JPH03210139A - 魚釣り用電動リール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、魚釣りに用いられる電動リールに関するもの
である。

従来の技術 従来、この種の魚釣り用電動リールは、第２図に示すよ
うに逆接防止用ダイオード２１と制御系回路に対して安
定電圧を供給するだめの安定化電源回路２２と、スプー
ルを巻き上げ駆動するモータ２３と、モータ２３を駆動
するモータ駆動部２４と、棚停止機能と船べり停止機能
を制御するコントロール手段２６と、道糸の繰り出し長
さを表示する表示手段２６と、スプールから繰り出され
ている道糸の長さを検出する繰り出し長さ検出部２７と
、船べり停止機能でスプールを停止させるクランプ駆動
部２８と、スプールを巻き上げ駆動するスイッチ２９と
、コントロール部に記憶している船べり位置と、棚取り
位置を記憶保持するためのバックアップ電池３０と、前
記電池３ｏを充電するための制限抵抗３１と、逆流防止
用ダイオード３２からなる。

以上のように構成された魚釣り用電動リールについて、
以下その動作について説明する。

まず電動リールのクランプ駆動部２８をスプールがフリ
ーになる状態に操作し、スプールに巻かれた道糸を繰り
出す。この時、スプールがらの道糸の繰り出し長さは、
繰り出し長さ検出部２７がらコントロール手段２６を通
して表示手段２６にて表示する。この方法で道糸を繰り
出していき、予めコントロール手段２６に記憶しておい
た棚の深さと道糸の繰り出し長さ検出部２７から出力さ
れる値とをコントロール手段２６で比較し、繰り出し長
さ検出部２７より畠カされる値の方が大きくなった時点
でクランプ駆動部２８がスプールにセット状態となるよ
うに信号を出し、道糸の繰り出しを停止し棚取りが行わ
れる。次に道糸の巻き上げ動作においては、道糸の巻き
上げスイッチ２９を押すと、これをコントロール手段２
６が認識しモータ駆動部２４に信号を出力し、モータ２
３を駆動することによってスプールを道糸の巻き上げ方
向へ回転させる。そして道糸繰り出し長さ検出部から出
力される値がゼロになったことをコントロール手段２５
が認識するとモータ駆動部２４に停止信号を出力しモー
タ２３を停止させる。

これらの動作を繰り返し行っている途中に電池電源がは
ずれたり、まだは消耗してしまった場合においても、そ
の時の棚位置と船べり位置は、バックアップ電池３ｏに
よってコントロール部に保持されているため、再度同じ
条件で釣りを続けることができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら前記の従来の構成では、使用条件が屋外で
あるため、動作温度範囲が広く、バックアップ電池の耐
久性から考えると非常に信頼性が悪く、電池の漏液の原
因ともなる他、電池または電解コンデンサを使うと広い
スペースも必要となる。

本発明は前記従来の問題点を解決するもので、棚位置、
船べり位置を［ＦＲＯＭ等の記憶素子に記憶することに
より、信頼性を高めると共に小スペース化を実現した魚
釣り用電動リールを提供することを目的としたものであ
る。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の魚釣り用電動リール
は、スプールから繰り出された道糸の長さを検出する検
出手段と、前記検出手段により検出された道糸の長さを
表示する表示手段と、電源をはずした後でも保持する必
要性のある情報、例えば仕掛けを水中におろす位置をき
める棚取り、または仕掛けを上げた時に船べりで仕掛け
を止める船べり停止機能のために、繰り出した道糸の長
さ等の情報を記憶するＥＥＦＲＯＭまたはこれと同等の
記憶素子と、相数シ機能と船べり停止機能とを備えたコ
ントロール手段を有してなるものである。

作用 この構成により、棚位置および船べり停止位置を逐次Ｉ
ＣＥＦＲＯＭ等の記憶素子に記憶することができるので
、電池または電解コンデンサを用いたバックアップとは
違い、悪環境での信頼性を高め、小スペース化を実現す
ることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。１は逆接防止用ダイオードであり、これは電
源電池に接続されている。２は制御系回路に対して安定
電圧を供給するための安定化電源回路、３は道糸巻き上
げ時のスプール駆動用モータである。４はモータ３を駆
動するモータ駆動部であり、６は道糸金繰り出した際記
憶された道糸の長さでスプールを停止させる棚取り機能
と道糸巻取り時に前記道糸の長さがゼロになると仕掛け
が巻き込まれないように、スプール巻き上げ用モータを
停止させる船べり停止機能とを備えたコントロール手段
である。６は道糸の繰り出し長さを表示する表示手段で
あり、７はスプールから繰り出されている道糸の長さを
検出する繰り出し長さ検出手段であり、８は前記棚位置
、船べり停止位置を逐次記憶するＥＥＦＲＯＭである。

９は船べり停止機能でスプールを停止させるクランプ駆
動部であシ、１０はスプールを巻き上げ駆動するスイッ
チであり、１１は棚取りを行うだめのスイッチである。

以上のように構成された魚釣り用電動リールについて、
以下その動作を説明する。

まず電動リールのクランプ駆動部９をスプールがフリー
になる状態に操作し、スプールに巻かれた道糸を繰り出
す。この時スプールからの道糸の繰り出し長さは、繰り
出し長さ検出手段７からコントロール手段６を通して表
示手段６にて表示する。この方法で道糸を繰り呂してい
き、魚が釣れるとその棚を記憶するためにスイッチ１１
を押す。

これをコントロール手段６が認識し、この時のスプール
からの道糸の繰り呂し長さをｌｌＰＲＯＭ　ｓに記憶す
る。これにより次回からは、ＥＥＦＲＯＭ８に記憶され
た棚の深さと道糸の繰シ出し長さ検出手段７から出力さ
れる値とをコントロール手段６で比較し、繰り出し長さ
検出手段７より出力される値の方が大きくなった時点で
クランプ駆動部９がスプールにセント状態となるように
信号を出し、道糸の繰り出しを停止し棚取りが行われる
。

そして道糸の巻き上げスイッチ１０を押すと、これをコ
ントロール手段６が認識し、モータ駆動部４に信号を出
力し、モータ３を駆動することによりスプーロを道糸の
巻き上げ方向へ回転させる。

そして道糸繰り出し長さ検出部から出力される値がゼロ
になったことをコントロール手段６が認識すると、モー
タ駆動部４に停止信号を出力し、モータ３を停止させる
。この動作内での道糸の繰り出し長さは常にＩＣＥＦＲ
ＯＭ８に記憶されている。

以上のように本実施例によれば、魚釣りの繰り返し動作
を行っている途中に電池がはずれたり、または消耗して
しまった場合においても、その時の棚位置と船べり停止
位置は記憶素子である［ＦＲＯＭに保持されているため
、再度同じ条件で釣りを続けることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、魚釣り用電動リールの一連の動
作において、電源電池がはずれても保持する必要性のあ
る情報をＥＫＰＦＩＯＭで記憶保持するため、電池また
は電解コンデンサを用いたバックアップとは違い悪環境
下での使用に十分耐える信頼性を確保することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による魚釣り用電動リールの
ブロック図、第２図は従来例の魚釣り用電動リールのブ
ロック図である。 １・・・・・・逆接防止用ダイオード、２・・・・・・
安定化電源回路、３・・・・・・スプール駆動用モータ
、４・・・・パモータ駆動部、６・・・・・・コントロ
ール手段、６・・・・パ表示手段、７・・・・・・検出
手段、８・・・・・・Ｅ［ＰＲＯＭ、９・・・９１．ク
ランプ駆動部、１ｏ・旧・・スプールを巻き上げ駆動す
るスイッチ、１１・・・・・・棚取りを行うだめのスイ
ッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スプールを巻き上げるモータと、前記モータを駆動する
   駆動手段と、スプールから繰り出された道糸の長さを検
   出する検出手段と、前記検出手段により検出された道糸
   の長さを表示する表示手段と、電源をはずした後でも保
   持する必要性のある、棚取りまたは繰り出した道糸の長
   さ等の情報を記憶する記憶素子と、次回、道糸を繰り出
   した際、記憶された道糸の長さでスプールを停止させる
   棚取り機能と、道糸の巻取り時に前記道糸の長さがゼロ
   となると仕掛けが巻き込まれないようにスプール巻き上
   げ用モータを停止させる船べり停止機能とを備えたコン
   トロール手段を有した魚釣り用電動リール。