JPH032133B2 - - Google Patents

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JPH032133B2
JPH032133B2 JP10137083A JP10137083A JPH032133B2 JP H032133 B2 JPH032133 B2 JP H032133B2 JP 10137083 A JP10137083 A JP 10137083A JP 10137083 A JP10137083 A JP 10137083A JP H032133 B2 JPH032133 B2 JP H032133B2
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Shinji Terao
Yoshitaka Maki
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Takeda Chemical Industries Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は医薬またはその中間体として有用な新
規キノン化合物に関する。 さらに詳しくは、本発明は式 〔式中、Rはメチル基またはメトキシ基を、Y
はカルボキシル基、C2-5アルコキシカルボニル
基、カルバモイル基またはモノーもしくはジ−
C1-4アルキルカルバモイル基を示す〕で表わされ
るキノン化合物およびそのヒドロキノン体に関す
るものである。 上記キノン化合物(a)のヒドロキノン体
は、式 式中、RおよびYは上記と同意義〕で表わされ
る。 上記式(a)および(b)に関し、Yで示
されるC2-5アルコキシカルボニル基としては、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブ
トキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、
tert−ブトキシカルボニルなどがあげられ、モノ
ーもしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基とし
ては、メチルカルバモイル、エチルカルバモイ
ル、プロピルカルバモイル、イソプロピルカルバ
モイル、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバ
モイルなどがあげられる。 本発明化合物のなかでも、通常Yがカルボキシ
ル基の化合物が本発明の目的上望ましく、さらに
Rとしてはメチル基が有利である。 本発明化合物(a)および(b)は、たと
えば式 〔式中、RおよびYは前記と同意義であり、
R1は低級アルキル基(メチル、エチル、プロピ
ルなど)、ベンジル基、メトキシメチル基または
テトラヒドロピラニル基を示す。〕で表わされる
化合物を脱保護反応に付すことにより製造するこ
とができる。 すなわち一般式()中、R1が低級アルキル
基またはベンジル基であるものは、この化合物を
酸化的脱アルキル化反応に付すことにより、脱保
護すると、同時にベンゼン環を酸化して化合物
(a)を得ることができ、また一般式()中、
R1がメトキシメチル基またはテトラヒドロピラ
ニル基であるものは、この化合物を加溶媒分解す
ることにより、脱保護して化合物(b)を得る
ことができる。 R1が低級アルキル基またはベンジル基である
化合物()の酸化的脱アルキル化反応は、たと
えば二価の銀化合物(例、AgO)またはセリウ
ム化合物〔例、Ce(NH42(NO36〕などを用い
て行われる。本方法は、たとえば水または含水有
機溶媒(例、ジオキサン、アセトニトリル)中、
化合物()をAgO−硝酸と反応させるか、ま
たはピリジン−2,6−ジカルボン酸、ピリジン
−2,6−ジカルボン酸N−オキシドもしくはピ
リジン−2,4,6−トリカルボン酸の存在下に
AgOまたは硝酸第二セリウムアンモニウムと反
応させることによつて行われる。酸化剤の使用量
は化合物()1モルに対し、通常2〜3モルで
ある。反応温度は、通常−10℃〜+30℃程度で差
し支えなく、より好ましくは−5℃〜+10℃であ
る。反応時間は通常30分〜1時間程度である。 R1がメトキシメチル基またはテトラヒドロピ
ラニル基である化合物()の加溶媒分解は、通
常メタノール、エタノール、ジオキサン、アセト
ニトリルまたはこれらと水との混合物などの溶媒
中、鉱酸(塩酸、硫酸など)、有機スルホン酸
(メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、
カンフア−スルホン酸など)などの酸を作用させ
ることにより行なわれる。酸の使用量は化合物
()に対し通常0.005〜0.1モルである。反応温
度は0℃〜60℃、反応時間は1〜5時間である。 化合物(a)中、Yがカルボキシル基である
化合物、すなわち一般式 〔式中、Rは前記と同意義であり、Y1はホル
ミル基またはカルボキシル基を示す。〕で表わさ
れる化合物は、たとえば式 〔式中、Rは前記と同意義〕で表わされる化合
物を酸化することによつて製造し得る。 かかる酸化反応としては、アルコールをカルボ
ン酸へ変換するための公知方法、たとえばカルボ
キシル化合物の製造に関しては、無水クロム酸−
硫酸や無水クロム酸−ピリジンなどを用いる酸化
反応が好都合に用いられる。無水クロム酸での酸
化は、通常アセトンまは含水アセトン中、0〜10
℃の温度範囲で行うのが好ましい。 化合物(a)中、YがC2-5アルコキシカルボ
ニル基である化合物すなわち、式 〔式中、Y3はC2-5アルコキシルカルボニルを
示し、Rは前記と同意義である。〕で表わされる
化合物は、式 〔式中、Rは前記と同意義である〕で表わされ
る化合物をエステル化反応に対すことにより製造
することができる。この反応は化合物(a−
)にアルコールおよびチオニルクロライドを反
応させることにより行なわれる。前記アルコール
としては、たとえばメタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ベンジルアルコ
ールなどがあげられる。アルコールの使用量は化
合物(a−)に対し、通常10〜100倍モルで
あり、チオニルクロライドの使用量は化合物(
a−)に対し、通常10〜20倍モルである。また
化合物(a−)中Y3がメトキシカルボニル
である化合物は化合物(a−)にジアゾメタ
ンを反応させることによつても製造することがで
きる。この場合のジアゾメタンの使用量は化合物
(a−)に対し通常1〜2倍モルである。こ
れらのエステル化反応はいずれも通常0℃〜室温
下1〜24時間程度で行なわれる。 化合物(a)中Yがカルバモイル基またはモ
ノ−またはジ−C1-4アルキルカルバモイル基であ
る化合物すなわち式 〔式中、Rは前記と同意義であり、Y5はカル
バモイル基またはモノーまたはジ−C1-4アルキル
カルバモイル基を示す。〕で表わされる化合物は、
化合物(a−)をアミド化反応に付すことに
よつても製造することができる。この反応は通常
たとえばメチレンクロライド、クロロホルム、ジ
メチルホルムアミドなどの溶媒中、化合物(a
−)にジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)またはペプチド合成において使用される
活性エステル)などを反応させることによりおこ
なわれる。これらDCCまたは活性エステルの使
用量は化合物(a−)に対し、通常1〜1.5
倍モルである。反応温度は通常−10℃〜室温であ
り、反応時間は通常1〜10時間程度である。 式(b)で表わされる化合物は式(a)で
表わされる化合物を還元反応に付すことにより製
造することができる。この反応は通常たたとえば
エーテル、ジオキサン、メタノール、エタノー
ル、アセトニトリルまたはこれらと水との混合物
などの溶媒中で行なわれる。還元剤としては比較
的緩和なものたとえばハイドロサルフアイトナト
リウム(ハイポ)、ホウ素化水素ナトリウムなど
が用いられる。これらの還元剤は化合物(a)
に対し通常2〜5倍モル用いられる。反応温度は
通常10℃〜室温である。またたとえばパラジウム
−カーボン、酸化白金などを用いて接触還元する
こともできる。この場合化合物(a)は1モル
当量の水素を吸収したときキノン特有の黄色〜橙
黄色から無色に変化し、反応の終了を知ることが
できる。 なお、本発明のキノン化合物(a)とヒドロ
キノン化合物(b)は、生理的条件下で相互変
換しうることから、薬理学的に等価化合物として
考えられるべきものである。一般にヒドロキノン
化合物(b)は、化学的に酸化されやすいた
め、キノン化合物(a)として取り扱う方が好
ましい。ヒドロキノン化合物(b)はその水酸
基に自体公知の反応(例、エーテル化、ベンジル
化、アシル化)により、その水酸基に保護基を導
入して、たとえば前記化合物()などのような
安定型に変換しうる。 かくして製造されるキノン化合物(a)およ
びそのヒドロキノン体(b)は、自体公知の分
離・精製手段(例、クロマトグラフイー、蒸留、
結晶化)などにより単離採取することができる。 また、本発明化合物はYで示される基の種類に
よつては薬学的に許容され得る塩の形で単離する
こともでき、たとえばYがカルボキシル基の化合
物(a)は、アルカリ金属塩(例、ナトリウム
塩、カリウム塩)として単離し得る。本発明化合
物はかかる塩や異性体などもその範囲にに包含す
るものである。 本発明化合物(a)および(b)は、リノ
ール酸、リノレン酸、ジホモーγ−リノレン酸、
アラキドン酸、エイコサペンタエン酸などの多価
不飽和脂肪酸(PUFA)、特にリポキシゲネース
(lipoxygenase)系およびシクロオキシゲネース
(cyolooxygenase)系代謝過程に著明な影響を及
ぼす。たとえば即時性アレルギーの惹起物質とし
て知られるSRS−A(slow reacting substance
of anaphylaxis)に対してはその産生を抑制し、
同時に5−ヒドロパーオキシエイコサテトラエノ
ン酸(5−HPETE)および5−ヒドロキシエイ
コサテトラエノン酸(5−HETE)の生成をも
抑制する。 5−HPETEはアラキドン酸を前駆体とし、人
多核白血球やラツト肥満細胞などのリポキシゲネ
ースによつて産生される過酸化脂肪酸の一つであ
つて、SRS−Aの重要な中間体でもある(Proo.
Natl.Acad.Sci.76巻、4275頁、1979年)。 本発明化合物は、生体内代謝系において、側鎖
部分の減炭が起りにくいため、生体内での持続性
が長く、血しよう中での薬剤有効濃度を長時間持
続することができるなどの特徴を有している。 本発明化合物(a)および(b)は、
PUFAの代謝改善、特に過酸化脂肪酸の産生抑制
作用(抗酸化作用)あるいはSRS−A産生抑制作
用に基づいて、哺乳動物に対して、抗喘息、抗ア
レルギー、血圧降下、動脈硬化症改善、アテロー
ム変性動脈硬化症改善、血小板凝集傾向改善、
腎・脳および心臓血管系改善、抗消化器潰瘍、利
尿、免疫調整、細菌感染防御作用などの多様な生
理作用を示し、たとえば抗喘息剤、抗アレルギー
剤、血圧降下剤、抗潰瘍剤、利尿剤、抗血栓剤、
脳循環改善剤、心臓冠状血管改善剤、免疫調整
剤、細菌感染防御増進剤、プロスタグランジン−
トロンボキサン代謝改善剤などの医薬として、た
とえば気管支喘息、アレルギー症、高血圧症、脳
血栓症、虚血性心筋梗塞、冠状血管障害、アテロ
ーム変性動脈硬化症、免疫不全症、プロスタグラ
ンジンおよびトロンボキサン生合成調節機構失調
症などの治療または予防に幅広く有用である。 本発明化合物は毒性が低く、そのままもしくは
自体公知の薬学的に許容されうる担体、賦形剤な
どと混合した医薬組成物〔例、錠剤、カプセル剤
(ソフトカプセル、マイクロカプセルを含む)、液
剤、注射剤、坐剤〕として経口的もしくは非経口
的に安全に投与することができる。投与量は投与
対象、投与ルート、症状などによつても異なる
が、たとえば成人の高血圧症または気管支喘息に
対して経口投与する場合、通常1回量として約
0.2mg/Kg〜25mg/Kg体重程度、好ましくは約0.5
〜10mg/Kg体重程度を1日1〜3回程度投与する
のが好都合である。 本発明方法における原料化合物()あるいは
()は、たとえば特開昭56−154433号、特開昭
57−109739号などに記載された方法またはそれら
に準じて製造される。 以下に本発明を実施例、実験例によつてさらに
具体的に説明するが、本発明の範囲がこれらに限
定されるものではない。 実施例 1 アルコール体(,R=CH3)2.61gをアセト
ン(40ml)に溶解し、氷冷でかきまぜ、ジヨーン
ズ試薬(Jones reagent)6.0mlを15分で滴下し
た。滴下後、氷浴をはずし、室温で45分かきまぜ
た。水(30ml)を反応液に加えた後、アセトンを
減圧で留去。残渣に酢酸エチル(50ml)を加え抽
出し、有機層を水洗、食塩水洗浄。次にこの有機
層に炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml)を加え、
生成物を水層に移行した。この水層をとり出し、
希塩酸で酸性とした後、イソプロピルエーテル
(60ml)を加え抽出した。イソプロピルエーテル
層を水洗、食塩水洗浄後、硫酸マグネシウムで乾
燥し、イソプロピルエーテルを減圧で留去。残渣
をシリカゲルカラムクロマトに付し、イソプロピ
ルエーテルで展開し、目的とするカルボン酸化合
物(第1表中の(a−1)、R=CH3,Y=
COOH)2.28g(84%)を得た。 実施例 2 実施例1で得られるカルボン酸a−1(R=
CH3,Y=COOH)0.30gをエチルエーテル(5
ml)に溶解し、ジアゾメタンのエチルエーテル溶
液を原料のカルボン酸a−1が消失するまで加
えた。反応終了後、エチルエーテルを留去し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトに付し、イソプロ
ピルエーテル−ヘキサン系で展開し、精製して目
的とするカルボン酸メチルエステル(a−3,
R=CH3,Y=CO2CH3)0.30g(96%)を得た。 実施例 3 実施例1で得られるカルボン酸化合物(a−
1,300mg)を塩化メチレン(5ml)に溶かし、
2−チアゾリン−2−チオール(150mg)とジシ
グロヘキシルジイミド(200mg)を加え室温で20
分間反応し、この混合物にイソプロピルアミン
(60mg)を加え同反応条件下に2時間反応を行つ
た。反応終了後、析出する結晶を別し、液を
水洗・乾燥(硫酸マグネシウム)、濃縮し、残渣
をシリカゲルクロマトグラフイーに付し、イソプ
ロピルエーテル:酢酸エチル系混合溶媒で展開
し、目的の分画部を集めて濃縮すると目的とする
キノン化合物(a−6)が得られた。物性その
他の恒数を第1表に示す。 同様の反応操作において、イソプロピルアミン
の代りにアンモニアを使用することによりキノン
化合物(a−5)を得た。 上記各実施例およびこれらに準じた方法で得ら
れた化合物とそれらの物性を第1表(A,B)に
示す。
【表】 実施例 4 2,3,5−トリメチル−6−(11−カルボキ
シウンデカ−5,10−ジイニル)−1,4−ベン
ゾキノン(a;R=CH3,Y=COOH)0.34g
(1.0mmole)をエーテル(5ml)に溶解し、これ
に水(4ml)に溶解したハイドロサルフアイトナ
トリウム0.35g(2.0mmole)を加えた。室温で
1時間かきまぜたのち、エーテル層をとり出し、
飽和食塩水で洗浄した。エーテル溶液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、溶媒を留去すると白色結晶と
して2,3,5−トリメチル−6−(11−カルボ
キシルウンデン−5,10−ジイニル)−1,4−
ヒドロキノン(b;R=CH3,Y=COOH),
0.28g,m.p.87〜89℃が得られた。 実施例 5 1−(12−ヒドロキシドデカ−5,10−ジイニ
ル)−2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメ
チルベンゼン(;R=R′=CH3,Y=
CH2OH),3.56g(10mmole)を実施例1に準じ
てクローム酸−硫酸で酸化すると1,4−ジメト
キシ−2,3,5−トリメチル−6−(11−カル
ボキシウンデカ−5,10−ジイニル)ベンゼンが
油状物質として2.62g得られた。本物質(2.60
g,7.0mmole)と2,6−ジカルボキシピリジ
ンN−オキサイド(3.80g,7.0×3mmole)をア
セトニトリル(40ml)と水(20ml)の混合溶媒に
溶解し、氷冷下にかき混ぜた。これに氷冷した硝
酸第二セリウムアンモニウム(11.4g,7.0×
3mmole)の50%含水アセトニトリル溶液(60
ml)を30分で滴下、同条件下に30分間、ついで室
温で30分間かき混ぜた。反応終了後、不溶物を
別し、アセトニトリルを減圧で留去、残留物にイ
ソプロピルエーテル(100ml)、水(20ml)を加え
て抽出、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム、食塩
水で順次洗浄し、乾燥(MgSO4)後、有機溶媒
を減圧で留去した。残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフイーに付し、イソプロピルエーテル:酢酸エ
チル(98:2〜95:5)で展開すると2,3,5
−トリメチル−6−(11−カルボキシウンデカ−
5,10−ジイニル)−1,4−ベンゾキノン、
2.10g,m.p.49−51℃が得られた。 実験例 1 SRS−Aの産生、放出に対する抑制作用 本件目的化合物のSRS−A産生に対する作用
は、OrangeおよびMooreらの方法
〔J-Immunol.,116巻、392頁(1976年)〕に従つ
て測定した。すなわち、抗原として卵白アルブミ
ンを用いて感作したモルモツト(Hartley系雌
雄、体重300〜350g)の肺切片に、本件目的化合
物と抗原を同時に添加し、その際産生、放出され
るSRS−A量をBrocklehurst(J.Physiol.,151
巻、416−435頁、1960年)の方法に従つて測定し
た。その結果第2表に示すように、本件化合物は
低濃度においてSRS−Aの産生、放出を強力に抑
制した。
【表】 実験例 2 RBL−1 細胞による5−リポキシゲナーゼ
抑制作用: RBL−1細胞(rat basophilic leukemia
cells)107個をMCM(mast cell medium)0.5ml
に懸濁し、これにあらかじめ調整した被検液
(MCM0.5ml、アラキドン酸50μg、A−23187
10μg、キノン化合物10-6Mまたは10-5Mからな
る)を加え、37℃で20分間反応を行う。反応後、
エタノール4mlと内部基準薬として1,4−ジメ
トキシ−2−メチル−3−(3−メトキシプロピ
ル)ナフタレンを加えよく振りまぜたのち、室温
で10分間放置する。ついで遠心機(2000回転/
分)に10分間かけ、上橙液を分離する。この上橙
液を減圧下に約200μにまで濃縮する。濃縮液
に高速液体クロマトに用いる溶媒〔CH3CN
(1500):CH3CH(500):水(1100):酢酸(2),
PH5.6(アンモニア水で調節)〕を加えて全量を1
mlとする。この溶液を200μとり、高速液体ク
ロマトグラフイーに付し、5−HETE(5−
hydroxyeicosa−tetraenoic acid)の定量を行
う。 5−HETEの生成抑制率(IE)は(1−b/a) ×100で表わされる。aはキノン化合物を含まな
いときの内部標準のピークで補正したピーク高ま
たは面積値を、bはキノン化合物を含んでいると
きの内部標準のピークで補正したピーク高または
ピーク面積を表す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、Rはメチル基またはメトキシ基を、Y
    はカルボキシル基、C2-5アルコキシカルボニル
    基、カルバモイル基またはモノーもしくはジ−
    C1-4アルキルカルボモイル基を示す〕で表される
    キノン化合物またはそのヒドロキノン体。 2 Yがカルボキシル基である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
JP10137083A 1982-07-09 1983-06-06 キノン化合物 Granted JPS59225138A (ja)

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