JPH03211935A - 秘話装置 - Google Patents
秘話装置Info
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- JPH03211935A JPH03211935A JP2008005A JP800590A JPH03211935A JP H03211935 A JPH03211935 A JP H03211935A JP 2008005 A JP2008005 A JP 2008005A JP 800590 A JP800590 A JP 800590A JP H03211935 A JPH03211935 A JP H03211935A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、2Mトランシーバシステム等における秘話通
信を管理する秘話装置に関する。
信を管理する秘話装置に関する。
[従来の技術]
2Mトランシーバシステム等において通信内容を秘密化
するには、通信に係る信号をディジタル化して所定の秘
話処理を施す方法が有意である。
するには、通信に係る信号をディジタル化して所定の秘
話処理を施す方法が有意である。
また、このような秘話処理の方式のひとつとして、TS
P方式が知られている。
P方式が知られている。
第2図には、TSP方式を採用したFM)ランシーバシ
ステムの構成が示されている。
ステムの構成が示されている。
このFM)ランシーバシステムは、送信側装置10と受
信側装置12を含んでいる。なお、一般にトランシーバ
は送信と受信の両機能を併せ備えているが、あるタイミ
ングをとってみれば一方向の通信が行われるので、この
図においては、簡単のために片方の機能のみを示す。
信側装置12を含んでいる。なお、一般にトランシーバ
は送信と受信の両機能を併せ備えているが、あるタイミ
ングをとってみれば一方向の通信が行われるので、この
図においては、簡単のために片方の機能のみを示す。
送信側装置10は、マイクロフォン14と、秘話装置1
6と、送信部18と、を含んでいる。
6と、送信部18と、を含んでいる。
一方、受信側装置12は、受信部20と、秘話装置22
と、スピーカ24と、を含んでいる。
と、スピーカ24と、を含んでいる。
このシステムにおいて秘話通信を行う場合、まず、マイ
クロフォン14によって取り込まれた音声が、秘話装置
16において秘話処理され、送信部18から無線出力さ
れる。この無線出力は、受信部20により受信され、さ
らに秘話装置22により秘話処理が解除され、スピーカ
24から音声出力される。
クロフォン14によって取り込まれた音声が、秘話装置
16において秘話処理され、送信部18から無線出力さ
れる。この無線出力は、受信部20により受信され、さ
らに秘話装置22により秘話処理が解除され、スピーカ
24から音声出力される。
このシステム、においては、TSP方式を採用している
ため、前掲の秘話処理は一般にスクランブルと呼ばれる
処理である。
ため、前掲の秘話処理は一般にスクランブルと呼ばれる
処理である。
次に、このスクランブル処理について第3図および第4
図に基づき説明する。
図に基づき説明する。
第3図は、第2図のシステムにおけるフレーム構成を、
第4図は、第3図のフレーム構成におけるチャープ同期
の動作を、それぞれ示している。
第4図は、第3図のフレーム構成におけるチャープ同期
の動作を、それぞれ示している。
まず、音声がマイクロフォン14によって取り込まれる
と、振幅を表す例えば8ビツトのPCMデータに変換さ
れる。第3図においては、このPCMデータはil、i
2.i3.・・・で示されている。
と、振幅を表す例えば8ビツトのPCMデータに変換さ
れる。第3図においては、このPCMデータはil、i
2.i3.・・・で示されている。
PCMデータ111 12+ i3.・・・には、そ
れぞれ例えば125μsecが割り当てられる。
れぞれ例えば125μsecが割り当てられる。
さらに、256個のPCMデータil、i2゜i3.・
・・、1256を単位として、−個のセグメントが構成
される。第3図においては、セグメントはSO,Sl、
S2.・・・で示されている。−個のセグメントSo、
S1.S2.・・・は、したがって32m5ecの時間
長を有している。
・・、1256を単位として、−個のセグメントが構成
される。第3図においては、セグメントはSO,Sl、
S2.・・・で示されている。−個のセグメントSo、
S1.S2.・・・は、したがって32m5ecの時間
長を有している。
8個のセグメントSo、Sl、S2.・・・、S7によ
り、−個のフレームが構成される。第3図においてはフ
レームはFO,Fl、F2.・・・で示されている。−
個のフレームFO,Fl、F2.・・・は256m5e
cになる。
り、−個のフレームが構成される。第3図においてはフ
レームはFO,Fl、F2.・・・で示されている。−
個のフレームFO,Fl、F2.・・・は256m5e
cになる。
46個のフレームFO,Fl、F2.・・・F46と、
これに先行するチャーブ信号及び無音時間から、−個の
スーパーフレームSFO,SF1.SF2.・・・が構
成される。
これに先行するチャーブ信号及び無音時間から、−個の
スーパーフレームSFO,SF1.SF2.・・・が構
成される。
チャーブ信号は192m5ec、無音時間は64m5e
c継続するため、スーパーフレームSFO,SFI、S
F2.−・・は12032m5ecの長さを有すること
になる。
c継続するため、スーパーフレームSFO,SFI、S
F2.−・・は12032m5ecの長さを有すること
になる。
このようなフレーム構成において行われるスクランブル
処理は、例えば次のような処理である。
処理は、例えば次のような処理である。
すなわち、
(1)−個のフレーム内における8個のセグメントSO
,Sl、S2.・・・、S7の順序を所定法則に従い入
れ替える。
,Sl、S2.・・・、S7の順序を所定法則に従い入
れ替える。
(2)−個のセグメント内におけるPCMデータi1.
i2.i3.・・・、1256の順序を、特定の選択さ
れたセグメントについて逆転させる。
i2.i3.・・・、1256の順序を、特定の選択さ
れたセグメントについて逆転させる。
(3)PCMデータil、i2.t3.・・・のサイン
ビットを、特定の選択されたセグメントについて反転さ
せる。
ビットを、特定の選択されたセグメントについて反転さ
せる。
等の処理が、スクランブル処理として有効である。
このようなスクランブル処理に係る規則は、あらかじめ
秘話装置16に格納しておく。
秘話装置16に格納しておく。
送信側装置10の秘話装置16においては、格納されて
いる規則に基づき、マイクロフォン14から取り込まれ
た音声をスクランブルし、さらに送信部18においては
、スクランブルされた音声に係る信号をアナログ化して
、無線出力する。
いる規則に基づき、マイクロフォン14から取り込まれ
た音声をスクランブルし、さらに送信部18においては
、スクランブルされた音声に係る信号をアナログ化して
、無線出力する。
一方で、受信側装置12の秘話装置22においても、ス
クランブル処理の解除(デスクランブル)を行うために
、送信側装置10の秘話装置16において用いられてい
るスクランブル処理に係る規則を格納しておく。
クランブル処理の解除(デスクランブル)を行うために
、送信側装置10の秘話装置16において用いられてい
るスクランブル処理に係る規則を格納しておく。
送信部18から送信された信号は、受信部20により受
信され、秘話装置においてデスクランブルされたうえで
スピーカ24から音声出力されることとなる。
信され、秘話装置においてデスクランブルされたうえで
スピーカ24から音声出力されることとなる。
また、デスクランブル処理を行うためには、送信側装置
10の秘話装置16と受信側装置12の秘話装置22の
同期をとる必要がある。
10の秘話装置16と受信側装置12の秘話装置22の
同期をとる必要がある。
前述のチャーブ信号は、この同期を行うための信号とし
て用いられている。
て用いられている。
チャーブ信号とは、周波数がある区間内を例えば直線的
に変化するような信号をいう。第4図に示されるように
、一番芽のフレームF1に先だつ256m5ecにおい
て、0〜96m5eCではf LOWからf)+[;H
へ、次の96〜192m5ecでは逆にfHIG)lか
らf LOWへ、それぞれ周波数が変化するチャーブ信
号100を用いれば、受信側装置12の秘話装置22は
、このチャーブ信号の到来を検出することによりフレー
ムF1の開始時刻を知ることができる。
に変化するような信号をいう。第4図に示されるように
、一番芽のフレームF1に先だつ256m5ecにおい
て、0〜96m5eCではf LOWからf)+[;H
へ、次の96〜192m5ecでは逆にfHIG)lか
らf LOWへ、それぞれ周波数が変化するチャーブ信
号100を用いれば、受信側装置12の秘話装置22は
、このチャーブ信号の到来を検出することによりフレー
ムF1の開始時刻を知ることができる。
チャーブ信号100は、46番目のフレームF46の到
来後に、再び発せられ、この結果、継続して秘話通信を
行うことが可能になる。
来後に、再び発せられ、この結果、継続して秘話通信を
行うことが可能になる。
第5図には、この様な秘話通信を行う秘話装置22の回
路構成が示されている。この図に示される回路は、受信
側装置12の秘話装置22においてチャーブ信号検出を
行う回路である。
路構成が示されている。この図に示される回路は、受信
側装置12の秘話装置22においてチャーブ信号検出を
行う回路である。
この回路は、DCカットコンデンサ26と、エンコーダ
28と、極性ビット抽出回路30と、極性ビット格納用
メモリ32と、マグニチュードコンパレータ34と、ア
ドレス発生回路36と、タイミング発生回路38と、を
含んでいる。
28と、極性ビット抽出回路30と、極性ビット格納用
メモリ32と、マグニチュードコンパレータ34と、ア
ドレス発生回路36と、タイミング発生回路38と、を
含んでいる。
この回路においては、まず、受信部20によって受信さ
れた音声信号からDCカットコンデンサ26により直流
成分が除去される。
れた音声信号からDCカットコンデンサ26により直流
成分が除去される。
次に、直流成分が除去された音声信号は、エンコーダ2
8により符号化され、ディジタル信号として出力される
。このディジタル信号は、S/P変換器(図示せず)を
介してCPU (図示せず)に供給され、前述のような
デスクランブル処理が施される。
8により符号化され、ディジタル信号として出力される
。このディジタル信号は、S/P変換器(図示せず)を
介してCPU (図示せず)に供給され、前述のような
デスクランブル処理が施される。
一方で、エンコーダ28の出力は、極性ビット抽出回路
30にも供給される。極性ビット抽出回路30は、エン
コーダ28の出力たるディジタル信号から符号を表す最
上位ビット(極性ビット)を抽出する回路である。
30にも供給される。極性ビット抽出回路30は、エン
コーダ28の出力たるディジタル信号から符号を表す最
上位ビット(極性ビット)を抽出する回路である。
抽出された極性ビットは、極性ビット格納用メモリ32
に格納される。
に格納される。
極性ビット格納用メモリ32に格納されている極性ビッ
トは、極性ビット格納用メモリ32のアドレス発生回路
36において発生したアドレスに基づき、順次、マグニ
チュードコンパレータ34に読み出される。
トは、極性ビット格納用メモリ32のアドレス発生回路
36において発生したアドレスに基づき、順次、マグニ
チュードコンパレータ34に読み出される。
マグニチュードコンパレータ34は、読み出された極性
ビットを所定の極性パターンに参照する。
ビットを所定の極性パターンに参照する。
この極性パターンは、チャーブ信号100についてエン
コーダ28による符号化及び極性ビット抽出回路30に
よる極性ビット抽出を行った場合の極性ビット列に相当
するよう、設定されている。
コーダ28による符号化及び極性ビット抽出回路30に
よる極性ビット抽出を行った場合の極性ビット列に相当
するよう、設定されている。
したがって、受信部20に到来した音声信号がチャーブ
信号100であるかどうかが、この参照の結果に基づい
て決定される。
信号100であるかどうかが、この参照の結果に基づい
て決定される。
例えば、マグニチュードコンパレータ34は、参照の結
果、極性ビット格納用メモリ32に格納されている極性
ビットのうち、75%が所定の極性パターンと一致して
いる場合には、到来した音声信号をチャーブ信号とみな
して、“チャーブ信号が到来した”事を表す情報を判定
結果としてCPUに報知する。
果、極性ビット格納用メモリ32に格納されている極性
ビットのうち、75%が所定の極性パターンと一致して
いる場合には、到来した音声信号をチャーブ信号とみな
して、“チャーブ信号が到来した”事を表す情報を判定
結果としてCPUに報知する。
また、以上の動作は、タイミング発生回路38から発せ
られる動作タイミングに応じて行われる。
られる動作タイミングに応じて行われる。
この様に、第5図に示される回路によれば、チャーブ信
号の到来を検出することができるため、送信側装置10
の秘話装置18におけるスクランブルと、受信側装置1
2の秘話装置22におけるデスクランブルとを、同期し
て行うことができる。
号の到来を検出することができるため、送信側装置10
の秘話装置18におけるスクランブルと、受信側装置1
2の秘話装置22におけるデスクランブルとを、同期し
て行うことができる。
したがって、第2図に示されるようなシステムによる秘
話通信が可能になる。
話通信が可能になる。
前述のエンコーダ28は、例えば第6図に示されるよう
な構成を有している。
な構成を有している。
第6図は、第5図に示される回路におけるエンコーダ2
8の構成を示す回路図である。
8の構成を示す回路図である。
この図において、エンコーダ28は、アクティブフィル
タ40と、サンプリングADC42と、帰還増幅器44
と、を含んでいる。
タ40と、サンプリングADC42と、帰還増幅器44
と、を含んでいる。
すなわち、DCカットコンデンサ26により直流成分が
除去された音声信号は、アクティブフィルタ40により
濾波され、サンプリングADC42によりサンプリング
される。サンプリングADC42の出力たるディジタル
信号は、前述のように極性ビット抽出回路30及びCP
Uに供給される。
除去された音声信号は、アクティブフィルタ40により
濾波され、サンプリングADC42によりサンプリング
される。サンプリングADC42の出力たるディジタル
信号は、前述のように極性ビット抽出回路30及びCP
Uに供給される。
また、帰還増幅器44は、サンプリングADC42の出
力によりアクティブフィルタ40のオフセットを調整す
る。
力によりアクティブフィルタ40のオフセットを調整す
る。
[発明が解決しようとする課題〕
従来においては、受信された音声信号の急変が生じた場
合に、この急変をチャーブ信号と誤認識してしまうとい
う問題点があった。
合に、この急変をチャーブ信号と誤認識してしまうとい
う問題点があった。
例えば、第7図(a)に示されるように、受信された音
声信号が大音量ノイズから無音状態に急激に移行した場
合には、エンコーダのサンプリングADCの入力は第7
図(b)に示されるような過渡ノイズ102を含む信号
になってしまう。
声信号が大音量ノイズから無音状態に急激に移行した場
合には、エンコーダのサンプリングADCの入力は第7
図(b)に示されるような過渡ノイズ102を含む信号
になってしまう。
この様な過渡ノイズ102の発生原因としては、アクテ
ィブフィルタのオフセット調整のレスポンス不良等が考
えられる。この様な過渡ノイズ102の発生は、例えば
第5図に示されるような回路におけるチャーブ信号検出
の誤り発生につながる。
ィブフィルタのオフセット調整のレスポンス不良等が考
えられる。この様な過渡ノイズ102の発生は、例えば
第5図に示されるような回路におけるチャーブ信号検出
の誤り発生につながる。
すなわち、第7図(b)に示されるような過渡ノイズ1
02は、その継続期間において概ね一つの極性、例えば
正極性であり、この過渡ノイズ102が極性ビット抽出
回路に供給されると、ある期間は正極性をしめず極性ビ
ットが抽出されることになる。
02は、その継続期間において概ね一つの極性、例えば
正極性であり、この過渡ノイズ102が極性ビット抽出
回路に供給されると、ある期間は正極性をしめず極性ビ
ットが抽出されることになる。
このとき、マグニチュードコンパレータにおいて、チャ
ーブ信号に基づき決定された所定の極性パターンと、過
渡ノイズ102による極性ビット群が比較参照されると
、ある程度の相関度が得られてしまい、結果として、チ
ャーブ信号の到来とみなされてしまう事態が生じ得る。
ーブ信号に基づき決定された所定の極性パターンと、過
渡ノイズ102による極性ビット群が比較参照されると
、ある程度の相関度が得られてしまい、結果として、チ
ャーブ信号の到来とみなされてしまう事態が生じ得る。
特に、過渡ノイズ102がチャーブ信号の継続時間に比
較できる程度の時間継続する場合に、このような誤り発
生は起きやすい。
較できる程度の時間継続する場合に、このような誤り発
生は起きやすい。
かかる誤認識が発生すると、受信側装置の秘話装置にお
いて正確にデスクランブルできない。
いて正確にデスクランブルできない。
本発明は、この様な問題点を解決することを課題として
なされたものであり、過渡ノイズをチャーブ信号と誤認
識することを防止することが可能な秘話装置を提供する
ことを目的とする。
なされたものであり、過渡ノイズをチャーブ信号と誤認
識することを防止することが可能な秘話装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するために、本発明は、音声信号に係り
極性ビット抽出回路から出力される極性ビットを所定タ
イミングだけ遅延させる遅延回路と、極性ビット抽出回
路から出力される極性ビットと遅延回路により遅延され
た極性ビットとが一致するかどうかを判定して、一致す
るときには前記比較器において求められた相関度を無効
とする判定回路を含むことを特徴とする。
極性ビット抽出回路から出力される極性ビットを所定タ
イミングだけ遅延させる遅延回路と、極性ビット抽出回
路から出力される極性ビットと遅延回路により遅延され
た極性ビットとが一致するかどうかを判定して、一致す
るときには前記比較器において求められた相関度を無効
とする判定回路を含むことを特徴とする。
[作用コ
本発明においては、受信された音声信号の極性ビットが
、遅延回路において所定タイミングだけ遅延される。一
方で、この遅延が施されていない極性ビットと施されて
いる極性ビットが、判定回路に供給される。判定回路に
おいては、これら2種類の極性ビットが比較され、比較
の結果、一致しているとされた場合には、この極性ビッ
トの所定極性パターンとの比較による相関度算出結果が
無効にされる。
、遅延回路において所定タイミングだけ遅延される。一
方で、この遅延が施されていない極性ビットと施されて
いる極性ビットが、判定回路に供給される。判定回路に
おいては、これら2種類の極性ビットが比較され、比較
の結果、一致しているとされた場合には、この極性ビッ
トの所定極性パターンとの比較による相関度算出結果が
無効にされる。
したがって、例えば大音量ノイズから無音状態への急激
な移行に伴って発生する過渡ノイズを、管理信号と誤認
識することが防止される。
な移行に伴って発生する過渡ノイズを、管理信号と誤認
識することが防止される。
[実施例]
以下、本発明の好適な実施例について図面に基づいて説
明する。なお、第2図乃至第7図と同様の構成には同一
の符号を付し、説明を省略する。
明する。なお、第2図乃至第7図と同様の構成には同一
の符号を付し、説明を省略する。
第1図には、本発明の一実施例に係る秘話装置における
チャーブ信号検出を行う回路の構成が示されている。
チャーブ信号検出を行う回路の構成が示されている。
この図に示される回路は、第5図に示される回路にmビ
ット遅延回路46−m (m=1.2.・・・7)と、
EOR回路48と、タイミング制御回路50と、AND
回路52と、を付加した回路である。
ット遅延回路46−m (m=1.2.・・・7)と、
EOR回路48と、タイミング制御回路50と、AND
回路52と、を付加した回路である。
すなわち、この実施例においては、極性ビット抽出回路
30から出力される極性ビットが極性ビット格納用メモ
リ32のほかに、7個のmビット遅延回路46−m及び
EOR回路48にも供給される。
30から出力される極性ビットが極性ビット格納用メモ
リ32のほかに、7個のmビット遅延回路46−m及び
EOR回路48にも供給される。
すなわち、エンコーダ28の出力は、mビット遅延回路
46−mによりmビットずつ遅延され、EOR回路48
に入力される。一方で、EOR回路48には、エンコー
ダ28の出力が直接入力されており、FOR回路48は
、これらの入力につき排他的論理和演算を行う。
46−mによりmビットずつ遅延され、EOR回路48
に入力される。一方で、EOR回路48には、エンコー
ダ28の出力が直接入力されており、FOR回路48は
、これらの入力につき排他的論理和演算を行う。
この演算の結果、EOR回路48からは、m千1種類の
入力が全て一致する時を除き、H値の出力が得られる。
入力が全て一致する時を除き、H値の出力が得られる。
他方、エンコーダ28の出力は、第5図の回路と同様に
極性ビット抽出回路30に供給され、極性ビットが抽出
されて、極性ビット格納用メモリ32に格納される。さ
らにタイミング発生回路によるタイミング管理の下に、
極性ビット格納用メモリ32から極性ビットが読み出さ
れ、マグニチュードコンパレータ34による所定極性パ
ターンとの比較参照が行われる。
極性ビット抽出回路30に供給され、極性ビットが抽出
されて、極性ビット格納用メモリ32に格納される。さ
らにタイミング発生回路によるタイミング管理の下に、
極性ビット格納用メモリ32から極性ビットが読み出さ
れ、マグニチュードコンパレータ34による所定極性パ
ターンとの比較参照が行われる。
したがって、エンコーダ28によるディジタル信号出力
からマグニチュードコンパレータ34から比較参照の結
果たる相関度の情報が出力されるまでには、一定の時間
がかかる。
からマグニチュードコンパレータ34から比較参照の結
果たる相関度の情報が出力されるまでには、一定の時間
がかかる。
FOR回路48の出力は、同一タイミングのエンコーダ
出力についてのマグニチュードコンパレータ34による
比較参照結果と同時にAND回路52に入力されるよう
、タイミング発生回路38及びタイミング制御回路50
によってタイミング調整が施されたうえで、AND回路
52に入力される。
出力についてのマグニチュードコンパレータ34による
比較参照結果と同時にAND回路52に入力されるよう
、タイミング発生回路38及びタイミング制御回路50
によってタイミング調整が施されたうえで、AND回路
52に入力される。
AND回路52においては、マグニチュードコンパレー
タ34から入力される前述の相関度に係る信号が、タイ
ミング制御回路50を介してEOR回路48から入力さ
れる信号に応じて有効/無効に峻別される。
タ34から入力される前述の相関度に係る信号が、タイ
ミング制御回路50を介してEOR回路48から入力さ
れる信号に応じて有効/無効に峻別される。
すなわち、タイミング制御回路50を介してEOR回路
48から入力される信号がH値であるときには、エンコ
ーダ28出力がタイミング的に連続して同一符号である
ので、到来した音声信号をチャーブ信号100であると
みなすのは危険である。そこで、この場合には、マグニ
チュードコンパレータ34による相関度判定の結果を無
効とし、CPUに対するチャーブ信号到来の報知を行わ
ない。
48から入力される信号がH値であるときには、エンコ
ーダ28出力がタイミング的に連続して同一符号である
ので、到来した音声信号をチャーブ信号100であると
みなすのは危険である。そこで、この場合には、マグニ
チュードコンパレータ34による相関度判定の結果を無
効とし、CPUに対するチャーブ信号到来の報知を行わ
ない。
したがって、この実施例によれば、過渡ノイズ102等
をチャーブ信号とみまごう事なく認識することができ、
より正確に秘話通信を行うことが可能になる。
をチャーブ信号とみまごう事なく認識することができ、
より正確に秘話通信を行うことが可能になる。
なお、この実施例においては、1ビツト遅延回路46に
より1ビツトだけ遅延が行われているが、遅延ビット数
は適宜設定すれば良い。
より1ビツトだけ遅延が行われているが、遅延ビット数
は適宜設定すれば良い。
また、AND回路52に供給するEOR回路48出力は
、エンコーダ28出力に排他的論理和演算を施した所定
ビット数分のデータ群であってもよい。
、エンコーダ28出力に排他的論理和演算を施した所定
ビット数分のデータ群であってもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、過渡ノイズ等を
チャーブ信号などの管理信号と誤認識することが防止さ
れ、より正確な秘話通信を実現することが可能である。
チャーブ信号などの管理信号と誤認識することが防止さ
れ、より正確な秘話通信を実現することが可能である。
第1図は、本発明の一実施例に係る秘話装置の構成を示
すブロック図、 第2図は、秘話トランシーバシステムのシステム構成図
、 第3図は、秘話トランシーバシステムにおけるフレーム
構成図、 第4図は、チャーブ信号による同期を説明する図、 第5図は、従来における秘話装置の一構成例を示すブロ
ック図、 第6図は、−船釣なエンコーダの構成を示すブロック図
、 第7図(a)は、大音量ノイズから無音状態に急激に移
行する際の状態説明図であり、第7図(b)は、アクテ
ィブフィルタ出力における過渡ノイズを示す図である。 10 ・・・ 送信側装置 12 ・・・ 受信側装置 16.18 ・・・ 秘話装置 28 ・・・ エンコーダ 30 ・・・ 極性ビット抽出回路 34 ・・・ マグニチュードコンパレータ42 ・・
・ サンプリングADC 46・・・ 1ビツト遅延回路 48 ・・・ FOR回路 50 ・・・ タイミング制御回路 52 ・・・ AND回路 100 ・・・ チャーブ信号 102 ・・・ 過渡ノイズ
すブロック図、 第2図は、秘話トランシーバシステムのシステム構成図
、 第3図は、秘話トランシーバシステムにおけるフレーム
構成図、 第4図は、チャーブ信号による同期を説明する図、 第5図は、従来における秘話装置の一構成例を示すブロ
ック図、 第6図は、−船釣なエンコーダの構成を示すブロック図
、 第7図(a)は、大音量ノイズから無音状態に急激に移
行する際の状態説明図であり、第7図(b)は、アクテ
ィブフィルタ出力における過渡ノイズを示す図である。 10 ・・・ 送信側装置 12 ・・・ 受信側装置 16.18 ・・・ 秘話装置 28 ・・・ エンコーダ 30 ・・・ 極性ビット抽出回路 34 ・・・ マグニチュードコンパレータ42 ・・
・ サンプリングADC 46・・・ 1ビツト遅延回路 48 ・・・ FOR回路 50 ・・・ タイミング制御回路 52 ・・・ AND回路 100 ・・・ チャーブ信号 102 ・・・ 過渡ノイズ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 受信された音声信号を符号化してこの音声信号の振幅情
報をディジタル出力する符号化器と、前記振幅情報から
前記音声信号の極性を表す極性ビットを抽出する極性ビ
ット抽出回路と、過去一定期間内の前記極性ビットと所
定の極性パターンとの相関度を正または負のいずれかの
極性について求める比較器と、を有し、前記相関度が所
定水準以上であるときには、到来した音声信号が所定極
性パターンの管理信号であるとみなして秘話通信の管理
を行う秘話装置において、 前記極性ビットを所定タイミングだけ遅延させる遅延回
路と、 前記極性ビット抽出回路から出力される極性ビットと、
前記遅延回路により遅延された極性ビットと、が一致す
るかどうかを判定して、一致するときには、前記比較器
において求められた相関度を無効とする判定回路を含む
ことを特徴とする秘話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005A JPH03211935A (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | 秘話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005A JPH03211935A (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | 秘話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03211935A true JPH03211935A (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=11681247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008005A Pending JPH03211935A (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | 秘話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03211935A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05284154A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-10-29 | Koninkl Ptt Nederland Nv | 符号化データの解読装置 |
-
1990
- 1990-01-16 JP JP2008005A patent/JPH03211935A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05284154A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-10-29 | Koninkl Ptt Nederland Nv | 符号化データの解読装置 |
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