JPH03210838A - コードレス電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数台の子機を親機に接続できるコードレス
電話装置に関する。

従来の技術 従来のこの種のコードレス電話装置は、局線に電気的に
接続され、局線との通話切断の制御やその他の動作制御
ができ、かつ音声および制御データを無線で送受信でき
る親機と、前記親機と無線で接続され、送受話器および
電話番号入力部を有する子機とから構成されているもの
が一般的である。

このコードレス電話装置は、複数の子機を接続して使用
する場合、機器によって固有の特定コード（ＩＤコード
）を予め記憶させたメモリを当該親機および子機に実装
することにより、工場から出荷する時点で、−台の親機
に対して複数（ｎ）台の子機を使用できるように確定さ
れている。

これにより、複数の子機の使用が可能となっている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のコードレス電話装置では、工場出
荷時に、既に子機の台数や組合せが一義的に決まってし
まうため、子機の設置台数を変更することができないと
いう欠点があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、子機の設置台数を要求に合わせて何時でも構成できる
ようにしたコードレス電話装置を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、局線に電気的に
接続され、局線との通話切断の制御やその他の動作制御
ができ、かつ音声および制御データを無線で送受信でき
る親機と、前記親機と無線で接続され、送受話器および
電話番号入力部を有する子機とからなるコードレス電話
装置において、前記親機は、特定コードを書換え可能と
した記憶部と、前記子機との無線送受信のレベルを低下
できるレベル変換部と、当該親機を登録モードに移行さ
せる入力手段と、前記子機が有する特定コードを子機か
ら送出させて上記記憶部に記憶させる制御をするととも
に、無線通信のシーケンスを制御する制御部とを備え、
かつ上記子機は、前記親機からの特定コード送出指令に
より特定コードを送出するとともに、無線通信のシーケ
ンスを制御する手段を設けてなることを特徴とするもの
である。

作用 したがって、本発明によれば、親機を、登録モードに移
行可能にするとともに、特定コードを記憶部に登録でき
、かつ無線送受信のレベルを小さくするとともに、通信
のシーケンスを監視可能にできるようにして、しかも子
機にも通信のシーケンスを監視可能にできるようにした
ので、親機の近辺にある子機のみの特定コードが登録で
き、かつ他の子機が誤登録されることがない。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明のコードレス電話装置の実施例の構成
を示すブロック図である。第２図は、同実施り１の動作
シーケンスを示す説明図である。

第１図において、コードレス電話装置は、局線１に電気
的に接続され、局線１との通話切断の制御やその他の動
作制御ができ、かつ音声および制御データを無線で送受
信できる親機３と、前記親機３と無線で接続され、送受
話器および電話番号入力部を有する子機５ａ、５ｂ、・
・・とを備えている。

ここで、親機３は、局線１とのインターフェースをとり
通話切断の制御等をする局線インターフェース３０と、
各子機５ａ、５ｂ、・・・に特有な特定コード（ＩＤコ
ード）を書換え可能としたＥＦＲＯＭ等で構成した記憶
部３１と、前記子機５ａ、５ｂ、・・・との無線送信の
電界強度や受信感度等のレベルを低下させることができ
るレベル変換部３２と、このレベル変換部３２からの指
令があるときには制御コード等を無線に変換する際に出
力する電界強度を低下させるで通信距離を制約すること
ができるとともに、通常の通信のときには音声・制御コ
ード等を無線に変換できる無線部３３と、無線部３３に
接続されたアンテナ部３４と、当該親機３を登録モード
に移行させる入力手段である登録モードスイッチ３５と
、各子機５ａ、５ｂ、・・・が有する特定コードを子機
５ａ、５ｂ、・・・の内の一つから送出させて記憶部３
１に記憶させる制御をするとともに、無線通信のシーケ
ンスを制御する制御部３６とを備えており、アンテナ部
３４以外の要素が制御部３６の制御下に置かれている。

また、各子機５ａ、５ｂ、・・・は、親機３からのＩＤ
コード送出指令により、当該子機に特定なＩＤコードを
送出するとともに、無線通信のシーケンスを制御する手
段を設けている。

次に、上記実施例の動作について説明する。

上記実施例において、子機５ａ、５’ｂ、５ｃの王台と
すると、通常、子機５ａ、５ｂ、５ｃのＩＤコードと、
親機３のＩＤコードとは、出荷時に設定されている。そ
して、各子機５ａ、５ｂ、５Ｃからの発信、親機３への
着信等の動作は、上記ＩＤコードの一致を確認できた時
点でデータの通信を行い、コードレス電話装置の発信、
着信、通話等ができるようになっている。

次に、子機５ａ、５ｂ、５ｃの他に、子機５ｄを追加し
たい場合について説明する。

フロー（１）では、親機３の登録モードスイッチ３５を
押下することにより、制御部３６が登録動作モードに移
行する。すると、制御部３６からの指示によりレベル変
換部３２が動作し、無線部３３を制御して送受信レベル
を低下させる。これにより、親機３でのデータの送受信
のレベルが変換されることになり、子機５ａ、５ｂ、５
ｃとの通信距離が制約を受け、親機３のごく近くに子機
５が設置してなければ通信不能になる。

このような状態において子機５ｄを親機３の近くに配置
すれば、子機５ｄは親機３からのデータ（自己ＩＤコー
ド、登録モードコマンド）を受信して登録モードに移行
することになる（フロー（２）参照）。ここで、子機５
ｄは、特定番号等を押下することにより、自己に登録さ
れているＩＤコードを読み出し、ＩＤコードと登録モー
ド可コマンドを親機３に送信する（フロー（２）参照）
。

親機３は、この登録モード可コマンドを受信すると、送
られてきた子機５ｄのＩＤコードを記憶部３１に記憶し
、次にその子機５ｄのＩＤコードと登録許可コマンドを
送信し、通常の動作モードに移行する（フロー（３）参
照）。

当該子機５ｄは、上記データを受信すると、最後にＩＤ
コードと登録終了コマンドとを送信し、通常の動作モー
ドに移行する（フロー（４）参照）。

親機３も、この登録終了コマンドを受信したことを制御
部３６で確認すると、制御部３６によりレベル変換部３
２の動作をオフにして、通常の動作モードに移行し、登
録モードを終了する（７０−（５）参照）。

このように本実施例によれば、登録動作モード時にレベ
ル変換部３２が動作し、親機３と子機５ａ、５ｂ、・・
・との送受信レベルを下げるため、登録しようとしてい
る子機５ｄを親機３の極近（にある場合のみ登録可能と
なる。また、親機３も子機５ｄも登録動作モードシーケ
ンスに移行し、かつ時間監視を行っているので、他の親
機３や子機５ａ、５ｂ、・・・の影響を受けることがな
（、誤登録がされることがない。また、親機３は、レベ
ル変換部３２を追加することと、若干の動作モードの変
更をす°るだけでよ（、かつ子機５ａ、５ｂ。

・・・には動作シーケンスの追加だけで済むので、部品
点数が増加した割合に高い機能が実現できることになる
。

なお、上記実施例では、子機５ｄを追加する場合を説明
したが、さらに沢山の子機を追加することができること
はいうまでもない。

発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、ＩＤコード
の登録ができるようにし、かつ当該登録モードのときに
通信レベルを低くしたので、他の子機や親機との誤登録
なく、−台の親機に対して子機の追加が任意にできると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるコードレス電話装置を
示すブロック図、第２図は同実施例の動作を説明するた
めのシーケンス図である。 １；局線、３；親機、５ａ、５ｂ、−；子機、３０；局
線インターフェース、３１；記憶部、３２；レベル変換
部、３３；無線部、３４；アンテナ部、３５；登録モー
ドスイッチ、３６；制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　局線に電気的に接続され、局線との通話切断の制御や
   その他の動作制御ができ、かつ音声および制御データを
   無線で送受信できる親機と、前記親機と無線で接続され
   、送受話器および電話番号入力部を有する子機とからな
   るコードレス電話装置において、前記親機は、特定コー
   ドを書換え可能とした記憶部と、前記子機との無線送受
   信のレベルを低下できるレベル変換部と、当該親機を登
   録モードに移行させる入力手段と、前記子機が有する特
   定コードを子機から送出させて上記記憶部に記憶させる
   制御をするとともに、無線通信のシーケンスを制御する
   制御部とを備え、かつ上記子機は、前記親機からの特定
   コード送出指令により特定コードを送出するとともに、
   無線通信のシーケンスを制御する手段を設けてなること
   を特徴とするコードレス電話装置。