、接続ケーブル41を挿通させるための挿通口12cが形成されている。この挿通口12cは、後述する取付金具31に対して室外側裏板12と室内側裏板22とを固定した際に、室内側裏板22の挿通口22cと開口部分が一致しないように互い違いに形成される。
回路基板としての室外側制御基板13は、所定の配線が施されたプリント基板で構成され、例えばCPUやROM,RAMなどのマイクロコンピュータなどの電子部品を実装している。また、室外側制御基板13は、防火扉100の扉面に対して略平行になるように配置され、各部と接続する各種ケーブルのコネクタとプリント配線との接続部分が、スルーホールにICピンを差し込むDIPタイプではなく、プリント配線とコネクタとが直接半田付けされた面実装タイプとなっている。これにより、火災時に発生した炎の熱で接続部分の半田が溶けるため、コネクタが室外側制御基板13に引っかかることなく脱落するようになる。また、室外側制御基板13は、後述する室外側アンテナホルダー14が装着できるように、図中鉛直方向における基板13の上下部分にそれぞれ係合凹部13dが形成されている。
室外側アンテナホルダー14は、例えばABSなどの熱可塑性樹脂で形成され、外部から操作される送信機81からの施解錠信号を受信するため、例えば銅線などのアンテナ材(図示せず)が巻回部(図示せず)に沿って捲着されている。また、室外側アンテナホルダー14には、室外側制御基板13に装着するため、図2中鉛直方向における上下部分に室外側制御基板13の係合凹部13dと係合するための鉤形形状を有する係合爪14fが設けられている。さらに、室外側アンテナホルダー14には、室外側制御基板13の耐側端部を複数箇所(図2の例では左右2箇所ずつ)で係止するための係止爪14kが設けられている。また、室外側アンテナホルダー14は、室外側制御基板13に実装されている電子部品との接触を防止するため、電子部品の実装状態に応じて所定箇所が肉抜きされた形状となっている。そして、火災が発生した場合に、巻回部に捲着されたアンテナ材が炎の熱によって加熱されることで、室外側制御基板13に徐々に熱を伝え、この室外側制御基板13と接続ケーブル41との間の半田を通常よりも早く溶解させる役目を担っている。
室外側パッキン15は、例えばシリコンゴムなどの柔軟性と防水性に富んだ材質からなり、後述する室外側べース板16と嵌合するように形成され、室外側制御基板13に実装された電子部品や室外側アンテナホルダー14を雨や外部からの衝撃などから保護している。また、室外側パッキン15の四隅部分には、室外側裏板12と後述する室外側べース板16とを合成樹脂螺子51で固定するための取付穴15aが形成されている。
室外側べース板16は、例えばAASなどの耐侯性・耐衝撃性を有する合成樹脂で形成され、室外側制御基板13、室外側アンテナホルダー14、室外側パッキン15などの各部品を衝撃などから保護している。また、室外側べース板16の四隅部分には、室外側裏板12、室外側パッキン15と同様に合成樹脂螺子51が螺合される取付穴16aが形成されている。
室外側カバー17は、例えばポリカーボネートなどの耐衝撃性・耐熱性に優れた合成樹脂で形成され、合成樹脂螺子51で係止された室外側裏板12、室外側パッキン15、室外側べース板16を冠着して保護している。
次に、室内側受信機21について説明する。室内側受信機21は、図3(a)に示すように、室内側裏板22と、室内側制御基板23と、室内側アンテナホルダー24と、室内側パッキン25と、室内側べース板26と、室内側カバー27とで概略構成される。なお、室内側べース板26側には、本体側部品として、室内側制御基板23、室内側アンテナホルダー24、室内側パッキン25、室内側カバー27が所定位置に設けられる。
室内側裏板22は、例えばSPCCなどの金属板を用いて矩形の箱型形状に形成されている。室内側裏板22の開口部分の周囲には所定幅の鍔が形成されている。鍔の四隅部分には、後述する室内側パッキン25と室内側べース板26とを固定するための合成樹脂螺子51が螺合される取付穴22aが形成されている。また、図1や図3(a)に示すように、室内側裏板22には、後述する取付金具31に金属螺子61で固定するための取付穴22gが下方中央位置に形成されているとともに、取付金具31に形成された凸状の引掛爪31hと係合するための係合穴22iが上方左右2箇所の位置に形成されている。さらに、図1に示すように、室内側裏板22の底部の中心から所定距離下方にずらした位置には、接続ケーブル41を挿通させるための挿通口22cが形成されている。
なお、この室内側裏板22の挿通口22cは、取付金具31に対して室外側裏板12及び室内側裏板22を固定した際に、室外側裏板12の挿通口12cに対して相対的にずれて互い違いになる位置、すなわち開口部分が一致しない位置に形成されていれば良い。したがって、室外側裏板12の挿通口12cと室内側裏板22の挿通口22cとは、図示のように、特に上下方向に入れ違って形成されたものに限定されず、互いの開口部分が一致しないように例えば斜め方向にずれた位置や左右方向にずれた位置に形成しても良い。
回路基板としての室内側制御基板23は、所定の配線が施されたプリント基板で構成され、例えばCPUやROM,RAMなどのマイクロコンピュータなどの電子部品を実装している。また、室内側制御基板23は、防火扉100の扉面に対して略平行になるように配置され、各部と接続する各種ケーブルのコネクタとブリント配線との接続部分が、室外側制御基板13と同様に、スルーホールにICピンを差し込むDIPタイプではなく、プリント配線とコネクタとが直接半田付けされた面実装タイブとなっている。これにより、火災時に発生した炎の熱で接続部分の半田が溶けるため、コネクタが室内側制御基板23に引っかかることなく脱落するようになる。また、室内側制御基板23は、後述する室内側アンテナホルダー24が装着できるように、図中鉛直方向における基板23の上下部分にそれぞれ係合凹部23dが形成されている。
室内側アンテナホルダー24は、例えばABSなどの熱可塑性樹脂で形成され、外部から操作される送信機81からの施解錠信号を受信するため、例えば銅線などのアンテナ材(図示せず)が室外側アンテナホルダー14と同様の巻回部に沿って捲着されている。また、室内側アンテナホルダー24には、室内側制御基板23に装着するため、図3(a)中鉛直方向における上下部分に室内側制御基板23の係合凹部23dと係合するための鉤形形状を有する係合爪24fが設けられている。また、室外側アンテナホルダー14と同様に、室内側制御基板23の両側端部を複数箇所で係止するための係止爪24kが設けられている。さらに、室内側アンテナホルダー24は、室内側制御基板23に実装されている電子部品との接触を防止するため、電子部品の実装状態に応じて所定箇所が肉抜きされた形状になっている。そして、火災が発生した場合に、巻回部に捲着されたアンテナ材が炎の熱によって加熱されることで、室内側制御基板23に徐々に熱を伝え、この室内側制御基板23と接続ケーブル41との間の半田を通常よりも早く溶解させる役目を担っている。
室内側パッキン25は、例えばシリコンゴムなどの柔軟性と防水性に富んだ材質からなり、後述する室内側べース板26と嵌合するように形成され、室内側制御基板23に実装された電子部品や室内側アンテナホルダー24に対する外部からの衝撃などから保護している。また、室内側パッキン25の四隅部分には、室内側裏板22と後述する室内側べース板26とを合成樹脂螺子51で固定するための不図示の取付穴が形成されている。
室内側べース板26は、例えばAASなどの耐候性・耐衝撃性を有する合成樹脂で形成され、室内側制御基板23、室内側アンテナホルダー24、室内側パッキン25などの各部品を衝撃などから保護している。また、室内側べース板26の四隅部分には、室内側裏板22、室内側パッキン25と同様に合成樹脂螺子51で固定するための不図示の取付穴が形成されている。
室内側カバー27は、例えばポリカーボネートなどの耐衝撃性・耐熱性に優れた合成樹脂で形成され、合成樹脂螺子51で係止された室内側裏板22、室内側パッキン25、室内側べース板26を冠着して保護している。
次に、取付金具31について説明する。取付金具31は、例えばSPCCなどの金属板で形成され、上述した室外側受信機11を取付柱71を介して固定するための螺子挿通穴31gが所定箇所(図1では上下2箇所)に形成されている。この取付金具31には、室外側受信機11と室内側受信機21の各々の接続ケーブル41同士を接続端子を介して接続するための挿通口31cが室内側裏板22の挿通口22cの位置に合せて形成されている。また、取付金具31には、室内側裏板22に形成された係合穴22iと係合するための引掛爪31hが上端部の左右2箇所に形成されているとともに、室内側裏板22と金属螺子61で固定するための取付穴31j(図2参照)が下端部中央に形成されている。
図4、図5に示すように、一対の引掛爪31h、31hの間にはフランジ片31kが形成され、フランジ片31kは図6に示すように、引掛爪31hより後方側(防火扉に近接側)に配置される。取付金具31は、室外側裏板12の取付穴12bに挿入された取付柱71に、螺子挿通穴31gに挿通された金属螺子61が螺合されることで、取付穴100aに固定される。この際、フランジ片31kが取付穴100aの周縁100bに先に当接することで、取付け完了状態では、引掛爪31hが図6に示すように、フランジ片31kの前方に配置された状態となる。このように、引掛爪31hがフランジ片31kの前方に配置されることで、室内側受信機21の掛着が可能となっている。
ところで、螺子挿通穴31gの近傍には、基板部の面31mを室内側受信機21側に膨出させた凸部91が形成されている。本実施の形態において、凸部91は、螺子挿通穴31gを挟む上下一対の膨出部91a,91bからなる。この凸部91は、例えばプレス機による絞り加工にて膨出形成される。この凸部91は、フランジ片31kと螺子挿通穴31gとの間の螺子締め付け応力を吸収するよう働く。
また、凸部91は、少なくとも一つの分断部、本実施の形態では二つの分断部93a,93bを有して螺子挿通穴31gを包囲して形成されている。すなわち、螺子頭部の当接する螺子挿通穴31gの周縁31p部分は、分断部93a,93bを介して他の取付金具31の基板面31mと同一平面となった連続平坦部となる。これにより、螺子挿通穴31gが連続した凸部、例えば螺子挿通穴31gを包囲する円環状の凸部によって包囲される場合に比べ、すなわち、連続平坦部が無い場合に比べ、面31mに対する変形を起こさない部分を備え、かつ、螺子頭部からの締め付け力が加わったときの凸部91での変形が生じ易くなる。
なお、本例では、取付金具31と取付柱71とを別体構成として説明しているたが、取付柱71と取付金具31とを一体に構成しても良い。
また、本例において、取付金具31には、取り付けの手間を考慮して、室内側裏板22の挿通口22cの位置に合わせて挿通口22cとほぼ同等の挿通口31cが形成されているが、取付金具31と室内側裏板22との間に接続ケーブル41を導出するための空間を確保でき、裏板12,22の挿通口12c,22c間で接続ケーブル41を導出できれば、取付金具31に形成される挿通口31cの形状や位置は限定されるものではない。
そして、上記のように構成される出入管用受信機1を防火扉100に配設する場合には、まず、室外側受信機11を作製するため、室外側制御基板13に室外側アンテナホルダー14を係合する。次に、室外側べース板16に室外側パッキン15を嵌合し、室外側制御基板13と室外側アンテナホルダー14を係合したものを室外側べ一ス板16の所定位置に重ね合わせる。その後、室外側裏板12の取付穴12aから合成樹脂螺子51を螺入して室外側裏板12、室外側パッキン15、室外側べース板16を係止して固定する。そして、室外側べース板16側から室外側カバー17を冠着して室外側受信機11を完成させる。
次に、室外側裏板12の挿通口12cから接続ケーブル41を挿通した後、室外側裏板12の取付穴12bに取付柱71を挿入し、この取付柱71から金属螺子61によって室外側裏板12を取付金具31と係止して防火扉100に配設する。このとき、室外側制御基板13に接続された制御盤用ケーブル42と電気錠用ケーブル43を不図示の電気錠制御盤と電気錠にそれぞれ接続する。
次に、室内側受信機21を作製するため、まず室内側制御基板23に室内側アンテナホルダー24を係合する。次に、室内側べース板26に室内側パッキン25を嵌合し、室内側制御基板23と室内側アンテナホルダー24を係合したものを室内側べース板26の所定位置に重ね合わせる。その後、室内側裏板22の取付穴22aから合成樹脂螺子51を螺入して室内側裏板22、室内側パッキン25、室内側べース板26を係止して固定する。そして、室内側べース板26側から室内側カバー27を冠着して室内側受信機21を完成させる。このとき、室内側裏板22の挿通口22cから接続ケーブル41を挿通しておく。
そして、室外側受信機11と室内側受信機21からそれぞれ導出した接続ケーブル41同士を接続する。ケーブル接続した後、室内側裏板22に形成された係合穴22iに取付金具31の引掛爪31hを引掛け、室内側裏板22の取付穴22gを介して金属螺子61で取付金具31に係止して固定することにより、出入管理用受信機1(11,21)の配設が終了する。
このように、上述した出入管理用受信機1(11,21)では、特定の施解錠情報を受信するために、防火扉100の所定箇所に開口形成された貫通穴100aを介して防火扉100の内外に室外側受信機11と室内側受信機12とが配設される。そして、火災により発火しやすい少なくとも制御基板13,23を含む本体側部品(アンテナホルダー14,24、パッキン15,25、カバー17,27)が個々に取り付けられる室外側べース板16及び室内側べース板26が、各々自身の裏板12,22に対して熱可塑性の合成樹脂螺子51によって固定されているので、火災発生時に、早い段階で合成樹脂螺子51が溶融し、裏板12,22に対するべース板16,26の固定が断たれ、べース板16,26が自重で脱落し、べース板16,26の発火が未然に防止される。
そして、この取付金具の固定構造では、螺子挿通穴31gに金属螺子61が挿通されて、防火扉100側へ取付金具31が締め付け固定されると、螺子頭部が当接する螺子挿通穴31gの周縁31pと、取付穴100aの周縁100bに当接するフランジ片31kとの間の取付金具31に、締め付け力に伴う応力が発生する。この応力は、構造的に強度の小さいフランジ片31kに集中しようとするが、その前に凸部91の変形によって吸収され、その結果、フランジ片31kの応力集中による変形が防止されることになる。
したがって、本実施の形態による取付金具の固定構造によれば、取付金具31には、取付穴100aの周縁100bに当接するフランジ片31kと、防火扉100側へ螺着するための螺子挿通穴31gが穿設され、この螺子挿通穴31gの近傍には、室内側受信機21側に膨出し、フランジ片31kと螺子挿通穴31gとの間の螺子締め付け応力を吸収する凸部91が形成されたので、螺子挿通穴31gに金属螺子61が挿通されて、取付金具31が締め付け固定されると、螺子頭部が当接する螺子挿通穴31gの周縁31pと、取付穴100aの周縁100bに当接するフランジ片31kとの間の取付金具31に、締め付け力に伴う応力が発生し、フランジ片31kに応力が加わるが、その応力が凸部91の変形によって吸収され、応力集中によるフランジ片31kの変形が防止される。別言すると、螺子挿通穴31gの位置からフランジ片31kまでの距離を、平坦ではない凸部91により延長することとなり、この結果、フランジ片31kが引掛爪31hに接近する方向に変形して、室内側受信機21の掛着が不完全となったり、不能となったりすることを防止できる。
また、フランジ片31kが変形しないので、フランジ片31kと引掛爪31hとの間隔が高精度に確保され、室内側受信機21の取付け精度が向上するとともに、取付け後の脱落も生じにくくなる。
次に、本発明に係る取付金具の固定構造の他の実施の形態を説明する。
図7は他の実施の形態に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の概略構成を示す分解斜視図、図8は他の実施の形態に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の部品構成の詳細を示す分解斜視図、図9(a)は出入管理用受信機を図7のD−D線で切断した際の断面図、図9(b)は出入管理用受信機を図7のE−E線で切断した際の断面図、図10は他の実施の形態に係る取付金具の拡大斜視図、図11は他の実施の形態に係る取付金具の正面図、図12は他の実施の形態に係る取付金具を図11のF−F線で切断した際の断面図である。なお、図1〜図6に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
この実施の形態による取付金具の固定構造は、図7、図8、図9に示すように、上記の実施の形態と同様に、基本的に室外側受信機11と、室内側受信機21とが防火扉100の取付穴100aに取り付けられる。
一方、室内側受信機21の掛着する取付金具31Aは、上記の実施の形態と異なる。すなわち、図10、図11、図12に示すように、凸部91Aは、一つの分断部93cを有して螺子挿通穴31gを包囲して形成されている。本実施の形態において、凸部91Aは、螺子挿通穴31gを囲む略C字形状の膨出部91cからなり、両螺子挿通穴31g間を結ぶ仮想線上に分断部93cが位置した構造とされる。そして、この凸部91Aは、フランジ片31kと螺子挿通穴31gとの間の螺子締め付け応力を吸収するよう働く。
螺子頭部の当接する螺子挿通穴31gの周縁31p部分は、分断部93cを介して他の取付金具31の基板面31mと同一平面となった連続平坦部となる。これにより、螺子挿通穴31gが連続した凸部、例えば螺子挿通穴31gを包囲する円環状の凸部によって包囲される場合に比べ、すなわち、連続平坦部が無い場合に比べ、螺子頭部からの締め付け力が加わったときの凸部91Aでの変形が生じ易くなる。
したがって、この取付金具の固定構造によれば、凸部91Aが、一つの分断部93cを有して螺子挿通穴31gを包囲して形成されたので、換言すれば、螺子頭部の当接する螺子挿通穴31gの周縁31p部分が、分断部93cを介して他の取付金具31の基板面31mと同一平面となった連続平坦部となる。したがって、この連続平坦部が無い場合に比べて、螺子頭部からの締め付け力が加わったときの凸部91Aでの変形を生じ易くし、応力をより吸収し易くさせることができる。別言すると、螺子挿通穴31gの位置からフランジ片31kまでの距離を、平坦ではない凸部91Aにより延長することとなり、その間が変形を許容することとなって、かつ、螺子挿通穴31g間は平坦な変形を起こさない部分とされて、この結果、フランジ片31kが引掛爪31hに接近する方向に変形して、室内側受信機21の掛着が不完全となったり、不能となったりすることを防止できる。
本発明に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の部品構成の詳細を示す分解斜視図である。 (a)は出入管理用受信機を図1のA−A線で切断した際の断面図、(b)は出入管理用受信機を図1のB−B線で切断した際の断面図である。 取付金具の拡大斜視図である。 取付金具の正面図である。 取付金具を図5のC−C線で切断した際の断面図である。 他の実施の形態に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の概略構成を示す分解斜視図である。 他の実施の形態に係る取付金具の固定構造が採用された出入管理用受信機の部品構成の詳細を示す分解斜視図である。 (a)は出入管理用受信機を図7のD−D線で切断した際の断面図、(b)は出入管理用受信機を図7のE−E線で切断した際の断面図である。 他の実施の形態に係る取付金具の拡大斜視図である。 他の実施の形態に係る取付金具の正面図である。 他の実施の形態に係る取付金具を図11のF−F線で切断した際の断面図である。
符号の説明
1…機器(出入管理用受信機)
11…機器(室外側受信機)
21…機器(室内側受信機)
31…取付金具
31h…引掛爪
31k…フランジ片
31g…螺子挿通穴
91,91A…凸部
93a,93b,93c…分断部
100…被着体(防火扉)
100a…取付穴
100b…取付穴の周縁

Claims (2)

  1. 引掛爪を有し、該引掛爪を介して機器が掛着される取付金具を、被着体に穿設した取付穴に固定する取付金具の固定構造であって、
    前記取付金具には、前記取付穴の周縁に当接するフランジ片と、前記被着体側へ螺着するための螺子挿通穴が穿設され、
    該螺子挿通穴の近傍には、前記機器側に膨出し、前記フランジ片と前記螺子挿通穴との間の螺子締め付け応力を吸収する凸部が形成されたことを特徴とする取付金具の固定構造。
  2. 前記凸部が、少なくとも一つの分断部を有して前記螺子挿通穴を包囲して形成されたことを特徴とする請求項1記載の取付金具の固定構造。
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