JPH0321052Y2 - - Google Patents

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JPH0321052Y2
JPH0321052Y2 JP1995584U JP1995584U JPH0321052Y2 JP H0321052 Y2 JPH0321052 Y2 JP H0321052Y2 JP 1995584 U JP1995584 U JP 1995584U JP 1995584 U JP1995584 U JP 1995584U JP H0321052 Y2 JPH0321052 Y2 JP H0321052Y2
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dielectric
electronically tuned
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coupling
screw
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は電子同調誘電体発振器に関する。
(b) 技術の背景 近年は誘電体発振器が収容された筐体内に、共
振周波数を可変するための電子同調回路を備えた
電子同調誘電体発振器が広く使用されている。
(c) 従来技術と問題点 第1図は従来の電子同調誘電体発振器のイは一
部破断斜視図、ロはイに示す鎖線M−M部分の断
面図であり、第2図は従来の他の一例の電子同調
回路の斜視図である。
第1図において、電子同調誘電体発振器の金属
材よりなる箱形の筐体1には、上部の開口面に蓋
3が装着されて、内部に密閉された空洞2が設け
られている。筐体1の底板1Aの内面には、薄板
状の誘電体基板4が固着されている。誘電体基板
4のほぼ中央で所望の位置には、誘電体共振器5
が固着(例えば接着剤で接着あるいはねじなどで
固定)されている。誘電体基板4の上面には、誘
電体共振器5とは所望の距離を隔てて、誘電体基
板4の側縁に平行した帯状の結合用伝送線路7
が、蒸着あるいは印刷などされて設けられてい
る。結合用伝送線路7の誘電体基板4の縁まで延
伸された一方の端部は、底板1Aに装着された発
振素子6(例えばトランジスター)に、例えば金
箔よりなるリボン8などで接続されている。
10は下部がねじ12の軸孔に挿着し、このね
じ12が底板1Aに設けられたねじ孔に螺着する
ことにより、底板1A部分に固着された可変容量
ダイオードである。可変容量ダイオード10は頭
部が誘電体基板4の挿通孔を嵌挿し、その頭部端
面が誘電体基板4の上面にほぼ一致するように調
整されて、底板1Aに装着されている。この可変
容量ダイオード10の装着されている位置は、結
合用伝送線路7とは誘電体共振器5を挾んで対向
した所望の位置である。結合用伝送線路7に平行
して誘電体基板4に蒸着あるいは印刷などされて
短冊形に設けらてなる結合用アンテナ11は、一
端が可変容量ダイオード10に例えば半田付け接
続されている。
この可変容量ダイオード10と結合用アンテナ
11とよりなる回路、第1図イでは点線枠で示し
た部分が電子同調回路9である。
なお第1図乃至第5図のいずれにおいても発振
素子および電子同調回路のバイアス供給線路が設
けられている。(いずれも図示せず)。
第2図において電子同調回路は、筐体1の側板
1B部分に構成されている。側板1Bの誘電体共
振器5に対応する位置には、水平にねじ孔が設け
られている。そしてこのねじ孔に、筐体1の外側
より調整ねじ14が螺着している。調整ねじ14
の空洞2側に突出した先端には可変容量ダイオー
ド10が装着され、その可変容量ダイオード10
の先端には短冊形の金属板よりなる結合用アンテ
ナ13が、結合用伝送線路7に平行して固着され
ている。
このように構成された電子同調誘電体発振器
は、いずれも発振素子6と誘電体共振器5とが結
合用伝送線路7を介して結合して発振し、誘電体
共振器5と電子同調回路とが結合して共振する。
そして電子同調回路の可変容量ダイオード10の
印可電圧を調整して容量を変えて共振周波数を調
整することができる。
しかし安定した発振特性を得るためには、結合
用伝送線路7と誘電体共振器5との距離、及び発
振素子6と誘電体共振器5との距離を微細に調整
する必要がある。また一方周波数制御特性は誘電
体共振器5と電子同調回路との結合度により変化
する。即ち誘電体共振器と電子同調回路との距離
が大きく変化すると所要の変調感度が得られなく
なる。
第3図は結合用伝送線路と誘電体発振器との結
合位置を調整したところを示す従来の電子同調誘
電体発振器の平面図である。
第3図において、誘電体共振器5の装着位置
は、発振素子6に対して遠のく方向に点線で示す
A位置にわずかに移動調整されている。また結合
用アンテナ11の延長線上には、結合用アンテナ
11とは絶縁されてランド11a、ランド11b
…が設けられている。このように誘電体共振器5
がA位置に僅かに移動したことにより、誘電体共
振器5と電子同調回路9との関係位置が変わつて
いる。このために例えばランド11aと結合用ア
ンテナ11の先端とをリボン等で接続して、結合
用アンテナ11の長さを大きくすることにより、
誘電体共振器5と電子同調回路9との結合調整を
行つている。
また第2図に示すように側板1B部分に電子同
調回路が構成されたものは、調整ねじ14を調整
して、空洞2内への突出量を可変することによ
り、ある程度の結合調整をすることができる。
しかしながら、両者とも誘電体共振器と電子同
調回路との結合調整には限度がある。例えば第3
図の鎖線で示すB位置に大きく誘電体共振器5が
移動調整された場合には、前述のような手段では
誘電体共振器5と電子同調回路9との位置調整は
できなくなり、良好な周波数制御特性が得られな
いという問題点がある。
(d) 考案の目的 本考案の目的は上記従来の問題点に鑑み、電子
同調回路を装着位置可変構造とすることにより、
良好な周波数制御特性が得られる電子同調誘電体
発振器を提供することにある。
(e) 考案の構成 この目的を達成するために本考案は、第4図に
例示したように、一端が発振素子6に接続され、
誘電体発振器5に結合する結合用伝送線路7と、
誘電体発振器5に結合する電子同調回路とを備え
た電子同調誘電体発振器において、電子同調回路
を、 一方の端部に穿孔した挿通孔に小ねじ17の頚
部を嵌入し、小ねじ17を筐体1の底板1Aの所
望位置に設けたねじ孔に螺着することで、筐体1
内に回動可能に固着した短冊形の接地金属体16
と、接地金属体16の他端に装着された可変容量
ダイオード18と、可変容量ダイオード18の上
端面に固着された結合用アンテナ19とよりなる
構成とし、接地金属体16を所望に回動し固定す
ることで、誘電体発振器5の装着位置の移動に対
応して、電子同調回路を追従移動できるようにし
たものである。
(f) 考案の実施例 以下図示実施例を参照して本考案について詳細
に説明する。なお全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。
第4図は本考案の一実施例のイは一部破断斜視
図、ロは平面図である。
第4図において、筐体1の底板1Aには一方の
側板に近接し平行して、底板1Aの幅よりも十分
に狭い幅の矩形状の誘電体基板15が固着されて
いる。誘電体基板15の上面には、誘電体基板1
5の長手方向の側縁に平行した帯状の結合用伝送
線路7が、蒸着あるいは印刷などされて設けられ
ている。結合用伝送線路7の誘電体基板15の縁
まで延伸されて一方の端部は、筐体1の底板1A
に装着された発振素子6に、例えば金箔よりなる
リボン8などで接続されている。また誘電体基板
15のほぼ中央部で所望の位置には、誘電体共振
器5が固着(例えば接着剤で接着あるいはねじな
どで固定)されている。
16は平面視が短冊形の接地金属体である。接
地金属体16は一端に挿通孔が設けられている。
また結合用伝送線路7とは反対側の側板近傍の底
板1Aには小ねじ17が螺着するねじ孔が設けら
れている。接地金属体16は、挿通孔に小ねじ1
7の頚部が嵌挿して、その下面が底板1Aに密着
し、小ねじ17によつて底板1Aに固定されるよ
うに構成されている。したがつて接地金属体16
は小ねじ17を軸として底板1A上で回動するこ
とができ、所望の選択した方向で固定することが
できる。
可変容量ダイオード18は、下部が接地金属体
16の他端の上面に設けられた孔に挿着されてい
る。その可変容量ダイオード18の先端には、短
冊形の金属板よりなる結合用アンテナ19の一端
が固着されている。結合用アンテナ19は、水平
でかつ接地金属体16とは平面視でL形になるよ
うに固定されている。
このようにして可変容量ダイオード18と結合
用アンテナ19とよりなる電子同調回路が、接地
金属体16上に構成されている。
したがつて誘電体共振器5と発振素子6との関
係位置を調整して、例えば誘電体共振器5を発振
素子6に遠のく方向の点線円C1に移動した場合
には、小ねじ17を緩めて、接地金属体16を点
線円1Cの方向に回転し、所望の角度回転後点線
で示すD1の位置で固定する。また誘電体共振器
5を発振素子6に近寄る方向の鎖線縁C2に移動
した場合には、小ねじ17を緩めて、接地金属体
16を鎖線円C2の方向に回転し、所望の角度回
転後鎖線で示すD2の位置で固定する。
このように誘電体共振器5と発振素子6との関
係位置を大きく変化させても、電子同調回路は誘
電体共振器5に追従して方向を変更することがで
きる。
なお本考案は接地金属体16を底板1Aに固着
せず、蓋3の内面側に固着して、その角度変更を
筐体1の外部でするようにして実施することもで
きる。
(g) 考案の効果 以上説明したように本考案は、誘電体共振器に
追従して電子同調回路の装着方向を変更すること
ができるので、安定した発振特性と、良好な周波
数制御特性が得られるという実用上で優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子同調誘電体発振器のイは一
部破断斜視図、ロはイに示す鎖線M−M部分の断
面図、第2図は従来の他の一例の電子同調回路の
斜視図、第3図は結合用伝送線路と誘電体共振器
との結合位置を調整したところを示す従来の電子
同調誘電体発振器の平面図、第4図は本考案の一
実施例のイは一部破断斜視図、ロは平面図であ
る。 図中1は筐体、2は空洞、3は蓋、4,15は
誘電体基板、5は誘電体共振器、6は発振素子、
7は結合用伝送線路、9は電子同調回路、10,
18は可変容量ダイオード、11,13,19は
結合用アンテナ、16は接地金属体をそれぞれ示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が発振素子6に接続され、誘電体発振器5
    に結合する結合用伝送線路7と、該誘電体発振器
    5に結合する電子同調回路とを備えた電子同調誘
    電体発振器において、 該電子同調回路が、 一方の端部に穿孔した挿通孔に小ねじ17の頚
    部を嵌入し、該小ねじ17を筐体1の底板1Aま
    たは該筐体1の蓋の所望位置に設けたねじ孔に螺
    着することで、該筐体1内に回動可能に固着され
    た短冊形の接地金属体16と、 該接地金属体16の他端に装着された可変容量
    ダイオード18と、 該可変容量ダイオード18の上端面に固着され
    た結合用アンテナ19と、よりなることを特徴と
    する電子同調誘電体発振器。
JP1995584U 1984-02-15 1984-02-15 電子同調誘電体発振器 Granted JPS60132013U (ja)

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JPS60132013U JPS60132013U (ja) 1985-09-04
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