JPH03212317A - 海苔用自動重ね、帯巻き機 - Google Patents

海苔用自動重ね、帯巻き機

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JPH03212317A
JPH03212317A JP203990A JP203990A JPH03212317A JP H03212317 A JPH03212317 A JP H03212317A JP 203990 A JP203990 A JP 203990A JP 203990 A JP203990 A JP 203990A JP H03212317 A JPH03212317 A JP H03212317A
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seaweed
paper
laver
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誠 鶴田
Shizuo Inazaki
稲崎 鎮雄
Kenji Kajiwara
賢司 梶原
Kenji Inoue
健二 井上
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Takenaka Komuten Co Ltd
Seiko Electric Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
Seiko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、二次加工業者などにおいて用いられ、生産者
から納められた二つ折り状態の海苔を開いた後における
作業、即ち、開かれた海苔を所定帖数づつ重ね、それに
文庫紙を巻くとともに帯を巻き回す作業を自動的に行う
ための海苔用自動重ね、帯巻き機に関する。
〈従来の技術〉 生産者では、通常10枚の海苔を1帖として二つ折りに
し、その10帖分を合わせて1束とし、その1束分に生
産音名などを記した帯を巻き、それらを箱に収納して二
次加工業者などに納めている。
一方、二次加工業者側では、乾燥等の二次加工に先立ち
、帯を解いて、1帖分づつの二つ折りされた海苔を開き
、その後に、開かれた海苔を所定軸数(通常5帖)重ね
、しかる後に、折り目の突出する側どうしを合わせる、
いわゆる背合わせ状態にするとか、逆に、折り目のへこ
んだ側どうしを合わせる、いわゆる腹合わせ状態にする
など、折り方向が異なるようにして、残6〕の海苔を開
いて重ね、10帖分の海苔を開いて重ねた状態で文庫紙
を巻き、先に解いたのと同じ帯を巻き、箱に収納し直し
ている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来では、上述の作業のすべてを手作業
でもって行っており、1帖分を開いて重ねていくときに
、先に開いた海苔が二つ折り状態に復帰しようとするこ
とを防ぐために、交鎖等の重しを置くとともに、更に、
新たな1帖分を重ねた後に重しを置き直さなければなら
ず、非常に手間−がかかっていた。
また、背合わせや腹合わせのために、重ねた軸数を常に
気にしていなければならず、更に、文庫紙を巻くととも
に帯を巻き直すためにより一層手間がかかるものになっ
ていた。
このように、従来では、二次加工に先立っての作業に多
大の手間を要し、作業効率が低下するとともに、多くの
人手を必要として人件費が増大し、極めて不経済になる
欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、二次加工に先立っての作業を効率良くかつ人手少な
く行うことができるようにすることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の海苔用自動重ね、帯巻き機は、このような目的
を達成するために、二つ折り状態から開かれた状態で所
定枚数を1帖分とした海苔を搬送する海苔搬送装置と、
前記海苔搬送装置で搬送されてきた海苔を受け止めて、
所定帖数分の海苔を重ねる海苔重ね装置と、海苔の所定
帖数分ごとに板紙を供給する板紙供給装置と、前記海苔
重ね装置で重ねられた所定帖数分の海苔を送り受け、所
定帖数分の2組を折り方向を異ならせて重ねる反転重ね
装置と、反転状態で重ねられた海苔に文庫紙を巻く紙巻
き装置と、帯を搬送する帯搬送装置と、搬送された前記
帯に接着材を41着する接着材付着装置と、前記帯の一
端側を文庫紙の外方から巻き回し、その帯の他端側と前
記帯の一端側とを前記接着材を介して接着する帯巻き装
置とを備えて構成する。
〈作用〉 上記構成によれば、1帖分の海苔を開いて海苔搬送装置
に供給することにより、その海苔の所定帖数分を海苔重
ね装置によって重ねるとともにその所定の箇所に板紙を
供給し、その所定帖数分の2組を、反転重ね装置におい
て背合わせまたは腹合わせ状態で重ね、その重ねられた
海苔に紙巻き装置によって文庫紙を巻く。一方、解いた
帯を帯搬送装置に供給することにより、帯を搬送すると
ともに、その帯を前述の文庫紙が巻かれた海苔に巻き回
し、その帯の一端側と他端側とを、接着材付着装置によ
って付着された接着材を介して接着し、二次加工に先立
っての作業を行うことができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明に係る海苔用自動重ね、帯巻き機の実
施例の全体概略構成図、第2図は全体平面図、第3図は
、第2図の■−■線矢視図、第4図は、第2図のIV−
IV線矢視図である。
これらの図において、1は海苔搬送装置を示し、二つ折
り状態から開かれた1帖分の海苔Aの端縁を供給するこ
とにより、その端縁を挟持して搬送するように構成され
ている。
前記海苔搬送装N1で搬送された海苔Aは、海苔重ね装
置2に受け止められ、5帖分づつ重ねるように構成され
ている。
3は反転重ね装置を示し、5帖分づつ重ねられた海苔A
を送り受け、背合わせまたは腹合わせ状態で、全体とし
て10帖分の海苔Aを重ねるように構成されている。
4は紙巻き装置を示し、文庫紙カートリッジ5から文庫
紙搬送装置6を介して供給されてくる文原紙Bを、反転
状態で重ねられた10帖分の海苔Aに巻くように構成さ
れている。
7は帯搬送装置を示し、解かれた帯(破損など使用が不
能な場合には、代用の新しい帯)Cの一端側を供給する
ことによって、その帯Cを搬送するように構成されてい
る。帯搬送装置7で搬送される帯Cは接着材付着装置8
に供給され、その帯Cの長手方向の一端側に接着材とし
ての両面接着テープTを付着するように構成されている
9は帯巻き装置を示し、文庫紙Bが巻かれた海苔Aを保
持し、その文庫紙Bに帯Cを巻き回し、帯Cの他端側を
、文庫紙Bに巻き回されている帯Cの一端側上に両面接
着テープTを介して接着するように構成されている。
10は板紙供給装置を示し、板紙カートリッジ11に上
方に移動するように付勢された状態で積み重ねられてい
る板紙りをエアシリンダ12の先端に付設された真空吸
着具13によって吸着し、その吸着した板紙りを、エア
シリンダ12の短縮によってベルトコンベア14に供給
し、そのベルトコンベア14により海苔重ね装置2に供
給するように構成されている。この板紙供給装置10は
、海苔搬送装置1および海苔重ね装置2と連動して駆動
され、海苔Aの2帖分ごととか3帖分ごとなど、海苔A
の性状等によって設定された軸数ごとに自動的に供給さ
れるように構成されている。
前記海苔搬送装置1は、上下一対の搬送ベルト15a、
15aで構成された第1のベルト式搬送装置15と、そ
の後方の、上下一対の搬送ベルト16a、16aで構成
された第2のベルト式搬送装置16と、上下一対の搬送
ベルト17a、17aで構成された第3のベルト式搬送
装置17とから構成されている。
前記第2のベルを式搬送装置16は、各搬送ベルト16
a、16aそれぞれが海苔Aの搬送方向にのみ遊転可能
に設けられ、そして、第3のベルト式搬送装置17の搬
送速度が、第1のベルト式搬送装置15の搬送速度より
も速い速度に設定され、海苔Aが第3のベルト式搬送装
置17に挟持されたときに、海苔Aを引っ張って不測に
ちぎるといったことを回避するように構成されている。
これにより、第1のベルト式搬送装置15の搬送速度を
、作業者が海苔Aを供給する速度に合う適当な速度に設
定して、海苔への供給時において海苔Aが不測に引きち
ぎられることを回避しながらも、海苔重ね装置2に迅速
に海苔Aを供給して後続の諸装置による作業効率を向上
するようになっている。
海苔重ね装置2は、1帖分の海苔Aの両端側を載置して
揚送する第1の揚送装置18と、5帖分重ねられた海苔
A−t−載置して揚送する第2の揚送装置19と、二段
のロッドレスシリンダ20a。
20aにより構成されて5帖分重ねられた海苔Aを反転
重ね装置3に送るプッシャー20とから構成されている
第1の揚送装置1日は、海苔Aの供給方向に直交する水
平方向に所定間隔を隔てて設けられた一対づツノチエ−
721a、21a、21b、21bそれぞれに、所定間
隔を曜ててロッド22・・・の長手方向一端側が片持ち
状態で連結支持されて構成され、チェーン21a、21
a、21b、21bを同調して間歇的に駆動することに
より、第5図の海苔重ね装置の正面図に示すように、左
右−対のロッド22,22に1帖分の海苔Aや板紙りを
載置して揚送するように構成されている。23は海苔A
の揚送ガイドである。
また、第2の揚送装置19は、海苔搬送装置1の搬送終
端箇所の上方位置において、前記第1の揚送装置18と
同様に、水平方向に所定ピッチでもって設けられた一対
づつのチェーン24a、24a、24b、24bそれぞ
れに、ロッド25 ・・・それぞれに対する取付部材2
5aが、所定間隔を隔てて片持ち状態で連結支持されて
構成され、チェーン24a、24a、24b、24bを
同言周して間歇的に駆動することにより、左右一対のロ
ッド25,25に5帖分の海苔Aや板紙りを載置して揚
送するように構成されている。
前記取付部材25 a・・・それぞれはアングル部材で
形成され、その取付部材25aの先端がチェーン24a
、24a、24b、24bの回動軌跡よりも外方に位置
されるとともに、その先端部にロッド25が取り付けら
れ、正面視において、ロッド25の回動軌跡り、  L
の下端部が第1の揚送装置18のチェーン21a、21
a、21b、21bの回動軌跡の上端部よりも下方に位
置され、かつ、第2の揚送装置19が停止状態にあると
きに、第1の揚送装置18のチェーン21a、21a。
21b、21bの回動軌跡の上端部と、その直上のロッ
ド25.25との間に、5帖分の海苔Aを溜める間隙が
形成されるように設定されている。
このとき、上述したように、取付部材25a・・・それ
ぞれがアングル部材で形成されているため、スプロケッ
トの周りでの曲がり経路部分では、直線経路部分に比べ
てロッド25が大きく移動し、第1の揚送装置18によ
る海苔Aの移送に支障の無い位置で停止しているように
構成されている。
これにより、第1の揚送装置1Bから5帖分の海苔Aが
揚送されて溜められる間、第2の揚送装置19が停止し
、5帖分の海苔Aが溜められた後において、第2の揚送
装置19が間歇的に所定量駆動されて5帖分の海苔Aが
所定高さづつ揚送される。
第2の揚送装置19の下方側において、チェーン24a
、24a、24b、24b側に、第6図の平面図に示す
ように、5帖分の海苔Aの4面のうちの1面に当接する
ストッパーガイド26が設けられるとともに、その周囲
に、海苔Aの他の3面に当接する揃え板27・・・が、
それぞれエアシリンダ28によって出退可能に設けられ
、5帖分の海苔Aの4面を揃えるように構成されている
。エアシリンダ2B・・・の動作ストロークは、整える
べき寸法に合った長さに予め設定され、設定以上の圧力
が海苔Aにかかることを回避し、揃え動作による海苔A
の破損を防止するようになっている。
29は海苔Aの揚送ガイドである。
前記反転重ね装置3は、第7図の要部の側面図および第
8図の正面図(第7図の■−■線断面図)それぞれに示
すように、電動モータ(図示せず)とギア式伝動機構3
1を介して連動連結された支持部材32に、上下一対づ
つの受け板33,33.34.34を設けて構成されて
いる。
前記支持部材32は、一対のガイドロッド35゜35に
沿って変位するように設けられ、そして、支持部材32
にエアシリンダ36が連動連結され、エアシリンダ36
の伸縮により、海苔Aを先に挿入供給する空間(受け板
33.33間、あるいは、受け板34.34間)を切り
換え、プッシャー20により移送されてくる海苔Aを供
給する順番を変更して、背合わせ状態と腹合わせ状態の
いずれかのうち、所望の反転重ね状態を得ることができ
るように構成されている。
即ち、上側の海苔挿入空間に先に海苔Aを供給すること
により背合わせ状態で重ねることができ、一方、下側の
海苔挿入空間に先に海苔Aを供給することにより腹合わ
せ状態で重ねることができる。
反転重ね装置3を挟んで海苔重ね装置2とは反対側に、
中継装置37が設けられている。この中継装置37は、
支持フレーム38に、互いに遠近する方向に変位可能に
押さえ板39.39を設けて構成されている。
支持フレーム38には、第9図の正面図(第7図のIX
−IX線矢視図)に示すように、上下一対のガイドロッ
ド40.40と、長手方向中央を境にして逆方向にネジ
部を形成したネジ軸41とが取り付けられ、これらガイ
ドロッド40.40に押さえ板3’9.39が摺動自在
に設けられるとともに、ネジ軸41に外嵌され、また、
ネジ軸41に螺合された移動部材42.42それぞれが
ガイドロッド40.40に摺動自在に外嵌され、そして
、ネジ軸41に正逆転可能な電動モータ43が連動連結
され、この電動モータ43の駆動正逆転により、プッシ
ャー20によって反転重ね装置3から押し出し供給され
てくる10帖分の海苔Aを挟持したり、離脱したりする
ようになっている。
押さえ板39.39それぞれと、それに対応する移動部
材42.42それぞれとの間に圧縮コイルスプリング4
4が介装されるとともに、押さえ板39.39それぞれ
と、それに対応する移動部材42.42それぞれとが、
接近側にのみ変位可能にボルト45を介して連結され、
かつ、一方の移動部材42に、ボルト45の頭部が移動
部材42に対して設定以上変位したことを検出するセン
サ46が設けられるとともに、このセンサ46の検出に
応答して電動モータ43の駆動を停止するように構成さ
れ、海苔Aに対して設定以上の挟持圧が作用しないよう
にして、海苔Aの破損を防止するように構成されている
47は、反転重ね装置3から供給される10帖分の海苔
Aを受け止めるストッパーを示し、エアシリンダ47a
の伸縮動作により、両押さえ板39.39の下方に位置
する作用姿勢と、その下方から水平方向に退避した非作
用姿勢とに変位できるように構成されている。
支持フレーム38は、エアシリンダ48により、水平方
向の軸芯2周りで駆動回動可能に設けられ、反転重ね装
置3からの海苔Aを受け止める受け止め姿勢と、それよ
り下方側に90度回動じて紙巻き装置4に供給する放出
姿勢とに変位するように構成されている。
紙巻き装置4は、第10図の要部の一部切欠後面図に示
すように、エアシリンダ(図示せず)によって昇降変位
可能に設けられた支持フレーム49に、一対の押さえ板
50.50を互いに遠近する方向に変位可能に設けて構
成されている。
支持フレーム49には、上下一対のガイドロッド51.
51と、長手方向中央を境にして逆方向のネジ部を形成
したネジ軸52とが取り付けられ、これらガイドロッド
51,51に押さえ板50゜50が摺動自在に設けられ
るとともに、ネジ軸52に外嵌され、また、ネジ軸52
に螺合された移動部材53.53それぞれがガイドロッ
ド51゜51に摺動自在に外嵌され、そして、ネジ軸5
2に正逆転可能な電動モータ54が連動連結され、この
電動モータ54の駆動正逆転により、文庫紙Bを巻いた
海苔Aを挟持したり、離脱したりするようになっている
押さえ板50.50それぞれと、それに対応する移動部
材53.53それぞれとの間に圧縮コイルスプリング5
5が介装されるとともに、押さえ板50.50それぞれ
と、それに対応する移動部材53.53それぞれとが、
接近側にのみ変位可能にボルト56を介して連結され、
がっ、一方の移動部材53に、ボルト56の頭部が移動
部材53に対して設定以上変位したことを検出するセン
サ57が設けられるとともに、このセンサ57の検出に
応答して電動モータ54の駆動を停止するように構成さ
れ、海苔Aに対して設定以上の挟持圧が作用しないよう
にして、海苔Aの破損を防止するように構成されている
押さえ板50.50それぞれの上部には、文庫紙Bの移
動を円滑にするためのローラ58が回転自在に取り付け
られている。
次に、上記反転重ね装置3から紙巻き装置4に至る動作
につき、第11図の動作説明図を用いて説明する。
先ず、第11図の(イ)に示すように、海苔重ね装置2
からプッシャー20によって反転重ね装置3に送られて
くる5帖分の海苔Aを一方の一対の受け板34.34で
形成される海苔挿入空間に供給する。
その後、第11図の(ロ)に示すように、支持部材32
を180度回転し、次いで、第11図の(ハ)に示すよ
うに、海苔重ね装W2からプッシャー20によって反転
重ね装置3に送られてくる5帖分の海苔Aを他方の一対
の受け板33.33で形成される海苔挿入空間に供給し
、しかる後に、第11図の(ニ)に示すように、支持部
材32を90度面回転るとともに、エアシリンダ47a
により、中継装置37におけるストッパー47を作用姿
勢に切り換える。
次いで、第11図の(ホ)に示すように、プッシャー2
0を作動し、反転重ね装置3から中継装置37に、全体
として10帖分の海苔Aを供給し、その後に、電動モー
タ43を駆動して押さえ板39.39により海苔Aを挟
持する。
この中継装置37を、第11図の(へ)に示すように、
エアシリンダ48により90度面回転、次いで、第11
図の(ト)および(チ)に示すように、ストッパー47
を非作用姿勢にしてから、支持フレーム38を下降し、
その後に、電動モータ43の駆動により押さえ板39.
39を開き、保持具59の移動によって押さえ板50.
50上に供給された文庫紙B上に海苔Aを落下し、スト
ッパー60に受け止めさせて、両押さえ板5050間に
背合わせ状態の10帖分の海苔Aを供給する。
その後に、第11図の(す)に示すように、保持具59
による保持を解除してから、電動モータ54の駆動によ
り、押さえ板50.50を互いに接近する側に変位して
海苔Aを挟持するとともに、ストッパー60を非作用位
置に移動する。
前記帯搬送装置7は、第2図ないし第4図に示すように
、裏面を上にして載置される帯Cを真空吸着する吸着具
61と、その吸着具61を往復駆動変位するロッドレス
シリンダ62と、吸着具61から帯Cを送り受りて挟持
搬送する挟持搬送装置63と、その挟持搬送装置63の
搬送終端で、帯Cの長手方向の一端側を保持し、帯Cを
その長手方向に移送して接着材付着装置8に供給する帯
移送装置64とから構成されている。前記吸着具61に
連通接続されるコンプレッサー(図示せず)は、海苔搬
送装W1の搬送始端側に近い箇所に設けられたペダル(
図示せず)によって駆動操作されるようになっており、
そして、吸着具61による帯Cの吸着を検出した後に、
ロッドレスシリンダ62を自動的に作動するとともに、
所定のタイミングで間歇的に挟持搬送装置63に帯Cを
受け渡して搬送するようになっている。
前記接着材付着装置8は、両面接着テープカセット65
を帯Cの長手方向の所定長さにわたって変位可能に設け
て構成され、前記帯移送装置64によって供給される帯
Cの裏面の一端側に所定長さの両面接着テープTを繰り
出して付着するようになっている。この両面接着テープ
Tに代えて、接着材として、例えば、糊などの接着剤を
用い、その接着剤を帯Cに塗布するようにしても良い。
前記帯巻き装置9は、第12図の一部切欠平面図、第1
3図の後面図および第14図の正面図に示すように、一
対のガイドロッド66a、66aとロッドレスシリンダ
66bとに沿って駆動昇降自在に支持フレーム67を設
けるとともにその支持フレーム67の対向フレーム部分
67a、67aそれぞれに、遠近変位可能にプレー)7
0.70を設け、かつ、帯Cの一端側を保持して、文庫
紙Bが巻かれた海苔Aの周囲の過半部にわたって移動す
るエアシリンダ駆動型の帯チャック部材69を設けて構
成されている。
前記プレート70・・・それぞれに一対のラックギア部
材71.71が連接されている。
また、対向フレーム部分67a、67aそれぞれに、異
なるプレート70.70の一方のラックギア部材71.
71どうしに噛み合うピニオンギア部材73.73と伝
動ギア74とが設けられ、前記ビニオンギア部材73.
73と伝動ギア74とが噛み合わされるとともに、両伝
動ギア74゜74それぞれに、ヘルド式伝動機構75を
介して電動モータ76が連動連結され、両電動モータ7
6.76を同調駆動してプレート70・・・を駆動変位
し、海苔の厚さによって幅を調整し、帯巻きの寸法を決
めるように構成されている。
更に、対向フレーム部分67a、67aそれぞれに4個
のチェーンスプロケット77・・・が取り付けられると
ともに、両対向フレーム部分67a。
67aにわたって回転軸78が軸架され、この回転軸7
8に、チェーンスプロケット77・・・のうちの駆動ス
プロケット77aのギア部材79と噛み合う伝動ギア8
0が一体回転自在に取り付けられ、そして、回転軸78
に電動モータ8Iが連動連結されている。
前記チェーンスプロケット77・・・にチェーン82が
巻き掛けられるとともに、両チェーン8282にわたっ
て支持アーム83が連結され、この支持アーム83に前
記帯チャック部材69が取り付けられている。
前記プレート70・・・のうちの所定のものには、ロッ
ドレスシリンダ84によって昇降可能に支持部材85が
設けられ、この支持部材85に出退可能に、前記帯チャ
ック部材69で保持されて上方まで巻き回された帯Cを
受け取るエアシリンダ駆動型の受け継ぎ用事チャック部
材86が取り付けられている。
また、プレート70・・・には、それによって挟持され
た海苔Aの落下、ならびに、帯Cの巻き時の浮き上がり
を防止するエアシリンダ駆動型のストッパ一部材87が
、作用姿勢と非作用姿勢とに変位可能に設けられている
また、プレート70・・・の所定のものには、その上方
位置において、帯Cによって海苔Aに大きな力が作用し
ないように、エアシリンダ駆動型の帯シャッター88が
設けられ、そして、中間位置および下方位置において、
前記受け継ぎ用帯チャック部材86によって海苔Aの束
の下方隅部まで下降された帯Cを押さえるエアシリンダ
駆動型の帯押さえ部材89.90が設けられている。
前記支持部材85には、エアシリンダ駆動型の回転支持
部材91が取り付けられるとともに、その回転支持部材
91に遊転可能にローラ92が設けられ、回転動作によ
って、両面接着テープTが付着された帯Cの端部の下方
に潜らせ、その状態でロッドレスシリンダ84により上
昇させることで、その帯Cの端部を押さえられている帯
C上に重ねるとともにローラ92で押圧して接着するよ
うに構成されている。
次に、帯巻き装置9の動作につき、第15図の動作説明
図を用いて説明する。
先ず第15図の(イ)に示すように、帯チャック部材6
9により帯Cの一端を保持して横一側方まで移動させ、
その後に、第15図(ロ)に示すように、ロッドレスシ
リンダ66b6;:より支持フレーム67をガイドロッ
ド66a、66aに沿わせて駆動上昇し、プレート70
・・・を紙巻き装N4における押さえ板50.50と同
レベル箇所に位置させる。
次いで、第15図(ハ)に示すように、ストッパ一部材
87・・・を作用姿勢にしてから、プレート70・・・
により海苔Aを挟持し、一方、押さえ板50.50によ
る挟持を解除する。
その後に、第15図(ニ)に示すように、支持フレーム
67を駆動下降し、帯巻き位置まで下降した後に、第1
5図(ホ)に示すように、帯シャッター88を作用姿勢
に駆動変位する。
その後、第15図(へ)に示すように、帯チャック部材
69を上方の所定位置まで移動して文庫紙Bの外方から
帯Cを巻き回すとともに、第15図(ト)に示すように
、受け継ぎ用帯チャック部材86に受け渡す。
しかる後に、第15図(チ)に示すように、ロッドレス
シリンダ84により支持部材85を下降し、最下部まで
下降した後に、第15図(す)に示すように、中間およ
び下方の帯押さえ部材89゜90を作用姿勢に駆動変位
して、帯Cを文庫紙Bの外面に押さえ付ける。
次いで、第15図(ヌ)に示すように、回転支持部材9
1を駆動回転し、ローラ92を、両面接着テープTが付
着された帯Cの端部側下方から上方の作用位置に回転さ
せ、その後に、ロッドレスシリンダ84によって支持部
材85を駆動上昇し、帯Cを文庫紙Bに押さえ付けなが
らローラ92を上昇させ、第15図(ル)に示すように
、海苔Aを包んだ文庫紙Bを帯Cで巻き上げる。
しかる後、プレート70・・・による挟持が解除され、
帯Cを巻いた海苔Aは落下放出される。
こうして放出された海苔Aは、第2図および第3図それ
ぞれに示すように、ベルトコンベア93に受け止められ
て搬出される。そして、生産者の合致した箱に詰めてか
ら乾燥処理作業に移行するなど、二次加工作業に移行し
ていく。
上記帯巻き装置9としては、プレート70・・・に保持
した海苔Aを回転することによって帯Cを巻き回すよう
にしても良い。
〈発明の効果〉 本発明によれば、生産者から納められた束の海苔に対し
て、帯を解くとともに、1帖分の海苔を開いて海苔搬送
装置に供給し、かつ、解かれた帯を帯搬送装置に供給す
るだけで、開かれた海苔を重ねる作業、板紙の供給、な
らびに、文庫紙および帯それぞれを巻く作業のいずれを
も自動的に行うことができるから、開いた海苔を開き状
態に維持するために重しを置くといった手間や、背合わ
せや腹合わせのために重ねた軸数を数えたり、文原紙や
帯を巻く手間のいずれもが不用になり、二次加工に先立
っての作業を、手間少なくして効率良く行うことができ
るようになり、しかも、人手を少なくできて人件費を低
減でき、経済性を向上できた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る海苔用自動重ね、帯巻き機の実施
例を示し、第1図は、海苔用自動重ね、帯巻き機の全体
概略構成図、第2図は全体平面図、第3図は、第2図の
■−■線矢視図、第4図は、第2図のTV−IV線矢視
図、第5図は、海苔重ね装置の正面図、第6図は、第5
図のVl−Vl線矢視図、第7図は要部の側面図、第8
図は、第7図の■−■線矢視図、第9図は、第7図のI
X−IX線矢視図、第10図は要部の一部切欠後面図、
第11図は、反転重ね装置から紙巻き装置に至る動作を
示す動作説明図、第12図は、帯巻き装置の一部切欠平
面図、第13図は要部の後面図、第14図は要部の側面
図、第15図は、紙巻き装置の動作を示す・動作説明図
である。 1・・・海苔搬送装置 2・・・海苔重ね装置 3・・・反転重ね装置 4・・・紙巻き装置 7・・・帯搬送装置 8・・・接着材付着装置 9・・・帯巻き装置 10・・・板紙供給装置 A・・・海苔 B・・・文庫紙 C・・・帯 D・・・板紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二つ折り状態から開かれた状態で所定枚数を1帖
    分とした海苔を搬送する海苔搬送装置と、前記海苔搬送
    装置で搬送されてきた海苔を受け止めて、所定帖数分の
    海苔を重ねる海苔重ね装置と、 海苔の所定帖数分ごとに板紙を供給する板紙供給装置と
    、 前記海苔重ね装置で重ねられた所定帖数分の海苔を送り
    受け、所定帖数分の2組を折り方向を異ならせて重ねる
    反転重ね装置と、 反転状態で重ねられた海苔に文庫紙を巻く紙巻き装置と
    、 帯を搬送する帯搬送装置と、 搬送された前記帯に接着材を付着する接着材付着装置と
    、 前記帯の一端側を文庫紙の外方から巻き回し、その帯の
    他端側と前記帯の一端側とを前記接着材を介して接着す
    る帯巻き装置と、 を備えたことを特徴とする海苔用自動重ね、帯巻き機。
JP2002039A 1990-01-08 1990-01-08 海苔用自動重ね、帯巻き機 Expired - Lifetime JP2535233B2 (ja)

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