JPH03212439A - 真空成形用樹脂組成物 - Google Patents

真空成形用樹脂組成物

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JPH03212439A
JPH03212439A JP632790A JP632790A JPH03212439A JP H03212439 A JPH03212439 A JP H03212439A JP 632790 A JP632790 A JP 632790A JP 632790 A JP632790 A JP 632790A JP H03212439 A JPH03212439 A JP H03212439A
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JP
Japan
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resin
ethylene
weight
light
flow rate
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JP632790A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、真空成形法で成形される感光材料用包装部材
に好適な樹脂組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、映画用のロール状写真感光材料は、金属缶や個装
袋を用いて包装されており、これらは高価で、かつロー
ル状写真感光材料の取出し性が悪かった。
本発明者は、上記問題点を解決し、安価で取出し性のよ
いロール状写真感光材料の集合包装体を提案した(特願
平1−78011号)。
この集合包装体は、第1図に示すように、耐圧縮部材1
の上面に遮光台2を被せ、この遮光台2の上に、保護シ
ート3を介してロール状写真感光材料4が多数積み重ね
られている。そして、これらロール状写真感光材料4の
中心の孔には支柱5が通され、この支柱5の下端部は遮
光台2の凹部6に嵌合している。また、支柱5の上端部
にはツバ付きキャップ7が被せられている。このツバ付
きキャップ7の上に、中央に穴をあけた円板シート10
が重ねられている。この円板シート10によりツバ付き
キャップ7は支柱に固定される。
そして、これらの周囲を遮光袋8で完全に包み、その下
端をバンド9で遮光台2に締めつけ固定している。
以上のような集合包装体の遮光台2は、プロピレン−エ
チレン共重合体樹脂を主体とする樹脂組成物からなる厚
さ2+++m程度のシートや、ABS樹脂を主体とする
樹脂組成物からなる厚さ1.5 mm程度のシートを、
真空成形法で所定の形状に成形して作製されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のプロピレン−エチレン共重合体樹脂を主
体とする樹脂組成物は、衝撃強度が小さく、厚肉にする
必要があり高価でかつ真空成形時間が非常に長くなるも
のであった。
また、ABS樹脂を主体とする樹脂組成物の場合は、物
理強度は優れているが、高価で、かつ合成ゴム含有量が
多いので残留メルカプタン量が多く、写真感光材料にカ
ブリを発生させたり感光度を変動させたりすることがあ
った。
さらに、本発明者は、遮光容器に好適な樹脂組成物を提
案したが(特開平1−152145号公報)、この樹脂
組成物は射出成形に好適であるが、真空成形品である遮
光台に用いた場合は、ドロウダウンが大きく表面に木の
枝状むらが発生し好適でないものであった。
本発明は以上の問題点を解決し、安価で写真感光材料に
悪影響を与えない真空成形法に好適な樹脂組成物を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記目的を達成するために各種樹脂組成物
について研究し、所定範囲のメルトフローレートのポリ
プロピレン樹脂とエチレン・αオレフィン共重合体樹脂
とを、所定の比率で混合した樹脂組成物が、真空成形法
に好適で、しかも安価かつ写真感光材料の写真性に悪影
響を与えないことを見い出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明の真空成形用樹脂組成物は、メルトフ
ローレートが0.1〜10g/10分のポリプロピレン
樹脂50〜90重量%、メルトフローレートが0.5〜
20g/10分のエチレン・αオレフィン共重合体樹脂
10〜49.9重量%、黒色遮光性物質0.05〜5.
0重量%含むことを特徴として構成されている。
ポリプロピレン樹脂は、ホモタイプポリプロピレン樹脂
ト、プロピレン−αオレフィン共重合体樹脂であるラン
ダムタイプポリプロピレン樹脂とブロックタイプポリプ
ロピレン樹脂とがある。
重合法としては、飽和炭化水素溶媒中で四塩化チタンと
トリエチルアルミニウムを混合して得られる複合触媒(
チーグラー触媒)による方法や、三塩化チタンとトリエ
チルアルミニウムを組み合わせた複合触媒(ナツタ触媒
)による方法がある。
その他の重合法としては、スタンダード・オイル法、フ
ィリップス法、サンオイル法等がある。
具体例を商品名で示せば、8石ポリプロ(日本石油化学
)、UBEポリプロ(宇部興産)、ショウアロマ−(昭
和電工)、住友ノーブレン(住友化学)、窒素ポリプロ
(チッソ)、三菱ノーブレン(三菱油化)、徳山ポリプ
ロ(徳山曹達)、三井石油化学ポリプロ(三井石油化学
)、三井ノーブレン(三井東圧化学)等が挙げられる。
本発明に好ましいポリプロピレン樹脂は、プロピレンと
αオレフィンの共重合体樹脂であり、特に、プロピレン
90〜99重量%、αオレフィン1〜10重量%からな
るプロピレン−αオレフィンランダム及びブロック共重
合体樹脂が物理強度が比較的大きいので好ましい。
ポリプロピレン樹脂は50〜90重量%含まれる。
50重量%未満であると、衝撃強度は向上するが剛性が
低下し、傷が発生しやすくなり、実用化が困難になる。
さらに耐熱性が低下する。
90重量%を越えると、剛性が大きく、傷が発生しにく
いが衝撃強度が不足して実用化が困難になる。
このポリプロピレン樹脂のメルトフローレート(JIS
 K−7210=ASTM D−1238、温度230
℃、荷重2160 gで測定した値、以後MFRと表示
する。)は、0.1〜10g/10分の範囲である。0
.1 g/10分未満であると、シートの成形性が悪く
なり、高価になる。
10g/10分を越えると、シート成形時にドロウダウ
ンや偏肉が発生しやすく、さらに真空成形性も悪く、耐
熱性、衝撃強度も低下し実用化困難である。
ポリプロピレン樹脂の23°Cの曲げ弾性率(JIS 
K−7203) ハ、8000kg/C1a以上カ好マ
シイ。8000kg/ctlt未満であると、剛性が不
足し、変形が発生しやすくなる。
ポリプロピレン樹脂の23°Cのノツチ付アイゾツト衝
撃強度(JIS K−7110=ASTM D−256
)は、2.Okgf・c11/cm以上が好ましい。2
.Okgf −CI/C11未満であると、衝撃強度が
低下し、輸送中の落下等により破損しやすくなる。
ポリプロピレン樹脂のロックウェル硬度(JISに−7
202−八STM D−785)は、70R以上が好ま
しい。70R未満であると、傷がつきやすく、耐摩耗性
が劣り白粉が発生しやすくなる。
エチレン・αオレフィン共重合体樹脂は、LL D P
 E (Liner Low Density Po1
yetyle−ne)樹脂とも称され、中低圧法、高圧
法両ポリエチレン樹脂の利点を併せもつ、低コスト、高
強度の樹脂である。エチレン・αオレフィン共重合体樹
脂は、低圧法又は高圧改良法で、炭素数が3〜13個、
好ましくは4〜10個のα−オレフィンを共重合させた
コポリマーで、線状の直鎖に短分岐をもった構造のポリ
エチレン系樹脂である。物理強度やコストの点で好まし
いα−オレフィンとしては、ブテン−1、オクテン−1
、ヘキセン−1,4−メチルペンテン−1、ヘプテン−
1などである。
エチレン・αオレフィン共重合体樹脂の重合プロセスと
しては中・低圧装置を用いる気相法、液相法と高圧改良
性装置を用いるイオン重合法等がある。
エチレン・αオレフィン共重合体樹脂の市販されている
具体例を以下に示す。
エチレン・ブテン−1共重合体樹脂 GレジンとNUC−FLX (UCC社)ダウレックス
       (ダウケミカル社)スフレア−(デュポ
ンカナダ社) マーレックス       (フィリップス社)スタミ
レックス     (DSM社)エフセレンVL   
   (住人化学)ネオゼックス      (三井石
油化学)三菱ポリエチーLL    (三菱油化)目方
すニレックス    (日本石油化学)NUCポリエチ
レン−LL(日本ユニカー)出光ポリエチレンL   
(出光石油化学)エチレン・ヘキセン−1共重合体樹脂 TUFLIN       (UCC社)TUFTHE
NE     (日本ユニカー)エチレン・4メチルペ
ンテン−1共重合体樹脂ウルトゼックス     (三
井石油化学)エチレン・オクテン−1共重合体樹脂 スタミレックス      (DSM社)ダウレックス
      (ダウケミカル社)スフレアー     
   (デュポンカナダ社)MORETEC(出光石油
化学) エチレン・αオレフィン共重合体樹脂は、10〜49.
5重量%含まれる。10重重景未満であると、衝撃強度
が小さ(実用化困難である。
49.5重量%を越えると、ロックウェル硬度が低下し
、傷がつきやすくなるだけでなく、剛性が小さく、且つ
真空成形性が劣り実用化困難である。
このエチレン・αオレフィン共重合体樹脂のメルトフロ
ーレート(JIS K−6760=ASTM D−12
38、以後MFRと表示する。)は、0.5〜20g/
10分の範囲である。
0.5g/10分未満であると、樹脂の流動性が非常に
悪く、スクリューのモーター負荷が大きくなり、シート
の成形性が悪化して実用化困難になる。
20g/10分を越えると、シート成形時にドロウダウ
ンや偏肉が発生しやすく、さらに真空成形性も悪く、耐
熱性、衝撃強度も低下し実用化困難になる。
エチレン・αオレフィン共重合体樹脂の密度(JIS 
K−6760=ASTM D−1505)は、0.91
0〜0.935g/dの範囲が好ましい。0.910g
/c+#未満であると、傷がつきやすく、耐摩耗性が悪
化し、耐熱性も低下する。
0.935g/c−を越えると、衝撃強度が低下し、輸
送中の落下等により破損しやすくなる。
エチレン・αオレフィン共重合体樹脂のオルゼン剛性度
(JIS K−7106=ASTM D−747)は、
1500’kg/d1以上が好ましい。1500kg/
cd未満であると、シート成形時にドロウダウンが発生
しやすく、変形が発生しやすくなる。
エチレン・αオレフィン共重合体樹脂のショア硬度(J
IS K−7215=ASTM D−2240)は、4
0D以上が好ましい。40D未満であると、傷がつきや
すく、耐摩耗性が劣り、白粉が発生しやすくなる。
黒色遮光性物質は、混練又は分散可能であって、可視光
線および紫外線等を透過させないものをいう。黒色遮光
性物質としては、各種カーボンブラック、グラファイト
等がある。
このカーボンブラックは原料によりガスブラック、オイ
ルファーネスブラック、ケッチエンブラック、アントラ
センブラック、アセチレンブラック、油煙、粉煙、ファ
ーネスブラック、チャンネルブラック、グラフディト、
サーマルブラック、ランプブラック等に分類される。
遮光性、コスト、物性向上の目的では、ファーネスカー
ボンブラックが好ましく、高価ではあるが帯電防止効果
を有する点で、アセチレンカーボンブラック、導電性カ
ーボンブランク、ケッチエンカーボンブラックが好まし
い。必要により前者と後者を必要特性に従ってミックス
することも好ましい。ただし、ケンチェンカーボンフ゛
う・ンクはカブリを発生しやすく、原料の選択や写真感
光乳剤処方でのカブリ対策が場合により必要になる。
これらのカーボンブラックの中では、pn6.o〜8.
5、平均粒子径100u以下1、揮発分が3%以下、吸
油量が60cc/100 g以上のアセチレンカーボン
ブラック又は導電性又は市販のファーネスカーボンブラ
ックが好ましい。このようなカーボンブラックを使用す
ることによって、写真感光材料のカブリの発生が少なく
、感光度の増減の発生が少なく、遮光能力が大きく、分
散性が優れ、ブツやフィッシュアイ及びピンホールが発
生しにくくなる。
カーボンブラックの使用形状はドライカラーリキッドカ
ラー、ペーストカラー、マスターパッチペレット、コン
パウンドカラーペレット、顆粒状カラーペレット等があ
るがマスターバッチペレットが使用適性、コストの点で
最も好ましく、例えばマスターバッチ方式で着色ペレッ
トとして、カーボン濃度40%のマスターパッチペレッ
トを用いて遮光性ポリオレフィン系樹脂組成物とすると
、遮光性ポリオレフィン系樹脂を均一濃度(最終製品の
濃度)に着色するコンパウンド方式で着色するより30
%以上安価に着色することができる。
国内の代表的なカーボンブラック供給メーカーとしては
、三菱化成工業KK、旭カーボンKK。
東海カーボンKK、昭和キャボッ1−KK、電気化学K
K、化炭カーボンKK、日鉄化学工業KK、東洋コンチ
ネンタルカーボン有限会社等がある。
黒色遮光性物質は、0.05〜5.0重量%含まれる。
0o05重量%未満であると、遮光能力が不足し、光カ
ブリを発生する。
5.0重量%を越えると、高価になるだけでなく衝撃強
度が低下したり、シート成形性が水分含有のために悪化
し発泡したり、筋を発生させたりする。
また、本発明の樹脂組成物中には、さらに要求品質に適
合する各種の公知の熱可塑性樹脂や公知の添加剤を含ま
せることができる。
添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明はこれに限
定されるものではな(、公知のあらゆるものの中から選
択できる。
(添加剤種類)    (代 表 例)(1)可塑剤 
 ;フタル酸エステル、グリコールエステル、脂肪酸エ
ステル、リン酸 エステル等 (2)安定剤  ;鉛系、カドミニウム系、亜鉛系、ア
ルカリ土類金属系、有機スズ系 等 (3)帯電防止剤;陽イオン系界面活性剤、陰イオン系
界面活性剤、非イオン系界面活 性剤、両面活性剤、各種カーボン ブラック、金属粉末、グラフアイ ト等 (4)難燃剤  ;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エス
テル、ハロゲン化物、無機物、 含燐ポリオール等 (5)充填剤  ;アルミナ、カオリン、クレー、炭酸
カルシウム、マイカ、タルク、 酸化チタン、シリカ等 (6)補強剤  ;ガラスロービング、金属繊維、ガラ
ス繊維、ガラスミルドファイ バー、炭素繊維等 (7)着色剤  ;無機顔料(AI、 FezO=、 
Ti0z、 ZnO。
CdS等)、有機顔料(カーボンブ ラック、染料等) (8)発泡剤  ;無機発泡剤、(炭酸アンモニア、重
炭酸ソーダ)有機発泡剤にト ロソ系、アゾ系)、等 (9)加硫剤  ;加硫促進剤、促進助剤等qω劣化防
止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属不活性化剤、過
酸化物分解剤等 (11)滑剤   ;パラフィン、ワックス、脂肪酸系
、脂肪酸アミド系、界面活性剤系、 シリコーン系、エステル系、高級 アルコール等 02)ブロッキング防止剤;シリカ、珪藻土類、タルク
、カルシウムシリケート、珪酸 アルミニウム、珪酸マグネシウム、 炭酸カルシウム、高級脂肪酸ポリ ビニルエステル等 03)カップリング剤;シラン系、チタネート系クロム
系、アルミニウム系等 04)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 本発明の真空成形用樹脂組成物は、真空成形法で成形さ
れる各種感光材料の包装材料に用いられる。
〔作用〕
本発明の真空成形用樹脂組成物は、ポリプロピレン樹脂
およびエチレン−αオレフィン共重合体樹脂を用いてい
るので不純物の含有が少なく感光材料等に悪影響をあた
す、また熱に対して極めて安定でドロウダウンを発生さ
せない。
そして、第1図に示した包装体の遮光台2として用いる
と好適である。
第2図において断面が左右対称な遮光台2の中央には支
柱と嵌合してロール状写真感光材料の荷崩れ防止のため
凹部6が形成されている。
〔実施例〕
本発明品I ■エチレン・プロピレンブロック共重合体樹脂79.2
重量% M F  R(JIS  K−7210=八STM  
D−1238):  1.5g/10分密度(八STM
 D−1505) : 0.90g/aj123°Cの
曲げ弾性率(JIS K−7203=ASTM D−7
90): 10.100 kg/ci 23°Cのノツチ付アイゾツト衝撃強度(JIS K−
7110=ASTM D−256) : 20kgf−
cm/cmo ツクウェル硬度(JIS K−7202
=ASTM D−785):85R ■エチレン・4メチルペテン−1共重合体樹脂20.0
重量% M F R(JIS K−6760=ASTM D−1
238) : 7.5g/10分密 度(JIS K−
6760=ASTM D−1505) : 0.919
g/cff123°Cのノツチ付アイゾツト衝撃強度(
八STM D−256)  :不折 オルゼン剛性度(JIS K−7106=ASTM D
−747): 2500kg/c+J シa 7硬度(JIS K−7215=ASTM D−
2240) : 50D■フアーネスカーボンブラツク
  0.6重量%■非イオン界面活性剤      0
.2重量%本発明品■ ■エチレン・プロピレンブロック共重合体樹脂79.2
重量% 本発明品Iと同一 ■エチレン・オクテン−1共重合体樹脂20.0重量% M F R(JIS K−6760=ASTM D−1
238) : 4 g/10分密 度(JIS K−6
760=ASTM D−1505) : 0.920g
/d23°Cのノツチ付アイゾツト衝撃強度(ASTM
 D−256) オルゼン剛性度(JIS K−7106=ASTM D
:不折 747) : 2500kg/afl D−2240) : 52D り  0.6重量% 0.2重量% シa 7 (JIS K−7215=ASTM■ファー
ネスカーボンプラッ ■非イオン界面活性剤 比較品I ■エチレン・プロピレンプロ ック共重合体樹脂 99.4重量% 本発明品Iと同一 ■ファーネスカーボンブラック  0.6重量%比較品
■ ■ABS樹脂          99.4重量%M 
F R(ASTM D−1238)  : 0.5g/
10分密 度(ASTM D−792)  : 1.0
4g/c+f123°Cのノツチ付アイゾツト衝撃強度
(ASTM D−256)  : 32kgf−cm/
c−m曲げ弾性率(ASTM D−790) : 22
,500kg/c+fロックウェル硬度(ASTM D
−785) : 105R■フアーネスカーボンブラツ
ク  0.6重量%以上の樹脂組成物を用いて厚さ1.
5 mmのシート状に成形し、その後真空成形法により
第2図に示すような寸法(図中単位はffl11)及び
形式の遮光台2を成形した。
そして、第1図に示す包装体とし、JIS Z−023
2に従った振動試験を行った。なお、各部材の具体的構
成は以下の通りである。
耐圧縮部材1は、トライウオール段ボールで成形した。
保護シート3は、厚さ1.2 mmのカーボンブラック
0.8重量%含んだポリプロピレン樹脂シートを用いた
支柱5は、外径23.5mmの塩化ビニール樹脂棒を用
いた。
キャップ7は、保護シート3と同一材質の厚さ1、2 
anのカーボンブラック0.8重量%含んだポリプロピ
レン樹脂シートを用いた。
遮光袋8は、厚さ110nのカーボンブラックを3重量
%含んだ直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする
2層共押出しインフレーションフィルムを用いた。
重し用の円板シート10は厚さ5InII+のポリプロ
ピレン樹脂シートを用いた。
バンド9は、幅10mmのポリプロピレン樹脂製バンド
を用いた。
ロール状写真感光材料4は、35mmX 12000f
tの映画用ポジフィルムとした。
試験結果を表■に示す。
表1 本発明品■、■を用いた包装体は共に振動試験(JIS
 Z−0232)後も光力プリやスタチックカブリやス
リ傷等の発生もなく、包装体の破損もながった。
試験方法 ※A カブリ 遮光袋に入れた遮光台用樹脂シートと映画用ポジフィル
ムを50°C−5%RHの環境に3日間コンタクトした
状態で放置した後、イエロー層、シアン層およびマゼン
タ層のカブリを測定した。
※B ドロウダウン 遮光台用樹脂シートを真空成形機にクランプした後加熱
して軟化させた時に自重による不均一の垂れ下がり現象
を目視により評価。
また、本発明Iおよび■は、物理強度が大きく、かつ真
空成形収縮率が小さかった。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成することにより、真空成形
性が極めて優れ、しかも安価かつ写真感光材料の写真性
(カブリ)に影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による遮光台を用いた包装体
の一部切欠いた断面図である。 第2図は本発明品■、■及び比較品I、■の樹脂組成物
を用いて作成した遮光台の寸法と形状を部分拡大した断
面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メルトフローレートが0.1〜10g/10分のポリプ
    ロピレン樹脂50〜90重量%、メルトフローレートが
    0.5〜20g/10分のエチレン・αオレフィン共重
    合体樹脂10〜49.9重量%、黒色遮光性物質0.0
    5〜5.0重量%含むことを特徴とする真空成形用樹脂
    組成物
JP632790A 1990-01-17 1990-01-17 真空成形用樹脂組成物 Pending JPH03212439A (ja)

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