JPH03211519A - 光ビーム走査装置 - Google Patents

光ビーム走査装置

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JPH03211519A
JPH03211519A JP733090A JP733090A JPH03211519A JP H03211519 A JPH03211519 A JP H03211519A JP 733090 A JP733090 A JP 733090A JP 733090 A JP733090 A JP 733090A JP H03211519 A JPH03211519 A JP H03211519A
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JP
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light
image
light beams
sub
scanning
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JP733090A
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English (en)
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Shuji Ono
修司 小野
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば画像読取装置やレーザプリンタ等で
使用される、光ビームを回転多面鏡を用いて反射偏向し
て該光ビームにより被照射体上を走査する光ビーム走査
装置に関するものである。
(従来の技術) 画像の記録された記録シート上を光ビームにより走査し
て画像信号を得、この画像信号に画像処理を施し、画像
処理の施された画像信号に基づいて光ビームを変調して
該光ビームに感光する記録シート上を走査し、該記録シ
ート上に画像を再生記録する等のシステムが種々の分野
で用いられている。
たとえば、後の画像処理に適合するように設計されたガ
ンマ値の低いX線フィルムを用いてX線画像を記録し、
このX線画像が記録されたフィルムからX線画像を読み
取って電気信号に変換し、この電気信号(画像信号)に
画像処理を施した後感光フィルム等に可視像として再生
することによリ、コントラスト、シャープネス、粒状性
等の画質性能の良好な再生画像を得ることのできるシス
テムが開発されている(特公昭81−5193号公報参
照)。
また本願出願人により、放射線(X線、α線。
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこの放射
線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起
光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光
を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体
等の被写体の放射線画像を一部シート状の蓄積性蛍光体
に撮影記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー光等
の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝
尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像
信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等の記
録材料、CRT等に可視像として出力させる放射線画像
記録再生システムがすでに提案されている(特開昭55
−12429号、同5B−11395号。
同55−163472号、同5B−104645号、同
55−116340号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量ががなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して充電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得
ることができる。
X線フィルムや蓄積性蛍光体シート等を用いる上記シス
テム、およびさらに広く一般の画像等を取扱う種々のシ
ステムにおいて、画像を読み取って画像信号を得るには
、該画像の記録されたX線フィルムや蓄積性蛍光体シー
トやその他の記録シート上を光ビームにより走査し、こ
の走査により得られた上記画像を表わす光(例えば、X
線フィルムを透過し又はX線フィルムから反射した光や
、蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽発光光等)を
光検出器で受光して画像信号を得る画像読取装置が用い
られる。また、画像信号に基づいて可視画像を得るには
、該画像信号に基づいて強度変調された光ビームでたと
えば画像記録用感光フィルム等の記録シート上を走査す
る画像記録装置が用いられる。
上記画像読取装置や画像記録装置等において光ビームを
記録シート上に走査させるために回転多面鏡が用いられ
ることが多い。回転多面鏡を高速で回転することにより
高速に繰り返し主走査することができ、この主走査の方
向と略直角な方向に記録シートを相対移動(副走査)す
ることにより記録シートが2次元的に高速に走査され、
したがって、高速の画像読取装置あるいは画像記録装置
を実現することができる。
また、これら画像読取装置や画像記録装置において、一
つの光源から射出される光ビームではその光強度が弱い
場合、複数の光源を備え、該複数の光源から射出される
複数の光ビームを記録シート上において同一のスポット
となるように合波することが行なわれることもある。
(発明が解決しようとする課題) 回転多面鏡は回転軸からその各反射面までの距離が微妙
に異なり、したがって光源から射出した光ビームがどの
反射面により反射偏向されて記録シートに到達したかに
よりその光路長が互いに微妙に異なる場合がある。例え
ば唯一の光源から発せられた一本の光ビームの場合、こ
の光路長の変動は記録シート上のスポット径の変動を引
きおこすだけであってスポットの位置は変動しないが、
複数の光ビームを合波した場合、スポット径よりもさら
に厳密な調整を必要とするスポット位置の変動を引きお
こす場合がある。以下第4図〜第9図を参照してこのス
ポット位置の変動について説明する。
第4図は、従来の先ビーム走査装置の一例について、回
転多面鏡の光ビームを現に反射偏向している反射面が正
規の位置にある場合の光路を示した図である。ここで、
第4図(a)は正規の状態、第4図(b)は光源の一つ
に位置ずれを生じた状態が示されている。この光源の位
置ずれは例えば環境の温度変化、経時変化等によって生
じ、また光源自体の位置は移動しなくても該光源から発
せられる光ビームの射出位置が変化する場合もある。
2つの光源1a、 lbから射出された2本の光ビーム
2a、 2bは第一結像光学系3を経て回転多面鏡の反
射面4上に一旦合波されて反射偏向され(この図では光
ビーム2a、 2bが透過しているかのように描かれて
いるが、この図は、反射面4に入射した光が該反射面4
と同一の反射面4′で反射されることを示しているもの
とする)、第二結像光学系5を経て記録シート6上に合
波され、2つの光ビーム2a、 2bにより単一の光ス
ポットが形成される。
ここで、この第4図のように回転多面鏡の反射面4が正
規の位置にある場合は、例えば(b)のように光源1b
の位置がずれても記録シート6上では該光源1bから射
出された光ビーム2bは正規の位置0に到達する。尚第
4図(b)において、−点鎖線は光源1bの位置ずれが
生じる前の光ビーム2bの光路を示している。
第5図は、第4図に示す2つの光ビーム2a、 2bの
、記録シート6上のX方向の光強度分布を拡大して示し
た図である。
ここでは簡単のため、2つの光ビーム2a、 2bのX
方向の光強度分布を表わす曲線について対応する光ビー
ム2a、 2bと同一の番号を付しである(以下同様)
。また第5図(a) 、 (b)はそれぞれ第4図(a
)、(b)と対応している。またここでは光ビーム2a
、 2bは互いに同一光量を有しているものとする。
ここで第5図(a)と第5図(b)とは互いに同一であ
る。このように回転多面鏡の反射面4が正規の位置にあ
る場合は、第4図(b)に示すように光源の位置ずれが
生じても記録シート6上の合波されたスポットは位置ず
れの生ずる前の状態が維持される。
第6図は、第4図に示した光ビーム走査装置と同一の光
ビーム走査装置について、回転多面鏡の反射面が正規の
位置より前面にある場合の光路を示した図、第7図は、
第6図に示す2つの光ビームの、記録シート上のX方向
の光強度分布を拡大して示した図である。ここで第4図
、第5図と同一の要素には第4図、第5図と同一の番号
を付し説明は省略する。ここで第6図(a)、第7図(
a)は、2つの光源1a、 ibが正規の位置にある状
態、第6図(b)、第7図(b)は、一方の光源1bが
位置ずれを生じた状態を示している。
これらの図に示すように反射面4が正規の位置より前面
にある場合、記録シート6上において光ビーム2bは正
規の位置0よりややX方向に寄った位置に照射され、光
ビーム2aは−X方向に寄った位置に照射される。ここ
で光源1a、 lbが正規の位置にある場合(第6図(
a)の場合)は、第7図(a)に示すように全体のスポ
ット径はやや広がるがスポットの位置は正規の位置0に
とどまる。これに対し、光源2bの位置が第7図(b)
に示すようにずれると、光ビーム2bの正規の位置0か
らの変動が光ビーム2aのそれよりも大きく、シたがっ
て第7図(b)に示すようにスポットの位置がX方向に
変動してしまうことになる。
第8図は、第4図、第6図に示した光ビーム走査装置と
同一の光ビーム走査装置について、回転多面鏡の反射面
が正規の位置より引っ込んでいる場合の光路を示した図
、第9図は、第8図に示す2つの光ビームの、記録シー
ト上のX方向の光強度分布を拡大して示した図である。
尚、第4図〜第7図と同一の要素には、これら第4図〜
第7図と同一の番号を付し説明は省略する。
ここで、第8図(a)、第9図(a)は、2つの光源1
a、 lbが正規の位置にある状態、第8図(b)。
第9図(b)は、一方の光源1bが位置ずれを生じた状
態を示している。
これらの図に示すように、反射面4が正規の位置より引
っ込んでいる場合は、記録シート6上において光ビーム
2aが正規の位置0よりややX方向、光ビーム2bが正
規の位置Oよりやや−X方向に片寄った位置に照射され
る。ここで光源1a、 lbが正規の位置にある場合(
第8図(a)の場合)は、第6図(a)の場合と比べ2
つの光ビーム2a、 2bの照射位置は交代するものの
、第6図(a)の場合と同様に全体のスポット径の位置
はやや広がるだけであってスポットの位置は正規の位置
にとどまる。
一方光源1bの位置が第8図(b)に示すようにずれた
場合は第9図(b)に示すようにスポット位置が今度は
−X方向に変動してしまうことになる。
画像読取装置において上記光スポットの位置の変動が副
走査方向に生じると、画像を読み取って得た画像信号が
担持する画像が副走査方向に回転多面鏡の一回転を一周
期とした濃度ムラを含んだものとなり該画像信号に基づ
いて再生された可視画像の画質が低下し見にくいものと
なってしまうという問題が生じる。また、画像記録装置
においても同様のことが生じ、画像記録の際に光スポッ
トの位置の変動が副走査方向に生じると、基になる画像
信号は上記のような濃度ムラを含んだものではなくても
、記録シート上に記録された画像には副走査方向に濃度
ムラが生じてしまう結果となる。
本発明は、上記事情に鑑み、光源ユニットからの光ビー
ムの射出位置がずれても正しく合波した状態で走査する
ことのできる光ビーム走査装置を提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の光ビーム走査装置は、 複数の光ビームを射出する光源ユニット、前記光源ユニ
ットから射出された複数の光ビームが被照射体上で一つ
の光点を形成するように該複数の光ビームを合波する合
波光学系、前記複数の光ビームを反射偏向する回転多面
鏡を備えた、前記被照射体上で一つの光点を形成するよ
うに合波された前記複数の光ビームを該被照射体上に繰
り返し主走査させる主走査光学系、前記被照射体もしく
は前記主走査光学系を前記主走査の方向と略直角な副走
査方向に相対的に移動させる副走査手段、および前記副
走査方向と対応する方向について前記合波光学系の光軸
から離れるにつれて透過率が低下した光学フィルタを備
えたことを特徴とするものである。
ここで上記「副走査方向に対応する方向」とは、光源ユ
ニットから射出された2つの光ビームが反射等されて最
終的に被照射体上に照射されたときに該2つの光ビーム
が副走査方向に並ぶ場合を想定したとき、それら2つの
光ビームが光源ユニットから射出された後、被照射体上
に照射されるまでの光路のどの位置においてもそれら2
つの光ビームが並ぶ方向をいう。
(作  用) 本発明の光ビーム走査装置は、副走査方向と対応する方
向について合波光学系の光軸から離れるにつれて透過率
が低下する上記光学フィルタを備えたため、複数の光ビ
ームのうちの一つの、光源ユニシトからの射出位置がず
れても、回転多面鏡の各反射面から反射された複数の光
ビームが合波された光点の副走査方向の変動が消減しも
しくは軽減され、より正しく合波された状態で走査され
る。
尚、上記光学フィルタを備えたことにより光ビームのう
ちの一つの射出位置がずれると合波された光点の光量が
変化するが、これは光ビーム全体の光量を制御すること
や、たとえば光源から発せられる光ビーム全体の光量を
制御することや画像読取装置における読取系のゲインを
制御すること等により対処することができる。
(実 施 例) 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の光ビーム走査装置の一実施例の概略
図、第2図は、第1図に示す2つの光ビーム2a、 2
bの記録シート6上のX方向の光強度分布を拡大して示
した図である。尚、前述した第4図〜第9図と同一の要
素には、これら第4図〜第9図と同一の番号を付し説明
は省略する。第1図(a)、第2図(a)は、反射面4
が所定の位置より前面にある状態、第1図(b)、第2
図(b)は、反射面4が所定の位置より引っ込んでいる
場合について示したものである。
第1図(a) 、 (b)において、第−結像光学系3
に隣接した位置にその先軸から離れるに従って光ビーム
2a、 2bの透過率が低下する光学フィルタ7が配置
されている。したがって第1図(a) 、 (b)に示
すように光源1bの位置が光軸から離れる方向にずれた
場合は、光ビーム2bの透過率が低下することになる。
この結果、記録シート6上の所定の位置0からより離れ
た位置に照射されるにつれより光量が低下することとな
る。ここでは、光ビーム2bの方が光ビーム2aよりも
より弱められて所定の位置0からより離れた位置に照射
され、その結果第2図(a) 、 (b)に示すように
2つの光ビーム2a、 2bが合波された全体としての
光スポットの位置変動がなくなるかもしくは軽減される
。したがってこの光ビーム走査装置を用いた画像読取装
置における画像を読み取って得た画像信号が担持する画
像や画像記録装置における記録された画像が濃度ムラの
より少ないものとなる。
第3図は、本発明の光ビーム走査装置の一例が用いられ
た画像読取装置の一例の概略構成図である。ここでは前
述した蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された放射線画像
を読み取7て画像信号を得る画像読取装置の例について
説明する。
図示しない放射線撮影装置において被写体に放射線が照
射され、該被写体を透過した放射線が蓄積性蛍光体シー
トに照射され、これにより該蓄積性蛍光体シートに上記
被写体の放射線画像が蓄積記録され、この放射線画像が
蓄積記録された蓄積性蛍光体シートが画像読取装置10
の所定位置にセットされる。
所定位置にセットされた蓄積性蛍光体シート11は、図
示しない駆動手段により駆動されるエンドレスベルト等
のシート搬送手段12により、矢印Y方向に搬送(副走
査)される。一方、複数のレーザ光源が内蔵された光源
ユニット13から互いに近接してかつ互いに並行に射出
された複数の光ビーム14(この第3図では複数の光ビ
ームをまとめて一本のビームの如く示されている)は、
複数の光ビーム14を回転多面鏡15の反射面上で合波
するように構成された第一光学系IBを通過し、さらに
光軸から離れるにつれ光ビーム14の透過率が低下する
ように構成された光学フィルタ17を通過して回転多面
鏡15に入射する。この回転多面鏡15はモータ18に
より駆動され矢印Z方向に高速に回転している。該回転
多面鏡15に入射した複数の光ビーム14は、該回転多
面鏡15によって反射偏向され、複数の光ビーム14が
シーH1上で1つの光スポットとなるように合波しかつ
該光スポットがシートll上を走査してもその状態を維
持するように構成された第二光学系19を通過した後、
ミラー21により光路をかえてシート11に入射し、副
走査の方向(矢印Y方向)と略直角な矢印X方向に繰り
返し主走査する。シート11の、光ビーム17が照射さ
れた箇所からは、蓄積記録されているX線画像情報に応
じた光量の輝尽発光光22が発せられ、この輝尽発光光
22は光ガイド23によって導かれ、フォトマルチプラ
イヤ(光電子増倍管)24によって光電的に検出される
。光ガイド23はアクリル板等の導光性材料を成形して
作られたものであり、直線状をなす入射端面23aが蓄
積性蛍光体シート11上の主走査線にそって延びるよう
に配され、円環状に形成された射出端面23bにフォト
マルチプライヤ24の受光面が結合されている。入射端
面23aから光ガイド23内に入射した輝尽発光光22
は、該光ガイド23の内部を全反射を繰り返して進み、
射出端面23bから射出してフォトマルチプライヤ24
に受光され、放射線画像を表わす輝尽発光光22がフォ
トマルチプライヤ24によって電気信号に変換される。
フォトマルチプライヤ24から出力されたアナログ信号
S^は、ログアンプ25で対数的に増幅された後、A/
D変換器26に入力され、サンプリングされて、ディジ
タルの画像信号Soが得られる。
この画像信号Soは、図示しない画像処理装置に送られ
てこの画像信号SDに適切な画像処理が施され、その後
画像再生装置に送られて画像信号SDに基づく可視画像
が再生表示される。
ここで光源ユニット13から射出される複数の光ビーム
14のうちのいずれかが図の上下方向(この方向が副走
査方向(矢印Y方向)と対応する)にずれると、光学フ
ィルタ17により光軸から離れる方向にずれた場合はそ
の先ビームの光量が低下する結果となり、また光軸に近
づく方向にずれた場合はその光ビームの光量が増加する
結果となり、その結果、回転多面鏡15の各反射面によ
り光路長が変動してもシート11上で合波された光スポ
ットの副走査方向(矢印Y方向)の変動が軽減されもし
くは消滅し、したがって得られた画像信号S。
は、副走査方向の濃度ムラの非常に小さい高画質の画像
を担持したものとなる。光学フィルタ17の影響による
合波された光スポットの光量の変化はフォトマルチプラ
イヤ24に印加する電圧やログアンプ25の増幅率を制
御することにより補償される。
ここで、上記実施例は蓄積性蛍光体シートに蓄積記録さ
れた放射線画像を読み取る画像読取装置であるが、本発
明の光ビーム走査装置は、もっと一般的な画像読取装置
にも適用できるものであることはいうまでもない。
また、本発明の光ビーム走査装置は画像読取装置だけで
なく画像記録装置にも適用することができる。
例えば、第3図において蓄積性蛍光体シート11に代え
て光ビーム14により画像が記録される感光フィルムを
セットし、光源ユニット13から発せられた複数の光ビ
ーム14をAOMにより画像信号に基づいて強度変調し
て上記感光フィルム上を走査するように構成した場合に
も複数の光ビーム14による感光フィルム上における光
スポットが副走査方向に変動しないことが望まれるが、
この場合も上記実施例の場合と同様にして光スポットの
副走査方向の変動を押えることができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の光ビーム走査装置
は、副走査方向と対応した方向について合波光学系の光
軸から離れるにつれて透過率が低下した光学フィルタを
備えたため、回転多面鏡の各反射面毎によりその光路長
が変動しても合波された光点の副走査方向への変動が低
減されもしくは消滅する。したがってこの光ビーム走査
装置を画像読取装置もしくは画像記録装置に用いると副
走査方向の濃度ムラの少ない高画質の画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光ビーム走査装置の一実施例の概略
図、 第2図は、第1図に示す2つの光ビームの記録シート上
の光強度分布を拡大して示した図、第3図は、本発明の
光ビーム走査装置の一実施例が用いられた画像読取装置
の一例の概略構成図、第4図は、従来の光ビーム走査装
置の一例について、回転多面鏡の光ビームを現に反射偏
向している反射面が正規の位置にある場合の光路を示し
た図、 第5図は、第4図に示す2つの光ビームの、記録シート
上の光強度分布を拡大して示した図、第6図は、第4図
に示した光ビーム走査装置と同一の先ビーム走査装置に
ついて、回転多面鏡の反射面が正規の位置より前面にあ
る場合の光路を示した図、 第7図は、第6図に示す2つの光ビームの、記録シート
上のX方向の光強度分布を拡大して示した図、 第8図は、第4図、第6図に示した先ビーム走査装置と
同一の光ビーム走査装置について、回転多面鏡の反射面
が正規の位置より引っ込んでいる場合の光路を示した図
、 第9図は、第8図に示す2つの光ビームの、記録シート
上のX方向の光強度分布を拡大して示した図である。 la、 lb・・・光源      2a、 2b・・
・光ビーム3・・・第一結像光学系 4.4′・・・回転多面鏡の反射面 5・・・第二結像光学系   6・・・記録シート7・
・・光学フィルタ    10・・・画像読取装置11
・・・蓄積性蛍光体シート 13・・・光源ユニット1
4・・・複数の光ビーム   15・・・回転多面鏡■
7・・・光学フィルタ    22・・・輝尽発光光2
4・・・フォトマルチブライヤ (a) 第 図 第 図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の光ビームを射出する光源ユニット、前記光源ユニ
    ットから射出された複数の光ビームが被照射体上で一つ
    の光点を形成するように該複数の光ビームを合波する合
    波光学系、前記複数の光ビームを反射偏向する回転多面
    鏡を備えた、前記被照射体上で一つの光点を形成するよ
    うに合波された前記複数の光ビームを該被照射体上に繰
    り返し主走査させる主走査光学系、前記被照射体もしく
    は前記主走査光学系を前記主走査の方向と略直角な副走
    査方向に相対的に移動させる副走査手段、および前記副
    走査方向と対応する方向について前記合波光学系の光軸
    から離れるにつれて透過率が低下した光学フィルタを備
    えたことを特徴とする光ビーム走査装置。
JP733090A 1990-01-17 1990-01-17 光ビーム走査装置 Pending JPH03211519A (ja)

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